JP2002266961A - 伝動構造 - Google Patents

伝動構造

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JP2002266961A JP2001062849A JP2001062849A JP2002266961A JP 2002266961 A JP2002266961 A JP 2002266961A JP 2001062849 A JP2001062849 A JP 2001062849A JP 2001062849 A JP2001062849 A JP 2001062849A JP 2002266961 A JP2002266961 A JP 2002266961A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プーリを有するタイトアームを、簡潔な構成
で安定よく支持するとともに、加工や組付けを簡単に行
なうことができる伝動構造を提供する。 【解決手段】 プーリ30を有する回転軸31を回転可
能に軸支する支持ケース3に、ベルト張り用のプーリ5
a,6aを有する複数のタイトアーム5,6を同一軸芯
に隣設させた状態で軸支させる伝動構造にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プーリを有する回
転軸を軸支する支持ケースに、ベルト張り用のプーリを
有するタイトアームを簡単な構造で精度よく支持するこ
とができる伝動構造を提供するもので、特にコンバイン
用の脱穀機に適した伝導構造を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばコンバイン等に搭載される脱穀機
においては、エンジンからベルト伝動される入力プーリ
を備えた伝動ギヤケースを、脱穀機枠の側面に取付ブラ
ケットを介して取付ており、この伝動ギヤケースから2
番樋の2番プーリをベルト伝動するとともに、ギヤ噛合
により駆動される伝動軸の回転を、ベルト伝導により扱
胴を駆動するように構成している。
【0003】また、エンジン側のベルトをクラッチレバ
ーによって動力入り切りさせるテンションクラッチプー
リのタイトアームを支持する支持軸と前記2番プーリを
ベルト張りするタイトプーリのタイトアームを支持する
支持軸とは、前記脱穀機枠の側面にいずれも個別の取付
部材によってそれぞれ支持している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の脱穀機は、
入力プーリを取付けた軸を支持する支持ケースと、2番
ラセンを駆動するベルトのテンションクラッチプーリ
と、更にエンジンと伝動ギヤケースとの間のベルトのタ
イトプーリを、それぞれ脱穀機枠に対して個別の取付部
材によって取付けた伝動支持構造としている。
【0005】従って、多くの部品点数を要するととも
に、脱穀機枠側から十分な剛性を持つように補強された
構成にしなければならない等、構造が複雑でコスト高に
なるとともに、これらの組付けを精度高く組付けること
が困難で、非能率である等の課題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の装置の持つ欠
点を解消するための本発明に係る伝動構造は次のように
構成されている。
【0007】1)プーリ30を有する回転軸31を回転
可能に軸支する支持ケース3に、ベルト張り用のプーリ
5a,6aを有する複数のタイトアーム5,6を同一軸
芯に隣設させた状態で軸支させたことを特徴としてい
る。
【0008】2)また、プーリ30を有する回転軸31
を回転可能に軸支する支持ケース3を、合せ型の分割ケ
ース3a,3aを合せることにより形成するとともに、
上記支持ケースの軸支部35の外周に、ベルト張り用の
プーリ5a,6aを有するタイトアーム5,6と該タイ
トアームの抜け止めを行なわせる止め輪6pとを嵌挿さ
せるように構成したことを特徴としている。
【0009】3)そして、支持ケース3の軸支部35の
外周に外径を異ならせて複数のタイトアーム5,6を嵌
挿せしめるタイトアーム取付部3g,3hを階段状に形
成している。また、複数のタイトアーム5,6を長さを
異ならせてタイトアーム取付部3g,3hに取付けるよ
うにしたことを特徴としている。
【0010】4)更に、支持ケース3を脱穀部1に装着
するとともに、該支持ケース3内で他の伝動回転軸32
とギヤ31a,32bを介して伝動可能に構成したこと
を特徴としている。
【0011】5)また、支持ケース3を脱穀部に装着
し、ギヤ31a、32bは脱穀部の伝動入力ギヤケース
であることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の伝動
構造につき説明する。
【0013】1は、コンバインやハーベスタ等の収穫機
の機台1K(図3)に搭載される脱穀機であり、この脱
穀機1は箱型状枠体の脱穀機枠1a内に扱胴軸2によっ
て扱胴2aを回転可能に支持した扱室2bと、この扱室
2bの下方で図示しない揺動選別体を選別風路に揺動可
能に支持している。
【0014】そしてこの揺動選別体の下方に1番物を機
外に排出移送する1番樋20と、2番物を揺動選別体に
移送還元する2番樋21を配設し、この1番樋20は図
3に示すように前記脱穀機枠1aの側壁に沿って上下方
向に強固に立設した揚穀筒22を連設し、移送される穀
粒(1番物)を図示しない穀粒タンク内に排出するよう
に構成している。
【0015】そして、この脱穀機1は、本発明に係る伝
動構造を構成する支持ケース(伝動ギヤケース)3(図
2、4、6)の入力プーリ30に、脱穀機1の前部に設
置しているエンジン4(図3)の出力プーリ40からベ
ルト41を巻き掛け、前記2番樋21の2番螺旋軸プー
リ21aを伝動するように構成している。
【0016】そして、扱胴軸2の端部に固定されている
扱胴プーリ23を同時に動力を分配して伝動するように
構成し、その動力の入り切りを後述するベルト張り用の
プーリ5a(図3、4に示すテンションクラッチプー
リ)をクラッチレバー5Lの入り切り操作で作動するこ
とによって行なうようにしている。
【0017】即ち、支持ケース3は、図2、6に示すよ
うに回転軸(入力軸)31を脱穀機枠1aに対して直交
する横方向に軸支しているとともに、伝動プーリ32a
を有する伝動回転軸32を前記脱穀機枠1aに沿わせて
前方に向けて軸支し、支持ケース3内で両軸31、32
にそれぞれ設けたギヤ31a,32bを噛合させてい
る。
【0018】そして、上記回転軸31の軸端に前記入力
プーリ30と、その外側にやや小径の出力プーリ33の
2つのプーリを軸着し、この出力プーリ33は前記2番
螺旋軸プーリ21aにベルト34を巻き掛けるととも
に、このベルト34の下側に後述するベルト張り用のプ
ーリ(タイトプーリ)6aを設けている。
【0019】そして、上記支持ケース3は図2、4、5
で示すように上下に2分割した対称形状の合せ型(割り
型)の分割ケース3a,3aに形成している。この構造
は鋳造工程を簡単で廉価に行なうようにしたものであ
り、これらの分割ケース3a,3aには図6に示すよう
に、それぞれ固定孔3bと左右の取付孔3c,3cを開
孔し、各孔に固定ネジ3dと取付ネジ3eをそれぞれ挿
通して(図5)結着固定することにより、合せ型の支持
ケース3を構成している。
【0020】更に、左右の取付孔3c,3cを、それぞ
れ揚穀筒22側から突設した取付ブラケット22a(図
4)上に、脱穀機枠1a側から突設した取付ブラケット
1c(図2)を重ね、両者を共締めすることによって簡
潔な構成により揚穀筒22に安定よく支持している。
【0021】また、図6に示すように、各分割ケース3
a,3aの端部に位置する軸支部35の外周には、タイ
トアーム5の端部の取付孔に貫通する大径の円周面のタ
イトアーム取付部3gと、同様にタイトアーム6の端部
の取付孔を貫通する小径の外周面のタイトアーム取付部
3hとを、外径を異ならせて階段状に形成している。
【0022】そして、このタイトアーム取付部3hに
は、嵌挿されたタイトアーム6の軸方向への移動をガタ
つきなく阻止しながら抜け止めを行なうC型リング等の
止め輪6pを係脱可能に係合させる止め溝3mを共に形
成することによって複数のタイトアーム5,6を、支持
ケース3の端部の軸支部35に円滑に回動自在に支持で
きるように精度よく加工できるように形成している。
【0023】前記のような2本のタイトアーム5、6の
支持構造により、先ずタイトアーム5を大径のタイトア
ーム取付部3gに嵌挿する。次いで別のタイトアーム6
を小径のタイトアーム取付部3hに嵌挿し、そして止め
輪6pを係合させると、両タイトアーム5、6は同一軸
芯に,隣設した状態で回動可能に支持されることにな
る。
【0024】タイトアーム5は、タイトアーム取付部3
g上でタイトアーム6との間の小間隙分だけ軸方向に自
由になってその回動を円滑に行なうことができる。ま
た、タイトアーム6はタイトアーム取付部3h上で段部
と止め輪6p間で挟持状に規制状態で支持され、ガタつ
きのない回動を可能にして両タイトアーム5、6の位置
決めと抜け止めを確実に行なうことができる。
【0025】また、両タイトアーム5、6は、揚穀筒2
2に強固に支持されるとともに、回転軸31や伝動軸3
2等を軸支する支持ケース3の軸支部35に、タイトア
ーム取付部3g,3hを段付き状に軸支している。
【0026】従って、この伝動構造の支持ケース3は、
タイトアーム取付部3g,3hの取付と支持する部材に
兼用することができる。そのために、両タイトアーム
5、6を安定よく軸支することができる。
【0027】その上、別の取付部材を必要としないの
で、部品点数も少なくなり伝動構造の構成を簡潔で廉価
なものにすることができ、脱穀機1の軽量化を図ること
ができる等の利点がある。
【0028】また、上記のような支持ケース3に軸支さ
れるタイトアーム5,6は、図3に示すように支持ケー
ス3の下方でアーム長さを異ならせ、方向を異ならせた
経路を有する両側のベルト41,34間に位置させ、こ
れらの両ベルト41,34を簡単な構成によりベルト張
りを行ない、伝動を良好に行なうことができる。
【0029】即ち、タイトアーム5はアーム長さを長く
した先端部にテンションクラッチプーリ5aを軸支し、
ベルト41の緩み側の中途部を接離可能に転接するよう
にしているとともに、クラッチレバー5Lのベルト張り
用のスプリング50の設置代を十分にとることができる
ように、タイトアーム5の形状は半月状に形成してい
る。
【0030】また、タイトアーム5は上記スプリング5
0を係止させてクラッチレバー5Lの操作リンク51と
連結させることにより、図3、4の実線で示すクラッチ
入り状態から、クラッチレバー5Lの矢印方向への切り
操作によって、同図の点線状態にスプリング50を緩め
てクラック切り作動させるようにしている。
【0031】またこのとき、テンションクラッチプーリ
5aは切り方向に自重を利用して確実に退動させること
ができるようにしている。
【0032】そしてタイトプーリ6aは、図2、3、4
で示すようにタイトアーム5の半分程度の長さに短くし
たタイトアーム6の先端部に、前記テンションクラッチ
プーリ5aの移動する範囲を越える長さの支軸6bによ
って、ベルト34の張り側を巻き掛け角を大きくするよ
うに軸支している。
【0033】また、タイトアーム6と揚穀筒22の上方
に取付ブラケット22bを突設し、この取付ブラケット
22bに調節ネジ51を設け、これの下端にベルト張り
用のスプリング52を支持し、このスプリング52の下
端を前記タイトアーム6に連結して前記スプリング52
の張り長さを調節可能にしている。
【0034】この構成によれば、スプリング52と調節
ネジ51は、揚穀筒22を強固な取付部材としてコンパ
クトに設置することができ、更にタイトプーリ6aをベ
ルト34の張り方向に適正に張圧してベルト伝動を良好
に行なうことができる。
【0035】また、前述したように支持ケース3のタイ
トアーム取付部3hに止め輪6pによってガタつきなく
支持されているので、タイトプーリ6aを常時張圧して
も、その振動や揺れ等を抑制することができる等の特徴
がある。
【0036】次に図3、4を参照して前記クラッチレバ
ー5Lの支持構造等について説明する。
【0037】クラッチレバー5Lは図3に示すように、
エンジン4の前方側で機台1Kから立上げ、後方側に向
けてL形に屈曲させたレバーフレーム7を取付部材とし
て、このレバーフレーム7の後部に突設したレバー軸7
0に回動可能に軸支し、このレバー5Lの位置を図示し
ないレバーガイドによって切り換えて位置決めして係止
するようになっている。
【0038】そして図示例においては、上記レバーフレ
ーム7の後部を揚穀筒22に着脱可能に設けた杆状の連
結部材71と連結して補強支持するとともに、レバーフ
レーム7と連結部材71と揚穀筒22と、更に機台1K
とによって閉成した方形状の枠体を形成する剛体枠構造
にしている。
【0039】なお、上記連結部材71に前記取付ブラケ
ット1cを連結すると支持ケース3をより安定状態で支
持することができる。 従って、この構成によれば揚穀
筒22と連結したレバーフレーム7は、杆状の枠体で十
分な剛性を有しながら簡潔な構成で、振動等による揺れ
等を抑制することができ、クラッチレバー5Lを安定よ
く支持することができる。
【0040】また、クラッチレバー5Lの入り切り操作
を行なうとき、テンションクラッチプーリ5aのベルト
張り力やスプリング50の引張り力がレバーフレーム7
に繰返し荷重として加えられるが、これらの力を連結部
材71(図3、4)が分担して支持するので、支持ケー
ス3とクラッチレバー5Lとの芯間の変動や狂いを長期
間にわたって的確に防止でき、その結果、クラッチ操作
を良好に行なうことができるとともに、ベルト張り力を
一定に維持することができ、ベルト伝動を良好に行なう
ことができる等の特徴がある。
【0041】また、レバーフレーム7を揚穀筒22と連
結部材71を介して連結することにより枠体を構成する
部材を小分化できるので、枠体の加工や組付け等の作業
を簡単にすることができる等の利点がある。
【0042】しかし、本発明は、前記構成に限定するも
のではなく、レバーフレーム7と連結部材71とは一体
的な枠体に形成してもよいものである。
【0043】次に、図1、図2を参照して、前記伝動回
転軸32を介して扱胴2aを回転駆動するベルト伝動構
造について説明する。
【0044】即ち、伝動プーリ32a(図2)とその側
方に位置する扱胴プーリ23との間にベルト8を巻き掛
けるとともに、このベルト8の内側と外側にそれぞれ脱
穀機枠1aに軸支したタイトプーリ80,81,82を
設けてベルトラインを形成し、図1に示すように伝動プ
ーリ32aと扱胴プーリ23との巻き掛け角を適正に維
持することにより、支持ケース3から扱胴2aへの伝動
を的確に行なうことができるようにしている。
【0045】以上のように構成した脱穀機1は、クラッ
チレバー5Lを図3の反矢印方向のクラッチ操作で実線
位置にすると、テンションクラッチプーリ5aをベルト
41に押接して、エンジン4から支持ケース3に軸支さ
れている回転軸31に入力する。そして出力プーリ33
と入力プーリ30を同時に駆動し、更に伝動回転軸32
と伝動プーリ32aと、ベルト8を介して扱胴2aを円
滑に駆動して脱穀作業を行なうことができる。
【0046】この際、脱穀機1は、その脱穀機枠1aに
立設した揚穀筒22に、プーリ30を有する回転軸31
を軸支した支持ケース3を取付けた構成とし、脱穀機枠
1aに強固に立設している揚穀筒22を、支持ケース3
の取付部材として兼用しているので、この支持ケース3
を安定よく支持することができるとともに、支持構造を
簡単な構成とすることができる。
【0047】また、支持ケース3は、揚穀筒22にあら
かじめ部品組みした状態で脱穀機枠1aに組付けること
もできるので、支持ケース3及び、この支持ケース3に
取付けられるテンションクラッチプーリ5a、並びにタ
イトプーリ6a等の組立性も向上させることができる。
【0048】そしてテンションクラッチプーリ5aをク
ラッチ作動させるクラッチレバー5Lを、揚穀筒22と
連結したレバーフレーム7からなる剛体枠構造に支持さ
せているので、テンションクラッチプーリ5aのクラッ
チ操作やタイトプーリ6aによるベルト張り等を円滑に
行なうことができる等の特徴がある。
【0049】
【発明の効果】本発明の伝動構造によれば、プーリ30
を有する回転軸31を回転可能に軸支する支持ケース3
に、ベルト張り用のプーリ5a,6aを有する複数のタ
イトアーム5,6を同一軸芯に隣設させた状態で軸支さ
せている。
【0050】従って、回転軸31(入力軸)を軸支する
支持ケース3を、複数のタイトアーム5、6を省スペー
スで安定よく支持する支持部材として使用できる。
【0051】また複数のタイトアーム5、6は隣設させ
ているので、タイトアーム取付部の加工を精度よく簡単
に行なうことができるから、これらのタイトアーム5、
6を有する伝動構造を簡潔で廉価な構成にすることがで
きる。
【0052】また、プーリ30を有する回転軸31を回
転可能に軸支する支持ケース3を、合せ型の分割ケース
3a,3aを合せることにより形成するとともに、上記
支持ケース3の軸支部35の外周に、ベルト張り用のプ
ーリ5a,6aを有するタイトアーム5,6と、このタ
イトアーム5、6の抜け止めを行なわせる止め輪6pと
を嵌挿させるように構成している。
【0053】従って、分割ケース3a,3aを組み合せ
た状態でタイトアーム5、6と止め輪6pを嵌めること
で、分割ケース3a,3aの開きを防止して支持ケース
3を簡単に形成することができる。
【0054】また、この支持ケース3をタイトアーム
5、6を支持する支持部材に兼用することができて、ベ
ルトの巻掛けを良好に行なうことができる伝動構造を提
供することができる。
【0055】さらに支持ケース3の軸支部35の外周
に、外径を異ならせて複数のタイトアーム5,6を嵌挿
させるタイトアーム取付部3g,3hを階段状に形成し
ているので複数のタイトアーム5、6の取付けを簡単に
することができるとともに、複数のタイトアーム5、6
の誤組付けを生ずることがない。
【0056】また、複数のタイトアーム5,6を長さを
異ならせてタイトアーム取付部3g,3hに取付けるよ
うにしたことにより、各タイトアーム5、6に支持され
るプーリ5a、6aの干渉を防止することができる。ま
た、支持ケース3を脱穀部1に装着するとともに、この
支持ケース3内で他の伝動ケースと、ギヤ31a,32
bを介して伝動可能に構成したことにより、支持ケース
3を揚穀筒22に安定よく取付けることができるととも
に、他方への伝動も行なって脱穀部の伝動構造を簡潔で
廉価な構成にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を備えた脱穀機の要部を示す正面図であ
る。
【図2】図1の要部の要部構成を示す平面図である。
【図3】図1の脱穀機の側面図である。
【図4】図3の脱穀機の要部を示す拡大図である。
【図5】支持ケースの伝導支持構造を示す正面図であ
る。
【図6】支持ケースの詳細を示す平断面図である。
【符号の説明】
1 脱穀機 1K 機台 1a 脱穀機枠 2 扱胴軸 2a 扱胴 3 支持ケース 3a 分割ケース 3f 軸支
部 3g,3h タイトアーム取付部 4 エンジン 5 タイトアーム 5a プーリ(テンションク
ラッチプーリ) 5L クラッチレバー 6 タイトアーム 6a プーリ(タイトプーリ) 6p 止め輪
7 レバーフレーム 22 揚穀筒 22a,22b 取付ブラケッ
ト(取付部材) 30 プーリ(入力プーリ) 31 回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B076 AA03 BA03 DA09 DB02 3J049 AA01 BB05 BB10 BB14 BC03 CA07 3J063 AA13 AB04 AB22 AC14 BA03 BA04 BB19 BB23 BB27 BB41 BB48 CA04 CB13 CB24 CD45 CD56 XA02 XA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プーリ30を有する回転軸31を回転可
    能に軸支する支持ケース3に、ベルト張り用のプーリ5
    a,6aを有する複数のタイトアーム5,6を同一軸芯
    に隣設させた状態で軸支させる伝動構造。
  2. 【請求項2】 プーリ30を有する回転軸31を回転可
    能に軸支する支持ケース3を、合せ型の分割ケース3
    a,3aを合せるように形成するとともに、上記支持ケ
    ース3の軸支部35の外周に、ベルト張り用のプーリ5
    a、6aを有するタイトアーム5,6と、該タイトアー
    ム5、6の抜け止めを行なわせる止め輪6pとを嵌挿さ
    せる伝動構造。
  3. 【請求項3】 支持ケース3の軸支部35の外周に、外
    径を異ならせて複数のタイトアーム5,6を嵌挿させる
    ためのタイトアーム取付部3g,3hを階段状に形成し
    た請求項1又は2記載の伝動構造。
  4. 【請求項4】 複数のタイトアーム5,6を長さを異な
    らせてタイトアーム取付部3g,3hに取付けるように
    構成した請求項1、又は3に記載の伝動構造。
  5. 【請求項5】 支持ケース3を脱穀部に装着し、ギヤ3
    1a、32bは脱穀部の伝動入力ギヤケースであること
    を特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の伝動構
    造。
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