JP2006046220A - ベーン駆動装置 - Google Patents

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元 高川
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Abstract

【課題】 伝達機構の部品数を減少させ、ベーンの振動を抑制することが可能なベーン駆動装置を提供する。
【解決手段】 流路2内に前記流路の周囲から内側に向かって設けられる複数のベーン3と、前記複数のベーンの軸7を回転自在に支持するケーシング4と、前記複数のベーンを駆動するモータ5と、前記モータの駆動軸5aに設けられる主動ギア8と、前記複数のベーンの軸にそれぞれ設けられる従動ギア9と、前記主動ギアの回転を前記従動ギアに伝達するギア伝達機構6と、をベーン駆動装置1に設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ターボ過給機やコンプレッサなどの流体機械に設けられ、ベーンの角度を変化させて流体の状態を制御するベーン駆動装置に関する。
複数のベーンにそれぞれコントロールアームが直結され、各コントロールアームはその軸心と直交するレバーと、レバーの回転平面に垂直をなすピンと、ピンを支持する球面軸受とを介してガイドリングと接続されており、ガイドリングにアクチュエータの動力が伝達されるとこれらの機構を介して複数のベーンが駆動される装置が知られている(特許文献1参照)。また、複数のベーンと、これらベーンを回転させる軸を有するアームと軸を溝を介して連結するリングを備え、アームの軸がベーンの回転中心軸とリングの回転中心軸の交わる点の方向に一致するよう構成した装置が知られている(特許文献2参照)。
特許第2807498号公報 実開昭59−160895号公報
従来の装置では、アクチュエータの動力をリンク機構を介してベーンに伝達しているので、伝達機構の部品数が増加するおそれがある。また、部品数が増加すると部品の公差による隙間いわゆるガタが累積して発生し、アクチュエータの停止時にベーンなどが振動するおそれがある。
そこで、本発明は、伝達機構の部品数を減少させ、ベーンの振動を抑制することが可能なベーン駆動装置を提供することを目的とする。
本発明のベーン駆動装置は、流路内に前記流路の周囲から内側に向かって設けられる複数のベーンと、前記複数のベーンの軸を回転自在に支持するケーシングと、前記複数のベーンを駆動するモータと、前記モータの駆動軸に設けられる主動ギアと、前記複数のベーンの軸にそれぞれ設けられる従動ギアと、前記主動ギアの回転を前記従動ギアに伝達するギア伝達機構と、を備えたことにより、上述した課題を解決する(請求項1)。
本発明のベーン駆動装置によれば、従動ギアがギア伝達機構と常時噛み合うので、各ベーンの振動を抑制することができる。
本発明のベーン駆動装置は、前記複数のベーンのうちの少なくとも一つと前記モータの駆動軸とが接続され、前記駆動軸と接続されたベーンに設けられている前記従動ギアが主動ギアとして設定されてもよい(請求項2)。このようにモータの駆動軸をベーンと接続させることで、部品数を減少させることができる。
本発明のベーン駆動装置は、前記ギア伝達機構として、前記主動ギア及び前記従動ギアと噛み合うとともに前記流路と同軸に、かつ前記流路の周囲にリング状に設けられ、前記ケーシングに前記流路の周方向に回転自在に支持されるベベルギアが設けられていてもよい(請求項3)。このようなベベルギアを設けることにより、このベベルギアのみによって主動ギアの回転を各従動ギアに伝達することができる。そのため、部品数を減少させることができる。
以上に説明したように、本発明によれば、モータの停止時においても各ベーンの従動ギアとギア伝達機構のギアとが噛み合っているので、ベーンの振動を抑制することができる。また、モータの駆動軸と複数のベーンの少なくとも一つとを接続させたり、主動ギアの回転を各従動ギアに伝達可能なベベルギアを設けることにより、伝達機構の部品数を減少させることができる。
図1は、本発明のベーン駆動装置の一実施形態を示している。ベーン駆動装置1は、流路2内に設けられる複数(図1では7枚)のベーン3と、ケーシング4と、複数のベーン3を駆動する駆動源としてのモータ5と、モータ5の動力を各ベーン3に伝達するギア伝達機構としてのベベルギア6とを備えている。複数のベーン3は、流路2の周囲から内側に向かって流路2の内周面に対して垂直に設けられる。複数のベーン3は軸7を有しており(図3参照)、各ベーン3の軸7はケーシング4に左右に回転自在に支持されている。図2に示したように、モータ5の駆動軸5aには、一枚のベーン3aと主動ギアとしてのピニオンギア8とが設けられている。なお、以降、この駆動軸5aに設けられているベーンを主動ベーン3a、ピニオンギアを主動ピニオンギア8と呼ぶ。また、複数のベーン3のうち主動ベーン3a以外のベーンを従動ベーン3bと呼ぶ。従動ベーン3bの軸7には、それぞれ従動ギアとしての従動ピニオンギア9が設けられている。なお、主動ピニオンギア8と従動ピニオンギア9のギア比は同一に設定される。ベベルギア6は、流路2と同軸に流路2の周囲にリング状に設けられている。また、ベベルギア6は、主動ピニオンギア8及び複数(図1では6個)の従動ピニオンギア9と噛み合うとともにケーシング4に流路2の周方向に左右に回転自在に支持されている。
次に、図3を参照してベーン駆動装置1の動作の一例について説明する。
図3に示したようにモータ5の駆動軸5aが図3の矢印A方向に回転した場合、この駆動軸5aの回転に伴い主動ピニオンギア8及び主動ベーン3aが矢印A方向に回転する。主動ピニオンギア8の矢印A方向への回転はこの主動ピニオンギア8と噛み合うベベルギア6に伝達され、ベベルギア6が図3の矢印B方向に回転する。ベベルギア6の矢印B方向への回転はこのベベルギア6と噛み合う各従動ピニオンギア9に伝達される。各従動ピニオンギア9は、ケーシング4に回転自在に支持されているので、ベベルギア6の回転が伝達されることで矢印A方向に回転する。各従動ピニオンギア9と従動ベーン3bとはそれぞれ接続されているので、この従動ピニオンギア9の回転により従動ベーン3bも矢印A方向に回転する。上述したように主動ピニオンギア8と従動ピニオンギア9のギア比は同一に設定されているので、主動ベーン3aと従動ベーン3bとは同期して回転する。
本発明のベーン駆動装置1によれば、主動ピニオンギア8及び各従動ピニオンギア9がベベルギア6と常時噛み合っているので、主動ベーン3a及び従動ベーン3bの振動を抑制することができる。モータ5の駆動軸5aにベーン3aと主動ピニオンギア8とを設けたので、これらを支持するための軸を省略することができる。また、一枚のベベルギア6によって主動ピニオンギア8の回転を各従動ピニオンギア9に伝達するので、部品数をさらに減少させることができる。ベーン駆動装置1の部品数を減少させることにより、各部品の共振点が把握し易くなるので、外部からの振動に対する共振を回避し易くすることができる。
本発明は以上の形態に限定されず、種々の形態にて実施してよい。例えば、モータの駆動軸には主動ピニオンギアのみが設けられ、複数のベーンのそれぞれに従動ピニオンギアが設けられていてもよい。主動ピニオンギアの回転を各従動ピニオンギアに伝達するギア伝達機構は、ベベルギアに限定されない。例えば、主動ピニオンギアと従動ピニオンギアとの間、及び従動ピニオンギアと従動ピニオンギアとの間にそれぞれアイドラギアを設けてもよい。この場合、主動ピニオンギアの回転がこれらアイドラギアを介して順次各従動ピニオンギアに伝達される。この場合も主動ピニオンギア及び各従動ピニオンギアが各アイドラギアと常時噛み合っているので、ベーンの振動を抑制することができる。
本発明のベーン駆動装置の一実施形態を示す図。 図1のモータを拡大して示す図。 図1のベーン駆動装置の一部を拡大して示す図。
符号の説明
1 ベーン駆動装置
2 流路
3 ベーン
3a 主動ベーン
3b 従動ベーン
4 ケーシング
5 モータ
5a 駆動軸
6 ベベルギア(ギア伝達機構)
7 軸
8 主動ピニオンギア(主動ギア)
9 従動ピニオンギア(従動ギア)

Claims (3)

  1. 流路内に前記流路の周囲から内側に向かって設けられる複数のベーンと、前記複数のベーンの軸を回転自在に支持するケーシングと、前記複数のベーンを駆動するモータと、前記モータの駆動軸に設けられる主動ギアと、前記複数のベーンの軸にそれぞれ設けられる従動ギアと、前記主動ギアの回転を前記従動ギアに伝達するギア伝達機構と、を備えたことを特徴とするベーン駆動装置。
  2. 前記複数のベーンのうちの少なくとも一つと前記モータの駆動軸とが接続され、前記駆動軸と接続されたベーンに設けられている前記従動ギアが主動ギアとして設定されることを特徴とする請求項1に記載のベーン駆動装置。
  3. 前記ギア伝達機構として、前記主動ギア及び前記従動ギアと噛み合うとともに前記流路と同軸に、かつ前記流路の周囲にリング状に設けられ、前記ケーシングに前記流路の周方向に回転自在に支持されるベベルギアが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のベーン駆動装置。
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