JP2002266537A - ロッカー用錠 - Google Patents

ロッカー用錠

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JP2002266537A JP2001064311A JP2001064311A JP2002266537A JP 2002266537 A JP2002266537 A JP 2002266537A JP 2001064311 A JP2001064311 A JP 2001064311A JP 2001064311 A JP2001064311 A JP 2001064311A JP 2002266537 A JP2002266537 A JP 2002266537A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】押しボタンが押し込まれていなければ掛け外し
錠の鍵の回転を止め、施錠することができない機構と、
押しボタンが押し込まれていれば鍵の回転を止める機構
を解除し、施錠することができる機構とを備えることに
より、使用後に使用者が鍵を持ち帰ってしまうことがな
いようにしたいという要請をロッカー錠の機械的な内部
機構のみで解消し、複雑で高価になりやすい電気的ある
いは電子的な機構を不要としたものである。 【解決手段】押しボタンが押し込まれていなければ掛け
外し錠の鍵の回転を止め、施錠することができない機構
と、押しボタンが押し込まれていれば鍵の回転を止める
機構を解除し、施錠することができる機構とを備えたこ
とを特徴とするロッカー用錠。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はロッカー用錠に関
し、押しボタン機構を使用して掛け外し錠の施錠方向へ
の鍵の回転を止める機構を解除することができるように
したロッカー用錠を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、ゴルフ場やスポーツクラブ、温
泉施設、その他の施設でのロッカー用錠としては、単に
機械的に施解錠する錠を利用者に手渡すのが一般的であ
る。なおこの場合、鍵をリストバンドにつけたタイプも
使用されている。また、部外者が利用できないように専
用カードを使用し、専用カード印記憶させた識別情報等
を読み取って施開錠するようにしたり、暗証番号等の入
力によって開錠できるようにして、鍵を不要とした電子
タイプも使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
機械的に施解錠する錠を利用者に手渡す方法において
は、人間の習性で使用後に使用者が鍵を持ち帰ってしま
うことが頻発し、ロッカーを閉じなくてもよいときにロ
ッカーが施錠され、使用可能なロッカーが減少したり、
鍵が返却されないままとなってしまうという問題があっ
た。
【0004】また、単に省人化するために、後者の専用
カードを利用する場合、その発行や紛失したときの再発
行等において、カードの管理に手間が掛かるという問題
があった。暗証番号等の入力によって開錠できるように
するものにおいては、暗証番号等を失念してしまって大
騒ぎとなったり、暗証番号を覗かれて不正開錠されやす
いという問題があり、しかも設備に費用がかかるという
欠点があった。
【0005】この発明のロッカー用錠は従来例の上記欠
点を解消したもので、押しボタンが押し込まれていなけ
れば掛け外し錠の鍵の回転を止め、施錠することができ
ない機構と、押しボタンが押し込まれていれば鍵の回転
を止める機構を解除し、施錠することができる機構とを
備えることにより、使用後に使用者が鍵を持ち帰ってし
まうことがないようにしたいという要請をロッカー錠の
機械的な内部機構のみで解消し、複雑で高価になりやす
い電気的あるいは電子的な機構を不要としたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明のロッ
カー用錠は、押しボタンが押し込まれていなければ掛け
外し錠の鍵の回転を止め、施錠することができない機構
と、押しボタンが押し込まれていれば鍵の回転を止める
機構を解除し、施錠することができる機構とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0007】またこの発明のロッカー用錠は、シリンダ
錠に付設され、鍵の操作に応じて回転する開閉用カンヌ
キをハウジング内に備え、他方ハウジングの前面に押し
ボタンを進退自在に取り付けるとともに、開閉用カンヌ
キの適所には押しボタンの突起部に係合するフック部を
形成し、押しボタンが押し込まれていなければ開閉用カ
ンヌキのフック部が押しボタンの突起部に係合して掛け
外し錠の鍵の回転を止めて、施錠することができないよ
うにし、押しボタンが押し込まれていれば開閉用カンヌ
キのフック部から押しボタンの突起部の係合が解かれて
開閉用カンヌキが自由に回転することができるようにな
って、施錠することができるようにしたことをも特徴と
するものである。
【0008】この発明のロッカー用錠によれば、押しボ
タンが押し込まれていなければ掛け外し錠の鍵の回転を
止め、施錠することができない機構と、押しボタンが押
し込まれていれば鍵の回転を止める機構を解除し、施錠
することができる機構とを備えるようにしたので、使用
後に使用者が鍵を持ち帰ってしまうことがなくなり、か
つ低コストのロッカー用錠を提供することが可能となっ
た。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面に基いて、この発明のロ
ッカー用錠の実施の形態について詳細に説明する。図1
はこの発明のロッカー用錠の一実施例を示し、機構部分
の背面図、図2は要部断面図、図3は要部の正面図であ
る。
【0010】図1ないし図3において、1は金属製ある
いはプラスチック製等からなるハウジングであり、こハ
ウジング1はその前面に鍵穴2を開口した機械的錠機構
を内蔵している。この機械的錠機構は一般に汎用されて
いるシリンダ錠3(内部機構を省略)とすることができ
る。
【0011】4は、シリンダ錠3に連動して回転する開
閉用のカンヌキで、鍵21を操作することによってシリ
ンダ錠3が回転し、シリンダ錠3の回転軸5の回転に連
動して開閉用カンヌキ4が、所定の開閉のためのポジシ
ョンを取るようになっている。6は開閉用カンヌキ4に
一体的に設けたロック板で、開閉用カンヌキ4の軸着部
分とほぼ一体をなすように形成され、その板面にはガイ
ド溝7が穿設されている。上記ハウジング1の前面に形
成した鍵穴2に対応して、ハウジング1前面には押しボ
タン8が進退自在に取り付けらている。そして、この押
しボタン8の先端には所定の厚さの突起部9が形成さ
れ、常態では上記ガイド溝7内にはまり合うよう保持さ
れている。なお10は、押しボタン8の先端に設けた突
起部9に係合して開閉用カンヌキ4を所定位置に保持し
ておくためのフック部で、上記ガイド溝7の一部をなし
ている。
【0012】また11は弾性スプリングで、押しボタン
8の先端に併設したスプリング保持部12の収納孔13
内に取り付けられ、押しボタン8を常態でハウジング1
の前面から突出する方向に付勢している。
【0013】上記実施例に示したロッカー用錠は次のよ
うな動作をするものである。先ず操作前においては、ロ
ッカー用錠は鍵穴2に鍵21が差し込まれた状態のまま
であり、図1(実線)のように開閉用カンヌキ4は退避
位置に保持されている。そして、ロッカーの使用者等
が、ロッカーを使用するに際してロッカーの扉を閉じる
場合には、図2(一点鎖線)に示すように押しボタン8
をハウジング1の前面において押す。
【0014】すると、図1および図2のように弾性スプ
リング11の力に抗して押しボタン8が押し込まれる。
押し込まれた押しボタン8の突起部9は後退し、開閉用
カンヌキ4のフック部10が突起部9から外れる。
【0015】この状態で鍵21によりシリンダ錠3の回
転軸5をロック方向に回すと、開閉用カンヌキ4が回転
してロッカーの扉がロックされる。もちろん、その後使
用者等は鍵21を抜き取ってゴルフ場やスポーツクラ
ブ、温泉施設、その他の施設を利用すればよいのであ
る。
【0016】次に使用者等がロッカーに戻り、鍵21を
鍵穴2から挿入してシリンダ錠3の回転軸5を開閉用カ
ンヌキ4の退避方向に回すと、ロッカーは開扉可能な状
態となる。同時に、ロック板6が開閉用カンヌキ4とと
もに回動し、フック部10が押しボタン8の突起部9を
通過して、ガイド溝7が最初の位置に復帰する。それと
同時に、ガイド溝7内を弾性スプリング11によって押
された押しボタン8の突起部9が通過して、押しボタン
8も最初の位置に復帰する。以上の操作が終わると、ロ
ッカーの使用を終了することができる。
【0017】上記において、使用者等がロッカーに戻
り、鍵21を鍵穴2から挿入してシリンダ錠3を操作
し、施錠して鍵を抜き取ろうとしても押しボタン8を押
すまでは施錠できないので、無意識に鍵21を抜き取っ
て持ち帰ってしまうという問題が解消できた。
【0018】
【発明の効果】この発明のロッカー用錠によれば、押し
ボタンが押し込まれていなければ掛け外し錠の鍵の回転
を止め、施錠することができない機構と、押しボタンが
押し込まれていれば鍵の回転を止める機構を解除し、施
錠することができる機構とを備えるようにしたので、使
用後に使用者が鍵を持ち帰ってしまうことがなくなり、
かつ低コストのロッカー用錠を提供することが可能とな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のロッカー用錠の一実施例を示し、機
構部分の背面図である。
【図2】その要部断面図である。
【図3】その要部の正面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 鍵穴 3 シリンダ錠 4 開閉用のカンヌキ 5 回転軸 6 ロック板 7 ガイド溝 8 押しボタン 9 突起部 10 フック部 11 弾性スプリング 12 スプリング保持部 13 収納孔 21 鍵

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】押しボタンが押し込まれていなければ掛け
    外し錠の鍵の回転を止め、施錠することができない機構
    と、押しボタンが押し込まれていれば鍵の回転を止める
    機構を解除し、施錠することができる機構とを備えたこ
    とを特徴とするロッカー用錠。
  2. 【請求項2】シリンダ錠に付設され、鍵の操作に応じて
    回転する開閉用カンヌキをハウジング内に備え、他方ハ
    ウジングの前面に押しボタンを進退自在に取り付けると
    ともに、開閉用カンヌキの適所には押しボタンの突起部
    に係合するフック部を形成し、押しボタンが押し込まれ
    ていなければ開閉用カンヌキのフック部が押しボタンの
    突起部に係合して掛け外し錠の鍵の回転を止めて、施錠
    することができないようにし、押しボタンが押し込まれ
    ていれば開閉用カンヌキのフック部から押しボタンの突
    起部の係合が解かれて開閉用カンヌキが自由に回転する
    ことができるようになって、施錠することができるよう
    にしたことを特徴とするロッカー用錠。
JP2001064311A 2001-03-08 2001-03-08 ロッカー用錠 Expired - Lifetime JP4950383B2 (ja)

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