JP3499222B2 - ロッカー錠制御装置 - Google Patents

ロッカー錠制御装置

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JP3499222B2 JP2001136558A JP2001136558A JP3499222B2 JP 3499222 B2 JP3499222 B2 JP 3499222B2 JP 2001136558 A JP2001136558 A JP 2001136558A JP 2001136558 A JP2001136558 A JP 2001136558A JP 3499222 B2 JP3499222 B2 JP 3499222B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロッカー錠制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プールやフィットネスクラブなど
の更衣室で利用されるロッカーでは、収納物の盗難防止
のためにロッカー錠が設置されている。これらのロッカ
ー錠は、ロッカー利用前には解錠状態に維持されてロッ
カー扉の開閉が自由であり、利用の際にコインを投入
し、または、管理人から支給されたカード等を挿入する
ことで使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいて、ロッカーは未使用状態で解錠状態であるため
に、ロッカーへの荷物等の収容は可能であり、ロッカー
扉を施錠せずに利用する利用者による使用を禁止できな
い。
【0004】この結果、このような想定しないロッカー
の使用方法によって盗難を惹起しやすいという欠点があ
る。
【0005】また、例えば、ロッカー管理者が利用者に
カード等を支給してカード残枚数で空きロッカー数を管
理しようとしても、想定しない方法でロッカーが使用さ
れていると、カード残枚数と空きロッカー数とが一致し
ないために、管理精度を高めることができないという欠
点がある。
【0006】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、ロッカーの想定しない使用を禁止する
ことにより防盗信頼性を高めることができる上に、ロッ
カーの利用状況を、管理人に容易に把握することができ
るロッカー錠制御装置の提供を目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、上述したロッ
カー錠制御装置を使用して空きロッカー数を正確に管理
することのできるロッカー管理方法の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、ロッカー扉1を施解錠するロッカー錠2の施解錠動
作を、操作許可体3の挿入、未挿入により許容、禁止す
るロッカー錠制御装置であって、閉扉状態で操作許可体
3の挿入が可能な許可体受容部4と、許可体受容部4へ
の操作許可体3未挿入状態でロッカー扉1を仮施錠し、
操作許可体3挿入により仮施錠状態を解除可能な仮施錠
体5と、仮施錠体5の仮施錠状態を解除可能とする許可
体受容部4への操作許可体3の挿入によりロッカー錠2
の施解錠操作を許容する制御部材7とを有するロッカー
錠制御装置を提供することにより達成される。
【0009】 ロッカー錠制御装置は、ロッカー扉1閉
扉状態で該ロッカー扉1を仮施錠することが可能であ
り、仮施錠状態の解除には、閉扉状態でも挿入可能な許
可体受容部4に所定の操作許可体3を挿入することを要
する。この結果、ロッカー利用前においては、ロッカー
錠は解錠状態であるにもかかわらず、操作許可体3のな
い人はロッカー扉1を開けることができず、操作許可体
3を持つ利用者のみがロッカー扉1を開けられて、ロッ
カーBを利用することができるために、想定しないロッ
カーBの使用を確実に禁止できる。ロッカー扉1を施解
錠するロッカー錠2については、仮施錠体5の仮施錠状
態を解除可能とする許可体受容部4への操作許可体3の
挿入によって、制御部材7によりその施解錠操作が許容
される。
【0010】請求項4に記載の発明の場合には、操作許
可体3は、許可体受容部4への挿入状態で外部から目視
可能であるために、操作許可体3に利用者に関する事項
を表示しておくことにより、利用ロッカーBを簡単に特
定できるために、使い勝手が向上する。
【0011】仮施錠体5は、操作許可体3の挿入により
解錠方向への操作が可能となれば足り、操作許可体3の
挿入と同時に解錠方向に移動するものであっても、ある
いは、挿入許可体の挿入により操作が許容される他の部
品を改めて操作することにより解錠方向に操作されるも
のであってもよい。また、仮施錠体5の駆動は、手動以
外に、適宜のアクチュエータを使用したものであっても
よい。
【0012】操作許可体3は、適宜の大きさをもったも
のであれば適宜のものを使用することができる。すなわ
ち、例えば、仮施錠体5を直接、あるいは適宜の伝力機
構を利用して駆動する場合には、所定の剛性を有するも
のを使用すればよい。また、操作許可体3には、各制御
装置に対して1対1、あるいは1対多の関係でアクセス
が許容されるように、所定のコードをもたせることも可
能であり、1対1の関係を持たせると、ロッカーB利用
者による利用ロッカーBを特定することができる。ま
た、1対多の関係を持たせると、例えば、男女いずれか
のロッカーBでのみの使用を許可し、それ以外での使用
を禁止することが可能となり、ロッカーBの群管理が可
能になる。
【0013】 また、ロッカー錠制御装置Aは、ロッカ
ー扉1を仮施錠状態で閉扉可能で、閉扉状態で操作許可
体3を許可体受容部4に挿入して仮施錠状態の解除が可
能な仮施錠体5を有するロッカー錠制御装置Aであっ
て、前記許可体受容部4への操作許可体3の未挿入状態
において、ロッカー錠2に設けられた施錠体6のロッカ
ー施錠位置への移動を禁止し、仮施錠体5の仮施錠状態
を解除可能とする許可体受容部4への操作許可体3の挿
入時に施錠体6のロッカー施錠位置への移動を許容する
制御部材7を有して構成することができる。
【0014】 ロッカー錠制御装置Aは、ロッカー扉1
を仮施錠錠で閉扉することが可能であり、所定の操作許
可体3を挿入することにより仮施錠状態を解除すること
可能な仮施錠体5を有する。
【0015】 操作許可体3を許可体受容部4へ挿入す
ることで仮施錠体5の仮施錠状態を解除可能としてい
て、制御部材7は、操作許可体3の挿入を検知した際に
のみロッカー錠2の施解錠操作を許容することにより、
悪戯等によるロッカー錠2の施錠操作を禁止する。
【0016】操作許可体3としては、カード状のもの
や、その他、硬貨、コイン等、適宜のものを使用でき
る。また、制御部材7は、操作許可体3の挿入、未挿入
状態に対応してロッカー錠2の施錠体6の移動を許容す
る位置から拘束する位置まで移動可能であれば足り、駆
動は、機械式以外に、適宜のアクチュエータを使用して
電動式として構成することもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1ないし4に本発明の実施の形
態を示す。この実施の形態において、ロッカー錠制御装
置Aは、ロッカー扉1の開放端縁近傍に設置され、その
下方にロッカー錠2が固定される。
【0018】ロッカー錠2は、回転操作可能な4個のダ
イヤル2a、2a・・とロックボタン2bとを備え、ダ
イヤル2aを適宜の回転位置まで回転した後、ロックボ
タン2bを押下することによって好みの暗証番号を生成
でき、以後、暗証番号以外の回転位置における操作ノブ
2cへの操作が禁止される。操作ノブ2cには、施錠体
6が固定されており、該操作ノブ2cを回転させること
により、ロッカー筐体9のストライク開口9aに進入し
た施錠位置(図2(b)参照)と、ストライク開口9a
から脱離する解錠位置(図2(a)参照)との間を移動
できる。
【0019】また、ロッカー錠2は所定の解錠コードを
有するキープレートにより回転操作可能な非常用シリン
ダ錠2dを備えており、利用者が暗証番号を失念した際
の開扉操作を可能にしている。
【0020】ロッカー錠制御装置Aは、図3に示すよう
に、直方体形状のケース10内に形成される許可体受容
部4を備える。許可体受容部4は、カード状に形成され
る操作許可体3(以下「カード」)を完全にケース10
内に収容可能な十分な深さ寸法を有し、ロッカー扉1が
閉扉状態であっても操作許可体3を挿入可能なように、
挿入口4aはロッカー扉1表面側に開口される。また、
許可体受容部4の表面側壁面には許可体受容部4に挿入
されたカード3を目視できるように、窓4bが開設され
る。窓4bには、適宜の透明プレート4cが固定されて
挿入されたカード3への窓4b越しの操作が禁止され
る。
【0021】上記許可体受容部4の挿入口4a近傍には
摘み形状の保持部材8が装着される。保持部材8は、ケ
ース10上縁部に沿って、図4(a)に示すカード非拘
束位置と、図4(c)に示すカード拘束位置との間で摺
動操作可能であり、カード非拘束位置で許可体受容部4
に連通するスリット部8aと、カード拘束位置において
カード3の許可体受容部4からの離脱を防止するストッ
パ面8bとを備える。なお、図4において10aは保持
部材8のガイド凹部8cに嵌合して該保持部材8をガイ
ドするガイド突条を示す。
【0022】上記保持部材8には、仮施錠体5が側方に
向けて一体に形成される。仮施錠体5は、図2(a)に
示すように、保持部材8がカード非拘束位置にある際に
はロッカー筐体9の補助ストライク開口9bに進入して
ロッカー扉1を仮施錠し、保持部材8をカード拘束位置
に移動させることによって補助ストライク開口9bから
離脱させ、仮施錠状態を解除できる(図2(b)参
照)。
【0023】上記ケース10と保持部材8との摺動境界
面上には、カード3挿入状態においてのみ保持部材8へ
の拘束位置側への移動を許容するストッパ部11が構成
される。ストッパ部11は、図4(b)、(c)に示す
ように、許可体受容部4に隣接して形成されるピン摺動
孔10bに沿って上下方向に移動自在なストッパピン1
1aと、ピン押し上げスプリング11bにより形成され
る。ピン押し上げスプリング11bは、2本の脚を備え
るトーションスプリングで一方の脚の移動がケース10
により拘束され、他方の脚が上記許可体受容部4を越え
てピン摺動孔10b内に飛び出す方向に付勢される姿勢
で装着される。このピン押し上げスプリング11bの他
方の脚は、図4(b)に示すように、ピン摺動孔10b
への飛び出し位置において上記ストッパピン11aの下
端を支承し、当該状態においてストッパピン11aはケ
ース10と保持部材8との摺動境界面12を閉塞し、保
持部材8の移動を規制する。
【0024】したがってこの実施の形態において、保持
部材8がカード非拘束位置にある際には、仮施錠体5は
ロッカー筐体9の補助ストライク開口9bに進入してロ
ッカー扉1は仮施錠状態に維持される。また、この状態
において、保持部材8はストッパ部11の作用によりカ
ード拘束位置側への操作が禁止されているために、カー
ド3を所有していない利用者によるロッカーB使用が禁
止される。この後、許可体受容部4にカード3を挿入す
ると、図4(c)に示すように、カード3によりピン押
し上げスプリング11bの他方の脚が排斥されてピン摺
動孔10bから退避し、該脚による支承を失ったストッ
パピン11aは自重により下方に落下してケース10と
保持部材8との摺動境界面12を開放する。この結果、
保持部材8への操作が可能となり、該保持部材8をカー
ド拘束位置に移動させて仮施錠状態を解除してロッカー
Bを使用することができる。また、この状態で、カード
3は保持部材8のストッパ面8bにより上方への移動が
規制されるために、カード3の悪戯等による抜去操作が
防止される(図4(d)参照)。
【0025】さらに、ロッカー錠制御装置Aは、制御部
材7と、保持部材8のカード拘束位置側への移動に伴っ
て上記制御部材7を後述する施錠体非拘束位置側へ移動
させるとともに、制御部材7の施錠体拘束位置側への移
動に伴って保持部材8をカード非拘束位置側へ移動させ
る制御部材操作部13とを備える。
【0026】制御部材7は、ケース10下端から突出
し、図2(a)に示す施錠体拘束位置と、図2(b)に
示す施錠体非拘束位置まで上下方向に移動可能であり、
施錠体拘束位置において、ロッカー錠2の施錠体6の施
錠方向への移動軌跡上に進入するとともに、施錠体非拘
束位置において上記移動軌跡から退避してロッカー錠2
に対する施錠操作を許容する。また、ロッカー錠2の施
錠体6には、施錠位置において上記制御部材7の施錠体
拘束位置側への移動を規制する拘束部6aが設けられ
る。
【0027】一方、制御部材操作部13は、図4に示す
ように、制御部材7を突出方向、すなわち、施錠体拘束
位置側に付勢する圧縮スプリング13aと、上記保持部
材8への操作により支軸13b周りに回転するレバー1
3cとを有する。レバー13cは制御部材7から突設さ
れる摺動突部7bに下方から摺接する制御部材対応片1
3c1と、保持部材8に摺接する保持部材対応片13c
2とを備え、保持部材8のカード拘束位置側への移動に
伴って図4(d)において時計回りに回転し、制御部材
7を上方に引き上げる。また、レバー13cは、トーシ
ョンスプリング13dにより保持部材対応片13c2が
保持部材8に圧接する方向に付勢されてがたつきが防止
される。
【0028】したがってこの実施の形態において、図4
(a)に示すように、保持部材8がカード非拘束位置、
すなわちロッカーBが未使用状態にある場合には、制御
部材7は圧縮スプリング13aの復元力により下方(施
錠体拘束位置)に突出する。この状態で施錠体6は施錠
位置側へ移動することができないために(図2(a)参
照)、ロッカー錠2を施錠方向に操作することができな
い。これに対し、図4(d)に示すように、保持部材8
をカード拘束位置側に移動させると、制御部材操作部1
3の作用により制御部材7は圧縮スプリング13aの付
勢力に抗して上方(施錠体非拘束位置)に移動し、ロッ
カー錠2の操作を可能にする。ロッカー錠2の施錠状態
において、図2(b)に示すように、制御部材7は施錠
体6の拘束部6aにより施錠体拘束位置への移動が禁止
され、当該位置において、図4(d)に示すように、制
御部材7に形成される保持部材ストッパ部7aが保持部
材8の移動軌跡に進入しているために、保持部材8をカ
ード非拘束位置側に移動させてカード3を抜き取ること
はできない。
【0029】この後、ロッカー錠2の施錠体6を解錠位
置側に回転させると、支えを失った制御部材7は圧縮ス
プリング13aの付勢力により再び施錠体拘束位置に復
帰し、同時に制御部材操作部13は保持部材8をカード
非拘束位置に復帰させ、カード3の抜き取りを可能にす
る。
【0030】なお、以上において制御部材操作部13
は、保持部材8、あるいは制御部材7の一方の動きに連
動して他方を強制駆動する構成とされているが、このほ
かに、制御部材7の施錠体非拘束位置側への移動に対し
て、保持部材8を単に操作可能状態とし、この後、手動
で保持部材8を操作するように構成したり、あるいは、
保持部材8の動作に伴ってカード3を強制排出するよう
に構成することも可能である。
【0031】また、上述した実施の形態においては、カ
ード3の挿入により保持部材8の操作を可能にした後、
該保持部材8で制御部材7を操作するように構成するこ
とによって、カード3を介した操作力の伝達を可及的に
少なくし、薄型のカード3でも利用できるように配慮さ
れているが、適宜の厚さを有するカード3を使用する場
合には、カード3の挿入により、直接制御部材7を動作
させるように構成することもできる。
【0032】さらに、ロッカー錠2としてはダイヤル錠
以外に種々のものを使用することも可能であり、また、
適宜のロッカー錠2にロッカー錠制御装置Aを同一ケー
ス内に収容して一体化することもできる。
【0033】図5に以上のように構成されるロッカー錠
制御装置Aを使用したロッカーBの管理方法を示す。図
5において、ロッカーBが6個設置されていることに対
して、番号1、2のカードのみが利用されていることか
ら、手元の残数である4枚のカードにより4個のロッカ
ーBが未使用であることを表している。つまり、この管
理方法において、管理人は、あらかじめロッカー数に合
わせたカード3を準備し、それを利用者に渡すことで、
利用者がロッカーBを選択できる上に、利用可能な人数
をカード3の残数を数えることのみで把握できる。
【0034】図6、7に本発明の他の実施の形態を示
す。なお、以下の実施の形態の説明において、上述した
実施の形態と同一の構成要素は図中に同一符号を付して
説明を省略する。この実施の形態は、前述したカードの
代わりにコインを操作許可体3として用いる場合の変形
を示すもので、閉扉状態でコイン3が挿入可能なように
外方に挿入口4aを開口させた許可体受容部4は底部に
開放されており、該底部を閉塞するようにして保持部材
8が配置される。
【0035】保持部材8はケース10上端に位置する摘
み部8dと、コイン停止部8eを備えており、コイン停
止部8eにはコイン通過孔8fが開設される。許可体受
容部4にコイン3を挿入すると、図7(a)に示すよう
に、コイン3は許可体受容部4内に張り出すコイン停止
部8eに支承され、この状態でストッパ部11を構成す
るストッパレバー11cが支軸11d周りに回転してス
トッパピン11aを上方に押し上げる。ストッパピン1
1aは、図6に示すように、コイン3未投入状態では、
係止部11a1が保持部材8のストッパ突起8gに係止
して保持部材8の移動を規制しており、ストッパレバー
11cによるストッパピン11aの上方移動に伴って係
止が解除されて摘み部8dへの操作が許可される。
【0036】この後、図7(b)に示すように、摘み部
8dを仮施錠体5によるロッカー扉1の解錠位置まで移
動させると、コイン3はコイン通過孔8fを通過して自
重により落下し、解錠位置において許可体受容部4に進
入してくる保持部材8により支承される。
【0037】次いで、ロッカーBを利用が終了して摘み
部8dを仮施錠体5による仮施錠位置まで移動させる
と、保持部材8は図6に示すように、許可体受容部4か
ら退避し、コイン3はイジェクトボックス14まで落下
し、利用者に戻される。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ロッカーの想定しない使用を禁止することに
より防盗信頼性を高めることができる上に、ロッカーの
利用状況を、管理人に容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す正面図である。
【図2】図1をロッカー内方から見た図で、(a)は仮
施錠状態を示す図、(b)はロッカー錠によりロッカー
扉を施錠した状態を示す図である。
【図3】図2(a)の3A方向矢視図である。
【図4】本発明の動作を示す図で、(a)はカード未挿
入状態における図3の4A-4A線断面図、(b)は図
4(a)の4B-4B線断面図、(c)はカード挿入状
態における図4(a)の4B-4B線断面図、(d)は
保持部材を操作した状態における図3の4A-4A線断
面図である。
【図5】ロッカーの管理方法を示す説明図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す図である。
【図7】図6のコイン投入状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ロッカー扉 2 ロッカー錠 3 操作許可体 4 許可体受容部 5 仮施錠体 6 施錠体 7 制御部材 8 保持部材

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロッカー扉を施解錠するロッカー錠の施解
    錠動作を、操作許可体の挿入、未挿入により許容、禁止
    するロッカー錠制御装置であって、 閉扉状態で操作許可体の挿入が可能な許可体受容部と、 許可体受容部への操作許可体未挿入状態でロッカー扉を
    仮施錠し、操作許可体挿入により仮施錠状態を解除可能
    な仮施錠体と、 仮施錠体の仮施錠状態を解除可能とする許可体受容部へ
    の操作許可体の挿入によりロッカー錠の施解錠操作を許
    容する制御部材 とを有するロッカー錠制御装置。
  2. 【請求項2】ロッカー扉を仮施錠状態で閉扉可能で、閉
    扉状態で操作許可体を許可体受容部に挿入して仮施錠状
    態の解除が可能な仮施錠体を有するロッカー錠制御装置
    であって、 前記許可体受容部への操作許可体の未挿入状態におい
    て、ロッカー錠に設けられた施錠体のロッカー施錠位置
    への移動を禁止し、仮施錠体の仮施錠状態を解除可能と
    する許可体受容部への操作許可体の挿入時に施錠体のロ
    ッカー施錠位置への移動を許容する制御部材を有するロ
    ッカー錠制御装置。
  3. 【請求項3】前記操作許可体の許可体受容部からの脱離
    を仮施錠状態においてのみ許容する保持部材を備える請
    求項1または2記載のロッカー錠制御装置。
  4. 【請求項4】前記許可体受容部が、挿入された操作許可
    体を目視可能とする請求項1〜3いずれかの項に記載の
    ロッカー錠制御装置。
  5. 【請求項5】ロッカー未使用時にロッカー扉の仮施錠が
    可能な請求項1もしくは請求項2のロッカー錠制御装置
    が装着された適宜数のロッカーを使用し、 ロッカー数に対応して用意された前記仮施錠状態を解除
    可能な操作許可体の残数により未使用ロッカー数を管理
    するロッカー管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101518612B1 (ko) * 2013-11-07 2015-05-07 주식회사 새누 사물함 잠금장치

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KR101518612B1 (ko) * 2013-11-07 2015-05-07 주식회사 새누 사물함 잠금장치

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