JPS6250574A - グロ−ブボツクス用ロツク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車の単室内にあゆ小物品を入れる所謂グロ
ーダボ９クスの蓋に設けたロックを施錠または解錠する
際に、キーを使用することなく遠隔部の信号によりコン
トロールできるようにしたグローブボックス用ロック装
置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種のグローブボックス用ロヅクは、キーをシ
リンダロックに挿入し、さらに、このキーを左右いずれ
かに回動すると、グローブボックスの蓋の開閉時に手で
操作嘔れる嫡子の動作を可能にするか、または不能にさ
れる。すなわち、キ−が挿入されるシリンダ口、りのロ
ータに固着したカムが、常時スプリングに付勢されてい
るラッチ部材と係合し、カムの回動時にとのう、チ部材
はスプリングに抗して後退する。このとき、う。

チ部材は、グローブボックス側に固着したストライカと
の係合から離脱するので蓋が開放される。

また、開放した蓋を閉塞すると、自動的にストライカ−
に係止し閉鎖する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

近時、自動車分野でも電子化が急速に進み、例えば、口
、り関係では、キープレートを使用するシリンダロック
の他に、さらに電子制御回路を設け、複数のプツシ−ボ
タンを適宜法められた順序で抑圧操作することにより施
錠または解錠される、所謂、電子ロックが自動車用のド
アに各々設けられるようになってきた。しかし、グロー
ブボックスは未だシリンダロックのみを設けた構造だけ
であって、電子制御回路を介して、施錠または解錠操作
をするような装置になっていない。したがって、常時キ
ーだけは携帯していなければグローブボックスの蓋を施
錠したり、あるいは解錠したりすることができないとい
う煩わしい欠点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の目的は斯かる欠点を除去するために、キープレ
ートで操作されるシリンダロックの他に、電子制御装置
の信号によって作動するソレノイドをグローブボックス
用の口、り装置内に設けると共に、前記シリンダ口、り
内のロータに回動されるカムにより回動される回動カム
と、この回動カムと連動するソレノイドの作動によって
、施錠と解錠が遠隔部より操作できるようにすることに
ある。

〔作　用〕

シリンダ口、り内のロータと共に回動する回動カムの突
出片は矩形であって、この矩形の突出片がカム摺動部材
の矩形凹部に嵌合したときは、ストライカ−と係止する
係合レバーはストライカ−から離脱せず、施錠状態とな
り、また、前記突出片が９０°反転して矩形凹部に嵌合
せずカム摺動部材の前面に当接するときは、係合レバー
がストライカ−から離脱し解錠状態となる。

前記回動カムに形成した突出片の回動はロータにキーグ
レートを挿入して、このロータを回動させたときに回動
する。また遠隔部に設けた電子制御装置（図示せず）の
操作によって双安定ソレノイドが進退により作動する作
動杆が回動カムと係合しているので、この回動カムの突
出片が回動する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面と共に説明する。

第１図は側面図であって、第２図は正面図、第３図は第
２図のムー五線に沿った縦断面図、第４図は第１図のＢ
−Ｂ線に沿った横断面図、第５図は作動説明図である。

第３図において、シリンダ口、りＳのハウジング１内に
回動自在に設けたロータ２を設け、このロータ２には複
数枚のタンブラ３が上下方向にスプリング（図示せず）
に付勢され、キーＫをロータ２に挿入することによりロ
ータ２内に陰没する。

また、ロータ２の先端に形成したロータカム２′は、矩
形の突出片４′を形成した回動カム４の切欠凹部４″に
係合し、ロータ２の回動と共に回動カム４も回動する。

また、この回動カム４の周面４１Ｌに形成した突出部４
ｂに長孔４ｏを形成しく第４図参照）、この長孔４０に
双安定ソレノイド５の進退により作動する作動杆６の一
端６′を折曲げ挿入する。このように、長孔４ｏに作動
杆６の一端６′を挿入しているので、この双安定ソレノ
イド５が遠隔部より電子制御装置（図示せず）の操作に
より作動するので、回動カム４も回動する。このシリン
ダ口、りＳとリング１５を嵌装した回動カム４はケース
本体７に一万を当接させた第１コイルスプリング８に付
勢されている。また、回動カム４に形成した突出片４′
は矩形であるから、この突出片４′と嵌合し且つ離脱す
る矩形凹部９′を形成したカム摺動部材９を回動カム４
と対向する位置に設けると共に、このカム摺動部材９の
後部に形成した筒部９“とケース本体Ｔとの間に第２コ
イルスプリング１０を設け、常時、シリンダロックＳ方
向へ付勢する。

このカム摺動部材９の膨出部９ａは、スプリング１１に
付勢され、ビンしで軸支された回動自在の係合レバー１
３に形成した切欠面１３＆、１３ｂのいずれか一方に係
止する。この切欠面１３＆。

１３ｂの一方１３ｂは施錠時の固定であって、他方１３
１Ｌは、解錠時の回動を規制する。また、係合レバー１
３はＵ字形の切欠部１３Ｇを形成し、この切欠部１３ｃ
内にグローブボックス１７に固着したストライカ−１４
が係脱ｆる。

次に、第３図および第５図について説明すると、第３図
は施錠時、すなわち、係合レバー１３の切欠部１３ｏに
ストライカ−１４が係入し且つカム摺動部材９の膨出部
９＆が係合レバー１３の切欠面１３ｂに当接し係合ンバ
ー１３の回動を阻止し施錠状態にしている。また、第５
図はシリンダ口、りＳを第１コイルスプリング８に抗し
ながら手で押動すると、カム摺動部材９を第２コイルス
プリング１０に抗しながら押動するので、係合レバー１
３はスズリング１１に付勢され解錠方向へ回動し係合レ
バー１３の切欠面１３＆が膨出部９ｍに当接し回動が止
まり解錠状態になる。

このような作動状態において、回動カム４の突出片４′
はカム摺動部材９の矩形凹部９′と交差する位置関係に
あり、突出片４′はカム摺動部材９の前面９ｂに当接す
る状態にある。

また、施錠状態にするときは、回動カム４をキーにで回
動するか、あるいは双安定ルノイド５で回動させ、この
回動カム４の突出片４′とカム摺動部材９の矩形凹部９
′との位置関係を一致させ、この突出片４′が矩形凹部
９′に嵌合できるようにする。

このように嵌合し得る位置関係にあるとき、シリンダ口
、りＳを押動させてもカム摺動部材９は僅かに移動する
が、係合レバー１３を解錠位置にまで回動させることが
できないので、施錠状態にされていることになる。

また、１６は回動カム４０回動位置を検知するための検
知スイッチである。

〔発明の効果〕

本発明は以上の如く、回動カムに双安定ソレノイドに設
けた作動杆を係合させたので、遠隔部より電子制御装置
の操作により、この双安定ンレノイドを作動させればキ
ーを携帯することなく、グローブボックス用の口、り装
置を施錠あるいは解錠可能にすることができるので、電
子制御装置を装備１．た自動車に適用すれば有用な効果
を奏するものである。

【図面の簡単な説明】 図は本発明の一実施例であって、第１図は側面図、第２
図は正面図、第３図は第２図のムー五線に沿った縦断面
図、第４図は第１図のＢ−Ｂ線に沿った横断面図、第５
図は作動説明図、第６図はストライカ−の斜視図、第７
図は要部の分解斜視図を表わすものである。 Ｋ・・・キー、Ｓ・・・シリンダロック、１・・・ハウ
ジング、２・・・ロータ、４・・・回動カム、５・・・
双安定ソレノイド、６・・・作動杆、７・・・ケース本
体、９・・・カム摺動部材、９′・・・矩形凹部、１３
・・・係合レバー、１３０・・・切欠部、１４・・・ス
トライカ−０Ｂ二

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第１コイルスプリングに付勢されるシリンダロックとこ
   のシリンダロック内のロータの後端部と嵌合し且つ矩形
   の突出片を形成する回動カムとこの回動カムの周面に突
   設する突出部の長孔に係入する作動杆とこの作動杆を進
   退させる双安定ソレノイドと回動カムと対向する位置に
   あり且つ矩形凹部を形成するカム摺動部材とこのカム摺
   動部材を付勢する第２コイルスプリングとこのカム摺動
   部材に当接し且つスプリングに付勢され回動を規制する
   各切欠面を形成した係合レバーとこの係合レバーのＵ字
   形の切欠部に係脱し且つグローブボックス側に固定され
   るストライカとを設け双安定ソレノイドが作動したとき
   回動カムの突出片がカム摺動部材の矩形凹部に嵌合し且
   つ交差位置に回動し嵌合位置にあるときカム摺動部材が
   係合レバーを解錠位置に押動できず係合レバーがストラ
   イカーから離脱せず突出片が矩形凹部と交差位置にある
   ときカム摺動部材の前面に突出片が当接しカム摺動部材
   を第２コイルスプリングに抗し押動し係合レバーを回動
   させこの係合レバーの切欠部よりストライカを離脱し解
   錠することを特徴とするグローブボックス用ロック装置
   。