JP2002266337A - 水路内面のライニング構造 - Google Patents

水路内面のライニング構造

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JP2002266337A
JP2002266337A JP2001062130A JP2001062130A JP2002266337A JP 2002266337 A JP2002266337 A JP 2002266337A JP 2001062130 A JP2001062130 A JP 2001062130A JP 2001062130 A JP2001062130 A JP 2001062130A JP 2002266337 A JP2002266337 A JP 2002266337A
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water
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water way
water channel
lining
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Toru Miyazaki
徹 宮崎
Keisuke Fukuoka
敬介 福岡
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Kurimoto Ltd
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Kurimoto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水路補修のコストダウンを図るとともに、水
路断面の縮小を抑える。 【解決手段】 既設水路Wの内面W’にライニング用F
RPM板3をシート部材10を介在してアンカー2止め
する。シート部材には、表裏面に凹凸11aが設けられ
て水路13が形成されている。水路W側からの漏水及び
コンクリート壁H側からの浸水に対し、シート部材が遮
蔽壁となって、相互の出入りを阻止し、漏水及び浸水は
水路13によって下降し、下流側に流れる。水路Wの長
さ方向には適宜に、その漏水及び浸水の溜部を形成し、
水路Wに導入したり、コンクリート壁H外に排水する。
このとき、フィルター12により砂などの水路13への
浸入が阻止され、水路13が詰まることはない。FRP
M板及びシート部材の厚み分、水路断面が縮小しただけ
であり、FRPM板の水理特性から、流水量は以前より
増加する。また、アンカー位置及びFRPM板の補強も
不要となってコストダウンとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、農業用水、下水
道などの既設水路の内面を補修するためのライニング構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、農業用水、下水道などの既設水路
の内面の補修方法としては、その内面の既設コンクリー
トの不良部分を除去し、その除去部分に新たにコンクリ
ートを打ち直すという、いわゆるコンクリート打ち替え
工法が一般的である。この工法は、既設コンクリートの
不良部分の削り、搬出、新コンクリートの打ち込みとい
った作業があって、工事期間が長くなる。
【0003】このため、特開平3−247809号公報
には、図4に示すように、既設水路Wの内面に固定部材
1をアンカーボルト2により固定し、その固定部材1を
介してFRP板3を水路内面W’全面に張設した後、そ
のFRP板3と水路内面W’の間にセメントミルクaを
打設して、水路内面W’をライニングする工法が示され
ている。図中、Hは既設コンクリート壁である。
【0004】この工法から成る水路内面W’は、水路断
面の縮小を招くが、FRP面の水理特性(FRP面のマ
ニング粗度係数:0.010、コンクリート面の同係
数:0.013)により、改修前の既設水路と同一以上
の流水量を確保し得る。そのFRP板3は、例えば、図
5に示すように、FRP(ガラス繊維で強化した強化プ
ラスチック)層3aの間に、ポリエステルコンクリート
から成る樹脂モルタル3bを介在したものである(これ
は、FRP板の一種であって、FRPM板という)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載のライニ
ング工法はコンクリート打ち替え工法に比べて施工性等
は優れているが、図4及び図6に示すように、水路内面
W’の底面及び両側面に設けた固定部材1にビス(ボル
ト)5によりライニング板3を固定してアンカー止めす
るとともに、図6(a)に示すように、底面用ライニン
グ板3と側面用ライニング板3の突き合わせ部はコーナ
部材6を当てがい、そのコーナ部材6にビス5によりラ
イニング板3を固定して、水路内面W’の全面にライニ
ング板3を張設した後、そのライニング板3と水路内面
W’との間にセメントミルクaを打設している。
【0006】この打設時、図4のP矢印のごとく、セメ
ントミルクaは上部から注入(打設)されるため、セメ
ントミルクaが底面W1 ’全面に均一に至るには、その
注入圧(打設圧)Pはかなり高いものを必要とする。こ
の注入圧が高ければ、ライニング板3もそれに耐え得る
強度が必要であり、従来では、図4及び図6(c)に示
すように、ライニング板3の適宜位置に補強部材7をビ
ス止めするとともに、ライニング板3の両端以外の適宜
個所で固定部材1を介してアンカー止めしている。この
補強部材7のビス止め及び固定部材1を介したアンカー
止めはコストアップの原因となる。特に、底面用ライニ
ング板3には側面のセメントミルクaの荷重(グラフト
圧)も加わるため、その補強部材7の取付け量及びアン
カー止め位置は多くなる。なお、従来では、固定部材1
と補強部材7は兼用し、施工性の点から、側面用も底面
用と同じ補強態様のライニング板3を使用している。
【0007】また、ライニング板3と水路内面W’の間
隙tは水路断面に影響し、その間隙tは狭い方が好まし
いが、セメントミルクaが全域にまんべんなく行き渡る
には、その間隙tを広くせざるを得なかった。
【0008】ところで、上記コンクリート打ち替え工法
及びFRP板3によるライニング工法のいずれも、漏水
防止の点から、打ち替えコンクリート層を水密にした
り、セメントミルク層4を形成している。しかし、この
コンクリート層の水密化はいきおいその層が厚くなり、
その厚い層及びセメントミルク層4は水路断面の縮小化
を招く。この縮小化は流水量確保の点から好ましくな
い。
【0009】ここで、既設水路内面W’の補修を、構造
補強及び水性特性の向上を図るものであって、漏水は無
視できるものである、と考えることもできる。また、水
路W途中で漏水しても、その漏水は集めて水路に戻せば
よい、と考えることもできる。
【0010】この発明は、その考えに基づき、水路断面
の縮小化を極力抑えて水路内面の補修を行い得るように
することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明は、上記FRP板などのライニング板を既
設水路内面に直接にアンカー止めすることとしたのであ
る。ここで、「直接にアンカー止めする」とは、上述
の、水密化のための打ち替えコンクリート層やセメント
ミルク層4を形成しない意味をいい、このように直接止
めれば、ほぼライニング板の厚さ分、水路断面が小さく
なるだけで、その縮小化を極力抑えることができる。
【0012】漏水防止が必要であれば、ポリエチレンな
どのプラスチックシートをライニング板と水路内面に介
在すればよい。このシートによって漏水を遮断するとと
もに、水路内への浸水も遮断し得る。このとき、プラス
チックシートの表面は通常滑性が高いため、その漏水及
び浸水はその表面を伝う。このため、その伝う方向を定
めれば、一箇所に集水することができ、その集水部で、
水路に戻すなどの処理をすればよい。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態としては、既
設水路内面の清掃をした後、ライニング板を仮設し、そ
の止め穴から水路内面にアンカー止め位置の印を行い、
ライニング板を取除いて、その印位置にアンカー孔を形
成し、以後同様な作業で全てのアンカー孔を形成した
後、既設水路内面にライニング板を直接に当てがって、
アンカー止めする。
【0014】この構成において、ライニング板と既設水
路内面間にプラスチック製などの漏れ防止シートを介在
すれば、漏水防止を図ることができ、そのシートの表裏
面に凹凸が設けられて水路が形成されたものであれば、
その水路が漏水及び浸水の水路となる。水路は表裏面の
一方のみでもよい。また、シート表面に不織布などから
成る水のみを通すフィルター層が形成されておれば、水
路内に砂などの流水障害物が混入しない。
【0015】
【実施例】一実施例を、図1に示し、この実施例は、水
深1m、幅1mの農業用水用既設水路Wの内面W’をF
RP(FRPM)板3でもってライニングしたものであ
る。そのFRPM板3は図5において補強部材7を設け
ていないものであり、そのFRPM板3を、図3に示す
シート部材10を介在して図2に示すようにケミカルア
ンカーボルト2によりコンクリート壁Hに取付けてい
る。
【0016】シート部材10は、図3に示すように、グ
リ・シート((株)タキロン 商品名)であって、高密
度ポリエチレンからなる凹凸シート11の表裏面にポリ
プロピレンからなる不織布フィルター12を貼着したも
のである。凹凸シート11は円錐台状突部11aが表裏
面に形成されて、両面フィルター12、12間には上下
左右方向の水路13が形成されている。
【0017】このライニング工法は以下の手順で行な
う。 (1) 準備工 ・断水作業(通水状態では作業は出来ない) ・シート部材10は、1m×25mのロール状なので、
設置に必要な長さに切断する。 (2) 仮組工 ・切断したシート部材10を水路1m長さに仮設置す
る。 ・仮設置したシート部材10の水路底部に、FRPM板
3を仮置きする。 ・仮置きしたFRPM板3の孔位置(アンカー止め位
置)に合わせ、シート部材10に印を付ける。このと
き、従来のように、セメントミルクaの流入がないた
め、孔位置は両端などの最小限で十分である。 (3) 底部アンカー施工 ・仮置きしたFRPM板3を撤去し、シート部材10の
印位置に合わせ、シート部材10上から穿孔する。 ・専用ブラシなどを使用しながら、穿孔屑を吸引又はブ
ロワーで清掃する。 ・寸切りボルトを差し込みシート部材10との境目に印
を付ける。 ・寸切りボルトを撤去後、ケミカルアンカー2を挿入
し、再度寸切りボルトを挿入し、攪拌・固着後、硬化養
生する。 (4) 底部FRPM板設置工 ・FRPM板3の孔位置とアンカー位置を合わせ、シー
ト部材10上に設置する。 ・ナットで固定する。 (5) 両側部FRPM板設置工 ・底部同様、アンカーを設置し、FRPM板3を固定す
る。 (6) 止水作業工 ・固定したFRPM板3とFRPM板3との突き合わせ
部及びアンカーボルト2周りに、シーリング材を用いて
止水する。 (7) 以後、(2) 〜(6) の作業を繰り返して、所要の内面
W’をライニングする。
【0018】この実施例のライニング構造は、水路W側
からの漏水、及びコンクリート壁H側からの浸水に対
し、シート部材10が遮蔽壁となって、相互の出入りを
阻止し、漏水及び浸水はシート部材10の水路13によ
って下降し、下流側に流れる。水路Wの流れ方向には適
宜に、その漏水及び浸水の溜部を形成し、水路Wに導入
したり、コンクリート壁H外に排水する。このとき、フ
ィルター12により砂などの水路13への浸入が阻止さ
れ、水路13が詰まることはない。
【0019】また、ライニング後の水路Wの断面は、ラ
イニング前の断面に比べ、FRPM板3及びシート部材
10の厚さ分、狭くなっただけであり、FRPM板3の
水理特性から、ライニング後の水路Wの流水量はライニ
ング前に比べ1.175倍程度となった。
【0020】この実施例において、シート部材10に、
単にフラット状のプラスチックシートを採用でき、この
場合には、シート部材10をFRPM板3とコンクリー
ト壁Hの界面が水路13となる。シート部材10の素材
はプラスチックなどの遮水性のあるものであれば、任意
に選択できる。また、フィルター12も種々の素材を採
用でき、貼着も任意である。すなわち、省略できる。さ
らに、漏水及び浸水を許容できれば、シート部材10も
省略できる。
【0021】
【発明の効果】この発明は、以上のように、必要最低限
のライニング層の厚さとしたので、水路断面の縮小を極
力抑えることができる。
【0022】また、セメントミルク注入圧などを考慮す
る必要がないため、従来のアンカー止めも最小限の数で
十分となるとともに、補強部材も削減又はなくすことが
できる。このため、それらの部材費などが不要となっ
て、コストダウンを図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の断面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】(a)は同実施例のシート材の部分斜視図、
(b)は同シート部材の断面図
【図4】従来例の断面図
【図5】ライニング板の一例斜視図
【図6】(a)は図4の水路コーナ部の断面図、(b)
は同ライニング板取付部の断面図、(c)は同補強部材
取付部の断面図
【符号の説明】
a セメントミルク W 水路 W’ 水路内面 1 固定部材 2 アンカーボルト 3 ライニング板(FRP板、FRPM板) 4 セメントミルク層(水密層) 10 シート部材 11 シート材 11a 突部(凹凸) 12 フィルター 13 水路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設水路Wの内面W’にライニング板3
    を直接にアンカー止めしたことを特徴とする水路内面の
    ライニング構造。
  2. 【請求項2】 上記ライニング板3と既設水路内面W’
    の間に漏水防止シート10を介在したことを特徴とする
    請求項1に記載の水路内面のライニング構造。
  3. 【請求項3】 上記シート10は、表裏面に凹凸11a
    が設けられて水路13が形成されたものであることを特
    徴とする請求項2に記載の水路内面のライニング構造。
  4. 【請求項4】 上記シート10の表裏面には水のみを通
    すフィルター層12が形成されていることを特徴とする
    請求項3に記載の水路内面のライニング構造。
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