JP2002264878A - 車輪昇降用駆動装置 - Google Patents

車輪昇降用駆動装置

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JP2002264878A
JP2002264878A JP2002003746A JP2002003746A JP2002264878A JP 2002264878 A JP2002264878 A JP 2002264878A JP 2002003746 A JP2002003746 A JP 2002003746A JP 2002003746 A JP2002003746 A JP 2002003746A JP 2002264878 A JP2002264878 A JP 2002264878A
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    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M11/00Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels
    • B62M11/04Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio
    • B62M11/10Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio with bevel gear wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M1/00Rider propulsion of wheeled vehicles
    • B62M1/24Rider propulsion of wheeled vehicles with reciprocating levers, e.g. foot levers
    • B62M1/30Rider propulsion of wheeled vehicles with reciprocating levers, e.g. foot levers characterised by the use of intermediate gears

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 自転車・乳母車・ホイールチェアを使用者が
便利に駆動できるようにした車輪昇降用駆動装置を提供
する。 【解決手段】 車体10の前・後方に設けられる前輪W
1と後輪W2;車体のヘッドパイプ11に設けられるギ
アボックスB;該ギアボックスBに内蔵されて互いに噛
合う駆動・従動ギア20および該従動ギアに一体に設け
られるサイドギア;車体10の両側に設けられて一方向
クラッチにより駆動ギア20を前進方向へのみ回転させ
る三つのリンク41、42、43からなる駆動部材40
から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自転車・乳母車・ホ
イールチェアを駆動させる駆動装置に関し、より詳細に
は自転車・乳母車・ホイールチェアを使用者が便利に駆
動し得るようにした車輪昇降用駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、従来の自転車はペダルを36
0度回転させながら駆動させるように構成されているた
め、人体工学的に足の運動に適合でないので、ペダルを
駆動させるに不便であり、ペダルの回転時に足が上方部
と後方部へ向う場合には駆動力が発生しなくなって走行
動力が低下する問題点があった。
【0003】また、従来の自転車は車体の中間部に設け
られていたクランク機構および中間部から後輪に延長さ
れているチェーン機構に因り車体の構造が複雑であり、
長さが長くなるのみならず、車輪の直径が限定されて都
市型自転車において車輪の直径を拡大して走行速度を向
上させようとする場合にも設計に制限がともなうように
なって走行速度を向上させることができなく、必要によ
って車輪の直径を縮小させることもできなく、山岳地形
や勾配のある登り坂では走行が難しい問題点があった。
【0004】一方、従来の乳母車は保護者が後で押して
行くように構成されているため、構造的に保護者が乳母
車を乗って行くことができない問題点があり、従来のホ
イールチェアは使用者が車輪を手で掴み回した後に手を
離しさらに手で車輪を掴み回すことを繰り返しながら駆
動させなければならない不便があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は前記の
ごとき従来の欠点を解消するためのもので、自転車・乳
母車・ホイールチェアを使用者が便利に駆動し得るよう
にして、特に自転車の場合には構造的に車輪の直径を必
要によって大きくまたは小さく製作することができるよ
うにすると共に走行速度を向上させ、乳母車の場合には
保護者が便利に乗って行くことができるようにし、ホイ
ールチェアの場合には使用者がより便利に駆動し得るよ
うにした駆動装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、車体の前・後方に前輪と後輪を設けるが、
前記車体のヘッドパイプにギアボックスを設けて該ギア
ボックスに互いに噛合う駆動・従動ギアを内蔵し、前記
車体の両側に交互に動作しながら一方向クラッチにより
駆動ギアを前進方向へのみ回転させる一対の駆動部材を
設け、前記ヘッドパイプに従動ギアのサイドギアと噛合
うヘッドギアを設けるが、該ヘッドギアの下部に中間ギ
アを一方向クラッチで軸支し、操向軸のフックを貫通す
る駆動軸の上・下部に中間ギアと噛合う中継ギアおよび
回転力を出力する出力ギアをそれぞれ軸支し、前記前輪
のハブに出力ギアと噛合うハブギアを取付けたのであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面により本発明の技
術的構成を詳細に説明するとつぎのとおりである。
【0008】本発明の車輪昇降用駆動装置は、図1〜図
10に示したとおり、車体10の前・後方にそれぞれ回
転可能に設けられる前輪W1と後輪W2;前記車体10
のヘッドパイプ11に設けられるギアボックスB;該ギ
アボックスBに回転可能に内蔵されて互いに噛合う駆動
・従動ギア20、30および該従動ギア30の一方の側
に一体に設けられるサイドギア31;前記車体10の両
側にそれぞれ設けられて一方向クラッチC1により駆動
ギア20を前輪W1の前進方向へのみ回転させる三つの
リンク41、42、43からなる駆動部材40;前記両
側第2リンク42に設けられたラック42aと噛合って
一対の駆動部材40を交互に動作させるピニオン50;
前記ヘッドパイプ11の下部にベアリング61で回転可
能に軸支されてサイドギア31と噛合うヘッドギア6
0;該ヘッドギア60の下部に一方向クラッチC2で回
転可能に軸支される中間ギア70;前記ヘッドパイプ1
1内に嵌められたかじ取車軸(以下、操向軸という)1
2のフック13を貫通する駆動軸80の上部に軸支され
て中間ギア70と噛合う中継ギアおよび駆動軸80の下
部に軸支されて回転力を出力する出力ギア82;前記前
輪W1のハブHに取付けられて出力ギアと噛合うハブギ
ア90を含み構成されたことをその技術的構成の基本的
な特徴とする。
【0009】ここで、前記車体10は本発明の駆動装置
で駆動させようとする自転車・乳母車・ホイールチェア
の骨組みを構成するもので、車体の先端部にはヘッドパ
イプ11が固定されており、該ヘッドパイプ11の内部
には操向軸12が回転可能に挿し込まれ、該操向軸12
の下部に備えられたフック13には前輪W1のハブHが
回転可能に連結される。
【0010】前記ギアボックスBはヘッドパイプ11に
取付けられるもので、このようなギアボックスBの内部
には駆動ギア20と従動ギア30およびサイドギア31
が回転可能に内蔵される。
【0011】前記駆動ギア20と従動ギア30は、互い
に噛合った状態でギアボックスBに回転可能に内蔵設置
されるもので、この際、従動ギア30の一側にはサイド
ギア31が一体に設けられる。
【0012】前記駆動部材40は三つのリンク41、4
2、43からなり、車体10の両側にそれぞれ設けられ
るもので、このような一対の両側駆動部材40はピニオ
ン50によりそれぞれ交互に昇降動作しながら駆動ギア
20を前輪W1が前進走行する方向へのみ駆動させる。
【0013】前記第1リンク41の先端部には一方向ク
ラッチC1が装着され、該一方向クラッチC1は駆動ギ
ア20の軸21に連結され、第1リンク41の後端部に
は長孔41aが設けられる。
【0014】前記第2リンク42は上・下部ガイド部材
44に昇降可能に設けられるもので、第2リンク42の
上部は第1リンク41の長孔41aにピン45で回動可
能に連結され、第2リンク42の内面にはピニオン50
に噛合うラック42aが一体に設けられる。この際、第
2リンク42の昇降動作をガイドする上・下部ガイド部
材44は車体10に固定される。
【0015】前記第3リンク43は車体10に軸ピン4
6で回転可能に連結されるもので、第3リンク43の先
端部には第2リンク42の下端にピン47で回動可能に
連結される長孔43aが設けられる。
【0016】前記一方向クラッチC1は、図8における
とおり、駆動ギア20の軸21に圧入される内輪1と第
1リンク41の先端部に圧入される外輪2を備え、外輪
2に設けられた多数個のクラッチ溝32にそれぞれ挿入
されたニードル4が内輪1の外面に接触される。
【0017】このような一方向クラッチC1は周知のも
で、図4と図5におけるとおり、交互に動作する第1リ
ンク41が反時計方向(前輪前進方向)へ回転すると外
輪2が共に反時計方向へ回転し、これにより外輪2のク
ラッチ溝3に挿入されたニードル4がクラッチ溝3の狭
小なスペースに圧着されて拘束されるため、外輪2の回
転力が内輪1に伝達されて駆動ギア20が反時計方向へ
共に回転し、一方、逆に第1リンク31が時計方向(前
輪後進方向)へ回転するとニードル4がクラッチ溝3の
拡張部へ移動して自由に解放されるため、外輪2の回転
力伝達が遮断されて内輪1が回転しないようになる。
【0018】前記ピニオン50は、図3と図4における
とおり、車体10に回転可能に設けられて両側第2リン
ク42のラック42aに噛合うもので、このようなピニ
オン50は駆動部材40の動作時に両側リンク42を交
互に昇降させる。
【0019】したがって、一側駆動部材40の第3リン
ク43後端部を下方へ押すと軸ピン46を中心として回
転する第3リンク43の先端部が一側第2リンク42を
上方へ上昇させ、これと連動して第2リンク42が上昇
しながら第1リンク41を前輪W1の前進方向である反
時計方向へ回転させるため、一方向クラッチC1により
駆動ギア20が共に反時計方向へ回転するようになる。
【0020】しかし、この際、他側駆動部材40はピニ
オン50により逆に動作して他側第1リンク41が時計
方向へ回転するが、他側第1リンク41に装着された一
方向クラッチC1により回転力が駆動ギア20に伝達さ
れるのが遮断されるため、両側第3リンク43を交互に
押すとピニオン50により両側駆動部材40が交互に動
作しながら継続的に駆動ギア20を前輪W1の前進方向
である反時計方向へのみ回転させる。
【0021】そして、駆動部材40により反時計方向へ
回転させる駆動ギア20の回転力は従動ギア30に伝達
され、これにより従動ギア30は逆方向である時計方向
へ回転すると共にこれと連動して従動ギア30に一体に
設けられたサイドギア31も時計方向へ共に回転するよ
うになる。
【0022】前記ヘッドギア60は、図6の(a)にお
けるとおり、ヘッドパイプ11の外径下部にベアリング
61で回転可能に装着されてサイドギア31に噛合うも
ので、このようなヘッドギア60は時計方向へ回転する
サイドギア31の回転力の伝達を受けて、図5における
とおり、矢印方向へ回転するようになる。
【0023】前記中間ギア70は、図6の(a)におけ
るとおり、ヘッドギア60の下部に一方向クラッチC2
で軸支されるもので、このような中間ギア70には、ヘ
ッドギア60の回転力が伝達されて共に図5におけると
おり矢印方向へ回転するが、若しか前輪W1の左・右方
向転換により中間ギア70が矢印の逆方向へ回転する場
合には、一方向クラッチC2により回転力が遮断されて
ヘッドギア60には伝達されない。
【0024】前記駆動軸80は、図6aにおけるとお
り、フック13の一側上部を貫通して回転可能に設けら
れるもので、このような駆動軸80の上部に軸支された
中継ギア81には、中間ギア70の回転力が伝達され
て、図5におけるとおり、矢印方向へ回転し、これと連
動して駆動軸80の下部に軸支された出力ギア82も共
に矢印方向へ回転するようになる。
【0025】この際、図6の(a)におけるとおり、中
継ギア81の内径にも一方向クラッチC3が装着される
ため、このような中継ギア81には中間ギア70の回転
力が伝達されて、図5におけるとおり、矢印方向へ回転
するが、前輪W1の左・右方向転換により中間ギア81
が矢印の逆方向へ回転する場合には一方向クラッチC3
により回転力が遮断されて中間ギア70には伝達されな
い。
【0026】前記ハブギア90は前輪W1のハブHに取
付けられて出力ギア82と噛合うもので、このようなハ
ブギア90には出力ギア82の回転力が伝達されて、図
5におけるとおり、反時計方向である矢印方向へ回転し
ながら前輪W1を共に前進走行させる。
【0027】この際、図8におけるとおり、ハブギア9
0の内径にも一方向クラッチC4が装着されるため、こ
のようなハブギア90には出力ギア82の回転力が伝達
されて矢印方向へ回転しながら前輪W1を走行させる
が、前輪W1が後進方向へ回転する場合には一方向クラ
ッチC4により回転力が遮断されて出力ギア70には伝
達されない。
【0028】前記のとおり噛合わされたギア列におい
て、駆動ギア20、従動ギア30、中間ギア70、中継
ギア81はスパギアからなり、サイドギア31、ヘッド
ギア60、出力ギア82、ハブギア90はベベルギアか
らなる。一方、前記一方向クラッチC2、C3、C4
は、図7に示した一方向クラッチC1と同一の構造から
なる周知のものである。
【0029】このように構成された本発明の車輪昇降用
駆動装置は、前述のとおり、両側駆動部材40を交互に
動作させると一方向クラッチC1により駆動ギア20が
反時計方向へ回転し、駆動ギア20の回転力が従動ギア
30に伝達されてサイドギア31が時計方向へ回転し、
サイドギア31の回転力がヘッドギア60に伝達されて
中間ギア70が矢印方向へ回転し、中間ギア70の回転
力が中継ギア81に伝達されて出力ギア82が矢印方向
へ回転し、これと連動して出力ギア82の回転力がハブ
ギア90に伝達され、結果的にこの回転力が伝達された
前輪W1が反時計方向へ継続回転しながら前進走行する
ようになる。
【0030】この際、本発明駆動装置の動力伝達は、第
1リンク41→第2リンク42→第3リンク43→一方
向クラッチC1→駆動ギア20→従動ギア30→サイド
ギア31→ヘッドギア60→一方向クラッチC2→中間
ギア70→中継ギア81→一方向クラッチC3→駆動軸
80→出力ギア82→ハブギア90→一方向クラッチC
4→前輪W1の順に伝達される。
【0031】走行中前輪W1の左右方向転換により中継
ギア81が逆方向へ回転する場合には、前述のとおり、
一方向クラッチC2、C3により逆方向への回転力がヘ
ッドギア60、中間ギア70に伝達されるのが遮断され
るため、走行中にも動力伝達に干渉が発生しないので、
スムーズに方向を転換することができ、また、ギアらの
干渉や破損・磨耗などを未然に防止することができる。
【0032】そして、前輪W1を後進させることにより
ハブギア90が逆方向へ回転する場合にも、前述のとお
り、ハブギア90に内蔵された一方向クラッチC4によ
り逆方向への回転力が出力ギア82に伝達されるのを遮
断することができる。
【0033】一方、図1〜図8は本発明の一実施例であ
って、前記のとおり構成されて動作する本発明の車輪昇
降用駆動装置を自転車に適用した状態を示したもので、
このように本発明を自転車に設置する場合、前記車体1
0の後方上部には自転車のサドル100を装着し、前記
操向軸12の上部には自転車のハンドル110を備え、
前記両側駆動部材40の後端部には交互に昇降するペダ
ル120が取付けられる。この際、前記ペダル120は
乗車者が足を楽に挿し込み引き出すことができるように
形成する。
【0034】したがって、従来の自転車はペダルを36
0度回転させながら駆動させるように構成されていたた
め、人間工学的に足の運動に適合しなかったため不便で
あり、ペダルの回転時に足が上方部と後方部へ向う場合
には駆動力が発生しなくなって走行動力が低下する問題
点があったが、本発明の駆動装置を自転車に適用すれば
両側駆動部材40を限定された回動角の範囲内で上下に
動作して動力を発生させて走行するようになっているた
め、楽に駆動させることができるのみならず、両側駆動
部材40を両足で交互に下方へ押すときに体重を乗せて
発生する強い駆動力により走行させるようになっている
ため、より早い速度で走行することができ、山岳地域や
勾配のある登り坂でもより容易に楽に走行することがで
きる長所がある。
【0035】また、従来の自転車において車体の中間部
に設けられていたクランク機構および中間部から後輪へ
延長されたチェーン機構を設ける必要がないため、車体
の構造を簡単化すると共に長さを短縮することができ、
必要によって都市型自転車における車輪の直径を大きく
製作することができるので、走行速度を速めることがで
きると共に、必要によっては車輪の直径を小さく製作す
ることもでき、特に前輪W1を駆動させるため山岳地域
や登り坂でより容易に楽に走行し得る長所がある。
【0036】図9は本発明の別の実施例であって、前述
のとおり構成されて動作する本発明の車輪昇降用駆動装
置を乳母車に適用した状態を示したもので、このように
本発明を乳母車に設置する場合、前記車体10の後方上
部には乳母車のシート200を装着し、前記フック13
の両側には、かじ取用のフォーク(以下、操向フォーク
という)210を連結し、この操向フォーク210の後
端には車体10に回動可能に固定された動作レバー22
0をナックル230で連結し、前記乳母車のシート20
0の後方には垂直にかじ取キー(以下、操向キーとい
う)240を回転可能に固定し、この操向キー240の
下端に動作レバー220の後端部を連結し、前記両側駆
動部材40の後端部には乳母車のシート200の後方へ
突出して交互に昇降するペダル250を取付ける。この
際、前記ペダル250は乗車者が足を楽に挿し込み引き
出すことができるように形成する。
【0037】したがって、従来の乳母車は保護者が後で
押して行くように構成されていたため、構造的に保護者
が乳母車を乗って行くことができない問題点があった
が、本発明の車輪昇降用駆動装置を乳母車に適用すれば
保護者が両側ペダル250を交互に足で押しながら楽に
便利に乳母車を乗って行くことができるメリットがあ
り、また、操向キー240を操作すれば動作レバー22
0、ナックル230、操向フォーク210が動作して前
輪W1を望む方向へ転換させるため、保護者は乳母車に
乗って行きながら前輪W1の走行方向を容易に操ること
ができる。
【0038】図10は本発明のまた別の実施例であっ
て、前記のとおり構成されて動作する本発明の車輪昇降
用駆動装置をホイールチェアに適用した状態を示したも
ので、このように本発明をホイールチェアに適用する場
合、前記車体10の後方上部にはホイールチェア300
のシートを装着し、前記操向軸12の上部にはハンドル
310を取付け、前記駆動部材40の第3リンク43は
シート300の両側に前後へ回転可能に固定して第2リ
ンク42とワイヤ320で連結し、第3リンク43の下
端は湾曲面330に形成し、該第3リンク43の上部に
は交互に動作する取手340を備える。
【0039】したがって、従来のホイールチェアは使用
者が車輪を掴み回して手を離しさらに手で車輪を掴み回
す動作を繰り返しながら駆動させなければならない不便
があったが、本発明の車輪昇降用駆動装置をホイールチ
ェアに適用すれば使用者が両側の取手340を前後へ押
し引きしながら交互に動作させるとワイヤ320により
駆動部材40が動作して前輪W1を駆動させるため、使
用者はホイールチェアをより便利に駆動させることがで
きるメリットがあり、また、ハンドル310を操って前
輪W1の走行方向を容易に操縦することができる。
【0040】
【発明の効果】以上で説明したとおり、本発明の車輪昇
降用駆動装置は、自転車・乳母車・ホイールチェアを使
用者が便利に駆動させることができるため、特に自転車
に設置する場合には構造的に車輪の直径を必要によって
大きくまたは小さく製作することができると共に、走行
速度を向上させることができ、乳母車に設置する場合に
は保護者が便利に乳母車に乗って行くことができ、ホイ
ールチェアに設置する場合には使用者がより便利に駆動
し得る非常に有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車輪昇降要駆動装置を自転車に設置し
た状態を示した正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明の要部を抜粋した斜視図である。
【図4】駆動部材の動作状態を示した斜視図である。
【図5】ギアボックスの内部構造を示した斜視図であ
る。
【図6】(a)および(b)は、それぞれギアボックス
の縦断面図および平断面図である。
【図7】一方向クラッチの構造を示した断面図である。
【図8】出力ギアとハブギアの断面図である。
【図9】本発明の車輪昇降用駆動装置を乳母車に設置し
た状態を示した斜視図である。
【図10】本発明の車輪昇降用駆動装置をホイールチェ
アに設置した状態を示した斜視図である。
【符号の説明】
10 車体 11 ヘッドパイプ 12 操向軸 13 フック 20 駆動ギア 30 従動ギア 31 サイドギア 40 駆動部材 41、42、43 リンク 42a ラック 50 ピニオン 60 ヘッドギア 61 ベアリング 70 中間ギア 80 駆動軸81 中継ギア82 出力ギア90
ハブギア100 サドル110、310 ハン
ドル120、250 ペダル200、300 シー
ト210 操向フォーク220 動作レバー230
ナックル240 操向キー320 ワイヤ33
0 湾曲面340 取手W1 前輪W2 後輪
B ギアボックスH ハブC1、C2、C3、C4
一方向クラッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体(10)の前・後方に設けられる前
    輪(W1)と後輪(W2);車体(10)のヘッドパイ
    プ(11)に設けられるギアボックス(B);該ギアボ
    ックス(B)に内蔵されて互いに噛合う駆動・従動ギア
    (20、30)および該従動ギア(30)に一体に設け
    られるサイドギア(31);車体(10)の両側に設け
    られて一方向クラッチ(C1)により駆動ギア(20)
    を前進方向へのみ回転させる三つのリンク(41、4
    2、43)からなる駆動部材(40);両側の第2リン
    ク(42)に設けられたラック(42a)と噛合って駆
    動部材(40)を交互に動作させるピニオン(50);
    前記ヘッドパイプ(11)の下部にベアリング(61)
    により軸支されてサイドギア(31)と噛合うヘッドギ
    ア(60);該ヘッドギア(60)の下部に一方向クラ
    ッチ(C2)で軸支される中間ギア(70);前記ヘッ
    ドパイプ(11)内に嵌められた操向軸(12)のフッ
    ク(13)を貫通する駆動軸(80)上部に軸支されて
    中間ギア(70)と噛合う中継ギア(81)および駆動
    軸(80)の下部に軸支されて回転力を出力する出力ギ
    ア;前記前輪(W1)のハブ(H)に取付けられて出力
    ギア(82)と噛合うハブギア(90)を含む車輪昇降
    用駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記中継ギア(81)とハブギア(9
    0)にも一方向クラッチ(C3、C4)が内蔵されたこ
    とを特徴とする請求項1記載の車輪昇降用駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記車体(10)の後方上部にはサドル
    (100)を備え、前記操向軸(12)の上部にはハン
    ドル(110)を備え、前記両側駆動部材(40)の後
    端部には交互に昇降するペダル(120)を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の車輪昇降用駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記車体(10)の後方上部にはシート
    (200)を備え、前記フック(13)の両側には操向
    フォーク(210)が連結され、この操向フォーク(2
    10)後端には車体(10)に回動可能に固定された動
    作レバー(220)がナックル(230)で連結され、
    前記シート(200)の後方には垂直に操向キー(24
    0)が回転可能に固定され、この操向キー(240)の
    下端が動作レバー(220)の後端部に連結され、前記
    両側駆動部材(40)の後端部にはシート(200)の
    後方に突出して交互に昇降するペダル(250)を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の車輪昇降用駆動装
    置。
  5. 【請求項5】 前記車体(10)の後方上部にはシート
    (300)を備え、前記操向軸(12)の上部にはハン
    ドル(310)を備え、前記駆動部材(40)の第3リ
    ンク(43)はシート(300)の両側に前・後へ回転
    可能に固定されて第2リンク(42)とワイヤ(32
    0)で連結し、第3リンク(43)の下端は湾曲面(3
    30)に形成し、第3リンク(43)の上部には交互に
    動作する取手(340)を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の車輪昇降用駆動装置。
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