JP3655590B2 - 駆動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自転車・乳母車・ホイールチェアを駆動させる駆動装置に関し、より詳細には自転車・乳母車・ホイールチェアを使用者が便利に駆動し得るようにした駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、従来の自転車はペダルを360度回転させながら駆動させるように構成されているため、人体工学的に足の運動に適合でないので、ペダルを駆動させるに不便であり、ペダルの回転時に足が上方部と後方部へ向う場合には駆動力が発生しなくなって走行動力が低下する問題点があった。
【0003】
また、従来の自転車は車体の中間部に設けられていたクランク機構および中間部から後輪に延長されているチェーン機構に因り車体の構造が複雑であり、長さが長くなるのみならず、車輪の直径が限定されて都市型自転車において車輪の直径を拡大して走行速度を向上させようとする場合にも設計に制限がともなうようになって走行速度を向上させることができなく、必要によって車輪の直径を縮小させることもできなく、山岳地形や勾配のある登り坂では走行が難しい問題点があった。
【0004】
一方、従来の乳母車は保護者が後で押して行くように構成されているため、構造的に保護者が乳母車を乗って行くことができない問題点があり、従来のホイールチェアは使用者が車輪を手で掴み回した後に手を離しさらに手で車輪を掴み回すことを繰り返しながら駆動させなければならない不便があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は前記のごとき従来の欠点を解消するためのもので、自転車・乳母車・ホイールチェアを使用者が便利に駆動し得るようにして、特に自転車の場合には構造的に車輪の直径を必要によって大きくまたは小さく製作することができるようにすると共に走行速度を向上させ、乳母車の場合には保護者が便利に乗って行くことができるようにし、ホイールチェアの場合には使用者がより便利に駆動し得るようにした駆動装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明は、車体の前・後方に前輪と後輪を設けるが、前記車体のヘッドパイプにギアボックスを設けて該ギアボックスに互いに噛合う駆動・従動ギアを内蔵し、前記車体の両側に交互に動作しながら一方向クラッチにより駆動ギアを前進方向へのみ回転させる一対の駆動部材を設け、前記ヘッドパイプに従動ギアのサイドギアと噛合うヘッドギアを設けるが、該ヘッドギアの下部に中間ギアを一方向クラッチで軸支し、操向軸のフォークを貫通する駆動軸の上・下部に中間ギアと噛合う中継ギアおよび回転力を出力する出力ギアをそれぞれ軸支し、前記前輪のハブに出力ギアと噛合うハブギアを取付けたのである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面により本発明の技術的構成を詳細に説明するとつぎのとおりである。
【0008】
本発明の駆動装置は、図1〜図10に示したとおり、車体10の前・後方にそれぞれ回転可能に設けられる前輪W1と後輪W2;前記車体10のヘッドパイプ11に設けられるギアボックスB;該ギアボックスBに回転可能に内蔵されて互いに噛合う駆動・従動ギア20、30および該従動ギア30の一方の側に一体に設けられるサイドギア31;前記車体10の両側にそれぞれ設けられて一方向クラッチC1により駆動ギア20を前輪W1の前進方向へのみ回転させる三つのリンク41、42、43からなる駆動部材40;前記両側第2リンク42に設けられたラック42aと噛合って一対の駆動部材40を交互に動作させるピニオン50;前記ヘッドパイプ11の下部にベアリング61で回転可能に軸支されてサイドギア31と噛合うヘッドギア60;該ヘッドギア60の下部に一方向クラッチC2で回転可能に軸支される中間ギア70;前記ヘッドパイプ11内に嵌められたかじ取車軸(以下、操向軸という)12のフォーク13を貫通する駆動軸80の上部に軸支されて中間ギア70と噛合う中継ギアおよび駆動軸80の下部に軸支されて回転力を出力する出力ギア82;前記前輪W1のハブHに取付けられて出力ギアと噛合うハブギア90を含み構成されたことをその技術的構成の基本的な特徴とする。
【0009】
ここで、前記車体10は本発明の駆動装置で駆動させようとする自転車・乳母車・ホイールチェアの骨組みを構成するもので、車体の先端部にはヘッドパイプ11が固定されており、該ヘッドパイプ11の内部には操向軸12が回転可能に挿し込まれ、該操向軸12の下部に備えられたフォーク13には前輪W1のハブHが回転可能に連結される。
【0010】
前記ギアボックスBはヘッドパイプ11に取付けられるもので、このようなギアボックスBの内部には駆動ギア20と従動ギア30およびサイドギア31が回転可能に内蔵される。
【0011】
前記駆動ギア20と従動ギア30は、互いに噛合った状態でギアボックスBに回転可能に内蔵設置されるもので、この際、従動ギア30の一側にはサイドギア31が一体に設けられる。
【0012】
前記駆動部材40は三つのリンク41、42、43からなり、車体10の両側にそれぞれ設けられるもので、このような一対の両側駆動部材40はピニオン50によりそれぞれ交互に昇降動作しながら駆動ギア20を前輪W1が前進走行する方向へのみ駆動させる。
【0013】
前記第1リンク41の先端部には一方向クラッチC1が装着され、該一方向クラッチC1は駆動ギア20の軸21に連結され、第1リンク41の後端部には長孔41aが設けられる。
【0014】
前記第2リンク42は上・下部ガイド部材44に昇降可能に設けられるもので、第2リンク42の上部は第1リンク41の長孔41aにピン45で回動可能に連結され、第2リンク42の内面にはピニオン50に噛合うラック42aが一体に設けられる。この際、第2リンク42の昇降動作をガイドする上・下部ガイド部材44は車体10に固定される。
【0015】
前記第3リンク43は車体10に軸ピン46で回転可能に連結されるもので、第3リンク43の先端部には第2リンク42の下端にピン47で回動可能に連結される長孔43aが設けられる。
【0016】
前記一方向クラッチC1は、図におけるとおり、駆動ギア20の軸21に圧入される内輪1と第1リンク41の先端部に圧入される外輪2を備え、外輪2に設けられた多数個のクラッチ溝にそれぞれ挿入されたニードル4が内輪1の外面に接触される。
【0017】
このような一方向クラッチC1は周知のもで、図4と図5におけるとおり、交互に動作する第1リンク41が反時計方向(前輪前進方向)へ回転すると外輪2が共に反時計方向へ回転し、これにより外輪2のクラッチ溝3に挿入されたニードル4がクラッチ溝3の狭小なスペースに圧着されて拘束されるため、外輪2の回転力が内輪1に伝達されて駆動ギア20が反時計方向へ共に回転し、一方、逆に第1リンク31が時計方向(前輪後進方向)へ回転するとニードル4がクラッチ溝3の拡張部へ移動して自由に解放されるため、外輪2の回転力伝達が遮断されて内輪1が回転しないようになる。
【0018】
前記ピニオン50は、図3と図4におけるとおり、車体10に回転可能に設けられて両側第2リンク42のラック42aに噛合うもので、このようなピニオン50は駆動部材40の動作時に両側リンク42を交互に昇降させる。
【0019】
したがって、一側駆動部材40の第3リンク43後端部を下方へ押すと軸ピン46を中心として回転する第3リンク43の先端部が一側第2リンク42を上方へ上昇させ、これと連動して第2リンク42が上昇しながら第1リンク41を前輪W1の前進方向である反時計方向へ回転させるため、一方向クラッチC1により駆動ギア20が共に反時計方向へ回転するようになる。
【0020】
しかし、この際、他側駆動部材40はピニオン50により逆に動作して他側第1リンク41が時計方向へ回転するが、他側第1リンク41に装着された一方向クラッチC1により回転力が駆動ギア20に伝達されるのが遮断されるため、両側第3リンク43を交互に押すとピニオン50により両側駆動部材40が交互に動作しながら継続的に駆動ギア20を前輪W1の前進方向である反時計方向へのみ回転させる。
【0021】
そして、駆動部材40により反時計方向へ回転させる駆動ギア20の回転力は従動ギア30に伝達され、これにより従動ギア30は逆方向である時計方向へ回転すると共にこれと連動して従動ギア30に一体に設けられたサイドギア31も時計方向へ共に回転するようになる。
【0022】
前記ヘッドギア60は、図6の(a)におけるとおり、ヘッドパイプ11の外径下部にベアリング61で回転可能に装着されてサイドギア31に噛合うもので、このようなヘッドギア60は時計方向へ回転するサイドギア31の回転力の伝達を受けて、図5におけるとおり、矢印方向へ回転するようになる。
【0023】
前記中間ギア70は、図6の(a)におけるとおり、ヘッドギア60の下部に一方向クラッチC2で軸支されるもので、このような中間ギア70には、ヘッドギア60の回転力が伝達されて共に図5におけるとおり矢印方向へ回転するが、若しか前輪W1の左・右方向転換により中間ギア70が矢印の逆方向へ回転する場合には、一方向クラッチC2により回転力が遮断されてヘッドギア60には伝達されない。
【0024】
前記駆動軸80は、図6aにおけるとおり、フォーク13の一側上部を貫通して回転可能に設けられるもので、このような駆動軸80の上部に軸支された中継ギア81には、中間ギア70の回転力が伝達されて、図5におけるとおり、矢印方向へ回転し、これと連動して駆動軸80の下部に軸支された出力ギア82も共に矢印方向へ回転するようになる。
【0025】
この際、図6の(a)におけるとおり、中継ギア81の内径にも一方向クラッチC3が装着されるため、このような中継ギア81には中間ギア70の回転力が伝達されて、図5におけるとおり、矢印方向へ回転するが、前輪W1の左・右方向転換により中間ギア81が矢印の逆方向へ回転する場合には一方向クラッチC3により回転力が遮断されて中間ギア70には伝達されない。
【0026】
前記ハブギア90は前輪W1のハブHに取付けられて出力ギア82と噛合うもので、このようなハブギア90には出力ギア82の回転力が伝達されて、図5におけるとおり、反時計方向である矢印方向へ回転しながら前輪W1を共に前進走行させる。
【0027】
この際、図8におけるとおり、ハブギア90の内径にも一方向クラッチC4が装着されるため、このようなハブギア90には出力ギア82の回転力が伝達されて矢印方向へ回転しながら前輪W1を走行させるが、前輪W1が後進方向へ回転する場合には一方向クラッチC4により回転力が遮断されて出力ギア70には伝達されない。
【0028】
前記のとおり噛合わされたギア列において、駆動ギア20、従動ギア30、中間ギア70、中継ギア81はスパギアからなり、サイドギア31、ヘッドギア60、出力ギア82、ハブギア90はベベルギアからなる。一方、前記一方向クラッチC2、C3、C4は、図7に示した一方向クラッチC1と同一の構造からなる周知のものである。
【0029】
このように構成された本発明の駆動装置は、前述のとおり、両側駆動部材40を交互に動作させると一方向クラッチC1により駆動ギア20が反時計方向へ回転し、駆動ギア20の回転力が従動ギア30に伝達されてサイドギア31が時計方向へ回転し、サイドギア31の回転力がヘッドギア60に伝達されて中間ギア70が矢印方向へ回転し、中間ギア70の回転力が中継ギア81に伝達されて出力ギア82が矢印方向へ回転し、これと連動して出力ギア82の回転力がハブギア90に伝達され、結果的にこの回転力が伝達された前輪W1が反時計方向へ継続回転しながら前進走行するようになる。
【0030】
この際、本発明駆動装置の動力伝達は、第1リンク41→第2リンク42→第3リンク43→一方向クラッチC1→駆動ギア20→従動ギア30→サイドギア31→ヘッドギア60→一方向クラッチC2→中間ギア70→中継ギア81→一方向クラッチC3→駆動軸80→出力ギア82→ハブギア90→一方向クラッチC4→前輪W1の順に伝達される。
【0031】
走行中前輪W1の左右方向転換により中継ギア81が逆方向へ回転する場合には、前述のとおり、一方向クラッチC2、C3により逆方向への回転力がヘッドギア60、中間ギア70に伝達されるのが遮断されるため、走行中にも動力伝達に干渉が発生しないので、スムーズに方向を転換することができ、また、ギアらの干渉や破損・磨耗などを未然に防止することができる。
【0032】
そして、前輪W1を後進させることによりハブギア90が逆方向へ回転する場合にも、前述のとおり、ハブギア90に内蔵された一方向クラッチC4により逆方向への回転力が出力ギア82に伝達されるのを遮断することができる。
【0033】
一方、図1〜図8は本発明の一実施例であって、前記のとおり構成されて動作する本発明の駆動装置を自転車に適用した状態を示したもので、このように本発明を自転車に設置する場合、前記車体10の後方上部には自転車のサドル100を装着し、前記操向軸12の上部には自転車のハンドル110を備え、前記両側駆動部材40の後端部には交互に昇降するペダル120が取付けられる。この際、前記ペダル120は乗車者が足を楽に挿し込み引き出すことができるように形成する。
【0034】
したがって、従来の自転車はペダルを360度回転させながら駆動させるように構成されていたため、人間工学的に足の運動に適合しなかったため不便であり、ペダルの回転時に足が上方部と後方部へ向う場合には駆動力が発生しなくなって走行動力が低下する問題点があったが、本発明の駆動装置を自転車に適用すれば両側駆動部材40を限定された回動角の範囲内で上下に動作して動力を発生させて走行するようになっているため、楽に駆動させることができるのみならず、両側駆動部材40を両足で交互に下方へ押すときに体重を乗せて発生する強い駆動力により走行させるようになっているため、より早い速度で走行することができ、山岳地域や勾配のある登り坂でもより容易に楽に走行することができる長所がある。
【0035】
また、従来の自転車において車体の中間部に設けられていたクランク機構および中間部から後輪へ延長されたチェーン機構を設ける必要がないため、車体の構造を簡単化すると共に長さを短縮することができ、必要によって都市型自転車における車輪の直径を大きく製作することができるので、走行速度を速めることができると共に、必要によっては車輪の直径を小さく製作することもでき、特に前輪W1を駆動させるため山岳地域や登り坂でより容易に楽に走行し得る長所がある。
【0036】
図9は本発明の別の実施例であって、前述のとおり構成されて動作する本発明の駆動装置を乳母車に適用した状態を示したもので、このように本発明を乳母車に設置する場合、前記車体10の後方上部には乳母車のシート200を装着し、前記フォーク13の両側には、かじ取用のフォーク(以下、操向フォークという)210を連結し、この操向フォーク210の後端には車体10に回動可能に固定された動作レバー220をナックル230で連結し、前記乳母車のシート200の後方には垂直にかじ取キー(以下、操向キーという)240を回転可能に固定し、この操向キー240の下端に動作レバー220の後端部を連結し、前記両側駆動部材40の後端部には乳母車のシート200の後方へ突出して交互に昇降するペダル250を取付ける。この際、前記ペダル250は乗車者が足を楽に挿し込み引き出すことができるように形成する。
【0037】
したがって、従来の乳母車は保護者が後で押して行くように構成されていたため、構造的に保護者が乳母車を乗って行くことができない問題点があったが、本発明の駆動装置を乳母車に適用すれば保護者が両側ペダル250を交互に足で押しながら楽に便利に乳母車を乗って行くことができるメリットがあり、また、操向キー240を操作すれば動作レバー220、ナックル230、操向フォーク210が動作して前輪W1を望む方向へ転換させるため、保護者は乳母車に乗って行きながら前輪W1の走行方向を容易に操ることができる。
【0038】
図10は本発明のまた別の実施例であって、前記のとおり構成されて動作する本発明の駆動装置をホイールチェアに適用した状態を示したもので、このように本発明をホイールチェアに適用する場合、前記車体10の後方上部にはホイールチェア300のシートを装着し、前記操向軸12の上部にはハンドル310を取付け、前記駆動部材40の第3リンク43はシート300の両側に前後へ回転可能に固定して第2リンク42とワイヤ320で連結し、第3リンク43の下端は湾曲面330に形成し、該第3リンク43の上部には交互に動作する取手340を備える。
【0039】
したがって、従来のホイールチェアは使用者が車輪を掴み回して手を離しさらに手で車輪を掴み回す動作を繰り返しながら駆動させなければならない不便があったが、本発明の駆動装置をホイールチェアに適用すれば使用者が両側の取手340を前後へ押し引きしながら交互に動作させるとワイヤ320により駆動部材40が動作して前輪W1を駆動させるため、使用者はホイールチェアをより便利に駆動させることができるメリットがあり、また、ハンドル310を操って前輪W1の走行方向を容易に操縦することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上で説明したとおり、本発明の駆動装置は、自転車・乳母車・ホイールチェアを使用者が便利に駆動させることができるため、特に自転車に設置する場合には構造的に車輪の直径を必要によって大きくまたは小さく製作することができると共に、走行速度を向上させることができ、乳母車に設置する場合には保護者が便利に乳母車に乗って行くことができ、ホイールチェアに設置する場合には使用者がより便利に駆動し得る非常に有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の駆動装置を自転車に設置した状態を示した正面図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 本発明の要部を抜粋した斜視図である。
【図4】 駆動部材の動作状態を示した斜視図である。
【図5】 ギアボックスの内部構造を示した斜視図である。
【図6】 (a)および(b)は、それぞれギアボックスの縦断面図および平断面図である。
【図7】 一方向クラッチの構造を示した断面図である。
【図8】 出力ギアとハブギアの断面図である。
【図9】 本発明の駆動装置を乳母車に設置した状態を示した斜視図である。
【図10】 本発明の駆動装置をホイールチェアに設置した状態を示した斜視図である。
【符号の説明】
10 車体
11 ヘッドパイプ
12 操向軸
13 フォーク
20 駆動ギア
30 従動ギア
31 サイドギア
40 駆動部材
41、42、43 リンク
42a ラック
50 ピニオン
60 ヘッドギア
61 ベアリング
70 中間ギア
80 駆動軸
81 中継ギア
82 出力ギア
90 ハブギア
100 サドル
110、310 ハンドル
120、250 ペダル
200、300 シート
210 操向フォーク
220 動作レバー
230 ナックル
240 操向キー
320 ワイヤ
330 湾曲面
340 取手
W1 前輪
W2 後輪
B ギアボックス
H ハブ
C1、C2、C3、C4 一方向クラッチ

Claims (5)

  1. 車体(10)の前・後方に設けられる前輪(W1)と後輪(W2);車体(10)のヘッドパイプ(11)に設けられるギアボックス(B);該ギアボックス(B)に内蔵されて互いに噛合う駆動・従動ギア(20、30)および該従動ギア(30)に一体に設けられるサイドギア(31);車体(10)の両側に設けられて一方向クラッチ(C1)により駆動ギア(20)を前進方向へのみ回転させる三つのリンク(41、42、43)からなる駆動部材(40);両側の第2リンク(42)に設けられたラック(42a)と噛合って駆動部材(40)を交互に動作させるピニオン(50);前記ヘッドパイプ(11)の下部にベアリング(61)により軸支されてサイドギア(31)と噛合うヘッドギア(60);該ヘッドギア(60)の下部に一方向クラッチ(C2)で軸支される中間ギア(70);前記ヘッドパイプ(11)内に嵌められた操向軸(12)のフォーク(13)を貫通する駆動軸(80)上部に軸支されて中間ギア(70)と噛合う中継ギア(81)および駆動軸(80)の下部に軸支されて回転力を出力する出力ギア;前記前輪(W1)のハブ(H)に取付けられて出力ギア(82)と噛合うハブギア(90)を含む駆動装置。
  2. 前記中継ギア(81)とハブギア(90)にも一方向クラッチ(C3、C4)が内蔵されたことを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  3. 前記車体(10)の後方上部にはサドル(100)を備え、前記操向軸(12)の上部にはハンドル(110)を備え、前記両側駆動部材(40)の後端部には交互に昇降するペダル(120)を備えたことを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  4. 前記車体(10)の後方上部にはシート(200)を備え、前記フォーク(13)の両側には操向フォーク(210)が連結され、この操向フォーク(210)後端には車体(10)に回動可能に固定された動作レバー(220)がナックル(230)で連結され、前記シート(200)の後方には垂直に操向キー(240)が回転可能に固定され、この操向キー(240)の下端が動作レバー(220)の後端部に連結され、前記両側駆動部材(40)の後端部にはシート(200)の後方に突出して交互に昇降するペダル(250)を備えたことを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  5. 前記車体(10)の後方上部にはシート(300)を備え、前記操向軸(12)の上部にはハンドル(310)を備え、前記駆動部材(40)の第3リンク(43)はシート(300)の両側に前・後へ回転可能に固定されて第2リンク(42)とワイヤ(320)で連結し、第3リンク(43)の下端は湾曲面(330)に形成し、第3リンク(43)の上部には交互に動作する取手(340)を備えたことを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
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