JPS6328838B2 - - Google Patents

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JPS6328838B2
JPS6328838B2 JP53077323A JP7732378A JPS6328838B2 JP S6328838 B2 JPS6328838 B2 JP S6328838B2 JP 53077323 A JP53077323 A JP 53077323A JP 7732378 A JP7732378 A JP 7732378A JP S6328838 B2 JPS6328838 B2 JP S6328838B2
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JP
Japan
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drive
drive shaft
pawl
bicycle transmission
stage bicycle
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JP53077323A
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JPS5438040A (en
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Esu Rapeia Fuaanando
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Publication of JPS6328838B2 publication Critical patent/JPS6328838B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M25/00Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles
    • B62M25/02Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles with mechanical transmitting systems, e.g. cables, levers
    • B62M25/06Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles with mechanical transmitting systems, e.g. cables, levers foot actuated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M11/00Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels
    • B62M11/04Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio
    • B62M11/06Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio with spur gear wheels
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19219Interchangeably locked
    • Y10T74/19251Control mechanism
    • Y10T74/19279Cam operated
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19219Interchangeably locked
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    • Y10T74/19414Single clutch shaft
    • Y10T74/19419Progressive
    • Y10T74/19442Single key
    • Y10T74/19451Spur gears
    • Y10T74/1946Sliding clutch carrier
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T74/19414Single clutch shaft
    • Y10T74/19419Progressive
    • Y10T74/19442Single key
    • Y10T74/19451Spur gears
    • Y10T74/19465Sliding clutch operator

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多段自転車変速機、とくにペダルハブ
のところにあり、ペダルに応答する改良多段自転
車変速機に関する。
自転車は長期間にわたつて広く用いられてきた
が近年サイクリングが健康で楽しいレクリエーシ
ヨンとして、広く人気を博するとともに個々の地
方交通の安価な手段として自転車の実用性が見直
されてきた。それに伴つて、種々の型の土地で運
転効率を高めるためと、使用者の肉体的条件と能
力とのだんだん広がる大きな格差に適応するため
とに、自転車の多段変速装置の使用があらためて
強調されてきた。特許技術には多くの異なつた型
の多段変速装置があるが、経済上および実際上の
観点から、商業的に広く用いられるものは後輪ハ
ブに取り付けた2、3、および5段変速機と広く
用いられた「デラユール」(derailleur)型の10
段変速機とに限られてきた。これらのすべては通
常ケーブルで連結し手で操作するシフトレバーに
よつて作動し、手で操作するブレーキ装置が必要
である。また、これらほどではないが、たとえば
フイヒテル・ザツクス社(Fichtelu.Sachs A.G.)
の「トーピード」(Torpedo)変速機のような、
コースターブレーキ駆動装置と両立するもつと複
雑なペダル操作型の後輪ハブ多段変速機も用いら
れている。
特許文献に提案されている多くの多段自転車変
速装置の中には、たとえば米国特許第3648809号、
第3270589号、第3200699号、第3180181号、第
3147641号;第3022682号、第2993575号、第
2982384号、第2972908号、第2940339号;第
3354750号、第2993389号、第2903913号、第
2914152号に示されているようなペダル逆回転に
よつて駆動される多くのコースターブレーキと両
立した後輪ハブ変速機がある。他の提案された後
輪ハブ変速装置には米国特許第3351165号、第
3433097号、第3803947号、第3726156号に示され
たペダルの逆回転で駆動される遊星歯車式変速機
や米国特許第3653273号、第3886811号に示された
手で選択する後輪ハブ変速機がある。
後輪ハブ多段変速装置、とくにコースターブレ
ーキと両立するものは制限された空間に要求され
る小型部品の比較的複雑な構成のものである。そ
のためおよび後輪のハブに取り付けた多段変速機
に本性的な車輪の直径の長さのレバーアームのた
めに、誤用ははるかに少ないが正常な使用によつ
て不当にこわれやすく、その修理は通常比較的困
難であるとともに高価である。スターミ・アーチ
ヤー3段変速および「デラユール」型多段変速機
のような手動ブレーキ自転車に広く用いられてい
る簡単な後輪ハブ多段変速装置でさえハブ部品お
よびギヤシフトケーブルがこわれて比較的高価な
修理が必要であるとともに、手動シフトを行うと
きには乗り手の注意の転換が必要である。
最近自転車の多段変速機の部品の適当な位置と
してペダルハブが再び注目されてきた。1つの提
案された手段は後輪ハブコースターブレーキ組立
体と両立するペダルハブの近くの遊星歯車装置の
使用を含む。しかしこれはシフトを行うのに外部
の歯車シフトレバーの手動操作が必要である。こ
のような提案された構成は米国特許第3727484号、
第3766805号、第3842691号に示されている。他の
提案された手段は衝撃に応答するシフト機構と主
ペダルスプロケツトの直径を手で変化できる制御
装置を含む。このような手段の例は米国特許第
2600586号、第1608141号、第3506100号やデザイ
ンニユース、1974年12月16日、46〜47頁、プロダ
クトエンジニヤリング、1973年6月、13頁のよう
な種々の出版物に示されている。
本発明は、ペダルハブに取り付けられ、ゼロか
ら達成できる最高スピードまで自転車動作のすべ
ての条件のもとに限定された簡単なペダルの操作
によつて一様に動作できる改良多段自転車変速機
と要約できる。本発明の広い特徴においては、本
発明は自己完備した、ペダルハブに取り付けた、
インライン型の多段変速機を含み、複数の変速歯
車がペダル軸に軸支されて対応した姉妹歯車とつ
ねに走行係合し、ペダルハブ内のペダル応答シフ
ト機構が個々の変速歯車を選択的にペダル軸に駆
動係合させてペダル駆動スプロケツトのあらかじ
め選択された異なる変速比を与える。これより狭
い特徴においては、本発明はペダルハブに取り付
けたインライン型の変速機を含み、駆動応力がな
いときに個々の駆動歯車の選択的駆動係合は回転
変位の正常路の1対のあらかじめ選ばれた位置に
おけるペダル軸の限定された逆回転によつて行わ
れ、駆動歯車と駆動軸との間の駆動連結は駆動条
件下に圧縮応力だけを受けた部材によつて行われ
る。さらに他の特徴においては、本発明はインラ
イン型の多段変速機用改良シフト機構組立体を含
み、駆動歯車と駆動軸との間の駆動連結は駆動条
件下に圧縮応力だけを受けた部材によつて行われ
る。
すなわち、本発明によれば、駆動軸、駆動歯
車、変速歯車、及び駆動スプロケツトを有する多
段自転車変速機において、自転車のフレームの駆
動軸ハブ内に配置され、ペダルを回転するとその
回転に応じて回転される駆動軸、駆動軸に個別に
回転し得るように取付けられる複数個の駆動歯車
であつてその一に駆動スプロケツトが取付けられ
る駆動歯車、共通軸上に回転し得るように取付け
られ駆動歯車によつて一体に回転される複数個の
変速歯車、駆動軸と駆動歯車を駆動的に連結する
複数個の駆動つめ、駆動軸とともに回転し得るよ
うに駆動軸に取付けられて駆動軸に沿つて移動す
ることができ突起を有する円筒状のカラー装置、
細長い板ばね状の駆動部材であつて、その一端が
カラー装置に連結されその他端は駆動つめの一に
係合し、このように他端が、駆動つめの一に係合
すると、当該駆動つめが駆動歯車の任意の一を駆
動軸に連結する駆動部材、及びカラー装置の突起
が係合する突起を有するカラー移動装置が設けら
れ、カラー装置は駆動軸を逆回転する間にのみカ
ラー装置の突起がカラー移動装置の突起に係合す
ることにより、カラー装置が駆動軸に関して軸線
方向に移動することを特徴とする多段自転車変速
機が与えられる。
本発明の種々の利点の1つは、乗り手の要求と
命令にしたがつてハンドブレーキのある自転車と
ともに用いることができ、広く用いられているス
ターミ・アーチヤー3段変速機のような、すでに
あるハンドブレーキの利く、ギヤシフトで動作す
る、コースターブレーキと両立しない後輪ハブ多
段変速機とともに用いることができて変速比の数
を便利に増大させる、改良多段自転車変速機が得
られることである。他の利点は、シフトおよび駆
動部品の応力の大きさが比較的小さく、歯車をあ
らかじめ選んで任意の所望の歯車比を得ることが
でき、必要なときにはいつでも歯車を容易に変換
して歯車比を変えることができる、ペダルハブに
取り付けたインライン変速機が得られることであ
る。他の利点は、駆動歯車と駆動軸との組み合わ
せのような決定的な応力を受ける駆動装置部品が
駆動係合したとき、圧縮応力だけを受けるインラ
イン多段変速機が一般に得られることである。他
の利点は、がんじようでもちがよく、したがつて
寿命が長く、保守と修理の必要のない、工場で組
み立てて密封したインライン型の多段自転車変速
機が得られることである。他の利点は、制御ケー
ブルの必要がない、シフト操作の間に乗り手がハ
ンドルバーから手を離したり自転車の走行路から
注意をそらす必要のない、緊急のばあいその他に
急速なギヤシフトを容易に行うためにペダルの回
転路の容易に決めることができる位置におけるペ
ダルの逆変位の限られた円弧内における簡単、容
易、急速なペダル操作によつて操作できる、ペダ
ルで駆動できるギヤシフト機構が得られることで
ある。他の利点は、シフトを静止を含む自転車の
速度に関係なく行うことができ、シフトを行つて
いるときすべての部品は自動的に応力のない状態
に置かれ、シフトの操作中でさえ1組の歯車がつ
ねに駆動係合されている、インライン型の改良多
段自転車変速機が得られることである。他の利点
は、シフトのためのすべての手動操作を避けるこ
とができ、つねにかじ取りとブレーキの手動制御
を続けることができるばかりでなく、走行路から
目を離す必要をなくして安全性を高めることであ
る。本発明のさらに他の利点は、ペダル操作から
起こる損傷を受けない、信頼性があつて経済的な
インライン型の多段自転車変速機が得られること
である。
本発明のおもな目的は改良多段自転車変速機を
得ることである。
本発明の他の目的はペダルハブに取り付けてペ
ダルで操作する改良多段自転車変速機を得ること
である。
本発明の他の目的は、乗り手の命令と願望によ
つてシフトを行う、ペダルハブに取り付け、ペダ
ルで操作する多段自転車変速機を得ることであ
る。
本発明の他の目的は、駆動歯車と駆動軸との間
の駆動連結が、駆動条件の下に、圧縮応力だけを
受ける部材によつて行われる、インライン型の改
良多段自転車変速機を得ることである。
本発明のさらに他の目的は、ハンドブレーキを
用いる自転車において単独にかまたはコースター
ブレーキと両立しない後輪ハブ変速機と組み合わ
せて安価に歯車比の数を増大させる、ペダルハブ
に取り付けてペダルで操作する改良多段自転車変
速機を得ることである。
本発明の他の目的と利点は、図を用いて以下に
説明する本発明のペダルで操作する多段自転車変
速装置の好ましい実施例から明らかになるであろ
う。
第1図にフレーム14に取り付けたかじ取り前
輪10と駆動後輪12とを持つ自転車を示す。フ
レーム14は通常の管状構成で、一般にほぼ鉛直
のシートポスト部材16、水平上部部材18、傾
斜した下部部材20、2分枝前輪サポート22、
2分枝後輪サポート24、および1対の後方に延
びる下部部材26を含む。シートポスト部材1
6、下部部材20、および後方に延びる下部部材
26は共通に横方向の円筒形駆動ペダル軸ハブ3
0に連結される。後述のようにハブ30は本発明
の原理を取り入れた改良多段変速機用ハウジング
の一部をなす。しかし理解しやすくするために、
自転車の他の部分も列記しておく。横方向の駆動
軸、すなわちペダル軸32がハブ30に軸支さ
れ、軸32の両端に通常の左右ペダルクランク3
4,36が取り付けてある。クランク34,36
の先端にはそれぞれペダル38,40が回転可能
に取り付けてある。説明を明確にするために、
「右」と「左」の言葉は自転車に普通に乗つたと
きの右側と左側に一致させることにする。駆動後
輪12にはハブ46とハブ30の右側に装着した
駆動スプロケツト52に駆動チエーン50で連結
したスプロケツト48とがある。クランク34,
36を右から見て時計方向に回転すると、以下に
説明する変速機によつてスプロケツト52は確実
に駆動される。ハンドルバーに取り付けたハンド
レバー54は通常のホイールリムブレーキパツド
を作動させる。
図面をわかりやすくするために左右のクランク
34,36とペダル38,40を省略した第2図
乃至第4図に、駆動スプロケツト52とペダル軸
32の右端32Rとの間にだいたい長方形の歯車
ハウジング62を示す。ハウジング62はねじ6
8で組み立てた半ケース64,66でつくるのが
便利で、後方に延びる下部部材26の1つにU形
ブラケツト60によつて取り付けることができ
る。ハウジング62内には米国特許第3812735号
に示された普通型の多要素インライン変速機があ
る。図示した変速機は3段変速機であるが、任意
段の変速機も本発明の範囲にはいることは当業者
には明白であろう。
半ケース64,66の内面には1対の内向きの
スタブ軸70,72がつくられていて、固定軸受
スリーブ74を支持している。固定軸受スリーブ
74には自由に回転できる軸受スリーブ76が装
着してあつて、それに第1換え平歯車80の円筒
形のハブ78が固定してある。第1換え平歯車8
0のハブ78には、任意の数の換え平歯車、たと
えば図示の3段変速機のばあいには第2、第3の
換え平歯車84,86をハブ78と同時に回転さ
せるために、指示番号82で示すようにスプライ
ン装着してある。以上の説明から明らかなよう
に、3つの歯車80,84,86とスリーブ76
とは軸支されてスリーブ74のまわりに自由に同
時に回転する。3つの歯車80,84,86は変
速歯車を構成している。
3つの駆動歯車92,94,96が一定の回転
をするように3つの換え歯車80,84,86と
それぞれかみ合つている。駆動歯車92,94,
96は駆動軸、すなわちペダル軸32の直径の増
大したハブ部106のまわりに独立に個々に自由
に回転できるように軸支されていて、後述のよう
に変速歯車、すなわち換え平歯車80,84,8
6と個々に選択的に駆動係合するようになつてい
る。最内方の駆動歯車92は左半ケース64の適
当な穴102を貫通する寸法の軸方向に延びた円
筒形フランジすなわちスカート部100を持つ形
になつていて、駆動スプロケツト52が駆動歯車
92とともに回転し得るようにスカート部100
にキー止めされている。
駆動歯車92,94,96の穴128はペダル
軸32の拡大したハブ部106で回転支持される
寸法になつており、各穴128には駆動つめ11
6が係合するようになつた複数のだいたい長方形
のへこみ108がある。第2図乃至第4図、また
第7A図、第7B図の拡大図に示すように、ペダ
ル軸32の拡大したハブ部106には、ペダル軸
32に沿つて延び、細長い移動できる板ばね型駆
動部材114を収容するようになつた内方の小さ
くて細長い縦方向のチヤンネル112がある。チ
ヤンネル112の上側には後に詳述する駆動つめ
を収容する細長い縦方向のへこみ110がある。
駆動歯車92,94,96に機能的に関連した駆
動部材114の先端に角形のカム面124があつ
て、そのカム面は通常ペダル軸32の軸線から放
射方向に外方にへこみ110内に偏圧されてい
る。各駆動歯車92,94,96に1つずつ割当
てられた複数の離れた適当な形状の駆動つめ11
6がへこみ110内に配置される。各つめ116
は、ハブ部106の円周上のへこみ120内のリ
ング形偏圧ばね118の作用によつて、へこみ1
10内で通常下向きに、すなわち各つめと係合で
きるように駆動歯車92,94,96の穴128
に形成されたへこみ108との駆動係合がはずれ
る方向に偏圧されている。
つめ116はすべて似た形状で、高い圧縮抵抗
力を持つ金属から成るだいたい長方形のブロツク
である。第8A、第8B図に最もよく、第4図、
第7A図、第7B図には概略的に示してあるよう
に、各つめ116は前部126を有し、前部には
へこみ110の底を形成するシヨルダ252上に
載つてシヨルダに支持される平らな下面250が
ある。前壁部254にはへこみ256と傾斜した
壁130がある。つめの前部の上面には2つの反
対方向の傾斜面258,260と頂陵の峰262
とがある。傾斜面260の後ろに横方向のスロツ
トすなわちへこみ264があり、その中央にリン
グ形の偏圧ばねのはまる穴266がある。穴26
6のところで縦方向のチヤンネル268が横方向
のスロツト264と交わつていて、チヤンネルは
偏圧ばね118の端部を収容する寸法になつてい
る。つめ116の下面には支承面272を限る中
間へこみ270、へこみ110の底および側壁の
交線に位置するようになつたピボツト140に終
わる後方かかと部274とがある。ピボツト14
0から傾斜壁134が上向きに延びている。
以下に指摘するように、前傾斜壁130および
後傾斜壁134はつめ116の負荷支承面をな
し、両傾斜壁は実質的に互いに平行関係にある。
上述のつめの形状により、リング形偏圧ばね1
18は通常つめ116をへこみ110の床を形成
するシヨルダ252に載せ、チヤンネル112を
またぐ位置に偏圧することができる。ばね118
はまたピボツト140をへこみ110の鉛直壁1
36とシヨルダ252とによつてつくられる角の
頂点142のところに保持し、このようにピボツ
トを定位置に保持したままつめ116の前端部を
放射方向に外方に選択的に回動させる。
上述の説明から明らかなように、各駆動歯車9
2,94,96はペダル軸32のハブ部106上
で自由に回転することができ、各つめ116はそ
れぞれのリング形偏圧ばね118の作用によつて
へこみ110内で通常下向きに偏圧されている。
第7A図に最もよく示してあるように、つめ11
6がこのように下向きに偏圧されているときは、
つめ116は関連の駆動歯車から離れてペダル軸
32の拡大したハブ部106と前記つめと連合し
た駆動歯車との間には駆動係合はない。選択した
つめ116の前部126を上方にへこみ110か
ら突出させるには、ペダル軸32のチヤンネル1
12内の細長い板ばね形の駆動部材114を縦方
向に変位させて行う。第4図、第7B図に示すよ
うに、駆動部材114の偏圧作用によつてその角
形のカム面124をつめ116の下側に選択的に
係合させると、つめ116はリング形偏圧ばね1
18の作用に打ち勝つてつめ116の前部126
がへこみ110から放射方向に外向きに回動して
へこみ110から突出する。駆動部材114のカ
ム面124のつめ116の下側に対する外方に向
いた偏圧作用とそれに連合したリング状ばね11
8の制止作用との相互作用により、つめはピボツ
ト140を中心にへこみ110の頂点142内で
回転する。このようなつめの回動変位によつてつ
め116の頂部の峰262は選択された駆動歯車
の穴128の面と圧縮係合する。自転車のペダル
が前進方向に踏まれているときには、ペダル軸3
2は自転車の左側から見て通常第7A図、第7B
図の矢印の方向に回転しているので、上向きに偏
圧されたつめ116は間もなくへこみ108の1
つに達し、駆動部材114を引き続き偏圧すると
つめ116はさらに上向きに変位してそのへこみ
108の中にはいる。つめ116がへこみ108
の中にはいり、ペダル軸を第7A図、第7B図の
矢印で示す自転車を前進させる方向に回転しつづ
けると、つめの前部の傾斜壁130はこのへこみ
108の壁132と圧縮面係合し、つめの後部の
傾斜壁134はへこみ110の壁136と圧縮面
係合する。第7B図に示すように、つめがこのよ
うに置かれて壁136と係合したとき、前向きに
回転するペダル軸32のハブ部106と選択され
た駆動歯車、たとえば歯車92との間の直接的な
駆動連結が成立する。そしてこの駆動連結は、駆
動部材114がチヤンネル112内で縦方向に変
位して歯車92用の駆動つめ116との係合がは
ずれるまで有効に維持される。また係合を解除し
ても容易に再係合できる。
ペダル軸32の前進回転が止められるか、また
は逆転されたときには、係合していた駆動歯車
は、つめ116の傾斜上面260があることによ
り、ペダル軸32に対して容易に前進することが
できる。このようなペダル軸32の停止、または
逆回転によつて、駆動的に係合していたつめは歯
車穴128のへこみ108から自動的にはずれて
ハブ部106のへこみ110内に再び戻る。こう
して細長いばね形の駆動部材114のカム面12
4を作動すると、つめ116を再び上方に偏圧す
ることができる。このようにつめを駆動歯車から
分離してくぼみ110内に引つ込めることによつ
て、乗り手はペダル軸32と駆動スプロケツト5
2との間のすべての駆動連結を一時的にはずして
惰走することができる。外方に偏圧されたつめ1
16と駆動歯車の穴128のへこみ108との間
の上述の駆動連結は、乗り手が自転車の進行方向
にペダル軸32を回転させると自動的に再樹立さ
れる。
上述のように、また第4図、第7A図、第7B
図に示すように、つめ116は、つめの面130
とへこみ108の側壁132との間、およびつめ
の面134とへこみ110の側壁136との間で
平行な面係合をするような形にして、駆動歯車と
ペダル軸32との間に駆動係合が存在するときに
常に確実につめが圧縮されるようにする。
以上の説明から明らかなように、説明した組の
駆動歯車および換え平歯車は駆動スプロケツト5
2に3つの速度比を与えるようになつている。た
とえば、駆動部材114の先端のカム面124が
つめ116を押し上げて駆動歯車92の穴128
のへこみ108に駆動係合するように駆動部材1
14をペダル軸32のチヤンネル112内で移動
すると、駆動歯車92はペダル軸32の回転によ
つて直接駆動される。このとき、駆動スプロケツ
ト52はスカート部100を介して歯車92によ
つて直接駆動され、ペダル軸32の回転と1対1
の比率で前進させられる。この条件の下では歯車
92はその姉妹歯車80を直接駆動し、歯車80
はそれとともに換え平歯車84,86を回転させ
る。換え平歯車84,86は今はペダル軸32の
ハブ部106から離された自由に回転できる駆動
歯車94,96を種々の歯車比で決まる速度で駆
動する。この条件の下で駆動部材114がチヤン
ネル112内で縦方向に変位して歯車92用のつ
め116からはずれて駆動歯車94用のつめ11
6を持ち上げるように係合すると、駆動歯車92
はつめ116がへこみ110内に引つ込むことに
よつてペダル軸32との駆動係合がはずれ、歯車
94の下にあるつめ116が持ち上げられて駆動
歯車94の穴128のへこみ108と駆動係合す
る。この条件の下では歯車94はペダル軸32の
回転によつて直接駆動される。しかしこの場合は
駆動歯車94は姉妹歯車84をそれらの間の歯車
比で決まる速度W1rpmで直接駆動する。姉妹歯
車84は換え平歯車86,80を同じ速度
W1rpmで回転する。しかし換え平歯車80は今
は自由に回転できる駆動歯車92をそれらの間の
歯車比で決まる速度W2rpmで駆動し、したがつ
てもちろん駆動スプロケツト52を同じ速度
W2rpmで駆動する。同時に、換え平歯車86も
また自由に回転できる駆動歯車96をそれらの間
の歯車比で決まる速度で駆動する。上述の説明か
ら明らかなように、歯車96がペダル軸32と駆
動係合すると、同様の動作が行われる。
駆動および換え平歯車の特定の歯車比は自転車
製造業者の好みにしたがつてあらかじめ適当に選
択することができる。
上述の動作のとき、少なくとも1つの駆動歯車
はつねにペダル軸32と駆動係合していることに
注意されたい。すなわち、駆動部材114のカム
面124はつめ116の少なくとも1つとつねに
機能的に偏圧係合している。
つめ116を上述のように選択的に持ち上げる
ことによつて駆動歯車92,94,96をペダル
軸32に選択的に駆動係合させるために、標準の
自転車フレーム14と通常一体になつているペダ
ルハブ30内の駆動ペダルに応答するシフト機構
によつて、駆動部材114にペダル軸32のチヤ
ンネル112内で制御された縦方向変位を行わせ
る。この目的のために、ペダル軸32はペダルハ
ブ30のだいたい円筒形の外殻148内で間隔を
とつた球軸受150,152によつて軸支されて
いる。球軸受150,152の間で外殻148内
に固定した円筒形スリーブ154がある。図示の
実施例ではスリーブ154は一体に形成される
が、カラー移動装置156を受承する長方形の穴
が円周方向にあけられている(第3図)。すなわ
ち穴146内には選択的に変位できる長方形のカ
ラー移動装置、すなわち制御部材156が配置さ
れる。制御部材156はピン158によつて回動
可能にスリーブ154に装着され、ヒンジ止めさ
れたシフト制御部材として作用する。この制御部
材156はたとえばリング形偏圧ばね160によ
つて第5図の162に示すように通常その前進し
た位置、すなわちペダル軸32の方向に偏圧され
た閉じた位置に保持される。このように制御部材
が偏圧されているときは同部材の内面は固定スリ
ーブ154の内面と実質的に同じ面になる。
第5図、第9図に示すように、制御部材156
はその自由端164に取り付けた1対の間隔をと
つた内向きの1対の突起、すなわちピン166,
168(図示の3つの駆動歯車の変速機に対し
て)を持つ円弧の回動できるフラツプ状部材であ
る。後で明らかになるように、ピン166,16
8は駆動歯車92,94,96の中心線の間隔と
実質的に等しい距離だけ離れている。制御部材1
56の厚さは、後述するように偏圧ばね160の
制止作用に抗して自由端164を放射方向に外方
に回動させるためにピン158からその自由端1
64までだんだん薄くなつている。
スリーブ154内のペダル軸32は指示番号1
76,178の部分で平坦になつている。円筒形
の外面を持つ縦方向に変位できるカラー装置18
0がペダル軸の平らな部分にかぶせてあつて、ペ
ダル軸に沿つてすべり変位できるとともにペダル
軸とともに回転できるようになつている。カラー
装置180は駆動部材114を有する。カラー装
置は駆動部材が収容されているチヤンネル112
の端部にかぶさつている。第2図、第3図に明示
するように、駆動部材114はばね鋼等の細長い
ストリツプで形成するのが好ましく、その一端1
84はカラー部材180に固定され、中間本体部
186はチヤンネル112内に収容される。チヤ
ンネルの長さは、ペダル軸32の平らな面17
6,178上でカラー装置180を縦方向に選択
的に位置決めして、駆動部材114のカム面12
4を駆動歯車92,94,96用のつめ116の
下側に選択的に偏圧係合させる程度に設定され
る。第6図に示すように、ペダル軸32の縦方向
の3つの離れた位置へのカラー部材180の選択
的位置決めは、上述のように駆動部材114のカ
ム面124を各つめ116と選択的に係合させ、
つめを上向きに変位して駆動歯車92,94,9
6の1つと駆動係合させるように、駆動軸、すな
わちペダル軸32の穴202の中のばねによつて
カラー装置180の内面の3つのへこみ196,
198,200の1つに押し付けられた1対のボ
ールもどり止め190,192によつてなされ
る。カラー180をへこみ196,200で画定
される限界位置のいずれかからへこみ198で画
定される中間位置へ変位させる作用はボールもど
り止め192の案内面となる傾斜面172,17
4によつて行われる。へこみ196,198,2
00、ボールもどり止め190,192、ばねは
カラー180を任意の位置に停止するための錠止
装置を構成している。
第5図、第10A図、第10B図に示すよう
に、1対の傾けた第1および第2の突起、すなわ
ちカム作用峰206,208をカラー装置180
の円筒形外面上の直径的に対向する位置に設け
る。各カム作用峰は1つの垂直なカム面210と
1つの傾斜したカム面212とを持つ。これらの
カム面はピン158で取り付けた制御部材156
のピン166,168と機能的に関係し、ペダル
軸32を逆方向に回転して垂直カム面210をピ
ン166,168に係合すると、カラー部材18
0がペダル軸32に対して軸方向に変位し、ペダ
ル軸32を前進方向に回転すると傾斜カム面21
2がピン166,168に係合するが、制御部材
156は外方に回動してカラー装置180はペダ
ル軸32に対して変位しない。
第10A図に示すように、ペダル軸32を矢印
216のように正常な方向に、すなわち自転車を
前進させる方向に回転すると、カム作用峰20
6,208の傾斜カム面212は制御部材156
のピン166,168のいずれか1つと繰り返し
係合する。このように傾斜カム面がピンと係合す
る度に、係合したピン166,168は傾斜カム
面212上に乗り、制御部材156の自由端16
4は偏圧ばね160の内方偏圧作用に抗して外方
に変位して引つ込んだ位置に達する。ひとたびカ
ム作用峰がピン166,168を越えて進むと偏
圧ばね160は制御部材156をスリーブ154
の内面と同じ面の、すなわちペダル軸に近接する
方の位置にもどす。したがつて、ペダル軸32が
通常の前進方向に回転する間は、カラー装置18
0はペダル軸32の軸方向に変位することなくペ
ダル軸とともに回転する。
それに対して第10B図に示すように、ペダル
軸32とカラー装置180とを矢印214で示す
ように逆方向に回転すると、ペダルの1つの特定
の、容易に決められる点で第1のカム作用峰20
6の垂直面210がピン166またはピン168
の側面に係合する。図面から明らかなように、第
2のカム作用峰208の垂直面210が上記の第
1係合点から180゜回転すると、同垂直面はピン1
66またはピン168の側面と係合する。このよ
うに両カム作用峰の垂直面210がピン166ま
たはピン168に係合したときには、ピン158
で止められている制御部材はその内面がスリーブ
154の内面と同じ面に置かれた前進した位置、
すなわちばね160によつてスリーブ154の半
径方向に偏圧された位置にとどまつている。
カラー装置180の円筒形面の展開平面図であ
る第11A図乃至第11D図を参照して垂直カム
面210と制御部材156のピン166,168
との係合によつて行われる上下シフト作用(カラ
ー装置のペダル軸に沿つた変位)を説明する。第
11A図では、カム作用峰206の垂直面210
はたとえば右のペダルクランク36と右のペダル
40を回転路の第1所定点の位置にするとピン1
66と接触する。この位置では駆動部材114は
最外駆動歯車96の駆動つめ116と係合する最
も進出した位置にあり、該歯車96はペダル軸3
2と駆動係合している。部品をそのような位置に
したとき、カラー装置180を矢印214で示す
ようにカム作用峰206の長さとピツチで決まる
限定された円弧だけ連続して逆回転させると、同
時にカラー装置180が矢印218で示すように
ペダル軸32の軸方向に直線変位をして峰206
がピン166を越えて変位すると第11B図の位
置になる。カラー装置180のこの変位にともな
つて駆動部材114がその進出していた位置から
中間の駆動歯車94のつめ116と係合する中間
位置まで変位する。中間歯車94はペダル軸32
を再び前進方向に回転するとペダル軸32と係合
する。
第11A図、第11B図、第11C図の比較か
ら明らかなように、右のペダルクランク36と右
のペダル40が第11C図のように上述の回転路
の第1所定点に再びきたときはいつでも、上述の
カラー装置変位によつてカム作用峰206の垂直
面210は選択的に所定位置にきて制御部材15
6の第2ピン168と機能的に係合する。部品が
この位置にあるとき、矢印214で示すように、
峰206の長さとピツチで決まる限定された円弧
にわたつてカラー装置180を引き続いて逆回転
すると、カラー装置180が矢印218で示すよ
うにペダル軸32の軸方向に直線変位して、カム
作用峰がピン168を越えて変位したとき第11
D図に示した位置にくる。カラー180のこの変
位にともなつて駆動部材114が上述のその中間
位置から駆動歯車92の駆動つめと係合する一ぱ
いに引つ込んだ位置に変位する。駆動歯車92は
ペダル軸32が前進回転を再開するとペダル軸3
2と駆動係合する。
また第11D図に示すように、カラー装置18
0がこのように変位すると第1のカム作用峰20
6とは直径的に反対側に位置する第2のカム作用
峰208が、左のペダルクランク34と左のペダ
ル38が回転路において上述の第1所定点から
180゜離隔した第2所定点に達すると、カム作用峰
208垂直面210が第2ピン168と機能的に
係合するように選択的に位置する。部品がこのよ
うに位置しているとき、矢印214で示すよう
に、カラー装置180をカム作用峰208の長さ
とピツチで決まる限定された円弧だけ引き続いて
逆回転すると、カラー装置180が矢印220で
示すようにペダル軸32の軸方向に直線変位を
し、カム作用峰208がピン168を越えて変位
すると第11C図、及び第11B図に示す位置に
くる。カラー装置180がこのように変位するの
にともなつて、駆動部材114もその引つ込んだ
位置から中間の駆動歯車94のつめ116と係合
する中間位置に移動する。ペダル軸を再び前進回
転すると、中間歯車94はペダル軸と駆動係合す
る。
第11D図、第11C図、第11B図の比較か
ら明らかなように、左のペダルクランク34と左
のペダル38が再び回転路の上述の第2所定点に
あるときはいつでも、上述のカラー変位によつて
カム作用峰208の垂直面210は選択的に所定
位置となつて制御部材156のピン166と機能
的に係合する。また第11B図、第11C図から
明らかなように、カラー装置180がその中間位
置にあるとき、両カム作用峰206,208は選
択的にピンと係合しているので、乗り手は自由に
カラー装置を進出位置に移動し(上へのシフト)、
又はカラー装置を引込み位置に移動する(下への
シフト)ことができる。
カム作用峰208の垂直面210がピン166
に対して第11B図に示すように位置するとき、
カラー装置180の矢印214で示すような峰2
08の長さとピツチで決まる限定された円弧だけ
の引き続く逆回転にともなつてカラー装置180
がペダル軸32の軸方向に矢印220で示す方向
に第11A図に示す位置まで直線変位する。上述
のようにしてカラー装置の変位にともなつて駆動
部材114がその中間位置からその一ぱいに進出
した位置まで変位し、ペダル軸32を再び前進方
向に回転すると駆動歯車96はペダル軸32と駆
動係合する。
上述の構成においてはシフトは上述の進出した
位置と引つ込んだ位置の間で行われる。したがつ
て、ひとたび上へのシフトまたは下へのシフトを
行うと、カム作用峰がピンの動作範囲からはずれ
るのでもはや単一方向へのシフトは行われない。
以上の説明から明らかなように、カム作用峰2
06,208を直径的に離して対向位置に置く
と、右および左のペダル40,38に対して2つ
の所定位置を有効に決め、カム作用峰206,2
08の長さとピツチで決まる小さな円弧にわたる
逆回転によつて変速の“上へのシフト”または
“下へのシフト”が行われる。たとえば上へのシ
フトは限られた逆回転、たとえば右のペダル40
がその最下位置にあるとき右のペダルの約30゜の
逆回転によつて行われ、下へのシフトは左のペダ
ル38がその最下位置にあるときに左ペダルを同
様に限定された範囲で逆回転することによつて行
われる。
上述のように、歯車のシフトを行うには、2つ
の決められた位置のいずれかでペダル軸32を所
定の最小量だけ逆回転しなければならない。ペダ
ル軸32をこのように最小程度に逆回転を行つた
とき、ばねの作用を受けたもどり止めボール19
0の作用によつて所望のギヤシフトを行うのに必
要なカラー装置180の変位がもどり止めボール
190が隣りのロツク用へこみ190,196,
200に移ることによつて完結する。しかし逆回
転を適正な位置で開始しても乗り手がペダル軸3
2を十分に逆回転しなければ、すなわちボールも
どり止め190が十分にへこみ196、又はへこ
み200内に押し込められなければ、傾斜面17
2,174の作用によつてばねで偏圧されている
ボールもどり止め192は、傾斜面172,17
4を下方に滑つて両傾斜面172,174間の平
担区域に達するので、ボールもどり止め190は
中間のへこみ198内に位置するようになる。
以上の説明から当業者には明らかなように、上
記の実施例は現在好ましいものであるが、ペダル
軸を逆回転してカラー装置180を軸方向に変位
するために、カム作用峰をスリーブ154に設
け、ピン166,168をカラー装置180に設
けることによつても同様に行うことができる。た
とえば、180゜離した1対のシフト制御部材にカム
作用峰を設け、ピン166,168をカラー装置
に設けることもできる。同様に、カム作用峰をス
リーブ154と一体にし、ピン166,168を
カラー装置180の一部をなす回動変位できる制
御部材上に設けることもできる。
上述のペダルではたらかす多段変速機は、乗り
手がハンドルから手を離す必要も、変速時間を最
小にする操作の速さとは全く別にシフト操作の間
走行路から目をそらす必要もないので、乗り手の
安全性を高める。どれかのつめ部材偏圧ばねが不
調でそのつめ116がそれに連合した駆動歯車と
駆動係合すると、その歯車は、他の慎重に係合さ
せた駆動歯車がたまたま自転車をより高速で駆動
するものでないかぎり、機能的に自転車を駆動す
るので、上述の装置はまた本質的に安全である。
したがつて、偏圧ばねの不調によつて1つより多
くの駆動歯車が回転しているペダル軸32と駆動
係合すると、最高速度を出す駆動歯車が駆動を行
い、他の歯車は駆動つめ116の傾斜上面によつ
てはずされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の多段自転車変速機を取付けた
自転車の概略側面図である。第2図は本発明のペ
ダルハブに取り付ける、ペダルで操作する多段自
転車変速機の一部破断斜視図で、理解しやすくす
るために諸要素を第3図に示す正常の位置から回
転させた状態で示す図面である。第3図は本発明
のペダルハブに取り付けた多段自転車変速機の水
平断面図である。第4図は第3図の線4−4に沿
つた断面図である。第5図は第3図の部分断面図
である。第6図は第5図の線6−6に沿つた断面
図である。第7A図、第7B図は第2図の拡大部
分断面図で、ペダル軸と駆動歯車との駆動連結を
示す。第8A図、第8B図はペダル軸と駆動歯車
との駆動連結をさせるつめ部材のそれぞれ平面お
よび鉛直断面図である。第9図は制御部材の斜視
図である。第10A図、第10B図は第5図と類
似の断面図でペダル軸が回転する間にカム作用峰
とピン部材が係合する状態を示す図面である。第
11A図乃至第11D図はカラー装置の面、カム
作用峰、制御部材のピンの展開図で、ペダル軸の
変位によるシフト動作の間のカム作用峰とピンと
の機能的係合を示す。 30……駆動軸ハブ、32……駆動軸、52…
…駆動スプロケツト、80,84,86……換え
平歯車(変速歯車)、92,94,96……駆動
歯車、102……穴、110……へこみ、112
……チヤンネル、114……駆動部材、116…
…つめ、120……へこみ、124……カム面、
128……穴、146……穴、158……ピン、
160……偏圧ばね、166,168……ピン、
180……カラー装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 駆動軸、駆動歯車、変速歯車、及び駆動スプ
    ロケツトを有する多段自転車変速機において、 自転車のフレームの駆動軸ハブ内に配置され、
    ペダルを回転するとその回転に応じて回転される
    駆動軸32、 前記駆動軸に個別に回転し得るように取付けら
    れる複数個の駆動歯車であつてその一に駆動スプ
    ロケツト52が取付けられる駆動歯車92,9
    4,96、 共通軸上に回転し得るように取付けられ前記駆
    動歯車によつて一体に回転される複数個の変速歯
    車80,84,86、 前記駆動軸と前記駆動歯車を駆動的に連結する
    複数個の駆動つめ116、 前記駆動軸とともに回転し得るように前記駆動
    軸に取付けられて前記駆動軸に沿つて移動するこ
    とができ突起206,208を有する円筒状のカ
    ラー装置180、 細長い板ばね状の駆動部材であつて、その一端
    が前記カラー装置に連結されその他端は前記駆動
    つめの一に係合し、このように前記他端が、駆動
    つめの一に係合すると、当該駆動つめが前記駆動
    歯車の任意の一を前記駆動軸に連結する駆動部材
    114、及び 前記カラー装置の突起206,208が係合す
    る突起166,168を有するカラー移動装置1
    56が設けられ、前記カラー装置は前記駆動軸を
    逆回転する間にのみ前記突起206,208が前
    記突起166,168に係合することにより、前
    記カラー装置が前記駆動軸に関して軸線方向に移
    動することを特徴とする多段自転車変速機。 2 特許請求の範囲第1項記載の多段自転車変速
    機において、前記駆動つめは前記駆動軸が前進方
    向に回転する間に前記駆動軸から前記駆動歯車に
    動力を伝達する多段自転車変速機。 3 特許請求の範囲第2項記載の多段自転車変速
    機において、前記駆動つめが平行する前傾斜壁1
    30と後傾斜壁134を有するブロツクである多
    段自転車変速機。 4 特許請求の範囲第1項記載の多段自転車変速
    機において、前記駆動部材114の前記他端は前
    記駆動つめの下面に係合して通常前記駆動つめを
    持上げるように偏圧する多段自転車変速機。 5 特許請求の範囲第1項記載の多段自転車変速
    機において、前記駆動スプロケツトと自転車の後
    輪間に駆動チエーンが張架される多段自転車変速
    機。 6 特許請求の範囲第1項記載の多段自転車変速
    機において、前記駆動つめを前記駆動軸に設けた
    へこみ110内に配置し、前記板ばね状の駆動部
    材を前記駆動軸に設けたチヤンネル112内に配
    置することによつて、前記駆動つめと前記駆動部
    材114は前記カラー装置が移動する間に応力を
    受けない多段自転車変速機。 7 特許請求の範囲第1項記載の多段自転車変速
    機において、前記駆動部材114はカム面124
    を有し、前記駆動つめが変位する際に前記カム面
    が前記駆動つめを徐々に押し上げる多段自転車変
    速機。 8 特許請求の範囲第1項記載の多段自転車変速
    機において、前記駆動つめは通常前記駆動軸に設
    けたへこみ110内で引つ込み位置に偏圧されて
    おり、前記駆動軸が回転すると、それに応じて前
    記駆動つめは前記駆動歯車を選択的に回転し得る
    ように、前記駆動部材114によつて前記引つ込
    み位置から突出される多段自転車変速機。 9 特許請求の範囲第8項記載の多段自転車変速
    機において、前記駆動軸内の引つ込み位置から突
    出して前記駆動軸と駆動係合した前記駆動つめ
    は、圧縮力を受けるようになつている多段自転車
    変速機。 10 特許請求の範囲第8項記載の多段自転車変
    速機において、前記駆動つめが突出位置に向けて
    回転した上、前記駆動軸が単一方向に回転する
    と、これに応じて前記駆動つめは前記駆動歯車と
    係合する多段自転車変速機。 11 特許請求の範囲第1項記載の多段自転車変
    速機において、前記カラー装置内にばねで偏圧さ
    れた錠止部材が設けられることにより、前記カラ
    ー装置を前記駆動軸の縦方向に沿つた複数個の予
    定位置に任意に配置することができる多段自転車
    変速機。 12 特許請求の範囲第1項記載の多段自転車変
    速機において、前記突起206,208が前記カ
    ラー装置の外面上の直径線上の対向位置に設けら
    れる多段自転車変速機。 13 特許請求の範囲第1項記載の多段自転車変
    速機において、前記カラー移動装置156は前記
    駆動軸ハブ30内に設けられた固定スリーブ15
    4に回転し得るように取付けられることにより、
    前記カラー移動装置156は前記スリーブから離
    隔して位置する前記駆動軸に関して半径方向に回
    転し得るとともに前記カラー装置に係合し得る多
    段自転車変速機。
JP7732378A 1977-06-27 1978-06-26 Multistage bicycle transmission Granted JPS5438040A (en)

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DK154056B (da) 1988-10-10
EP0000278A1 (en) 1979-01-10
BR7804061A (pt) 1979-01-09
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IL54958A (en) 1982-03-31
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