JP2002264121A - 凹凸模様付押出成形板の製造装置 - Google Patents

凹凸模様付押出成形板の製造装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 口金やエンドレスベルトを交換せずに、容易
に成形板の厚みが変更できる凹凸模様付押出成形板の製
造装置を提供し、生産性を向上させる。 【解決手段】 水硬性材料を押し出す口金37と、口金
37の上縁を切り欠いた開放部43と、凹凸模様を形成
したエンボスベルト45と、口金37から押出される生
板39にエンボスベルト45を密着させる押さえローラ
47とを具備し、エンボスベルト45を口金37から押
出される生板39の表面に密着させ、凹凸模様を生板3
9に転写する凹凸模様付押出成形板の製造装置31にお
いて、エンボスベルト45を開放部43と同一幅で形成
し、且つ生板39の厚み方向に上下移動自在に支持す
る。エンボスベルト45の異なる上下移動位置によって
生じるエンボスベルト45と口金両端部37b、37c
との隙間を塞ぐための異なる厚みのブロック体53を、
口金両端部37b、37cに着脱自在に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の壁材に用
いる凹凸模様付押出成形板を製造する凹凸模様付押出成
形板の製造装置に関し、さらに詳しくは、セメント等の
水硬性材料を生板として押出成形しながら、その生板の
表面に、凹凸やタイル調等の多様なエンボス模様を付与
する凹凸模様付押出成形板の製造装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】建築物の壁材に用いる押出成形板(例え
ば押出成形セメント板)に、凹凸模様(エンボス)を形
成して意匠性を向上させることは従来より行われてい
る。押出成形セメント板の表面に凹凸模様を付与する方
法としては、エンボスローラやエンボスベルトを用いる
方法がある。エンボスローラによる方法では、水硬性材
料を口金から押出すと同時に、口金から押出された生板
にエンボスローラを回転させながら押し当てることで、
生板表面にエンボスローラに形成してある凹凸模様を付
与する。また、エンボスベルトによる方法では、図6に
示す押出成形機械の口金1の内部にエンボスベルト3を
押出速度に同調させて送り込み、口金1からエンボスベ
ルト3を生板5に密着した状態で押し出すことで生板表
面にエンボスベルト3に形成してある凹凸模様を付与す
る。
【0003】このようなエンボスローラやエンボスベル
トを備えた従来の凹凸模様付押出成形板の製造装置は、
口金と、エンボスローラ又はエンボスベルトとを交換す
ることで、エンボス模様の付与された凹凸模様付押出成
形板を、所望の断面形状で連続して製造することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンボ
スローラを用いる従来の製造装置は、ローラの大きさに
限界があり、模様の繰り返しパターンを長くとることが
できず、同じ模様が繰り返されることで模様が単調とな
る欠点がある。模様の繰り返しパターンを長くとれば、
エンボスローラが大きくなり、コスト的、設備的にも不
利となる。また、エンボス模様の深さも2〜3mm程度
が限界となる。これらの理由から近年ではエンボスベル
トを備えた製造装置を用いて模様を付与することが一般
的となってきている。ところが、エンボスベルトを備え
た従来の製造装置は、図6に示すようにエンボスベルト
3の両端にフラットな耳部7を設け、この耳部7をガイ
ドローラ9によって口金1に押圧することで、生板とし
て押し出される原料が口金1とエンボスベルト3との間
から漏れ出ないようにシールされていた。このため、エ
ンドレスベルトを成形板の厚みに応じて上下させること
が不可能であり、成形板の厚みを変更する場合には、口
金全体を交換するか、エンドレスベルトを交換する必要
があり、時間と労力を費やすことになって生産性が低下
した。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、口金
やエンドレスベルトを交換せずに、容易に成形板の厚み
が変更できる凹凸模様付押出成形板の製造装置を提供
し、もって、凹凸模様付押出成形板の生産性向上を図る
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る請求項1記載の凹凸模様付押出成形板の
製造装置は、水硬性材料を押出して生板を成形する口金
と、生板と同一幅で該口金の上縁を切り欠いた開放部
と、表面に凹凸による模様を形成したエンボスベルト
と、生板の押出し速度に同調して回転し前記口金から押
出される生板に前記エンボスベルトを密着させる押さえ
ローラとを具備し、前記エンボスベルトを前記口金の開
放部へ挿入して前記口金から押出される生板の表面に密
着させ、前記エンボスベルトの凹凸模様を生板の表面に
転写する凹凸模様付押出成形板の製造装置において、前
記エンボスベルトを前記開放部と同一幅で形成し、該エ
ンボスベルトを前記生板の厚み方向に上下移動自在に支
持し、該エンボスベルトの異なる上下移動位置によって
生じる該エンボスベルトと口金両端部との隙間を塞ぐた
めの異なる厚みのブロック体を、該口金両端部に着脱自
在に備えたことを特徴とする。
【0006】この凹凸模様付押出成形板の製造装置で
は、エンボスベルトが上下移動されることで、口金の開
放部におけるエンボスベルトの挿入位置が上下に可変さ
れ、口金から押し出される生板の厚みが自由に可変可能
になる。この際、エンボスベルトの上下移動によって生
じるエンボスベルトと口金との間の隙間は、種々のサイ
ズで形成されたブロック体を選択的に装着することで塞
ぐことができる。これにより、エンボスベルトや口金を
交換せずに、エンボスベルトの上下移動の簡単な調整の
みで、厚みの異なる凹凸模様付押出成形板が製造可能に
なる。
【0007】請求項2記載の凹凸模様付押出成形板の製
造装置は、前記押さえローラが、上下移動自在に支持さ
れることを特徴とする。
【0008】この凹凸模様付押出成形板の製造装置で
は、押さえローラが上下移動されることにより、この押
さえローラの外周に張架されるエンボスベルトが、他の
昇降機構を追加せずに、簡素な構造で上下移動可能にな
る。
【0009】請求項3記載の凹凸模様付押出成形板の製
造装置は、前記押さえローラが、前記開放部と同一幅で
形成されることを特徴とする。
【0010】この凹凸模様付押出成形板の製造装置で
は、押さえローラが開放部と同一幅で形成されること
で、押さえローラが、開放部を介してエンボスベルトと
共に口金の内側まで進入可能となり、生板の厚み調整範
囲が広くなる。
【0011】請求項4記載の凹凸模様付押出成形板の製
造装置は、前記開放部のエンボスベルト回転方向上流側
に、前記エンボスベルトと前記口金との隙間を塞ぎ且つ
前記エンボスベルトの幅方向の移動を規制して該エンボ
スベルトを前記開放部へ案内するベルト導入ガイドが設
けられていることを特徴とする。
【0012】この凹凸模様付押出成形板の製造装置で
は、開放部のエンボスベルト回転方向上流側にベルト導
入ガイドが設けられることで、エンボスベルトと口金と
の隙間が塞がれる。逆に、エンボスベルトは、このベル
ト導入ガイドによって隙間が塞がれる範囲で、原料漏れ
が防止され上下移動可能となる。また、エンボスベルト
の幅方向の移動がベルト導入ガイドによって規制される
ことで、エンボスベルトの口金開放部への挿入がスムー
スに行われるようになる。
【0013】請求項5記載の凹凸模様付押出成形板の製
造装置は、前記ベルト導入ガイドが、上下方向に移動自
在に前記口金に支持されることを特徴とする。
【0014】この凹凸模様付押出成形板の製造装置で
は、ベルト導入ガイドが上下方向に移動自在になること
で、原料漏れが防止されてエンボスベルトが上下移動可
能となる範囲が拡大されることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る凹凸模様付押
出成形板の製造装置の好適な実施の形態を図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明に係る製造装置の正面
図、図2は本発明に係る製造装置の要部側面図、図3は
本発明に係る製造装置の要部斜視図、図4はエンボスベ
ルトの異なる移動位置を(a)(b)で示した説明図、
図5は押さえローラの変形例を示す正面図である。
【0016】凹凸模様付押出成形板の製造装置31は、
内部に圧送路を形成した押出機33を有している。押出
機33は、圧送路に内蔵する不図示のスクリューを回転
することで、ホッパー等から供給したセメント等の水硬
性材料、補強繊維、混和材等を混練して吐出管部35へ
圧送する。吐出管部35の先端には口金37が設けら
れ、口金37は例えば図1の左右方向に長い矩形状の押
出開口37aを有している。従って、口金37から押し
出される未硬化状態の水硬性材料は、断面矩形状の生板
39となって押し出し成形される。
【0017】口金37は、内部に中玉41を設けるもの
であってもよい。中玉41を設けることにより、口金3
7から押し出された生板39には、中玉41と同一断面
形状の中空部39aが押出方向に形成可能となる。中玉
41は、生板39の厚みによって中空部39aの大きさ
と位置が変わるため、中玉41の上下位置が調整できる
ようになっている。また、中玉41は図示しない中玉ス
テイ(中玉41を支持する取り付け部)から取り外して
大きさを交換できるようになっている。
【0018】口金37の上部には開放部43が設けら
れ、開放部43は口金37の上縁を生板39と同一幅で
切り欠くことで形成されている。つまり、口金37は、
正面視が、上方を開放させたコ字形状となっている。
【0019】口金37の開放部43には樹脂材等の可撓
材料からなるエンボスベルト45が挿入され、エンボス
ベルト45の表面には凹凸による模様が形成されてい
る。エンボスベルト45は、無端ベルト又は有端ベルト
のいずれであってもよいが、生板39に密着する外周側
が凹凸模様面となるように用いられる。エンボスベルト
45は、開放部43と同一幅で形成されている。また、
エンボスベルト45は、生板39の厚み方向に上下移動
自在に支持される。この上下移動は、後述するように、
押さえローラを上下移動自在な機構とすることで可能と
なる。
【0020】口金37の開放部43の上方には押さえロ
ーラ47が設けられ、押さえローラ47は生板39の押
出速度と同調して駆動されるようになっている。押さえ
ローラ47は、例えば比例制御(インバータ制御)とパ
ウダークラッチ機構等により生板39の押出し速度に同
調して駆動される。押さえローラ47は、エンボスベル
ト45の周回路の内側に位置し、未硬化状態の生板39
にエンボスベルト45を押しつける(密着させる)こと
で、エンボスベルト45の凹凸模様を生板39の表面に
転写する。
【0021】この押さえローラ47は、製造装置31の
図示しないフレーム等に上下移動自在に支持されてい
る。従って、押さえローラ47が上下移動されることに
より、押さえローラ47の外周に張架されるエンボスベ
ルト45が、他の昇降機構を追加せずに、簡素な構造で
上下移動可能になる。
【0022】口金37の押出方向前端部(トップダイ4
9の近傍部分)には図4に示すように、側面視L字形の
切欠部51が形成されている。エンボスベルト45は、
上下移動されることにより、この切欠部51で上下移動
されることになる。この切欠部51には、高さ方向に厚
みの異なる複数種類のブロック体53が、選択的に着脱
自在に取りつけられるようになっている。
【0023】即ち、エンボスベルト45が下方へ移動さ
れた場合には、図4(a)に示すように薄いブロック体
53aが切欠部51に装着され、エンボスベルト45が
上方へ移動された場合には、図4(b)に示すように厚
いブロック体53bが切欠部51に装着されるようにな
っている。これにより、エンボスベルト45の異なる上
下移動位置によって生じるエンボスベルト45と口金両
端部37b、37cとの隙間が塞がれ、隙間からの原料
漏れが阻止されるようになっている。
【0024】開放部43のエンボスベルト回転方向上流
側にはベルト導入ガイド55が設けられ、ベルト導入ガ
イド55はエンボスベルト45と口金37との隙間を塞
ぎ且つエンボスベルト45の幅方向の移動を規制するよ
うになっている。つまり、エンボスベルト45は、この
ベルト導入ガイド55によって隙間が塞がれる範囲で、
原料漏れが防止された状態で上下移動可能となる。そし
て、エンボスベルト45は、幅方向(図1の左右方向)
の移動がベルト導入ガイド55によって規制されること
で、開放部43へのエンボスベルト45の挿入がスムー
スに行われるようになっている。
【0025】また、このベルト導入ガイド55は、上下
方向に移動自在となって口金37に取りつけられること
が好ましい。即ち、ベルト導入ガイド55が上下方向に
移動自在になることで、原料漏れが防止されてエンボス
ベルト45が上下移動可能となる範囲が拡大されること
になる。
【0026】口金37の出口側下方には図示しない第一
無端搬送ベルトを設けてあり、第一無端搬送ベルトはエ
ンボスベルト45とで生板39を上下から挟み、生板3
9を押出し方向に送る。第一無端搬送ベルトは、押さえ
ローラ47と同様、インバータ制御とパウダークラッチ
機構等により生板39の押出し速度に同調して駆動可能
となっている。第一無端搬送ベルトの搬送路には図示し
ない押出速度検出用ローラを設けてあり、押出速度検出
用ローラは生板39の押出し速度を検出する。この押出
速度検出用ローラによって検出された押出速度検出値
は、エンボスベルト45、押さえローラ47及び第一無
端搬送ベルトをインバータ制御するための情報として用
いられる。
【0027】また、製造装置31には、生板39を受け
る図示しない受けローラ及び受け部材(受け部材搬送ロ
ーラ)等が設けられる。これらローラ及び受け部材は、
エンボスベルト45、押さえローラ47、第一無端搬送
ベルトと同様に、全て生板39の押出速度に同調する。
同調方法としては、上記した押出速度検出用ローラによ
るものの他、押出機33のスクリュー回転から生板押出
速度を算出し同調させるものであってもよい。
【0028】次に、このように構成される製造装置31
を用いて凹凸模様付押出成形板を製造する手順を説明す
る。押出機33の駆動に先立ち、先ず、押さえローラ4
7が上下移動され、エンボスベルト45が所定の上下位
置に位置決めされる。次いで、このエンボスベルト45
の位置に対応する厚みのブロック体53が切欠部51に
装着される。これにより、エンボスベルト45と口金両
端部37b、37cからの原料漏れが阻止される。な
お、エンボスベルト45は、押さえローラ47によって
押圧されるように、厚み方向のベルト上部がブロック体
53の上面よりも若干上に出るように配置される。
【0029】製造装置31は、押出機33のスクリュー
を回転することで、原材料を吐出管部35へ圧送して口
金37から生板39として押し出す。この時、エンボス
ベルト45は、生板39の押出し速度に同調して周回
し、押さえローラ47によって生板39に所定の加圧力
で押しつけられる。押さえローラ47によって生板39
に押しつけられたエンボスベルト45は、生板39の表
面に密着し、第一無端搬送ベルトとによって生板39を
挟んだ状態で、生板39を送り出す。
【0030】エンボスベルト45は、図示しないベルト
離反部まで生板39に密着して進み、ベルト離反部に到
達する直前で生板39から剥離されることとなる。エン
ボスベルト45の剥離された生板39は、図示しない切
断機によって第一無端搬送ベルト上で所定長に切断され
る。
【0031】第一無端搬送ベルト上で、単体となった生
板39は、第一無端搬送ベルトの下流側に位置する第二
無端搬送ベルトへ送られる。第二無端搬送ベルトは、生
板39を図示しない養生鉄板上に移載する。養生鉄板上
に移載された生板39は、不図示の養生庫へ送られ、所
定時間の養生の後、オートクレープ養生と仕上げ工程を
経て凹凸模様付押出成形板の完成品となる。
【0032】このように、上記の製造装置31によれ
ば、エンボスベルト45が上下移動されることで、口金
37の開放部43におけるエンボスベルト45の挿入位
置が上下に可変され、口金37から押し出される生板3
9の厚みが自由に可変可能になる。この際、エンボスベ
ルト45の上下移動によって生じるエンボスベルト45
と口金37(口金両端部37b、37c)との間の隙間
は、種々のサイズで形成されたブロック体53で選択的
に塞ぐことができる。従って、エンボスベルト45や口
金37を交換せずに、エンボスベルト45の上下移動の
簡単な調整のみで、厚みの異なる凹凸模様付押出成形板
が製造可能になる。
【0033】なお、上記の実施の形態では、押さえロー
ラ47が開放部43の幅より大きい場合を図示したが、
押さえローラ47は、図5に示すように、開放部43か
ら口金37の内部へ降下可能となるように、口金37の
開放部43と同一幅で形成することが好ましい。このよ
うな構成とすれば、押さえローラ47が、開放部43を
介してエンボスベルト45と共に口金37の内側まで進
入可能となり、生板39の厚み調整範囲をさらに広くす
ることができるようになる。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る凹凸模様付押出成形板の製造装置によれば、エンボス
ベルトを開放部と同一幅で形成するとともに、上下移動
自在に支持し、且つエンボスベルトの移動によって生じ
る口金両端部との隙間を塞ぐ厚みの異なるブロック体を
着脱自在に備えたので、エンボスベルトの上下移動によ
って生じる隙間を種々のブロック体で選択的に塞ぐこと
ができ、エンボスベルトや口金を交換する必要がなくな
る。これにより、エンボスベルトの上下移動の簡単な調
整のみで、厚みの異なる凹凸模様付押出成形板を製造す
ることができる。この結果、生産性を向上させ、厚みの
異なる凹凸模様付押出成形板を安価に提供することがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製造装置の正面図である。
【図2】本発明に係る製造装置の要部側面図である。
【図3】本発明に係る製造装置の要部斜視図である。
【図4】本発明に係る製造装置のエンボスベルトの異な
る移動位置を(a)(b)で示した説明図である。
【図5】押さえローラの変形例を示した正面図である。
【図6】従来の製造装置の正面図である。
【符号の説明】
31…凹凸模様付押出成形板の製造装置、37…口金、
37b、37c…口金両端部、39…生板、43…開放
部、45…エンボスベルト、47…押さえローラ、53
…ブロック体、55…ベルト導入ガイド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水硬性材料を押出して生板を成形する口
    金と、生板と同一幅で該口金の上縁を切り欠いた開放部
    と、表面に凹凸による模様を形成したエンボスベルト
    と、生板の押出し速度に同調して回転し前記口金から押
    出される生板に前記エンボスベルトを密着させる押さえ
    ローラとを具備し、前記エンボスベルトを前記口金の開
    放部へ挿入して前記口金から押出される生板の表面に密
    着させ、前記エンボスベルトの凹凸模様を生板の表面に
    転写する凹凸模様付押出成形板の製造装置において、 前記エンボスベルトを前記開放部と同一幅で形成し、 該エンボスベルトを前記生板の厚み方向に上下移動自在
    に支持し、 該エンボスベルトの異なる上下移動位置によって生じる
    該エンボスベルトと口金両端部との隙間を塞ぐための異
    なる厚みのブロック体を、該口金両端部に着脱自在に備
    えたことを特徴とする凹凸模様付押出成形板の製造装
    置。
  2. 【請求項2】 前記押さえローラが、上下移動自在に支
    持されることを特徴とする請求項1記載の凹凸模様付押
    出成形板の製造装置。
  3. 【請求項3】 前記押さえローラが、前記開放部と同一
    幅で形成されることを特徴とする請求項1記載の凹凸模
    様付押出成形板の製造装置。
  4. 【請求項4】 前記開放部のエンボスベルト回転方向上
    流側に、前記エンボスベルトと前記口金との隙間を塞ぎ
    且つ前記エンボスベルトの幅方向の移動を規制して該エ
    ンボスベルトを前記開放部へ案内するベルト導入ガイド
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載の凹凸
    模様付押出成形板の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記ベルト導入ガイドが、上下方向に移
    動自在に前記口金に支持されることを特徴とする凹凸模
    様付押出成形板の製造装置。
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