JP2002263288A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002263288A
JP2002263288A JP2001065337A JP2001065337A JP2002263288A JP 2002263288 A JP2002263288 A JP 2002263288A JP 2001065337 A JP2001065337 A JP 2001065337A JP 2001065337 A JP2001065337 A JP 2001065337A JP 2002263288 A JP2002263288 A JP 2002263288A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別遊技状態中の演出表示の興趣を高めると
共に、遊技に変化を与えることを可能とする遊技機を提
供する。 【解決手段】 複数の識別情報を変動表示可能な変動表
示装置4aと、前記複数の識別情報が変動表示される変
動表示遊技の結果、予め定められた特定の停止態様とな
ることに関連して、遊技者に有利な特別遊技状態を発生
可能な制御を行う特別遊技状態制御手段を有する制御装
置とを備える遊技機100である。制御装置は、前記特
別遊技状態中に、所定の演出表示を行う特別遊技状態演
出表示制御手段を備える。制御装置は、前記特別遊技状
態中の演出表示の結果に関連して、特別遊技状態終了後
の遊技の演出に関する設定を変更可能な演出設定変更手
段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の識別情報を
変動表示可能な変動表示装置と、前記複数の識別情報が
変動表示される変動表示遊技の結果、予め定められた特
定の停止態様となることに関連して、遊技者に有利な特
別遊技状態を発生可能な制御を行う特別遊技状態制御手
段を有する制御装置とを備える遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機等の遊技機におい
ては、変動表示装置(例えば、液晶表示装置等)におけ
る複数の識別情報が、変動表示遊技の結果、予め定めら
れた特定の停止態様となった場合(例えば、識別情報が
「7,7,7」のぞろ目などになった場合)に、遊技者
に有利な特別遊技状態(いわゆる大当たり状態などとよ
ばれる、遊技媒体(遊技球等)の大量獲得が容易な状
態)が発生するようになっているものがある。
【0003】このような遊技機では、特別遊技状態の発
生後、該特別遊技状態が継続している間に、変動表示装
置において、特別遊技状態の進行状況を表示する等の演
出表示を行うことが多い。前記特別遊技状態中の演出表
示としては、他に、特別遊技状態終了後に確率変動状態
となるか否かを決定しているように見せる演出表示を行
うものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特別遊技状態
中の演出表示として、特別遊技状態の進行状況を表示す
るのみでは、特別遊技状態中の遊技が単調となり、遊技
者が飽きてしまう虞があった。また、特別遊技状態終了
後に確率変動状態となるか否かを決定しているように見
せる演出表示では、遊技者は、確率変動状態になるか否
かという一点にのみ注目しているため、これでも特別遊
技状態中の遊技は単調になりがちであった。
【0005】この発明は、前記のような問題点を解決す
るためになされたもので、特別遊技状態中の演出表示の
興趣を高めると共に、遊技に変化を与えることを可能と
する遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、複数の識別情報を変動表示
可能な変動表示装置と、前記複数の識別情報が変動表示
される変動表示遊技の結果、予め定められた特定の停止
態様となることに関連して、遊技者に有利な特別遊技状
態を発生可能な制御を行う特別遊技状態制御手段を有す
る制御装置とを備える遊技機において、前記制御装置
は、前記特別遊技状態中に、所定の演出表示を行う特別
遊技状態演出表示制御手段と、前記特別遊技状態中の演
出表示の結果に関連して、特別遊技状態終了後の遊技の
演出に関する設定を変更可能な演出設定変更手段とを備
えることを特徴としている。
【0007】ここで、遊技機には、パチンコ遊技機、ア
レンジボール遊技機、雀球遊技機などの弾球遊技機や、
パチスロ或いはスロットマシンなどが含まれる。識別情
報には、数字、文字および記号、並びに、色彩など、視
覚により識別可能な識別図柄(識別標識)等が含まれ
る。変動表示装置は、液晶表示装置、CRT(陰極線
管)表示装置などの単体の装置であっても、また、これ
ら装置と多数の発光素子を配列した表示装置、回転ドラ
ムを使用したメカ式の表示装置などとの組み合わせでも
よく、演出表示可能な領域を含んでいればよい。「複数
の識別情報」が「予め定められた特定の停止態様とな
る」とは、例えば、識別情報が「7,7,7」のぞろ目
などの予め定められた特定の状態で停止することであ
る。特別遊技状態とは、通常遊技時に比べて多数の遊技
媒体(遊技価値)を獲得し易い遊技状態をいい、例え
ば、第1種のパチンコ遊技機における大入賞口(特別変
動入賞装置ともいう。)の開放、第3種のパチンコ遊技
機における権利発生の状態、或いは電動役物を複数備え
た一般電役機における電動役物を連続して開放させる状
態、スロットマシンでのボーナスゲームなどがある。
「特別遊技状態中の演出表示」とは、特別遊技状態中
に、変動表示装置の表示画面の一部又は全部に表示され
る演出表示であり、本発明においては、複数のキャラク
タによるレースや、くじ,サイコロ,トランプなどによ
る抽選の様子等、最後に何らかの結果が表示される演出
表示とされている。「特別遊技状態終了後の遊技の演
出」としては、例えば、デモ表示画面における演出、リ
ーチ状態におけるリーチ演出、予告における予告演出な
どが挙げられる。なお、前記演出は、変動表示装置に表
示されるものに限られず、ランプ表示や、音声等の他の
手段による演出若しくはこれらの複合であっても良い。
【0008】この請求項1記載の発明によれば、演出設
定変更手段により、特別遊技状態中に行われる演出表示
の結果と、特別遊技状態終了後の遊技の演出に関する設
定を関連付けることができるため、遊技に変化を持たせ
ることができると共に、遊技者に特別遊技状態中の演出
表示に対する興味を持たせることができ、遊技の興趣を
高めることができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊
技機において、前記演出設定変更手段は、リーチ状態か
ら特別遊技状態が発生する割合である信頼度を変更可能
な信頼度変更手段を含むことを特徴としている。
【0010】ここで、リーチ状態とは、例えば、変動表
示している複数の識別情報のうち、1つを変動させたま
まにして、残りの識別情報を所定の組み合わせ(例えば
同一数字)で停止表示させる等の状態をいう。なお、リ
ーチ状態となると、リーチ演出が表示される場合が多
い。リーチ演出とは、前記リーチ状態となった際に、通
常の識別情報の変動表示とは異なる演出を行うものであ
り、例えば、1つだけ変動している識別情報をスロー変
動,コマ送り変動,拡縮変動させたり、変動表示装置の
表示画面にキャラクタを出現させて動作させながら変動
させたりする等が挙げられる。信頼度とは、リーチ状態
において、各リーチ演出が表示されたときに特別遊技状
態(大当たり)が発生する割合(可能性)を示すもので
あり、それぞれのリーチ演出に予め定められているもの
である。なお、信頼度が設定されていないリーチ演出が
あっても良い。
【0011】この請求項2記載の発明によれば、信頼度
変更手段により、特別遊技状態中に行われる演出表示の
結果と、特別遊技状態終了後におけるリーチ演出に対す
る信頼度の変更を関連付けることができる。特別遊技状
態が終了してから、次の特別遊技状態が発生するまでの
間において、リーチ状態となったときに信頼度の高いリ
ーチ演出が表示されるか否かは、遊技者にとって大きな
関心事であり、そのリーチ演出に定められた信頼度が変
更されることにより、遊技に変化を持たせることができ
ると共に、リーチ演出の信頼度の変更に関わる特別遊技
状態中の演出表示に遊技者は興味を持つことになり、遊
技の興趣を高めることができる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の遊
技機において、前記制御装置は、前記信頼度変更手段に
よる信頼度の変更が決定された場合に、変更後の信頼度
を報知する信頼度報知手段を備えることを特徴としてい
る。
【0013】ここで、「変更後の信頼度を報知する」タ
イミングは、特別遊技状態中の演出表示の結果が出た後
の所定のタイミングで良い。例えば、キャラクタによる
レースの着順が決定した後や、くじなどの抽選結果が出
た後の適宜のタイミングであり、これらの結果が出た後
であれば、特別遊技状態中でも、特別遊技状態終了後で
も良い。「変更後の信頼度を報知する」方法としては、
変動表示装置の表示画面の一部又は全部に、リーチ演出
と変更後の信頼度の関係を表示するのが適当と考えられ
るが、他の表示装置や音声等によってリーチ演出と信頼
度の関係を報知するようになっていても良い。また、報
知する時間も適宜で良く、例えば、一定時間報知してそ
の後は報知しないようにしても良いし、次の特別遊技状
態が発生するまで常に報知していても良いし、一定の間
隔で断続的に報知するようにしても良い。さらに、変動
表示装置の表示画面に表示する場合の表示方法等も適宜
で良く、例えば、信頼度の変更されたリーチ演出と当該
変更後の信頼度を表示するようにしても良いし、全ての
リーチ演出とその信頼度を表示するようにしても良い
し、リーチ演出を信頼度の高い(又は低い)順に並べて
表示するようにしても良い。
【0014】この請求項3記載の発明によれば、信頼度
報知手段により、信頼度が変更されたリーチ演出及び当
該変更後の信頼度が、遊技者に報知されるため、遊技者
はどのリーチ演出の信頼度がどのように変更されたのか
を容易に知ることができ、さらに遊技の興趣を高めるこ
とができる。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の遊技機において、前記特別遊技状態演出
表示制御手段は、前記特別遊技状態中に、複数のキャラ
クタを出現させると共に、該複数のキャラクタの中から
特定のキャラクタを選択することで演出表示の結果を導
出するキャラクタ選択表示を行うキャラクタ選択表示手
段を備えることを特徴としている。
【0016】ここで、出現させるキャラクタとしては、
例えば、リーチ状態におけるリーチ演出に出現するキャ
ラクタ、予告における予告演出に出現するキャラクタ、
デモ表示画面に出現するキャラクタ等の遊技中に出現す
るキャラクタが挙げられる。「特定のキャラクタを選択
する」に当たっては、一のキャラクタを選択しても良い
し、複数のキャラクタを選択するようにしても良いし、
その時々によって選択するキャラクタの数を変化させて
も良い。また、複数のキャラクタを選択する際には、キ
ャラクタ間で順位を付けた状態で選択するようにしても
良い。キャラクタ選択表示としては、例えば、キャラク
タ同士でレース等を行って順位をつけ、1位又は上位の
キャラクタを選択して演出表示の結果を導出するもの、
並んでいる複数のキャラクタの中からくじ引きなどで特
定のキャラクタが選ばれることで演出表示の結果を導出
するもの等が挙げられる。
【0017】この請求項4記載の発明によれば、特別遊
技状態中の演出表示に、他の遊技中に登場する複数のキ
ャラクタが表示されるため、キャラクタの動き等によっ
て、より一層遊技の興趣を高めることができる。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項4記載の遊
技機において、前記キャラクタ選択表示において出現す
る複数のキャラクタ中に、前記特別遊技状態の発生時点
で、遊技中に出現可能に設定されていないキャラクタを
含み、該出現可能に設定されていないキャラクタが、前
記キャラクタ選択表示で選択された場合には、前記演出
設定変更手段によって、当該キャラクタを、特別遊技状
態終了後の遊技中に出現可能に設定することを特徴とし
ている。
【0019】この請求項5記載の発明によれば、特別遊
技状態の発生時点で遊技中に出現可能に設定されていな
いキャラクタが、キャラクタ選択表示において選択され
ることにより、その後、出現可能となるため、遊技に変
化を持たせることができ、キャラクタ選択表示中、遊技
者は、当該キャラクタが選択されるかどうかに注目し
て、特別遊技状態中の演出表示をより楽しむことができ
る。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項2又は3記
載の遊技機において、前記特別遊技状態演出表示制御手
段は、前記特別遊技状態中に、前記リーチ状態における
リーチ演出に出現可能に設定されている複数のキャラク
タを出現させると共に、該複数のキャラクタの中から特
定のキャラクタを選択することで演出表示の結果を導出
するキャラクタ選択表示を行うキャラクタ選択表示手段
を備え、前記信頼度変更手段は、前記キャラクタ選択表
示により選択されたキャラクタを伴うリーチ演出に対す
る信頼度を変更可能であることを特徴としている。
【0021】この請求項6記載の発明によれば、特別遊
技状態中に行われるキャラクタ選択表示の選択結果と、
選択されたキャラクタを伴うリーチ演出の信頼度が密接
に関連してくるため、遊技者はより特別遊技状態中のキ
ャラクタ選択表示に興味を持つことになり、さらに遊技
の興趣を高めることができる。
【0022】請求項7記載の発明は、請求項6記載の遊
技機において、前記キャラクタ選択表示において出現す
る複数のキャラクタ中に、前記特別遊技状態の発生時点
で、前記リーチ演出に出現可能に設定されていないキャ
ラクタを含み、該出現可能に設定されていないキャラク
タが、前記キャラクタ選択表示で選択された場合には、
前記演出設定変更手段によって、当該キャラクタを伴う
リーチ演出を、特別遊技状態終了後のリーチ状態におい
て表示可能に設定することを特徴としている。
【0023】この請求項7記載の発明によれば、特別遊
技状態の発生時点でリーチ演出に出現可能に設定されて
いないキャラクタが、キャラクタ選択表示において選択
されることにより、その後のリーチ状態時において、当
該キャラクタを伴う新たなリーチ演出が表示可能となる
ため、遊技、特にリーチ状態に変化を持たせることがで
き、キャラクタ選択表示中、遊技者は、当該キャラクタ
が選択されるかどうかに注目して、特別遊技状態中の演
出表示をさらに楽しむことができる。
【0024】請求項8記載の発明は、請求項1〜7のい
ずれかに記載の遊技機において、前記特別遊技状態中の
演出表示の結果に関連して、前記特別遊技状態終了後
に、次の特別遊技状態が発生しやすい特定遊技状態にな
ることが決定されることを特徴としている。
【0025】ここで、特定遊技状態には、パチンコ遊技
機における特図確率変動状態、普図確変状態、普図時短
状態、あるいは、パチスロ遊技機におけるチャレンジタ
イム、アシストタイム、リプレイタイム等が含まれ、当
該特定遊技状態になることにより、所定の補助遊技価値
が付与される。「所定の補助遊技価値」には、例えば、
パチンコ遊技機においては、大当たりの発生確率が上が
ることが挙げられる。また、他に、例えば、普図の変動
表示の変動時間が短縮されたり、普電の開放時間が延び
たり、普図の当たりの発生確率が上がることによって、
通常時と較べると持ち球の消費を抑えて遊技が可能とな
ることが挙げられる。また、パチスロ遊技機における
「所定の補助遊技価値」には、例えば、小役、リプレイ
の発生確率が上がったり、スタートレバーを動かした時
点でフラグが成立している小役の種類をリール変動中に
報知することなどにより、通常時よりもコインの消費を
抑えて遊技が可能となること等が含まれる。なお、特定
遊技状態には、特定遊技状態が次回大当たりまで又は大
当たりが数回行われるまで継続するタイプ、及び、大当
たりが発生しないうちに所定回数の変動表示が行われる
と特定遊技状態が終了するタイプの両方を含む。
【0026】この請求項8記載の発明によれば、特別遊
技状態中の演出表示の結果に関連して、確率変動状態等
の特定遊技状態を発生させる決定を行うので、特別遊技
状態中の演出表示が、遊技者の利益により深く関連し、
遊技者は、一層、特別遊技状態中の演出表示に注目する
ことになる。
【0027】請求項9記載の発明は、請求項1〜8のい
ずれかに記載の遊技機において、前記制御装置は、遊技
を統括的に制御する遊技制御装置と、該遊技制御装置か
らの送信データに基づき変動表示遊技を行う表示制御装
置とを有する構成になっており、前記演出設定変更手段
は、前記表示制御装置に含まれ、前記遊技制御装置から
の同一の送信データに基づき異なる変動表示遊技の演出
が表示可能であることを特徴としている。
【0028】この請求項9記載の発明によれば、多くの
容量を必要とする演出、特に変動表示遊技に関する設定
データを有する演出設定変更手段が、表示制御装置に含
まれているため、遊技制御装置内のデータ量を低減させ
ることができる。これにより、遊技の演出における設定
の変更が多様な場合であっても、遊技に関する様々な制
御を行っている遊技制御装置に掛かる負担を増大させず
に済む。また、前記したように、遊技制御装置は演出設
定変更手段を含んでいないため、その構成は従来のもの
と相違点が少なく、遊技制御装置の開発効率を高め得る
という利点もある。さらに、表示制御装置において変動
表示遊技の演出設定の大部分を行うため、遊技制御装置
からの送信データ(例えば変動表示遊技の変動時間等)
が同一でも、表示制御装置で異なる変動表示遊技の演出
として表示する(表示制御装置が、変動時間が同一で演
出の異なる表示データを複数有していて、その中から演
出を選択して表示する等)ことができるという効果もあ
る。
【0029】請求項10記載の発明は、請求項1〜8の
いずれかに記載の遊技機において、前記制御装置は、遊
技を統括的に制御する遊技制御装置と、該遊技制御装置
からの送信データに基づき変動表示遊技を行う表示制御
装置とを有する構成になっており、前記演出設定変更手
段は、前記遊技制御装置に含まれることを特徴としてい
る。
【0030】この請求項10記載の発明によれば、演出
に関する設定データを有する演出設定変更手段が、遊技
制御装置に含まれているため、表示制御装置内のデータ
量を低減させることができる。また、遊技制御装置に演
出設定変更手段が含まれることにより、表示制御装置
は、遊技制御装置によって決定された送信データ通りに
演出制御を行うだけの比較的簡単な構成の装置で良くな
り、このため、複数の機種で表示制御装置を共通化する
ことができるという利点もある。
【0031】
【発明の実施の形態】〔第1の実施の形態〕以下、図面
を参照して、本発明に係る第1の実施の形態について説
明する。本実施の形態は、本発明に係る遊技機の適例と
してのパチンコ遊技、特に、いわゆる「第1種」に属す
るタイプのパチンコ遊技機について説明を行うものであ
る。
【0032】この実施の形態のパチンコ遊技機100
は、内部の遊技領域(後述)内に遊技球(遊技媒体)を
発射して遊技を行うもので、その前面枠111の前側上
半部におけるガラス板の奥側には、図1及び図2に示す
ように、遊技領域1aを構成する遊技盤1が設置されて
いる。
【0033】この遊技盤1のガイドレール2で囲まれた
遊技領域1aには、普図始動ゲート6,6、特別図柄
(特図)表示装置4、普通図柄(普図)の変動表示装置
7、普図変動表示の結果如何によって開閉部材9a,9
aを開(遊技者にとって有利な状態)閉(遊技者にとっ
て不利な状態)させる特図始動口を兼ねた普通変動入賞
装置9、特図変動表示遊技の結果如何によって大入賞口
5bを閉じた状態(遊技者にとって不利な状態)から開
放状態(遊技者にとって有利な状態)に変換するサイク
ル遊技を行う特別変動入賞装置5、一般入賞口8,…、
サイドランプ12,12、風車と呼ばれる打球方向変換
部材14,…、多数の障害釘(図示省略)などが配設さ
れている。遊技領域1aの最下端部中央にはアウト球を
回収するためのアウト穴13が設けられている。
【0034】特別図柄表示装置4は、例えば、液晶表示
装置(LCD:Liquid Crystal Display)からなる変動
表示装置4aを備え、この変動表示装置4aにおいて複
数種類の特別図柄(例えば、図柄、数字、記号などの識
別情報)が変動表示可能となっている。さらに、前記変
動表示装置4aは、識別情報が表示されているとき及び
識別情報が表示されていないときに、文字や画像(背景
画像やキャラクタ画像を含む)等を表示することが可能
となっている。また、特別図柄表示装置4の下部には、
普通変動入賞装置9に遊技球が入賞して特図変動表示遊
技が未処理となっている未処理回数を点灯表示する特図
始動記憶表示器4b,…が設けられている。普図の変動
表示装置7は、例えば、7セグメント型のLEDなどに
よって構成され、普通図柄(例えば、図柄、数字、記号
などの識別情報)の変動表示が行われるようになってい
る。また、特別変動入賞装置5の開閉扉5aの右側に
は、普図始動ゲート6,6に遊技球が入賞(普図の始動
入賞)して普図変動表示が未処理となっている未処理回
数を表示する普図始動記憶表示器6aが配設されてい
る。
【0035】普通変動入賞装置9は左右一対の開閉部材
9a,9aを具備し、この開閉部材9a,9aは、常時
は遊技球が1個流入可能な程度の間隔で閉じた状態を保
持しているが、普図の変動表示装置7の変動表示の結果
が予め定められた所定の停止表示(例えば、「7」)と
なることに関連して、逆「ハ」の字状に開いて普通変動
入賞装置9に遊技球が流入し易い状態(遊技者にとって
有利な状態)に変換されるようになっている。この普通
変動入賞装置9は、特図の始動口も兼ね、その内部(入
賞領域)に特図始動センサ9b(図4)を備えている。
また、普図始動ゲート6,6内には、該普図始動ゲート
6,6を通過した遊技球を検出するための普図始動セン
サ6b,6b(図4)が設けられている。
【0036】特別変動入賞装置5は、アタッカー形式の
開閉扉5aによって開閉される大入賞口5bを備えてい
る。開閉扉5aはその上端側が手前側に倒れる方向に回
動して開放可能になっていて、特図の変動表示遊技の結
果が予め定められた特定の停止態様(例えば、「7,
7,7」のぞろ目)となることに関連して大当たり等が
発生した場合に、大入賞口5bが開放されるようになっ
ている。この大入賞口5bの内部(入賞領域)には、該
大入賞口5bに入った遊技球を検出するためのカウント
センサ5c(図4)と、大入賞口5bに入った遊技球の
うち継続入賞領域(V入賞領域)に流入した遊技球を検
出するための継続センサ5d(図4)が配設されてい
る。また、各一般入賞口8,…の内部(入賞領域)に
は、該一般入賞口8,…に入った遊技球を検出するため
の入賞口センサ8a,…(図4)が配設されている。
【0037】さらに、パチンコ遊技機100の横隣に
は、遊技球貸出用のプリペイドカード(図示省略)が挿
入されるカード挿入口501を有するカードユニット5
00が設けられている。また、パチンコ遊技機100の
前面下部には上皿ユニット130が設けられ、この上皿
ユニット130には、排出された遊技球(賞球、貸球)
を貯留する上皿105が設けられている。この上皿10
5には、カード挿入口501にプリペイドカードを挿入
した状態で押圧操作することで上皿105への貸球の排
出動作を要求する球貸スイッチ108b、カード挿入口
501に挿入されたプリペイドカードの返却動作を要求
するためのカード返却スイッチ108c、カード挿入口
501に挿入されたプリペイドカードに関する情報を表
示する貸球用表示部108a、上皿105の遊技球を抜
き取って下皿107に流下させるための球抜き操作レバ
ー11等がそれぞれ設けられている。さらに、上皿ユニ
ット130の下側には、上皿105に収容しきれない遊
技球を収容する下皿107、遊技領域1aに向けて遊技
球の発射操作を行うための操作ハンドル104、灰皿1
0などが設置されている。この灰皿10の後方には、各
種報知(例えば、賞球排出報知、異常報知など)や遊技
演出を行うためのスピーカ60aが設置され、灰皿10
周囲の壁面には、スピーカ60a用の放音孔15,…が
設けられている。
【0038】次に、図3を参照して、パチンコ遊技機1
00の裏面側の構成について説明する。
【0039】先ず、前面枠111に取り付けられた裏機
構盤120の裏側には、予備球を貯留するための貯留タ
ンク121、この貯留タンク121からの予備球を整列
させながら流下案内する導出樋122、この導出樋12
2により流下案内される球の球抜きや排出ユニット12
4への流下案内を行う球抜きユニット123、該球抜き
ユニット123を介して流下案内された球を所定条件の
成立(例えば、普通変動入賞装置9、一般入賞口8,大
入賞口5b等の入賞口に球が入賞したこと、或いは球貸
スイッチ108bが押圧操作されたこと)に基づいて所
要数排出する排出ユニット(球排出手段)124、該排
出ユニット124より排出された球の流路を賞球用流路
又は貸球用流路の何れか一方に切換可能な流路切換ユニ
ット125、該流路切換ユニット125から送られてき
た球を上皿105又は下皿107へと流下案内する案内
樋126等が配設されている。
【0040】さらに、前面枠111の裏側には、遊技機
の制御を行う制御装置が設けられている。ここでは、先
ず、遊技に関する制御を統括的に行う遊技制御装置20
が設けられており、該遊技制御装置20からの指令信号
に基づいて球の排出制御等を行う排出制御装置30が配
設されている。また、遊技盤1の裏側に突出した特別図
柄表示装置4の背部には、遊技制御装置20の制御下で
特別図柄表示装置4の変動表示装置4aの表示制御を行
う表示制御装置40が配設され、この表示制御装置40
の背部には、遊技制御装置20の制御下で、パチンコ遊
技機100に備えられるランプやLEDなどの発光部材
の点灯・点滅状態を制御する装飾制御装置50、遊技制
御装置20の制御下でスピーカ60a等の出力を制御す
る音制御装置60などが配設されている。
【0041】またさらに、各種制御装置等に対して電源
を供給する電源装置90、電源コード310を有し電源
用の中継基板として機能するターミナル基板210、外
部出力端子を有する盤用外部出力部81、カードユニッ
ト用中継基板230等が配設されており、前面枠111
の裏面下端側には、遊技機前面の操作ハンドル104の
操作に基づき遊技球を遊技領域1aに発射させる発射装
置71、該発射装置71の制御を行う発射制御装置7
0、スピーカ60a(図3ではカードユニット用中継基
板230と前後に重なって隠れた状態となっている。)
などが配設されている。
【0042】図4は、前記制御装置を構成する遊技制御
装置20と表示制御装置40の主要制御ブロック図であ
る。この実施例における制御装置は、遊技に関する制御
を統括的に行う遊技制御装置20と、該遊技制御装置か
らの送信データに基づいて演出に関する制御を行う表示
制御装置40、装飾制御装置50、音制御装置60など
とを有する構成になっている。
【0043】前記遊技制御装置20は、CPU(Centra
l Processing Unit)21a、RAM(Random Access M
emory)21b、ROM(Read Only Memory)21c等
を有する遊技用マイクロコンピュータ21、入力I/F
23a、出力I/F23b、発振器22等により構成さ
れて、遊技に関する統括的な制御を行うものである。
【0044】このうち、CPU21aは、制御部、演算
部を備え、演算制御を行う他、特図や普図の変動表示に
関連する各種乱数値なども生成している。各種乱数値に
は、特図の大当たり判定用乱数値や普図の当たり判定用
乱数値、および確変判定用乱数値などが含まれる。
【0045】RAM21bは、普通変動入賞装置9内に
設けられた特図始動センサ9bのオン信号の記憶(特図
始動記憶)、及び、普図始動ゲート6,6に設けられた
普図始動センサ6b,6bのオン信号の記憶(普図始動
記憶)の記憶領域、CPU21aで生成される各種乱数
値の記憶領域、各種データを一時的に記憶する記憶領
域、並びに、CPU21aの作業領域を備えている。
【0046】ROM21cには、遊技上の制御プログラ
ムや制御データが書き込まれている他、特図の大当たり
発生を判定するための特図の大当たり判定値、普図の当
たり発生を判定するための普図の当たり判定値、および
確変判定値などが書き込まれている。
【0047】また、入力I/F23aには、図示しない
ローパスフィルタ及びバッファーゲートを介して、特図
始動センサ9b、普図始動センサ6b,6b、継続セン
サ5d、カウントセンサ5c、一般入賞口8,…の内部
に設けられ該一般入賞口8,…に入った遊技球を検出す
るための入賞口センサ8a,…などが接続されており、
これらからの各種信号が入力されている。そして、これ
ら各種信号は、入力I/F23aにより中継されて、C
PU21aに対し出力されている。
【0048】一方、出力I/F23bには、CPU21
aから出力される各種の制御信号が入力され、これら制
御信号は、出力I/F23bにより中継されて、図示し
ない出力ポート及びドライバーを介して、普通図柄表示
器(普図の変動表示装置)7、特別変動入賞装置5の開
閉扉5aの駆動手段としての大入賞口ソレノイド5e、
普通変動入賞装置9の開閉部材9a,9aの駆動手段と
しての普通電動役物ソレノイド6c、排出制御装置3
0、表示制御装置40(詳細は以下で説明)、装飾制御
装置50、音制御装置60、盤用外部出力部81などに
出力されている。
【0049】この遊技制御装置20のCPU21aは、
例えば、特図始動センサ9bや普図始動センサ6b,6
bからの検出信号の入力等に基づき、RAM21bに記
憶されている乱数値を抽出し、該抽出した乱数値と、予
めROM21cに記憶されている判定値との比較によ
り、遊技者に対して付与する遊技価値(例えば、特図の
大当たりなど)を決定すると共に、該決定に基づいて、
表示制御装置40に表示に関するデータを送って変動表
示装置4aに変動表示を行わせたり、音制御装置60に
音に関するデータを送ってスピーカより出力される効果
音を制御したり、装飾制御装置50に装飾に関するデー
タを送ってサイドランプ12,12等の各種装飾ランプ
・LEDの点灯・点滅状態を制御したりする。
【0050】例えば、特図の大当たり判定用乱数値と特
図の大当たり判定値とが一致する場合には、表示制御装
置40に表示に関するデータを送って変動表示装置4a
の変動表示遊技を特定の停止態様(例えば、「1,1,
1」、「7,7,7」などのぞろ目)で停止させ、大当
たりと呼ばれる特別遊技状態を発生させる(このとき、
遊技制御装置20(CPU21a等)は特別遊技状態制
御手段として機能している)。この特別遊技状態は、特
別変動入賞装置5の開閉扉5aが所定時間(例えば、2
9.5秒間)開放して閉じるサイクルを1ラウンドと
し、各ラウンド中、遊技球が大入賞口5b中の継続入賞
領域の継続センサ5dに検出されることを条件に所定ラ
ウンド(例えば、15ラウンド)まで継続される遊技で
ある。但し、各ラウンド中、大入賞口5bに遊技球が所
定個数(例えば、10個)入賞したときはその時点でそ
のラウンドを終了する。各ラウンド中、大入賞口5bへ
の入賞個数は、カウントセンサ5cにより検出されてR
AM21bに記憶され、所定個数に達すると開閉扉5a
が閉じられてそのラウンドの特別遊技状態が終了する。
このように、パチンコ遊技機においては、変動表示装置
4aに表示される識別情報の変動表示遊技の結果、予め
定められた特定の停止態様となることに関連して、遊技
者に有利な特別遊技状態が発生して遊技者に対し所定の
遊技価値(賞球の大量獲得の機会など)を付与可能とな
る。
【0051】また、前記特別遊技状態(大当たり)の発
生に際して、例えば、確変判定用乱数値と確変判定値と
が一致する場合には、その特別遊技状態の終了後、その
後に大当たりが所定回数(例えば、1回)発生するまで
大当たりの発生確率が通常確率(例えば、1/319)
から高確率(例えば、5/319)に変換される確率変
動状態(特定遊技状態)が発生するようになっている。
さらに、特定遊技状態中は、普図の変動表示の変動時間
が短縮される(遊技者に有利な状態となる)普図時短状
態が発生したり、なおかつ、普図の当たりの発生確率が
高確率となる(遊技者に有利な状態となる)普図確率変
動状態が発生したりするようになっている。このよう
に、特別遊技状態と関連して所定条件が成立した場合に
は、特定遊技状態を発生させて、遊技者に有利な所定の
補助遊技価値を付与可能となる。即ち、ここで、遊技制
御装置20(CPU21a等)は、特定遊技状態発生手
段として機能する。この実施例では、前記複数種類の識
別情報に、後述のように、いわゆる確変図柄と非確変図
柄とが含まれており、大当たりの発生に際して、確変判
定用乱数値と確変判定値とが一致する場合には、確変図
柄が特定の組み合わせの停止態様となって停止表示され
て特図変動表示遊技が終了するようになっている。な
お、大当たりの発生に際して、確変判定用乱数値と確変
判定値とが一致する場合に、前記したような特図変動表
示遊技における確変図柄の停止態様ではなく、特別遊技
状態中の演出表示が特別な表示態様となる(例えば、演
出表示におけるキャラクタや背景が特定の色となる、又
は特定の画像(キャラクタ,背景など)が表示される)
等によって特定遊技状態が発生することを報知するよう
になっていても良い。
【0052】なお、遊技制御装置20のCPU21a
は、入賞口センサ8a,…、特図始動センサ9b、カウ
ントセンサ5cから入賞球の検出信号が入力された場合
に、それら検出信号に基づいて、排出制御装置30に賞
球データを送って、排出ユニット124より所要数の賞
球を排出させる制御も行う。
【0053】また、表示制御装置40は、遊技制御装置
20からの指令(送信データ)に基づいて、変動表示装
置4aに、識別情報(例えば、図柄、数字、記号など)
による特図の変動表示やリーチ状態の際のリーチ演出の
表示、各種情報表示、特別遊技状態中の演出表示などを
行わせる表示制御を行うものである。図4に示すよう
に、この表示制御装置40は、CPU(Central Proces
sing Unit)41、ROM(Read Only Memory)42、
RAM(Random Access Memory)43、DMAC(Dire
ct Memory Access Controller)44、発振器45、V
DC(Video Digital Controller)46、フォントRO
M47、VDC46の電気信号(入力信号)を光信号
(出力信号)に変換させる際のγ補正を行うγ補正回路
48、インターフェイス49などを備えている。
【0054】このうち、CPU41は、その内部に制御
部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタなどを備えて
おり、遊技制御装置20とインターフェイス49を介し
て接続されて該遊技制御装置20の制御下で変動表示装
置4aの制御を行っている。その制御データはクロック
(発振器)45からのパルスに同期させてVDC46に
送られる。ROM42には、変動表示装置4aの表示制
御を行うための表示制御プログラム(本発明に係る特別
遊技状態中の演出表示に関する表示制御プログラムや、
遊技の演出に関する設定の変更に関わる演出設定変更プ
ログラム、リーチ状態におけるリーチ演出の画像表示の
表示制御プログラムも含む)や表示制御データ等が書き
込まれている。RAM43は、各種データを一時的に記
憶する記憶領域やCPU41の作業領域などを備えてい
る。DMAC44は、遊技用マイクロコンピュータ21
からの表示制御情報に対し、CPU41とのアクセスな
しで直接各メモリーやVDC46等の間で表示制御デー
タのやり取りを行っている。
【0055】フォントROM47には、変動表示遊技用
の識別情報の表示データ、キャラクタ画像の表示デー
タ、背景画像の表示データ、リーチ状態画像の表示デー
タ、遊技内容を説明する文字の表示データなどが書き込
まれている。VDC46の内部には、図示は省略する
が、スプライトRAM、パレットRAM、V−RAM等
が備えられていて、以下に示す画像データ制御を行って
いる。即ち、VDC46は、CPU41からの指令信号
を受けて、フォントROM47から識別情報や、キャラ
クタ、背景画像等の表示データを取り出して編集する。
そして、その指令信号に含まれる配色データに基づい
て、その編集した画像データに対し配色の指定をパレッ
トRAM(図示省略)で行い、次いでスプライトRAM
(図示省略)にて識別情報、キャラクタ等の画像編集を
行う。さらに、この編集された画像データ信号はγ補正
回路48で補正された後、V_SYNCやH_SYNC
と同期させて変動表示装置4aに送信され、この変動表
示装置4aにおいて表示される。
【0056】次に、客待ち(デモ画面表示)状態から、
特図変動表示遊技を経て、大当たり(特別遊技状態)が
発生し、その後、本発明に係る特別遊技状態中の演出表
示が行われるまでの遊技について説明する。
【0057】先ず、図5に示すように、電源投入時若し
くは遊技が行われていないときには、変動表示装置4a
の表示画面は、デモ画面等を表示する客待ち状態S1と
なっている。そして、遊技が始められ、普通変動入賞装
置(特図始動口)9に遊技球が入賞すると、特図変動表
示状態S2となる。
【0058】前記特図変動表示状態S2になると、変動
表示装置4aの表示画面に形成された複数(例えば、本
実施形態の場合3つ)の変動表示領域、即ち第1〜第3
変動表示領域のそれぞれにおいて、識別情報の変動表示
遊技が開始される。前記複数の識別情報には、それぞ
れ、例えば、数字の「1」〜「12」の12種類の図柄
があり、これら12種類の図柄のうちで所定時間循環す
るようにして変動表示された後、12種類の図柄のいず
れかとなって停止表示されるようになっている。この実
施例では、12種類の図柄うち、例えば、奇数の
「1」、「3」、「5」、「7」、「9」、「11」を
模した図柄が確変図柄となっており、偶数の「2」、
「4」、「6」、「8」、「10」、「12」を模した
図柄が非確変図柄となっている。さらに、識別情報の停
止する順序は、本実施形態の場合、例えば、左側の識別
情報→右側の識別情報→中央の識別情報の順であるとす
る。
【0059】そして、変動表示領域の各々における停止
表示の結果、複数の識別情報が、例えば、「8」などの
ぞろ目といった特定の停止態様となることに関連して、
大当たりとなると、特別遊技(大当たり)状態S3に遷
移して所定の遊技価値(賞球の大量獲得の機会など)を
付与可能となる。また、複数の識別情報が確変図柄の
「7」などのぞろ目で大当たりとなった場合には、特別
遊技状態終了後、確率変動状態(特定遊技状態)に遷移
して補助遊技価値を付与可能となる。なお、この実施例
における遊技機では、変動表示遊技中にリーチ状態とな
った際に、通常の変動表示遊技とは異なる演出(リーチ
演出)が行われるようになっている。ここでは、予め複
数のリーチ演出が表示可能に設定されており、所定条件
によって、その内の1つが選択されて表示されるように
なっている。また、この実施例の各リーチ演出には、そ
れぞれ異なるキャラクタが出現するようになっている。
さらに、各リーチ演出には、それぞれ、信頼度が予め設
定されており、どのリーチ演出が表示されるかによっ
て、そのリーチ演出が行われた際のリーチ状態から大当
たり(特別遊技状態)になる割合(可能性)が異なるよ
うになっている。なお、リーチ演出の中には、信頼度が
100%(そのリーチ演出が表示されたときには必ず大
当たりとなる。)に設定されたものが含まれていても良
い。また、リーチ演出の中には、信頼度が設定されてい
ないものがあっても良く、さらに、一のリーチ状態にお
いて、信頼度が設定されていないリーチ演出と、信頼度
が設定されているリーチ演出が続けて表示可能となって
いても良い。例としては、1つだけ変動している識別情
報をコマ送り変動するリーチ演出(信頼度なし)を表示
してから、一のキャラクタを出現させて動作させるリー
チ演出(信頼度あり)を表示すること等が挙げられる。
【0060】なお、識別情報の変動表示遊技において大
当たりとならなかった場合(ハズレの場合)において、
特図始動記憶があるときには、続けて特図変動表示状態
S2となり、特図始動記憶がないときには、客待ち状態
S1に戻る。また、特別遊技状態終了後においては、特
図始動記憶があるときには、特図変動表示状態S2とな
り、特図始動記憶がないときには、客待ち状態S1とな
る。
【0061】ここで、特図変動表示遊技、リーチ演出、
特別遊技状態の発生等に関して、遊技制御装置20と表
示制御装置40を、機能面から説明する。図6は、遊技
制御装置と表示制御装置を、主要な機能面から捉えた機
能ブロック図であり、遊技制御装置20により実現され
る遊技制御手段20aと表示制御装置40によって実現
される表示制御手段40aとによって、変動表示装置4
aに対する表示制御を行うための概略機能を示してあ
る。
【0062】遊技制御手段20aは、遊技に関する制御
を統括的に行うもので、遊技価値付与制御手段20b
(CPU21a及びRAM21bが相当する)と、演出
情報群指定手段20c(CPU21aが相当する)と、
演出情報群記憶手段20d(ROM21cが相当する)
と、図柄生成手段20e(CPU21a,RAM21b
及びROM21cが相当する)を含んでいる。なお、こ
こでは図示を省略したが、前記したように、遊技制御手
段20aは、排出制御装置30,装飾制御装置50,音
制御装置60等への制御機能等も備えている。
【0063】前記遊技価値付与制御手段20bは、遊技
価値判定用乱数(特図の大当たり判定用乱数)を生成
し、例えば、特図始動センサ9bの検出信号の入力等に
基づいて遊技価値判定用乱数値(特図の大当たり判定用
乱数値)を抽出記憶し、この抽出記憶した遊技価値判定
用乱数値と予め設定された判定値(大当たり判定値)と
を比較して遊技価値を付与するか否か(特別遊技状態を
発生させるか否か)を判定し、この判定結果に基づいて
変動表示装置4aで識別情報が特定の停止態様(例え
ば、「1,1,1」などのぞろ目)を導出したときに、
所定の遊技価値を遊技者に付与可能とする制御(前述し
たような変動入賞装置4aの開閉制御による特別遊技状
態の発生)を行うものである。
【0064】前記演出情報群指定手段20cは、前記遊
技価値付与制御手段20bによる遊技価値付与の判定結
果に応じて、変動表示装置4aに対する変動表示動作情
報を含む演出情報を決定するための演出情報群を指定す
る演出情報群指定指令を送出する制御を行うものであ
る。なお、演出情報群指定手段20cは、演出情報群記
憶手段20dに記憶されている演出情報群A〜Nの中か
ら適宜な演出情報群を選択するものとし、遊技価値付与
制御手段20bからの判定結果(大当たりか外れか)に
対応して選択可能な演出情報群が予め定められており、
選択可能な演出情報群が一つの場合には、当然にその演
出情報群を指定することとなるが、複数の演出情報群の
中から選択可能な場合は、適宜な選択手法によって一つ
の演出情報群を選択して指定する。選択手法としては、
演出情報群選択用乱数等を生成して抽出した乱数値から
選択するようにしても良いし、一定の序列に基づいて選
択可能な演出情報群から順次選択して行くようにしても
良い。また、確変付き大当たり,確変無し大当たり,リ
ーチ付き外れ,リーチ無し外れ等の停止態様、確率変動
状態,変動時間短縮状態等の遊技状態、特図始動記憶数
が所定数以上等の条件成立といった種々の情報を選択条
件とし、選択可能な演出情報群から一つの演出情報群を
選択するようにしても良い。この実施例の演出情報群で
は、A〜Nのそれぞれに、識別情報の変動表示遊技にお
ける変動時間が設定されている。
【0065】なお、前述した遊技価値付与制御手段20
bは、遊技価値付与判定の判定結果を図柄生成手段20
eへ送り、この図柄生成手段20eが、判定結果に応じ
た変動表示装置4aにおける識別情報の停止態様を決め
るようになっている。この図柄生成手段20eによって
生成された停止図柄についての情報は、前記演出情報群
指定手段20cから送出される演出情報群指定指令とは
別途に表示制御手段40aへ送出される。例えば、遊技
制御手段20aから表示制御手段40aへ送出される送
信データは、演出情報群指定手段20cから演出情報群
指定指令として識別情報の変動表示遊技の変動時間を送
出し、図柄生成手段20eから停止態様情報として左図
柄(左側の識別情報),中図柄(中央の識別情報),右
図柄(右側の識別情報)を送出する。
【0066】一方、表示制御手段40aは、複数種類の
識別情報を変動表示可能な変動表示装置4aの表示制御
を行うもので、演出情報選択手段40bと、演出情報格
納記憶手段40cと、変動パターン決定手段40dと、
変動表示動作制御手段40eを含んでいる。なお、図示
を省略したが、表示制御手段40aは、客待ち状態にお
けるデモ画面表示制御などの機能も備えている。
【0067】前記演出情報格納記憶手段40cは、演出
情報を一つ以上含む複数の演出情報群に各演出情報を割
り当てて、複数種類の演出情報を格納記憶するものであ
る。すなわち、前記遊技制御手段20aの演出情報群指
定手段20cからの演出情報群指定指令によって指定さ
れた演出情報群の中から演出情報を選択する演出情報選
択手段40bは、演出情報格納記憶手段40cに格納記
憶されている演出情報群に割り当てられた演出情報の一
つを適宜の方法(乱数値等)に基づいて選択するのであ
る。例えば、前記遊技制御手段20aの演出情報群指定
手段20cによって演出情報群Aが選択された場合に
は、さらに当該演出情報選択手段40bによって、演出
情報群Aに割り当てられている演出情報A1,A2,A
3の中から選択される演出情報が、乱数値等に基づいて
決定されるのである。なお、この実施例の各演出情報
は、リーチ状態におけるリーチ演出を含んでおり、例え
ば、演出情報A1に、後述するキャラクタC1(丸を模
したキャラクタ)が出現するリーチ演出、演出情報A2
に、後述するキャラクタC2(三角を模したキャラク
タ)が出現するリーチ演出、演出情報A3に、後述する
キャラクタC3(四角を模したキャラクタ)が出現する
リーチ演出が記憶されている。また、各リーチ演出には
信頼度が設定されていると共に、該信頼度は、演出設定
変更手段の中の信頼度変更手段(ここでは、表示制御装
置40のCPU41等が相当する)によって変更可能と
なっている。
【0068】そして、前記演出情報選択手段40bによ
り選択された演出情報と、前記遊技制御手段20aの図
柄生成手段20eから受けた停止図柄とに基づいて、変
動パターン決定手段40dが実際の変動パターンを決定
し、この変動パターン決定手段40dにより決定された
変動パターンに従って、変動表示動作制御手段40eが
変動表示装置4aの表示制御を行うのである。
【0069】このように、遊技制御手段20aの遊技価
値付与制御手段20bによる判定結果に応じて演出情報
群指定手段20cが演出情報群を指定する演出情報群指
定指令(変動表示時間についての指令)を表示制御手段
40aへ送出し、該演出情報群指定指令を受けた表示制
御手段40aの演出情報選択手段40bが演出情報格納
記憶手段40cの該当する演出情報群(変動表示時間)
の中から演出情報(リーチ演出等)を選択し、この選択
された演出情報に基づき決定された変動パターンに従っ
て変動表示動作制御手段40eが変動表示装置4aの表
示制御を行うので、遊技制御手段20aは、遊技価値付
与の判定と判定結果に適した変動表示装置4aの変動制
御を行うための演出情報が含まれる演出情報群を指定す
るだけで良い。すなわち、変動表示装置4aに対する変
動パターン決定のために必要な演出情報は表示制御手段
40a(表示制御装置40)側で格納記憶する(演出設
定変更手段も表示制御装置40に含まれている)と共に
変動表示装置4aに対する具体的制御も表示制御手段4
0a側で行うので、多様な演出情報に基づく変動表示装
置4aの変動パターンのバリエーションを多くしても
(例えば、リーチ演出の種類やリーチ演出に対する信頼
度の変更パターンを多くしても)、遊技制御手段20a
(遊技制御装置20)に掛かる負担を増大させることが
ない。
【0070】しかも、遊技制御手段20aの演出情報群
指定手段20cにより演出情報群のみを指定し、表示制
御手段40aの演出情報選択手段40bが演出情報群の
中から実際の演出情報を選択するものとしたので、遊技
制御手段20a側において、遊技価値付与の判定結果と
して同じ演出情報群を指定して送信した場合でも、表示
制御手段40a側で当該送信データに基づいて選択され
る演出情報が異なる場合もあるので、同じ遊技価値付与
判定結果に対しても異なる変動パターンとして遊技者に
見せることができ、変動表示装置4aによる変動表示で
遊技上の興趣を高めることが可能となる。
【0071】加えて、遊技制御手段20aから送出する
演出情報群指定指令と、表示制御手段40aが演出情報
群指定指令に基づいて演出情報を選択する演出情報群格
納記憶とが互換性を有していれば、遊技制御装置20の
司る遊技の進行制御と直接的に関わらない表示制御に関
する表示制御装置40の機能を複数の機種で共通化でき
るので、開発効率を高め得るという利点もある。
【0072】なお、図7に示すように、演出情報格納記
憶手段20f(図9における演出情報群記憶手段20d
と演出情報格納記憶手段40cの両方の機能を合わせた
もの)を遊技制御手段20a(遊技制御装置20)に備
えて、演出情報の選択を、遊技制御装置20の演出情報
群指定手段20cで全て行ってしまうことも考えられ
る。この場合は、変動表示時間と演出情報(リーチ演出
等)を遊技制御装置20で決定して、表示制御手段40
a(表示制御装置40)にデータを送るので、表示制御
手段40aはそのデータ通りに表示制御すればよく、表
示制御装置40の負担を軽くすることができる。また、
演出設定変更手段及び信頼度変更手段も遊技制御装置2
0のCPU21a等に含ませることになり、演出設定の
変更に必要なデータを遊技制御装置20側に置くことに
なる。このようにすれば、前記したように表示制御装置
40の負担を軽くすることができるのみならず、表示制
御装置が比較的簡単な構成の装置で良くなるため、複数
の機種で表示制御装置を共通化できるという利点も生じ
る。
【0073】この発明においては、前記特別遊技状態中
は、変動表示装置4aの表示画面に、所定の演出表示が
なされる(この際、表示制御装置40(CPU41等)
が特別遊技状態演出表示制御手段として機能する)。特
別遊技状態中の演出表示は、特別遊技状態の進行状況に
関連して進行し(ラウンド数が進むにつれて進行す
る)、特別遊技状態が終了するまでに何らかの結果が導
出されるものとなっている。そして、演出設定変更手段
(この実施例では、表示制御装置40が相当する)によ
って、前記特別遊技状態中の演出表示の結果に関連し
て、特別遊技状態終了後の遊技の演出に関する設定が変
更可能となっている。この実施例では、特別遊技状態演
出表示制御手段が、キャラクタ選択表示手段を備えてお
り、このキャラクタ選択表示手段による演出表示(キャ
ラクタ選択表示)として、前記リーチ状態におけるリー
チ演出に出現可能に設定されている複数のキャラクタを
出現させて、該複数のキャラクタの中から一又は複数の
特定のキャラクタを選択する表示を行うようになってい
る。ここでは、リーチ演出に出現可能に設定されている
3つのキャラクタC1(丸を模したキャラクタ),C2
(三角を模したキャラクタ),C3(四角を模したキャ
ラクタ)を出現させて、該3つのキャラクタによるレー
スを行い、当該レースの結果(着順)に基づいて3つの
キャラクタ間で順位を付けた状態で、3つのキャラクタ
全てを選択するキャラクタ選択表示を行っている。ま
た、この実施例では、演出設定変更手段が、信頼度変更
手段を含んでおり、前記キャラクタ選択表示(キャラク
タによるレース)により選択されたキャラクタ(ここで
は3つのキャラクタ全てを、キャラクタ間で順位を付け
た状態で選択している)を伴うリーチ演出に対する信頼
度を変更可能としている。
【0074】以下、具体的な表示態様等について説明す
る。まず、特別遊技状態発生前、すなわち特別遊技状態
中の演出表示が行われる前においては、キャラクタC1
が出現するリーチ演出、キャラクタC2が出現するリー
チ演出、キャラクタC3が出現するリーチ演出の3つの
リーチ演出が表示可能に設定されている。また、図9の
(a)の表に示すように、特別遊技状態発生前の各リー
チ演出に対する信頼度は、キャラクタC1を伴うリーチ
演出が5%、キャラクタC2を伴うリーチ演出が15
%、キャラクタC3を伴うリーチ演出が50%に設定さ
れている。特別遊技状態が発生すると、変動表示装置4
aの表示画面4gにおいて、所定のタイミングで特別遊
技状態の演出表示(キャラクタ選択表示)が開始され
る。始めに、図8の(a)に示すように、リーチ演出に
出現可能に設定されている3つのキャラクタがレースの
スタートラインにいる状態が表示され、レースがスター
トする。なお、この実施例では、表示画面4gの全域に
亘って演出表示が行われ、表示画面4gの一部(画面右
上)に特別遊技状態の進行状況(ここではラウンド数)
Rが表示されるようになっている。その後、特別遊技状
態の進行状況に沿って、3つのキャラクタによるレース
途中の様子が表示され(図8の(b))、レースのゴー
ルシーンが表示される(図8の(c))。そして、特別
遊技状態が終了する前の所定のタイミング(ここでは1
5ラウンド目)で、演出表示(レース)の結果を表示す
る。ここでは、図8の(d)に示すように、各キャラク
タが表彰台に上がっている場面によって、レースの結果
(着順)を表示している。なお、ここでは、C3が1
位、C1が2位、C2が3位となっており、この着順通
りにキャラクタ間で順位を付けた状態でキャラクタが選
択されるようになっている。そして、前記キャラクタ選
択表示(レース)の結果に基づいて、キャラクタC1,
C2,C3を伴う3つのリーチ演出に対する信頼度が変
更される。ここでは、レースの着順に沿って信頼度が高
くなるように変更され、図9の(b)の表に示すよう
に、特別遊技状態終了後の各リーチ演出に対する信頼度
は、キャラクタC2(3位)を伴うリーチ演出が5%、
キャラクタC1(2位)を伴うリーチ演出が15%に変
更されている。なお、キャラクタC3(1位)を伴うリ
ーチ演出は50%のままで信頼度は変更されていない。
また、この実施例では、信頼度は、5%,15%,50
%の何れかに変更されるようになっているが、これに限
るものではなく、他の適宜の数値(%)に変更されるよ
うになっていても良い。例えば、信頼度が100%に変
更されるものがあっても良い。
【0075】この実施例では、制御装置に、信頼度報知
手段(ここでは表示制御装置40が相当する)が備えら
れており、特別遊技状態中の演出表示の結果に関連し
て、信頼度変更手段による信頼度の変更が決定された場
合に、前記特別遊技状態中の演出表示の結果が出た後の
所定のタイミングで、遊技者に、変更後の信頼度を報知
するようになっている。ここでは、図10の(a)〜
(d)に示すように、変動表示装置4aの表示画面4g
の上部Uに、リーチ演出に出現可能に設定されているキ
ャラクタC1,C2,C3を、変更後の信頼度の高い順
に画面の右側から並べ、さらに矢印を付すことで、遊技
者に、変更後の信頼度(リーチ演出と変更後の信頼度の
関係)を報知している。また、ここでは、特別遊技状態
終了直後のタイミングで変更後の信頼度が報知され、そ
のまま、次の特別遊技状態が発生するまで、常に信頼度
報知がされるようになっている。すなわち、特別遊技状
態終了後、デモ画面表示中(図10の(a))、特図変
動表示遊技中(図10の(b))、特図停止表示中(図
10の(c))、特図変動表示遊技におけるリーチ状態
中(図10の(d))等のいずれの場合にも、常に信頼
度報知がなされるようにされている。なお、特別遊技状
態中の演出表示(キャラクタによるレース)後に、図9
の(b)の表を、変動表示装置4aの表示画面4gに所
定時間表示することにより、信頼度報知を行うようにし
ても良い。
【0076】なお、この実施例では、前記したように、
複数の識別情報が確変図柄の「7」などのぞろ目で大当
たりとなったことに関連して、特別遊技状態終了後、確
変状態等の特定遊技状態に遷移するようになっている
が、これに限るものではない。例えば、確変決定用の特
別なキャラクタが特別遊技状態中の演出表示(ここでは
レース)に参加し、さらに当該キャラクタがレースで1
位になること等、特別遊技状態中の演出表示の結果に関
連して、特別遊技状態終了後、特定遊技状態になるか否
かが決定されても良い。また、前記特別遊技状態中の演
出表示中(ここではレース中)に特定の表示態様となる
ことに関連して、特別遊技状態終了後に、確率変動状態
等の特定遊技状態となるようにしても良い。特定の表示
態様には、例えば、特別遊技状態中の演出表示における
キャラクタや背景の色が通常の演出表示と異なるものに
変化したり、特定の画像が表示されたりすることが挙げ
られる。
【0077】以上のように、この実施の形態のパチンコ
遊技機100によれば、特別遊技状態中に行われる演出
表示(ここではキャラクタ選択表示)の結果と、特別遊
技状態終了後の遊技の演出に関する設定(ここではリー
チ演出に定められた信頼度)を関連付けることができる
ため、単調な遊技に変化を持たせることができ、遊技の
興趣を高めることができる。また、特別遊技状態中の演
出表示に、他の遊技中(ここではリーチ演出)に登場す
る複数のキャラクタが表示されるため、キャラクタの動
き等によって、より一層遊技の興趣を高めることができ
る。
【0078】さらに、信頼度報知手段により、信頼度が
変更されたリーチ演出及び当該変更後の信頼度が、遊技
者に報知されるため、遊技者はどのリーチ演出の信頼度
がどのように変更されたのかを容易に知ることができ、
さらに遊技の興趣を高めることができる。加えて、この
実施の形態において、特別遊技状態中の演出表示の結果
に関連して、確率変動状態等の特定遊技状態を発生させ
るか否かの決定も行えば、特別遊技状態中の演出表示
が、遊技者の利益により深く関連し、遊技者は、一層、
特別遊技状態中の演出表示に注目することになる。
【0079】〔第2の実施の形態〕この第2の実施の形
態のパチンコ遊技機100は、以下に説明する点の他は
前記第1の実施の形態と同様であるので、同様の構成要
素については、同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0080】この第2の実施の形態では、特別遊技状態
中のキャラクタ選択表示において出現する複数のキャラ
クタ中に、前記特別遊技状態の発生時点で、リーチ演出
に出現可能に設定されていないキャラクタを含んでい
る。以下、具体的に説明する。
【0081】まず、特別遊技状態発生前、すなわち特別
遊技状態中の演出表示が行われる前においては、キャラ
クタC1(丸を模したキャラクタ)が出現するリーチ演
出、キャラクタC2(三角を模したキャラクタ)が出現
するリーチ演出、キャラクタC3(四角を模したキャラ
クタ)が出現するリーチ演出の3つのリーチ演出が表示
可能に設定されている。また、図12の(a)の表に示
すように、特別遊技状態発生前の各リーチ演出に対する
信頼度は、キャラクタC1を伴うリーチ演出が5%、キ
ャラクタC2を伴うリーチ演出が15%、キャラクタC
3を伴うリーチ演出が50%に設定されている。特別遊
技状態が発生すると、変動表示装置4aの表示画面4g
において、所定のタイミングで特別遊技状態の演出表示
が開始される。始めに、図11の(a)に示すように、
リーチ演出に出現可能に設定されている3つのキャラク
タがレースのスタートラインにいる状態が表示され、レ
ースがスタートする。なお、表示画面4gの全域に亘っ
て演出表示が行われ、表示画面4gの一部(画面右上)
に特別遊技状態の進行状況(ここではラウンド数)Rが
表示されるようになっているのは、前記実施例と同様で
ある。その後、特別遊技状態の進行状況に沿って、3つ
のキャラクタによるレースの様子が表示されるが、レー
ス途中で、図11の(b)に示すように、前記特別遊技
状態の発生時点で、リーチ演出に出現可能に設定されて
いないキャラクタC4(六角を模したキャラクタ)が出
現する(レースに参加してくる)。それから、キャラク
タC4を加えた4つのキャラクタによるレースの様子が
表示され、レースのゴールシーンが表示される(図11
の(c))。そして、特別遊技状態が終了する前の所定
のタイミング(ここでは15ラウンド目)で、演出表示
(レース)の結果を表示する。ここでは、図11の
(d)に示すように、各キャラクタが表彰台に上がって
いる場面によって、レースの(結果)着順を表示してい
る。なお、ここでは、C4が1位、C1が2位、C2が
3位となっており、この着順通りに順位を付けた上でキ
ャラクタが選択されるようになっている。また、表彰台
に上がることができなかったキャラクタC3は、キャラ
クタ演出表示において、選択されなかったとされる。
【0082】そして、前記キャラクタ選択表示(レー
ス)の結果(キャラクタC4が選択され、キャラクタC
3が選択されなかったこと)により、特別遊技状態の発
生時点でリーチ演出に出現可能に設定されていないキャ
ラクタC4を伴う新たなリーチ演出が表示可能となると
ともに、特別遊技状態の発生時点でリーチ演出に出現可
能に設定されているキャラクタC3を伴うリーチ演出が
表示不可能となる。さらに、キャラクタC4を伴うリー
チ演出に対して信頼度が設定される。ここでは、レース
の着順に沿って信頼度が高く設定されるようになってお
り、図12の(b)の表に示すように、キャラクタC4
(1位)を伴うリーチ演出は50%に設定される。キャ
ラクタC1,C2を伴うリーチ演出は5%,15%のま
まで信頼度は変更されていない。なお、この実施例で
は、新たなリーチ演出が表示可能となるとともに、表示
可能に設定されていたリーチ演出が表示不可能となるよ
うにされているが、これに限らず、新たなリーチ演出が
表示可能となるのみであっても良い。また、レースの着
順等によっては、信頼度の変更も同時になされる場合も
ある。さらに、この実施例では、信頼度は、5%,15
%,50%の何れかに変更されるようになっているが、
これに限るものではなく、他の適宜の数値(%)に変更
されるようになっていても良い。例えば、信頼度が10
0%に変更されるものがあっても良い。また、新たなリ
ーチ演出とは、遊技が始まってから1度も表示可能とさ
れていないリーチ演出に限るものではなく、前回の特別
遊技状態終了後から今回の特別遊技状態の発生の間に、
表示不可能とされていたリーチ演出も含むものとする。
【0083】この第2の実施の形態によれば、特別遊技
状態の発生時点で遊技中(ここではリーチ演出)に出現
可能に設定されていないキャラクタが、キャラクタ選択
表示において選択されることにより、その後、出現可能
となる(ここでは、その後のリーチ状態時において、当
該キャラクタを伴う新たなリーチ演出が表示可能とな
る)ため、さらに、遊技に変化を持たせることができ、
キャラクタ選択表示中、遊技者は、当該キャラクタが選
択されるかどうかに注目して、特別遊技状態中の演出表
示をより楽しむことができる。
【0084】なお、前記第1及び第2の実施の形態で
は、リーチ演出に関わるキャラクタを特別遊技状態中の
演出表示に出現させてキャラクタ選択表示を行っている
が、これに限らず、リーチ演出以外の遊技中に出現する
(例えば、予告における予告演出や、デモ表示画面等)
キャラクタを出現させるようにしても良い。さらに、こ
の場合でも、遊技中(リーチ演出に限らず遊技全体にお
いて)に出現可能に設定されていないキャラクタが、キ
ャラクタ選択表示で選択されることにより、出現可能に
設定されるようにしても良い。またさらに、特別遊技状
態中の演出表示は、キャラクタが出現しない他の演出表
示であっても良い。また、信頼度の変更は、キャラクタ
選択表示によるキャラクタ選択の結果に限って行われる
ものではなく、他の演出表示の結果に関連して、信頼度
の変更がされるようになっていても良い。さらに、信頼
度は、リーチ演出に対する信頼度のみならず、予告演出
に設定された信頼度であっても良い。加えて、前記第1
及び第2の実施の形態では、演出設定変更手段によっ
て、信頼度の変更や新たなリーチ演出の追加等のリーチ
演出に関する設定の変更がされているが、これに限るも
のではなく、リーチ演出以外の遊技の演出に関する設定
を変更可能にしてあっても良い。
【0085】また、本発明は、前記の各実施の形態のパ
チンコ遊技機に限られるものではなく、例えば、その他
のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機
などの弾球遊技機や、パチスロ、スロットマシン等の遊
技機にも適用可能である。即ち、パチスロの場合には、
ドラムリール式の変動表示装置で変動表示を行うものが
一般的であるが、この場合に、他の表示装置(例えば、
液晶表示装置、ブラウン管式の表示装置等)をさらに備
えることとして、この他の表示装置にて、特別遊技状態
中の演出表示等を行うようにすればよい。さらに、今回
開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限
的なものではないと考えられるべきである。本発明の範
囲は前記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示
され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのす
べての変更が含まれることが意図される。
【0086】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係る遊技機によれ
ば、演出設定変更手段により、特別遊技状態中に行われ
る演出表示の結果と、特別遊技状態終了後の遊技の演出
に関する設定を関連付けることができるため、遊技に変
化を持たせることができると共に、遊技者に特別遊技状
態中の演出表示に対する興味を持たせることができ、遊
技の興趣を高めることができる。
【0087】請求項2記載の発明に係る遊技機によれ
ば、遊技者にとって大きな関心事であるリーチ演出に定
められた信頼度が変更されることにより、遊技に変化を
持たせることができると共に、リーチ演出の信頼度の変
更に関わる特別遊技状態中の演出表示に遊技者は興味を
持つことになり、遊技の興趣を高めることができる。
【0088】請求項3記載の発明に係る遊技機によれ
ば、信頼度報知手段により、信頼度が変更されたリーチ
演出及び当該変更後の信頼度が、遊技者に報知されるた
め、遊技者はどのリーチ演出の信頼度がどのように変更
されたのかを容易に知ることができ、さらに遊技の興趣
を高めることができる。
【0089】請求項4記載の発明に係る遊技機によれ
ば、特別遊技状態中の演出表示に、他の遊技中に登場す
る複数のキャラクタが表示されるため、キャラクタの動
き等によって、より一層遊技の興趣を高めることができ
る。
【0090】請求項5記載の発明に係る遊技機によれ
ば、特別遊技状態の発生時点で遊技中に出現可能に設定
されていないキャラクタが、キャラクタ選択表示におい
て選択されることにより、その後、出現可能となるた
め、遊技に変化を持たせることができ、キャラクタ選択
表示中、遊技者は、当該キャラクタが選択されるかどう
かに注目して、特別遊技状態中の演出表示をより楽しむ
ことができる。
【0091】請求項6記載の発明に係る遊技機によれ
ば、特別遊技状態中に行われるキャラクタ選択表示の選
択結果と、選択されたキャラクタを伴うリーチ演出の信
頼度が密接に関連してくるため、遊技者はより特別遊技
状態中のキャラクタ選択表示に興味を持つことになり、
さらに遊技の興趣を高めることができる。
【0092】請求項7記載の発明に係る遊技機によれ
ば、特別遊技状態の発生時点でリーチ演出に出現可能に
設定されていないキャラクタが、キャラクタ選択表示に
おいて選択されることにより、その後のリーチ状態にお
いて、当該キャラクタを伴う新たなリーチ演出が表示可
能となるため、遊技、特にリーチ状態に変化を持たせる
ことができ、キャラクタ選択表示中、遊技者は、当該キ
ャラクタが選択されるかどうかに注目して、特別遊技状
態中の演出表示をさらに楽しむことができる。
【0093】請求項8記載の発明に係る遊技機によれ
ば、特別遊技状態中の演出表示の結果に関連して、確率
変動状態等の特定遊技状態を発生させる決定を行うの
で、特別遊技状態中の演出表示が、遊技者の利益により
深く関連し、遊技者は、一層、特別遊技状態中の演出表
示に注目することになる。
【0094】請求項9記載の発明に係る遊技機によれ
ば、遊技制御装置内のデータ量を低減させることがで
き、遊技の演出における設定の変更が多様な場合であっ
ても、遊技に関する様々な制御を行っている遊技制御装
置に掛かる負担を増大させずに済む。また、遊技制御装
置の構成は従来のものと相違点が少なく、遊技制御装置
の開発効率を高め得るという利点もある。さらに、表示
制御装置で変動表示遊技の演出設定の大部分を行うた
め、遊技制御装置からの同一の送信データに対して、表
示制御装置で当該送信データに基づいて異なる変動表示
遊技の演出として表示させることができるという効果も
ある。
【0095】請求項10記載の発明に係る遊技機によれ
ば、表示制御装置内のデータ量を低減させることができ
る。また、表示制御装置は、遊技制御装置によって決定
された送信データ通りに演出制御を行うだけの比較的簡
単な構成の装置で良くなり、このため、複数の機種で表
示制御装置を共通化することができるという利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機として例示するパチンコ遊
技機を示す正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の遊技盤を示す正面図である。
【図3】パチンコ遊技機の背面図である。
【図4】制御装置を構成する遊技制御装置と表示制御装
置の主要制御ブロック図である。
【図5】遊技機の遊技状態遷移図である。
【図6】遊技制御装置と表示制御装置における機能の構
成の一例を示すブロック図である。
【図7】遊技制御装置と表示制御装置における機能の構
成の他の例を示すブロック図である。
【図8】特別遊技状態中の演出表示の一例を示す図であ
る。
【図9】図8の演出表示の前後における出現可能キャラ
クタと信頼度の関係を示す表である。
【図10】信頼度報知手段による信頼度報知の一例を示
す図である。
【図11】特別遊技状態中の演出表示の他の例を示す図
である。
【図12】図11の演出表示の前後における出現可能キ
ャラクタと信頼度の関係を示す表である。
【符号の説明】
100 遊技機 4a 変動表示装置 20 遊技制御装置 40 表示制御装置 41 CPU(特別遊技状態演出制御手段、キャラク
タ選択表示手段、演出設定変更手段、信頼度変更手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の識別情報を変動表示可能な変動表示
    装置と、 前記複数の識別情報が変動表示される変動表示遊技の結
    果、予め定められた特定の停止態様となることに関連し
    て、遊技者に有利な特別遊技状態を発生可能な制御を行
    う特別遊技状態制御手段を有する制御装置とを備える遊
    技機において、 前記制御装置は、 前記特別遊技状態中に、所定の演出表示を行う特別遊技
    状態演出表示制御手段と、 前記特別遊技状態中の演出表示の結果に関連して、特別
    遊技状態終了後の遊技の演出に関する設定を変更可能な
    演出設定変更手段とを備えることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記演出設定変更手段は、 リーチ状態から特別遊技状態が発生する割合である信頼
    度を変更可能な信頼度変更手段を含むことを特徴とする
    請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記制御装置は、前記信頼度変更手段によ
    る信頼度の変更が決定された場合に、変更後の信頼度を
    報知する信頼度報知手段を備えることを特徴とする請求
    項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記特別遊技状態演出表示制御手段は、 前記特別遊技状態中に、複数のキャラクタを出現させる
    と共に、該複数のキャラクタの中から特定のキャラクタ
    を選択することで演出表示の結果を導出するキャラクタ
    選択表示を行うキャラクタ選択表示手段を備えることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】前記キャラクタ選択表示において出現する
    複数のキャラクタ中に、前記特別遊技状態の発生時点
    で、遊技中に出現可能に設定されていないキャラクタを
    含み、該出現可能に設定されていないキャラクタが、前
    記キャラクタ選択表示で選択された場合には、 前記演出設定変更手段によって、当該キャラクタを、特
    別遊技状態終了後の遊技中に出現可能に設定することを
    特徴とする請求項4記載の遊技機。
  6. 【請求項6】前記特別遊技状態演出表示制御手段は、 前記特別遊技状態中に、前記リーチ状態におけるリーチ
    演出に出現可能に設定されている複数のキャラクタを出
    現させると共に、該複数のキャラクタの中から特定のキ
    ャラクタを選択することで演出表示の結果を導出するキ
    ャラクタ選択表示を行うキャラクタ選択表示手段を備
    え、 前記信頼度変更手段は、 前記キャラクタ選択表示により選択されたキャラクタを
    伴うリーチ演出に対する信頼度を変更可能であることを
    特徴とする請求項2又は3記載の遊技機。
  7. 【請求項7】前記キャラクタ選択表示において出現する
    複数のキャラクタ中に、前記特別遊技状態の発生時点
    で、前記リーチ演出に出現可能に設定されていないキャ
    ラクタを含み、該出現可能に設定されていないキャラク
    タが、前記キャラクタ選択表示で選択された場合には、 前記演出設定変更手段によって、当該キャラクタを伴う
    リーチ演出を、特別遊技状態終了後のリーチ状態におい
    て表示可能に設定することを特徴とする請求項6記載の
    遊技機。
  8. 【請求項8】前記特別遊技状態中の演出表示の結果に関
    連して、前記特別遊技状態終了後に、次の特別遊技状態
    が発生しやすい特定遊技状態になることが決定されるこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の遊技
    機。
  9. 【請求項9】前記制御装置は、 遊技を統括的に制御する遊技制御装置と、該遊技制御装
    置からの送信データに基づき変動表示遊技を行う表示制
    御装置とを有する構成になっており、 前記演出設定変更手段は、 前記表示制御装置に含まれ、 前記遊技制御装置からの同一の送信データに基づき異な
    る変動表示遊技の演出が表示可能であることを特徴とす
    る請求項1〜8のいずれかに記載の遊技機。
  10. 【請求項10】前記制御装置は、遊技を統括的に制御す
    る遊技制御装置と、該遊技制御装置からの送信データに
    基づき変動表示遊技を行う表示制御装置とを有する構成
    になっており、 前記演出設定変更手段は、 前記遊技制御装置に含まれることを特徴とする請求項1
    〜8のいずれかに記載の遊技機。
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