JP2002260985A - 基板現像装置 - Google Patents

基板現像装置

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JP2002260985A JP2001057495A JP2001057495A JP2002260985A JP 2002260985 A JP2002260985 A JP 2002260985A JP 2001057495 A JP2001057495 A JP 2001057495A JP 2001057495 A JP2001057495 A JP 2001057495A JP 2002260985 A JP2002260985 A JP 2002260985A
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修 玉田
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】基板を汚染せずかつパターンを倒壊せずに処理
できる基板現像装置を提供する。 【解決手段】現像液を持った後、リンス液吐出ノズル4
1を走査方向Aに向かっての移動させ、スリット状吐出
口49から純水を連続的に供給し続けるとともに、スリ
ット状吸引口51から基板Wの表面からの純水を吸引し
て回収するよにし、基板を静止状態で一連の現像処理を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板上の感光性膜に現
像液を供給して現像処理を行なう基板現像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ、液晶表示装置(LCD)用
ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用
基板等の基板上に形成されたフォトレジストなどの感光
性膜に現像処理を行うために基板現像装置が用いられ
る。
【0003】半導体製造プロセスやLCD製造プロセスな
どにおいて、基板の表面に形成された露光済みの感光性
膜を現像する場合、例えば基板を水平姿勢に保持して鉛
直軸回りに回転させながら、スプレイ式吐出ノズルから
現像液を吐出することにより、回転する基板の表面全体
に均一かつ十分な量の現像液を供給して感光性膜を現像
したり、或いは静止状態の基板に対して基板の最大幅と
同等以上吐出幅を有するノズルから現像液を基板上に滴
下させ、このノズルを基板の表面と平行に移動させるこ
とにより、基板上の全面に現像液を盛るような現像装置
が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、基板の表面
全体に現像液を盛ってフォトレジストなどの感光性膜を
現像する現像装置において、従来から現像液による感光
性膜の現像を停止させるため、基板の表面に現像液を供
給してから所定の現像時間が経過した後に基板を高速で
回転させて基板上の現像液を遠心力で振り切りながら、
リンス液、例えば純水を吐出ノズルから回転させた基板
の表面に吐出し、基板全面を純水で置換することが行わ
れている。そして、基板全面を純水で置換した後さらに
基板の回転を続け、リンス液を振り切り乾燥して処理を
終了するようになっている。
【0005】ところが、かかる従来の現像装置において
は、少なくとも現像液による感光性膜の現像を停止させ
るための現像液を振り切りながらリンス液を供給する処
理からそれに引き続くリンス液を振り切り乾燥するまで
の処理が、基板を高速回転させた状態で行われているた
め、基板上から遠心力で振り切られた現像液やリンス液
が周囲から跳ね返って基板表面や基板裏面に再付着して
基板を汚染したりする問題があった。また、昨今のより
一層のパターンの微細化が進むなか、現像液によって形
成された微細なパターンが、基板の高速回転による遠心
力の影響で倒壊する場合があるという問題が生じること
となった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、現像処理の過程にお
いて、基板を汚染することなく、また現像液によって形
成されたパターン倒壊の恐れのない基板現像装置を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決する為
に、請求項1に係る発明の基板現像装置は、基板を静止
状態で水平姿勢に保持する基板保持手段と、その底面に
基板の直径と同等以上の吐出幅を有する現像液吐出口が
形成され、基板保持手段に保持された基板の一端の現像
液供給開始位置から他端の現像液供給終了位置まで移動
して基板表面に現像液を供給する第1の移動手段と、そ
の底面の移動方向前側に形成された基板の直径と同等以
上の吐出幅を有するリンス液吐出口と、その底面の移動
方向後側に形成された基板の直径と同等以上の吸引幅を
有するリンス液吸引口とを有し、第1の移動手段によっ
て基板表面全体に現像液が供給された後に基板の一端の
現像液供給開始位置から他端の現像液供給終了位置まで
移動してリンス液吐出口からリンス液を基板表面全体に
供給するとともに、供給されたリンス液をリンス液吸引
口から回収する第2の移動手段とを備えたことを特徴と
するものである。
【0008】また請求項2に係る発明は、請求項1の発
明に係る基板現像装置において、第2の移動手段は、さ
らにその底面のリンス液吐出口よりさらに移動方向前側
に形成された基板の直径と同等以上の吸引幅を有する現
像液吸引口を有し、基板の一端の現像液供給開始位置か
ら他端の現像液供給終了位置まで移動するときに現像液
吸引口より基板表面全体に供給されていた現像液を回収
することを特徴としている。
【0009】また請求項3に係る発明の基板現像装置
は、基板を静止状態で水平姿勢に保持する基板保持手段
と、基板の直径と同等以上の吐出幅を有する現像液吐出
口と、基板の直径と同等以上の吐出幅を有し現像液吐出
口から現像液が基板表面全体に供給された後にリンス液
を基板表面に供給するリンス液吐出口と、基板の直径と
同等以上の吸引幅を有するリンス液吸引口とがその底面
に形成され、基板保持手段に水平姿勢に保持された基板
上を往復移動する移動手段とを備え、移動手段には、少
なくとも往復移動の復路の移動時に、リンス液吐出口が
リンス液吸引口より移動方向前側に配設され、往路の移
動時には、基板保持手段に保持された基板の一端の現像
液供給開始位置から他端の現像液供給終了位置まで移動
して現像液吐出口から基板表面に現像液を供給するとと
もに、復路の移動時には、基板の他端の現像液供給終了
位置から一端の現像液供給開始位置まで移動してリンス
液吐出口から基板表面全体にリンス液を供給するととも
に、リンス液吸引口からリンス液を吸引して回収するこ
とを特徴とするものである。
【0010】また請求項4に係る発明は、請求項3に係
る発明の基板現像装置において、移動手段は、さらに前
記往復移動の復路の移動時に、リンス液吐出口より移動
方向前側に基板の直径と同等以上の吸引幅を有する現像
液吸引口が配設され、復路の移動時には、基板の他端の
現像液供給終了位置から一端の現像液供給開始位置まで
移動して現像液吸引口から基板表面の現像液を吸引して
回収することを特徴とするものである。
【0011】また請求項5に係る発明は、基板を静止状
態で水平姿勢に保持する基板保持手段と、基板の直径と
同等以上の吐出幅を有する現像液吐出口と、基板の直径
と同等以上の吐出幅を有し現像液吐出口から現像液が基
板表面全体に供給された後にリンス液を基板表面に供給
するリンス液吐出口と、基板の直径と同等以上の吸引幅
を有するリンス液吸引口とがその底面に形成され、基板
保持手段に水平姿勢に保持された基板上を往復移動する
移動手段とを備え、移動手段には、少なくとも往復移動
の往路の移動時に、リンス液吐出口がリンス液吸引口よ
り移動方向前側に配設され、第1回目の往路の移動時に
は、基板の一端の現像液供給開始位置から他端の現像液
供給終了位置まで移動して現像液吐出口から基板表面全
面に現像液を供給するとともに、第2回目の往路の移動
時には、基板の一端の現像液供給開始位置から他端の現
像液供給終了位置まで移動してリンス液供給口から基板
表面全体にリンス液を供給するとともに、リンス液吸引
口から基板表面に供給されたリンス液を吸引して回収す
るようにしたことを特徴とする。
【0012】また請求項6に係る発明は、請求項5に係
る基板現像装置において、移動手段は、さらに往復移動
の往路の移動時に、リンス液吐出口より移動方向前側に
基板の直径と同等以上の吸引幅を有する現像液吸引口が
配設され、第2回目の往路の移動時には、基板の一端の
現像液供給開始位置から他端の現像液供給終了位置まで
移動して現像液吸引口から基板表面の現像液を吸引して
回収することを特徴とする。
【0013】また、請求項7に係る発明は、基板を静止
状態で水平姿勢に保持する基板保持手段と、基板の直径
と同等以上の吐出幅を有する液吐出口と、基板の直径と
同等以上の吸引幅を有し、基板表面に供給された液を吸
引して回収する液吸引口とがその底面に形成され、基板
保持手段に静止状態で水平姿勢に保持された基板上を往
復移動する移動手段と、現像液を液吐出口に向けて供給
する現像液供給手段と、リンス液を液吐出口に向けて供
給するリンス液供給手段と、現像液とリンス液のうちの
一方が液吐出口に供給されるように切り替える切り替え
制御手段とを備え、移動手段には、少なくとも往復移動
の往路の移動時に、液吐出口が液吸引口より移動方向前
側に配設され、第1回目の往路の移動時には、基板の一
端の液供給開始位置から他端の液供給終了位置まで移動
して液吐出口から基板表面全体に現像液を供給するとと
もに、第2回目の往路の移動時には、基板の一端の液供
給開始位置から他端の液供給終了位置まで移動して液吐
出口から基板表面全体にリンス液を供給するとともに、
液吸引口から基板表面に供給されたリンス液を吸引して
回収するようにしたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る基板現像装置
について説明する。図1は本発明の第1の実施形態にお
ける基板現像装置1の平面図、図2は図1の基板現像装
置1の後述する現像液吐出ノズル11が基板W上にある
場合における主要部のX−X線断面図、図3は図1の基
板現像装置1の後述するリンス液吐出ノズル41が基板
W上にある場合における主要部のX−X線断面図、図4
は図1の基板現像装置1の主要部のY−Y線断面図であ
る。
【0015】図1に示すように、基板現像装置1は現像
液吐出ユニット10と、リンス液吐出ユニット40と、
処理部30を備える外カップ50と、外カップ50の一
方端側に設けられた現像ノズル待機ポット21およびリ
ンスノズル待機ポット81と、外カップ50の他方端側
に設けられた現像ノズル待機ポット22およびリンスノ
ズル待機ポット82とを備えている。図1上において外
カップ50の下側にはガイドレール14が配設されてお
り、後述する現像液吐出ユニット10を構成するノズル
アーム12がアーム駆動部13によりガイドレール14
に沿って走査方向Aおよびその逆方向に移動可能に設け
られている。
【0016】図2、図3および図4に示すように、処理
部30には、基板Wを静止状態の水平姿勢で吸引保持す
る吸引チャック31を備える。この吸引チャック31の
周囲には、現像液やリンス液を回収する液回収カップ3
4が図示しない昇降手段により上下動自在に設けられて
いる。本実施形態においては、基板Wを静止状態の水平
姿勢で保持するのを吸引チェック31によって行ってい
るが、これに限られるものではなく、基板Wを水平姿勢
に保持できうる構成であればいかなるものであってもよ
い。
【0017】図2に示すように現像液吐出ユニット10
は、ノズルアーム12と、このノズルアーム12の下端
部に備え付けられた現像液吐出ノズル11とを備えてい
る。現像液吐出ノズル11は、現像液の吐出開始前に
は、処理部30の一方端側に設けられた現像ノズル待機
ポット21内に待機しており、実際に現像液を基板W上
に供給する際には、ノズルアーム12が、アーム駆動部
13によってガイドレール14に沿って移動されること
により、現像ノズル待機ポット21を出て、吸引チャッ
ク31に保持された基板W上を移動し、処理部30の他
方端側に設けられた現像ノズル待機ポット22まで走査
方向Aに沿って直線状に移動するようになっている。
(図1および図4参照。)
【0018】図2に示すように、現像液吐出ノズル11
には、現像液供給系60により現像液が供給される。現
像液供給系60は、現像液を貯留する液貯留部61、液
貯留部61と現像液吐出ノズル11とを連通接続する配
管62、配管62に介装されて現像液を液貯留部61か
ら現像液吐出ノズル11に送液するポンプ63、配管6
2に介装された開閉バルブ64とより構成される。
【0019】またマイクロコンピュータによって構成さ
れる制御部70は、アーム駆動部13、開閉弁64、ポ
ンプ63に電気的に接続されており、アーム駆動部13
による現像液吐出ノズル11の走査(移動)および開閉
弁64による現像液吐出ノズル11からの現像液の吐出
開始および停止タイミング、現像液の吐出量、吐出速
度、等各種の吐出条件を制御する。
【0020】図5は現像液吐出ノズル11の断面図であ
る。
【0021】現像液吐出ノズル11のノズル本体部16
は段差状の底面17を有する。このノズル本体部16に
は、鉛直下向きに延びかつ底面17で開口する現像液吐
出口としてのスリット状吐出口15が形成されている。
段差状の底面17は、走査方向Aにおいてスリット状吐
出口15よりも前方側の平面状の底面(以下、前方側底
面と呼ぶ)17aおよびスリット状吐出口15よりも後
方側の平面状の底面(以下、後方側底面と呼ぶ)17b
からなる。前方側底面17aは、後方側底面17bより
も低い位置に形成されている。それにより、図1の吸引
チャック31に静止状態で水平姿勢に保持された基板W
の表面と前方側底面17aとの間隔が基板Wの表面と後
方側底面17bとの間隔よりも小さくなる。 現像液吐
出ノズル11は、前方側底面17aおよび後方側底面1
7bが基板Wの表面に対して平行な状態を保つように走
査方向Aに向けて走査される。
【0022】現像液吐出ノズル11のノズル本体部16
は、ステンレス鋼、石英ガラス、パイレックス(登録商
標)ガラス、セラミックス(例えばアルミナ、SiC、
αC)等の比較的硬質な親水性材料により形成されてい
る。走査方向Aに向かった場合においてノズル本体部1
6の底面17のスリット状吐出口15よりも前方側底面
17aおよびスリット状吐出口15よりも前方側の外壁
面18は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、P
TEE(ポリテトラフルオロエチレン)等の樹脂系の撥
水性材料層20でコーティングされている。本実施形態
では、PTFEからなる撥水性材料層20が用いられ
る。一方、走査方向Aに向かった場合においてノズル本
体部16の底面17のスリット状吐出口15よりも後方
側の領域および後方側の外壁面19では、親水性材料が
露出している。また、スリット状吐出口15の内壁面1
5aでも、親水性材料が露出している。
【0023】図7に示すように、現像液吐出ノズルのス
リット状吐出口15の長手方向となる吐出幅方向は現像
液吐出ノズル11の走査方向Aと垂直に配置される。ス
リット状吐出口15の短辺tは0.05〜1.00mm
であり、本実施例では0.1mmである。また、スリッ
ト状吐出口15長手方向の吐出幅Lは処理対象となる基
板Wの直径と同じかまたはそれよりも大きく設定(同等
以上に設定)され、直径8インチの基板Wを処理する場
合には、本実施形態では210mmに設定される。
【0024】現像液吐出ノズル11は、底面17が基板
Wの表面に対して平行な状態を保つように走査方向Aに
向けて走査される。スリット状吐出口15と基板W1、
W2の表面との間隔は、0.2〜5.0mm、より好ま
しくは0.5mm〜2.0mmであり、本実施例では
1.0mmである。
【0025】図1および図3に戻って、リンス液吐出ユ
ニット40は、ノズルアーム42と、このノズルアーム
42の下端部に取り付けられたリンス液吐出ノズル41
とを備えている。リンス液吐出ノズル41は、リンス液
の吐出開始前には、処理部30の一方端側に設けられた
リンスノズル待機ポット81内に待機しており、前述し
た現像液吐出ノズル11から現像液が基板Wに供給され
て現像が行われた後、実際にリンス液を基板W上に供給
する際には、ノズルアーム42が、アーム駆動部43に
よってガイドレール44に沿って移動されることによ
り、リンスノズル待機ポット81を出て、吸引チャック
31に保持された基板W上を移動し、処理部30の他方
端側に設けられたリンスノズル待機ポット82まで走査
方向Aに沿って直線状に移動するようになっている。
(図1および図4参照。)
【0026】図3に示すように、リンス液吐出ノズル4
1には、リンス液供給系70により純水がリンス液とし
て供給される。リンス液供給系70は、ユーティリティ
としての純水供給源から供給される純水をリンス液吐出
ノズル41に導く配管72、配管72に介装されて純水
をリンス液吐出ノズル41に送液するポンプ73、配管
72に介装された開閉バルブ74とにより構成される。
【0027】また、リンス液供給ノズル41には、その
途中に吸引ポンプ46が介在されている吸引用の配管4
5が接続されており、吸引ポンプ46の駆動によって、
後述するリンス液供給ノズル41の底面に形成されたス
リット状吸引口51より基板上に供給された純水を吸引
して回収し、ドレインに排出するようになっている。
【0028】さらに制御部70は、アーム駆動部43、
開閉弁74、ポンプ73、吸引ポンプ46に電気的に接
続されており、アーム駆動部43によるリンス液吐出ノ
ズル41の走査(移動)および開閉弁74によるリンス
液吐出ノズル41からの純水の吐出開始および停止タイ
ミング、純水の吐出量、吐出速度、等各種の吐出条件、
後述するリンス液吸引口51を通じての基板W上からの
純水の吸引回収を制御する。
【0029】図6はリンス液吐出ノズル41の断面図で
ある。
【0030】リンス液吐出ノズル41のノズル本体部4
7は底面48を有する。このノズル本体部47には、そ
の底面48の移動方向(走査方向Aに向かう方向)前側
の位置に鉛直下向きに延びかつ当該底面48で開口する
リンス液吐出口に相当するスリット状吐出口49が形成
されている。このスリット吐出口49は、配管72と連
通されており、配管72によって導かれたリンス液とし
ての純水を基板Wに向けて供給するようになっている。
また、このノズル本体部47には、その底面48の移動
方向(走査方向Aに向かう方向)後側の位置に鉛直下向
きに延びかつ当該底面48で開口するリンス液吸引口に
相当するスリット状吸引口51が形成されている。この
スリット状吐出口51は、配管45と連通されており、
配管45を通じて吸引されることにより基板W上に供給
されたリンス液としての純水を吸引して回収するように
なっている。リンス液吐出ノズル41は、その底面48
が基板Wの表面に対して平行な状態を保つように走査方
向Aに向けて走査される。
【0031】リンス液吐出ノズル41のノズル本体部4
7も、ステンレス鋼、石英ガラス、パイレックスガラ
ス、セラミックス(例えばアルミナ、SiC、αC)等
の比較的硬質な親水性材料により形成されている。
【0032】図8に示すように、リンス液吐出ノズル4
1の底面48に形成されたスリット状吐出口49の長手
方向となる吐出幅方向は、リンス液吐出ノズル41の走
査方向Aと垂直に配置される。スリット状吐出口49の
長手方向の吐出幅Lは処理対象となる基板Wの直径と同
じかまたはそれよりも大きく設定(同等以上に設定)さ
れ、直径8インチの基板Wを処理する場合には、本実施
形態では210mmに設定される。
【0033】また、リンス液吐出ノズル41の底面48
に形成されたスリット状吸引口51の長手方向となる吸
引幅方向も、リンス液吐出ノズル41の走査方向Aと垂
直に配置される。スリット状吸引口51の長手方向の吸
引幅Lも処理対象となる基板Wの直径と同じかまたはそ
れよりも大きく設定(同等以上に設定)され、直径8イ
ンチの基板Wを処理する場合には、本実施形態では21
0mmに設定される。
【0034】リンス液吐出ノズル41は、底面48が基
板Wの表面に対して平行な状態を保つように走査方向A
に向けて走査される。スリット状吐出口49およびスリ
ット状吸引口51と基板Wの表面との間隔は、0.2〜
5.0mm、より好ましくは0.5mm〜2.0mmで
あり、本実施例では1.0mmである。
【0035】このような構成のもと、次に図9、図10
を参照しながら本実施の形態の基板現像装置の動作を説
明する。なお、基板Wは、吸引チャック31によって一
連の処理を通じて静止状態の水平姿勢で保持されてい
る。
【0036】まず現像液を基板W上に液盛りする前の待
機時には、現像液吐出ノズル11は、待機ポット21内
の位置P0に待機している。現像液を基板W上に液盛り
する時には、現像液吐出ノズル11が上昇した後、走査
方向Aに向かって移動し、外カップ50内の走査開始位
置P1で下降する。(図9参照)
【0037】その後、現像液吐出ノズル11は、走査開
始位置P1から所定の走査速度で基板Wに向かう走査方
向Aに向かって走査を開始する。この時点では、現像液
吐出ノズル11からまだ現像液の吐出は行なわない。本
実施形態では、走査速度は10〜500mm/秒とす
る。
【0038】現像液吐出ノズル11の走査開始後、現像
液吐出ノズル11のスリット状吐出口15(図5参照)
が基板W1上に到達する前に、位置P2にて所定の流量
で現像液吐出ノズル11による現像液の吐出を開始す
る。本実施形態では現像液の流量は1.5L/分とす
る。
【0039】そして現像液吐出ノズル11は、そのまま
現像液を吐出しながら走査方向Aに向かって直線的に移
動を続け、基板Wの一端の現像液供給開始位置に到達し
て基板W上に現像液を供給し始める。さらに現像液吐出
ノズル11は、基板W上を走査方向Aに向かって移動を
続け、現像液を連続的に供給し続け、基板Wの他端の現
像液供給終了位置まで到達して、基板W表面全体への現
像液の液盛りを完了する。供給された現像液は、表面張
力により基板W上に保持される。
【0040】現像液吐出ノズル11が基板W1上を通過
した後、基板W上から外れた位置P3で現像液吐出ノズ
ル11による現像液の吐出を停止させる。そして、現像
液吐出ノズル11が外カップ50内の走査停止位置P4
に到達した時点で現像液吐出ノズル11の走査を停止さ
せる。その後、現像液吐出ノズル11は、走査停止位置
P4で上昇した後、待機ポット22の位置P5まで移動
し、待機ポット22内に下降する。
【0041】このような現像液吐出ノズル11によって
基板W上に現像液が液盛りされた状態でしばらく基板W
を保持し、基板Wに対する現像処理を進める。そして所
定時間が経過すると次にリンス液吐出ノズル41によっ
てリンス処理を行う。このリンス処理の場合にも、基板
Wは、吸引チャック31によって静止状態の水平姿勢に
保持されたまま最後まで処理が行われる。まずリンス液
を基板W上に供給する前の待機時には、リンス液吐出ノ
ズル41は、待機ポット81内の位置P00に待機して
いる。リンス液としての純水を基板W上に供給する時に
は、リンス液吐出ノズル41が上昇した後、走査方向A
に向かって移動し、外カップ50内の走査開始位置P1
で下降する。(図10参照)
【0042】その後、リンス液吐出ノズル41は、走査
開始位置P1から所定の走査速度で基板Wに向かう走査
方向Aに向かって走査を開始する。この時点では、リン
ス液吐出ノズル41からまだ純水の吐出は行なわない。
本実施形態では、現像液吐出ノズル11の場合と同様の
走査速度は10〜500mm/秒とする。
【0043】リンス液吐出ノズル41の走査開始後、現
像液吐出ノズル41のスリット状吐出口49(図6参
照)が基板W1上に到達する前に、位置P2にて所定の
流量でリンス液吐出ノズル41によるリンス液の吐出を
開始する。本実施形態ではリンス現像液の流量は1.5
L/分とする。
【0044】そしてリンス液吐出ノズル41は、そのま
ま純水を吐出しながら走査方向Aに向かって直線的に移
動を続け、基板Wの一端の現像液供給開始位置に到達し
てスリット状吐出口49から基板W上に純水を供給し始
め、基板表面の液を現像液から純水へ置き換え始める。
それとともに、スリット状吸引口51(図6参照)が基
板Wの一端の現像液供給開始位置に到達する直前から当
該スリット状吸引口51からの吸引を開始する。さらに
リンス液吐出ノズル41は、基板W上を走査方向Aに向
かって移動を続る。すると、スリット状吸引口が、基板
Wの一端の現像液供給開始位置に到達し、先にスリット
状吐出口49から基板Wの表面に供給されていたリンス
液としての純水を吸引して回収し始める。
【0045】さらに、リンス液吐出ノズル41の走査方
向Aに向かっての移動を続け、スリット状吐出口49か
ら純水を連続的に供給し続けるとともに、スリット状吸
引口51から基板Wの表面から純水を吸引して回収し続
ける。そして、基板Wの他端の現像液供給終了位置まで
リンス液吐出ノズル41が到達すると、スリット状吐出
口49から基板W表面全体へのリンス液の供給が完了
し、基板表面の液が現像液から純水へ一旦置き換えられ
るとともに、基板表面へ供給された純水がスリット状吸
引口51から吸引されて完全に回収される。
【0046】リンス液吐出ノズル41が基板W上を通過
した後、基板W上から外れた位置P3でリンス液吐出ノ
ズル41のスリット状吐出口49からの純水の吐出を停
止させるとともにスリット状吸引口からの吸引を停止す
る。そして、リンス液吐出ノズル41が外カップ50内
の走査停止位置P4に到達した時点でリンス液吐出ノズ
ル41の走査を停止させる。その後、リンス液吐出ノズ
ル41は、走査停止位置P4で上昇した後、待機ポット
82の位置P6まで移動し、待機ポット82内に下降す
る。
【0047】このような動作によって、本実施形態の基
板現像装置は、基板Wに対する現像液供給、リンス液供
給さらにはリンス液除去までの一連の現像処理を完了す
る。なお、必要に応じてこのような動作を繰り返して行
うこともできる。
【0048】このように本実施形態の基板現像装置にお
いては、基板Wに対する現像液の供給、リンス液の供給
およびリンス液の基板W上からの回収を基板Wを静止さ
せたままで行うことができるので、基板を高速回転させ
た場合に生じるような基板上から遠心力で振り切られた
現像液やリンス液が周囲から跳ね返って基板表面や基板
裏面に再付着して基板を汚染したりするというようなこ
とがなく、基板Wに対する一連の現像処理を基板を汚染
することなく清浄に行うことができる。また、本実施形
態の基板現像装置においては、基板Wに対する現像液の
供給、リンス液の供給およびリンス液の基板W上からの
回収を基板Wを静止させたままで行うことができるの
で、基板Wを高速回転させた場合に生じるようなパター
ンの倒壊を生じるおそれもない。
【0049】また、本実施形態の基板現像装置において
は、基板Wの直径と同等以上の吐出幅を有する現像液吐
出ノズル11のスリット状吐出口15からの現像液の供
給と、同じく基板Wの直径と同等以上の吐出幅を有する
リンス液吐出ノズル41のスリット状吐出口49からの
リンス液の供給とを、それぞれ同一の移動方向(走査方
向)に移動させながら行っているので基板W表面内の各
箇所で現像液と接している時間(現像時間)が均一とな
り、基板表面全体を均一に現像できてパターンの線幅均
一性を向上させることができる。
【0050】また、本実施形態の基板現像装置において
は、リンス液としての純水を吐出するスリット状吐出口
49と純水を吸引して回収するスリット状吸引口51と
を一つのリンス液吐出ノズル41に設けるようにしてい
るので、基板W上へのリンス液の供給と回収とを時間を
わずかな時間差で行うことができ、一連の現像処理のス
ループットを向上させることができる。
【0051】なお、本実施形態における吸引チャック3
1が請求項1の基板保持手段に相当し、現像液吐出ノズ
ル11が請求項1の第1の移動手段に相当し、リンス液
吐出手段41が請求項1の第2の移動手段に相当する。
【0052】次に第2の実施形態について図11、図1
2、図13に基づいて説明する。この第2の実施形態に
おいては、リンス液吐出ノズル41に現像液を吸引して
回収するスリット状吸引口52を形成するとともに、こ
のスリット状吸引口52に、その途中に吸引ポンプ53
が介在された配管54を連通させて、現像液をも吸引回
収する構成を採用(図11、12、13参照)している
点が第1の実施形態と異なる。なお、その他の部分につ
いては、第1の実施形態と同一であり、同一の符号を付
してその説明を省略する。
【0053】図12は、第2の実施形態におけるはリン
ス液吐出ノズル41の断面図である。
【0054】リンス液吐出ノズル41のノズル本体部4
7の底面48には、リンス液としての純水を吐出するス
リット状吐出口49よりもその底面48の移動方向(走
査方向Aに向かう方向)前側の位置に鉛直下向きに延び
かつ当該底面48で開口する現像液吸引口に相当するス
リット状吸引口52が形成されている。このスリット状
吸引口52は、配管54と連通されており、吸引ポンプ
53の駆動によって配管54を通じて吸引されることに
より先に現像液吐出ノズル11によって基板W表面に液
盛りされていた現像液を吸引して回収するようになって
いる。
【0055】図13に示すように、リンス液吐出ノズル
41の底面48に形成されたスリット状吸引口52の長
手方向となる吸引幅方向も、リンス液吐出ノズル41の
走査方向Aと垂直に配置される。スリット状吸引口52
の長手方向の吸引幅Lは処理対象となる基板Wの直径と
同じかまたはそれよりも大きく設定(同等以上に設定)
され、直径8インチの基板Wを処理する場合には、本実
施形態では210mmに設定される。
【0056】このような構成のもと、現像液吐出ノズル
11によって、基板W上に現像液を液盛りした後、リン
ス液吐出ノズル41を走査方向Aに移動させることによ
って、リンス液としての純水の供給に先立ってその底面
に形成されたスリット状吸引口52から基板W上の現像
液を吸引して回収し、現像液がない状態のところにスリ
ット状吐出口49から純水を供給してリンス液吐出ノズ
ル41の移動に伴って現像液から純水に順次置き換える
ことができる。さらに、リンス液吐出ノズル41の移動
に伴ってスリット状吐出口52から基板W上に供給され
た純水を順次スリット状吸引口51から吸引して回収
し、基板W上に液が残らないようにすることができる。
【0057】このようにこの第2の実施形態において
は、基板W上に液盛りされた現像液も回収し、現像液が
残っていない状況でリンス液としての純水を供給するよ
うにされるので、現像液と純水が混ざりあって基板Wの
面内において現像むらを生じるようなことを防止するこ
とができる。
【0058】次に第3の実施形態の基板現像装置につい
て図14、15、16、17、18に基づいて説明す
る。この第3の実施形態の基板現像装置は、現像液吐出
用のノズルとリンス液吐出用のノズルとを一つにして、
基板W上を往復動して基板W上への現像液の供給および
回収とリンス液の供給および回収とを行う点、さらにノ
ズル待機ポットを処理部30の一方端側と他方端側とに
それぞれ一つづつしか備えない点で、上記第1および第
2の実施形態と異なる。なお、第1および第2の実施形
態と同様の構成部分については、同一の符号を付しその
説明を一部省略する。
【0059】図14に示すように、第3の実施形態の基
板現像装置は現像・リンス液吐出ユニット100と、処
理部30を備える外カップ50と、外カップ50の一方
端側に設けられたノズル待機ポット210と、外カップ
50の他方端側に設けられたノズル待機ポット220と
を備えている。図14上において外カップ50の下側に
はガイドレール14が配設されており、後述する現像液
吐出ユニット100を構成するノズルアーム12がアー
ム駆動部13によりガイドレール14に沿って走査方向
Aおよびその逆方向の−A方向に移動可能に設けられて
いる。
【0060】図17に示すように現像液・リンス液吐出
ユニット100は、ノズルアーム12と、このノズルア
ーム12の下端部に備え付けられた現像液・リンス液吐
出ノズル110とを備えている。現像液・リンス液吐出
ノズル110は、現像液の吐出開始前には、処理部30
の一方端側に設けられたノズル待機ポット210内に待
機しており、実際に現像液を基板W上に供給する際に
は、ノズルアーム12が、アーム駆動部13によってガ
イドレール14に沿って移動されることにより、ノズル
待機ポット210を出て、吸引チャック31に保持され
た基板W上を移動し、処理部30の他方端側に設けられ
たノズル待機ポット220まで走査方向Aに沿って直線
的に移動するようになっている。(図14および図17
参照。)
【0061】図17に示すように、現像液・リンス液吐
出ノズル110には、現像液供給系60により現像液が
供給される。現像液供給系60は、現像液を貯留する液
貯留部61、液貯留部61と現像液・リンス液吐出ノズ
ル110とを連通接続する配管62、配管62に介装さ
れて現像液を液貯留部61から現像液・リンス液吐出ノ
ズル110に送液するポンプ63、配管62に介装され
た開閉バルブ64とにより構成される。
【0062】また、図17に示すように現像液・リンス
液吐出ノズル110には、リンス液供給系70により純
水がリンス液として供給される。リンス液供給系70
は、ユーティリティとしての純水供給源から供給される
純水を現像液・リンス液吐出ノズル110に導く配管7
2、配管72に介装されて純水を現像液・リンス液吐出
ノズル110に送液するポンプ73、配管72に介装さ
れた開閉バルブ74とにより構成される。
【0063】また現像液・リンス液吐出ノズル110に
は、その途中に吸引ポンプ46が介在されている吸引用
の配管45が接続されており、吸引ポンプ46の駆動に
よって、後述する現像液・リンス液供給ノズル110の
底面に形成されたリンス液吸引口510より基板上に供
給された純水を吸引して回収し、ドレインに排出するよ
うになっている。
【0064】さらに、現像液・リンス液吐出ノズル11
0には、その途中に吸引ポンプ53を介在させた吸引配
管54が接続されており、吸引ポンプ53の駆動によっ
て、後述する現像液・リンス液吐出ノズル110の底面
に形成された吸引口520より基板に供給された現像液
を吸引して回収し、ドレインに排出するようになってい
る。
【0065】またマイクロコンピュータより構成される
制御部70は、アーム駆動部13、開閉弁64、ポンプ
63、開閉弁74、ポンプ73、吸引ポンプ46、吸引
ポンプ53に電気的に接続されており、アーム駆動部1
3による現像液・リンス液吐出ノズル110のガイドレ
ール14に沿った往復動の走査(移動)および開閉弁6
4、74による現像液・リンス液吐出ノズル110から
の現像液やリンス液としての純水の吐出開始および停止
タイミング、現像液や純水の吐出量、吐出速度等各種の
吐出条件、吸引ポンプ46、53によるリンス液として
の純水や現像液の吸引タイミングなどを制御する。
【0066】図15に示すように、現像液・リンス液吐
出ノズル110のノズル本体部470は、底面480を
有する。このノズル本体部470には、その底面480
の往路の移動方向(走査方向Aに向かう方向)の最前列
に鉛直下向きに延びかつ当該底面480で開口する現像
液吐出口としてのスリット状吐出口150が、第2列目
には同様にリンス液吸引口に相当するスリット状吸引口
480が、第3列目には、リンス液吐出口としてのスリ
ット状吐出口490が、第4列目(最後列)には現像液
吸引口としてのスリット状吸引口520がそれぞれ形成
されている。このスリット吐出口150は、配管62と
連通されており、後述する現像液・リンス液吐出ノズル
110の移動時に配管62によって導かれた現像液を基
板Wに向けて供給するようになっている。スリット状吐
出口490は、配管72と連通されており、後述する現
像液・リンス液吐出ノズル110の復路の移動時に配管
72によって導かれたリンス液としての純水を基板Wに
向けて供給するようになっている。また、スリット状吸
引口520は、配管54と連通されており、後述する現
像液・リンス液吐出ノズル110の復路の移動時に、基
板W上に盛られていた現像液を吸引して回収するように
なっている。さらに、スリット状吸引口510は、配管
53と連通されており、後述する現像液・リンス液吐出
ノズル110の復路の移動時に、基板W上に供給された
リンス液としての純水を吸引して回収するようになって
いる。即ち、現像液・リンス液吐出ノズル110の往復
移動の復路の移動時には、現像液を吸引して回収するス
リット状吸引口520が、リンス液の供給を行うスリッ
ト状吐出口490よりも移動方向前側(―A方向前側)
に配設されており、また、当該スリット状吐出口490
が、リンス液を吸引して回収するスリット状吸引口51
0よりも移動方向前側(―A方向前側)に位置すること
となっている。
【0067】図16に示すように、現像液・リンス液吐
出ノズルのスリット状吐出口150、490の長手方向
となる吐出幅方向は現像液・リンス液吐出ノズル110
の走査方向Aと垂直に配置される。スリット状吐出口1
50、490の短辺tは0.05〜1.00mmであ
り、本実施形態では0.1mmである。また、スリット
状吐出口150、490の長手方向の吐出幅Lは処理対
象となる基板Wの直径と同じかまたはそれよりも大きく
設定(同等以上に設定)され、直径8インチの基板Wを
処理する場合には、本実施形態では210mmに設定さ
れる。
【0068】また、現像液・リンス液吐出ノズル110
の底面480に形成されたスリット状吸引口510、5
20の長手方向となる吸引幅方向も、現像液・リンス液
吐出ノズル110の走査方向Aと垂直に配置される。ス
リット状吸引口510、520の長手方向の吸引幅Lも
処理対象となる基板Wの直径と同じかまたはそれよりも
大きく設定(同等以上に設定)され、直径8インチの基
板Wを処理する場合には、本実施形態では210mmに
設定される。
【0069】現像液・リンス液吐出ノズル110は、底
面480が基板Wの表面に対して平行な状態を保つよう
に往路である走査方向A或いは復路である走査方向―A
に向けて走査される。スリット状吐出口150、490
およびスリット状吸引口510、520と基板Wの表面
との間隔は、0.2〜5.0mm、より好ましくは0.
5mm〜2.0mmであり、本実施形態では1.0mm
である。
【0070】このような構成のもと、次に図18、図1
9を参照しながら本実施の形態の基板現像装置の動作を
説明する。基板Wは、吸引チャック31によって一連の
処理を通じて静止状態の水平姿勢で保持されている。
【0071】まず現像液を基板W上に液盛りする前の待
機時には、現像液・リンス液吐出ノズル110は、待機
ポット210内の位置P0に待機している。現像液を基
板W上に液盛りする時には、現像液・リンス液吐出ノズ
ル110が上昇した後、走査方向Aに向かって移動し、
外カップ50内の走査開始位置P1で下降する。(図1
8参照)
【0072】その後、現像液・リンス液吐出ノズル11
0は、走査開始位置P1から所定の走査速度で基板Wに
向かう走査方向Aに向かって走査即ち往路の移動を開始
する。この時点では、現像液・リンス液吐出ノズル11
0からまだ現像液の吐出は行なわない。本実施形態で
は、走査速度は10〜500mm/秒とする。
【0073】現像液・リンス液吐出ノズル110の走査
開始後、現像液・リンス液吐出ノズル110のスリット
状吐出口150(図15参照)が基板W上に到達する前
に、位置P2にて所定の流量で現像液・リンス液吐出ノ
ズル110による現像液の吐出を開始する。本実施形態
では現像液の流量は1.5L/分とする。
【0074】そして現像液・リンス液吐出ノズル110
は、そのまま現像液を吐出しながら走査方向Aに向かっ
て直線状に移動を続け、基板Wの一端の現像液供給開始
位置に到達して基板W上に現像液を供給し始める。さら
に現像液・リンス液吐出ノズル110は、基板W上を走
査方向Aに向かって移動を続け、現像液を連続的に供給
し続け、基板Wの他端の現像液供給終了位置まで到達し
て、基板W表面全体への現像液の液盛りを完了する。供
給された現像液は、表面張力により基板W上に保持され
る。
【0075】現像液・リンス液吐出ノズル110が基板
W上を通過した後、基板W上から外れた位置P3で現像
液・リンス液吐出ノズル110による現像液の吐出を停
止させる。そして、現像液・リンス液吐出ノズル110
が外カップ50内の走査停止位置P4に到達した時点で
現像液・リンス液吐出ノズル110の走査を停止させ
る。その後、現像液・リンス液吐出ノズル110は、走
査停止位置P4で上昇した後、待機ポット220の位置
P5まで移動し、待機ポット220内に下降する。
【0076】このような現像液・リンス液吐出ノズル1
10によって基板W上に現像液が液盛りされた状態でし
ばらく基板Wを保持し、基板Wに対する現像処理を進め
る。そして所定時間が経過すると今度は、図19に示す
ように現像液・リンス液吐出ノズル110を現像液の供
給時とは反対の−A方向に走査即ち復路の移動を行いな
がらリンス処理を行う。このリンス処理の場合にも、基
板Wは、吸引チャック31によって静止状態の水平姿勢
に保持されたまま最後まで処理が行われる。まずリンス
液を基板W上に供給する前の待機時には、現像液・リン
ス液吐出ノズル110は、待機ポット220内の位置P
5に待機している。リンス液としての純水を基板W上に
供給する時には、現像液・リンス液吐出ノズル110が
上昇した後、走査方向−A方向に向かって移動し、外カ
ップ50内の走査開始位置P4で下降する。(図19参
照)
【0077】その後、現像液・リンス液吐出ノズル11
0は、走査開始位置P4から所定の走査速度で基板Wに
向かう走査方向−Aに向かって走査即ち往復移動の復路
の移動を開始する。この時点では、現像液・リンス液吐
出ノズル110からまだ純水の吐出は行なわない。本実
施形態では、現像液の供給時と同様の走査速度は10〜
500mm/秒とする。
【0078】現像液・リンス液吐出ノズル110の走査
開始後、現像液・リンス液吐出ノズル110のスリット
状吸引口520(図15参照)が基板W上に到達する前
に位置P3においてスリット状吸引口520およびスリ
ット状吸引口510からの吸引動作を開始するととも
に、スリット状吐出口490から所定の流量で現像液・
リンス液吐出ノズル110によるリンス液の吐出を開始
する。
【0079】そして現像液・リンス液吐出ノズル110
は、そのまま吸引動作および純水を吐出する動作を行い
ながら走査方向−Aに向かって直線状に移動を続ける。
そして、そのスリット状吸引口520が基板Wの他端の
現像液供給終了位置に到達すると、基板Wの表面に盛ら
れた現像液を当該スリット状吸引口520から吸引して
回収し始める。さらに現像液・リンス液吐出ノズル11
0が−A方向に走査されてスリット状吐出口490が基
板Wの他端の現像液供給終了位置に到達すると、スリッ
ト状吸引口520によって現像液が回収された領域に対
して、スリット状吐出口490から基板W上に純水を供
給し始め、基板表面の液を現像液から純水へ置き換え始
める。さらに現像液・リンス液吐出ノズル110は、基
板W上を走査方向−Aに向かって移動を続る。すると、
スリット状吸引口510が、基板Wの一端の現像液供給
終了位置に到達し、先にスリット状吐出口490から基
板Wの表面に供給されていたリンス液としての純水を吸
引して回収し始める。
【0080】さらに、現像液・リンス液吐出ノズル11
0が走査方向−Aに向かっての移動を続け、スリット状
吸引口520から基板Wの表面の現像液の吸引回収を行
いつつスリット状吐出口490から純水を連続的に供給
し続け、さらに、スリット状吸引口510から基板Wの
表面に供給されていた純水を吸引して回収を続ける。そ
して、基板Wの他端の現像液供給終了位置まで現像液・
リンス液吐出ノズル110が到達すると、スリット状吸
引口520からの現像液の吸引回収が完了し、さらに、
スリット状吐出口490から基板W表面全体へのリンス
液の供給が完了し、基板表面の液が現像液から純水へ一
旦置き換えられるとともに、基板表面へ供給された純水
がスリット状吸引口510から吸引によって完全に回収
される。
【0081】現像液・リンス液吐出ノズル110が基板
W上を通過した後、基板W上から外れた位置P2で現像
液・リンス液吐出ノズル110のスリット状吐出口49
0からの純水の吐出を停止させるとともにスリット状吸
引口520、510からの吸引を停止する。そして、現
像液・リンス液吐出ノズル110が外カップ50内の走
査停止位置P1に到達した時点で現像液・リンス液吐出
ノズル110の走査を停止させる。その後、現像液・リ
ンス液吐出ノズル110は、走査停止位置P1で上昇し
た後、待機ポット210の位置P0まで移動し、待機ポ
ット210内に下降する。
【0082】このような動作によって、本実施形態の基
板現像装置は、基板Wに対する現像液供給、リンス液供
給さらにはリンス液除去までの一連の現像処理を完了す
る。なお、必要に応じてこのような動作を繰り返して行
うこともできる。
【0083】このように本実施形態の基板現像装置にお
いては、基板Wに対する現像液の供給、リンス液の供給
およびリンス液の基板W上からの回収を基板Wを静止さ
せたままで行うことができるので、基板を高速回転させ
た場合に生じるような基板上から遠心力で振り切られた
現像液やリンス液が周囲から跳ね返って基板表面や基板
裏面に再付着して基板を汚染したりするというようなこ
とがなく、基板Wに対する一連の現像処理を基板を汚染
することなく清浄に行うことができる。また、本実施形
態の基板現像装置においては、基板Wに対する現像液の
供給、リンス液の供給およびリンス液の基板W上からの
回収を基板Wを静止させたままで行うことができるの
で、基板Wを高速回転させた場合に生じるようなパター
ンの倒壊を生じるおそれもない。
【0084】また、本実施形態の基板現像装置において
は、リンス液としての純水を吐出するスリット状吐出口
490と純水を吸引して回収するスリット状吸引口51
0とを一つの現像液・リンス液吐出ノズル110に設け
るようにしているので、基板W上へのリンス液の供給と
回収との時間をわずかな時間差で行うことができ、一連
の現像処理のスループットを向上させることができる。
【0085】また、この第3の実施形態においては、基
板W上に液盛りされた現像液も回収し、現像液が残って
いない状況でリンス液としての純水を供給するようにさ
れるので、現像液と純水が混ざりあって基板Wの面内に
おいて現像むらを生じるようなことを防止することがで
きる。
【0086】さらに、この第3の実施形態においては、
現像液・リンス液吐出ノズル110に、現像液を供給す
るスリット状吐出口150、リンス液を供給するスリッ
ト状吐出口490、リンス液を吸引して回収するスリッ
ト状吸引口510の全てを形成するにしたので、現像液
吐出ノズルとリンス液吐出ノズルとをそれぞれ待機させ
るスペースを必要とせず、装置の小型化を図ることがで
き、フットプリントの削減を図ることができる。
【0087】本実施形態における現像液・リンス液吐出
ノズル110が請求項3の移動手段に相当する。
【0088】次に、第4の実施形態の基板現像装置につ
いて説明する。第4の実施形態は、図20、21に示す
ように前述した第3の実施形態と比較して、現像液・リ
ンス液吐出ノズル110のノズル本体470の底面48
0に形成される現像液を吸引して回収するスリット状吸
引口520と、リンス液を吸引して回収するスリット状
吸引口510の位置関係が入れ替わっている点で異なっ
ており、また、現像液・リンス液吐出ノズル110が、
往復移動の往路の移動を複数回繰り返し、往路の移動時
に相当する走査方向Aに向かって移動する場合にのみ、
現像液・リンス液吐出ノズル110から現像液またはリ
ンス液を基板Wに供給するようにしている点で異なって
いる。即ち、現像液・リンス液吐出ノズル110の往復
移動の往路の移動時には、現像液を吸引して回収する現
像液吸引口に相当するスリット状吸引口520が、リン
ス液の供給を行うリンス液吐出口に相当するスリット状
吐出口490よりも移動方向前側(A方向前側)に配設
されており、また、当該スリット状吐出口490が、リ
ンス液を吸引して回収するリンス液吸引口に相当するス
リット状吸引口510よりも移動方向前側(A方向前
側)に位置することとなっている。その他の構成につい
ては、前述した第3の実施形態と同一であるのでその説
明を省略する。
【0089】このような構成のもと、この第4の実施形
態の基板現像装置においては、前述した第3の実施形態
の場合と同様の動作(図18参照)によって、現像液・
リンス液吐出ノズル110は走査方向Aに向かって1回
目の往路の移動を行い、基板W上に現像液を液盛りす
る。この現像液の液盛りが完了した時点では、現像液・
リンス液吐出ノズル110は、待機ポット210から2
20まで一旦移動している。
【0090】そして、基板W上への現像液の液盛りが完
了すると、その状態をしばらく維持して現像処理が進め
られるので、その時間を利用して現像液・リンス液吐出
ノズル110は、基板Wに影響を与えないような高さま
で移動した上で、走査方向A(往路の移動方向)と反対
方向の−A方向である復路を移動してもとの待機ポット
210に戻る。そして現像に要する所定時間が経過する
と今度は、再度図18に示すのと同様の動作によって現
像液・リンス液吐出ノズル110は、走査方向Aに向か
って2回目の往路の移動を行う。
【0091】このとき、現像液・リンス液吐出ノズル1
10が基板の一端の現像液供給開始位置から他端の現像
液供給終了位置まで移動することによって、それぞれス
リット状吸引口520からの現像液の吸引回収、スリッ
ト状吐出口490からのリンス液の基板W上への供給、
スリット状吸引口510からのリンス液の吸引回収が連
続的に行われ、基板Wに対する現像液供給、現像液回
収、リンス液供給さらにはリンス液回収までの一連の現
像処理を完了する。なお、必要に応じてこのような動作
を繰り返して行うこともできる。
【0092】この第4の実施形態の基板現像装置におい
ては、第3の実施形態の装置と同様の効果を奏すること
ができる他、基板Wの直径と同等以上の吐出幅を有する
現像液・リンス液吐出ノズル110のスリット状吐出口
150からの現像液の供給と、同じく基板Wの直径と同
等以上の吐出幅を有するスリット状吐出口490からの
リンス液の供給とを、それぞれ同一の移動方向(走査方
向A)に移動させながら行っているので基板W表面内の
各箇所で現像液と接している時間(現像時間)が均一と
なり、基板表面全体を均一に現像できパターンの線幅均
一性を向上させることができる。
【0093】次に第5の実施形態の基板現像装置につい
て図22、23、24に基づいて説明する。第5の実施
形態の基板現像装置は、図22、23、24に示すよう
に前述した第3の実施形態と比較して、現像液・リンス
液吐出ノズル120のノズル本体690の底面660に
は、それぞれ基板Wと同等以上の吐出幅と吸引幅とを有
する液吐出口としてのスリット状吐出口640と、液吸
引口としてのスリット状吸引口650の二つのみが形成
されている点、現像液を導く配管62とリンス液として
の純水を導く配管72とが三方弁680に接続され、制
御部70による切り替え制御によって配管670を通し
て現像液か純水のいずれかが現像液・リンス液吐出ノズ
ル120のスリット状吐出口640に導かれる点、およ
び、現像液・リンス液吐出ノズル120が、往復移動の
往路の移動を複数回繰り返し、往路の移動時に相当する
走査方向Aに向かって移動する場合にのみ、現像液・リ
ンス液吐出ノズル110から現像液またはリンス液を基
板Wに供給するようにしている点で異なっている。な
お、現像液・リンス液吐出ノズル120の往復移動の往
路の移動時には、リンス液の供給を行うスリット状吐出
口640が、リンス液を吸引して回収するスリット状吸
引口650よりも移動方向前側(A方向前側)に位置す
ることとなっている。その他の構成については、前述し
た第3の実施形態と同一であるのでその説明を省略す
る。
【0094】このような構成のもと、この第5の実施形
態の基板現像装置においては、前述した第3の実施形態
の場合と同様の動作(図18参照)によって、現像液・
リンス液吐出ノズル120は走査方向Aに向かって1回
目の往路の移動を行う。このとき制御部70は、三方弁
680を配管62と配管670とが連通するように切り
替え制御し、現像液がスリット状吐出口640から基板
Wへ供給されるようにする。そして、現像液・リンス液
吐出ノズル120が、基板の一端の液供給開始位置から
他端の液供給終了位置まで移動することによって、基板
W上に現像液を液盛りする。この現像液の液盛りが完了
した時点では、現像液・リンス液吐出ノズル120は、
待機ポット210から220まで一旦移動している。
【0095】そして、基板W上への現像液の液盛りが完
了すると、その状態をしばらく維持して現像処理が進め
られるので、その時間を利用して現像液・リンス液吐出
ノズル120は、基板Wに影響を与えないような高さま
で移動した上で、走査方向A(往路の移動方向)と反対
方向の−A方向である復路を移動してもとの待機ポット
210に戻る。そして現像に要する所定時間が経過する
と今度は、再度図18に示すのと同様の動作によって現
像液・リンス液吐出ノズル120は、走査方向Aに向か
って2回目の往路の移動を行う。
【0096】このとき、制御部70は、配管72と配管
670とが連通するように三方弁680を切り替え制御
し、現像液・リンス液吐出ノズル120のスリット状吐
出口640からリンス液としての純水が吐出されるよう
にする。そして、現像液・リンス液吐出ノズル120が
基板の一端の液供給開始位置から他端の液供給終了位置
まで移動することによって、それぞれスリット状吐出口
640からのリンス液の基板W上への供給、スリット状
吸引口690からのリンス液の吸引回収が連続的に行わ
れ、基板Wに対する現像液供給、リンス液供給さらには
リンス液回収までの一連の現像処理を完了する。なお、
必要に応じてこのような動作を繰り返して行うこともで
きる。
【0097】この第5の実施形態の基板現像装置におい
ては、第3の実施形態の装置と同様の効果を奏すること
ができる他、基板Wの直径と同等以上の吐出幅を有する
現像液・リンス液吐出ノズル120のスリット状吐出口
640からの現像液の供給と、リンス液の供給とを、そ
れぞれ同一の移動方向(走査方向A)に移動させながら
行っているので基板W表面内の各箇所で現像液と接して
いる時間(現像時間)が均一となり、基板表面全体を均
一に現像できパターンの線幅均一性を向上させることが
できる。
【0098】また、この第5の実施形態によれば、配管
系統を簡略化することができる。
【0099】この第5の実施形態における現像液・リン
ス液吐出ノズル120が請求項7に記載する移動手段に
相当し、現像液供給系60が現像液供給手段に相当し、
リンス液供給系70がリンス液供給手段に相当し、三方
弁680及び制御手段70が切り替え制御手段に相当す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における基板現像装置の
平面図である。
【図2】図1の基板現像装置の主要部のX−X線断面図
である。
【図3】図1の基板現像装置の主要部のX−X線断面図
である。
【図4】図1の基板現像装置の主要部のY−Y線断面図
である。
【図5】本発明の第1の実施形態にかかる現像液吐出ノ
ズルの断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態にかかるリンス液吐出
ノズルの断面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態にかかる現像液吐出
ノズルの底面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態にかかるリンス液吐
出ノズルの底面図である。
【図9】基板上での現像液吐出ノズルの走査を示す断面
図である。
【図10】基板上でのリンス液吐出ノズルの走査を示す
断面図である。
【図11】本発明の第2の実施形態にかかる基板現像装
置の主要部のX−X線断面図である。
【図12】本発明の第2の実施形態にかかるリンス液供
給ノズルの断面図である。
【図13】本発明の第2の実施形態にかかるリンス液供
給ノズルの底面図である。
【図14】本発明の第3の実施形態にかかる基板現像装
置の平面図である。
【図15】本発明の第3の実施形態にかかる現像液・リ
ンス液吐出ノズルの断面図である。
【図16】本発明の第3の実施形態にかかる現像液・リ
ンス液吐出ノズルの底面図である。
【図17】図14の基板現像装置の主要部のX−X線断
面図である。
【図18】本発明の第3の実施形態にかかる現像液・リ
ンス液吐出ノズルの往路の走査を示す断面図である。
【図19】本発明の第3の実施形態にかかる現像液・リ
ンス液吐出ノズルの復路の走査を示す断面図である。
【図20】本発明の第4の実施形態にかかる現像液・リ
ンス液吐出ノズルの断面図である。
【図21】本発明の第4の実施形態にかかる現像液・リ
ンス液吐出ノズルの底面図である。
【図22】本発明の第5の実施形態にかかる基板現像装
置の主要部の断面図である。
【図23】本発明の第5の実施形態にかかる現像液・リ
ンス液吐出ノズルの断面図である。
【図24】本発明の第5の実施形態にかかる現像液・リ
ンス液吐出ノズルの底面図である。
【符号の説明】
1 基板現像装置 11 現像液吐出ノズル 31 吸引チャック 41 リンス液吐出ノズル 60 現像液供給系 70 リンス液供給系 15、49、150、490、640 スリット状吐出
口 51、52、510、520、650 スリット状吸引
口 680 三方弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 佳代子 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 (72)発明者 玉田 修 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 2H096 AA00 AA24 AA25 GA17 GA30 5F046 LA03 LA04 LA14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板を静止状態で水平姿勢に保持する基板
    保持手段と、 その底面に基板の直径と同等以上の吐出幅を有する現像
    液吐出口が形成され、前記基板保持手段に保持された基
    板の一端の現像液供給開始位置から他端の現像液供給終
    了位置まで移動して基板表面に現像液を供給する第1の
    移動手段と、 その底面の移動方向前側に形成された基板の直径と同等
    以上の吐出幅を有するリンス液吐出口と、その底面の移
    動方向後側に形成された基板の直径と同等以上の吸引幅
    を有するリンス液吸引口とを有し、前記第1の移動手段
    によって基板表面全体に前記現像液が供給された後に前
    記基板の一端の現像液供給開始位置から他端の現像液供
    給終了位置まで移動して前記リンス液吐出口からリンス
    液を基板表面全体に供給するとともに、供給されたリン
    ス液を前記リンス液吸引口から回収する第2の移動手段
    と、を備えたことを特徴とする基板現像装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の基板現像装置において、 前記第2の移動手段は、さらにその底面の前記リンス液
    吐出口よりさらに移動方向前側に形成された基板の直径
    と同等以上の吸引幅を有する現像液吸引口を有し、前記
    基板の一端の現像液供給開始位置から他端の現像液供給
    終了位置まで移動するときに前記現像液吸引口より基板
    表面全体に供給されていた現像液を回収することを特徴
    とする基板現像装置。
  3. 【請求項3】基板を静止状態で水平姿勢に保持する基板
    保持手段と、 基板の直径と同等以上の吐出幅を有する現像液吐出口
    と、基板の直径と同等以上の吐出幅を有し前記現像液吐
    出口から現像液が基板表面全体に供給された後にリンス
    液を基板表面に供給するリンス液吐出口と、基板の直径
    と同等以上の吸引幅を有するリンス液吸引口とがその底
    面に形成され、前記基板保持手段に水平姿勢に保持され
    た基板上を往復移動する移動手段とを備え、 前記移動手段には、少なくとも往復移動の復路の移動時
    に、前記リンス液吐出口が前記リンス液吸引口より移動
    方向前側に配設され、往路の移動時には、前記基板保持
    手段に保持された基板の一端の現像液供給開始位置から
    他端の現像液供給終了位置まで移動して前記現像液吐出
    口から基板表面に現像液を供給するとともに、復路の移
    動時には、基板の他端の現像液供給終了位置から一端の
    現像液供給開始位置まで移動して前記リンス液吐出口か
    ら基板表面全体にリンス液を供給するとともに、前記リ
    ンス液吸引口からリンス液を吸引して回収することを特
    徴とする基板現像装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の基板現像装置において、 前記移動手段は、さらに前記往復移動の復路の移動時
    に、前記リンス液吐出口より移動方向前側に基板の直径
    と同等以上の吸引幅を有する現像液吸引口が配設され、
    復路の移動時には、基板の他端の現像液供給終了位置か
    ら一端の現像液供給開始位置まで移動して前記現像液吸
    引口から基板表面の現像液を吸引して回収することを特
    徴とする基板現像装置。
  5. 【請求項5】基板を静止状態で水平姿勢に保持する基板
    保持手段と、 基板の直径と同等以上の吐出幅を有する現像液吐出口
    と、基板の直径と同等以上の吐出幅を有し前記現像液吐
    出口から現像液が基板表面全体に供給された後にリンス
    液を基板表面に供給するリンス液吐出口と、基板の直径
    と同等以上の吸引幅を有するリンス液吸引口とがその底
    面に形成され、前記基板保持手段に水平姿勢に保持され
    た基板上を往復移動する移動手段とを備え、 前記移動手段には、少なくとも往復移動の往路の移動時
    に、前記リンス液吐出口が前記リンス液吸引口より移動
    方向前側に配設され、第1回目の往路の移動時には、基
    板の一端の現像液供給開始位置から他端の現像液供給終
    了位置まで移動して前記現像液吐出口から基板表面全体
    に現像液を供給するとともに、第2回目の往路の移動時
    には、基板の一端の現像液供給開始位置から他端の現像
    液供給終了位置まで移動して前記リンス液供給口から基
    板表面全体にリンス液を供給するとともに、前記リンス
    液吸引口から基板表面に供給されたリンス液を吸引して
    回収するようにしたことを特徴とする基板現像装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の基板現像装置において、 前記移動手段は、さらに前記往復移動の往路の移動時
    に、前記リンス液吐出口より移動方向前側に基板の直径
    と同等以上の吸引幅を有する現像液吸引口が配設され、
    第2回目の往路の移動時には、基板の一端の現像液供給
    開始位置から他端の現像液供給終了位置まで移動して前
    記現像液吸引口から基板表面の現像液を吸引して回収す
    ることを特徴とする基板現像装置。
  7. 【請求項7】基板を静止状態で水平姿勢に保持する基板
    保持手段と、 基板の直径と同等以上の吐出幅を有する液吐出口と、基
    板の直径と同等以上の吸引幅を有し、基板表面に供給さ
    れた液を吸引して回収する液吸引口とがその底面に形成
    され、前記基板保持手段に静止状態で水平姿勢に保持さ
    れた基板上を往復移動する移動手段と、 現像液を前記液吐出口に向けて供給する現像液供給手段
    と、 リンス液を前記液吐出口に向けて供給するリンス液供給
    手段と、 前記現像液とリンス液のうちの一方が前記液吐出口に供
    給されるように切り替える切り替え制御手段とを備え、 前記移動手段には、少なくとも往復移動の往路の移動時
    に、前記液吐出口が前記液吸引口より移動方向前側に配
    設され、第1回目の往路の移動時には、基板の一端の液
    供給開始位置から他端の液供給終了位置まで移動して前
    記液吐出口から基板表面全体に現像液を供給するととも
    に、第2回目の往路の移動時には、基板の一端の液供給
    開始位置から他端の液供給終了位置まで移動して前記液
    吐出口から基板表面全体にリンス液を供給するととも
    に、前記液吸引口から基板表面に供給されたリンス液を
    吸引して回収するようにしたことを特徴とする基板現像
    装置。
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