JP2002257602A - 車載メータ及び車載メータに用いられる文字板 - Google Patents

車載メータ及び車載メータに用いられる文字板

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JP2002257602A
JP2002257602A JP2001055318A JP2001055318A JP2002257602A JP 2002257602 A JP2002257602 A JP 2002257602A JP 2001055318 A JP2001055318 A JP 2001055318A JP 2001055318 A JP2001055318 A JP 2001055318A JP 2002257602 A JP2002257602 A JP 2002257602A
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ring
dial
light
shaped
vehicle
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JP2001055318A
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Nobuhiro Kobayashi
信宏 小林
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字板を改善することにより、部品点数を増
大させることなく、視認性がよく、高級感のある車載メ
ータを提供する。 【解決手段】 本車載メータにおいて、文字板601は
透明生地の薄板状であり、リング状透光部602、表示
意匠部603及び文字板有色部604が形成されてい
る。このリング状透光部602は透光性を有し、文字板
601の外縁内側に沿って、文字板601上に所定幅の
リング状に形成されている。文字板有色部604は文字
板601上の上記リング状透光部602及び表示意匠部
603以外の部分であって、リング状透光部602及び
表示意匠部603とは異なる有色で着色されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種の計器表示
部が一体化されたコンビネーションメータ等の車載メー
タ及びこれに用いられる文字板に関し、特に、各計器表
示部の文字板の周囲を取り巻いて枠状に光輝するリング
を有する車載メータ及びこれに用いられる文字板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、多くの車両にはスピードメータ部
やタコメータ部の他、方向指示部、各種ウォーニング表
示部等が一体化されたコンビネーションメータが搭載さ
れている。そして、これらの各計器表示部の文字板は、
裏側に配設された光源により、文字板全体やこの文字板
に形成された表示意匠が照明される。更に、この種のメ
ータには文字板の周囲を取り巻いて枠状に光輝するリン
グ部材を有しているものがあるが、このリング部材を光
輝させるための光源は、上記文字板を照明する光源とは
別に設けられているため、上記リング部材を有していな
いメータに比べて、光源に関する部品点数が増大した
り、消費電力が増大したり、他の構成部品に対するスペ
ースが狭くなったりするという問題があった。この問題
を以下に図4を用いて説明する。
【0003】図4は、従来の問題点を示すためのリング
部材付き計器表示部の要部断面図である。図4の要部断
面図に示すように、透明生地の薄い円板状の一枚のシー
ト板であり、表示意匠部が形成された文字板601Aに
は、リング部材606が重着されている。このリング部
材606は、下底面が受光面になっている枠体からなる
導光体である。このリング部材606は、見返し608
に熱溶着等により固定されている。
【0004】この種の計器表示部の一例として、上記リ
ング部材606の受光面の真下に配置された光源93を
有するものがある。この光源93から放射される光は、
矢印cで示すように、周りが円筒状に覆われた導光部を
介して、リング部材606の受光面に集中的に供給され
る。また、他の一例として、スペース上の制約により、
上記リング部材606の受光面の横方向に配置された光
源94を有するものがある。この光源94から放射され
る光は、矢印cで示すように、反射部を有する導光部材
を介して、リング部材606の受光面に集中的に供給さ
れる。そして、上記2例は共に、文字板601A及び文
字板601A上の表示意匠に光を供給するための光源
を、文字板601Aの裏側に光源93や94とは別に有
している。なお、この従来例は、特開平9−28798
0号公報にも記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成を有する車載メータは、文字板601Aや表示意
匠を照明する光源、及びリング部材606を光輝させる
ための光源はそれぞれ、専用に設けられているため、上
記のようなリング部材606を有していないメータに比
べて、光源に関する部品点数が増大したり、消費電力が
増大したり、他の構成部品に対するスペースが狭くなっ
たりするという問題があった。
【0006】よって本発明は、上述した現状に鑑み、文
字板を改善することにより、部品点数を増大させること
なく、視認性がよく、高級感のある車載メータを提供す
ることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の車載メータは、図2及び図3
に示すように、車両に関する計測量を表示する車載メー
タであって、透明生地の薄板状の文字板601と、この
文字板601の外縁内側に沿って、この文字板601上
に所定幅のリング状に形成された透光性を有するリング
状透光部602と、前記文字板601上の前記リング状
透光部602の内側に形成された前記計測量を表す表示
意匠部603と、前記文字板601上の前記リング状透
光部602及び前記表示意匠部603以外の部分であっ
て、前記リング状透光部602及び前記表示意匠部60
3とは異なる有色で着色された文字板有色部604と、
前記リング状透光部602に対応した受光面を有する枠
体からなる導光体であって、この受光面が前記リング状
透光部602に重着されたリング部材606と、前記リ
ング状透光部602に対応する前記文字板601の裏面
側に配置され、前記文字板601及び前記リング部材6
06に共通に光を供給する光源91、92とを有するこ
とを特徴とする。
【0008】請求項1記載の発明によれば、本車載メー
タは、文字板601、リング部材606、及び光源9
1、92を含んで構成される。上記文字板601は透明
生地の薄板状であり、リング状透光部602、表示意匠
部603及び文字板有色部604が形成されている。リ
ング状透光部602は透光性を有し、文字板601の外
縁内側に沿って、文字板601上に所定幅のリング状に
形成されている。表示意匠部603は文字板601上の
リング状透光部602の内側に形成されている。文字板
有色部604は文字板601上の上記リング状透光部6
02及び表示意匠部603以外の部分であって、リング
状透光部602及び表示意匠部603とは異なる有色で
着色されている。また、リング部材606はリング状透
光部602に対応した受光面を有する枠体からなる導光
体であって、この受光面がリング状透光部602に重着
している。光源91、92はリング状透光部602に対
応する文字板601の裏面側に配置され、上記文字板6
01及びリング部材606に共通に光を供給する。この
ように、文字板601にリング状透光部602を形成
し、この透光部602を介して文字板照明に利用される
光源91、92からの光をリング部材606にも供給す
るようにしているので、光源91、92に関する部品点
数が増大したり、消費電力が増大したりするのを防止で
きる。また、他の構成部品に対するスペースが狭くなる
こともない。更に、文字板601にリング状透光部60
2を形成するようにしているので、着色する色を変える
だけで、容易にリング部材606の色合いや光輝度の調
光ができるようになる。
【0009】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載の車載メータは、図2及び図3に示すように、請
求項1記載の車載メータにおいて、前記リング状透光部
602は、透光性のある有色で着色されていることを特
徴とする。
【0010】請求項2記載の発明によれば、リング状透
光部602は、透光性のある有色で着色されているの
で、文字板の視認性をより向上させたり、車載メータの
高級感を演出したりすることも可能になる。
【0011】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載の車載メータは、図2及び図3に示すように、請
求項1記載の車載メータにおいて、前記リング状透光部
602及び前記表示意匠部603は、共に無着色である
ことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明によれば、リング状透
光部602及び表示意匠部603は、共に無着色である
ので、文字板601の着色が容易であり、かつ製造コス
トが削減される。
【0013】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載の車載メータは、図2及び図3に示すように、請
求項1〜3いずれか記載の車載メータにおいて、前記文
字板601は円形状であり、前記リング状透光部602
は円環状であり、前記リング部材606は円筒状枠体で
あることを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明によれば、文字板60
1は円形状であり、リング状透光部602は円環状であ
り、リング部材606は円筒状枠体であるので、光源9
1、92の配置や製造がしやすくなる。
【0015】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載の車載メータに用いられる文字板は、図2及び図
3に示すように、光源91、92からの光を受けて光輝
する計器表示部の外縁を取り囲む導光枠体からなるリン
グ部材606を有する車載メータに用いられる文字板で
あって、前記文字板601は、前記光源91、92から
の光を裏面に受ける透明生地の薄板状であり、前記光源
91、92からの光を透光して前記リング部材606に
供給する透光性を有する部分であって、この文字板60
1の外縁内側に沿って所定幅のリング状に形成されたリ
ング状透光部602と、前記リング状透光部602の内
側に形成された計測量を表す表示意匠部603と、前記
リング状透光部602及び前記表示意匠部603以外の
部分であって、前記リング状透光部602及び前記表示
意匠部603とは異なる有色で着色された文字板有色部
604とを有することを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明によれば、本文字板6
01は光源91、92からの光を受けて光輝する計器表
示部の外縁を取り囲む導光枠体からなるリング部材60
6を有する車載メータに用いられる。そして、本文字板
601は光源91、92からの光を裏面に受ける透明生
地の薄板状であり、リング状透光部602、表示意匠部
603及び文字板有色部604を有する。このリング状
透光部602は、光源91、92からの光を透光して上
記リング部材606に供給する透光性を有する部分であ
って、この文字板601の外縁内側に沿って所定幅のリ
ング状に形成されている。表示意匠部603はリング状
透光部602の内側に形成され、計測量を表す部位であ
る。文字板有色部604は、上記リング状透光部602
及び表示意匠部603以外の部分であって、リング状透
光部602及び表示意匠部603とは異なる有色で着色
されている。このように、文字板601はリング状透光
部602を有し、この透光部602を介して文字板照明
に利用される光源91、92からの光がリング部材60
6にも供給されるようにしているので、光源91、92
に関する部品点数が増大したり、消費電力が増大したり
するのを防止できる。また、他の構成部品に対するスペ
ースが狭くなることもない。更に、文字板601にリン
グ状透光部602を形成するようにしているので、着色
する色を変えるだけで、容易にリング部材606の色合
いや光輝度の調光ができるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず図1を用いて、本発明に関わ
る車載メータについて説明する。図1は、本発明に関わ
る車載メータの一例を示す平面図である。
【0018】図1に示すように、本発明に関わる車載メ
ータは、例えばコンビネーションメータ1である。この
コンビネーションメータ1は、燃料計部2、タコメータ
部3、ウォーニング表示部4、方向指示部5、スピード
メータ部6、オドメータ部7、及び水温計部8等を含ん
で構成される。各部2〜8はそれぞれの表示内容に対応
する表示意匠や所定の意匠パターンを表示する文字板を
有する。更に、これらを覆う暗色系の半分透過性のある
表硝子が取り付けられている。
【0019】各文字板の裏側には、燃料計部2、タコメ
ータ部3、スピードメータ部6及び水温計部8の各指針
をここでは図示しない制御機構に指令されて所定角度回
動させるモータ装置を含む指針駆動機構が配備されてい
る。また、制御機構に指令されてオドメータ部7に所定
の累積走行距離を表示するLCD等の表示装置も配備さ
れている。更に、この裏側には、上記各文字板に光を供
給する複数の光源が配備されている。
【0020】上記燃料計部2は燃料の残量を指示するも
のである。タコメータ部3はエンジン回転数を表示する
ものである。これに関する駆動機構を簡単に説明する
と、タコメータ指針がこの文字板上の該当するエンジン
回転数に対応する数字又は目盛りを指示することによ
り、エンジン回転数が表示される。この指針は、ここで
は図示しないエンジン回転数センサによって検出された
エンジン回転数に対応する値に基づいて、制御機構及び
指針駆動機構により、所定角度だけ回動制御される。
【0021】ウォーニング表示部4はオイル不足、シー
トベルト不着用等の警報を表示するものである。方向指
示部5は走行方向の変更をするものである。スピードメ
ータ部6は走行スピードを表示するものである。オドメ
ータ部7は累積走行距離を表示するものである。これら
各部2〜8の駆動機構は公知のものであり、本発明の要
旨を理解するには、必要ないのでここでは説明を省略す
る。
【0022】上記各部2〜8のそれぞれの文字板は、イ
グニッションスイッチの切り替えタイミングや、ヘッド
ライトスイッチの切り替えタイミングをトリガーとし
て、各文字板に対応する光源から供給される光により照
明される。
【0023】また、各文字板にはそれぞれ、円筒状枠体
からなる導光体であるリング部材が取り付けられてい
る。このリング部材は、各文字板に形成されたリング状
透光部を介して、文字板と共通の光源からの光によって
光輝する。なお、この文字板については、以下の図2及
び図3において、例示説明する。
【0024】図2及び図3はそれぞれ、本発明の一実施
形態を説明するための、タコメータ部の要部平面図及び
要部断面図である。図2に示す要部平面図において、文
字板601は、例えば、ポリカーボネイトシートからな
る透明生地の薄い円板状の一枚のシート板である。この
文字板601には、リング状透光部602、表示意匠部
603及び文字板有色部604が形成されている。ま
た、中央部には指針軸孔605が形成されている。
【0025】上記リング状透光部602は透光性を有
し、この文字板601の外縁内側に沿って、文字板60
1上に所定幅のリング状に形成されている。表示意匠部
603は文字板601上のリング状透光部602の内側
に形成されている。表示意匠部603は、上記リング状
透光部602に沿った、例えば複数の異なるエンジン回
転数を示す複数の数字、0、1、2、…(x1000r
pm)及び目盛り等である。そしてこれらの数字のいず
れかは、この図には示していない指針により指示され
る。文字板有色部604は文字板601上の上記リング
状透光部602及び表示意匠部603以外の部分の文字
板601のベースとなる部分である。ここは、上記リン
グ状透光部602及び表示意匠部603とは異なる有色
で着色されている。そして、上記リング状透光部60
2、表示意匠部603及び文字板有色部604は、所定
色のインクを文字板601の表面に塗布することにより
形成される。
【0026】最も簡単な例としては、上記リング状透光
部602、表示意匠部603を中抜きにして、文字板有
色部604として例えば黒系統色のインクを塗布すれば
よい。こうすると、文字板601の着色が容易であるの
で、製造コストの削減効果がある。また、他の例とし
て、上例のリング状透光部602を透光性のある有色、
例えば、透光性のある緑色にしてもよい。こうすると、
より視認性を向上させたり、高級感を演出したりするこ
とも可能になる。なお、これらのリング状透光部60
2、表示意匠部603、及び文字板有色部604の着色
の仕方は、上記実施形態に限定するものではなく、本発
明の趣旨に沿うものであれば適宜変更してもよい。
【0027】上述のような文字板601が、例えば、タ
コメータ部に組み込まれた場合を以下図3において例示
する。上記文字板601、リング部材606及び光源9
1、92等の位置関係は図3を参照することにより、よ
り明確になる。
【0028】図3の要部断面図に示すように、上記文字
板601にはリング部材606が重着されている。この
リング部材606は、文字板601の上記リング状透光
部602に対応した受光面を有する枠体からなる導光体
であって、この受光面がリング状透光部602の全周に
渡って重着している。また、リング部材606は、見返
し608に設けられた複数の固定用突起部に対応する複
数の孔607を有している。組立時には、各孔607に
対応する固定用突起部が嵌合された後、熱溶着部609
が形成されて、このリング部材606が見返し608に
固定される。
【0029】また、リング状透光部602に対応する文
字板601の裏面側には、ここから所定距離、離間し
て、ベースプレート610に固定された既成のバルブか
らなる光源91、92が配置されている。この図では、
光源91、92のみしか示していないが、実際的には、
文字板601及びリング状透光部602の形状を考慮し
て、他の光源が均等に配置されている。また、光源は、
リング状のものであってもよい。上記光源91、92
は、上記文字板601及びリング部材606に共通に光
を供給する。
【0030】上記ベースプレート610には、指針61
1を回転駆動させる指針駆動機構612としてのモータ
装置も固定されている。モータ装置の指針軸613は、
指針611の指針袴に取り付けられており、上記文字板
601の指針軸孔605を貫通している。また、指針6
11のねもとには指針キャップ614が被せられてい
る。なお、指針611は、導光性を有する透明材料から
なり、裏面がホットスタンプ処理等により着色されてお
り、ここでは図示しない所定の光源から光が供給されて
光輝するようになっている。
【0031】指針駆動機構612は、ここでは図示しな
いエンジン回転数センサによって検出されたエンジン回
転数に対応する値に基づく制御機構及び指針駆動機構の
制御により、指針611を所定角度だけ回動制御させ
て、文字板601に形成された上記エンジン回転数を示
す数字を指示させて、エンジン回転数を知らせる。
【0032】更に、上記文字板601及びリング部材6
06を覆って暗色系の半分透過性のある表硝子が取り付
けられている。この表硝子は、暗色系であるので、光輝
した文字板601上の表示意匠、指針及びリング部材6
06が浮かび上がるように見え、それらの視認性が向上
する。なお、ここでは本発明の趣旨を理解するのに必要
でないベースプレート610上に配置される他の回路類
や構造は省略している。
【0033】このような構成において、所定のトリガー
によって各光源91、92が点灯すると、これら光源9
1、92からの光は、図中、矢印bで示す方向に文字板
601を裏側に向かって放射して、文字板601全体及
び文字板601の表示意匠部603を照明する。これと
同時に、光源91、92からの光は、図中、矢印aで示
す方向に文字板601のリング状透光部602を介し
て、リング状透光部602にも供給され、リング部材6
06を所定の色、光度で光輝させる。
【0034】このように、文字板601にリング状透光
部602を形成し、この透光部602を介して文字板照
明に利用される光源91、92からの光をリング部材6
06にも供給するようにしているので、光源91、92
に関する部品点数が増大したり、消費電力が増大したり
するのを防止できる。また、他の構成部品に対するスペ
ースが狭くなることもない。更に、文字板601にリン
グ状透光部602を形成するようにしているので、着色
する色を変えるだけで、容易にリング部材606の色合
いや光輝度の調光ができるようになる。すなわち、本実
施形態によれば、従来から部品点数を増大させることな
く、視認性がよく、高級感のある車載メータが得られる
ようになる。
【0035】なお、上記実施形態のように、文字板60
1は円形状であり、リング状透光部602は円環状であ
り、リング部材606は円筒状枠体であるので、光源9
1、92の配置や製造がしやすくなる。このような形状
の計測表示部は、スピードメータ部やタコメータ部に適
用されることが多いので、スピードメータ部やタコメー
タ部が一体化されたコンビネーションメータにも、本発
明は非常に有効となる。またなお、コンビネーションメ
ータに本発明を適用した場合、リング状透光部の着色を
調整することにより、各計測表示部に対応するリング部
材を同一色で光輝させるようにしてもよいし、それぞれ
異なる色で光輝させるようにしてもよい。また、それぞ
れの輝度を同一にしてもよいし、異なるようにしてもよ
い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、文字板601にリング状透光部602を形
成し、この透光部602を介して文字板照明に利用され
る光源91、92からの光をリング部材606にも供給
するようにしているので、光源91、92に関する部品
点数が増大したり、消費電力が増大したりするのを防止
できる。また、他の構成部品に対するスペースが狭くな
ることもない。更に、文字板601にリング状透光部6
02を形成するようにしているので、着色する色を変え
るだけで、容易にリング部材606の色合いや光輝度の
調光ができるようになる。すなわち、請求項1記載の発
明によれば、従来から部品点数を増大させることなく、
視認性がよく、高級感のある車載メータが得られるよう
になる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、リング状透
光部602は、透光性のある有色で着色されているの
で、請求項1記載の発明の効果に加えて、文字板の視認
性をより向上させたり、車載メータの高級感を演出した
りすることも可能になる。
【0038】請求項3記載の発明によれば、リング状透
光部602及び表示意匠部603は、共に無着色である
ので、請求項1記載の発明の効果に加えて、文字板60
1の着色が容易であり、かつ製造コストの削減効果を有
する車載メータが得られるようになる。
【0039】請求項4記載の発明によれば、文字板60
1は円形状であり、リング状透光部602は円環状であ
り、リング部材606は円筒状枠体であるので、光源9
1、92の配置や製造がしやすくなる。また、このよう
な形状の計測表示部は、スピードメータ部やタコメータ
部に適用されることが多いので、スピードメータ部やタ
コメータ部が一体化されたコンビネーションメータに、
本発明は非常に有効となる。
【0040】請求項5記載の発明によれば、文字板60
1はリング状透光部602を有し、この透光部602を
介して文字板照明に利用される光源91、92からの光
がリング部材606にも供給されるようにしているの
で、光源91、92に関する部品点数が増大したり、消
費電力が増大したりするのを防止できる。また、他の構
成部品に対するスペースが狭くなることもない。更に、
文字板601にリング状透光部602を形成するように
しているので、着色する色を変えるだけで、容易にリン
グ部材606の色合いや光輝度の調光ができるようにな
る。すなわち、請求項5記載の発明によれば、従来から
部品点数を増大させることなく、視認性がよく、高級感
のある車載メータが得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる車載メータの一例を示す平面図
である。
【図2】本発明の一実施形態を説明するための、タコメ
ータ部の要部平面図である。
【図3】本発明の一実施形態を説明するための、タコメ
ータ部の要部断面図である。
【図4】従来の問題点を示すためのリング部材付き計器
表示部の要部断面図である。
【符号の説明】
1 コンビネーションメータ 2 燃料計部 3 タコメータ部 4 ウォーニング表示部 5 方向指示部 6 スピードメータ部 7 オドメータ部 8 水温計部 91、92 光源 601 文字板 602 リング状透光部 603 表示意匠部 604 文字板有色部 605 指針軸孔 606 リング部材 607 孔 608 見返し 609 熱溶着部 610 ベースプレート 611 指針 612 指針駆動機構 613 指針軸 614 指針キャップ 615 表硝子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に関する計測量を表示する車載メー
    タであって、 透明生地の薄板状の文字板と、 この文字板の外縁内側に沿って、この文字板上に所定幅
    のリング状に形成された透光性を有するリング状透光部
    と、 前記文字板上の前記リング状透光部の内側に形成された
    前記計測量を表す表示意匠部と、 前記文字板上の前記リング状透光部及び前記表示意匠部
    以外の部分であって、前記リング状透光部及び前記表示
    意匠部とは異なる有色で着色された文字板有色部と、 前記リング状透光部に対応した受光面を有する枠体から
    なる導光体であって、この受光面が前記リング状透光部
    に重着されたリング部材と、 前記リング状透光部に対応する前記文字板の裏面側に配
    置され、前記文字板及び前記リング部材に共通に光を供
    給する光源と、 を有することを特徴とする車載メータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車載メータにおいて、 前記リング状透光部は、透光性のある有色で着色されて
    いることを特徴とする車載メータ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の車載メータにおいて、 前記リング状透光部及び前記表示意匠部は、共に無着色
    であることを特徴とする車載メータ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれか記載の車載メータ
    において、 前記文字板は円形状であり、前記リング状透光部は円環
    状であり、前記リング部材は円筒状枠体であることを特
    徴とする車載メータ。
  5. 【請求項5】 光源からの光を受けて光輝する計器表示
    部の外縁を取り囲む導光枠体からなるリング部材を有す
    る車載メータに用いられる文字板であって、 前記文字板は、 前記光源からの光を裏面に受ける透明生地の薄板状であ
    り、 前記光源からの光を透光して前記リング部材に供給する
    透光性を有する部分であって、この文字板の外縁内側に
    沿って所定幅のリング状に形成されたリング状透光部
    と、 前記リング状透光部の内側に形成された計測量を表す表
    示意匠部と、 前記リング状透光部及び前記表示意匠部以外の部分であ
    って、前記リング状透光部及び前記表示意匠部とは異な
    る有色で着色された文字板有色部と、 を有することを特徴とする車載メータに用いられる文字
    板。
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