JP2002257261A - 配管用カバー装置 - Google Patents

配管用カバー装置

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JP2002257261A
JP2002257261A JP2001057880A JP2001057880A JP2002257261A JP 2002257261 A JP2002257261 A JP 2002257261A JP 2001057880 A JP2001057880 A JP 2001057880A JP 2001057880 A JP2001057880 A JP 2001057880A JP 2002257261 A JP2002257261 A JP 2002257261A
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piping
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Hiroshi Kobayashi
洋 小林
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Fusoo Kasei Kk
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Fusoo Kasei Kk
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば家屋室内に各種パイプ類が露出される
場合、その露出パイプを簡便に覆い化粧でき、しかも既
設、新設を問わずに簡単に取り付け可能で、その長さ、
曲がり等に対応して微調整ができるようにする。 【解決手段】 側部を開閉することで配管類Pを側方か
ら覆う伸縮可能なカバー本体1と、配管類Pを貫挿させ
る躯体壁Wの貫挿孔H周縁を覆い、カバー本体1に固定
する化粧カバー10とを備える。カバー本体1は蛇腹部
2を備え、配管類Pを収納する筒状に形成すると共に、
筒方向に沿った前後端の間で設けた切開可能な切割部3
によって左右に開閉分離し、切割部3の開閉縁は相互に
離反しているように構成する。また化粧カバー10は躯
体壁W面に当接するベース11の裏面に貫挿孔H内に嵌
め入れる嵌め入れ筒12を、同じく表面に蛇腹部2の端
部外側面に噛み合う係止部14を突設形成した連結筒1
3を夫々設け、正面から見て、連繋手段15によって相
互に連結可能な点対称的に左右に分割形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば家屋の内外
で分離設置されるセパレート式の空調機器において、特
に室内機に接続される配管類を躯体壁に貫挿配管するに
際し、室内機を設置する例えば躯体壁部位に近接して貫
挿設置できずに所定の距離・間隔を隔てた位置に配置さ
れるとき、その配管類を体裁よくカバーでき、また配管
設置後の後付けによる取り付けも可能にした配管用カバ
ー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から家屋内外で分離設置されるセパ
レート式の空調機器において、その室内機を設置する場
合、例えば躯体壁に固定するときの室外機との配管類の
接続には、室内機を設置固定する躯体壁部位に配管類貫
挿用の貫挿孔を開穿形成している。この貫挿孔は配管類
の配管径、形態その他に対応してある程度の大きさ(内
法)のものとして躯体壁等に開穿され、屋外に設置され
る室外機に接続される配管類が貫挿され、適当な密封材
の充填によってその隙間がシールされるものとなってい
る。
【0003】ただ家屋の躯体壁等を構成する壁躯体構造
によっては、壁躯体の内部に造作されている補強材、柱
材その他のために、室内機に近接した部位で貫挿孔を開
穿しようとすると、それらを損傷させる結果になる等に
よって近接部位に貫挿孔を開穿することが困難となる場
合がある。そのため従来では、内部の補強材、柱材その
他を回避すべく、室内機の設置部位から所定の距離・間
隔を隔てた位置に貫挿孔を開穿形成すると共に、その部
位まで室内機からの配管類を延長配管しているのであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような延
長した配管類の配管形態は、その配管類が室内にいわば
剥き出しの状態で露出されるために体裁が悪くなり、室
内の美観を損ねるのである。これを解消すべくそれらを
覆うような化粧用のカバーを取り付けるとしても、新設
する配管設置時に取り付ける必要があり、また露出配管
の長さ、更には曲がっている場合にはその角度、方向そ
の他の曲がり形態等は種々に異なるからそれらに対応し
て長さ、曲がり等を調整するのは非常に面倒なものであ
る。こうした点からもこれらの露出配管形態は、従来で
は止むを得ないものとしてそのままの不体裁な状態で放
置されていることが多く、後日にそれを覆うとしても既
設のものに簡単に適用できる化粧用カバーは提供されて
いないものであった。
【0005】そこで本発明は上述したような従来存した
諸事情に鑑み創出されたもので、例えばセパレート式の
空調機器においての室内機を例えば躯体壁に設置固定す
るとき、壁躯体構造その他によって室内機に近接して配
管類の貫挿用の貫挿孔が開穿困難で、所定の距離・間隔
を隔てた部位に開穿形成し、室内側の配管類が長く露出
される場合に、その露出配管類を簡便に覆い化粧できる
ものとして体裁を良好にし、しかも既設の露出配管類に
対しても簡単に取り付け可能で、その長さ、曲がり等に
対応して微調整ができるようにしたものであり、更には
この種の室内機用の配管類に限らず、その他の電線、ガ
ス管等の露出部材を覆うことができる配管用カバー装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明にあっては、側部が開閉されることで室内
機Cからの配管類Pを側方から覆う伸縮可能なカバー本
体1と、配管類Pを貫挿させる躯体壁Wの貫挿孔H周縁
を覆い、カバー本体1に固定される化粧カバー10とを
備えて成るものである。カバー本体1は連続凹凸状の蛇
腹部2を備え、配管類Pを収納するに足りる容量を備え
た筒状に形成されていると共に、筒方向に沿った前後端
の間で設けられた切開可能な切割部3によって左右に開
閉分離され、切割部3の開閉縁は相互に離反しているよ
うにして構成することができる。化粧カバー10は躯体
壁W面に当接するベース11の裏面に貫挿孔H内に嵌め
入れられる嵌め入れ筒12を、同じく表面にカバー本体
1の蛇腹部2の端部外側面に噛み合う係止部14を内側
面に突設形成した連結筒13を夫々設けると共に、正面
から見て左右に分割形成された夫々においては点対称的
に形成され、中央線上である合わせ面においての一方の
端部側では一方は雄型の、他方は雌型の、また他方の端
部側では一方は雌型の、他方は雄型の夫々が相互に噛み
合う連繋手段15を付設して構成することができる。連
繋手段15は、ベース11の端縁部面に雄型のものとし
て断面でほぼT字形の係合ピン部15Aを、またベース
11の端縁外に突設させることで雌型のものとして係合
ピン部15Aにやや強制的に嵌め合うよう内縁形状がほ
ぼΩ字形を呈している二股フック状の係合片15Bを夫
々形成して構成することができる。
【0007】以上のように構成された本発明に係る配管
用カバー装置において、例えば家屋内外で分離して設置
される室内機Cから躯体壁Wを貫挿させて配管敷設され
る配管類Pをカバー本体1が覆い、また貫挿孔Hに固着
される化粧カバー10がカバー本体1を確実に固定保持
させるのであり、伸縮するカバー本体1は配管類Pの長
短に調整されて露出する配管類P全体を覆い、化粧す
る。カバー本体1の切割部3はカバー本体1自体を側部
で開閉させ、開放状態では配管類Pに対してその側方か
ら直接に覆うように装着させ、配管類Pの既設、新設を
問わずに任位置から作業させると共に、カバー本体1の
蛇腹部2はその伸縮性によって配管類Pの長さに対応調
整可能にさせる。左右で点対称に形成された左右分割の
化粧カバー10は、カバー本体1における開閉されない
側の側部に、分割された一方の化粧カバー10を予め固
着しておくことで配管類Pに装着した後では、他方の化
粧カバー10を連繋手段15を介して結合一体化させる
ことでカバー本体1に左右で分割されている化粧カバー
10全体を組立連結させる。そしてカバー本体1の躯体
壁W側への移動と共に貫挿孔H周縁に化粧カバー10を
固定することで、配管類Pを覆った状態のカバー本体1
を、貫挿孔Hを隠蔽化粧する化粧カバー10によって保
持させる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明するに、図に示される符号1は、例えば
躯体壁Wに設置固定される室内機Cと、この室内機Cに
接続される例えば保護すべき冷媒、ドレン水用の配管類
Pを貫挿させるよう躯体壁Wに開穿された貫挿孔Hとの
間で、その配管類Pを覆うように伸縮自在で曲がり方向
を任意になし得る撓曲自在にして形成される合成樹脂材
製の蛇腹状のカバー本体である。このカバー本体1は、
連続凹凸状の蛇腹部2を備え、配管類Pを収納するに足
りる容量を備えた筒状に形成されていると共に、筒方向
に沿った前後端の間で設けられた切開可能な切割部3に
よって左右に開閉分離されるようにしてある。
【0009】蛇腹部2は、カバー本体1の前後で適宜深
さに設定した連続する凹凸波形状に形成されており、凹
凸相互間夫々の幅員が縮小されることで全体長さが短く
なり、逆に拡開されることで長さが長くなる。また凹凸
夫々の幅員が側壁の一部で縮小されることで曲がりの内
側となり、逆に幅員が拡張することで曲がりの外側とな
るようになっている。なおこのの凹凸波形形状は夫々が
独立されたものとしたり、螺旋状になるように1本状の
ものとされたり等、いずれであってもよいものである。
【0010】図示にあってのカバー本体1は断面で内部
が基本的にほぼ矩形状を呈するように成形されており、
その一側部における蛇腹部2部位で切割部3が形成され
ている。この切割部3自体は、蛇腹部2における一部の
側部をカバー本体1の前後端の間で蛇腹となる凹凸面を
設けずに所定幅員で平坦面状に形成すると共に、この平
坦部分に、カバー本体1の外方に突出するようにした断
面でコ字状を呈する細溝状の切開突部5を突設し、この
切開突部5の奥底部外側面に例えば断面でV字状の切開
案内溝6を形成することで設けられている。すなわちこ
の切割部3は、切開案内溝6内に挿入、案内される適当
なカッター刃(図示せず)によって切開突部5が左右に
切離されることで継手本体1自体をその側部面で開放さ
せるのであり、切離開放されたときの切開突部5の左右
部分は断面でほぼL字状を呈して、平坦面の外方に突出
されている。
【0011】なお場合によってはカバー本体1自体は、
切割部3にて当初から開閉可能に左右に分離されている
こともある。図示にあっての切割部3は、これの開閉縁
は相互に離反しているように適当な幅員の空隙となって
いるもので(図1参照)、具体的には配管類Pに取り付
けられるときの室内機C側では容易に左右方向で相互に
開閉可能となるように例えば5〜10mmの幅員で切除
してあり、またこのように切除することで配管類Pに対
する直接の取り付け作業を容易にさせると共に、この切
除部分では蛇腹部2の伸縮すなわちカバー本体1全体の
伸縮を可能にさせるものとしてある。このような切除部
分は、配管類Pに装着した場合のカバー本体1全体を柔
軟に伸縮させるために長く形成されており、図示のよう
に切開突部5、切開案内溝6部分は僅かな長さのものと
してある(図4参照)。
【0012】またこのカバー本体1とは別に、貫挿孔H
の孔縁周囲に装着されることで貫挿孔Hを隠蔽し、カバ
ー本体1を連結固定する化粧カバー10が用意されてい
る。この化粧カバー10は、図示のように躯体壁Wに開
口形成した貫挿孔Hによって配管類Pを貫挿させるとき
の周縁の余分な開口部分をも閉塞化粧するもので、図示
のように左右逆反転の点対称的な同一構造のものとして
相互に嵌め合い連結可能にした半割形態となるように分
割形成されている(図1参照)。
【0013】すなわち図6に示すように、躯体壁W面に
当接するベース11の裏面に貫挿孔H内に嵌め入れられ
る嵌め入れ筒12を、同じく表面にカバー本体1の蛇腹
部2の端部外側面に噛み合う係止部14を内側面に突設
形成した連結筒13を夫々設けたもので、正面から見て
左右に分割形成された夫々においては点対称的に形成さ
れ、中央線上である合わせ面においての分割部材の一方
の端部側では一方は雄型の、他方は雌型の、また分割部
材の他方の端部側では一方は雌型の、他方は雄型の夫々
が相互に噛み合う連繋手段15を付設してあるものであ
る。なお連結筒13はカバー本体1外側面に密着するよ
うに、蛇腹部2外形に沿った内形のものとしてある。
【0014】連繋手段15は例えば、ベース11の端縁
部面に雄型のものとして断面でほぼT字形の係合ピン部
15Aが、またベース11の端縁外方に突設させること
で雌型のものとして係合ピン部15Aにやや強制的に嵌
め合うよう内縁形状がほぼΩ字形を呈している二股フッ
ク状の係合片15Bが夫々形成されているのである。
【0015】そして化粧カバー10を形成するいずれか
一方の分割部材には、カバー本体1を例えばタッピング
ネジの如き止めネジ20によってネジ止め固定するよう
になっており、そのためカバー本体1の端部に捩じ込み
貫挿した止めネジ20を捩じ込ませるように一部を肉厚
にすることで形成した捩じ込み部21を連結筒13に設
けてある。
【0016】図中符号16はベース11裏面に設けられ
た断面が例えばV字形となっている切断溝であり、貫挿
孔Hが他方の壁面に近接形成されている場合に、ベース
11自体が邪魔にならないようにベース11の外側部分
を切断溝16部位にて強制的に折曲することで切離でき
るようにしておくのである。
【0017】次にこれの使用の一例を説明すると、設置
された室内機Cからの配管類Pを躯体壁Wに開穿された
貫挿孔Hに案内貫挿させるに際し、例えばカバー本体1
を化粧カバー10におけるいずれか一方の半割分割部
材、すなわち捩じ込み部21がある側のそれに止めネジ
20にて捩じ止め固定しておく。そして図3に示すよう
に、カバー本体1の切割部3を強制的にでも開放して配
管類Pにその一側方からカバー本体1自体を縮小させな
がらも直接に嵌め合わせるように装着すると共に、配管
類Pの他側方からは化粧カバー10における他方の半割
分割部材を前記一方の半割分割部材に連繋手段15によ
って嵌め合わせ組み立てる。次いで化粧カバー10の嵌
め入れ筒12を貫挿孔H内に嵌め入れ装着し、必要があ
ればベース11を躯体壁W面に捩じ止め固着し、また切
断溝16によって一部を切断除去する。またカバー本体
1自体はその蛇腹部2を充分に伸張させてその自由端を
室内機C側面に当接させることで配管類Pの配管態様に
応じた方向性、曲がり性等を付与させて全体を覆ってお
くのである。なおカバー本体1の切割部3は躯体壁W側
に向けることで室内側からは見えないようにしておくの
は勿論である(図2参照)。
【0018】また場合によっては切離されている切割部
3における切開突部5、切開案内溝6にこれらに跨って
スライド装着される断面でほぼH字形を呈する図示を省
略した閉塞バンドによって閉塞しておくこともある。更
にはカバー本体1が躯体壁W面に密着する場合にはベー
ス11の一部を切断溝16によって切断し、切離すこと
もある。
【0019】なおカバー本体1は伸縮可能であれば、小
径な筒状管に大径な筒状管をスライド自在に嵌め合わせ
た二重筒状のものとして形成することも可能であり、た
だ、内外のいずれの筒状管も筒方向に沿っての切り割り
線が設けられることで側方が開閉可能に構成されている
必要がある。
【0020】以上の実施の形態においては、例えば家屋
の内外で分離配置されるセパレート式の空調機器におけ
る室内機Cに連結される配管類Pを覆うものとして説明
したが、これに限らず、室内に露出される各種の電線、
ガス管その他の長尺部材の化粧、覆い等のために使用で
きるものである。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
めに、例えばセパレート式の空調機器においての室内機
Cを例えば躯体壁Wに設置固定するとき、壁躯体構造そ
の他によって室内機Cに近接して配管類Pを貫挿させる
ための貫挿孔Hが開穿困難で、所定の距離・間隔を隔て
た部位に開穿形成し、室内側の配管類Pが長く露出され
る場合に、その露出した配管類Pを簡便に覆い化粧でき
るものとして体裁を良好にするのである。しかも既設の
露出した配管類Pに対してもカバー本体1自体をその側
方で開放させるから簡単に取り付け可能であると共に、
その長さ、曲がり等に対応して微調整ができ、また必要
があればカバー本体1の余長分を切除することで配管類
P長さに対応できるものである。
【0022】すなわちこれは本発明において、側部が開
閉されることで室内機Cからの配管類Pを側方から覆う
伸縮可能なカバー本体1を、配管類Pを貫挿させるよう
躯体壁Wに開穿した貫挿孔H周縁を覆う化粧カバー10
に固定したからであり、これによって、既設、新設を問
わずに配管類Pの側方から直接に覆うことができ、しか
も配管類Pの長さに対応してその全体を覆い、また貫挿
孔H周縁を化粧固着する化粧カバー10としっかり結合
保持できるのである。
【0023】またカバー本体1は連続凹凸状の蛇腹部2
を備え、配管類Pを収納するに足りる容量を備えた筒状
に形成されているから、例えば室内機Cから露出状に配
管敷設される各種の配管類Pの長さに対応して微調整で
き、配管類Pを隙間なく覆うことができる。
【0024】しかもこのカバー本体1には筒方向に沿っ
た前後端の間で設けられた切開可能な切割部3によって
左右に開閉分離されるものとし、切割部3の開閉縁は相
互に離反しているから、カバー本体1自体の側部におい
ての開閉操作は極めて簡単であり、その開放状態では配
管類Pの側方から直接に嵌め合わせるように装着するこ
とができる。
【0025】化粧カバー10はベース11の裏面に嵌め
入れ筒12を、同じく表面に蛇腹部2に噛み合う係止部
14を形成した連結筒13を夫々設けると共に、正面か
ら見て左右に分割形成した夫々において点対称的に形成
してあるから、カバー本体1を配管類Pに直接に装着で
きることと相俟ち、カバー本体1を連繋した状態で配管
類Pの左右で相互に組み合わせ可能である。しかも配管
類Pの左右側方からの直接の組み合わせでカバー本体1
の一方の端部に固定結合できることで配管類Pを覆って
装着でき、この覆った状態のままで配管類Pに沿ってス
ライドさせてそのままで躯体壁Wの貫挿孔H内に挿入で
きるから、貫挿孔H周縁の化粧作業を簡単に実施できる
のである。
【0026】しかも左右分割の化粧カバー10は、カバ
ー本体1における開閉されない側の側部に、分割された
一方の化粧カバー10を予め固着しておくことができ、
こうすることで配管類Pの側方から直接に装着後では、
分割された他方の化粧カバー10を連繋手段15を介し
て結合一体化させることでカバー本体1に左右で分割さ
れている化粧カバー10全体を組立連結できるのであ
る。
【0027】更にカバー本体1自体は、左右に分割形成
した夫々において点対称的に形成して、合わせ面におい
ての一方の端部側では一方は雄型の、他方は雌型の、ま
た他方の端部側では一方は雌型の、他方は雄型の夫々が
相互に噛み合う連繋手段15を付設して構成してあるか
ら、その構成自体は極めて容易であり、また雌雄の係合
ピン部15A、係合片15Bから成る噛み合う連繋手段
15によって簡単に左右から組合せできるのである。
【0028】貫挿孔H周縁に固着されるベース11同士
が連繋手段15によって結合一体化されることで、配管
類Pを覆った状態のカバー本体1を化粧カバー10の嵌
め入れ筒12、連結筒13等によってしっかりと保持し
たものとなり、配管類Pを確実に覆った状態でカバー本
体1を保持できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す分解斜視図であ
る。
【図2】同じく使用状態の斜視図である。
【図3】同じく取付作業時の斜視図である。
【図4】同じく取付後の背面図である。
【図5】同じく取付後の下方から見た横断面図である。
【図6】同じく化粧カバーを説明するもので、その
(A)は左右に分割された一方の半割分割部材の正面
図、(B)は同じく背面図、(C)は同じく合わせ面側
から見た側面図である。
【符号の説明】
C…室内機 H…貫挿孔 P…配管類 W…躯体壁 1…カバー本体 2…蛇腹部 3…切割部 5…切開突部 6…切開案内溝 10…化粧カバー 11…ベース 12…嵌め入れ筒 13…連結筒 14…係止部 15…連繋手段 15A…係合ピン部 15B…係合片 16…切断溝 20…止めネジ 21…捩じ込み

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側部が開閉されることで配管類を側方か
    ら覆う伸縮可能なカバー本体と、配管類を貫挿させる躯
    体壁の貫挿孔周縁を覆い、カバー本体に固定される化粧
    カバーとを備えて成ることを特徴とする配管用カバー装
    置。
  2. 【請求項2】 カバー本体は連続凹凸状の蛇腹部を備
    え、配管類を収納するに足りる容量を備えた筒状に形成
    されていると共に、筒方向に沿った前後端の間で設けら
    れた切開可能な切割部によって左右に開閉分離され、切
    割部の開閉縁は相互に離反している請求項1に記載の配
    管用カバー装置。
  3. 【請求項3】 化粧カバーは躯体壁面に当接するベース
    の裏面に貫挿孔内に嵌め入れられる嵌め入れ筒を、同じ
    く表面にカバー本体の蛇腹部の端部外側面に噛み合う係
    止部を内側面に突設形成した連結筒を夫々設けると共
    に、正面から見て左右に分割形成された夫々においては
    点対称的に形成され、中央線上である合わせ面において
    の一方の端部側では一方は雄型の、他方は雌型の、また
    他方の端部側では一方は雌型の、他方は雄型の夫々が相
    互に噛み合う連繋手段を付設してある請求項1または2
    に記載の配管用カバー装置。
  4. 【請求項4】 連繋手段は、ベースの端縁部面に雄型の
    ものとして断面でほぼT字形の係合ピン部を、またベー
    スの端縁外に突設させることで雌型のものとして係合ピ
    ン部にやや強制的に嵌め合うよう内縁形状がほぼΩ字形
    を呈している二股フック状の係合片を夫々形成してある
    請求項3に記載の配管用カバー装置。
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