JP2018193854A - ユニットハウス用の壁面パネルおよび壁面構造、ならびに壁面パネル用の連結具 - Google Patents

ユニットハウス用の壁面パネルおよび壁面構造、ならびに壁面パネル用の連結具 Download PDF

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【課題】壁面パネルそのものにフックや棚などの増設機能を付与すること。【解決手段】ユニットハウスの壁面を構成するための壁面パネル同士の連結手段に、増設用建築具を装着可能な増設手段を設ける。より詳細には、他方の壁面パネルの雄側連結具と連結可能な雌側連結具に、屋内側および屋外側のうち少なくとも何れか一方の側を向くように開口した開口空間を、上下方向に連続形成する、レール部を形成し、該レール部に増設用建築具を装着可能に構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、ユニットハウスに使用される壁面パネルおよび壁面構造、ならびに壁面パネル用の連結具に関し、より詳細には、壁面パネルを損傷させることなくフックや棚などの増設が可能な、壁面パネル、壁面構造および連結具に関する。
ユニットハウスは、住宅、事務所、倉庫または店舗などに用いられる簡易的な建築物である。
一般的なユニットハウスは、規格化された支柱や壁面パネルを箱状に組み立てて建築するものであり、組立作業や分解作業を短時間で実施できるため、仮設の建築物に対して利用されることが多い。
ところで、ユニットハウスは多種多様な用途に使用されることから、ユニットハウスの壁面に棚やフックなどの建築具(以下、「増設用建築具」という。)の設置を要する場合がある。
このとき、前記増設用建築具を、壁面にネジ止めすることが一般的である。
しかし、前記増設用建築具を撤去した後には、壁面にネジ孔が残った状態となるため、見栄えが悪く、ユニットハウスの再利用にあたって支障の一つとなっていた。
前記した課題を解決した一つの方法として、以下の特許文献1に記載の発明がある。
特許文献1には、ユニットハウスの壁体と柱との間の隙間に挿入可能な1組の支柱と、吊下げ用フックを備え、前記一組の支柱間に係合する吊下げ用ハンガーとで構成した、壁面取り付け用吊器具が開示されている。
この壁面取り付け用吊器具を壁体に設置することで、壁面を傷つけることなく吊下げ用フックの増設を可能としている。
特開平10−229936号公報
しかし、特許文献1に記載の発明であっても、以下の点で改善の余地があった。
(1)部材点数が増える。
特許文献1に記載の壁面取り付け用吊器具は、ユニットハウスの壁体と柱との間の隙間に挿入させてフック機能を追加するに過ぎない。
よって、ユニットハウスを構成する各材料のほかに、壁面取り付け用吊器具を別途用意しなければならず、材料コストの増加に繋がる。
(2)作業工程が増える。
ユニットハウスの組立作業とは別に、特許文献1に記載の壁面取り付け用吊器具を設置する工程が増えるため、施工コストの増加に繋がる。
(3)高さ調整機能に欠ける。
吊下げ用ハンガーを保持するための保持孔を設けた位置に、取付け箇所が制限される。よって、事後的な高さ調整ができない。
よって、本発明は、工程増に繋がることなく、壁面パネルそのものにフックや棚などの増設機能を付与することが可能な手段の提供を、少なくとも目的の一つとするものである。
上記目的を達成すべくなされた本願の第1発明は、ユニットハウスの壁面を構成するための壁面パネルであって、壁面パネル同士の連結手段に、増設用建築具を装着可能な増設手段を設けたことを特徴とする。
また、本願の第2発明は、前記第1発明において、前記壁面パネルは、パネル本体と、前記パネル本体の一方の側面に設けた、雌側連結具と、前記パネル本体の他方の側面に設け、前記雌側連結具に対応する、雄側連結具と、を具備し、前記雌側連結具が、前記ユニットハウスの屋内側および屋外側のうち少なくとも何れか一方の側を向くように開口した開口空間を、上下方向に連続形成する、レール部を少なくとも有し、前記レール部を、前記増設手段としたことを特徴とする。
また、本願の第3発明は、前記第2発明において、前記雌側連結具が、前記レール部の開口空間と分離独立して、前記壁面パネルの側面解放側へと開口した、受け部、をさらに有し、前記雄側連結具が、前記受け部に差し込み可能な形状を呈する、突出部、をさらに有することを特徴とする。
また、本願の第4発明は、ユニットハウスの壁面構造であって、前記第1発明乃至第3発明のうち何れか1つの発明に記載の壁面パネルを、柱間に1つ以上設置してなる、壁面体と、一方の柱に取付けられ、前記壁面体の一方の側端に位置する連結手段と直接または間接的に接続する、第1の端部連結具と、他方の柱に取付けられ、前記壁面体の他方の側端に位置する連結手段と直接または間接的に接続する、第2の端部連結具と、を少なくとも具備することを特徴とする。
また、本願の第5発明は、ユニットハウスの壁面パネル用の連結具であって、前記壁面パネルのパネル本体側面、または柱に直接または間接的に取付け可能な、固定部と、前記パネル本体の正面側および背面側のうち少なくとも何れか一方へと開口した開口空間を形成する、レール部と、前記開口空間と分離独立して、前記壁面パネルの側面解放側へと開口した、受け部と、を少なくとも有し、前記レール部に、増設用建築具を装着可能としたことを特徴とする。
本発明によれば、以下に記載する効果のうち、少なくとも何れか1つの効果を奏する。
(1)壁面パネル同士の連結箇所や、壁面パネルと柱との連結箇所にフックや棚などの増設機能を簡易に持たせることができる。
(2)屋内側だけでなく、屋外側にも増設機能を持たせることができる。
(3)壁面パネルに取付孔を設ける必要が無く、再利用性が向上する。
(4)通常の壁面パネルの設置工程を行うだけでよく、あらたに専用の器具を取り付ける工程が追加になることもない。
(5)レール部が壁面パネルの上下方向に連続形成することで、増設用建築具の設置高さを事後的に調整することができる。
本発明に係る壁面パネルを一部分解した概略斜視図。 壁面パネルの連結構造を示す概略斜視図。 壁面パネルの連結構造を示す概略断面図。 本発明に係る壁面構造を示す概略平面図。 第1の端部連結具周辺の構造を示す概略断面図。 第2の端部連結具周辺の構造を示す概略断面図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例について説明する。
<1>全体構成。
図1は、本実施例に係る壁面パネルの概略分解斜視図である。
本実施例に係る壁面パネルAは、壁面を構成するパネル本体Bと、パネル本体Bの両側面に設けた連結手段Cを少なくとも具備する。
本実施例に係る壁面パネルAは、中間省略してある全長を2635mm、横幅を912mm(そのうち、パネル本体Bの横幅は825mm)、壁厚を32mmとしている。
以下、各構成要素の詳細について説明する。
<2>パネル本体。
パネル本体Bは、ユニットハウスの壁面を構成する、略平板状の部材である。
パネル本体Bは、前面壁面を構成するもの、窓や扉を設けたものなど、ユニットハウスの壁面材として想定される種々の構造が含まれる。
本実施例では、パネル本体Bとして、全面が壁面である、フラットパネルを想定している。よって、本実施例に係るパネル本体Bは、壁面パネル上縁を構成する上枠材11と、壁面パネル下縁を構成する下枠材12と、前記下枠材12の下方に被せるカバー材13と、壁面パネルの屋内側面を構成する内面材14と、壁面パネルの屋外側を構成する外面材15と、前記各枠材11,12および各面材14,15で囲まれた空間に配する断熱材16とで構成している。各部材を連結等する際に使用するビス等は図示を省略している。
<2.1>上枠材・下枠材。
上枠材11および下枠材12は、断熱材16の上下の枠材(フレーム)を構成する部材である。
上枠材11および下枠材12の素材には、鋼板を採用することができる。
上枠材11および下枠材12は、ユニットハウスの屋内側および屋外側の縁部を断熱材16側に折曲してなる、コ字状断面を呈する。
前記断熱材16を注入ウレタンで構成する際には、上枠材11および下枠材12の何れかに注入孔を設けておくこともできる。
<2.2>カバー材。
カバー材13は、地面との接触から壁面パネルAを保護するための部材である。
カバー材13は、下枠材12の下方に断熱材16を挟み込むように配置する部材であり、ユニットハウスの屋内側および屋外側の縁部を断熱材16側に折曲してなる、コ字状断面を呈する。
<2.3>内面材・外面材。
内面材14および外面材15は、壁面パネルAの屋内外の面材を構成する部材である。
内面材14および外面15材の素材には、鋼板を採用することができる。
内面材14および外面材15は、両側縁を、断熱材16側に折曲してなる、コ字状断面を呈する。
この折曲箇所は、後述する連結手段Cをパネル本体Bに固定するための固定手段としても機能する。
<2.4>断熱材。
断熱材16は、壁面パネルの基部を構成する部材である。
断熱材16は、成型済みの硬質ボードや、注入ウレタンなど公知の部材を採用することができる。
<3>連結手段。
連結手段Cは、壁面パネルA同士や、柱Yなどのその他の部材に壁面パネルAを連結するための部材である。
<3.1>連結機構の形状
連結手段Cは、後述する増設手段Dを設けることができる範囲で、隣り合う壁面パネルAで互いに対向する他方の連結手段Cと連結可能な種々の形状を採用することができる。
<3.2>素材
連結手段Cの素材には、金属や樹脂などを採用することができる。
<3.3>増設手段
連結手段Cには、増設用建築具(図示せず)を装着可能な増設手段Dを設けておく。
この増設手段Dは、壁面パネルAの設置後におけるユニットハウスの屋内側および屋外側(パネル本体の正面側および背面側)のうち少なくとも何れか一方の側に設けておく。
増設用建築具には、建築用構造材に取り付け可能なフック、ランナー、ケーブルホルダ−、ブラケット、棚受け材などの公知のアクセサリを含む。
したがって、増設手段Dは、前記した様々な増設用建築具を装着するための、様々な機構を採用することができる。
以下、連結手段Cの一例について説明する。
<4>連結手段の一例
図2に、連結手段C周辺の構成を示す。
本実施例では、前記パネル本体の両側面に設ける連結手段Cについて、一方の連結手段を雌側連結具C1、他方の連結手段を雄側連結具C2、として、互いに雌雄結合可能な構造を採用している。
そして、雌側連結具C1に増設手段Dを設けている。
<4.1>雌側連結具。
図3に、連結手段Cの連結状態を示す。
雌側連結具C1は、前記壁面パネルAのパネル本体Bの側面に取付け可能な固定部20と、前記パネル本体Bの正面側および背面側のうち少なくとも何れか一方へと開口した開口空間33を形成するレール部30と、前記開口空間31と分離独立して、前記壁面パネルAの側面解放側へと開口した受け部40と、を少なくとも有する。
<4.1.1>固定部。
固定部20は、前記壁面パネルAのパネル本体B側面に取付ける箇所である。
本実施例では、固定部20を、内面材14または外面材15の折曲箇所を収容して位置決め可能な二箇所の溝によって構成している。
<4.1.2>レール部。
レール部30は、増設用建築具を装着するための箇所である。
本実施例では、レール部30を、前記固定部20の近傍から直ちに鉤状を呈するように折曲した第1の鉤部31と、固定部20から解放端側に一定距離延伸した後に、固定部20の側へと折り返すように折曲した第2の鉤部32で構成しており、このレール部30を、パネル本体Bの正面側および背面側の両方に設けている。
<4.1.2.1>開口空間。
開口空間33は、装着する増設用建築具を保持するための空間である。
本実施例では、第1の鉤部31と第2の鉤部32との先端位置が離れた状態を呈しており、この離隔部分を開口として、内部に開口空間33を形成している。
この開口空間33を、増設用建築具を装着可能な空間としている。
開口空間33は、シール性を確保する観点から、壁面パネルAの高さ方向に連続形成することが一般的だが、本発明では特段限定しない。
<4.1.3>受け部。
受け部40は、隣りあう壁面パネルAに設けた雄側連結具C1と連結するための空間である。
本実施例では、受け部40を、二つの第2の鉤部32の延伸部分同士で挟まれた空間で構成している。
また、第2の鉤部32の折り返し部分にテーパ41を設けておくことで、雄側連結具C1の導入を案内するように構成している。
<4.2>雄側連結具。
再度、図3を参照する。
雄側連結具C2は、前記壁面パネルAのパネル本体Bの側面に取付け可能な固定部50と、前記雌側連結具C1に設けた受け部40に差し込み可能な形状を呈する突出部60、を少なくとも備える。
<4.2.1>固定部。
固定部50は、前記壁面パネルAのパネル本体Bの側面に取付ける箇所である。
固定部50は、前記雌側連結具C1における固定部20と同種の構造を採用することができる。
<4.2.2>突出部。
突出部60は、前記雌側連結具C1の受け部40に差し込んで連結する箇所である。
突出部60は、やや先細りとなる形状とし、前記したテーパ41と合わせて受け部40への挿入が容易となるように構成することができる。
この突出部60と受け部40との連結関係によって、壁面パネルA間の隙間を閉塞して、通水や通気を抑制する。
<5>壁面構造。
次に、図4〜6を参照しながら、前記壁面パネルを設置してなるユニットハウスの壁面構造について説明する。
図4に示すように、本発明に係るユニットハウスの壁面構造は、前記した壁面パネルAを、柱間に1つ以上設置してなる、壁面体Xと、前記壁面体Xと柱Yとの連結に用いる端部連結具Eとを少なくとも具備してなる。
<5.1>壁面体。
壁面体Xは、ユニットハウスの壁面をなす部材である。
壁面体Xは、前記した壁面パネルA単数、または壁面パネルAを複数連結してなる、構造体である。
<5.2>端部連結具。
前記端部連結具Eは、壁面体Xの側方にある連結手段Cが雌側連結具C1であるか雄側連結具C2であるかによって、異なる形状を呈するものであり、説明の便宜上、雄側連結具C2側の端部連結具を第1の端部連結具E1、雌側連結具C1側の端部連結具を第2の端部連結具E2として、以下に説明する。
<5.2.1>第1の端部連結具。
図5に、第1の端部連結具E1周辺の構造を示す。
第1の端部連結具E1は、壁面体Xの側端の連結手段Cが、雄側連結具C2である場合に、別途用意する雌側連結具C1とともに用いる部材である。
第1の端部連結具E1は、一端に柱Yとの取付部71と、他端に前記雌側連結具C1を固定するための収容部72と、を備える。
<5.2.1.1>取付部。
取付部71は、柱Yとの間でのネジ止めやボルト止めなどの公知の取付け機構を採用することができる。
この第1の端部連結具E1に、別途雌側連結具C1を取り付けておき、壁面体Xの一端にある雄側連結具C2を、前記雌側連結具C1に差し込んで連結することで、壁面体Xの一端を柱Yに連結することができる。
また、取付部71には、柱Yとの接触箇所における屋内側縁部や、屋外側縁部にて、止水性を確保するためのシール部を設けておいてもよい。
<5.2.1.2>収容部。
収容部72は、雌側連結具C1を、前記固定部20を介して第1の端部連結具と固定するための部材である。
したがって、収容部72は、前記したパネル本体Bを構成する内面材14および外面材15の折曲箇所に対応する形状を呈しておけばよい。
<5.2.2>第2の端部連結具。
図6に、第2の端部連結具周辺の構造を示す。
第2の端部連結具E2は、壁面体Xの側端の連結手段Cが、雌側連結具C1である場合に用いる部材である。
第2の端部連結具E2は、独立した二つに部材から構成し、柱Yとの取付部を備えた受け材80と、前記受け材80に差し込んで前記雌側連結具C1と前記受け材80とを一体化する差し込み材90と、から構成する。
<5.2.2.1>受け材。
受け材80は、前記壁面体Xの他端にある雌側連結具C1を支持する部材である。
受け材80は、柱Yとの取付部81と、前記雌側連結具C1の屋内側の面と接する保持部82とで略L字型の形状を呈する部材である。
[取付部]
取付部81は、前記第1の端部連結具と同様に、柱Yとの間でのネジ止めやボルト止めなどの公知の取付け機構や、柱Yとの接触箇所における屋内側縁部や、屋外側縁部にて、止水性を確保するためのシール部を設けておくことができる
さらに、取付部81を有する箇所には、後述する差し込み材90を差し込み可能な挿入孔811を設けておく。
[保持部]
前記保持部82は、前記雌側連結具C1と柱Yとの間に伸びて、前記雌側連結具C1と柱Yとの間の屋内側の隙間を閉塞するよう構成する。
<5.2.2.2>差し込み材
差し込み材90は、前記受け材80と前記壁面体Xの雌側連結具C1を連結して固定するための部材である。
差し込み材90は、前記雌側連結具C1と受け材80との間の隙間を閉塞するための蓋部91と、該蓋部91の一端から略直交から伸びて前記受け材80の挿入孔811に差し込み可能な挿入部92と、前記蓋部91の中間部分から鉤状を呈するように伸びて、差し込み材90の差し込み後に前記雌側連結具C1の受け部40に係止可能な係止部93と、を備える。
<5.3>壁面構造の構築手順例
次に、本発明に係る壁面構造の構築手順の一例について説明する。
なお、これらの手順は作業に矛盾が生じない範囲で適宜手順を入れ換えて実施することもできる。
(1)一方の柱Yに第1の端部連結具E1と、雌側連結具C1を設置する。
(2)他方の柱Yに第2の端部連結具E2を構成する受け材80を設置する。
(3)前記雌側連結具C1に、壁面パネルAにある雄側連結具C2を差し込むんで、1枚目の壁面パネルAを設置する。
(4)順次壁面パネルAを設置して、壁面体Xを構築する。
(5)壁面体Xの解放側端部にある雌側連結具C1と、他方の柱Yに取り付けた受け材80との間に、第2の端部連結具E2を構成する差し込み材90を差し込んで両者を固定する。
(6)連結手段C(雌側連結具C1)にある増設手段D(レール部20)に、フックやランナーなどの増設用建築具を取付けて、適宜棚などの増設を行う。
<6>その他の実施例
前記した壁面パネルAでは、一方の側端に雌側連結具C1を設け、他方の側端に雄側連結具C2を設けているが、本発明では上記構成に限定されない。
例えば、壁面パネルAの両側端に雌側連結具C1を設けたものと、両側端に雄側連結具C2を設けたものを交互に連結していく構成であってもよい。
A 壁面パネル
B パネル本体
C 連結手段
C1 雌側連結具
C2 雄側連結具
D 増設手段
E 端部連結具
E1 第1の端部連結具
E2 第2の端部連結具
X 壁面体
Y 柱
11 上枠材
12 下枠材
13 カバー材
14 内面材
15 外面材
16 断熱材
20 固定部
30 レール部
31 第1の鉤部
32 第2の鉤部
33 開口空間
40 受け部
41 テーパ部
50 固定部
60 突出部
71 取付部
72 収容部
80 受け材
90 差し込み材

Claims (5)

  1. ユニットハウスの壁面を構成するための壁面パネルであって、
    壁面パネル同士の連結手段に、増設用建築具を装着可能な増設手段を設けた、
    ユニットハウス用の壁面パネル。
  2. 前記壁面パネルは、
    パネル本体と、
    前記パネル本体の一方の側面に設けた、雌側連結具と、
    前記パネル本体の他方の側面に設け、前記雌側連結具に対応する、雄側連結具と、を具備し、
    前記雌側連結具が、
    前記ユニットハウスの屋内側および屋外側のうち少なくとも何れか一方の側を向くように開口した開口空間を、上下方向に連続形成する、レール部を少なくとも有し、
    前記レール部を、前記増設手段とした、
    請求項1に記載のユニットハウス用の壁面パネル。
  3. 前記雌側連結具が、
    前記レール部の開口空間と分離独立して、前記壁面パネルの側面解放側へと開口した、受け部、をさらに有し、
    前記雄側連結具が、
    前記受け部に差し込み可能な形状を呈する、突出部、をさらに有する、
    請求項2に記載のユニットハウス用の壁面パネル。
  4. ユニットハウスの壁面構造であって、
    請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の壁面パネルを、柱間に1つ以上設置してなる、壁面体と、
    一方の柱に取付けられ、前記壁面体の一方の側端に位置する連結手段と直接または間接的に接続する、第1の端部連結具と、
    他方の柱に取付けられ、前記壁面体の他方の側端に位置する連結手段と直接または間接的に接続する、第2の端部連結具と、を少なくとも具備する、
    ユニットハウスの壁面構造。
  5. ユニットハウスの壁面パネル用の連結具であって、
    前記壁面パネルのパネル本体側面、または柱に直接または間接的に取付け可能な、固定部と、
    前記パネル本体の正面側および背面側のうち少なくとも何れか一方へと開口した開口空間を形成する、レール部と、
    前記開口空間と分離独立して、前記壁面パネルの側面解放側へと開口した、受け部と、を少なくとも有し、
    前記レール部に、増設用建築具を装着可能とした、
    ユニットハウスの壁面パネル用の連結具。
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