JP4121173B2 - ダクト連結具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空調配管等の配管を覆う配管ダクトの連結具に関し、詳しくは、一対の第一側壁部材と第一蓋部材とを有する第一ダクトと、一対の第二側壁部材と第二蓋部材とを有する第二ダクトとを連結するために、前記第一側壁部材に設けた第一孔部に対応する第一連結孔部と、前記第二側壁部材に設けた第二孔部に対応する第二連結孔部とを有する連結具本体と、前記第一蓋部材と前記第二蓋部材とに亘って取り付ける連結蓋部材とを有し、前記第一連結孔部と前記第一孔部とに亘り、及び、前記第二連結孔部と前記第二孔部とに亘って、夫々雄ねじ部材を貫通させることで前記第一側壁部材と前記第二側壁部材とを連結可能にするダクト連結具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、建物の屋上等に設置した空調設備からの配管等を各階に配設する場合等に、特に屋上部分に於いては、配管用のダクトを用いて敷設することがある。
このような場合には、多数の定尺ダクトを順次接続して配管用のダクトを構成する。こうした配管ダクトは、例えば図5に示すように、一対の第一側壁部材12Aと第一蓋部材17Aとを有して、内部に配管Pを配置可能な第一ダクト10Aと、同様に内部に配管Pを配置可能な、一対の第二側壁部材12Bと第二蓋部材17Bとを有する第二ダクト10Bとを、ダクト連結具1を用いて連結する。前記ダクト連結具1は、前記第一側壁部材12Aに設けた第一孔部13Aに対応する第一連結孔部4Aと、前記第二側壁部材12Bに設けた第二孔部13Bに対応する第二連結孔部4Bとを有する連結具本体2と、前記第一蓋部材17Aと前記第二蓋部材17Bとに亘って取り付ける連結蓋部材5とを有しており、前記第一連結孔部4Aと前記第一孔部13Aとに亘り第一雄ねじ部材9Aを貫通締結し、前記第二連結孔部4Bと前記第二孔部13Bとに亘って第二雄ねじ部材9Bを貫通締結することで前記第一側壁部材12Aと前記第二側壁部材12Bとが連結される。こうして前記第一側壁部材12Aと前記第二側壁部材12Bとを前記連結具本体2で連結した後、前記第一ダクト10Aの第一蓋部材17Aと前記第二ダクト10Bの第二蓋部材17Bとに連結蓋部材5を架け渡しつつ前記第一ダクト10Aと前記第二ダクト10Bとを連結することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のダクト連結具を用いてダクトを連結する場合には、所定の距離に亘って配管用のダクトを設置するのに、例えば屋上に配置する場合、屋上の構造物や他の設置物を避けて配置する必要があり、そのために配置経路状の特定箇所には、曲線状のダクトを用いて所謂立ち上がり部や立ち下がり部、或いはコーナ部を形成しなければならない場合がある。
【0004】
通常ここのダクトは定尺に形成されているから、上記のごとく位置が限定される立ち上がり部等に対して連結するダクトは、所定の距離に合わせるために切断等の加工が必要となる場合がある。このために、配管作業が非常に手間のかかるものとなる場合があった。しかも、ダクトの内部に敷設される配管によっては、日光や雨水によって劣化し易いものもあるため、ダクトの内部への日射を避け、また、雨水の浸入を避けるためには、特に慎重にこうしたダクト連結部の加工を行う必要があった。
【0005】
上記問題点を解消して、連結するダクト同士の間隔を調節自在のすると同時に、連結部分に於いてダクト内部が外部から見えなくするダクト連結具に関して、出願人は先に、ダクト連結具本体の内側に、第一ダクトと第二ダクトとに設けた孔部に対応する夫々長孔状に形成した第一連結孔部と第二連結孔部との内側に、夫々第一裏当板と第二裏当板とを備えるものを提案している(特願平9−99021号)。
【0006】
そこで、本発明の目的は、上記提案のダクト連結具をさらに改良して、連結するダクト同士の間隔を調節自在にし得ると共に、ダクト内部を簡単且つ確実に外部から遮蔽し得るようにする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
〔本発明の特徴構成〕
請求項1に係わる本発明のダクト連結具の特徴構成は、一対の第一側壁部材と第一蓋部材とを有する第一ダクトと、一対の第二側壁部材と第二蓋部材とを有する第二ダクトとを連結するために、前記第一側壁部材に設けた第一孔部に対応する第一連結孔部と、前記第二側壁部材に設けた第二孔部に対応する第二連結孔部とを有する連結具本体と、前記第一蓋部材と前記第二蓋部材とに亘って取り付ける連結蓋部材とを有し、前記第一連結孔部と前記第一孔部とに亘り、及び、前記第二連結孔部と前記第二孔部とに亘って、夫々雄ねじ部材を貫通させることで前記第一側壁部材と前記第二側壁部材とを連結可能にするダクト連結具において、前記第一連結孔部と前記第二連結孔部とを共に、前記第一ダクトから前記第二ダクトに亘る方向に長く形成した長孔状に形成すると共に、前記第一、第二連結孔部、夫々に貫通させた前記両雄ねじ部材のネジ頭部を共に外側から覆う連結孔カバー部材を、前記連結具本体に取り付け自在に備えた点にある。
尚、請求項2に記載のごとく、上記請求項1記載のダクト連結具において、前記連結孔カバー部材を取り付けるための取付孔を、前記連結具本体の前記第一連結孔部と前記対二連結孔部との間に設けると共に、前記取付孔に挿通して前記連結孔カバー部材を前記連結具本体に取り付ける取付ねじ部材を貫通させるねじ貫通孔を、前記連結孔カバー部材に設けて構成してあればさらによい。
【0008】
〔特徴構成の作用及び効果〕
上記請求項1に記載の発明に係わるダクト連結具の特徴構成によれば、連設するダクトの間隔の変化を許容しながら、ダクト内部を外部から遮蔽することが可能になる。つまり、連結具本体に設ける両連結孔部を長孔状に形成してあるから、第一孔部に貫通した雄ねじ部材と第一連結孔部とは互いに位置変更自在となり、第二孔部に貫通した雄ねじ部材と第二連結孔部とも互いに位置変更自在になるから、その連結孔部の長さの範囲内で連接する両ダクトに備える前記第一孔部と前記第二孔部との間隔の変化を許容するようになり、第一ダクトと第二ダクトとを相互の間隔を調節自在に連結することができるようになる。また、連結孔カバー部材を取り付ければ、前記連結孔部を長孔に形成してありながら、その長孔を雄ねじ部材と共に覆うことで、前記両連結孔部のダクトの側壁部材に重ならない部分、即ち、長孔のダクト内部と連通している部分についても外部から遮蔽することが可能になる。
尚、上記請求項2に記載のように構成すれば、連結具本体への連結孔カバー部材の取付が簡単になり、しかも確実になる。つまり、連結具本体の両側に設けた連結孔部の間に連結孔カバー部材の取り付け用ねじ取付孔を設けてあるから、前記連結孔カバー部材を偏りなく締め付けることができ、しかも簡単に取り付けることが可能になる。
【0009】
その結果、簡単な構造のままで、ダクト同士の連結を伸縮自在にできながら、ダクト内部を確実に外部から遮蔽できるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わるダクト連結具について図面を参照しながら説明する。尚、図1〜4は、建築物の屋上等に設けられる空調配管用のダクトの例を説明した図5における直線状ダクト部分に適用可能な連結具について示したものである。屈曲ダクトとの連結についても同様であり、以下に説明する第一ダクト又は第二ダクトの何れか一方又は両方を屈曲ダクトに置き換えればよい。
【0011】
図1に示すように、本発明のダクト連結具1によって一対の第一側壁部材12Aを有する第一ダクト本体11Aと第一蓋部材17Aとを有する第一ダクト10Aと、一対の第二側壁部材12Bを有する第二ダクト本体11Bと第二蓋部材17Bとを有する第二ダクト10Bとを連結する。
【0012】
連結される第一ダクト10A及び第二ダクト10Bは、共に直線状のものであり、同じに構成されている。勿論、上記ダクト連結具は、上方或いは下方に屈曲する所謂ダクトの立ち上がり部分や立ち下がり部分に用いられる屈曲ダクトとの連結、或いは、屈曲ダクト同士の連結にも用いられる。ダクト10は、両側部に立設される一対の側壁部材12を内部に配置される配管を支持する配管支持部材15により底縁部で連結してあるダクト本体11と、そのダクト本体11に対して着脱自在に構成された底板部材16と、前記ダクト本体11に対して着脱自在に取付可能な蓋部材17とで構成してある。
【0013】
前記一対の側壁部材12は、図2に示すように、夫々上縁部及び底縁部を互いに近接する側に曲折して形成し、前記上縁部は蓋部材17を取り付ける蓋取付部14として、前記底縁部は前記底板部材16の取付部として用いる。また、このように折り曲げて形成することで、前記側壁部材12を補強している。この一対の側壁部材12は、複数の配管支持部材15によって連結される。この側壁部材12と配管支持部材15とは、結合ねじ部材19によって着脱自在に固定される。尚、図2は、その右側半分は、図3のA位置に於ける断面を示し、左側半分は、図3のB位置に於ける断面を示す断面図である。
【0014】
前記配管支持部材15と両側の側壁部材12の底縁部とに亘って、底板部材16が架け渡して取り付けられる。前記底板部材16は、配管方向に隣接する配管支持部材15の配置間隔に対応した寸法に構成してあり、夫々の底板部材16は、前記配管支持部材15の間口を塞ぐように、個々に取り付けられる。
【0015】
前記両側壁部材12に亘って前記蓋部材17を取り付けるには、前記蓋部材17に設けた孔部17a及び蓋取付部14に設けた孔部14aに対して上から蓋取付ねじ部材18を挿通させると共に、前記蓋取付部14の孔部14aに設けた雌ねじ部材に螺合させて締結する。尚、前記雌ねじ部材は、例えば前記孔部14aに直接雌ねじを形成することで設けてもよく、また、前記蓋取付部14の孔部14a裏側にナットを溶接等により取り付けることで設けてもよい。
【0016】
前記ダクト連結具1は、ダクト10同士を接続する連結孔部4を有する、つまり、前記第一側壁部材12Aに設けた第一孔部13Aに対応する第一連結孔部4Aと、前記第二側壁部材12Bに設けた第二孔部13Bに対応する第二連結孔部4Bとを有する一対の連結具本体2を備えており、且つ、前記第一蓋部材17Aと前記第二蓋部材17Bとに亘って取り付ける連結蓋部材5とを備えている。このダクト連結具1は、前記第一連結孔部4Aと前記第一孔部13Aとに亘り、及び、前記第二連結孔部4Bと前記第二孔部13Bとに亘って、第一、第二雄ねじ部材9A、9Bを夫々貫通させることで前記第一側壁部材12Aと前記第二側壁部材12Bとを連結可能に構成してある(図3参照)。
【0017】
前記一対の連結具本体2は、夫々前記各側壁部材12A、12Bと同様に、上端縁部と下端縁部とを夫々近接する方向に折曲して構成してあり、前記上端縁部を連結蓋取付部3に構成すると共に、前記第一連結孔部4Aと前記第二連結孔部4Bとは共に、前記第一ダクト10Aから前記第二ダクト10Bに亘る方向に長く形成した長孔状に形成してある。このように、両連結孔部4A、4Bを長孔状に形成したことで、ほぼその長孔の長さだけ、ダクト間隔の調整幅を設けることができる。さらに、前記連結蓋取付部3の中央部には、前記連結具本体2をダクト10に取り付けた状態において水平に屈曲延出した蓋受け部3aを形成してある。
【0018】
前記第一連結孔部4Aが前記第一側壁部材12Aに重ならない部分、及び前記第二連結孔部4Bが前記第二側壁部材12Bに重ならない部分に形成されるダクト内部への透孔を塞ぐための連結孔カバー部材6が用意されており、前記連結具本体2の前記第一連結孔部4Aと前記第二連結孔部4Bとの間に取付孔2bを設けて、前記連結孔カバー部材6を取り付ける取付ねじ部材8を挿通可能に構成してある。前記連結孔カバー部材6には、中央部に前記取付ねじ部材8を貫通させるねじ貫通孔6aを設けてある(図4参照)。
【0019】
前記連結孔カバー部材6は、前記第一連結孔部4Aと前記第二連結孔部4Bとに亘って、前記両連結孔部4A、4Bに貫通させた両雄ねじ部材9のネジ頭部9aを外側から覆うように、縦断面を凹状に形成してあり、その長手方向両端部に、前記連結具本体2に形成されたスリット状の係止部2aに係合可能に形成された係止突部7を備えている。この係止突部7は、前記連結具本体2の取付面に直交するように前記連結孔カバー部材6の端部をその面方向に延出して形成してある。
【0020】
前記連結具本体2には、前記両連結孔部4A、4Bの両側部に、縦方向のスリット状に形成された前記係止部2aを夫々設けてあり、前記連結孔カバー部材6は、その両端部に備える係止突部7を夫々前記係止部2aに係入して位置決めできるように構成してある。こうして位置決めすることで、前記取付ねじ部材8を前記ねじ貫通孔6aに貫通させて、前記取付孔2bに挿通し、前記連結孔カバー部材6を前記連結具本体2にねじ止めするのに便利なように構成してある。
【0021】
前記連結蓋部材5は内側連結蓋部材5Aと外側連結蓋部材5Bとで構成されており、連結方向中間部に雄ねじ部材を挿通締結して両連結蓋部材5A、5Bを組み付けるようにねじ部材挿通孔5aを夫々に複数設けてある。この連結蓋部材5を組み付けるには、前記内側連結蓋部材5Aを、両ダクト本体11A、11Bに取り付けた両蓋部材17A、17Bの夫々下面に沿わせた状態で、前記両側壁部材12に取り付けた両連結具本体2の蓋受け部3aに保持させて、これに前記外側連結蓋部材5Bを、間にシール材を介装して被せ、前記ねじ部材挿通孔5aに雄ねじ部材を挿通して、前記内側連結蓋部材5Aの裏側に溶接固定してあるナットに前記雄ねじ部材を螺合締結して、前記両蓋受け部3aを挟み付けて固定するように構成してある。
【0022】
前記第一ダクト10Aと前記第二ダクト10Bとの連結を、図2を参照しながら説明すると、設置された第一ダクト本体11Aと第二ダクト本体とに対して、両側の第一側壁部材12Aと第二側壁部材12Bとに亘って、夫々連結具本体2を配置し、前記連結具本体2の一方に二段に亘って設けられている第一連結孔部4Aと、前記第一側壁部材12Aに二段に亘って設けられている第一孔部13Aとに夫々雄ねじ部材9を挿通すると共に、前記第一孔部13Aに夫々設けられている雌ねじ部に螺合させ、前記連結具本体2の他方に二段に亘って設けられている第二連結孔部4Bと、前記第二側壁部材12Bに二段に亘って設けられている第二孔部13Bとに夫々雄ねじ部材9を挿通すると共に、前記第二孔部13Bに夫々設けられている雌ねじ部に螺合させて、相互の位置合わせをした後、各雄ねじ部材9を夫々螺合させた雌ねじ部に対して締結する。ここで、前記両連結孔部4A、4Bが配管方向に長く形成した長孔で構成してあるから、前記第一ダクト10Aと前記第二ダクト10Bとの間隔が所定間隔でなくても前記雄ねじ部材9を挿入締結できるのである。尚、前記雌ねじ部は、前記両孔部13A、13Bに夫々雌ねじを螺設するか、または、前記両側壁部材12A、12Bの各孔部13A、13Bの裏側にナット等の雌ねじ部材を溶接等により取り付けてあれば、前記連結具本体2の取り付けに便利である。
【0023】
次いで、各ダクト本体11A、11Bの両蓋取付部14に夫々蓋部材17A、17Bを取り付けた後、前記連結具本体2の両連結蓋取付部3と前記両蓋部材17A、17Bとに亘って連結蓋部材5を取り付ける。また、前記連結具本体2の各段の第一連結孔部4Aと第二連結孔部4Bとに亘って雄ねじ部材9のねじ頭部9aに被せて連結孔カバー部材6を夫々取り付ける。先ず、前記連結孔カバー部材6の両端部の係止突起7を夫々連結具本体2に設けられた係止部2aに係合させておき、前記連結孔カバー部材6の貫通孔6aに取付ねじ部材8を貫通させて前記連結具本体2の取付孔2bに挿通して、雌ねじ部材に螺合させて締結する。こうして、前記第一ダクト10Aと前記第二ダクト10Bとを、間隔の変化を許容しながら、ダクト内部を外部と遮蔽した状態で連結できるのである。尚、前記取付孔2bに取付ねじ部材8を挿通して螺合させる雌ねじ部材は、前記取付孔2bに雌ねじを螺設したものであってもよく、また、前記取付孔2bの裏側にナット等の雌ねじ部材を溶接等により取り付けたものであってもよく、前記連結具本体2とは別体の雌ねじ部材であってもよい。
【0024】
〔別実施形態〕
〈1〉上記実施の形態に於いては、連結孔カバー部材6の係止突部7を形成した例について図示説明したが、これは連結具本体2への取り付けに便利なようにする構成であって、別途位置決め可能に構成してあれば、この係止突部7と係止部2aとは省略可能である。例えば連結孔カバー部材6の取付側に形成された凹部を両雄ねじ部材9A、9Bのねじ頭部9aに係合可能な形状に形成してあってもよい。
【0025】
〈2〉上記実施の形態に於いては、連結のための側壁部材12に設ける孔部13と連結具本体2に設ける連結孔部4とを二段に亘って形成した例について図示説明したが、これらの孔部13及び連結孔部4の配置及びその段数は任意であって、一段のみであってもよく、三段以上に亘って配置されてあってもよい。
【0026】
〈3〉上記実施の形態に於いては、連結蓋部材5を外側連結蓋部材5Bと内側連結蓋部材5Aとで構成した例について説明したが、前記連結蓋部材5を前記外側連結蓋部材5Bのみで構成して、前記連結蓋取付部3にねじ止めするように構成してあってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるダクト連結具を用いたダクトの連結の一例を説明する分解斜視図
【図2】図1のダクト連結部の縦断面図
【図3】図2のダクト連結部の平断面図
【図4】ダクト連結具の一例の組み付け説明図
【図5】従来のダクト連結部の連結を説明する分解斜視図
【符号の説明】
2 連結具本体
2b 取付孔
4A 第一連結孔部
4B 第二連結孔部
5 連結蓋部材
6 連結孔カバー部材
6a 貫通孔
9 雄ねじ部材
9a 雄ねじ部材のネジ頭部
10A 第一ダクト
10B 第二ダクト
12A 第一側壁部材
12B 第二側壁部材
13A 第一孔部
13B 第二孔部
17A 第一蓋部材
17B 第二蓋部材
Claims (2)
- 一対の第一側壁部材と第一蓋部材とを有する第一ダクトと、一対の第二側壁部材と第二蓋部材とを有する第二ダクトとを連結するために、
前記第一側壁部材に設けた第一孔部に対応する第一連結孔部と、前記第二側壁部材に設けた第二孔部に対応する第二連結孔部とを有する連結具本体と、
前記第一蓋部材と前記第二蓋部材とに亘って取り付ける連結蓋部材とを有し、
前記第一連結孔部と前記第一孔部とに亘り、及び、前記第二連結孔部と前記第二孔部とに亘って、夫々雄ねじ部材を貫通させることで前記第一側壁部材と前記第二側壁部材とを連結可能にするダクト連結具であって、
前記第一連結孔部と前記第二連結孔部とを共に、前記第一ダクトから前記第二ダクトに亘る方向に長く形成した長孔状に形成すると共に、
前記第一、第二連結孔部、夫々に貫通させた前記両雄ねじ部材のネジ頭部を共に外側から覆う連結孔カバー部材を、前記連結具本体に取り付け自在に備えたダクト連結具。 - 前記連結孔カバー部材を取り付けるための取付孔を、前記連結具本体の前記第一連結孔部と前記対二連結孔部との間に設けると共に、
前記取付孔に挿通して前記連結孔カバー部材を前記連結具本体に取り付ける取付ねじ部材を貫通させるねじ貫通孔を、前記連結孔カバー部材に設けてある請求項1記載のダクト連結具。
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- 1998-02-05 JP JP02490298A patent/JP4121173B2/ja not_active Expired - Lifetime
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