JP4049432B2 - 屈曲配管カバー - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一方側と他方側との間に配管曲がり部を有する配管の前記配管曲がり部を覆って、前記配管の一方側を覆う配管カバーと、前記配管の他方側を覆う配管カバーとを接続可能な屈曲配管カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記従来の屈曲配管カバーにおいては、空調配管の屋上配管ダクトに関する本発明の例として図2に示したと同様に、配管曲がり部11の前後に前後の配管10を覆って配置される配管カバー1との間は、屈曲配管カバー1Cで接続するように構成されていた。図示のように高さの異なる配管ダクト20間を接続するには、上向き曲がりの配管曲がり部11Bを覆う屈曲配管カバー1Cと、下向き曲がりの配管曲がり部11Aを覆う屈曲配管カバー1Cとを連結して段違いの屈曲配管カバー1Cを形成したものが用いられる。前記各配管カバー1、1C、1は、例えば屈曲配管カバーの例を図9に示すように、夫々底板4によって両横側部に取り付けられた側板部6の前後端部同士を連結することで接続するように構成してあった。このため、前記底板4は、前記側板部6を取り外せば前後に不連続となり、内部に設置される前記配管10に対する支持の機能を保ち得ないものであった。図9は上向き曲がり部の屈曲配管カバーの例について図示したもので、これに基づいて具体的に説明すれば、前記屈曲配管カバー1Cは、対向する一対の、各別に形成された側板部6と、底板部2aと、蓋部8とで構成してあり、対向する前記側板部6を中間部で上向きに湾曲させて、夫々の上端縁部と下端縁部とを互いに近接する方向に折曲し、前記折曲した下端縁部を取付部6bとし、前記折曲した上端縁部を蓋取付部6cとしてある。これら側板部6は、前記取付部6bに沿う局面に合わせて湾曲形成してある底板4を前記取付部6bに固定することによって配管カバー本体Cとして一体に形成されるように構成してある。前記側板部6の内部に配置される配管の長さ方向両端部には連結部材9と接続する連結部6aを形成してある。前記両取付部6b及び前記連結部6aは、ねじ部材で取り付け・接続可能に構成して、夫々にねじ孔を設けてある。そして、一部のねじ孔には表側からビスを用いて締結できるように、裏側にナットを溶接してある。
【0003】
上記のように構成された屈曲配管カバー1Cは、側板部6で前後に連結するように構成してあるから、底板4は横桁の役割を果たすのみで、前記側板部6が前後に連結されている状態で前記両側板部6にかけて掛け渡すことで、初めて内部に配置する配管10を支持する配管支持部2として機能するものであり、前記側板部6の一方を取り外すことは、前記屈曲配管カバー1Cを一方の横側部で連結を解くことになり、前記配管支持部2は支持を失う結果、配管に対する支持能力を失うものである。
【0004】
ところで、屋内の配管は、例えば図1に示すように、建物内に上下に通して設けられているパイプスペースPS内を立ち上げて屋上に設けられている屋上小屋30(通称:鳩小屋)に集め、その配管取出口31から引き出される。引き出された配管10は、例えば図2に示したように、通常前記配管取出口31よりも低い位置に屋上床面に沿って支持脚21上に配置される鋼製の配管ダクト20内に配置された配管に接続される。前記配管取出口31には通常、配管カバー1を接続可能な取出口金物32が取り付けられており、引き出された配管10を覆う配管ダクト20が接続される。ところで、前記壁面に沿って配置された配管10を覆う配管ダクト20は、前記配管取出口31の高さよりも低い位置に設けられており、従って、前記配管取出口31から引き出された配管10と前記床面に沿って配置された配管ダクト20内の配管10との間には配管曲がり部11が形成される。このために、前記配管取出口31から引き出された配管10と、前記床面に沿って配置される配管ダクト20内に配置される配管10との間には配管曲がり部11が形成され、斜め配管部分が形成されることになる。そこで、斜め配管を含むこの接続部分を覆うのに屈曲配管カバー1Cが用いられる。前記配管曲がり部11は、図10に示すように、曲がり管継手12を用いて接続されるのが通常であり、この接続はロウ付けにより行われるのが一般的である。この工程で、前記引き出された配管10の管端部10aに曲がり管継手12を接続する場合には前記曲がり管継手12を、その曲がり管継手12に短管を接続する場合にはその短管を、夫々ロウ付けの際に支持すれば作業が容易になるが、配管支持部材2自身が前後に連結されていないことから、前記配管支持部2による配管支持機能を維持するために、前記配管支持部2の両横側部に側板部6を取り付け、その連結部6aを前又は後の側板部6の連結部6a或いはそれに取り付けられる連結部材9に連結して、この側板部6を前後の配管カバー1に連結した状態でロウ付けを行うようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、上記従来構成においては、窮屈な屈曲配管カバー1C内で曲がり管継手12を前記配管10にロウ付けする際の作業空間が十分ではなく、作業に手間取るという問題を有していた。そこで、例えば配管ラック状の支持枠体に断面コ字状に形成された、側板部と蓋部とを一体にした蓋体を、前記支持枠体にかぶせて取り付ける構造の配管ダクトを用いることが考えられるが、このようにすれば作業空間は十分に確保できるものの、配管曲がり部を形成する際に、これを配管ダクト内に納めるための目当てがなく、例えば図10に示したように、ロウ付け作業の際に配管10が前記配管ダクト20からはみ出してしまう場合がある。このように、作業の際の目当てがないために、一旦接続した配管を切り離して、再びロウ付け作業をやり直さねばならない場合があるという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は上記問題点を解決し、同時に、配管施工に際する作業空間を確保できる屈曲配管カバーを提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
〔本発明の特徴構成〕
請求項1に係わる本発明の屈曲配管カバーの特徴構成は、一方側と他方側との間に配管曲がり部を有する配管の前記配管曲がり部を覆って、前記配管の一方側を覆う第一配管カバーと、前記配管の他方側を覆う第二配管カバーとを接続可能な屈曲配管カバーであって、
内部に配置される配管を支持可能な配管支持部と、前記配管支持部の両側に立設される側壁を形成自在な一対の側板部と、前記両側板部にわたる状態に設置自在な蓋部とを、相互に組み付け自在に構成すると共に、前記配管支持部の前端部と後端部とを、前記第一、第二配管カバー、に各別に接続可能に構成し、更に、前記配管支持部を、底板と、前記配管の長さ方向に沿って前記底板の両側部に夫々取り付け自在に構成され、且つ、前記第一配管カバーと前記第二配管カバーとに各別に接続可能に形成された縦桁部材とで構成して、前記側板部を前記縦桁部材に着脱可能に構成してある点にある。
【0009】
請求項2に係わる本発明の屈曲配管カバーの特徴構成は、一方側と他方側との間に配管曲がり部を有する配管の前記配管曲がり部を覆って、前記配管の一方側を覆う第一配管カバーと、前記配管の他方側を覆う第二配管カバーとを接続可能な屈曲配管カバーにおいて、内部に配置される配管を支持可能な底板部と、前記配管の長さ方向に沿って、前記底板部の一方の横側部に立設された側壁部とを一体に構成してある配管支持部と、前記配管支持部の他方の横側部に立設される側壁を形成する側板部と、前記側壁部と前記側板部にわたる状態に設置自在な蓋部とを設けて、前記配管支持部の前端部と後端部とを、前記第一配管カバーと前記第二配管カバーとに各別に接続可能に形成すると共に、前記側板部を、前記配管支持部に着脱自在に取り付けてある点にある。
【0010】
請求項3に係わる本発明の屈曲配管カバーの特徴構成は、一方側と他方側との間に配管曲がり部を有する配管の前記配管曲がり部を覆って、前記配管の一方側を覆う第一配管カバーと、前記配管の他方側を覆う第二配管カバーとを接続可能な屈曲配管カバーにおいて、内部に配置される配管を支持可能な底板部と、前記配管の長さ方向に沿って、前記底板部の一方の横側部に立設された側壁部とを一体に構成してある配管支持部を設けると共に、前記側壁部の上端部に一方の横側端部を着脱自在で、且つ、前記側壁部から前記配管支持部の他方の横側端部にわたる状態に配置自在な蓋部を設けて、前記蓋部の他方の横側端部を下方に延出して前記側壁部に対向自在な側板部を形成し、前記側板部の下端部を前記配管支持部の他方の横側部に着脱自在に構成してある点にある。
【0011】
請求項4に係わる本発明の屈曲配管カバーの特徴構成は、上記請求項3又は4に記載の発明に係わる側壁部の上端部を、前記配管支持部上に折曲して上端延出部を形成して、前記蓋部の一方の横側端部を取り付ける蓋取付部を前記上端延出部に設けてある点にある。
【0012】
〔特徴構成の作用及び効果〕
上記請求項1に記載の発明に係わる屈曲配管カバーの特徴構成によれば、配管作業の作業空間を確保しながら、配管作業の際の目当てを確保できる。つまり、配管を支持可能な配管支持部を前後に接続可能に構成してあるから、側板部を取り付けなくても内部に配置される配管をそのままの状態で支持可能であるから、前記配管支持部に支持される配管の周りに必要な作業空間を確保できながら、着脱自在な何れか一方の側板部を前記配管支持部に取り付けておけば、配管カバー内の配管を配置可能な前記配管支持部からの高さの目当てとすることが可能になる。
【0013】
更に、縦桁部材を前後の配管カバーに接続して配管支持部を固定しておいて、これに側板部を着脱すれば、簡単に屈曲配管カバーを組み立てることが可能になる。
【0014】
上記請求項2に記載の発明に係わる屈曲配管カバーの特徴構成によれば、上記請求項1記載の発明に係わる特徴構成の作用効果に加えて、屈曲配管カバーの部品点数を減少して取り扱いやすくし、工数節減を図ることができる。つまり、配管支持部を、内部に配置する配管を支持可能な底板部と一方の側壁部とを一体化して形成することで部品点数を減少して、組み立てを簡略化することが可能になる。
【0015】
上記請求項3に記載の発明に係わる屈曲配管カバーの特徴構成によっても、上記請求項1記載の発明に係わる特徴構成の作用効果に加えて、屈曲配管カバーの部品点数を減少して取り扱いやすくし、工数節減を図ることができる。つまり、配管支持部を、内部に配置する配管を支持可能な底板部と一方の側壁部とを一体化して形成することで部品点数を少なくする上に、蓋部と他方の側板部とを一体化することで部品点数を少なくし、互いに組み付けるべき箇所を二カ所にして組み立てをさらに簡略化することが可能になる。
【0016】
上記請求項4に記載の発明に係わる屈曲配管カバーの特徴構成によれば、上記請求項3又は4に係わる特徴構成の作用効果に加えて、配管のはみ出しを防止することがさらに容易になる。つまり、配管支持部の一方に備える側壁部の上端延出部により内部に配置する配管の位置規制をすることも可能になる。
【0017】
その結果、配管作業の質と効率とを共に高めることができるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わる屈曲配管カバーについて図面を参照しながら説明する。図1及び図2は上記従来の技術にも説明した屋上への配管取出部の例及び屋上敷設の配管ダクトの例を示すものであり、図3は本発明による屈曲配管カバーの一例を示す分解説明図であり、図4は図2に示した段違い部を接続する本発明による屈曲配管カバーの一例を示す横方向からみた縦断面図である。
【0019】
図4に示すように、屈曲配管カバー1Cは、一方側と他方側との間に配管曲がり部11を有する配管10の前記配管曲がり部11を覆って、前記配管10の一方側を覆う第一配管カバー1Aと、前記配管10の他方側を覆う第二配管カバー1Bとを接続可能に形成してあり、下向き曲がり部11Aを覆う45°曲がりの配管カバー1と上向き曲がり部11Bを覆う45°曲がりの配管カバー1とを備えており、前記下向き曲がり部11Aには図2に示す屈曲配管カバー1Cを、前記上向き曲がり部11Bには図3に示す屈曲配管カバー1Cを、夫々用いて間を伸縮可能に構成された中継配管カバー1Dで連結してある。これらの配管カバー1A,1B,1C,1Dは、いずれも一般用塗装溶融亜鉛メッキ鋼板(例えばSGCC Z18−JIS G 3312(1987))で製作されていることが望ましい。
【0020】
何れの曲がり部11A、11Bを形成する屈曲配管カバー1Cも共に、図3に示すように、内部に配置される配管10を支持可能な配管支持部2と、その配管支持部2の両側に立設される側壁を形成自在で着脱可能な一対の対向する側板部6と、前記配管支持部2に取り付けられた状態の両側板部6に亘る状態に配置自在な蓋部8とを相互に組み付け自在に構成してある。さらに、前記配管支持部2は、底板4と、前記配管10の長さ方向に沿って前記底板4の両側部に夫々取り付け自在に構成された縦桁部材3とで構成してあり、前記縦桁部材3を前後に配置される配管カバー1又は連結部材9に各別に接続可能に形成してあり、この縦桁部材3を前記第一配管カバー1A又は前記第二配管カバー1Bと連結することで、その屈曲配管カバー1Cを前後の第一、第二配管カバー1A、1Bと夫々接続できるように構成してある。上記各配管カバー1A,1B,1C,1Dの各構成部材は粉体塗装を施すことが好ましい。
【0021】
前記縦桁部材3は、断面概略L字状に形成され、中央部の湾曲した異形条材で形成してあり、下面に前記底板4を取り付けるべきねじ孔と、他の配管カバー1に接続するためのねじ孔が設けられている。また、側面には前記側板部6を取り付けるためのねじ孔を備える側板取付部3cが設けられている。前記縦桁部材3の両端部に設けられたねじ孔は前後の配管カバー1又は前記連結部材9に組み付ける連結部3aとして用いられ、それらの間のねじ孔は、前記底板4を取り付ける底取付部3bとして用いられる。このように構成してあるから、前記底取付部3bに前記底板4を取り付けることにより、前記縦桁部材3が前後の配管カバー1に連結されておれば、前記配管10は前記配管支持部2に支持することが可能になる。
【0022】
このように、上記屈曲配管カバー1Cは、前記配管支持部2を組み立てた状態で、前記側壁を形成する前記側板部6が前記側板取付部3cに組み付けられていることを必要としないから(図5参照)、前記配管10をロウ付けする際に、少なくとも一方の側板部6を取り外しておくことが可能であり、必要な作業空間を維持できるようになり、しかも、他方の側板取付部3cに側板部6を組み付けておけば、配管カバー1により形成されるダクト内空間の高さを、前記組み付けてある側板部6の上縁部で視認することが可能になり、前記組み付けた他方の側板部6を定規として、内部に配置する配管10が前記ダクト内空間からはみ出さないように配管配置施工を実施できるようになる。尚、前記中継配管カバー1Dも上記屈曲配管カバー1Cと構成に異なるところはなく、前記配管支持部、前記側板部、前記蓋部が共に、前記配管方向に真っ直ぐに形成されている点だけが異なるもので、詳細の説明は省略する。
【0023】
〔別実施形態〕
〈1〉上記実施の形態においては、下向きに屈曲した屈曲配管カバー1Cと、中継配管カバー1Dと、上向きに屈曲した屈曲配管カバー1Cとを組み付けて構成した段違い配管ダクトを接続する屈曲配管カバー1Cについて説明したが、上記下向きに屈曲した屈曲配管カバー1C、上向きに屈曲した屈曲配管カバー1C両者共に屈曲配管カバー1Cを独立して構成可能であり、上記実施の形態において説明した45°のもののみならず、90°方向を変えるものであってもよく、他の角度を有するものであってもよい。
【0024】
〈2〉上記実施の形態においては、両屈曲配管カバー1Cの間に中継配管カバー1Dを連結して形成したものについて説明したが、このような構成において、前記中継配管カバー1Dに代えて、例えば図4に示すように、連結部材9を用いて連結可能なものであってもよい。
【0025】
〈3〉上記実施の形態においては、配管支持部2を一対の縦桁部材3と、両縦桁部材に亘って組み付け自在な底板4とで構成した例について説明したが、例えば図6に示すように、前記縦桁部材3の間に亘って、横小桁5を組み付けて、前記底板4は、これら縦桁部材3と横小桁5とに載架自在に形成してあってもよい。
【0026】
〈4〉上記実施の形態においては、配管支持部2を一対の縦桁部材3と、両縦桁部材に亘って組み付け自在な底板4とで構成した例について説明したが、例えば図7に示したように、内部に配置される配管10を支持可能な底板部2aと、前記配管10の長さ方向に沿って、前記底板部2aの一方の横側部に立設された側壁部2bとを一体に構成してある配管支持部2と、前記配管支持部2の他方の横側部に立設される側壁を形成する側板部6と、前記側壁部2bと前記側板部6にわたる状態に設置自在な蓋部8とを設けて、前記配管支持部2の前端部と後端部とを、前記第一配管カバー1Aと前記第二配管カバー1Bとに各別に接続可能に形成したものであってもよい。そして、前記側板部6を、前記配管支持部2に着脱自在に取り付けてあればさらによく、部品点数を少なくすることで、施工工数を低減することができる。さらに、前記側壁部2bの上端部を、前記配管支持部2上に折曲して上端延出部7を形成して、前記蓋部8の一方の横側端部を取り付ける蓋取付部を前記上端延出部7に設けておけば、前記上端延出部7によって内部に配置する配管10のはみ出しを規制することも可能となる。
【0027】
〈5〉上記実施の形態においては、配管支持部2を一対の縦桁部材3と、両縦桁部材に亘って組み付け自在な底板4とで構成した例について説明したが、例えば図8に示したように、内部に配置される配管10を支持可能な底板部2aと、前記配管10の長さ方向に沿って、前記底板部2aの一方の横側部に立設された側壁部2bとを一体に構成してある配管支持部2を設け、且つ、前記側壁部2bの上端部に一方の横側端部を着脱自在で、且つ、前記側壁部2bから前記配管支持部2の他方の横側端部にわたる状態に配置自在な蓋部8を設けて、前記蓋部8の他方の横側端部を下方に延出して前記側壁部2bに対向自在な側板部6を形成し、前記側板部6の下端部を前記配管支持部2の他方の横側部に着脱自在に構成して、前記側壁部2bの上端部を、前記配管支持部2上に折曲して上端延出部7を形成して、前記蓋部8の一方の横側端部を取り付ける蓋取付部を前記上端延出部7に設けるようにしてもよい。このようにすれば、上記〈5〉よりもさらに部品点数を少なくして、1点の蓋部8を取り付けるだけの作業で組み付けを可能とすることで、施工工数を一層低減することができる。また、前記上端延出部7の下に前記配管10を納めるようにできるから、内部に配置する配管10の位置を確実に規制できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建築物の屋上に於ける配管取出部を説明する要部縦断面図
【図2】屋上に於ける配管ダクトの敷設例を説明する要部斜視図
【図3】本発明による屈曲配管ダクトの一例の分解説明図
【図4】配管ダクトの設置例を示す要部断面図
【図5】配管ダクトの一例の組み立てを説明する縦断面図
【図6】本発明による屈曲配管ダクトの他の例の分解説明図
【図7】配管ダクトの他の例の構成を説明する縦断面図
【図8】配管ダクトの他の例の構成を説明する縦断面図
【図9】従来の配管カバーの一例の分解説明図
【図10】従来の配管カバーを用いた配管施工の例を説明する要部縦断面図
【符号の説明】
1A 第一配管カバー
1B 第二配管カバー
2 配管支持部
2a 底板部
2b 側壁部
3 縦桁部材
4 底板
6 側板部
7 上端延出部
7a 蓋取付部
8 蓋部
10 配管
11 配管曲がり部

Claims (4)

  1. 一方側と他方側との間に配管曲がり部を有する配管の前記配管曲がり部を覆って、前記配管の一方側を覆う第一配管カバーと、前記配管の他方側を覆う第二配管カバーとを接続可能な屈曲配管カバーであって、
    内部に配置される配管を支持可能な配管支持部と、前記配管支持部の両側に立設される側壁を形成自在な一対の側板部と、前記両側板部にわたる状態に設置自在な蓋部とを、相互に組み付け自在に構成すると共に、前記配管支持部の前端部と後端部とを、前記第一、第二配管カバー、に各別に接続可能に構成し、更に、前記配管支持部を、底板と、前記配管の長さ方向に沿って前記底板の両側部に夫々取り付け自在に構成され、且つ、前記第一配管カバーと前記第二配管カバーとに各別に接続可能に形成された縦桁部材とで構成して、前記側板部を前記縦桁部材に着脱可能に構成してある屈曲配管カバー。
  2. 一方側と他方側との間に配管曲がり部を有する配管の前記配管曲がり部を覆って、前記配管の一方側を覆う第一配管カバーと、前記配管の他方側を覆う第二配管カバーとを接続可能な屈曲配管カバーであって、
    内部に配置される配管を支持可能な底板部と、前記配管の長さ方向に沿って、前記底板部の一方の横側部に立設された側壁部とを一体に構成してある配管支持部と、前記配管支持部の他方の横側部に立設される側壁を形成する側板部と、前記側壁部と前記側板部にわたる状態に設置自在な蓋部とを設けて、
    前記配管支持部の前端部と後端部とを、前記第一配管カバーと前記第二配管カバーとに各別に接続可能に形成すると共に、
    前記側板部を、前記配管支持部に着脱自在に取り付けてある屈曲配管カバー。
  3. 一方側と他方側との間に配管曲がり部を有する配管の前記配管曲がり部を覆って、前記配管の一方側を覆う第一配管カバーと、前記配管の他方側を覆う第二配管カバーとを接続可能な屈曲配管カバーであって、
    内部に配置される配管を支持可能な底板部と、前記配管の長さ方向に沿って、前記底板部の一方の横側部に立設された側壁部とを一体に構成してある配管支持部を設けると共に、
    前記側壁部の上端部に一方の横側端部を着脱自在で、且つ、前記側壁部から前記配管支持部の他方の横側端部にわたる状態に配置自在な蓋部を設けて、
    前記蓋部の他方の横側端部を下方に延出して前記側壁部に対向自在な側板部を形成し、前記側板部の下端部を前記配管支持部の他方の横側部に着脱自在に構成してある屈曲配管カバー。
  4. 前記側壁部の上端部を、前記配管支持部上に折曲して上端延出部を形成して、前記蓋部の一方の横側端部を取り付ける蓋取付部を前記上端延出部に設けてある請求項2又は3に記載の屈曲配管カバー。
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