JP2002254950A - シフト装置のスイッチ装置 - Google Patents

シフト装置のスイッチ装置

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JP2002254950A
JP2002254950A JP2001057300A JP2001057300A JP2002254950A JP 2002254950 A JP2002254950 A JP 2002254950A JP 2001057300 A JP2001057300 A JP 2001057300A JP 2001057300 A JP2001057300 A JP 2001057300A JP 2002254950 A JP2002254950 A JP 2002254950A
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JP
Japan
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switch
state
button switch
button
shift
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JP2001057300A
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Masaki Hayashi
政樹 林
Yoshimasa Kunimatsu
嘉昌 國松
Noriyasu Shamoto
紀康 社本
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スイッチ操作を容易にでき、ブラインドタッチ
性を向上でき、落下物等によりスイッチが押された場合
の誤動作を防止することを可能にする。 【解決手段】スイッチ装置1には、パームレスト3とプ
ッシュボタンスイッチ5が設けられている。プッシュボ
タンスイッチ5は、パームレスト3に手のひらを置いた
状態で各指が当接する位置に設けられている。プッシュ
ボタンスイッチ5として、親指位置に対応するRボタン
スイッチ5a、人指し指位置に対応するPボタンスイッチ
5b、中指位置に対応するNボタンスイッチ5c、薬指位置
に対応するDボタンスイッチ5dが設けられている。誤動
作防止用のSボタンスイッチ5eが小指位置と対応する位
置に設けられている。スイッチ装置1の各ボタンスイッ
チ5a〜5dのいずれかと、誤動作防止用のSボタンスイッ
チ5eとの信号により、SBW−ECUは変速機の接続状
態を切換える制御信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シフト装置のスイ
ッチ装置に係り、詳しくはシフトバイワイヤ方式による
シフト装置のスイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動変速機を搭載した自動車
では、一般にシフト装置のシフトレバーを操作すること
により自動変速機の変速位置を指定するようになってい
る。
【0003】このようなシフト装置として、近年、シフ
トレバーの切換え操作を電気的な切換え信号に変換し、
その信号によってアクチュエータを作動させ、そのアク
チュエータによりマニュアルシフトバルブを切換え動作
させる、いわゆるシフトバイワイヤ自動変速機が開発さ
れている。シフトバイワイヤ自動変速機では、シフトレ
バーによる切換え操作だけでなく、プッシュボタンによ
り切換え操作ができるシフト装置も知られている。いず
れの切換え操作も、シフト位置を選び、シフトレンジの
切換えを電気的な切換え信号によって簡単に行うことが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プッシュボ
タンにより切換え操作を行うシフト装置において、手を
宙に浮かせた状態でプッシュボタン操作をするには、プ
ッシュボタンを目視しながら操作しないと目的とするス
イッチを操作し難い。また、プッシュボタンの形状や配
置によっては、例えば、運転者がプッシュ操作をする意
思がない状態で手がプッシュボタンに当たる等して誤動
作する虞がある。また、シフト装置への落下物によりプ
ッシュボタンが押された際に誤動作する虞がある。
【0005】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであって、第1の目的は、スイッチ操作を容易にで
き、ブラインドタッチ性を向上できるシフト装置のスイ
ッチ装置を提供することである。第2の目的は、落下物
等によりスイッチが押された場合の誤動作を防止できる
操作性の良いシフト装置のスイッチ装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、車両の自動変速機のギ
ヤトレーンの接続状態を選択するためのシフト装置のス
イッチ装置であって、基準位置となる手のひらが載置さ
れる載置部と、手のひらが前記載置部に載置された状態
において指で操作可能なスイッチ部とが設けられてい
る。この発明によれば、選択操作時において載置部に手
のひらが載置されることにより、操作する指の位置が定
位置となるため、スイッチ操作が容易にでき、ブライン
ドタッチ性が向上される。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記スイッチ部は、自動変速機のギ
ヤトレーンの接続状態を選択するための第1スイッチ部
と、前記第1スイッチ部からの出力信号を有効とする第
2スイッチ部とを備えている。この発明によれば、運転
者がスイッチ操作をする意思がない状態で手が選択手段
に当たる等に起因する誤動作や落下物等が選択手段に衝
突する等に起因する誤動作が防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図3に従って説明する。図1に示すよう
に、スイッチ装置1は、フロアコンソールCに組み付け
られている。スイッチ装置1には、基板部2が設けら
れ、載置部としてのパームレスト3が基板部2から突出
するように設けられている。運転姿勢の状態でパームレ
スト3に手のひらを置いて指が当接する位置には、プッ
シュ操作によりON信号がSBW−ECU4に出力され
る選択手段としてのプッシュボタンスイッチ5が、基板
部2から突出して手型形状と適合するように複数(この
実施の形態では5個)設けられている。
【0009】図2(a)に示すように、プッシュボタン
スイッチ5として、親指と対応する位置に後退状態(リ
バース)用のRボタンスイッチ5aが設けられ、人指し
指と対応する位置に駐車状態(パーキング)用のPボタ
ンスイッチ5bが設けられ、中指と対応する位置に中立
状態(ニュートラル)用のNボタンスイッチ5cが設け
られ、薬指と対応する位置に走行状態(ドライブ)用の
Dボタンスイッチ5dが設けられている。Rボタンスイ
ッチ5a、Pボタンスイッチ5b、Nボタンスイッチ5
c、Dボタンスイッチ5dが、第1スイッチ部を構成し
ている。
【0010】各ボタンスイッチ5a〜5dの他に、第2
スイッチ部として、誤動作防止用のSボタンスイッチ5
eが小指と対応する位置に設けられている。また、スイ
ッチ装置1の各ボタンスイッチ5a〜5eからの操作信
号が、選択状態検出手段としてのSBW−ECU4(変
速制御用電子制御装置)に出力されるように構成されて
いる。
【0011】図3に示すように、車両用変速機制御装置
6は、SBW−ECU4、スイッチ装置1、表示手段と
してのシフト位置インジケータ7、変速用油圧アクチュ
エータ8、レンジ位置検出器9を備えている。
【0012】変速用油圧アクチュエータ8は、オートマ
チックトランスミッション(以下、変速機という)10
の構成要素であって、電気信号によって操作される図示
しない電磁制御弁を備え、油圧ポンプから供給される作
動油を各電磁制御弁が給排制御することでギヤトレーン
の接続状態を切換える。ギヤトレーンの接続状態は、中
立状態N、駐車状態P、走行状態D及び後退状態Rに切
換えられる。
【0013】レンジ位置検出器9は変速機10のハウジ
ング内に設けられ、ギヤトレーンの接続状態(R,P,
N,D)を区別して検出し、その検出信号をSBW−E
CU4に出力する。
【0014】SBW−ECU4は、図示しないマイクロ
コンピュータを備え、予め記憶されている制御プログラ
ムをマイクロコンピュータが実行することで変速用油圧
アクチュエータ8を制御してギヤトレーンの接続状態を
切換える。SBW−ECU4は、スイッチ装置1からの
操作信号とレンジ位置検出器9からの検出信号とに基づ
いて変速用油圧アクチュエータ8を制御する。
【0015】シフト位置インジケータ7は、図2(b)
に示すように、変速機10の接続状態が駐車状態Pであ
ることを表示する駐車表示部7a、同じく接続状態が中
立状態Nであることを表示する中立表示部7b、後退状
態Rであることを表示する後退表示部7c、及び、走行
状態Dであることを表示する走行表示部7dを備えてい
る。
【0016】シフト位置インジケータ7は、SBW−E
CU4が出力する制御信号に基づいて各表示部7a〜7
dを表示制御する。駐車表示部7aは、SBW−ECU
4が変速機10の接続状態を駐車状態Pとしているとき
に点灯制御され、また、中立表示部7bは、同じく接続
状態を中立状態Nとしているときに点灯制御される。同
様に、後退表示部7cは、接続状態を後退状態Rとして
いるときに点灯制御され、また、走行表示部7dは、走
行状態Dとしているときに点灯制御される。
【0017】次に、スイッチ装置1の作用について説明
する。スイッチ装置1のDボタンスイッチ5d、Nボタ
ンスイッチ5c、Pボタンスイッチ5b、Rボタンスイ
ッチ5aのいずれかと、誤動作防止用のSボタンスイッ
チ5eとの信号により、SBW−ECU4は、変速機1
0の接続状態を切換える制御信号を出力する。
【0018】変速機10の接続状態が駐車状態Pの際に
は、ブレーキペダルを踏んだ状態で小指位置のSボタン
スイッチ5eとともに人指し指位置のPボタンスイッチ
5bをプッシュ操作することにより、それぞれからの信
号がSBW−ECU4に出力される。そして、SBW−
ECU4により有効信号と判断され、シフトロックが解
除される。
【0019】駐車状態Pの解除後に各選択状態に操作さ
れる際には、まず、誤動作防止用のSボタンスイッチ5
eのプッシュ操作による信号が、SBW−ECU4へ出
力される。Sボタンスイッチ5eをプッシュ操作すると
ともに、親指位置のRボタンスイッチ5a、中指位置の
Nボタンスイッチ5c、薬指位置のDボタンスイッチ5
dのいずれかのプッシュ操作による信号が、SBW−E
CU4へ出力される。この際、SBW−ECU4への信
号が、変速機10の接続切換え動作の有効、無効にかか
わらず送信される。この変速機10の接続切換え動作に
有効信号であるか、無効信号であるかは、SBW−EC
U4により判断され、有効信号の場合に、変速機10の
接続状態が切換えられる。
【0020】後退状態Rを選択する際には、小指位置の
Sボタンスイッチ5eをプッシュ操作するとともに、親
指位置のRボタンスイッチ5aをプッシュ操作すること
により、変速機10の接続状態は後退状態Rに切換えら
れる。
【0021】中立状態Nを選択する際には、小指位置の
Sボタンスイッチ5eをプッシュ操作するとともに、中
指位置のNボタンスイッチ5cをプッシュ操作すること
により、変速機10の接続状態は中立状態Nに切換えら
れる。この際、中立状態Nに切換え可能な状態は、後退
状態Rから中立状態N、走行状態Dから中立状態N、駐
車状態Pのシフトロック解除後から中立状態Nである。
また、中立状態Nから後退状態R、中立状態Nから走行
状態D、中立状態Nから駐車状態Pのシフトロック解除
後への接続も可能である。
【0022】走行状態Dを選択する際には、小指位置の
Sボタンスイッチ5eをプッシュ操作するとともに、薬
指位置のDボタンスイッチ5dをプッシュ操作すること
により、変速機10の接続状態は走行状態Dに切換えら
れる。走行状態Dでは、SBW−ECU4に接続されて
いる変速機電子制御装置(以下、ECT−ECUとい
う)11が、車速及びスロットル開度に基づき公知の制
御内容でギヤトレーンの接続状態を切換え制御する。
【0023】駐車状態Pを選択する際には、SBW−E
CU4が車両は停車している状態であると判断した後
に、中立状態N、後退状態R、走行状態Dから駐車状態
Pへの接続が可能となる。そして、小指位置のSボタン
スイッチ5eをプッシュ操作するとともに、人指し指位
置のPボタンスイッチ5bをプッシュ操作することによ
り、変速機10の接続状態は駐車状態Pに切換えられ
る。その後、駐車状態Pにおいて、図示しないエンジン
スイッチからキーが引き抜かれると同時にシフトロック
される。
【0024】このスイッチ装置1の操作において、変速
機10の切換え動作がされない無効信号として、運転者
がスイッチ操作をする意思がない状態で手がプッシュボ
タンスイッチ5に当たる等のミスや落下物等がプッシュ
ボタンスイッチ5に衝突する等の信号の出力がある。こ
のような場合に、誤動作防止用のSボタンスイッチ5e
が設けられたことにより、接続状態の選択操作は、誤動
作防止用のSボタンスイッチ5eを押すとともに接続状
態を選択するための各ボタンスイッチ5a〜5dのいず
れかを押す2段階で操作されるため、変速機10が誤動
作となる虞は低減される。
【0025】また、操作ミスや落下物により誤動作防止
用のSボタンスイッチ5eとともにDボタンスイッチ5
d、Nボタンスイッチ5c、Pボタンスイッチ5b、R
ボタンスイッチ5aのいずれかが同時に選択操作される
確率は低いが、この際に走行状態Dから後退状態Rある
いは後退状態Rから走行状態Dへ直接操作となる場合に
は、SBW−ECU4は、変速機10の誤動作を回避す
るために無効信号と判断する。SBW−ECU4により
無効信号と判断された際には、操作前の接続状態が保持
される。
【0026】また、車両の走行中において、走行状態D
から駐車状態Pあるいは駐車状態Pから走行状態Dに操
作されたとしても、SBW−ECU4により無効信号と
判断される。
【0027】この実施の形態は、以下のような効果を有
する。 (1)手のひらがパームレスト3に載置されることによ
り、操作する指を定位置とすることができる。従って、
スイッチ操作が容易にでき、ブラインドタッチ性が向上
できる。
【0028】(2)スイッチ装置1にプッシュボタンス
イッチ5が設けられることにより、触れるだけでON状
態となるスイッチと比較して、誤った信号が出力されに
くく、押すことで選択操作のフィーリング性を向上させ
ることができる。
【0029】(3)誤動作防止用のSボタンスイッチ5
eが設けられることにより、操作ミスや落下物により誤
動作防止用のSボタンスイッチ5eとともに接続状態を
選択するためのプッシュボタンスイッチ5が、同時に操
作される確率を低くすることができる。従って、変速機
10の誤動作を防止することができる。
【0030】(4)パームレスト3が、基板部2から突
出するように形成されていることにより、平坦な基板部
2に単にパームレスト3の位置を示す印が付いている構
成よりも、容易に操作できる。
【0031】なお、実施の形態は上記に限らず、例えば
以下のように変更してもよい。 ・上記実施の形態では、スイッチ装置1はフロアコンソ
ールCに組み付けられる構成であったが、図4に示すよ
うに、ステアリングホイール20のホーンカバー21に
設けてもよい。この場合のスイッチ装置1のプッシュ操
作の操作力は、ホーンの操作には影響しない構成であ
る。このように構成した場合も、前記実施の形態と同様
の効果が得られる。
【0032】・上記実施の形態のように各ボタンスイッ
チ5a〜5eが基板部2から突出した構成ではなく、図
5に示すように、各指位置に対応する凹部22a〜22
eが設けられ、該凹部22a〜22eの内側に指先を曲
げた際に各指位置のボタンスイッチ23a〜23eをプ
ッシュ操作できる構成に変更してもよい。このように構
成した場合、各指位置のボタンスイッチ23a〜23e
が凹部22a〜22eの内側に形成されたことにより、
落下物等の衝突による各ボタンスイッチ23a〜23e
のプッシュ操作を低減することができ、落下物による誤
動作を防止することができる。
【0033】・図6(a)、(b)に示すように、第1
スイッチ部としての各ボタンスイッチ5a〜5dに代え
て指で操作するレバー24を設け、上記のパームレスト
3をスイッチに変更し、上記実施の形態の誤動作防止用
のSボタンスイッチ5eを省略してパームレスト3が第
2スイッチ部の役割をする構成に変更してもよい。この
場合のレバー24は十字方向に傾動可能に構成され、そ
の交点位置を原点位置として、選択位置に選択後に手を
離すと原点位置に戻るモメンタリー型のレバー24が設
けられている。詳述すると、レバー24は、原点位置か
ら略前後左右の十字方向にシフト操作される。シフト操
作として、原点位置から右側の第1位置へ、原点位置か
ら左側の第2位置へ、原点位置から下側の第3位置へ、
及び、原点位置から上側の第4位置へレバー24をシフ
ト操作する4つのシフト操作が行えるようになってい
る。各選択位置には、レバー24が原点位置から各選択
位置にシフト操作されたことを検出するセンサが各々設
けられ、各センサからの操作信号をSBW−ECU4に
出力するように構成されている。このように構成した場
合、指によるレバー24の操作でも容易に操作すること
ができる。また、パームレスト3のスイッチと同時に操
作することにより、誤動作を防止することができる。
【0034】・図7(a)に示すように、スイッチ装置
25に手形状の凹部26を設け、凹部26の各指位置に
スイッチを設ける構成に変更してもよい。このように構
成した場合、選択操作する際に、操作する手の位置が定
位置となるため、ブラインドタッチ性をより向上させる
ことができる。
【0035】・図7(b)に示すように、スイッチ装置
27は、手で押すと凹む軟質材で形成されたカバー部2
8にスイッチ部が内蔵され、手でカバー部28を押すこ
とによりスイッチを押すことができる構成に変更しても
よい。この場合、デザイン性を向上させることができ
る。
【0036】・運転座席にアームレストを設け、該アー
ムレストにスイッチ装置1を設けてもよい。また、スイ
ッチ装置1をその他操作性のよい場所に設けてもよい。
このように構成した場合も、前記実施の形態と同様の効
果が得られる。
【0037】・プッシュボタンスイッチ5を操作する場
合でも、パームレスト3をスイッチに変更してもよい。
このように構成した場合の操作で、例えば中立状態Nか
ら走行状態Dに切換え操作する場合は、パームレスト3
を手のひらでプッシュ操作するとともに、小指位置の誤
動作防止用のSボタンスイッチ5eとDボタンスイッチ
5dを操作する。このように操作段階が3段階となるこ
とにより、スイッチ装置1に落下物が衝突した場合の誤
動作を防止することができる。
【0038】・上記実施の形態の誤動作防止用のSボタ
ンスイッチ5eを省略し、Rボタンスイッチ5a、Pボ
タンスイッチ5b、Nボタンスイッチ5c、Dボタンス
イッチ5dの4個で第1スイッチ部を構成し、パームレ
スト3で第2スイッチ部を構成してもよい。このように
構成した場合も、前記実施の形態と同様な効果が得られ
る。
【0039】・上記実施の形態の誤動作防止用のSボタ
ンスイッチ5eを、後退状態Rに接続を切換える時にの
み使用する構成に変更してもよい。このように構成した
場合の操作で、例えば中立状態Nから後退状態Rに切換
え操作する場合は、誤動作防止用のSボタンスイッチ5
eをプッシュ操作するとともにRボタンスイッチ5aを
操作する。また、中立状態Nから走行状態Dに切換え操
作する場合は、Dボタンスイッチ5dのみをプッシュ操
作する。即ち、後退状態Rの場合には、2段階のプッシ
ュ操作となり、後退状態R以外の選択位置の場合には、
1段階のプッシュ操作となる。このように後退状態Rに
操作する場合のみ、誤動作防止用のSボタンスイッチ5
eを操作することにより、運転者に車両の後退状態Rを
認識させることができる。
【0040】・上記実施の形態の誤動作防止用のSボタ
ンスイッチ5eを、後退状態Rに接続を切換える時にの
み使用する構成に変更し、パームレスト3をスイッチに
変更してもよい。このように構成した場合の操作で、例
えば中立状態Nから後退状態Rに切換え操作する場合
は、パームレスト3のスイッチをプッシュ操作するとと
もに誤動作防止用のSボタンスイッチ5eをプッシュ操
作し、かつ、Rボタンスイッチ5aを操作する。また、
中立状態Nから走行状態Dに切換え操作する場合は、パ
ームレスト3のスイッチをプッシュ操作するとともにD
ボタンスイッチ5dをプッシュ操作する。即ち、後退状
態Rの場合には、3段階のプッシュ操作となり、後退状
態R以外の選択位置の場合には、2段階のプッシュ操作
となる。このように構成した場合も、上記と同様、運転
者に車両の後退状態Rを認識させることができる。ま
た、落下物によるスイッチ装置1の誤動作を防止するこ
とができる。
【0041】・上記実施の形態では、プッシュ操作をす
るプッシュボタンスイッチ5であったが、タッチパネル
型のスイッチ、感圧センサ等に変更してもよい。このよ
うに構成した場合、デザイン性を向上させることができ
る。
【0042】・上記の実施の形態では、親指位置には後
退状態RのRボタンスイッチ5a、人指し指位置には駐
車状態PのPボタンスイッチ5b、中指位置には中立状
態NのNボタンスイッチ5c、薬指位置には走行状態D
のDボタンスイッチ5d、小指位置には誤動作防止用の
Sボタンスイッチ5eが設けられていたが、左ハンドル
の車両等に右手で操作が可能となるように各プッシュボ
タンスイッチ5の配置を変更してもよい。このように構
成した場合も、前記実施の形態と同様の効果が得られ
る。
【0043】・上記実施の形態では、Rボタンスイッチ
5a、Pボタンスイッチ5b、Nボタンスイッチ5c、
Dボタンスイッチ5dのいずれかからの信号と、誤動作
防止用のSボタンスイッチ5eからの信号が別々にSB
W−ECU4に出力される構成であったが、スイッチ装
置1にAND回路を複数設け、誤動作防止用のSボタン
スイッチ5eとともに他のスイッチ(例えば、Rボタン
スイッチ5a)がプッシュ操作された際に、信号がSB
W−ECU4に出力される構成に変更してもよい。
【0044】・ボタンスイッチの個数を5個に限らず、
6個以上や4個以下の任意の個数に変更してもよい。 ・各指位置に対応するボタンスイッチのシフトポジショ
ンを変更してもよい。例えば、人指し指位置がPボタン
スイッチであった構成を、Rボタンスイッチに変更す
る。
【0045】・選択状態は、P,R,N,Dのみに限ら
ず、この構成に加え、所定の複数のボタンスイッチのプ
ッシュ操作により、手動切換えモードにおける走行状態
Mに切換え、さらに、所定のボタンスイッチのプッシュ
操作により、シフトアップ及びシフトダウンが可能な構
成に変更してもよい。
【0046】・パームレスト3をスイッチに変更し、ボ
タンスイッチの数をPボタンスイッチ、Rボタンスイッ
チ、Dボタンスイッチの3個に変更してもよい。例え
ば、パームレスト3と、3個の所定の指位置のボタンス
イッチとを同時にプッシュ操作することにより中立状態
Nを選択し、パームレスト3と、2個の所定の指位置の
ボタンスイッチとを同時にプッシュ操作することにより
手動切換えモードにおける走行状態Mに切換え、所定の
指位置のボタンスイッチにより、シフトアップ及びシフ
トダウンを選択可能に構成してもよい。
【0047】次に上記実施形態から把握できる技術的思
想について、以下に記載する。 (1)請求項1又は請求項2に記載の発明において、前
記載置部はスイッチ機能を有し、載置部が第2スイッチ
部を構成する。
【0048】(2)車両の自動変速機のギヤトレーンの
接続状態を選択するために操作される選択手段と、前記
選択手段の選択状態を検出する選択状態検出手段と、前
記選択状態検出手段からの信号に基づいて選択された選
択状態を表示する表示手段とを備えたシフト装置におい
て、前記選択手段として基準位置となる手のひらが載置
される載置部と、指で操作可能なスイッチ部とが設けら
れていることを特徴とするシフト装置。
【0049】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1及び請
求項2に記載の発明によれば、スイッチ操作を容易にで
き、ブラインドタッチ性を向上できる。
【0050】請求項2に記載の発明によれば、落下物等
によりスイッチが押された場合の誤動作を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スイッチ装置を示す概略斜視図。
【図2】(a)はスイッチ装置を示す模式平面図、
(b)はシフト位置インジケータを示す模式図。
【図3】車両用変速機制御装置を示す模式図。
【図4】別例を示す概略斜視図。
【図5】別例を示す模式平面図。
【図6】(a)は別例を示す模式側面図、(b)は同じ
く模式平面図。
【図7】(a)は別例を示す概略斜視図、(b)は同じ
く概略斜視図。
【符号の説明】
1…スイッチ装置、3…載置部及び第2スイッチ部とし
てのパームレスト、5…スイッチ部としてのプッシュボ
タンスイッチ、10…自動変速機としての変速機、5a
…第1スイッチ部を構成するRボタンスイッチ、5b…
第1スイッチ部を構成するPボタンスイッチ、5c…第
1スイッチ部を構成するNボタンスイッチ、5d…第1
スイッチ部を構成するDボタンスイッチ、5e…第2ス
イッチ部としてのSボタンスイッチ、24…第1スイッ
チ部としてのレバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 社本 紀康 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 Fターム(参考) 3D040 AA13 AA22 AA33 AB01 AC02 AC07 AC36 AD04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の自動変速機のギヤトレーンの接続状
    態を選択するためのシフト装置のスイッチ装置であっ
    て、基準位置となる手のひらが載置される載置部と、手
    のひらが前記載置部に載置された状態において指で操作
    可能なスイッチ部とが設けられていることを特徴とする
    シフト装置のスイッチ装置。
  2. 【請求項2】前記スイッチ部は、自動変速機のギヤトレ
    ーンの接続状態を選択するための第1スイッチ部と、前
    記第1スイッチ部からの出力信号を有効とする第2スイ
    ッチ部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載
    のシフト装置のスイッチ装置。
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