JP2002254214A - スローアウェイチップ - Google Patents

スローアウェイチップ

Info

Publication number
JP2002254214A
JP2002254214A JP2001052709A JP2001052709A JP2002254214A JP 2002254214 A JP2002254214 A JP 2002254214A JP 2001052709 A JP2001052709 A JP 2001052709A JP 2001052709 A JP2001052709 A JP 2001052709A JP 2002254214 A JP2002254214 A JP 2002254214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting edge
cutting
rake face
along
concave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001052709A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunobu Nakada
光信 中田
Osamu Ichinoseki
修 一ノ関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2001052709A priority Critical patent/JP2002254214A/ja
Publication of JP2002254214A publication Critical patent/JP2002254214A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重切削に用いた場合に切屑の流出を安定させ
るとともに抵抗や摩擦熱の増大を防ぐことが可能なスロ
ーアウェイチップを提供する。 【解決手段】 多角形平板状をなすチップ本体1の少な
くとも一方の多角形面がすくい面2とされ、このすくい
面2がなす多角形面のコーナ部4から延びる多角形面の
辺稜部に切刃5が形成されて成るスローアウェイチップ
であって、切刃5に隣接するすくい面2上に、それぞれ
切刃5に交差する方向に延びる複数の凹溝部9A…と突
条部9B…とが切刃5に沿った方向に交互に形成されて
成るブレーカ部9を設け、このブレーカ部9の凹溝部9
A…および突条部9B…の表面を、切刃5に沿った断面
において互いに滑らかに連なる凹凸曲線状に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に切り込みや送
りの大きい重切削に用いて好適なスローアウェイチップ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】切削加工に用いられるスローアウェイチ
ップにおいて、切削時に生成される切屑の処理性向上を
図ったものとしては、例えばチップ本体のすくい面上に
複数の突起を切刃に沿った方向に並ぶように形成し、切
屑をこれらの突起に乗り上げさせてカールさせることに
より分断するようにしたものが一般的によく知られてい
る。また、実用新案登録第2537102号公報などに
は、重切削にも適したスローアウェイチップとして、こ
のような突条部や突起を設けることなく、すくい面を切
刃から離間するに従い後退する傾斜面として、コーナ部
から切刃に沿って離間するに従い、この傾斜面によるす
くい角を漸次小さく、またこの傾斜面の幅を漸次大きく
なるようにし、重切削の際にコーナ部から離れた切刃部
分で切屑が詰まり気味になるのを防ぐようにしたものも
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このうちま
ず前者のすくい面に突起を設けたスローアウェイチップ
においては、この突起がすくい面から半球状に突出する
ように形成されるのが一般的であり、この場合に切屑は
突起に点接触で乗り上げることとなる。ところが、重切
削の際に生成される厚肉で幅広の切屑がこのように点接
触でしか突起に接触しないと、切屑の流出方向が安定せ
ずに切屑に振動が生じ、その衝撃によって切刃にチッピ
ングや欠損等の損傷が発生するという問題があった。一
方、このような突起を設けることなく、すくい面を平滑
な傾斜面とした後者のスローアウェイチップでは、切屑
に振動が生じるようなことは少ないものの、このすくい
面を切屑が全体的に擦過しながら流出するため、特に重
切削の際には切削抵抗や摩擦によって発生する熱が大き
く、場合によっては溶着などが発生するおそれがあっ
た。
【0004】本発明は、このような背景の下になされた
もので、特に重切削に用いた場合に切屑の流出を安定さ
せるとともに抵抗や摩擦熱の増大を防ぐことが可能なス
ローアウェイチップを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、こ
のような目的を達成するために、本発明は、多角形平板
状をなすチップ本体の少なくとも一方の多角形面がすく
い面とされ、このすくい面がなす多角形面のコーナ部か
ら延びる該多角形面の辺稜部に切刃が形成されて成るス
ローアウェイチップであって、上記切刃に隣接する上記
すくい面上に、それぞれ上記切刃に交差する方向に延び
る複数の凹溝部と突条部とが該切刃に沿った方向に交互
に形成されて成るブレーカ部を設け、このブレーカ部の
上記凹溝部および突条部の表面を、上記切刃に沿った断
面において互いに滑らかに連なる凹凸曲線状に形成した
ことを特徴とする。
【0006】従って、このように構成されたスローアウ
ェイチップを重切削に用いた場合において、上記切刃に
よって生成されて該切刃に交差する方向に流出する切屑
は、上記ブレーカ部に乗り上げることにより、上記突条
部および凹溝部の表面の断面がなす凹凸曲線によってそ
の幅方向に緩やかな凹凸曲線をなすように変形させら
れ、この幅方向にブレーカ部の表面に係合させられつつ
突条部および凹溝部に沿って流出させられることとなる
ので、その流出方向が安定させられる。その一方で、重
切削による厚肉の切屑は、ブレーカ部の上記凹溝部を完
全に重密するまでに変形することはなく、この凹溝部の
溝底と切屑の間には隙間が確保されて接触面積が低減さ
れ、抵抗の増大や摩擦熱の発生が抑制される。ここで、
上記ブレーカ部の凹溝部および突条部の表面がなす凹凸
曲線を、互いに等しい半径および長さの凹凸円弧を互い
の両端部で接するように連ねた波形形状とすれば、切屑
が変形させられて成る上記凹凸曲線も等しい半径および
ピッチで湾曲した曲線となり、切屑の一層の安定化を図
ることができる。
【0007】一方、上記すくい面上において、上記切刃
と上記ブレーカ部との間に、上記切刃側からブレーカ部
側に向かうに従い漸次後退する傾斜部を形成し、上記ブ
レーカ部の凹溝部と突条部とを、上記切刃に交差する方
向に沿った断面において凸曲線を描きつつ上記傾斜部に
対して隆起するように形成すれば、凹凸曲線状に変形さ
れた後の切屑のブレーカ部からの離れがよく、抵抗や摩
擦熱の一層の低減を図ることができる。また、この場合
において、上記傾斜部による上記すくい面のすくい角
を、上記切刃に沿って上記コーナ部から離間するに従い
漸次大きくなるように形成すれば、コーナ部周辺におけ
る切刃強度を確保しつつ、重切削においてこのコーナ部
から離間した側に幅広に生成される切屑に対し、良好な
切れ味を得ることができる。さらに、上記切刃と傾斜部
との間に、切刃に沿って延びるランド部を形成し、上記
切刃に交差する方向に沿ったこのランド部の幅を、上記
切刃に沿って上記コーナ部から離間するに従い漸次幅広
となるように形成すれば、上記コーナ部から離間した側
でも重切削に対して高い切刃強度を得ることができる一
方、こうして切刃と傾斜部との間に、上記切刃に沿って
延びるランド部を形成した場合において、このランド部
と上記傾斜部との交差稜線部を、上記切刃に交差する方
向に沿った断面において凸曲線状に形成すれば、切刃に
よって生成された切屑をより滑らかに上記傾斜部からブ
レーカ部に導いて処理することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1ないし図8は、本発明の第1
の実施形態を示すものである。本実施形態において、チ
ップ本体1は、超硬合金等の硬質材料により略正方形の
平板状に形成され、その一方の正方形面がすくい面2と
されるとともに、4つの周面がそれぞれ逃げ面3とさ
れ、これらすくい面2と逃げ面3…との交差稜線部とな
る該すくい面2の辺稜部に、このすくい面2がなす正方
形面の4つのコーナ部4…から延びる切刃5が形成され
ている。なお、本実施形態のスローアウェイチップは、
これらコーナ部4や切刃5の逃げ角が0°とされるネガ
ティブチッであるとともに、一つのコーナ部4から該コ
ーナ部4に交差する一対の上記辺稜部のそれぞれに切刃
5が形成された、いわゆる勝手なしのスローアウェイチ
ップであり、個々の切刃5の有効切刃長Lは、上記正方
形面の一辺、すなわち隣接するコーナ部4,4間に延び
る上記辺稜部の略1/2とされる。また、周方向に隣接
する逃げ面3,3同士の交差部は1/4周の円筒面状と
され、これに伴い上記コーナ部4も1/4円弧状に形成
される。さらに、上記すくい面2の中央には、チップ本
体1をバイト等の工具本体に取り付けるための取付孔6
が、当該チップ本体1をその厚さ方向に貫通するように
形成されている。
【0009】そして、上記すくい面2においては、該す
くい面2に対向する平面視において図2に示すように、
上記コーナ部4も含めて切刃5に直交する方向に切刃5
側からすくい面2の内側に向けて順に、ランド部7と傾
斜部8とが該すくい面2の全周に亙って形成されるとと
もに、この傾斜部8のさらに内側には、上記コーナ部4
の周辺を除いた部分にブレーカ部9が形成されている。
なお、このブレーカ部9のさらに内側の上記取付孔6周
辺部分は、上記厚さ方向に垂直な平坦面10とされてい
る。また、すくい面2の最も外周側に配される上記ラン
ド部7と逃げ面3との交差稜線部、すなわち上記切刃5
部分には、やはり該すくい面2の全周に亙って等しい幅
および角度のチャンファー状のホーニング部11が形成
されている。
【0010】上記ランド部7は、上記平坦面10と同じ
く上記厚さ方向に直交する平坦面状に形成され、ただし
この厚さ方向において平坦面10より僅かに突出するよ
うに形成されている。又、このランド部7の上記切刃5
に直交する方向の幅Wは、上記コーナ部4の突端から上
記切刃5の有効切刃長Lの範囲において、この切刃5に
沿ってコーナ部4から離間するに従い漸次幅広となるよ
うにされている。一方、上記傾斜部8は、本実施形態で
は上記ランド部7に鈍角に交差して、上記切刃5に直交
する方向に該切刃5から上記ブレーカ部9側に向かうに
従い、上記厚さ方向に漸次後退するように形成されてお
り、その傾斜角、すなわちこの傾斜部8によってすくい
面2に与えられるすくい角θは、切刃5の各部位におい
ては、該切刃5に直交する断面で図4〜図8のそれぞれ
に示すように略一定とされる一方、上記切刃5の各部位
同士の間では、やはり上記コーナ部4の突端から上記切
刃4の有効切刃長Lの範囲において、図4〜図8間で示
されるようにこの切刃5に沿ってコーナ部4から離間す
るに従い漸次大きくなるように形成されている。
【0011】そして、この傾斜部8の内側に形成される
上記ブレーカ部9は、すくい面2に対向する平面視にお
いて上記切刃5に直交する方向に延びる複数の凹溝部9
A…と突条部9B…とが、該切刃5に沿った方向に交互
に形成されて構成されており、これら凹溝部9A…と突
条部9B…との表面は、当該ブレーカ部9の外側に位置
する切刃5に沿った断面、すなわち該切刃5に平行で上
記厚さ方向に沿う平面による断面において、図3に示す
ように互いに滑らかに連なる凹凸曲線状を呈するように
されている。ここで、このブレーカ部9の凹溝部9A…
および突条部9B…の表面が上記断面においてなす凹凸
曲線は、互いに等しい半径Rおよび長さ(ただし、弦の
長さ)の凹凸円弧を、その両端部で一つの共通する接線
に対し接するように連ねた波形形状とされており、従っ
て一つの凹溝部9Aの溝底から次の凹溝部9Aの溝底ま
で、あるいは一つの突条部9Bの頂点から次の突条部9
Bの頂点までの上記波形の1波長の長さMも、凹溝部9
A…間および突条部9B…間で互いに等しくなるととも
に、これら凹溝部9A…と突条部9B…との間でも互い
に等しくなる。さらに、本実施形態では、これら凹溝部
9Aの溝底と突条部9Bの頂点との間の高低差、すなわ
ち上記凹凸曲線がなす波形形状の振幅Nは、0.1〜
0.5mmの範囲に設定されている。
【0012】さらに、このブレーカ部9の凹溝部9A…
および突条部9B…の表面は、上記切刃5に直交する断
面においては、上記切刃5側からチップ本体1の内側に
向けて、図4〜図8に示すように凸曲線を描きつつ上記
傾斜部8に対して隆起するように形成された後、上記チ
ップ本体1の厚さ方向に直交する方向に延びて上記平坦
面10に達するようにされている。なお、本実施形態で
はこの凸曲線は円弧状とされ、さらに上記凹溝部9A…
の溝底に沿って上記切刃5に直交する断面同士、あるい
は上記突条部9B…の頂点に沿って上記切刃5に直交す
る断面同士では、その半径がそれぞれ互いに等しくされ
ている。また、こうして隆起したブレーカ部9の突条部
9B…の上記頂点の高さは図6、8に示すように上記平
坦面10と等しくされる一方、同じく隆起した凹溝部9
A…の溝底は、この平坦面10側において図7に示すよ
うに緩やかな凹曲面を描きつつさらに一段隆起して該平
坦面10に連ねられている。一方、これら凹溝部9A…
および突条部9B…と上記傾斜部8との間の部分は、切
刃5に直交する断面において上記厚さ方向に凹む円弧状
をなす凹曲部12によって滑らかに繋げられている。
【0013】従って、このように構成されたスローアウ
ェイチップによれば、これを、送りが大きく、また切り
込みも上記切刃5の有効切刃長Lの殆どを使用するよう
な重切削に使用した場合において、切刃5により生成さ
れて該切刃5に交差する方向に流出する厚肉で幅広の切
屑を、特にコーナ部4から離間した切刃5部分において
上記ブレーカ部9に乗り上げさせることにより、このブ
レーカ部9を構成する上記凹溝部9A…および突条部9
B…の表面によって変形させて、この表面がなす凹凸曲
線に準じて切屑をその幅方向に緩やかな凹凸曲線をなす
ように湾曲させることができる。そして、こうして湾曲
した切屑は、これら凹溝部9A…および突条部9B…に
上記幅方向に係合しながら流出してゆくので、この切屑
の流出を安定させることができ、従来の半球状の突起を
設けたスローアウェイチップのように不安定に流出した
切屑が振動を生じて切刃を損傷させたりすることがな
く、重切削であっても円滑な切削を可能とするとともに
チップ寿命の延長を図ることができる。
【0014】その一方で、切屑が変形するといっても、
重切削により生成される厚肉の切屑は軽切削による薄肉
の切屑に比べて変形し難いため、上記凹溝部9A…およ
び突条部9B…表面の断面がなす上記凹凸曲線に倣って
同形に変形するわけではなく、上述したように幅方向に
おいてこれよりも緩やかな凹凸曲線状に変形させられる
ことになる。このため、変形した切屑は、ブレーカ部9
のうち上記凹溝部9A…の溝底周辺の底面までには重密
させられることはなく、両者の間には僅かな隙間が確保
される。従って、従来のすくい面が平滑な傾斜面とされ
たスローアウェイチップに対しては、切屑とすくい面2
のブレーカ部9との接触面積の低減を図ることができ、
これに伴い切屑の擦過による抵抗や摩擦による熱の発生
を抑えることが可能となるので、切削抵抗の増大による
摩耗等のチップの損傷や摩擦熱による切屑の溶着などを
未然に防止することができ、やはりチップ寿命の延長や
円滑な切削を促すことが可能となる。
【0015】しかも、本実施形態では、この凹溝部9A
…および突条部9B…の表面がなす上記凹凸曲線が、互
いに等しい半径Rおよび長さ(ただし、凹凸1波長分の
長さ)Mの凹凸円弧を互いの両端部で接するように連ね
た波形形状とされており、従って、これら凹溝部9A…
および突条部9B…によって上述のように変形させられ
た切屑がその幅方向になす緩やかな凹凸曲線も、該凹溝
部9A…および突条部9B…がなす凹凸曲線とは同じに
はならないものの、互いに等しい半径および幅方向での
ピッチで凹曲し、かつ凸曲するように湾曲した曲線とな
る。このため、本実施形態によれば、例えば上記凹溝部
9A…および突条部9B…の表面が不規則な凹凸曲線状
をなしている場合に比べ、特定の凹溝部9Aや突条部9
Bと切屑との係合が強くなったり逆に弱くなったりする
ことがなく、該切屑の幅方向に亙って均一に凹溝部9A
…および突条部9B…と切屑とを係合させることがで
き、これにより切屑の流出を一層安定化させて振動の発
生を確実に防止することが可能となる。
【0016】なお、このように上記凹凸曲線が互いに等
しい半径Rおよび長さMの凹凸円弧を連ねた波形形状と
されていても、この半径Rが小さすぎたり、半径Rに対
して長さMが大きすぎたりして、上記凹凸円弧がそれぞ
れになす中心角が大きくなって凹溝部9Aの溝底から突
条部9Bの頂点までの高低差、すなわち上記凹凸曲線に
よる波形形状の振幅Nが大きくなりすぎると、従来の半
球状の突起を設けたスローアウェイチップのように、こ
の頂点にしか切屑が接触しなくなって、流出する切屑が
安定しなくなるおそれが生じる。その一方で、逆に上記
半径Rが大きすぎたり、半径Rに対して長さMが小さす
ぎたりして、上記振幅Nが小さくなりすぎると、上記凹
凸曲線の起伏が緩やかになりすぎて切屑が凹溝部9Aの
溝底近くにまで重密されたまま擦過し、従来の平坦なす
くい面のスローアウェイチップのように抵抗や摩擦熱の
増大を生じるおそれがある。このため、上記凹凸曲線に
よる波形形状の振幅Nは、本実施形態のように0.1〜
0.5mmの範囲に設定されるのが望ましい。
【0017】一方、本実施形態では、このように構成さ
れたブレーカ部9と切刃5との間の上記すくい面2上に
おいて、この切刃5からランド部7を介してブレーカ部
9側に向かうに従い上記厚さ方向に漸次後退する傾斜部
8が形成されていて、これによりすくい面2に上記すく
い角θが与えられており、この傾斜部8に対してブレー
カ部9の上記凹溝部9A…および突条部9B…が、上記
凹曲部12を介して切刃5に直交する断面において凸曲
線を描きつつ隆起するように形成されている。このた
め、切刃5によって生成された切屑は、ランド部7から
傾斜部8に沿って上記厚さ方向に下降しながら流出した
後、上記凸曲線を描く凹溝部9A…および突条部9B…
の切刃5側の突端に確実に乗り上げさせられて変形させ
られ、しかも変形させられた後は、隆起する上記凸曲線
の接線方向に向けて上記厚さ方向上方に流出するのでブ
レーカ部9からの切屑離れがよく、従って切屑とブレー
カ部9との上記幅方向への係合は維持しながらも接触面
積は一層小さくすることが可能となる。
【0018】また、こうして傾斜部8によって与えられ
るすくい面2のすくい角θが、本実施形態では切刃5に
沿って上記コーナ部4から離間するに従い上記有効切刃
長Lの範囲で漸次大きくなるようにされており、従って
上記コーナ部4の周辺ではランド部7が形成されること
とも相俟って切刃5の刃先強度を十分に確保することが
できる一方、このコーナ部4から離れた部分の切刃5に
は大きなすくい角θによって良好な切れ味を与えること
ができ、このような部分の切刃5まで使用される重切削
においても一層の抵抗の低減を図ることが可能となる。
さらに、本実施形態では、この傾斜部8と切刃5との間
に形成される上記ランド部7の幅Wが、切刃5に沿って
上記コーナ部4から離間するに従い、やはり上記有効切
刃長Lの範囲において漸次幅広となるように形成されて
おり、従って上述のようにすくい角θが大きくなること
によって刃先角度が小さくなるコーナ部4から離間した
側の切刃5部分では、幅Wの大きなランド部7により、
重切削に対しても十分耐えうる高い切刃強度を得ること
ができる一方、逆にすくい角θが小さくなるコーナ部4
周辺の切刃5では、ランド部7の幅Wを比較的小さくす
ることにより、徒に切れ味が鈍化しすぎるのを防ぐこと
ができる。
【0019】次に、図9ないし図16は、本発明の第2
の実施形態を示すものであり、図1ないし図8に示した
第1の実施形態と共通する部分には同一の符号を配して
説明を簡略化する。すなわち、本実施形態が第1の実施
形態と異なっている点は、まずそのチップ本体21が図
9に示すように略菱形平板状をなしており、従ってすく
い面22とされるその一方の多角形面も略菱形とされて
いることである。そして、このすくい面22の4つの辺
稜部には、該すくい面22のコーナ部23,24からそ
れぞれ延びるように切刃5が形成されているが、このよ
うな菱形平板状のチップ本体21を備えたスローアウェ
イチップでは、専らそのすくい面22の辺稜部が鋭角に
交差する一対のコーナ部23,23が切削に使用され、
辺稜部が鈍角に交差する一対のコーナ部24,24が使
用されることは少ないので、切刃5の有効切刃長Lは、
図9に示すように上記鋭角のコーナ部23,23から延
びる部分が上記辺稜部の1/2を越えるようにされてい
る。
【0020】さらに、この第2の実施形態のスローアウ
ェイチップでは、第1の実施形態と同様に切刃5と傾斜
部8との間に、切刃5に沿って延びるランド部7が形成
されており、このランド部7と上記傾斜部8との交差稜
線部25が、切刃5に交差する方向に沿った断面におい
て凸曲線状をなすように形成されていて、特に本実施形
態ではこの交差稜線部25は、切刃5に直交する断面に
おいて図11ないし図16に示すように、ランド部7と
傾斜部8とに滑らかに連なる凸円弧状をなすように形成
されている。そして、本実施形態でも、この傾斜部8と
平坦面10との間には、傾斜部8に対して断面凸曲線を
なして隆起する凹溝部9A…および突条部9B…を備え
たブレーカ部9が形成されており、これらの凹溝部9A
…および突条部9B…の表面が切刃5に沿ってなす断面
は、図10に示すように互いに等しい半径Rおよび長さ
M(ただし、1波長分の長さ)の凹凸円弧を互いの両端
部で接するように連ねた波形形状の凹凸曲線をなすよう
にされている。なお、本実施形態においても、これらの
凹溝部9A…および突条部9B…は、すくい面2に対向
する平面視においてそれぞれ切刃5に直交する方向に延
びるように形成されている。
【0021】従って、このように構成されたスローアウ
ェイチップにおいても、上記第1の実施形態と同様に、
重切削に用いて切屑の流出を安定させつつも抵抗や摩擦
熱の低減を図ることができ、切屑の振動によって切刃5
が損傷したり溶着が生じたりするのを防いで、チップ寿
命の延長を図ることが可能となる。また、本実施形態で
は、上述のようにランド部7と上記傾斜部8との交差稜
線部25が切刃5に交差する方向に沿った断面において
凸曲線状をなすように形成されており、これらランド部
7と傾斜部8とが鈍角に交差するようにされた第1の実
施形態に比べ、重切削の際に切刃5によって生成された
厚肉の切屑を、より滑らかに傾斜部8からブレーカ部9
に導いてその凹溝部9A…および突条部9B…により処
理することが可能となり、一層安定した切屑の流出を図
ることができる。なお、上記第1の実施形態のスローア
ウェイチップにおいても、この第2の実施形態と同様に
そのランド部7と傾斜部8との交差稜線部を断面凸曲線
状に形成するようにしても勿論構わない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特に重切削において生成される厚肉で幅広の切屑を、振
動などを生じさせることなく安定して流出させることが
できる一方、切屑とすくい面との接触面積を低減して抵
抗や摩擦熱の増大を防ぐことが可能となる。このため、
振動する切屑によって切刃にチッピングや欠損などの損
傷が生じたり、あるいは摩擦熱によって切刃やすくい面
上に溶着が発生したりするのを防ぐことができ、重切削
に用いても寿命の長いスローアウェイチップを提供する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示す斜視図であ
る。
【図2】 図1に示す実施形態のすくい面2に対向する
方向から見た平面図である。
【図3】 図2におけるAA断面図である。
【図4】 図2におけるBB断面図である。
【図5】 図2におけるCC断面図である。
【図6】 図2におけるDD断面図である。
【図7】 図2におけるEE断面図である。
【図8】 図2におけるFF断面図である。
【図9】 本発明の第2の実施形態を示すすくい面2に
対向する方向から見た平面図である。
【図10】 図9におけるAA断面図である。
【図11】 図9におけるBB断面図である。
【図12】 図9におけるCC断面図である。
【図13】 図9におけるDD断面図である。
【図14】 図9におけるEE断面図である。
【図15】 図9におけるFF断面図である。
【図16】 図9におけるGG断面図である。
【符号の説明】
1,21 チップ本体 2,22 すくい面 3 逃げ面 4,23,24 コーナ部 5 切刃 7 ランド部 8 傾斜部 9 ブレーカ部 9A 凹溝部 9B 突条部 25 断面凸曲線状をなすランド部7と傾斜部8との交
差稜線部 R 凹溝部9A…および突条部9B…の表面の断面がな
す凹凸曲線の半径 M 凹溝部9A…および突条部9B…の表面の断面がな
す凹凸曲線の1波長分の長さ N 凹溝部9A…および突条部9B…の表面の断面がな
す凹凸曲線の波形形状の振幅 L 有効切刃長 W ランド部7の幅 θ 傾斜部8によるすくい面2のすくい角

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多角形平板状をなすチップ本体の少なく
    とも一方の多角形面がすくい面とされ、このすくい面が
    なす多角形面のコーナ部から延びる該多角形面の辺稜部
    に切刃が形成されて成るスローアウェイチップであっ
    て、上記切刃に隣接する上記すくい面上には、それぞれ
    上記切刃に交差する方向に延びる複数の凹溝部と突条部
    とが該切刃に沿った方向に交互に形成されて成るブレー
    カ部が設けられており、このブレーカ部の上記凹溝部お
    よび突条部の表面が、上記切刃に沿った断面において互
    いに滑らかに連なる凹凸曲線状に形成されていることを
    特徴とするスローアウェイチップ。
  2. 【請求項2】 上記ブレーカ部の凹溝部および突条部の
    表面がなす凹凸曲線が、互いに等しい半径および長さの
    凹凸円弧を互いの両端部で接するように連ねた波形形状
    とされていることを特徴とする請求項1に記載のスロー
    アウェイチップ。
  3. 【請求項3】 上記すくい面上において、上記切刃と上
    記ブレーカ部との間には、上記切刃側からブレーカ部側
    に向かうに従い漸次後退する傾斜部が形成されており、
    上記ブレーカ部の凹溝部と突条部とは、上記切刃に交差
    する方向に沿った断面において凸曲線を描きつつ上記傾
    斜部に対して隆起させられていることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載のスローアウェイチップ。
  4. 【請求項4】 上記傾斜部による上記すくい面のすくい
    角が、上記切刃に沿って上記コーナ部から離間するに従
    い漸次大きくなるように形成されていることを特徴とす
    る請求項3に記載のスローアウェイチップ。
  5. 【請求項5】 上記切刃と傾斜部との間には、上記切刃
    に沿って延びるランド部が形成されており、上記切刃に
    交差する方向に沿ったこのランド部の幅が、上記切刃に
    沿って上記コーナ部から離間するに従い漸次幅広となる
    ように形成されていることを特徴とする請求項3または
    請求項4に記載のスローアウェイチップ。
  6. 【請求項6】 上記切刃と傾斜部との間には、上記切刃
    に沿って延びるランド部が形成されており、このランド
    部と上記傾斜部との交差稜線部は、上記切刃に交差する
    方向に沿った断面において凸曲線状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれかに記
    載のスローアウェイチップ。
JP2001052709A 2001-02-27 2001-02-27 スローアウェイチップ Pending JP2002254214A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001052709A JP2002254214A (ja) 2001-02-27 2001-02-27 スローアウェイチップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001052709A JP2002254214A (ja) 2001-02-27 2001-02-27 スローアウェイチップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002254214A true JP2002254214A (ja) 2002-09-10

Family

ID=18913300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001052709A Pending JP2002254214A (ja) 2001-02-27 2001-02-27 スローアウェイチップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002254214A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007260842A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Kyocera Corp 切削インサートおよびそれを装着した切削工具
KR100975412B1 (ko) * 2008-06-16 2010-08-11 주식회사 케이씨엠 브이 커팅기용 바이트 수단
CN102458736A (zh) * 2009-06-24 2012-05-16 株式会社钨钛合金 切削用刀片
JP2012121132A (ja) * 2010-11-15 2012-06-28 Mitsubishi Materials Corp 切削インサート
WO2015141428A1 (ja) * 2014-03-17 2015-09-24 住友電工ハードメタル株式会社 切削インサート
WO2018021419A1 (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 京セラ株式会社 切削インサート、切削工具及び切削加工物の製造方法
WO2018155705A1 (ja) * 2017-02-27 2018-08-30 京セラ株式会社 切削インサート、切削工具及び切削加工物の製造方法
CN113056341A (zh) * 2018-12-20 2021-06-29 株洲钻石切削刀具欧洲有限公司 切削刀具
JP6923855B1 (ja) * 2021-02-26 2021-08-25 株式会社タンガロイ 切削インサート
WO2022234933A1 (ko) * 2021-05-06 2022-11-10 한국야금 주식회사 절삭인서트 및 이를 장착한 절삭공구

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS591105A (ja) * 1982-06-26 1984-01-06 Mitsubishi Metal Corp スロ−アウエイチツプ
JPH06170634A (ja) * 1992-10-07 1994-06-21 Toshiba Tungaloy Co Ltd カッタ用チップ
JPH08257822A (ja) * 1995-03-20 1996-10-08 Toshiba Tungaloy Co Ltd スローアウェイチップ
JPH08511208A (ja) * 1994-03-21 1996-11-26 イスカー・リミテツド 切削インサート
JPH08318412A (ja) * 1995-05-19 1996-12-03 Toshiba Tungaloy Co Ltd スローアウェイチップ
JPH0957507A (ja) * 1995-08-25 1997-03-04 Toshiba Tungaloy Co Ltd スローアウェイチップ
JPH10500909A (ja) * 1994-08-11 1998-01-27 ケンナメタル インコーポレイテッド インデックス可能インサート
JPH1177409A (ja) * 1997-09-09 1999-03-23 Toshiba Tungaloy Co Ltd スローアウェイチップ

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS591105A (ja) * 1982-06-26 1984-01-06 Mitsubishi Metal Corp スロ−アウエイチツプ
JPH06170634A (ja) * 1992-10-07 1994-06-21 Toshiba Tungaloy Co Ltd カッタ用チップ
JPH08511208A (ja) * 1994-03-21 1996-11-26 イスカー・リミテツド 切削インサート
JPH10500909A (ja) * 1994-08-11 1998-01-27 ケンナメタル インコーポレイテッド インデックス可能インサート
JPH08257822A (ja) * 1995-03-20 1996-10-08 Toshiba Tungaloy Co Ltd スローアウェイチップ
JPH08318412A (ja) * 1995-05-19 1996-12-03 Toshiba Tungaloy Co Ltd スローアウェイチップ
JPH0957507A (ja) * 1995-08-25 1997-03-04 Toshiba Tungaloy Co Ltd スローアウェイチップ
JPH1177409A (ja) * 1997-09-09 1999-03-23 Toshiba Tungaloy Co Ltd スローアウェイチップ

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007260842A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Kyocera Corp 切削インサートおよびそれを装着した切削工具
KR100975412B1 (ko) * 2008-06-16 2010-08-11 주식회사 케이씨엠 브이 커팅기용 바이트 수단
CN102458736A (zh) * 2009-06-24 2012-05-16 株式会社钨钛合金 切削用刀片
US9630256B2 (en) 2010-11-15 2017-04-25 Mitsubishi Materials Corporation Cutting insert
JP2012121132A (ja) * 2010-11-15 2012-06-28 Mitsubishi Materials Corp 切削インサート
JPWO2015141428A1 (ja) * 2014-03-17 2017-04-06 住友電工ハードメタル株式会社 切削インサート
CN105899316A (zh) * 2014-03-17 2016-08-24 住友电工硬质合金株式会社 切削刀具
US10040125B2 (en) 2014-03-17 2018-08-07 Sumitomo Electric Hardmetal Corp. Cutting insert
WO2015141428A1 (ja) * 2014-03-17 2015-09-24 住友電工ハードメタル株式会社 切削インサート
US11517965B2 (en) 2016-07-28 2022-12-06 Kyocera Corporation Cutting insert, cutting tool, and method of manufacturing machined product
WO2018021419A1 (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 京セラ株式会社 切削インサート、切削工具及び切削加工物の製造方法
CN109562460A (zh) * 2016-07-28 2019-04-02 京瓷株式会社 切削刀片、切削工具以及切削加工物的制造方法
JPWO2018021419A1 (ja) * 2016-07-28 2019-05-23 京セラ株式会社 切削インサート、切削工具及び切削加工物の製造方法
DE112017003756B4 (de) 2016-07-28 2024-05-29 Kyocera Corporation Schneideinsatz, Schneidwerkzeug und Verfahren des Herstellens eines maschinell-bearbeiteten Produkts
WO2018155705A1 (ja) * 2017-02-27 2018-08-30 京セラ株式会社 切削インサート、切削工具及び切削加工物の製造方法
US11027339B2 (en) 2017-02-27 2021-06-08 Kyocera Corporation Cutting insert, cutting tool, and method of manufacturing machined product
JPWO2018155705A1 (ja) * 2017-02-27 2019-11-21 京セラ株式会社 切削インサート、切削工具及び切削加工物の製造方法
CN113056341A (zh) * 2018-12-20 2021-06-29 株洲钻石切削刀具欧洲有限公司 切削刀具
JP6923855B1 (ja) * 2021-02-26 2021-08-25 株式会社タンガロイ 切削インサート
JP2022130807A (ja) * 2021-02-26 2022-09-07 株式会社タンガロイ 切削インサート
WO2022234933A1 (ko) * 2021-05-06 2022-11-10 한국야금 주식회사 절삭인서트 및 이를 장착한 절삭공구

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5118198B2 (ja) コーナー凹み部を有する切削インサート
JP5515504B2 (ja) 切削インサート
JP2754285B2 (ja) チップコントロール付切削インサート
JP2844391B2 (ja) チップコントロール付切削インサート
JP2935539B2 (ja) 切削インサート
JPH052244Y2 (ja)
US7374372B2 (en) Indexable insert
JPH08511208A (ja) 切削インサート
JP3046364U (ja) 切削インサート及びエンドミル組立体
JP2002096208A (ja) 切削用インサート
WO2010058856A1 (ja) 切削インサートおよび切削工具並びにそれを用いた切削方法
JP4520045B2 (ja) 旋削加工用の切削インサート
JPH05116019A (ja) スローアウエイチツプ
JPS6314964Y2 (ja)
JP2002254214A (ja) スローアウェイチップ
JP2000107911A (ja) スローアウェイチップ
JPH065041Y2 (ja) スローアウエイチップ
JPS6125483B2 (ja)
KR102181844B1 (ko) 금속 선삭용 절삭 인서트 및 선삭 공구
JPH065042Y2 (ja) スローアウエイチップ
JP3211431B2 (ja) スローアウェイチップ
JPH0134729B2 (ja)
JP3237057B2 (ja) スローアウェイチップ
JP3237372B2 (ja) スローアウェイチップ
JPS6140404Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100413

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100907