JP2002252794A - クランプ回路、それを用いた撮像装置と撮像システム、及びクランプ方法 - Google Patents

クランプ回路、それを用いた撮像装置と撮像システム、及びクランプ方法

Info

Publication number
JP2002252794A
JP2002252794A JP2001050669A JP2001050669A JP2002252794A JP 2002252794 A JP2002252794 A JP 2002252794A JP 2001050669 A JP2001050669 A JP 2001050669A JP 2001050669 A JP2001050669 A JP 2001050669A JP 2002252794 A JP2002252794 A JP 2002252794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
switch means
circuit
switch
control terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001050669A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosei Sakuragi
孝正 桜木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001050669A priority Critical patent/JP2002252794A/ja
Publication of JP2002252794A publication Critical patent/JP2002252794A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リセットスイッチがオフするときの基準電圧
源の電位振動の影響を抑えたクランプ動作を行う。 【解決手段】 複数の信号線にそれぞれ一端が接続され
る複数のクランプ容量2と、複数のクランプ容量の他端
にそれぞれ接続される、クランプ動作で該他端に基準電
圧を印加するための複数のスイッチ手段3と、を備えた
クランプ回路において、スイッチ手段のクランプ動作に
おけるオフのタイミングを複数のクランプ容量について
クランプ容量ごとにずらすためのタイミング調整手段
4、18を、スイッチ手段の制御端子に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクランプ回路、それ
を用いた撮像装置と撮像システム、及びクランプ方法に
係わり、特に複数の信号線にそれぞれ一端が接続される
複数のクランプ容量と、該複数のクランプ容量の他端に
それぞれ接続される、クランプ動作で該他端に基準電圧
を印加するための複数のスイッチ手段と、を備えたクラ
ンプ回路、それを用いた撮像装置と撮像システム、及び
クランプ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の撮像装置の構成を示す回路
構成図である。光電変換素子1を2次元的に配置し、各
列の素子の出力が接続された信号線(垂直信号線)6
(6−1,6−2,…,6−n)にクランプ容量2(2
−1,2−2,…,2−n)の一端が接続され、クラン
プ容量2の他端にはリセットスイッチ3(3−1,3−
2,…,3−n)と水平転送スイッチ5(5−1,5−
2,…,5−n)を信号線(垂直信号線)7(7−1,
7−2,…,7−n)を介して接続し、その水平転送ス
イッチ5のもう一端が接続された共通水平信号線8を経
て、出力オペアンプ9から信号電圧が出力される。11
(11−1,11−2,…,11−m)は1のセルを選
択し、活性化するための選択線、12はリセットスイッ
チ3を駆動するパルス入力端子、13はオペアンプ9の
動作点を決める電圧源、14は出力端子、15はクラン
プ容量2に保存された信号電荷を水平転送スイッチ5を
経て転送し、信号電圧に変換するための帰還容量、16
は垂直シフトレジスタ、17は水平シフトレジスタであ
る。
【0003】図6は光電変換素子の一例を示す回路構成
図である。この光電変換素子はCMOSセンサーと呼ば
れるセンサーの一構成例を示すものである。
【0004】図6において、破線領域はCMOSセンサ
ーの一画素部を示し、PDはフォトダイオード、MTXは
転送用トランジスタ、MRESはリセット用トランジス
タ、MSFは画素アンプとなる増幅用トランジスタ、MSE
Lは画素を選択する選択用トランジスタである。リセッ
ト用トランジスタMRES、MRVをオンして画素部および
垂直出力線のリセットを行った後に画素アンプMSF、選
択用トランジスタMSELを介してノイズ信号を出力す
る。次に、転送用トランジスタMTXをオンすると、フォ
トダイオードPDから光電変換された信号が画素アンプ
となる増幅用トランジスタMSFのゲートに転送され、画
素アンプMSF、選択用トランジスタMSELを介してノイ
ズ信号成分を含む信号を出力する。φSEL、φTX、φRE
S、φRVはそれぞれ増幅用トランジスタMSEL、転送用ト
ランジスタMTX、リセット用トランジスタMRES,MRV
を制御する制御信号である。また、トランジスタMLは
画素アンプMSFの負荷である。トランジスタMLの制御
信号φLはφSELと共通に駆動するか、常にHレベルとし
て抵抗としても良い。
【0005】以下に上記クランプ容量を用いた、前記光
電変換素子のもつ、製造バラツキによるノイズを、低減
する動作を説明する。
【0006】垂直シフトレジスタ16からの選択線11
(11−1,11−2,…,11−m)によって活性化
された光電変換素子がリセット状態にある時、そのリセ
ット状態の出力電圧(Vres)はクランプ容量2(2−
1,2−2,…,2−n)の一端に印加される。その時
同時にクランプ容量2の他端に接続されているリセット
スイッチ3(3−1,3−2,…,3−n)をオンさ
せ、基準電圧10(Vref)を印加して、その後リセットス
イッチ3をオフさせることでクランプ容量2にはVresと
Vrefの差電圧に応じた電荷が保存される。
【0007】次に、前記光電変換素子から光電変換され
た信号に対応する信号電圧(Vsig)がクランプ容量2
(2−1,2−2,…,2−n)の一端に印加される。
なお、この信号電圧(Vsig)は出力電圧(Vres)を含ん
でいる。この時前記スイッチ3はOFFしており、クラン
プ容量2の電荷は保存されるので、クランプ容量2の一
端の電位はVsigとVresの差分だけ(Vsig−Vres)変動す
るとともに、他端の電位もVsigとVresの差分(Vsig−Vr
es)分変動する。光電変換素子1が信号電圧(Vsig)を
出力している時に、水平転送スイッチ5を水平シフトレ
ジスタ17からの信号によって順次オンさせることで、
VsigとVresの差電圧に応じた電荷が、出力アンプ9の出
力端子14と反転入力端子との間に接続された帰還容量
15に転送され、出力アンプ9の出力端子14からVsig
-Vresに比例した電圧が出力される。この出力電圧はVre
s電圧に依存していないことから(出力電圧(Vres)成
分を含む信号電圧(Vsig)から出力電圧(Vres)が減算
処理される)、光電変換素子の製造バラツキによるVres
電圧の変動にも依存しないため、ノイズの除去が行われ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ノイズ
除去の動作においては、光電変換素子がリセット電圧Vr
esを出力し、クランプ容量の一端にその電圧を印加し、
他端に前記リセットスイッチを経て基準電位Vrefを印加
して、該リセットスイッチをオフする瞬間に、そのスイ
ッチング動作により負荷が変動するため、基準電位Vref
が変動することになる。
【0009】光電変換素子が複数あり、それに伴い前記
クランプ容量も複数ある場合、前記リセットスイッチは
基本的に同時にオフされるが、実際はその時間差はわず
かではあるがオフのタイミングが異なる。基準電位Vref
がスイッチングにより振動しているときに異なるタイミ
ングでクランプ容量に電位をホールドすればクランプ容
量に保存される電荷も異なってしまい、前記ノイズ除去
が十分行われなくなってしまう場合がある。
【0010】図7は以上説明した課題を説明するもの
で、1bit目のクランプのスイッチがオフしたときに基
準電圧Vrefの電圧は振動し、2bit目のクランプスイッ
チがオフするタイミングで取り込まれるクランプ電圧は
V2となり、同様にnbit目のクランプスイッチがオフする
タイミングで取り込まれるクランプ電圧はVnとなって、
ともにVrefとは異なる値になってしまう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のクランプ回路
は、複数の信号線にそれぞれ一端が接続される複数のク
ランプ容量と、該複数のクランプ容量の他端にそれぞれ
接続される、クランプ動作で該他端に基準電圧を印加す
るための複数のスイッチ手段と、を備えたクランプ回路
において、前記スイッチ手段のクランプ動作におけるオ
フのタイミングを前記複数のクランプ容量について前記
クランプ容量ごとにずらすためのタイミング調整手段
を、前記スイッチ手段の制御端子に接続することを特徴
とするものである。
【0012】また本発明のクランプ回路は、複数の信号
線にそれぞれ一端が接続される複数のクランプ容量と、
該複数のクランプ容量の他端にそれぞれ接続される、ク
ランプ動作で該他端に基準電圧を印加するための複数の
スイッチ手段と、を備えたクランプ回路において、前記
スイッチ手段のクランプ動作におけるオフのタイミング
を前記複数のクランプ容量について前記クランプ容量ご
とにずらすための遅延素子を、前記スイッチ手段の制御
端子に接続することを特徴とするものである。
【0013】また本発明の撮像装置は、上記本発明のク
ランプ回路を用いたものである。また本発明の撮像シス
テムは本発明の撮像装置を用いたものである。
【0014】本発明のクランプ方法は、複数の信号線に
それぞれ一端が接続される複数のクランプ容量と、該複
数のクランプ容量の他端にそれぞれ接続される、クラン
プ動作で該他端に基準電圧を印加するための複数のスイ
ッチ手段と、を備えたクランプ回路によるクランプ方法
において、前記スイッチ手段のクランプ動作におけるオ
フのタイミングを、前記スイッチ手段のクランプ動作に
おけるスイッチオフ時に振動した前記基準電圧が収束す
るのに要する時間に応じて、前記複数のクランプ容量に
ついて前記クランプ容量ごとにずらすことを特徴とする
ものである。
【0015】本発明は、スイッチ手段をオフするタイミ
ングを、タイミング調整手段を設けることで、その接続
されている信号線に対して異なるようにするものであ
る。そのオフするタイミングの差は、基準電位(Vref)
のスイッチング動作による電圧の振動が収束する、いわ
ゆるセトリング時間を考慮したものにすることで、各信
号線に接続されているクランプ容量に印加される基準電
位が等しくなるようにすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実
施形態では撮像装置を例として説明するが、本発明のク
ランプ回路は特に撮像装置に用途が限定されるものでは
ない。
【0017】スイッチ手段となるリセットスイッチのオ
フタイミングの差を設定する具体的な手段を含めた撮像
装置の、本発明に係る第1の実施形態の回路構成を図1
に示す。なお、図5の構成部材と同一構成部材について
は同一符号を付する。光電変換素子1としては例えば図
6に示した光電変換素子を用いることができる。
【0018】図1において、1は光電変換素子、2(2
−1,2−2,…,2−n)はクランプ容量、3(3−
1,3−2,…,3−n)はクランプ容量2の一端の電
位を基準電位Vrefにクランプするリセットスイッチ、4
(4−1,4−2,…,4−n)はリセットスイッチの
ゲート(制御端子)に接続され、リセットスイッチ3を
駆動するインバーターであり、このインバーター4の段
数と抵抗18(18−1,18−2,…,18−(n−
1))により各垂直信号線7(7−1,7−2,…,7
−n)でのリセットタイミングのずれを設定する。すな
わち、インバーター4(4−1,4−2,…,4−n)
と抵抗18(18−1,18−2,…,18−(n−
1))とはタイミング調整手段を構成し、またインバー
ター4−2と抵抗18−1、インバーター4−3と抵抗
18−2、…はそれぞれ遅延素子を構成する。5(5−
1,5−2,…,5−n)は水平転送スイッチ、6(6
−1,6−2,…,6−n)及び7(7−1,7−2,
…,7−n)は垂直信号線、8は共通水平信号線、9は
出力オペアンプ、10はクランプ容量2にクランプ電位
を与える基準電圧源、11(11−1,11−2,…,
11−m)は1のセルを選択し、活性化するための選択
線、12はリセットスイッチ3を駆動するパルス入力端
子、13はオペアンプ9の動作点を決める電圧入力端
子、14は出力端子、15はクランプ容量2に保存され
た信号電荷を水平転送スイッチ5を経て転送し、信号電
圧に変換するための帰還容量、16は垂直シフトレジス
タ、17は水平シフトレジスタである。この回路の動作
は図5に示した従来例と同様であるので、その説明は省
略する。
【0019】クランプ容量2の一端に光電変換素子1か
ら、そのリセット電位、あるいは信号電位が印加されて
いるとき、リセットスイッチ3をオンさせ、クランプ容
量2の他端に基準電位Vrefを与えてクランプするわけだ
が、リセットスイッチ3のオフ(OFF)のタイミングを
各垂直信号線7−1,7−2,…,7−nごとにずらせ
るため、インバーター4の段数やインバーターを構成す
るトランジスタサイズ、抵抗18の値でそのずれ量を調
節する。その最適値はクランプするためのスイッチング
動作による基準電位Vrefの振動収束時間(セトリング時
間)によって決定するのが望ましい。
【0020】例えば垂直信号線7−1のリセットスイッ
チ3−1を駆動するインバーター4−1の出力を隣接す
るインバーター4−2の入力とすることで、確実にある
量のタイミングずれを発生させることができる。このよ
うに、ある垂直信号線のリセットスイッチの入力を隣接
する垂直信号線のリセットスイッチのインバーターの入
力と接続していけば、リセットスイッチ3−1,3−
2,…,3−nは順次一定タイミングずれてオン(ON)
していくことになる。
【0021】図2は本発明の撮像装置の第2の実施形態
の回路構成図であり、図1におけるリセットスイッチ3
のオフタイミングのずれを設定する方法が異なるだけで
ある。すなわち、図2では抵抗18(18−1,18−
2,…,18−n)を直列に接続し、その接点を各垂直
信号線7に対応したリセットスイッチ3を駆動するイン
バーター4の入力とすることでタイミングずれを設定し
ている。例えば、垂直信号線7−1のリセットスイッチ
3−1を駆動するインバーター4−1の入力側はパルス
電圧源と接続されるパルス入力端子12と抵抗18−1
を介して接続されるが、垂直信号線7−2のリセットス
イッチ3−2を駆動するインバーター4−2の入力側は
パルス入力端子12と抵抗18−1,18−2を介して
接続されることになり、確実にある量のタイミングずれ
を発生させることができる。すなわち、インバーター4
(4−1,4−2,…,4−n)と抵抗18(18−
1,18−2,…,18−(n−1))とはタイミング
調整手段を構成し、またインバーター4−1と抵抗18
−1、インバーター4−2と抵抗18−1,18−2、
…はそれぞれ遅延素子を構成する。
【0022】図3は上記のタイミングのずれを基準電圧
のセトリング時間に応じて設定した場合の、各bitで取
り込まれるクランプ電圧のバラツキが従来例より小さく
なることを表している。
【0023】なお、ここで示している、リセットスイッ
チ3を駆動するインバーター4は、駆動回路の一例で、
nor回路やバッファーアンプなどを用いてもよく、回路
構成に特に制限があるものではない。
【0024】以上説明したように、第1及び第2の実施
形態によれば、クランプ容量の一端に、スイッチ手段を
経て、基準電位を印加するクランプ動作において、スイ
ッチ手段がオフする瞬間に、その負荷が急激に変わるこ
とで電位が振動する基準電圧源の電位振動の問題を、前
記振動が収束するのに必要な時間(セトリング時間)を
考慮した時間差を、各クランプ容量に附随するスイッチ
手段をオフするタイミングを調整することで解決し、基
準電圧源の電位が定常状態にあるときにクランプ動作を
行うことができる。
【0025】次に上記第1及び第2の実施形態の撮像装
置を用いた撮像システムについて説明する。図4に基づ
いて、本発明の撮像装置をスチルカメラに適用した場合
の一実施例について詳述する。
【0026】図4は本発明の撮像装置を“スチルビデオ
カメラ”に適用した場合を示すブロック図である。
【0027】図4において、101はレンズのプロテク
トとメインスイッチを兼ねるバリア、102は被写体の
光学像を固体撮像素子(撮像装置)104に結像させる
レンズ、103はレンズ102を通った光量を可変する
ための絞り、104はレンズ102で結像された被写体
を画像信号として取り込むための固体撮像素子、106
は固体撮像素子104より出力される画像信号のアナロ
グ−ディジタル変換を行うA/D変換器、107はA/
D変換器106より出力された画像データに各種の補正
を行ったりデータを圧縮する信号処理部、108は固体
撮像素子104、撮像信号処理回路105、A/D変換
器106、信号処理部107に、各種タイミング信号を
出力するタイミング発生部、109は各種演算とスチル
ビデオカメラ全体を制御する全体制御・演算部、110
は画像データを一時的に記憶するためのメモリ部、11
1は記録媒体に記録または読み出しを行うためのインタ
ーフェース部、112は画像データの記録または読み出
しを行うための半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体、
113は外部コンピュータ等と通信するためのインター
フェース部である。
【0028】次に、前述の構成における撮影時のスチル
ビデオカメラの動作について、説明する。
【0029】バリア101がオープンされるとメイン電
源がオンされ、次にコントロール系の電源がオンし、さ
らに、A/D変換器106などの撮像系回路の電源がオ
ンされる。
【0030】それから、露光量を制御するために、全体
制御・演算部109は絞り103を開放にし、固体撮像
素子4から出力された信号はA/D変換器106で変換
された後、信号処理部107に入力される。そのデータ
を基に露出の演算を全体制御・演算部109で行う。
【0031】この測光を行った結果により明るさを判断
し、その結果に応じて全体制御・演算部109は絞りを
制御する。
【0032】次に、固体撮像素子104から出力された
信号をもとに、高周波成分を取り出し被写体までの距離
の演算を全体制御・演算部109で行う。その後、レン
ズを駆動して合焦か否かを判断し、合焦していないと判
断したときは、再びレンズを駆動し測距を行う。
【0033】そして、合焦が確認された後に本露光が始
まる。露光が終了すると、固体撮像素子104から出力
された画像信号はA/D変換器106でA−D変換さ
れ、信号処理部107を通り全体制御・演算109によ
りメモリ部に書き込まれる。その後、メモリ部110に
蓄積されたデータは、全体制御・演算部109の制御に
より記録媒体制御I/F部を通り半導体メモリ等の着脱
可能な記録媒体112に記録される。又外部I/F部1
13を通り直接コンピュータ等に入力して画像の加工を
行ってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
効果的なクランプ動作を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像装置の第1の実施形態の回路構成
図である。
【図2】本発明の撮像装置の第2の実施形態の回路構成
図である。
【図3】本発明の撮像装置の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図4】本発明の固体撮像装置をスチルビデオカメラに
適用した場合を示すブロック図である。
【図5】従来の撮像装置の構成を示す回路構成図であ
る。
【図6】光電変換素子の一例を示す回路構成図である。
【図7】図5に示す撮像装置の課題を説明するタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1 光電変換素子 2−1,2−2,…,2−n クランプ容量 3−1,3−2,…,3−n リセットスイッチ 4−1,4−2,…,4−n インバーター 5−1,5−2,…,5−n、6−1,6−2,…,6
−n 水平転送スイッチ 7−1,7−2,…,7−n 垂直信号線 8 共通水平信号線 9 出力オペアンプ 10 基準電圧源 11−1,11−2,…,11−m 選択線 12 パルス入力端子 13 電圧入力端子 14 出力端子 15 帰還容量 16 垂直シフトレジスタ 17 水平シフトレジスタ 18−1,18−2,…,18−(n−1) 抵抗

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信号線にそれぞれ一端が接続され
    る複数のクランプ容量と、該複数のクランプ容量の他端
    にそれぞれ接続される、クランプ動作で該他端に基準電
    圧を印加するための複数のスイッチ手段と、を備えたク
    ランプ回路において、前記スイッチ手段のクランプ動作
    におけるオフのタイミングを前記複数のクランプ容量に
    ついて前記クランプ容量ごとにずらすためのタイミング
    調整手段を、前記スイッチ手段の制御端子に接続するこ
    とを特徴とするクランプ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のクランプ回路におい
    て、前記タイミング調整手段として、クランプ動作にお
    けるオフのタイミングを隣接するスイッチ手段よりも遅
    くするための遅延素子を前記複数のスイッチ手段の制御
    端子にそれぞれ接続することを特徴とするクランプ回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のクランプ
    回路において、前記スイッチ手段のクランプ動作におけ
    るオフのタイミングのずらし量は、前記スイッチ手段の
    クランプ動作におけるスイッチオフ時に振動した前記基
    準電圧が収束するのに要する時間に応じて設定されるこ
    とを特徴とするクランプ回路。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載のクランプ
    回路において、前記遅延素子は隣接する二つのスイッチ
    手段の制御端子間に設けられ、該遅延素子により一のス
    イッチ手段の制御端子に入力される制御信号を遅延させ
    て隣接するスイッチ手段の制御端子に入力することを特
    徴とするクランプ回路。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のクランプ回路におい
    て、各スイッチ手段の制御端子は論理回路素子からなる
    駆動回路の出力側と接続され、前記遅延素子は、前記駆
    動回路と、一のスイッチ手段の制御端子と該一のスイッ
    チ手段に隣接するスイッチ手段の制御端子に接続される
    駆動回路の入力側との間に配される抵抗と、で構成され
    ることを特徴とするクランプ回路。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のクランプ回路におい
    て、各スイッチ手段の制御端子は論理回路素子からなる
    駆動回路の出力側と接続されるとともに、一のスイッチ
    手段の制御端子と、該一のスイッチ手段に隣接するスイ
    ッチ手段の制御端子に接続される駆動回路の入力側とが
    接続されて、該駆動回路により前記遅延素子が構成され
    てなり、前記遅延素子の遅延時間は、前記論理回路素子
    を構成するトランジスタのサイズ又は/及び前記論理回
    路素子の数によって設定されることを特徴とするクラン
    プ回路。
  7. 【請求項7】 請求項2又は請求項3に記載のクランプ
    回路において、各スイッチ手段の制御端子を論理回路素
    子からなる駆動回路の出力側と接続し、前記クランプ動
    作を行うスイッチ手段を駆動するパルス電圧源の出力に
    直列に抵抗を複数接続し、該複数の抵抗の各接続点をそ
    れぞれ、前記スイッチ手段を駆動する前記駆動回路の入
    力側と接続してなり、前記遅延素子を前記パルス電圧源
    と前記スイッチ手段との間に設けられる前記抵抗と前記
    駆動回路により構成してなることを特徴とするクランプ
    回路。
  8. 【請求項8】 複数の信号線にそれぞれ一端が接続され
    る複数のクランプ容量と、該複数のクランプ容量の他端
    にそれぞれ接続される、クランプ動作で該他端に基準電
    圧を印加するための複数のスイッチ手段と、を備えたク
    ランプ回路において、 前記スイッチ手段のクランプ動作におけるオフのタイミ
    ングを前記複数のクランプ容量について前記クランプ容
    量ごとにずらすための遅延素子を、前記スイッチ手段の
    制御端子に接続することを特徴とするクランプ回路。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のクランプ回路におい
    て、前記遅延素子は、インバーターと抵抗を含むことを
    特徴とするクランプ回路。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれかの1
    項に記載のクランプ回路を用いた撮像装置であって、前
    記複数の信号線の各信号線に複数の光電変換素子が接続
    されてなる撮像装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の撮像装置におい
    て、前記光電変換素子から複数の信号が出力され、該複
    数の信号のうちの一の信号を前記クランプ容量の一端に
    出力し、クランプ動作がオフした後に、該一端に他の信
    号を出力することを特徴とする撮像装置。
  12. 【請求項12】 請求項10又は請求項11に記載の撮
    像装置と、該撮像装置へ光を結像する光学系と、該撮像
    装置からの出力信号を処理する信号処理回路とを有する
    ことを特徴とする撮像システム。
  13. 【請求項13】 複数の信号線にそれぞれ一端が接続さ
    れる複数のクランプ容量と、該複数のクランプ容量の他
    端にそれぞれ接続される、クランプ動作で該他端に基準
    電圧を印加するための複数のスイッチ手段と、を備えた
    クランプ回路によるクランプ方法において、前記スイッ
    チ手段のクランプ動作におけるオフのタイミングを、前
    記スイッチ手段のクランプ動作におけるスイッチオフ時
    に振動した前記基準電圧が収束するのに要する時間に応
    じて、前記複数のクランプ容量について前記クランプ容
    量ごとにずらすことを特徴とするクランプ方法。
JP2001050669A 2001-02-26 2001-02-26 クランプ回路、それを用いた撮像装置と撮像システム、及びクランプ方法 Pending JP2002252794A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001050669A JP2002252794A (ja) 2001-02-26 2001-02-26 クランプ回路、それを用いた撮像装置と撮像システム、及びクランプ方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001050669A JP2002252794A (ja) 2001-02-26 2001-02-26 クランプ回路、それを用いた撮像装置と撮像システム、及びクランプ方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002252794A true JP2002252794A (ja) 2002-09-06

Family

ID=18911594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001050669A Pending JP2002252794A (ja) 2001-02-26 2001-02-26 クランプ回路、それを用いた撮像装置と撮像システム、及びクランプ方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002252794A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7241984B2 (en) 2005-02-10 2007-07-10 Canon Kabushiki Kaisha Imaging apparatus using saturation signal and photoelectric conversion signal to form image

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7241984B2 (en) 2005-02-10 2007-07-10 Canon Kabushiki Kaisha Imaging apparatus using saturation signal and photoelectric conversion signal to form image

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4251811B2 (ja) 相関二重サンプリング回路とこの相関二重サンプリング回路を備えたcmosイメージセンサ
JP4804027B2 (ja) 焦点検出用固体撮像装置
JP2006197393A (ja) 固体撮像装置、カメラ、及び固体撮像装置の駆動方法
JP7116599B2 (ja) 撮像装置、半導体装置及びカメラ
JP3870137B2 (ja) 固体撮像装置及び固体撮像システム
JP4557469B2 (ja) 光電変換装置、及び固体撮像システム
JP2007221368A (ja) 負荷を駆動する駆動方法および駆動装置、並びに電子機器
JPH10190038A (ja) 光電変換装置
JP4991494B2 (ja) 撮像装置
WO2013129512A1 (ja) 固体撮像装置及びこれを用いた電子カメラ
JP5441651B2 (ja) 光電変換装置
JP4928068B2 (ja) 撮像装置及び撮像システム
JP4745677B2 (ja) 撮像装置
JP4336508B2 (ja) 撮像装置
JP2002252794A (ja) クランプ回路、それを用いた撮像装置と撮像システム、及びクランプ方法
JP2005210335A (ja) 相関二重サンプリング回路、信号処理回路及び固体撮像装置
JP3610144B2 (ja) 固体撮像装置
JP6213599B2 (ja) 撮像素子及び撮像装置
JP2003259223A (ja) 撮像システム
JP7129671B2 (ja) 撮像装置及びカメラシステム
JP4708583B2 (ja) 撮像装置
JP4036641B2 (ja) 撮像素子
JP2008042347A (ja) 撮像素子及びその制御方法、及び撮像装置
JP4981635B2 (ja) 信号処理システム
JP2008079001A (ja) 固体撮像装置