JP2002251554A - 商品販売に係わるサービス提供方法、当該方法が実行可能なサーバ及びプログラム - Google Patents

商品販売に係わるサービス提供方法、当該方法が実行可能なサーバ及びプログラム

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JP2002251554A
JP2002251554A JP2001045730A JP2001045730A JP2002251554A JP 2002251554 A JP2002251554 A JP 2002251554A JP 2001045730 A JP2001045730 A JP 2001045730A JP 2001045730 A JP2001045730 A JP 2001045730A JP 2002251554 A JP2002251554 A JP 2002251554A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機等の携帯端末を利用し、店舗側の
システム投資の必要が殆どなく導入可能な通信回線を用
いてクーポン情報を提供する。 【解決手段】 ユーザの携帯端末に対して前記クーポン
情報を送信する段階と、前記ユーザの携帯端末に送信し
た前記クーポン情報の一部又は全部に基づいて前記ユー
ザの携帯端末又は他の携帯端末と前記サーバとが接続さ
れると、当該接続された携帯端末に対して、割引をすべ
き商品又は/及び割引率等の割引情報をその携帯端末を
通じて表示するとともに、予め前記店舗に割り当てられ
た店舗識別コードの入力要求情報を送信する段階と、前
記店舗識別コードの入力に応じて、当該店舗識別コード
に対応する店舗の集客数カウント値を更新し記憶する段
階とを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
等の通信回線を利用してユーザに対してクーポン情報を
提供し、提供されたクーポン情報によりユーザの購買意
欲を向上させることが可能な商品販売に係わるサービス
提供方法、当該方法が実行可能なサーバ及びプログラ
ム、及びサービス提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来から存在する商品販売促進を
目的としてのクーポン券の発行は、インターネット等の
通信回線や携帯電話での画像通信を可能としたiモード
等の専用通信回線の導入に応じて、当該通信回線を通じ
て前記従来のクーポンと同等の役割を担うクーポン情報
が提供され、当該クーポン情報を端末側で紙面などに印
刷するなどして所定の店舗に持参すると、前記クーポン
ごとに予め定められた割引特典をユーザが享受できると
いったサービスが提供されている。
【0003】そして、このようなサービスシステムは、
従来のPOSシステムと連係されて、例えばビデオレン
タル会員の誰がどのようなクーポンを持参して割り引き
をおこなったかの履歴情報を、その店舗の店員が適宜入
力して顧客ごとのデータベースを作成することが行われ
ている。このように割引率等を適宜入力するのは、クー
ポン発行によりどの程度の集客効果が得られたかの分析
を行うためと、POSシステムにおける売り上げ管理の
精度を高めるためと、そのクーポンシステムをどのよう
な客層の人がどの程度利用しているかなどの情報を、マ
ーケティング情報として利用することなどを目的とする
ものである。
【0004】このようなPOSシステムを利用したクー
ポン情報を提供するサービス提供システムの公知技術と
しては、例えば特開平10−173720号などが知ら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
通信回線を用いてクーポン情報を提供するサービス提供
システムにおいては、当該システムの導入には高額な投
資が必要となること、或いは、前記サービスを提供する
サーバ管理に非常に手間がかかるなどの問題から個人商
店などの店舗単独で導入することは困難なものであるば
かりか、導入したとしても対象となる客(店舗に訪れる
ことが可能な行動範囲に客を限られるため)が少ないた
め投資に比べて導入効果はあまり期待できないものであ
った。
【0006】したがって、このような通信回線を用いて
クーポン情報を提供するサービス提供システムを導入す
る店舗は、大規模チェーン店を有する大手店舗で行われ
ていることが多く、小規模な店舗では導入されているケ
ースは少ないものである。このような導入への出遅れに
関する問題は、小規模な店舗に対する客離れに繋がりか
ねないものでもある。また、インターネット等が急速に
普及して、ユーザの購買形態が変化しつつある現状にお
いては、前述した問題は店舗だけの問題ではなく、ユー
ザ側にとっても「探す店舗の選択の余地が少なくなる」
といったデメリットが生じかねない。
【0007】そして、このような問題に鑑み本発明者
は、上述したような課題を解消するために、まずは不特
定多数の小規模な店舗で共用利用できるようなクーポン
発行に伴う商品販売に係わるサービス提供可能なシステ
ムを構築することが有用であると考えた。
【0008】しかしながら、上述したように複数の店舗
で共通利用できるようなシステムを構築する場合には、
前記クーポン情報を提供するサービス提供システム管理
者が当該システムを利用した客の前記複数の店舗ごとの
集客数に応じて公平に課金を行うことが必要である。仮
に、店舗ごとに定期的な一定額の会費を徴収することに
して場合には、その集客数が店舗によって極端に差がで
てしまうことが予測され、集客数の少ない店舗にとって
は前記会費が高いものとなってしまうとともに、そのよ
うな店舗間の不公平が生じる可能性のあるようなシステ
ムでは、店舗側としても前記システムの導入に躊躇する
ようになる結果、当該システムを通じての店舗ネットワ
ークエリアの拡大を阻害してしまう虞がある。
【0009】そして、上述したような店舗側に対する投
資額やメンテネンスの負担を低減すること、及び、集客
数を可及的に正確に把握して店舗側にその集客数に応じ
た課金を施すために、現在急速に普及している携帯端末
(携帯電話やノート型パソコンなど)を利用してシステ
ムを構築することが好ましいのではないかと、本発明者
は考えた。つまり、インターネットやiモードの専用回
線を通じて、前記通信回線を用いてクーポン情報を提供
するサービス提供システムサーバにアクセスし、ユーザ
が欲しい商品を販売している店舗を検索する。この検索
の結果でクーポン情報を携帯端末に転送し、当該転送さ
れたクーポン情報は一旦前記携帯端末に記憶される。こ
の記憶される形態は、例えばURLなど情報であって、
後に前記サーバと再度アクセスするために利用される情
報である。このように、再度サーバとアクセスさせる理
由は、単に携帯電話に記憶させたクーポン情報を店舗に
対して提示(見せる)だけでは、そのクーポンが本当に
利用されて集客効果があがったのかどうかをサーバ管理
者が直接に知り得ることができないことや、そのユーザ
の生活習慣を後の顧客情報として利用する(例えば、後
述するプッシュ配信時)際にその利用時間を正確に把握
しておく必要があるといったことからである。このよう
な顧客情報は、クーポンが利用された店舗から報告させ
るようにすることも可能であろうが、店舗側の立場から
すれば報告を正確にするほど、課金がされることになる
可能性があるため、それほど正確に報告することに注意
を払わないであろうことが予測される。
【0010】一方、予め前記通信回線を用いてクーポン
情報を提供するサービス提供システムを利用可能な店舗
には、該店舗ごとに異なるパスワード(店舗識別コー
ド)を配布しておき、前記クーポン情報を一旦記憶させ
た前記携帯端末をユーザが店舗に持参し、前記店舗の店
員に前記予め配布した店舗のパスワードを、再度前記サ
ーバに対して前記クーポン情報(ex.URL)に基づ
いてアクセスさせた状態で、前記携帯端末によりキー入
力してもらうと、前記サーバでは、前記パスワードに基
づいて店舗ごとに管理される当該店舗の集客数情報を更
新するようにすることを考えたのである。この解決策で
も十分に所定の課題を解消することができるが、更に、
ビジネス的に有用なものとするため、次のような問題を
見いだしたのである。
【0011】つまり、このようなシステムでは、店舗の
経営者とサーバの管理者とが同じ者であれば、上記パス
ワードの入力が徹底されるであろうが、このシステムの
場合には、店舗の経営者とサーバの管理者とが同じ利害
に基づく経営を行わない者で構成される可能性が高いた
め、前記パスワードの入力が行われると自動的に課金さ
れることから、そのパスワードの入力が徹底されない虞
がある。すなわち、前記パスワードを入力することは、
サーバの管理者にとっては集客数に応じた課金を行う関
係から有用なものであるが、店舗の経営者からすればパ
スワードの入力を行う行為は、前記サーバの管理者に支
払う料金の増大につながるからである。このような前記
パスワードの入力が徹底されなければ、本発明はビジネ
スとして不完全なものとなってしまう。
【0012】この発明では、上記問題に鑑み、現在急速
に普及している携帯電話機等の携帯端末を利用し、店舗
側のシステム投資の必要が殆どなく導入可能な通信回線
を用いてクーポン情報を提供するサービス提供方法、当
該方法が実行可能なサーバ及びプログラムを提供するこ
とを第1の目的とする。
【0013】そして、他の目的としては、ユーザ側又は
店舗側の本システムの不正使用(前記パスワードの未入
力、クーポン情報のコピーなど)を可及的に回避可能な
システムを構築することを目的とし、より具体的には、
発行したクーポン情報の店舗ごとの利用数(集客数)を
より正確に把握して、当該集約数に応じた課金を可能な
らしめる商品販売に係わるサービス提供方法、当該方法
が実行可能なサーバ及びプログラムを提供することを目
的とする。
【0014】なお、上述したようなオンライン上でのク
ーポンの入手とは異なるが、所定の会員に対して予め提
携している店舗が割引優待を行うシステムとして有名な
もので、CHECK & CHECKというものが存在
し、このシステムでは、会員に対して会員カードを発行
して提携先の店舗でそのカードを見せることによって優
待割引を受られるものも知られている。しかしながら、
この「CHECK &CHECK」システムにおいて
は、提携店舗を予めガイドブックなどでチェックしなけ
ればならないといった面倒なものであり、有効利用する
ためには、常にガイドブックを持ち歩かなければならな
いといったことから余り利用されていない。この発明の
システムでは、上述したようなガイドブックを持ち歩く
必要もなく、店舗を探したいと思ったその時に所有する
携帯電話で優待を受けることができる店舗を適宜探すこ
とができる商品販売に係わるサービス提供方法、当該方
法が実行可能なサーバ及びプログラムを提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明では、主要な構成として、前記クーポン情報
を受信するために、近年急速に普及している個々のユー
ザの所有する携帯端末を利用して、商品販売に係わるサ
ービス提供方法、当該方法が実行可能なサーバ及びプロ
グラムを構築する。
【0016】また、他の構成としては、不正使用を防止
するために、店舗に対しては前記パスワードの入力を行
わないとデメリットが生じるように、割引率が複数設定
されるようにするとか、或いは、ユーザに対して前記パ
スワードの入力を条件にその利用に応じた優待特典を提
供するようにして、前記パスワードの入力に当該ユーザ
の関心を集め、該ユーザの監視の基に前記店舗に対して
確実にパスワードを入力させるようにすること、又は前
記クーポン情報のコピー防止のために前記認証を行うこ
とができる、商品販売に係わるサービス提供方法、当該
方法が実行可能なサーバ及びプログラム、及びサービス
提供システムを構築する。
【0017】さらに、前記クーポン情報には、有効期限
を設けることによって、ユーザの購買促進につなげるよ
うにするとともに、サーバ側が店舗側に行う課金の締め
日を設定し易くできるような、商品販売に係わるサービ
ス提供方法、当該方法が実行可能なサーバ及びプログラ
ムを構築する。
【0018】より具体的には、本発明は以下のような構
成を採用している。
【0019】(1) 通信回線を通じてユーザがサーバ
からクーポン情報を取得し、当該クーポン情報を所定の
店舗に提示することにより値引きサービスを受けること
が可能な商品販売に係わるサービス提供方法であって、
ユーザの携帯端末に対して前記クーポン情報を送信する
段階と、前記ユーザの携帯端末に送信した前記クーポン
情報の一部又は全部に基づいて前記ユーザの携帯端末又
は他の携帯端末と前記サーバとが接続されると、当該接
続された携帯端末に対して、割引をすべき商品又は/及
び割引率等の割引情報をその携帯端末を通じて表示する
とともに、予め前記店舗に割り当てられた店舗識別コー
ドの入力要求情報を送信する段階と、前記店舗識別コー
ドの入力に応じて、当該店舗識別コードに対応する店舗
の集客数カウント値を更新し記憶する段階と、を含むこ
とを特徴とする商品販売に係わるサービス提供方法。
【0020】このサービス提供方法によれば、ユーザの
携帯端末を利用して、従来のPOSシステムを導入した
のと同等のサービスを安価に提供することができる。
【0021】「前記クーポン情報の一部又は全部に基づ
いて接続される」とは、例えば、クーポン情報がインタ
ーネット等の通信回線を通じてサーバに対して接続可能
なアドレス情報(URLなど)を含むものであって、当
該アドレス情報を利用して携帯端末でサーバに接続する
ことを意味する。
【0022】前記店舗とは、インターネット上に存在す
る仮想の店舗ではなく、実際に現実社会に存在する店舗
である。
【0023】この場合、前記クーポン情報には、店舗を
ユーザが訪問するための位置情報又は該位置情報を導き
出し得る準位置情報が付加されていることが好ましい。
このように構成すれば、店舗の位置情報をユーザが容易
に知ることができて、当該店舗を訪れることが容易にな
るのは言うまでもない。
【0024】そして、前記店舗は、サーバ上に予め複数
登録されており、当該登録された店舗からユーザの検索
入力によって、所望の商品を検索できるように、前記店
舗情報と当該店舗が販売している商品情報並びに価格情
報とが予め検索可能にデータベース化されて記憶されて
いることが好ましい。この場合には、前記「ユーザの携
帯端末に対して前記クーポン情報を送信する段階」の前
の段階で、前記データベースに基づいてユーザが所望の
商品のクーポン情報を検索し、希望に合った価格や割引
率など優待が受けることができ、且つ、自ら訪れること
ができるエリア内での検索を行う段階を含むことにな
る。
【0025】前記「店舗識別コードに対応する店舗の集
客数カウント値を更新し記憶する段階」が必要となるの
は、この発明の場合、当該クーポン情報を提供するサー
バの管理者(サービス提供会社)と、前記店舗の経営者
が異なる場合により有用なものとなり、前記サービス提
供会社は当該サービス提供会社が提供するクーポン発行
サービスにより実際に店舗に訪れた集客数に基づいて課
金するようにすれば、他の店舗との不公平感なく課金す
るようなシステムを構築することができる。
【0026】前記「前記接続された携帯端末に対して、
割引をすべき商品又は/及び割引率等の割引情報をその
携帯端末を通じて表示する」を行うのは、「店舗識別コ
ード」の入力を条件にすることが好ましい。
【0027】前記「前記接続された携帯端末に対して、
割引をすべき商品又は/及び割引率等の割引情報をその
携帯端末を通じて表示する」のを、「店舗識別コード」
の入力を条件とすれば、前記店舗側は割引すべき商品又
は/及び割引率等の割引に必要な割引情報を知るために
「店舗識別コード」の入力を余儀なくされるから、より
不公平のない集客数に応じた課金を行うことができる。
この場合には、始めにユーザの携帯端末にクーポン情報
を送信する段階では、前記「割引すべき商品又は/及び
割引率等の割引に必要な割引情報」を把握できるように
しておき、例えば、前記商品名か或いは割引率かの割引
に必要な割引情報の一部を再度携帯端末からサーバにア
クセスする場合には、「店舗識別コード」の入力をサー
バが確認するまでは、マスク(隠蔽)しておくことが好
ましい。このような目的でなされたのが、後述する
(7)の発明である。
【0028】(2) 上記(1)の商品販売に係わるサ
ービス提供方法において、前記ユーザの端末に送信した
前記クーポン情報の一部又は全部を受信すると、当該受
信されたクーポン情報の一部又は全部が真正なものか否
かを認証する段階を含むことを特徴とする商品販売に係
わるサービス提供方法。
【0029】この発明によれば、クーポン情報が既に一
度利用されたものであってコピーされたものであると
か、後述するように当該クーポン情報が期限切れのもの
であるとかの不正使用を低減することができる。
【0030】(3) 上記(1)又は(2)の商品販売
に係わるサービス提供方法において、前記割引率は複数
の異なる割引率が設定されるようにしてなり、前記ユー
ザの携帯端末に対して前記クーポン情報を送信する段階
で、前記複数の異なる割引率から前記クーポン情報に対
応する割引率が設定されるか、或いは前記ユーザの携帯
端末に送信した前記クーポン情報の一部又は全部に基づ
いて前記ユーザの携帯端末又は他の携帯端末と前記サー
バとが接続される段階で前記クーポン情報に対応する前
記割引率が設定されることを特徴とする商品販売に係わ
るサービス提供方法。
【0031】この発明によれば、割引率が一律でなく、
複数の割引率が店舗側の介入の余地なく前記サーバ側で
決定されるようにしているから、前記店舗は前記店舗識
別コードの入力を行わないと割引率を確認できないこと
となるため、店舗側が前記店舗識別コード(パスワード
など)の入力により割引率を確認しないと損をする場合
があるように設定することにより、店舗が不正に当該シ
ステムを利用するようなことを回避することができる。
【0032】(4) 上記(1)から(3)の何れかに
記載の商品販売に係わるサービス提供方法において、前
記クーポン情報を送信する際には当該クーポン情報の利
用可能な期間を前記ユーザの端末を通じて告知する段階
と、前記店舗識別コードの入力を条件として、前記クー
ポン情報の利用可能な期間を前記入力要求情報が送信さ
れた前記携帯端末を通じて再度告知する段階と、を含む
ことを特徴とする商品販売に係わるサービス提供方法。
【0033】このように、ユーザ及び店舗にて当該店舗
の店員が前記店舗識別コードの入力を条件に、そのクー
ポン情報の有効期限を告知するようにすることにより、
前記ユーザに対してはクーポンを入手して期限内に使用
しようとする心理が作用する結果、クーポン利用度が向
上する可能性が生じるとともに、店舗側並びに前記サー
バ管理者側に対しては、集客数の締め日等の課金上の集
計が容易になる。
【0034】(5) 上記(1)から(4)の何れかに
記載の商品販売に係わるサービス提供方法において、前
記ユーザは予め前記サーバに対して電子メ−ルアドレ
ス、氏名、連絡先などの個人情報を登録した会員であっ
て、前記店舗識別コードの入力に応じて、当該店舗識別
コードに対応する店舗の集客数カウント値を更新し記憶
する段階と同時又はその後に、前記会員のユーザごとに
個別管理され且つ当該ユーザがその累積値に応じて他の
優待特典を得ることが可能となるポイント累積値を、そ
のクーポン情報に関連した商品に応じたポイント値に基
づいて更新して記憶する段階を含むことを特徴とする商
品販売に係わるサービス提供方法。
【0035】(6) 上記(5)に記載の商品販売に係
わるサービス提供方法において、前記更新して記憶され
た前記ポイント累積値は、該ポイント累積値が更新され
るごとに、ポイント累積値と対応する前記ユーザの電子
メ−ルアドレスに対して前記更新されたポイント累積値
を送信する段階を含むことを特徴とする商品販売に係わ
るサービス提供方法。
【0036】前述した(3)のように店舗側が、当該商
品販売に係わるサービス提供方法、当該方法が実行可能
なサーバ及びプログラム、及びサービス提供システムを
利用したことをサーバ側に認識させるための動作、つま
り前記「店舗識別コードの入力要求情報」に対して、店
舗側しか知らない店舗ごとに割り当てられた「店舗識別
コード」の入力を行わないと前記店舗側が損をする可能
性があるようにすることによって、その不正利用を低減
させようとしたものであるが、前記(5)の発明では、
この(3)と同様に、『「店舗識別コード」の入力』を
行わさせるために、今度は前記ユーザ側に前記店舗がそ
の「店舗識別コード」の入力を行わさせないと損をする
ように設定することにより不正利用を低減させようとす
るものである。
【0037】より具体的には、前記ユーザは当該ユーザ
のポイント累積値に応じて、他の優待特典を得ることが
できるから、店舗が確実に「店舗識別コード」の入力を
行ったかどうかを監視する役割を担ってもらえるといっ
たメリットがある。
【0038】そして、(6)の発明では、『「店舗識別
コード」の入力』が行われ更新される度に、更新される
そのポイント累積値を、当該ポイント累積値に対応する
ユーザの電子メ−ルアドレスに送信するようにしている
から、その時点でのポイント累積値をそのユーザが逐次
知ることができるとともに、前記店舗が『「店舗識別コ
ード」の入力』を怠った場合には、前記電子メ−ルアド
レスが送達されないことになりトラブルの原因(ユーザ
が損をすることに起因するもの)となる可能性があるこ
とから、前記店舗側としてのそのトラブルを避けるべく
『「店舗識別コード」の入力』に注意をはらうようにな
るといった心理が働き、「店舗識別コード」を店舗に入
力させることができる。
【0039】(7) 上記(1)から(6)の何れかの
商品販売に係わるサービス提供方法において、前記接続
された携帯端末に対して、割引をすべき商品又は/及び
割引率等の割引情報をその携帯端末を通じて表示するの
は、当該携帯端末を通じて、前記店舗識別コードの入力
が行われたことを条件とすることを特徴とする。この発
明によれば、記述したように前記店舗が割引する場合に
必要となる割引情報を特定するために前記店舗識別コー
ドの入力を促すことができる。
【0040】また、上述した方法が実行可能なプログラ
ム及びサーバの発明として、以下のような構成を採用す
ることができる。そして、下記プログラムの発明は、通
常は一つの記憶媒体に記憶されて保持されるが、場合に
よっては複数の記憶媒体に分散して記憶される場合もあ
る。
【0041】更に、下記に記述する(8)〜(21)の
手段を採用したプログラム及びサーバの発明は、既に述
べた(1)〜(7)のそれぞれ対応する方法の発明と同
様の効果が期待できるものである。
【0042】(8) 通信回線を通じてユーザがサーバ
からクーポン情報を取得し、当該クーポン情報を所定の
店舗に提示することにより値引きサービスを受けること
が可能な商品販売に係わるサービス提供方法が実行可能
なプログラムであって、ユーザの携帯端末に対して前記
クーポン情報を送信する段階と、前記ユーザの携帯端末
に送信した前記クーポン情報の一部又は全部に基づいて
前記ユーザの携帯端末又は他の携帯端末と前記サーバと
が接続されると、当該接続された携帯端末に対して、割
引をすべき商品又は/及び割引率等の割引情報をその携
帯端末を通じて表示するとともに、予め前記店舗に割り
当てられた店舗識別コードの入力要求情報を送信する段
階と、前記店舗識別コードの入力に応じて、当該店舗識
別コードに対応する店舗の集客数カウント値を更新し記
憶する段階と、を含む制御を実行可能なことを特徴とす
る商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能なプロ
グラム。
【0043】(9) 上記(8)の商品販売に係わるサ
ービス提供方法を実行可能なプログラムにおいて、前記
ユーザの端末に送信した前記クーポン情報の一部又は全
部を受信すると、当該受信されたクーポン情報の一部又
は全部が真正なものか否かを認証する段階の制御内容を
含むことを特徴とする商品販売に係わるサービス提供方
法を実行可能なプログラム。
【0044】(10) 上記(8)又は(9)に記載の
商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能なプログ
ラムにおいて、前記割引率は複数の異なる割引率が設定
されるようにしてなり、前記ユーザの携帯端末に対して
前記クーポン情報を送信する段階で、前記複数の異なる
割引率から前記クーポン情報に対応する割引率が設定さ
れるか、或いは前記ユーザの携帯端末に送信した前記ク
ーポン情報の一部又は全部に基づいて前記ユーザの携帯
端末又は他の携帯端末と前記サーバとが接続される段階
で前記クーポン情報に対応する前記割引率が設定される
制御内容を含むことを特徴とする商品販売に係わるサー
ビス提供方法を実行可能なプログラム。
【0045】(11) 上記(8)から(10)の何れ
かに記載の商品販売に係わるサービス提供方法を実行可
能なプログラムにおいて、前記クーポン情報を送信する
際には当該クーポン情報の利用可能な期間を前記ユーザ
の端末を通じて告知する段階と、前記店舗識別コードの
入力を条件として、前記クーポン情報の利用可能な期間
を前記入力要求情報が送信された前記携帯端末を通じて
再度告知する段階の制御内容とを含むことを特徴とする
商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能なプログ
ラム。
【0046】(12) 上記(8)から(11)の何れ
かのに記載の商品販売に係わるサービス提供方法を実行
可能なプログラムにおいて、前記ユーザは予め前記サー
バに対して電子メ−ルアドレス、氏名、連絡先などの個
人情報を登録した会員であって、前記店舗識別コードの
入力に応じて、当該店舗識別コードに対応する店舗の集
客数カウント値を更新し記憶する段階と同時又はその後
に、前記会員のユーザごとに個別管理され且つ当該ユー
ザがその累積値に応じて他の優待特典を得ることが可能
となるポイント累積値を、そのクーポン情報に関連した
商品に応じたポイント値に基づいて更新して記憶する段
階の制御内容を含むことを特徴とする商品販売に係わる
サービス提供方法を実行可能なプログラム。
【0047】(13) 上記(12)に記載の商品販売
に係わるサービス提供方法を実行可能なプログラムにお
いて、前記更新して記憶されたポイント累積値は、該ポ
イント累積値が更新されるごとに、当該ポイント累積値
と対応するユーザの電子メ−ルアドレスに対して前記更
新されたポイント累積値を送信する段階の制御内容を含
むことを特徴とする商品販売に係わるサービス提供方法
を実行可能なプログラム。
【0048】(14) (8)から(13)の何れかの
商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能なプログ
ラムにおいて、前記接続された携帯端末に対して、割引
をすべき商品又は/及び割引率等の割引情報をその携帯
端末を通じて表示するのは、当該携帯端末を通じて、前
記店舗識別コードの入力が行われたことを条件とするこ
とを特徴とする商品販売に係わるサービス提供方法を実
行可能なプログラム。
【0049】(15) 通信回線を通じてユーザがサー
バからクーポン情報を取得し、当該クーポン情報を所定
の店舗に提示することにより値引きサービスを受けるこ
とが可能な商品販売に係わるサービス提供方法を実行可
能なサーバであって、ユーザの携帯端末に対して前記ク
ーポン情報を送信する段階と、前記ユーザの携帯端末に
送信した前記クーポン情報の一部又は全部に基づいて前
記ユーザの携帯端末又は他の携帯端末と前記サーバとが
接続されると、当該接続された携帯端末に対して、割引
をすべき商品又は/及び割引率等の割引情報をその携帯
端末を通じて表示するとともに、予め前記店舗に割り当
てられた店舗識別コードの入力要求情報を送信する段階
と、前記店舗識別コードの入力に応じて、当該店舗識別
コードに対応する店舗の集客数カウント値を更新し記憶
する段階と、の制御内容を含むことを特徴とする商品販
売に係わるサービス提供方法を実行可能なサーバ。
【0050】(16) 上記(15)の商品販売に係わ
るサービス提供方法を実行可能なサーバにおいて、前記
ユーザの端末に送信した前記クーポン情報の一部又は全
部を受信すると、当該受信されたクーポン情報の一部又
は全部が真正なものか否かを認証する段階との制御内容
を含むことを特徴とする商品販売に係わるサービス提供
方法を実行可能なサーバ。
【0051】(17) 上記(15)又は(16)に記
載の商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能なサ
ーバにおいて、前記割引率は複数の異なる割引率が設定
されるようにしてなり、前記ユーザの携帯端末に対して
前記クーポン情報を送信する段階で、前記複数の異なる
割引率から前記クーポン情報に対応する割引率が設定さ
れるか、或いは前記ユーザの携帯端末に送信した前記ク
ーポン情報の一部又は全部に基づいて前記ユーザの携帯
端末又は他の携帯端末と前記サーバとが接続される段階
で前記クーポン情報に対応する前記割引率が設定される
制御内容を含むことを特徴とする商品販売に係わるサー
ビス提供方法を実行可能なサーバ。
【0052】(16) 上記(15)から(17)の何
れかに記載の商品販売に係わるサービス提供方法を実行
可能なサーバにおいて、前記クーポン情報を送信する際
には当該クーポン情報の利用可能な期間を前記ユーザの
端末を通じて告知する段階と、前記店舗識別コードの入
力を条件として、前記クーポン情報の利用可能な期間を
前記入力要求情報が送信された前記携帯端末を通じて再
度告知する段階と、の制御内容を含むことを特徴とする
商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能なサー
バ。
【0053】(19) 上記(15)から(18)の何
れかに記載の商品販売に係わるサービス提供方法を実行
可能なサーバにおいて、前記ユーザは予め前記サーバに
対して電子メ−ルアドレス、氏名、連絡先などの個人情
報を登録した会員であって、前記店舗識別コードの入力
に応じて、当該店舗識別コードに対応する店舗の集客数
カウント値を更新し記憶する段階と同時又はその後に、
前記会員のユーザごとに個別管理され且つ当該ユーザが
その累積値に応じて他の優待特典を得ることが可能とな
るポイント累積値を、そのクーポン情報に関連した商品
に応じたポイント値に基づいて更新して記憶する段階と
の制御内容を含むことを特徴とする商品販売に係わるサ
ービス提供方法を実行可能なサーバ。
【0054】(20) 上記(19)に記載の商品販売
に係わるサービス提供方法を実行可能なサーバにおい
て、更新して記憶された前記ポイント累積値は、該ポイ
ント累積値が更新されるごとに、当該ポイント累積値と
対応する前記ユーザの電子メ−ルアドレスに対して前記
更新されたポイント累積値を送信する段階との制御内容
を含むことを特徴とする商品販売に係わるサービス提供
方法を実行可能なサーバ。
【0055】(21) (15)から(20)の何れか
の商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能なサー
バにおいて、前記接続された携帯端末に対して、割引を
すべき商品又は/及び割引率等の割引情報をその携帯端
末を通じて表示するのは、当該携帯端末を通じて、前記
店舗識別コードの入力が行われたことを条件とすること
を特徴とする商品販売に係わるサービス提供方法を実行
可能なサーバ。
【0056】上記(1)〜(21)の発明において、ユ
ーザがクーポン情報を入手する初めの段階である「ユー
ザの携帯端末に対して前記クーポン情報を送信する段
階」では、その入手するクーポン情報が、割引率をユー
ザに対して明確に告知できるクーポン情報でも良いし、
何か特典が得られる程度の優待告知を行う程度のクーポ
ン情報であっても良く限定しているものではないが、後
述する(22)〜(24)の発明では、前記「ユーザの
携帯端末に対して前記クーポン情報を送信する段階」で
そのクーポンを利用することによって得られる割引率の
範囲(レンジ)を告知するようにして、後に、店舗識別
コードが入力され店舗側がそのクーポン情報の割引率を
知る際にユーザも初めてそのクーポン情報の価値を知る
ことができるようにして、クーポン情報をゲーム感覚で
使用できるようにしている。ここで、前記レンジは「も
しかするとかなり得するかもしれない」とユーザが思え
るような範囲を設定することが好ましい。
【0057】より具体的には次のようなものを提供す
る。
【0058】(22) 通信回線を通じてユーザがサー
バからクーポン情報を取得し、当該クーポン情報を所定
の店舗に提示することにより値引きサービスを受けるこ
とが可能な商品販売に係わるサービス提供方法であっ
て、前記ユーザの携帯端末に対してその割引率をレンジ
で表現する前記クーポン情報として送信する段階と、前
記ユーザの携帯端末に送信した前記クーポン情報の一部
であるURLに基づいて、前記ユーザの携帯端末又は他
の携帯端末と前記サーバとが接続され、前記携帯端末に
より前記店舗に割り当てられた店舗識別コードの入力が
確認されると同時又はそれ以前に、前記レンジで表現さ
れる割引率を前記割引率設定プログラムによってレンジ
でない割引率に決定する段階と、前記店舗識別コードの
入力を条件に前記携帯端末に対してレンジでない割引率
を送信する段階と、を含むことを特徴とする商品販売に
係わるサービス提供方法。
【0059】(23) 通信回線を通じてユーザがサー
バからクーポン情報を取得し、当該クーポン情報を所定
の店舗に提示することにより値引きサービスを受けるこ
とが可能な商品販売に係わるサービス提供方法を実行可
能なサーバであって、前記ユーザの携帯端末に対してそ
の割引率をレンジで表現する前記クーポン情報として送
信する段階と、前記ユーザの携帯端末に送信した前記ク
ーポン情報の一部であるURLに基づいて、前記ユーザ
の携帯端末又は他の携帯端末と前記サーバとが接続さ
れ、前記携帯端末により前記店舗に割り当てられた店舗
識別コードの入力が確認されると同時又はそれ以前に、
前記レンジで表現される割引率を前記割引率設定プログ
ラムによってレンジでない割引率に決定する段階と、前
記店舗識別コードの入力を条件に前記携帯端末に対して
レンジでない割引率を送信する段階と、を含むことを特
徴とする商品販売に係わるサービス提供方法が実行可能
なサーバ。
【0060】(24) 通信回線を通じてユーザがサー
バからクーポン情報を取得し、当該クーポン情報を所定
の店舗に提示することにより値引きサービスを受けるこ
とが可能な商品販売に係わるサービス提供方法を実行可
能なプログラムであって、前記ユーザの携帯端末に対し
てその割引率をレンジで表現する前記クーポン情報とし
て送信する段階と、前記ユーザの携帯端末に送信した前
記クーポン情報の一部であるURLに基づいて、前記ユ
ーザの携帯端末又は他の携帯端末と前記サーバとが接続
され、前記携帯端末により前記店舗に割り当てられた店
舗識別コードの入力が確認されると同時又はそれ以前
に、前記レンジで表現される割引率を前記割引率設定プ
ログラムによってレンジでない割引率に決定する段階
と、前記店舗識別コードの入力を条件に前記携帯端末に
対してレンジでない割引率を送信する段階と、を含むこ
とを特徴とする商品販売に係わるサービス提供方法が実
行可能なプログラム。
【0061】上記(22)〜(24)の発明によれば、
ユーザとしては店舗に赴いて入手したクーポン情報を使
用してみないとその割引率が判明しないから、より赴こ
うとする心理が働き集客効果の向上に繋がるといったメ
リットがある。前記集客効果をより高めるために、割引
率をレンジで表現して予め告知しておくことによって、
最大割引率をユーザが認知することになるから、ゲーム
感覚でクーポン情報を使用できるといったクーポン情報
の全く新たな使用形態を提供できる。特に、レンジを最
大割引幅100%近くに設定することにより、より高い
集客効果が期待することができる。
【0062】なお、上記の発明においては、店員が店舗
識別コード(パスワード)を入力したり、携帯電話に機
器を接続することで、クーポン情報の認証が行われるこ
ととなるが、そのクーポン情報が有効である場合には、
携帯電話の表示画面に「このクーポンは有効です」とい
った旨の表示がなされて、クーポン情報の有効性を定員
に知らしめることができる。なお、携帯電話の表示画面
上に、クーポン情報のバーコードを表示することによっ
て、クーポンの利用処理をPOS端末等で行うことがで
き、処理の効率化を図ることができる。
【0063】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る商品販売に係
わるサービス提供方法が実行可能なサービス提供システ
ムとしてサーバを適用した適用したネットワークシステ
ムに好適な実施の形態について、図を参照しながら説明
する。
【0064】図1は本発明に係る商品販売に係わるサー
ビス提供方法実行可能なサービス提供サーバを適用した
ネットワークシステム1の構成を示すブロック図であ
る。この図1に示すネットワークシステム1において、
パケット網/PDC(PersonalDigital Cellular)網2
に対して、図示しない基地局を介して不特定多数のユー
ザの所有する携帯端末としての携帯電話4が接続される
ようになされている。各携帯電話4は、パケット網/P
DC網2やインターネット網6などの通信回線を介して
互いに音声データや文字データの授受を例えばTDMA
(Time DivisionMultiple Access)と呼ばれる時分割多重
接続方式で行うことができる。
【0065】前記携帯電話4は、互いに音声データや文
字データ或いは画像データ等の授受を行なうことに加え
て、パケット網/PDC網2を介してパケット通信によ
って情報センタ5にアクセスすることができる。情報セ
ンタ5は、携帯電話4からの要求に応じて、インターネ
ット網6に接続されているサーバ3A、3B又は専用線
によって接続されているサーバ7から種々の情報を取得
し、これを要求元の携帯電話4に受け渡す。これによ
り、携帯電話4を所持する前記ユーザは、外出先等、そ
の居場所に拘わらず、所望の情報をサーバ3A、3B又
は7から取得することができる。
【0066】この発明における通信回線とは、上記パケ
ット網/PDC網2、前記基地局、前記情報センタ5、
前記インターネット網6などがこれに相当する。
【0067】また、この発明における携帯端末とは、上
記携帯電話4に限らずインターネット網6又はパケット
網/PDC網2などを通じてサーバ3A、3B、7に接
続でき、且つ携帯して持ち運び可能な携帯端末であれば
何でも適用することが可能であるが、極めて持ち運びが
容易な携帯電話4が最も好ましいのは言うまでもない。
この場合前記携帯端末に対しては、後述するようにユー
ザ又は店舗の店員が前記パスワード(店舗識別コード)
を入力可能な入力手段と、サーバ3A、3B、7からの
送信画面を表示可能な表示画面を備えていることが好ま
しい。
【0068】さらに、この発明における商品販売に係わ
るサービス提供可能なサーバは、サーバ3(サーバ3
A,3B)又は専用線によって接続されているサーバ7
のいずれであっても採用可能である。しかしなが、説明
の便宜上、この実施の形態での「商品販売に係わるサー
ビス提供」サーバをサーバ3Aとして以下に説明する。
【0069】図2はユーザが所持する携帯端末としての
携帯電話4の構成を示すブロック図である。この図2に
示されるように、携帯電話4においては、データバスB
USにCPU11、メモリ12、前記基地局との間で信
号の送受信を行う送受信部(RF)15、送受信手段1
5において受信したRF(Radio Frequency) 信号をベー
スバンド信号に変換すると共に送信しようとするベース
バンド信号をRF信号に変換するベースバンド処理手段
16、マイクロホン17及びスピーカ18とのインター
フェイスである音声処理手段13、液晶表示パネル等で
構成された表示部14及びキーボードやジョグダイヤル
等でなる入力手段19が接続されている。
【0070】CPU11はメモリ12に格納されている
動作プログラムに従って種々の動作を実行するようにな
されており、当該動作に応じて各回路部を制御する。C
PU11の各種処理内容は必要に応じて表示部14に表
示される。
【0071】入力手段19は、ユーザが所望の通話先の
電話番号を入力すると、当該電話番号を表すデータをC
PU11に供給する。CPU11はユーザが入力した電
話番号で表される通話先に対して、送受信手段15を介
して接続要求を送信する。このときパケット網/PDC
網2は通話先の応答に応じて回線を接続する。回線が接
続されると、送受信手段15は、アンテナを介して受信
した通話先からのRF信号をベースバンド処理手段16
に供給し、ここでRF信号をベースバンド信号に変換す
る。ベースバンド処理手段16は当該変換されてなるベ
ースバンド信号を入出力部13に供給することにより、
受信された通話先からの音声信号をスピーカ18から音
声として出力する。
【0072】また、ユーザがマイクロホン17を介して
音声を入力すると、入出力部13はマイクロホン27か
ら供給される入力音声信号をベースバンド処理手段16
に供給し、ここでベースバンド信号をRF信号に変換す
る。そしてベースバンド処理手段16は当該変換されて
なるRF信号を送受信手段15を介してパケット網/P
DC網2に送信することにより、当該RF信号を、パケ
ット網/PDC網2に回線接続された通話先に対して送
信する。かくして携帯電話4を使用するユーザは、通話
先である他のユーザとの間で携帯電話を介した会話を行
うことができる。
【0073】また、CPU11は、ユーザが入力手段1
9を操作することにより入力される種々の情報(文字情
報や特定の選択情報等)をパケットデータに変換した
後、これをベースバンド処理手段16及び送受信手段1
5を介してパケット網/PDC網2に送信する。パケッ
ト網/PDC網2は、このパケットデータを情報センタ
5に送る。また、情報センタ5からパケット網/PDC
網2を介して送信されるパケットデータ化された情報
が、重畳されたRF信号を、送受信手段15及びベース
バンド処理手段16を介して取り込み、表示部14の表
示画面14Aに表示する。この表示画面14Aには、後
述するクーポン情報が表示され、当該クーポン情報に含
まれるURL、商品名及び値引(割引)率、当該商品を
取り扱う店舗の地図などの情報は、前記メモリ12に一
時的に記憶される。また、この実施の形態の携帯電話4
はGPS部20を有しており、このGPS部20によっ
て携帯電話4の位置情報を適宜送信して、サーバ側でこ
の位置情報を利用して近場の店舗を紹介するなどのサー
ビスを受けることができる。このようなGPS機能は、
現在の携帯電話4において標準装備されているものも存
在する。
【0074】かくして携帯電話4を使用するユーザは、
通話先である情報センタ5との間で、サーバ3(3A,
3B)やサーバ7によって提供される種々のサービスの
提供を受けることができる。当該種々のサービスとは、
クーポン情報を入手したり、当該クーポン情報を使用し
てポイントを貯蓄し、貯まったポイント累積値に応じて
ネットショッピングを行えるといった商品販売に係わる
サービス提供や、累積された過去のクーポン情報を使用
した時期、場所、商品の種類などをサーバ側で分析し、
そのユーザに最適の時期に、そのユーザの行動範囲から
割り出した最適な場所に存在する店舗にある、そのユー
ザの好みにあった商品に関する情報を、そのユーザの携
帯端末又は電子メ−ルアドレスに送信するといったサー
ビスがこれに相当する。
【0075】図3はサーバ3の構成を示すブロック図で
ある。この図13に示されるように、サーバ3は、デー
タバスBUSに接続されたCPU31、メモリ32、通
信インターフェイス33及びデータベース34を有し、
CPU31はメモリ32に格納されている制御プログラ
ムに従って種々の処理を実行するようになされている。
すなわち、CPU31は通信インターフェイス33によ
って接続されたインターネット網6を介して、送信され
る各携帯電話4・・・からの入力情報を受け取り、これ
をメモリ32に格納する。前記CPU31がこのサーバ
3の制御部としての役割を担う。
【0076】また、符号35はタイマーであって、当該
タイマーを利用することにより、CPU31は、メモリ
31に記憶される時限プログラムによって、後述するク
ーポン情報の有効期限を設定するとともに、有効期限内
外の判定を行うことができる。
【0077】この制御部は、メモリ32内に記憶されて
いる後述する制御プログラムとしての検索プログラム、
格納プログラム、認証プログラム、時限プログラム、プ
ッシュ配信用検索プログラムと連携して、データベース
34内に予め登録された複数の提携店舗に関する店舗ご
との店舗データから、ユーザの携帯電話4からの検索入
力に応じて所望の商品を販売しており且つクーポンが発
行可能な「お店」を検索したり、当該クーポンが利用さ
れたことを店舗識別コードの入力によって確認すると、
その確認に応じて店舗データの集客数を更新したり、予
め登録された会員ごとの会員データのポイント累積値の
更新や、前記クーポンが真性で有効期限内のクーポンか
どうか、又は、店舗識別コードが真性なものかなどを認
証したり、或いは、前記検索時点での携帯電話4のGP
S部20からの位置情報を基に、データベース34内の
地図情報を参照しつつ、近場のクーポンを発行可能な店
舗を抽出するなどの各種制御を行うことができる。前述
した地図情報の参照を行うことなく、今までに累積的に
記憶されたユーザ個別の習性位置情報(例えば、何曜日
の何時ごろに良く位置する場所、行動範囲など)から、
そのユーザの習性位置情報に応じたクーポンを発行可能
な店舗を検索し紹介することができる。したがって、こ
の実施の形態のシステムによれば、北海道のユーザに沖
縄の店舗を紹介してしまうなどの無駄な情報提供を可及
的に減らすことが可能となるのである。
【0078】メモリ32は、前述したように各種プログ
ラムを記憶するとともに、データベース34に検索可能
に前記格納プログラムによって整理して記憶させる前に
一時的に記憶するための記憶手段としても作用するもの
である。
【0079】データベース34には、複数の会員である
ユーザごとに、当該ユーザの電子メ−ルアドレス、氏
名、年齢、性別、住所、アンケート結果などの個人情報
や、前記ユーザごとのクーポンを使用するごとに蓄えら
れるポイント累積値や累積金額、又はクーポンを利用し
た店舗や当該店舗の位置情報に基づいて得られた習性位
置情報などのクーポン使用履歴情報が記憶される。
【0080】次に、図4及び図5の本発明に係わる商品
販売に係わるサービス提供方法の概要を説明図と、図6
乃至図9はこの発明に係わる商品販売に係わるサービス
提供方法のフロー図に基づいて、その使用フローについ
て説明する。
【0081】(ユーザの会員/多数の店舗との提携)ま
ず、ユーザは予め「商品販売に係わるサービス提供」を
受ける前に、ユーザの所有する携帯電話4を使って「商
品販売に係わるサービス提供」を受けることが可能なサ
ーバ3Aのホームページにアクセスし、当該サーバの会
員登録画面情報を受信して、この会員登録画面情報を表
示画面14Aに表示し、この表示画面上で入力手段19
を使用して必要事項を入力し、会員登録をしてもらう。
このような会員登録は、この種のネットショピングや情
報提供サービスを受ける前に行われる周知の方法によっ
て実行され、登録された会員には、IDコードとパスワ
ードがサーバ3側から与えられる。前記パスワードは後
にユーザ自信の希望により変更することができるのは勿
論である。
【0082】一方、店舗は集客のために「商品販売に係
わるサービス提供」サーバによるユーザの紹介を受けた
い場合には、各店舗ごとに割引率の設定や取り扱う商品
情報、当該商品情報に関連した販売価格情報、又は前記
店舗の位置情報などの店舗情報を前記「商品販売に係わ
るサービス提供」サーバ3Aの管理者である管理会社に
申告し、集客数に応じた課金などの取り決めを行うため
の個別契約を締結する。個別契約が締結されると、前記
「商品販売に係わるサービス提供」サーバ3Aの管理者
は、データベース34に新規の店舗データを追加作成
し、ユーザの検索の検索対象店舗に新規に追加される。
【0083】上述したようなユーザ及び店舗の登録は随
時登録及び更新されてデータベース34が構築される。
【0084】(クーポン情報発行までのフロー)次に、
ユーザが、例えば、近くの薬局で胃腸薬を購入したいと
思った場合には、予め携帯電話4に記憶された検索画面
に検索項目及び予め発行されたIDコードとパスワード
とを入力し、予め登録されたURLに基づいて、「商品
販売に係わるサービス提供」サーバ3Aと接続して、予
め入力を完了した検索画面を送信する(S1)。
【0085】この時、当該送信と同時に、携帯電話4の
CPU11は検索画面の送信とともに、GPS20によ
り得られ携帯電話4の位置情報をサーバ3Aに送信する
ようにしている。
【0086】かくして、検索画面をサーバが受信する
と、CPU31がメモリ32内に予め用意された検索プ
ログラムにより、前記検索画面の検索項目に入力された
事項と、前記位置情報により、予め登録された複数の店
舗の中から該当の店又は商品を販売しており、今、携帯
電話4の位置する場所から近い店舗を抽出する処理を行
う(S2)。
【0087】この時、携帯電話4にGPS機能がついて
いない場合には、過去のクーポン使用履歴からそのユー
ザの行動領域を参照し、この行動領域に位置する店舗を
検索するようにすることもできる。また、前記検索画面
に検索領域を入力する項目を設け、この項目に入力が合
った場合は、その入力項目に位置する店舗を優先して抽
出するようにすることもできる。
【0088】さらに、このシステムにおいては、胃薬を
探す場合には、薬局等の店舗の種類で検索するようにし
ているが、商品名を直接入力して検索するようにしても
良い。
【0089】以上のような条件によって検索を行った結
果は、一時的にメモリ32に記憶され、当該記憶された
検索結果が携帯電話4に送信される(S3)。
【0090】前記検索結果の受信は前記携帯電話4とサ
ーバ3Aとの接続状態を維持しつつ行うこともできる
が、検索に時間を要する場合は、サーバ3Aにより一旦
接続を解除(切断)し、検索が終了されて検索結果が得
られた段階で、検索入力のあった携帯電話4の電子メ−
ルアドレスに対して送信するようにしても良い。前記電
子メ−ルアドレスは、前記検索項目を入力する際に入力
されるユーザごとのIDコードによって、会員登録時に
入力された電子メ−ルアドレスに送信される。
【0091】前記送信された検索結果は、例えば、「お
店」名と、割引情報及び情報場所情報が一覧になったよ
うな画面情報として送信された携帯電話4の表示画面1
4Aに表示される(S4)。
【0092】そして、ユーザは表示画面14Aに表示さ
れる画面情報を見てどの店舗のクーポン情報を得るか
を、入力手段19の操作によって選択する(S5)。こ
の時、画面情報として予め設定された数の店舗(例えば
5店)の場所情報と、割引情報とを表示するようにして
いるから、ユーザが場所で選択するか、それとも割引率
で選択するかをユーザの意志によって選択し決定するこ
とができるといったメリットがある。前記表示する割引
率は、商品ごとに定めることもできるが、店舗との商品
情報の更新や商品ごとの割引率の問い合わせ作業やサー
バ内でのデータベースの更新作業を簡易なものとするの
であれば、商品には影響されない店舗ごとの割引率を設
定するようにすることもできる。また、前述したように
「店舗に対して確実にパスワードを入力させるようにす
る」目的から、前記割引率は一律のものでなく、複数段
階に設定されるものとしてサーバ3Aのメモリ32に記
憶された割引率設定プログラムによって適宜変更される
ようにしている。
【0093】この割引率設定プログラムによって割引率
を決定する段階を前記S4の検索結果を送信する段階で
既に決定し、ユーザに対して認識させるようにしても良
いが、後述する変形例のように、この段階ではユーザが
店舗の割引率をレンジ(割引率の幅)で知ることができ
るだけで、後に店舗側がパスワードを入力することを条
件に、サーバから配信される段階で、店舗側とユーザ側
が同時に割引率を知ることができるようにすることもで
きる。
【0094】希望する店舗(「お店」)入力情報をサー
バ3Aが通信インターフェース33を介して受信する
と、この受信した情報を一旦メモリ32に記憶する(S
6)。この記憶した「希望する店舗(「お店」)入力情
報」に基づいて、データベース34の表示画面への表示
レイアウト情報を抽出してクーポン発行処理を行うとと
ともに、データベース34の該当店舗に設定された割引
レンジの範囲で、前述したようにCPU31が前記割引
率設定プログラムに応じて割引率の設定を行い、更に
は、タイマー35に基づいて発行するクーポン情報の有
効期限を設定する(S7)。
【0095】前記クーポン発行処理及び割引率/有効期
限の設定が終了してクーポン情報の発行画面が作成され
ると、要求のあったIDコードに対応する携帯電話4の
電子メ−ルアドレスに対して準備したクーポン情報に係
わる画面情報を送信する。このクーポン情報には、後述
する再接続の際に必要となるURLを含んでいる(S
8)。
【0096】そして、送信されたクーポン情報に対応す
るURLをCPU31が付してメモリ32に記憶する
(S9)。
【0097】このように、送信したクーポン情報に対し
て前記URLを付すのは、後述するように店舗側にて再
度クーポン情報を確認してもらうために必要となるもの
である。つまり、店舗側は携帯電話4にクーポン情報と
して記憶されたURLに再度接続し、割引率が幾らにな
っているのかを確認させるために必要なものである。ま
た、URLを記憶し割引率を記憶しないようにしている
のは、後に、店舗側にパスワードの入力を行わないと割
引率が真性なものかを店舗側が確認できないようにする
ためである。
【0098】また、前記クーポン情報をユーザが入手し
たことを予め店舗に告知するために、図6及び図7に示
すようにFAXにて予約状況を予め送信しておき、ユー
ザがその店舗に来店した時に直ぐに商品を提示できるよ
うにしておけば、ユーザに対する更なるサービス向上に
繋がる(S10)。
【0099】次に、送信されたクーポン情報を携帯端末
4が受信すると、そのクーポン情報を携帯電話4に一旦
格納する(S11)。
【0100】以上が、クーポン情報発行までのフローで
ある。
【0101】(クーポンの利用フロー/来店時サービス
段階)次に、図8及び図9に基づいて、先に得たクーポ
ン情報の利用フローについて説明する。
【0102】まず、ユーザが予め得たクーポン情報に基
づいてサーバ3AのURLに接続する(S12)。
【0103】そして、前記クーポン情報に含まれている
URLに接続すると、サーバ3Aはメモリ32に記憶さ
れている前記URLに対応する商品情報及び割引情報の
抽出処理を行う(S13)。
【0104】そして、図6に示す表示画面14Aに示す
表示項目(「お店」コード情報、商品名情報、割引情
報、有効期限)の内、割引情報(10%)をマスク状態
として、次に、送信するパスワード要求情報を作成し
て、当該パスワード要求情報を携帯電話4に送信する
(S14)。
【0105】前記パスワード要求情報(図6の表示画面
14Aにおける割引情報をマスク処理した画面)を携帯
電話4が受信する(S15)。
【0106】このようにパスワードを入力する前の段階
では、割引率が特定されていないため、幾らの割引率で
割り引いたらよいのかが店舗側が確認できないようにし
て、パスワードの入力を促すようにしている。
【0107】このパスワード要求情報の表示画面14A
を視認しつつ、その店舗の店員が予め店舗ごとにサーバ
3Aに登録されたパスワードを入力する。・・・・・S
16
【0108】パスワードが入力されると、次にCPU3
1が先に受信したURLが真性なものであるか、真性な
ものであれば有効期限の範囲のものか、パスワードが真
性なものかの認証処理を行う(S17)。
【0109】そして、認証の結果、URLが真性なもの
であり、有効期限内のクーポン情報であって、パスワー
ドも真性なものであると認証されると、図8の表示画面
14Aに示すような確認画面を作成し、携帯電話4に送
信する(S18)。
【0110】そして、一方では、この「商品販売に係わ
るサービス提供」サーバによって集客効果が得られたと
して、前記パスワード(店舗識別コード)に対応する店
舗の集客数カウント値を更新し記憶する(S19)。
【0111】更に、他方では、この「商品販売に係わる
サービス提供」サーバによってユーザが商品を購入した
と見なして、サーバ34に会員データとして記憶される
ユーザのポイント累積値を、そのクーポン情報に関連し
た商品に応じたポイント値に基づいて更新して記憶する
(S20)。
【0112】前記確認画面を携帯電話4が受信すると、
その表示画面14Aに図8に示す画面(このクーポンは
有効です。Qビールを10%割り引いてください。)が
表示され、前記店員は表示される商品を表示された割引
率だけ割り引いて販売する。S15の店舗側がパスワー
ドを入力していない段階では、割引率をマスクして店舗
側が確認できなかったが、ここで初めて店舗側は幾ら割
り引いたら良いのかを認識できる。そして、この段階で
初めて、予め幾ら割り引いてもらえるかを認識している
ユーザと店舗間で割引率に関する認識が一致することに
なる(S21)。
【0113】前記S20で累積されたユーザのポイント
累積値に応じて、ユーザは他の優待特典を得ることが可
能となるように設定している。より具体的には、サーバ
3Aや3B或いは7で、所定の商品と前記ポイント累積
値と交換可能とすることにより、所謂電子マネー的に使
用できるようにして、前述したような店舗の店員に必ず
パスワードを入力してもらうように、ユーザが店舗側を
監視してもらえるようになるから、店舗が集客効果が得
られた段階でパスワードを入力せずに不正に本サービス
を利用する虞を低減できることになる。
【0114】上記ユーザのポイント累積値は、所謂「お
財布」としてのデータベース34にユーザごとに個別管
理され会員データとして記憶される。
【0115】また、前記ユーザのポイント累積値は、累
積値の更新処理(S20)が終了した段階で自動的に、
そのユーザの指定した電子メ−ルアドレスに更新があっ
たことと、現在のポイント累積値が電子メ−ルとして送
信されるようにしている。
【0116】このように更新される度に、現在のポイン
ト累積値が電子メ−ルとして送信されるようにしている
から、前述したように店舗が不正を働く虞をより低減で
きるようになる。
【0117】(プッシュ配信)図5におけるPUSH配
信とは、前述したように、ユーザの検索プログラムによ
りユーザ主導で検索を行い所望の店舗を見つけるのでは
なく、前記ユーザごとの過去のクーポン情報の取得履歴
情報から、適宜にそのユーザに適した店舗の情報をサー
バ3A側からユーザの携帯電話4に対して配信すること
であり、前記「プッシュ配信用検索プログラム」によっ
て担われる機能である。
【0118】つまり、前記会員データには、ユーザがク
ーポン情報を得た場所、訪れた店舗の場所、当該店舗で
購入した商品情報、その購入時期が個人情報として記憶
されているため、そのユーザの好みや行動範囲が把握で
き、この個人情報に応じて店舗情報を適宜時期に提供す
ることにより、そのユーザの購買意欲を向上させること
ができるのである。
【0119】従来から知られているこの種の大量の情報
からそのユーザの個人情報から適正のある情報のみを提
供するものと、前述したプッシュ配信とが異なる点は、
地図情報に照らしてそのユーザの行動範囲を考慮した店
舗情報を提供する点にある。つまり、この実施の形態の
ように実際には存在せずネット上に仮想的に存在する店
舗ではなく、実際に存在する店舗を対象とする場合に
は、前述したように地図情報を考慮して店舗情報を提供
することが有用である。沖縄で居住しているユーザに対
してその好みが幾らマッチングしているからといって、
北海道の店舗情報を幾らたくさん提供しても意味がない
ことを想像すればこの効果の差は歴然である。
【0120】(変形例)上記実施の形態では、上記ステ
ップS14及びS15の段階では、サーバ3A側のマス
ク処理によって店舗側のみがそのクーポン情報の割引率
を認識できないようにしているが、この変形例では、店
舗側がパスワードを入力することにより、ユーザ側もそ
の割引率を初めて知るようにして、そのユーザが店舗に
訪れ割引を要求するまではそのクーポン情報の割引率が
決定されないようにして、本サービス提供に対してゲー
ム感覚的な要素を取り入れるようにしている。
【0121】より具体的には、上記ステップS4におけ
る割引率をレンジ表示する、例えば、A店:割引率10
〜100%といった具合で、店舗ごとにその割引率やレ
ンジ幅を店舗との調整によって適宜変化を設けている。
【0122】したがって、S4のステップで複数の店舗
と割引率のレンジが表示されることになり、ユーザは、
この段階では、割引率を知ることができない、上記A店
のレンジで言えば、10%かもしれないし100%(無
料)かもしれない。
【0123】つまり、前述した実施の形態では、S1〜
S20の中で、サーバ3AはS8のステップにおいてユ
ーザの携帯端末4に対して割引情報を提示し、ステップ
S9において割引率を知ることになるが、この変形例で
は、割引情報としてURLのみを端末4に送信して割引
率がユーザに分からないようにしている。
【0124】つまり、この変形例の発明では、「通信回
線を通じてユーザがサーバからクーポン情報を取得し、
当該クーポン情報を所定の店舗に提示することにより値
引きサービスを受けることが可能な商品販売に係わるサ
ービス提供方法であって、ユーザの携帯端末に対してそ
の割引率をレンジで表現する前記クーポン情報として送
信する段階と、前記ユーザの携帯端末に送信した前記ク
ーポン情報の一部であるURLに基づいて、前記ユーザ
の携帯端末又は他の携帯端末と前記サーバとが接続さ
れ、前記携帯端末により前記店舗に割り当てられた店舗
識別コードの入力が確認されると同時又はそれ以前に、
前記レンジで表現される割引率を前記割引率設定プログ
ラムによってレンジでない割引率に決定し、前記店舗識
別コードの入力を条件に前記携帯端末に対してレンジで
ない割引率を送信する段階と、を含むことを特徴とする
商品販売に係わるサービス提供方法。」を提供すること
ができる。
【0125】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、ネット
上に存在する店舗ではなく、実際に存在する店舗に対し
て有効に集客効果が得ることが可能な商品販売に係わる
サービス提供方法、当該方法が実行可能なサーバ及びプ
ログラム、及びサービス提供システムを、ほとんど店舗
側の設備投資の必要なく導入することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一例である実施の形態に係わる通信
回線網の構成を示す概略図である。
【図2】 本発明の一例である実施の形態に係わるユー
ザ端末としての携帯電話の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 本発明の一例である実施の形態に係わるサー
バの構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の一例である実施の形態の商品販売に
係わるサービス提供方法の概要を説明図である。
【図5】 本発明の一例である実施の形態の商品販売に
係わるサービス提供方法の概要を説明図である。
【図6】 本発明の一例である実施の形態に係わる商品
販売に係わるサービス提供方法のフロー図である。
【図7】 本発明の一例である実施の形態に係わる商品
販売に係わるサービス提供方法のフロー図である。
【図8】 本発明の一例である実施の形態に係わる商品
販売に係わるサービス提供方法のフロー図である。
【図9】 本発明の一例である実施の形態に係わる商品
販売に係わるサービス提供方法のフロー図である。
【符号の説明】 1 ネットワークシステム 2 パケット網/PDC網 3(3A、3B) サーバ 4 携帯電話 5 情報センタ 6 インターネット網 11、31 CPU 12、32 メモリ 13 音声処理部 14 表示部 14A 表示画面 15 送受信手段 16 ベースバンド処理手段 17 マイクロホン 18 スピーカ 19 入力手段 20 GPS 33 通信インターフェース 34 データベース 35 タイマー

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を通じてユーザがサーバからク
    ーポン情報を取得し、当該クーポン情報を所定の店舗に
    提示することにより値引きサービスを受けることが可能
    な商品販売に係わるサービス提供方法であって、 ユーザの携帯端末に対して前記クーポン情報を送信する
    段階と、 前記ユーザの携帯端末に送信した前記クーポン情報の一
    部又は全部に基づいて前記ユーザの携帯端末又は他の携
    帯端末と前記サーバとが接続されると、当該接続された
    携帯端末に対して、割引をすべき商品又は/及び割引率
    等の割引情報をその携帯端末を通じて表示するととも
    に、予め前記店舗に割り当てられた店舗識別コードの入
    力要求情報を送信する段階と、 前記店舗識別コードの入力に応じて、当該店舗識別コー
    ドに対応する店舗の集客数カウント値を更新し記憶する
    段階と、を含むことを特徴とする商品販売に係わるサー
    ビス提供方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の商品販売に係わるサービス提
    供方法において、 前記ユーザの端末に送信した前記クーポン情報の一部又
    は全部を受信すると、 当該受信されたクーポン情報の一部又は全部が真正なも
    のか否かを認証する段階を含むことを特徴とする商品販
    売に係わるサービス提供方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の商品販売に係わ
    るサービス提供方法において、 前記割引率は複数の異なる割引率が設定されるようにし
    てなり、前記ユーザの携帯端末に対して前記クーポン情
    報を送信する段階で、前記複数の異なる割引率から前記
    クーポン情報に対応する割引率が設定されるか、或い
    は、前記ユーザの携帯端末に送信した前記クーポン情報
    の一部又は全部に基づいて前記ユーザの携帯端末又は他
    の携帯端末と前記サーバとが接続される段階で前記クー
    ポン情報に対応する前記割引率が設定されることを特徴
    とする商品販売に係わるサービス提供方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から3の何れかの請求項に記載
    の商品販売に係わるサービス提供方法において、 前記クーポン情報を送信する際には当該クーポン情報の
    利用可能な期間を前記ユーザの端末を通じて告知する段
    階と、 前記店舗識別コードの入力を条件として、前記クーポン
    情報の利用可能な期間を前記入力要求情報が送信された
    前記携帯端末を通じて再度告知する段階と、 を含むことを特徴とする商品販売に係わるサービス提供
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れかの請求項に記載
    の商品販売に係わるサービス提供方法において、 前記ユーザは予め前記サーバに対して電子メ−ルアドレ
    ス、氏名、連絡先などの個人情報を登録した会員であっ
    て、前記店舗識別コードの入力に応じて、当該店舗識別
    コードに対応する店舗の集客数カウント値を更新し記憶
    する段階と同時又はその後に、前記会員のユーザごとに
    個別管理され且つ当該ユーザがその累積値に応じて他の
    優待特典を得ることが可能となるポイント累積値を、そ
    のクーポン情報に関連した商品に応じたポイント値に基
    づいて更新して記憶する段階を含むことを特徴とする商
    品販売に係わるサービス提供方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の商品販売に係わるサー
    ビス提供方法において、 更新して記憶された前記ポイント累積値は、当該ポイン
    ト累積値が更新されるごとに、当該ポイント累積値と対
    応するユーザの電子メ−ルアドレスに対して前記更新さ
    れたポイント累積値を送信する段階を含むことを特徴と
    する商品販売に係わるサービス提供方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から6の何れかの請求項に記載
    の商品販売に係わるサービス提供方法において、前記接
    続された携帯端末に対して、割引をすべき商品又は/及
    び割引率等の割引情報をその携帯端末を通じて表示する
    のは、当該携帯端末を通じて、前記店舗識別コードの入
    力が行われたことを条件とすることを特徴とする商品販
    売に係わるサービス提供方法。
  8. 【請求項8】 通信回線を通じてユーザがサーバからク
    ーポン情報を取得し、当該クーポン情報を所定の店舗に
    提示することにより値引きサービスを受けることが可能
    な商品販売に係わるサービス提供方法が実行可能なプロ
    グラムであって、 ユーザの携帯端末に対して前記クーポン情報を送信する
    段階と、 前記ユーザの携帯端末に送信した前記クーポン情報の一
    部又は全部に基づいて前記ユーザの携帯端末又は他の携
    帯端末と前記サーバとが接続されると、当該接続された
    携帯端末に対して、割引をすべき商品又は/及び割引率
    等の割引情報をその携帯端末を通じて表示するととも
    に、予め前記店舗に割り当てられた店舗識別コードの入
    力要求情報を送信する段階と、 前記店舗識別コードの入力に応じて、当該店舗識別コー
    ドに対応する店舗の集客数カウント値を更新し記憶する
    段階と、を含む制御を実行可能なことを特徴とする商品
    販売に係わるサービス提供方法を実行可能なプログラ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項8の商品販売に係わるサービス提
    供方法を実行可能なプログラムにおいて、 前記ユーザの端末に送信した前記クーポン情報の一部又
    は全部を受信すると、当該受信されたクーポン情報の一
    部又は全部が真正なものか否かを認証する段階の制御内
    容を含むことを特徴とする商品販売に係わるサービス提
    供方法を実行可能なプログラム。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9に記載の商品販売に係
    わるサービス提供方法を実行可能なプログラムにおい
    て、 前記割引率は複数の異なる割引率が設定されるようにし
    てなり、前記ユーザの携帯端末に対して前記クーポン情
    報を送信する段階で、前記複数の異なる割引率から前記
    クーポン情報に対応する割引率が設定されるか、或い
    は、前記ユーザの携帯端末に送信した前記クーポン情報
    の一部又は全部に基づいて前記ユーザの携帯端末又は他
    の携帯端末と前記サーバとが接続される段階で前記クー
    ポン情報に対応する前記割引率が設定される制御内容を
    含むことを特徴とする商品販売に係わるサービス提供方
    法を実行可能なプログラム。
  11. 【請求項11】 請求項8から10の何れかの請求項に
    記載の商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能な
    プログラムにおいて、 前記クーポン情報を送信する際には当該クーポン情報の
    利用可能な期間を前記ユーザの端末を通じて告知する段
    階と、前記店舗識別コードの入力を条件として、前記ク
    ーポン情報の利用可能な期間を前記入力要求情報が送信
    された前記携帯端末を通じて再度告知する段階の制御内
    容とを含むことを特徴とする商品販売に係わるサービス
    提供方法を実行可能なプログラム。
  12. 【請求項12】 請求項8から11の何れかの請求項に
    記載の商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能な
    プログラムにおいて、 前記ユーザは予め当該サーバに対して電子メ−ルアドレ
    ス、氏名、連絡先などの個人情報を登録した会員であっ
    て、前記店舗識別コードの入力に応じて、当該店舗識別
    コードに対応する店舗の集客数カウント値を更新し記憶
    する段階と同時又はその後に、前記会員のユーザごとに
    個別管理され且つ当該ユーザがその累積値に応じて他の
    優待特典を得ることが可能となるポイント累積値を、そ
    のクーポン情報に関連した商品に応じたポイント値に基
    づいて更新して記憶する段階の制御内容を含むことを特
    徴とする商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能
    なプログラム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の商品販売に係わる
    サービス提供方法を実行可能なプログラムにおいて、 更新して記憶された前記ポイント累積値は、該ポイント
    累積値が更新されるごとに、当該ポイント累積値と対応
    する前記ユーザの電子メ−ルアドレスに対して前記更新
    されたポイント累積値を送信する段階の制御内容を含む
    ことを特徴とする商品販売に係わるサービス提供方法を
    実行可能なプログラム。
  14. 【請求項14】 請求項8から13の何れかの請求項に
    記載の商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能な
    プログラムにおいて、 前記接続された携帯端末に対して、割引をすべき商品又
    は/及び割引率等の割引情報をその携帯端末を通じて表
    示するのは、当該携帯端末を通じて、前記店舗識別コー
    ドの入力が行われたことを条件とすることを特徴とする
    商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能なプログ
    ラム。
  15. 【請求項15】 通信回線を通じてユーザがサーバから
    クーポン情報を取得し、当該クーポン情報を所定の店舗
    に提示することにより値引きサービスを受けることが可
    能な商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能なサ
    ーバであって、 ユーザの携帯端末に対して前記クーポン情報を送信する
    段階と、 前記ユーザの携帯端末に送信した前記クーポン情報の一
    部又は全部に基づいて前記ユーザの携帯端末又は他の携
    帯端末と前記サーバとが接続されると、当該接続された
    携帯端末に対して、割引をすべき商品又は/及び割引率
    等の割引情報をその携帯端末を通じて表示するととも
    に、予め前記店舗に割り当てられた店舗識別コードの入
    力要求情報を送信する段階と、 前記店舗識別コードの入力に応じて、当該店舗識別コー
    ドに対応する店舗の集客数カウント値を更新し記憶する
    段階と、の制御内容を含むことを特徴とする商品販売に
    係わるサービス提供方法を実行可能なサーバ。
  16. 【請求項16】 請求項15の商品販売に係わるサービ
    ス提供方法を実行可能なサーバにおいて、 前記ユーザの端末に送信した前記クーポン情報の一部又
    は全部を受信すると、当該受信されたクーポン情報の一
    部又は全部が真正なものか否かを認証する段階との制御
    内容を含むことを特徴とする商品販売に係わるサービス
    提供方法を実行可能なサーバ。
  17. 【請求項17】 請求項15又は16に記載の商品販売
    に係わるサービス提供方法を実行可能なサーバにおい
    て、 前記割引率は複数の異なる割引率が設定されるようにし
    てなり、前記ユーザの携帯端末に対して前記クーポン情
    報を送信する段階で、前記複数の異なる割引率から前記
    クーポン情報に対応する割引率が設定されるか、或い
    は、前記ユーザの携帯端末に送信した前記クーポン情報
    の一部又は全部に基づいて前記ユーザの携帯端末又は他
    の携帯端末と前記サーバとが接続される段階で前記クー
    ポン情報に対応する前記割引率が設定される制御内容を
    含むことを特徴とする商品販売に係わるサービス提供方
    法を実行可能なサーバ。
  18. 【請求項18】 請求項15から17の何れかの請求項
    に記載の商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能
    なサーバにおいて、 前記クーポン情報を送信する際には当該クーポン情報の
    利用可能な期間を前記ユーザの端末を通じて告知する段
    階と、 前記店舗識別コードの入力を条件として、前記クーポン
    情報の利用可能な期間を前記入力要求情報が送信された
    前記携帯端末を通じて再度告知する段階と、の制御内容
    を含むことを特徴とする商品販売に係わるサービス提供
    方法を実行可能なサーバ。
  19. 【請求項19】 請求項15から18の何れかの請求項
    に記載の商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能
    なサーバにおいて、 前記ユーザは予め当該サーバに対して電子メ−ルアドレ
    ス、氏名、連絡先などの個人情報を登録した会員であっ
    て、前記店舗識別コードの入力に応じて、当該店舗識別
    コードに対応する店舗の集客数カウント値を更新し記憶
    する段階と同時又はその後に、前記会員のユーザごとに
    個別管理され且つ当該ユーザがその累積値に応じて他の
    優待特典を得ることが可能となるポイント累積値を、そ
    のクーポン情報に関連した商品に応じたポイント値に基
    づいて更新して記憶する段階との制御内容を含むことを
    特徴とする商品販売に係わるサービス提供方法を実行可
    能なサーバ。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の商品販売に係わる
    サービス提供方法を実行可能なサーバにおいて、 更新して記憶された前記ポイント累積値は、該ポイント
    累積値が更新されるごとに、当該ポイント累積値と対応
    する前記ユーザの電子メ−ルアドレスに対して前記更新
    されたポイント累積値を送信する段階との制御内容を含
    むことを特徴とする商品販売に係わるサービス提供方法
    を実行可能なサーバ。
  21. 【請求項21】 請求項15から20の何れかの請求項
    に記載の商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能
    なサーバにおいて、 前記接続された携帯端末に対して、割引をすべき商品又
    は/及び割引率等の割引情報をその携帯端末を通じて表
    示するのは、当該携帯端末を通じて、前記店舗識別コー
    ドの入力が行われたことを条件とすることを特徴とする
    商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能なサー
    バ。
  22. 【請求項22】 通信回線を通じてユーザがサーバから
    クーポン情報を取得し、当該クーポン情報を所定の店舗
    に提示することにより値引きサービスを受けることが可
    能な商品販売に係わるサービス提供方法であって、 前記ユーザの携帯端末に対してその割引率をレンジで表
    現する前記クーポン情報として送信する段階と、 前記ユーザの携帯端末に送信した前記クーポン情報の一
    部であるURLに基づいて、前記ユーザの携帯端末又は
    他の携帯端末と前記サーバとが接続され、前記携帯端末
    により前記店舗に割り当てられた店舗識別コードの入力
    が確認されると同時又はそれ以前に、前記レンジで表現
    される割引率を前記割引率設定プログラムによってレン
    ジでない割引率に決定する段階と、 前記店舗識別コードの入力を条件に前記携帯端末に対し
    てレンジでない割引率を送信する段階と、 を含むことを特徴とする商品販売に係わるサービス提供
    方法。
  23. 【請求項23】 通信回線を通じてユーザがサーバから
    クーポン情報を取得し、当該クーポン情報を所定の店舗
    に提示することにより値引きサービスを受けることが可
    能な商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能なサ
    ーバであって、 前記ユーザの携帯端末に対してその割引率をレンジで表
    現する前記クーポン情報として送信する段階と、 前記ユーザの携帯端末に送信した前記クーポン情報の一
    部であるURLに基づいて、前記ユーザの携帯端末又は
    他の携帯端末と前記サーバとが接続され、前記携帯端末
    により前記店舗に割り当てられた店舗識別コードの入力
    が確認されると同時又はそれ以前に、前記レンジで表現
    される割引率を前記割引率設定プログラムによってレン
    ジでない割引率に決定する段階と、 前記店舗識別コードの入力を条件に前記携帯端末に対し
    てレンジでない割引率を送信する段階と、 を含むことを特徴とする商品販売に係わるサービス提供
    方法が実行可能なサーバ。
  24. 【請求項24】 通信回線を通じてユーザがサーバから
    クーポン情報を取得し、当該クーポン情報を所定の店舗
    に提示することにより値引きサービスを受けることが可
    能な商品販売に係わるサービス提供方法を実行可能なプ
    ログラムであって、 前記ユーザの携帯端末に対してその割引率をレンジで表
    現する前記クーポン情報として送信する段階と、 前記ユーザの携帯端末に送信した前記クーポン情報の一
    部であるURLに基づいて、前記ユーザの携帯端末又は
    他の携帯端末と前記サーバとが接続され、前記携帯端末
    により前記店舗に割り当てられた店舗識別コードの入力
    が確認されると同時又はそれ以前に、前記レンジで表現
    される割引率を前記割引率設定プログラムによってレン
    ジでない割引率に決定する段階と、 前記店舗識別コードの入力を条件に前記携帯端末に対し
    てレンジでない割引率を送信する段階と、 を含むことを特徴とする商品販売に係わるサービス提供
    方法が実行可能なプログラム。
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