JP2002250449A - 密封装置 - Google Patents
密封装置Info
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Abstract
ありながら、耐食性に優れたものにすること。 【解決手段】軸体6と、軸体6の外径側に同心状に回転
自在に配置される外筒7との対向環状空間を軸方向で仕
切る密封装置であって、軸体6と外筒7のいずれかの回
転側の周面に嵌合装着される金属環16を有し、多極磁
化された着磁部材19が付設されており、金属環16
が、JIS規格SUS430JILで構成されている。
Description
径側に同心状に回転自在に配置される外筒との対向環状
空間を軸方向で仕切る密封装置に関する。
いずれかの回転側の周面に嵌合装着されるスリンガーと
呼ばれる金属環を用いることがある。
の回転数検出を行うために、周方向で多極磁化された円
環状磁性体からなる着磁部材をスリンガーに付設し、別
途設けられる磁気センサにより、着磁部材の磁極検出を
行うようにしたものが知られている。
は、ステンレス鋼のうち非磁性のJIS規格SUS43
0で形成していた。
ンガーを構成していたのは、このスリンガーに着磁部材
を設けても、スリンガーが非磁性体であることで、その
着磁部材の磁力を減衰させることがないからである。
規格SUS430は比較的厳しい使用環境下において錆
が生じるなど耐食性に十分優れた素材ではなかった。
ンガーが軸体または外筒に金属嵌合されている場合、ス
リンガーに生じる錆等によってそのスリンガーの嵌合さ
れる対向嵌合面間に微小隙間が生じて気密性や液密性を
損なうおそれがあった。
ステンレス鋼)でスリンガーを構成すれば、耐食性に優
れたものを提供できるものの、この場合、非磁性でない
ため、着磁部材において外部へ検出用の磁界を発生させ
ることが低下するから、JIS規格SUS304製のス
リンガーは磁気センサによる磁気検出に不向きである。
であって、磁性体を取り付けるための金属環を非磁性体
でありながら、耐食性に優れたものにすることを解決す
る課題とする。
体と、軸体の外径側に同心状に回転自在に配置される外
筒との対向環状空間を軸方向で仕切る密封装置であっ
て、前記軸体と外筒のいずれかの回転側の周面に嵌合装
着される金属環を有し、この金属環に多極磁化された着
磁部材が付設されており、前記金属環が、JIS規格S
US430JILで構成されていることを特徴とするも
のである。
S規格SUS430JILをその材質として構成される
ものであるから、非磁性体で金属環が構成されるにもか
かわらず、錆びが生じない耐食性の高い金属環にできた
ので、従来のように金属環とその嵌合箇所との対向嵌合
面間に錆による隙間が生じることもなく、長期間密封性
を高く維持できる。
態に基づいて説明する。
置を備える軸受装置として車両用ハブユニットを示して
いるが、本発明は後述するようにこの車両用ハブユニッ
トに限定されるものではない。
す断面図、図2は、本発明に係る密封構造を備えるハブ
ユニットを示す一部破断側面図である。
ール2およびアンギュラ玉軸受3を備える。
付けられる径方向外向きのフランジ4と、アンギュラ玉
軸受3がその外周の軸受嵌合領域に固定される中空軸5
とを有する。
向きの形式であって、中空軸5の小径外周面に外嵌され
る単一軌道を有する軸体としての内輪6と、二列の軌道
溝を有する単一の外筒としての外輪7と、二列で配設さ
れる複数の玉8と、二つの冠形保持器9とを備えてお
り、ハブホイール2の中空軸5の大径外周面を一方内輪
とする構成になっている。内輪6は、一般的な単列アン
ギュラ玉軸受の内輪をそのまま流用している。
ジ10が設けられている。
端5aが図2に示すようにかしめられた後、車両のドラ
イブシャフト11とシャフトケース12との間に取り付
けられる。
スプライン部5bとドライブシャフト11外周のスプラ
イン部11aとが嵌合されてナット13により結合さ
れ、軸受3の外輪7のフランジ10がシャフトケース1
2にボルト14により非回転に結合されることで、ドラ
イブシャフト11の回転に伴いハブホイール2も軸心P
周りで回転するようになっている。
の外周に内輪6を圧入により外嵌装着してから、その軸
端5aを、かしめ治具を用いてローリングかしめする。
る内輪6と外輪7との間の環状空間を気密や液密に密閉
するため軸方向で仕切るシール15,25を設けてい
る。すなわち、軸受3の車両インナ側と車両アウタ側と
に、それぞれシール15,25が設けられている。
が、環状芯金にゴムなどの弾性材を一体化したものであ
って、環状芯金が外輪7の内周面に嵌合されているとと
もに、シール25のリップ等が、軸受3における車両外
側の玉8に対する内輪をなすハブホイール2に弾性的に
密着するよう構成している。
に示すように、外輪7の内周面に嵌合されるシールリン
グ18と、内輪6の外周面に嵌合される金属環としての
スリンガー16とを組み合わせてパックシールとされて
いる。
工した径方向断面視L字状の環状部材を成すものであっ
て、内輪6の外周面に嵌合される円筒部16bと、この
円筒部16bの軸端から径方向に沿って外方に延びる環
状板部16aとを有した構成となっている。
内周面には、ゴム等の弾性体22が膜状に塗布されてお
り、内輪6に対してこの弾性体22が介在される状態で
スリンガー16は嵌合され、この弾性体22により円筒
部16bと内輪6外周面との嵌合箇所の気密性や液密性
が高められている。なお、このような気密性や液密性を
高める弾性体は、内輪6外周面側に塗布されるようにし
ても良い。
した径方向断面視L字状の環状芯金20に、弾性リップ
17a,17b,17c等を形成するようにゴムなどの
弾性材を加硫接着したものである。
れる円筒部20bと、この円筒部20bの軸端から径方
向に沿って内方に延びる環状板部20aとを有した構成
となっている。
ップ17a,17b,17cは、スリンガー16の軸方
向に沿った円筒部16bに対して全周にわたって先端部
が接触する二つのラジアルリップ17a,17bと、ス
リンガー16における環状板部16aに対して全周にわ
たって先端部が接触あるいは微小隙間を介して対向して
いる一つのアキシャルリップ17cとで構成されてい
る。
と同一素材でかつ該弾性リップ17a,17b,17c
に一体となる状態で、円筒部20bの外周面側にも弾性
樹脂層23を接着している。
3を介在させる状態で外輪7に嵌合させており、その弾
性樹脂剤層23によって、シールリング18の円筒部2
0bと外輪7との嵌合面における密封性が高められてい
る。
リンガー16は、その全体の材質がJIS規格SUS4
30JILであるステンレス鋼板をプレス加工されて構
成されている。そして、環状板部16aの車両インナ側
の面には、環状板材から成る着磁部材(別名パルサリン
グ)19を接着固定している。この着磁部材19は、周
方向にN極とS極が交互に並ぶように多極磁化されたも
のであって、軸方向への磁化される向きが隣り合う磁極
部では異なる向きになっている。
ドライブシャフト11の回転数を検出するためのもので
あって、車体側に固定設置された磁気センサ24によ
り、前記回転軸心Pを中心とする所定角度ごとの磁極を
検出できるようにしており、検出に伴うパルス信号を図
示しない制御回路に出力するようにしている。
明する。
イト系ステンレス鋼であって、鉄以外のその主な成分系
が、重量%を単位として、19Cr−0.3Ni−0.
4Cu−0.4Nbであり、その他の成分も詳しくは、
重量%を単位として、炭素が0.013、珪素が0.5
0、マンガンが0.15、リンが0.026、硫黄が
0.003、ニッケルが0.34、クロムが19.0
3、銅が0.45、ニオブが0.50である。
試験の結果、塩水噴霧試験(96hr)での発錆面積率
が0%、加速型塩水噴霧試験(2hr)での発錆面積率
が0%、サーモグラフィック試験での発錆面積率5.6
%、亜硫酸ガス試験での発錆面積率0%、隙間腐食電位
1.52(VCr10)となって極めて優れた耐食性を有す
るものであるとともに、CASS試験(96hr)での
発錆面積率0.2%、フェリッククロライド試験(2h
r)での単位面積当りの孔食個数15.8(個/c
m2)、孔食電位0.249(VVSSCE)となって優
れた耐食性を有するものである。
モリブデンを含有していないにもかかわらず、JIS規
格SUS434と同等かそれ以上の耐食性を呈する。
形加工性は、JIS規格SUS430、JIS規格SU
S434よりも優れており、とくに深絞り性に優れてい
る。
面光沢は、JIS規格SUS430、JIS規格SUS
434と同等である。
置を備えるものとして、ハブユニットの軸受装置を密封
構造として示したが、本発明は、該軸受装置等の構成に
限定されるものでなく、同心状に配設されるとともに相
対回転自在に支持された軸体と外筒との間の対向環状空
間を仕切るように設ける密封装置に適用できるものであ
る。
てシールリングとスリンガーを組み合わせたパックシー
ルを示したが、図3に示すように、シールリングがな
く、軸体6にスリンガー16のみ嵌合させた密封装置と
するものにおいて、そのスリンガー16をSUS430
JILにより構成されるものとしても良い。
が外筒7側に嵌合された密封装置において、そのスリン
ガー16をSUS430JILにより構成されるものと
しても良い。この図4のものの場合、スリンガー16に
設けられる着磁部材によって外筒7の回転数検出を行う
ことになる。さらに、図4では、密封装置としてスリン
ガー16のみしか示していないが、軸体6側にシールリ
ングを設けて、スリンガー16との組み合わせによるパ
ックシールとしても良い。
JILをその材質として構成されるものであるから、非
磁性体で金属環が構成されるにもかかわらず、錆びが生
じない耐食性の高い金属環にできたので、従来のように
金属環とその嵌合箇所との対向嵌合面間に錆による隙間
が生じることもなく、密封性を高く維持できる。
面図
Claims (1)
- 【請求項1】軸体と、軸体の外径側に同心状に回転自在
に配置される外筒との対向環状空間を軸方向で仕切る密
封装置であって、 前記軸体と外筒のいずれかの回転側の周面に嵌合装着さ
れる金属環を有し、この金属環に多極磁化された着磁部
材が付設されており、 前記金属環が、JIS規格SUS430JILで構成さ
れている、ことを特徴とする密封装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001044621A JP2002250449A (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | 密封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001044621A JP2002250449A (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | 密封装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002250449A true JP2002250449A (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=18906584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001044621A Pending JP2002250449A (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | 密封装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002250449A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6955358B2 (en) | 2003-04-11 | 2005-10-18 | Komatsu Ltd. | Oil seal |
JP2007040388A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Jtekt Corp | 車軸用軸受装置及びそれを用いた回転速度検出装置 |
JP2008223783A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Jtekt Corp | 車輪支持装置の密封構造 |
JP2010038248A (ja) * | 2008-08-05 | 2010-02-18 | Jtekt Corp | 転がり軸受装置 |
JP2015212567A (ja) * | 2014-05-07 | 2015-11-26 | 日本精工株式会社 | 転がり軸受 |
-
2001
- 2001-02-21 JP JP2001044621A patent/JP2002250449A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6955358B2 (en) | 2003-04-11 | 2005-10-18 | Komatsu Ltd. | Oil seal |
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JP4582504B2 (ja) * | 2005-08-02 | 2010-11-17 | 株式会社ジェイテクト | 車軸用軸受装置及びそれを用いた回転速度検出装置 |
JP2008223783A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Jtekt Corp | 車輪支持装置の密封構造 |
JP2010038248A (ja) * | 2008-08-05 | 2010-02-18 | Jtekt Corp | 転がり軸受装置 |
JP2015212567A (ja) * | 2014-05-07 | 2015-11-26 | 日本精工株式会社 | 転がり軸受 |
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A977 | Report on retrieval |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060822 |
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A521 | Written amendment |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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