JP2002250186A - 建築用シャッター - Google Patents

建築用シャッター

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JP2002250186A JP2002028170A JP2002028170A JP2002250186A JP 2002250186 A JP2002250186 A JP 2002250186A JP 2002028170 A JP2002028170 A JP 2002028170A JP 2002028170 A JP2002028170 A JP 2002028170A JP 2002250186 A JP2002250186 A JP 2002250186A
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直樹 横井
Nobuhiko Furukawa
信彦 古川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防火シャッターに避難扉を隣接して並設する
に、防火シャッターのガイドレールを天井収納式とし、
避難扉とガイドレールとの閉鎖を同時にできるように構
成する。 【解決手段】 天井部に枢支された可動式のガイドレー
ル5をシャッターカーテン1の開閉作動に伴い、天井に
収納される収納姿勢と開口部に垂下する垂下姿勢とに変
姿させるように構成するとともに、避難扉8を一方のガ
イドレール5に隣接状に設け、異常検知手段からの検知
信号を受けて避難扉8とシャッターカーテン1とが同時
に閉鎖するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル、工場等の建
築物の開口部や大部屋、地下通路等に防火、防煙区域を
形成したりするために設けられる建築用シャッターの技
術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビルや工場等の開口部や大部
屋、あるいは地下通路には、火災等の異常時に対処する
ため防火、防煙区画を設定し、類焼を防いで被害の拡大
を抑えるようにすることが計られる。この場合、防火、
防煙区画を形成するには、防火機能を備えたシャッター
カーテンを閉鎖することで達成されるが、このままでは
取り残された人が逃げることができず、そこで、閉鎖姿
勢のシャッターカーテンに隣接する状態で開閉する避難
扉を設けることが実施されている。ところがこの避難扉
を常時閉状態にしておくと、開口が狭くなる等して邪魔
であり、そこで避難扉を常時は開放しておき、異常発生
に伴い閉鎖することが提唱される。これに対し建築用シ
ャッターには、前記シャッターカーテンを開閉作動させ
るためガイドレールが必要であるが、ガイドレールを固
定式としたものでは、避難扉を常時開放式とした場合に
該避難扉側のガイドレールが取り残されてしまうことに
なり、邪魔である。
【0003】そこで、実開昭48ー8055号公報に示
すように、ガイドレールを避難扉に設け、避難扉が閉鎖
されて所定位置にセットされた後、シャッターカーテン
が閉鎖するように構成することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるにこのもので
は、前述したように避難扉が閉鎖してからでなければガ
イドレールが所定位置にセットされないものであるか
ら、シャッターカーテンの閉作動は避難扉の全閉を待っ
て行わなければならず、一刻も早くシャッターカーテン
を閉作動させたいにも拘わらず、これができないことに
なって防災機能に劣るという問題があり、ここに本発明
が解決しようとする課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、天井部から繰出される閉鎖姿勢
と天井部に収納される開放姿勢とに変姿するシャッター
カーテンに、閉鎖姿勢のシャッターカーテンに隣接した
位置で開閉作動すべく設けられた避難扉を並設するにあ
たり、シャッターカーテンの避難扉側のガイドレール
を、上端部が天井側に揺動自在に軸支され、シャッター
カーテンを貫通状態でガイドする貫通ガイドがレール底
部に開設され、シャッターカーテンの開閉作動に連動し
て水平姿勢と垂下姿勢とに変姿すべくシャッターカーテ
ン最下端の座板に干渉する干渉部材が下端部に設けられ
た可動式のものとする一方、前記シャッターカーテン
は、火災等の異常検知手段からの検知信号を受けて、避
難扉の閉鎖を待つことなく閉作動を行うことができるよ
うに構成されているものである。このようにすることに
よって、シャッターカーテンは避難扉の閉鎖がなされて
いない状態であっても閉作動を開始することができ、迅
速な開口部の閉鎖を行うことができる。また、本発明
は、天井部から繰出される閉鎖姿勢と天井部に収納され
る開放姿勢とに変姿するシャッターカーテンに、閉鎖姿
勢のシャッターカーテンに隣接した位置で開閉作動すべ
く設けられた避難扉を並設するにあたり、シャッターカ
ーテンの避難扉側のガイドレールを、上端部が天井側に
揺動自在に軸支され、シャッターカーテンを貫通状態で
ガイドする貫通ガイドがレール底部に開設され、シャッ
ターカーテンの開閉作動に連動して水平姿勢と垂下姿勢
とに変姿すべくシャッターカーテン最下端の座板に干渉
する干渉部材が下端部に設けられた可動式のものとする
一方、前記避難扉は、火災等の異常検知手段からの検知
信号を受けて、シャッターカーテンの閉鎖を待つことな
く閉作動を行うことができるように構成されているもの
である。このようにすることによって、避難扉は、シャ
ッターカーテンの閉鎖がなされていない状態であっても
閉作動を開始することができ、迅速な開口部の閉鎖を行
うことができる。さらにまた、本発明は、天井部から繰
出される閉鎖姿勢と天井部に収納される開放姿勢とに変
姿するシャッターカーテンに、閉鎖姿勢のシャッターカ
ーテンに隣接した位置で開閉作動すべく設けられた避難
扉を並設するにあたり、シャッターカーテンの避難扉側
のガイドレールを、上端部が天井側に揺動自在に軸支さ
れ、シャッターカーテンを貫通状態でガイドする貫通ガ
イドがレール底部に開設され、シャッターカーテンの開
閉作動に連動して水平姿勢と垂下姿勢とに変姿すべくシ
ャッターカーテン最下端の座板に干渉する干渉部材が下
端部に設けられた可動式のものとする一方、前記避難扉
およびシャッターカーテンは、火災等の異常検知手段か
らの検知信号を受けて同時的に閉作動を開始できる設定
となっているものである。このようにすることによっ
て、避難扉とシャッターカーテンとをともに閉作動させ
ることができて、迅速な開口部の閉作を行うことができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図1
〜図14に示す図面に基づいて説明する。図面におい
て、1は大開口部に複数並設された防火シャッターのシ
ャッターカーテンであって、各シャッターカーテン1
は、天井側に軸承される巻取り軸2に巻装されており、
該巻取り軸2がブレーキ付の開閉機3の正逆駆動に基づ
いて正逆回転することに伴い巻取り、巻出しされて、開
口部を閉鎖する閉鎖姿勢と天井部に収納される開放姿勢
とに変姿するように設定されている。因みに、これらシ
ャッターカーテン1は、図示しない操作スイッチの操作
に基づいて開閉するが、シャッターカーテン1の開放状
態において火災等が発生した場合では、異常検知手段の
異常検知に伴いブレーキ解除がなされると共に開閉機3
に内装するガバナの働きでシャッターカーテン1が自重
閉鎖するように設定されている。尚、4はシャッターカ
ーテン1最下端の座板であって、該座板4は、底板部4
aとその前後両側部において上方に起立する前後板部4
b、4cとを備えて側面視略山字形をし、前後板部4
b、4cには後述する支持ローラ6が転動自在に内嵌す
るためのローラガイド4dがそれぞれ形成され、また、
底板部4aの左右両端部にはストッパ片4eが上方に向
けて突出形成されている。
【0007】5は各シャッターカーテン1を案内するガ
イドレールであって、該ガイドレール5は、間隙(後述
する貫通ガイド)5aを存して対向する前後一対のガイ
ド片5b、5cで構成されると共に、基端部(上端部)
が支軸5dを介して天井部躯体側に揺動自在に軸承さ
れ、また、先端部(下端部)の各ガイド片5b、5cに
は、互いに対向する状態で前記支持ローラ6が回動自在
に軸承されている。さらに、各ガイド片5b、5cに
は、前記支持ローラ6の近傍に位置して作動アーム7の
基端部がピン軸7aを介して揺動自在に軸承されてい
る。ここで、各作動アーム7は先端部に補助輪7bが軸
承されていて、後述するように座板底板部4aの上面を
移動するように設定されるが、該作動アーム7の先端部
は垂下姿勢となったガイドレール5の先端を超えない長
さ設定になっている。尚、5eはガイドレール5の先端
部(下端部)から出没自在に設けられたラッチピンであ
って、ガイドレール5が垂下姿勢に変姿したこと、つま
りシャッターカーテン1が略全閉したことの検知に伴う
係止手段5fの解除作動に伴い自動的に突出して躯体側
の係合受け部Fに係合してガイドレール5の下端部をロ
ックできるように設定されている。
【0008】そして、シャッターカーテン1の収納状態
において、ガイドレール5は、支持ローラ6がまぐさ部
に位置するローラガイド4dに支持される状態で下動規
制されており、これによってガイドレール5は水平姿勢
となって天井部に収納される設定となっている。このと
き、前記作動アーム7は、補助輪7bが座板底板部4a
に支持され、基端部が左右方向内方側に位置する倒伏姿
勢となっている。この状態から、シャッターカーテン1
が巻出されると、ガイドレール5は、支持ローラ6がロ
ーラガイド4dを転動しながら徐々に垂下姿勢側に向け
て下方揺動するが、これに伴い前記作動アーム7は、補
助輪7bが底板部4a上面を左右方向外方側に向けて転
動する一方で、シャッターカーテン1は、前記ガイド片
5b、5c間の間隙が貫通ガイド5aとなってここを左
右方向に貫通する状態でガイドされる。そして、シャッ
ターカーテン1が閉鎖姿勢に近づくと、支持ローラ6
は、ローラガイド4dの左右端から外れて座板4から自
由になり、これにタイミングを合わせるようにして作動
アーム補助輪7bが底板部4aの端部位置に達してスト
ッパ片4eとのあいだのコーナー部に当接し(図1
0)、これ以上の補助輪7bの左右方向外方への移動が
規制される。そうして該移動規制がなされた以降は、ガ
イドレール5は、作動アーム7を介して座板4に支持さ
れる状態で下降揺動し、そしてガイドレール5が略垂下
姿勢となる(図11(A))と、これにタイミングを合
わせる状態で補助輪7bが座板ストッパ片4eから離間
して作動アーム7は自由垂下状態となり、ガイドレール
5は前記ラッチピン5eにより躯体側に固定される。こ
の状態において、シャッターカーテン1は全閉状態とな
る少し前位置に位置しており、これによって、座板4の
下面と躯体床面とのあいだに空気流通用の隙間が形成さ
れ、シャッターカーテン1への風圧に基づく負荷を押え
た状態で全閉姿勢となる(図11(B))。ここで、作
動アーム7には、前記自由状態になった作動アーム7が
鉛直状態まで垂下するのを避けるためにストッパピン7
cが設けられており、ストッパピン7c先端がガイドレ
ール5の左右方向内面に当接することで、作動アーム7
を、先端(下端)側が左右方向外方に位置する傾斜姿勢
に保持できるように設定されている。
【0009】これに対し、全閉姿勢のシャッターカーテ
ン1を開放させる場合について説明する。まず、座板4
の上動により、前記傾斜姿勢に保持された作動アーム7
の補助輪7bが底板部4aとストッパ片4eとのコーナ
ー部に当接して前記作動アーム7が移動規制状態とな
り、これによって、ガイドレール5は作動アーム7を介
して座板4に支持され、この状態でガイドレール5が持
ち上げられることとなるが、このとき、底板部4aに
は、左右方向内方側程高い傾斜ピース4fが設けられて
いて、作動アーム7に対し、座板4の上動に伴い基端側
が左右方向内方に向く倒伏姿勢に変姿する方向に力が作
用するように設定されている。さらにシャッターカーテ
ン1が巻取られると、支持ローラ6が前記ローラガイド
4dに遊嵌し、これによってガイドレール5は、作動ア
ーム7を介する状態から支持ローラ6を介する状態で座
板4からの支持を受け、以降、この状態でシャッターカ
ーテン1が全開姿勢となり、ガイドレール5は前記水平
姿勢に変姿するように設定されている。
【0010】さて、前記防火シャッターのうち、大開口
部の一側部に位置する防火シャッター(図1において図
面向かって右側)の側部には、避難扉8が隣接して配設
されるが、避難扉8は、ヒンジ8aにより一側(吊元
側)が躯体に開閉揺動自在に枢支されており、躯体側面
に沿って位置して開口部を開放する開放姿勢と、シャッ
ターカーテン1と隣接する位置の開口部を閉鎖する閉鎖
姿勢とに変姿できるように設定されている。そして避難
扉8は、火災等を検知する異常検知手段の異常検知に伴
い、図示しない自閉装置のロック解除がなされて自閉作
動する構成となっている。
【0011】ところで、避難扉8は前後一対の板面8
b、8cのあいだに断熱材等のコア材が介装されたもの
となっているが、このものには、開き戸式の子扉9がヒ
ンジ9aを介して開閉自在に枢支されていて、避難扉8
を閉鎖したままの状態で子扉9を開放して避難できるよ
うになっている。さらに避難扉8は、前記閉鎖姿勢にお
いて躯体上方に設けた戸当りストッパ8eに当接してお
り、この状態で前記垂下姿勢となったガイドレール5の
後側ガイド片5c(後側のガイドレール半部)と躯体と
のあいだを閉鎖するが、避難扉8の戸先側端部は後側ガ
イド片5cの左右方向外方部に前後方向近接対向する位
置関係で閉鎖しており、これによって、垂下姿勢となっ
たガイドレール5の後側ガイド片5cと避難扉8との隣
接部位において、煙や空気の流路が迷路構造となるよう
に設定されている。そして、避難扉8の前記対向面と子
扉9とのあいだの前板面8bには上下方向に長い凹溝状
部8dが形成され、該凹溝状部8dに本発明が実施され
た塞ぎ体10が配設されている。つまり、塞ぎ体10
は、垂下姿勢となったガイドレール5の貫通ガイド5a
を左右方向外方から塞ぐべく寸法設定された板体で構成
され、避難扉8に対してヒンジ10aを介して揺動自在
に枢支されている。そして、塞ぎ体10の板面が避難扉
前板面8bと略面一状になる状態で凹溝状部8dに収納
される収納姿勢と、略90度前方に、つまり避難扉8の
閉鎖方向下手側である前側ガイド片5b側に揺動して前
記貫通ガイド5aを塞ぐ塞ぎ姿勢とに変姿するように設
定されている。さらに塞ぎ体10は、図示しない付勢手
段により前記塞ぎ姿勢側に向けて付勢されていると共
に、避難扉8側に設けた止め部材11により収納姿勢に
係合保持される構成となっている。そうして前述したよ
うに火災等が発生してシャッターカーテン1と避難扉8
とが閉鎖されることになるが、塞ぎ体10は、シャッタ
ーカーテン1の全閉検知に基づいて止め部材11の係合
解除がなされ、これによって貫通ガイド5aを塞ぐ塞ぎ
姿勢に変姿するように設定されている。この場合、シャ
ッターカーテン1の全閉検知ではなく、避難扉8の全閉
検知に基づいて止め部材11の係合解除を行うようにし
てもよい。
【0012】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、シャッターカーテン1と避難扉8とを開放姿
勢としたときに、ガイドレール5は天井側に収納されて
いるため、邪魔のない大開口を確保できる。そして、火
災等の異常が発生するとシャッターカーテン1と避難扉
8とを閉鎖して防火、防煙区域を作ることになるが、こ
の場合に、前記ガイドレール5は、シャッターカーテン
1が閉作動をした場合に、その閉鎖ガイドをしながら自
ら垂下姿勢に変姿することになるから、シャッターカー
テン1を、異常検知手段による異常検知に連繋して避難
扉8と同時的に閉作動を開始できる。従って、従来のガ
イドレールを避難扉に設けたもののように、シャッター
カーテンの閉作動を、避難扉が閉鎖作動を完了してガイ
ドレールが所定位置にセットされてから開始するような
必要がなく、迅速なシャッターカーテン1の閉作動を行
えることになって、防災性に優れたものとなる。
【0013】このように、本発明が実施されたもので
は、避難扉8の閉鎖を待つことなくシャッターカーテン
1の閉作動を行うことができるが、この場合のガイドレ
ール5は、シャッターカーテン1を左右方向に貫通する
ための貫通ガイド5aが設けられたものになって、この
ままではシャッターカーテン1が全閉しても貫通ガイド
5aを通して煙り等が漏れて防災機能が低下することに
なる。しかしながらこの貫通ガイド5aは、避難扉8に
設けた塞ぎ体10によって塞がれるため、防災機能の低
下を防止できる。
【0014】しかも塞ぎ体10は、シャッターカーテン
1の全閉に基づいて塞ぎ作動するように構成したため、
塞ぎ体10が垂下姿勢に変姿途中のガイドレール5に干
渉する不具合を回避できると共に、塞ぎ体10をガイド
レール5に可及的に近接したものに構成できて貫通ガイ
ド5aの塞ぎ性能の高いものにできる。しかも、この場
合では、ガイドレール5の下端部がロックされた以降に
塞ぎ体10が塞ぎ姿勢側に変姿するタイミングになるた
め、塞ぎ体10を避難扉8に対して90度回転した塞ぎ
姿勢で停止させることなく、90度以上回転できるもの
とし、かつ該方向に向けて付勢されたものとして、塞ぎ
姿勢になった塞ぎ体10がガイドレール5に弾圧状に当
接する構成としておくこともでき、このように構成する
ことによってより高い塞ぎ機能を発揮できるという利点
がある。
【0015】このように前記第一の実施の形態は、異常
検知手段による異常検知に連繋して、シャッターカーテ
ン1と避難扉8とが同時的に閉作動を開始し、この後シ
ャッターカーテン1が全閉状態となったことの検知に基
づいて塞ぎ体10の閉作動が開始する構成となってい
る。このため、本実施形態のものでは、シャッターカー
テン1の全閉を検知するための手段が必要となり、この
ものでは、該全閉検知を用いてガイドレール5先端部に
設けた係止手段5fの係止作動制御も合わせて行う設定
となっている。
【0016】次に、シャッターカーテン1の全閉検知を
不要とするように構成された第二の実施の形態ついて図
15〜図21の図面に基づいて説明する。これら図面に
おいて、第一の実施の形態と共通するもの(同一のも
の)については、同一の符号を付して引出すと共にその
詳細については省略する。このものは、シャッターカー
テン1の基本構成および開閉作動の基本構成については
前記第一の実施の形態と略同様であるが、本実施の形態
では、ガイドレール5に作動アーム12を揺動自在に軸
承するためのピン軸12aに、支持ローラ13を軸承す
る設定となっており、支持ローラ13と、作動アーム1
2の先端部に設けられる補助輪12bとが、座板14に
形成される同一のローラガイド14aを走行するように
構成されている。そして、ガイドレール5は、シャッタ
ーカーテン1の開閉作動に伴い、前記第一の実施形態と
同様に支持ローラ13、作動アーム12、補助輪12b
を介して座板14に支持されながら下方揺動を行うよう
になっている。因みに、ガイドレール5が垂下姿勢とな
った場合に、シャッターカーテン1は全閉する少し前位
置に位置しており、座板14と床面とのあいだに空気流
通用の隙間が形成されることは前記第一の実施の形態と
同様の構成であるが、これ以降、シャッターカーテン1
の閉作動の継続より座板14が補助輪12bから離間し
た場合に、本実施の形態の作動アーム12は自然垂下状
態となるように設定されている。そして、シャッターカ
ーテン1が開放する場合では、上動する座板14に設け
た傾斜ガイド14bが補助輪12bに当接することで、
補助輪12bを座板14のストッパ辺14c側に誘導し
て作動アーム12を、補助輪12bが軸承される先端側
が基端部よりも左右方向外方に位置する傾斜姿勢に復帰
するように設定されており、この状態で作動アーム12
が座板5からの上動支持を受けて次第に倒伏姿勢に変姿
することで、ガイドレール5を上方揺動させるようにな
っている。
【0017】また、ガイドレール5の先端(下端)部に
は下端部が細径に形成されたラッチピン15が出没自在
に内装されており、該ラッチピン15の上部に解除手段
15aが設けられている。この解除手段15aは、ソレ
ノイドが励磁されることでラッチピン15を没入せしめ
る構成となっており、シャッターカーテン1の開作動す
るためのスイッチ作動に連動して励磁しラッチピン15
を没入(上動)させて解除状態になるが、それ以外のと
きには非励磁状態となってラッチピン15が自重降下可
能な状態になるように設定されている。一方、16はラ
ッチピン15を係合するよう床面に設けられた係合部材
であって、該係合部材16には、ガイドレール5が垂下
姿勢になった状態でラッチピン15に対向する係合孔
(溝)16aが設けられている。そして、シャッターカ
ーテン1の閉作動過程において、ガイドレール5が下方
揺動して垂下姿勢に近づいていくと、自重降下して下方
に突出しているラッチピン15は、係合孔16aの手前
位置で先端部が係合部材16の上面に当接して押上げら
れ、これが、ガイドレール5が垂下姿勢になることにタ
イミングを合わせて自重降下して係合孔16aに自動的
に落ち込むようになっており、このようにしてガイドレ
ール5をロックするときに、シャッターカーテン1の全
閉検知に対応させてソレノイドの励磁をさせるような配
慮が不要になるように設定されている。
【0018】そして、本実施形態の避難扉17は、一側
縁部がヒンジ17aを介して躯体に揺動自在に枢支され
ており、躯体に沿う開放姿勢と、閉鎖したシャッターカ
ーテン1に隣接する閉鎖姿勢とに開閉揺動する設定とな
っている。そして避難扉17は、シャッターカーテン1
の閉作動の開始に伴い図示しないロック装置の解除作動
によって自閉することは前記第一の実施形態と同様とな
っている。ここで、避難扉17の上縁部は閉鎖姿勢で躯
体(天井)側の戸当りストッパ17bに当接する設定と
なっており、この閉鎖姿勢で垂下姿勢のガイドレール前
側ガイド片5b(前側のガイドレール半部)と躯体との
あいだを閉鎖する構成となっているが、前側ガイド片5
bの前半部には突片(戸当り)17cが形成されてい
て、閉扉時、避難扉17の戸先側端部は、突片17cと
前側ガイド片5bの左右方向外方部側端面とで形成され
るコーナー部に近接対向する位置関係で閉鎖しており、
これによって、垂下姿勢となったガイドレール5の前側
ガイド片5bと避難扉17との隣接部位において、煙や
空気の流路が迷路(相決り)構造となるように設定され
ている。
【0019】一方、避難扉17には避難用子扉18とガ
イドレール5の貫通ガイド5aを左右方向外方から塞ぐ
塞ぎ体19がそれぞれ揺動自在に枢支されている。前記
塞ぎ体19は、避難扉17の後側扉面17dに凹設され
た凹溝状部17eに積層状に組込まれ、図示しない弾機
付のヒンジ(スプリングヒンジ)19aを介して避難扉
17の戸先側に枢支され、凹溝状部17eに収納される
収納姿勢から、避難扉17の閉鎖方向上手側に揺動して
貫通ガイド5aを塞ぐ塞ぎ姿勢となるが、このとき塞ぎ
体19は、後側ガイド片5c側に90度を越えて揺動す
る塞ぎ姿勢となる方向に常時付勢される設定となってい
る。このため塞ぎ体19は、塞ぎ体19の先端部が後側
ガイド片5cに押圧状に当接する設定となっていて、塞
ぎ効果を高めるように設定されている。そして、異常検
知手段が異常検知をした場合に、シャッターカーテン1
と避難扉17とが同時的に閉作動を開始することに合わ
せて、塞ぎ体19を収納姿勢に保持する止め部材19b
が解除作動する設定になっている。
【0020】さて、本実施の形態では、塞ぎ体19は避
難扉17の閉鎖動と略同時に塞ぎ姿勢に変姿することに
なり、この変姿状態で避難扉17が閉鎖姿勢となるが、
この場合に、下方揺動してくるガイドレール5が塞ぎ体
19に干渉したとして、該塞ぎ体19はガイドレール5
により収納姿勢に向く側、つまりスプリングヒンジ19
aに抗して押し戻される方向の負荷を受けることにな
る。この結果、塞ぎ体19が避難扉17に対し90度を
越えて、避難扉17の戸先側端部よりも突出した塞ぎ姿
勢になって、全閉状態で塞ぎ体19と後側ガイド片5c
とのあいだを押圧状に塞ぐ構成のものでありながら、塞
ぎ体19を塞ぎ姿勢としたままの避難扉17を問題なく
閉作動できることになって閉作動が損なわれることがな
い。これによって塞ぎ体19の変姿作動は、避難扉17
の全閉、またはシャッターカーテン1の全閉を待つこと
なく実行することができ、しかも、避難扉17が所定の
閉鎖姿勢に位置することで塞ぎ体19も所定の塞ぎ姿勢
に復帰することになる。この結果、塞ぎ体19の止め部
材19bは必ずしも必要がなく、付勢力に抗して塞ぎ体
19を収納姿勢にした状態で避難扉17を開放姿勢に保
持し、これにより躯体とのあいだで挟み込むようにして
収納姿勢に維持する設定にすることができ、さらなる簡
略化が計れる。このように、第二の実施の形態のもので
は、塞ぎ体19の塞ぎ姿勢は90度以上揺動して高い塞
ぎ機能を有するものでありながら、塞ぎ姿勢への姿勢変
姿を、シャッターカーテン1の全閉検知時に行うのでは
なく、シャッターカーテン1の閉作動の開始と同時でよ
く、かつ、ラッチピン15の係合作動は自然落下でよい
ものであるので、シャッターカーテン1の全閉検知や避
難扉の全閉検知が不要となって構造の簡略化を計ること
ができる。
【0021】さらに、塞ぎ体としては、前記第一、第二
の実施の形態のように避難扉に揺動自在に設けたものに
限定されることは勿論なく、避難扉20に予め塞ぎ姿勢
となった塞ぎ体21を一体的に突出形成する構成として
もよく、このような構成としては図22に示す第三の実
施の形態のものがある。このものでは、避難扉20はガ
イドレール5の前側ガイド片5bと躯体とのあいだを閉
鎖する構成となっており、そのため塞ぎ体21は避難扉
20の閉鎖方向上手側に突出して貫通ガイド5aを塞ぐ
よう避難扉20の後側扉面20cに一体的に突設されて
いる。この場合では、塞ぎ体21を蝶番を介して揺動さ
せる構成にする必要がないうえ、シャッターカーテン1
の全閉検知や避難扉20の全閉検知が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッターカーテンと避難扉との閉鎖状態を示
す概略正面図である。
【図2】シャッターカーテンと避難扉の概略平面図であ
る。
【図3】図1におけるA−A矢視図である。
【図4】図1におけるB−B断面図である。
【図5】図1におけるC−C断面図である。
【図6】避難扉の平面断面図である。
【図7】図7(A)、(B)はそれぞれ避難扉の正面
図、平面図である。
【図8】シャッターカーテンの開放姿勢におけるまぐさ
部の一部切欠き側面図である。
【図9】シャッターカーテンの作動中における座板とガ
イドレールとの関係を示す側面図である。
【図10】シャッターカーテンの閉作動過程における座
板とガイドレールとの関係を示す説明図である。
【図11】図11(A)、(B)はそれぞれシャッター
カーテンの閉作動過程における座板とガイドレールとの
関係を示す説明図である。
【図12】図1におけるD−D断面図である。
【図13】シャッターカーテンの閉鎖姿勢におけるガイ
ドレール部の一部省略正面図である。
【図14】図14(A)、(B)はそれぞれガイドレー
ルのロック構造を示す側面断面図、正面断面図である。
【図15】第二の実施の形態のシャッターカーテンと避
難扉の閉鎖状態を示す概略正面図である。
【図16】第二の実施の形態の避難扉の平面断面図であ
る。
【図17】第二の実施の形態のガイドレールのロック構
造を示す側面図である。
【図18】図17のE−E断面図である。
【図19】第二の実施の形態のシャッターカーテンの開
放姿勢におけるまぐさ部の一部切欠き側面図である。
【図20】シャッターカーテンの開閉作動過程における
ガイドレール部の断面図である。
【図21】図21(A)、(B)、(C)はそれぞれ第
二の実施の形態におけるシャッターカーテンの開閉作動
過程における座板とガイドレールとの関係を示す説明図
である。
【図22】第三の実施の形態の避難扉の平面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 シャッターカーテン 3 開閉機 4 座板 4e ストッパ片 5 ガイドレール 5a 貫通ガイド 6 支持ローラ 7 作動アーム 7b 補助輪 8 避難扉 9 子扉 10 塞ぎ体 11 止め部材 12 作動アーム 13 支持ローラ 14 座板 15 ラッチピン 15a 解除手段 17 避難扉 18 避難用子扉 19 塞ぎ体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 信彦 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 三和 シヤッター工業株式会社内 (72)発明者 木村 喬一 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 三和 シヤッター工業株式会社内 Fターム(参考) 2E042 AA01 CB04 CB17 DA03 DA08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井部から繰出される閉鎖姿勢と天井部
    に収納される開放姿勢とに変姿するシャッターカーテン
    に、閉鎖姿勢のシャッターカーテンに隣接した位置で開
    閉作動すべく設けられた避難扉を並設するにあたり、シ
    ャッターカーテンの避難扉側のガイドレールを、上端部
    が天井側に揺動自在に軸支され、シャッターカーテンを
    貫通状態でガイドする貫通ガイドがレール底部に開設さ
    れ、シャッターカーテンの開閉作動に連動して水平姿勢
    と垂下姿勢とに変姿すべくシャッターカーテン最下端の
    座板に干渉する干渉部材が下端部に設けられた可動式の
    ものとする一方、前記シャッターカーテンは、火災等の
    異常検知手段からの検知信号を受けて、避難扉の閉鎖を
    待つことなく閉作動を行うことができるように構成され
    ている建築用シャッター。
  2. 【請求項2】 天井部から繰出される閉鎖姿勢と天井部
    に収納される開放姿勢とに変姿するシャッターカーテン
    に、閉鎖姿勢のシャッターカーテンに隣接した位置で開
    閉作動すべく設けられた避難扉を並設するにあたり、シ
    ャッターカーテンの避難扉側のガイドレールを、上端部
    が天井側に揺動自在に軸支され、シャッターカーテンを
    貫通状態でガイドする貫通ガイドがレール底部に開設さ
    れ、シャッターカーテンの開閉作動に連動して水平姿勢
    と垂下姿勢とに変姿すべくシャッターカーテン最下端の
    座板に干渉する干渉部材が下端部に設けられた可動式の
    ものとする一方、前記避難扉は、火災等の異常検知手段
    からの検知信号を受けて、シャッターカーテンの閉鎖を
    待つことなく閉作動を行うことができるように構成され
    ている建築用シャッター。
  3. 【請求項3】 天井部から繰出される閉鎖姿勢と天井部
    に収納される開放姿勢とに変姿するシャッターカーテン
    に、閉鎖姿勢のシャッターカーテンに隣接した位置で開
    閉作動すべく設けられた避難扉を並設するにあたり、シ
    ャッターカーテンの避難扉側のガイドレールを、上端部
    が天井側に揺動自在に軸支され、シャッターカーテンを
    貫通状態でガイドする貫通ガイドがレール底部に開設さ
    れ、シャッターカーテンの開閉作動に連動して水平姿勢
    と垂下姿勢とに変姿すべくシャッターカーテン最下端の
    座板に干渉する干渉部材が下端部に設けられた可動式の
    ものとする一方、前記避難扉およびシャッターカーテン
    は、火災等の異常検知手段からの検知信号を受けて同時
    的に閉作動を開始できる設定となっている建築用シャッ
    ター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015211753A (ja) * 2014-05-02 2015-11-26 株式会社横引Sr 袖扉付き火災用シャッター

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