JP2002249105A - 横型製袋充填装置 - Google Patents

横型製袋充填装置

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JP2002249105A JP2001046980A JP2001046980A JP2002249105A JP 2002249105 A JP2002249105 A JP 2002249105A JP 2001046980 A JP2001046980 A JP 2001046980A JP 2001046980 A JP2001046980 A JP 2001046980A JP 2002249105 A JP2002249105 A JP 2002249105A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 移送コンベヤで移送される被包装物が欠品と
なった場合でも、複数個単位の集積状態で被包装物が内
包された包装体を得ることのできる横型製袋充填装置を
提供する。 【解決手段】 横型製袋充填装置1を、被包装物Wを所
定間隔毎に移送するための移送コンベヤ7と、移送コン
ベヤ7から移送される被包装物Wを蓄積するためのベッ
ドと、ベッドに集積状態で蓄積された所定数の被包装物
Wを筒状フィルム13に移動させて供給するための接続
コンベヤ2と、被包装物Wが供給された筒状フィルム1
3を移送するためのフィルム送りローラ4と、フィルム
供給源10から帯状フィルム12を引き出すための繰出
しローラ11aと、筒状フィルム13にシールを施すた
めのセンターシール機構5及びエンドシール機構6とに
よって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被包装物を包装す
る横型製袋充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被包装物を複数個単位の集積状態
で包装して包装体を得るための横型製袋充填装置とし
て、特公平6−104490に記載された技術を用いた
横型製袋充填装置が知られている。当該発明に記載の技
術では、移送コンベヤによって移送される複数のワーク
が、まず、累積コンベヤの上下の駆動ベルトの間で挟ま
れる。このとき、累積コンベヤの移送速度は、移送コン
ベヤの移送速度よりも低速に設定されているので、複数
のワークは前後に当接して蓄積された状態となる。次
に、累積コンベヤによって蓄積された状態となった複数
のワークは、その累積コンベヤと同速度で駆動する分割
用コンベヤに移送される。そして、分割用コンベヤの上
下の駆動ベルトの間に所定数のワークが挟まれると、分
割用コンベヤの移送速度を一時的に加速させて、その所
定数のワークを後続する他のワークから引き離した状態
とする。これにより、包装機にはワークが複数個単位の
集積状態で分離した状態で供給されることとなり、複数
個単位の集積状態でのワークが包装された包装体を連続
して得ることができる。
【0003】しかし、前述した従来の技術では、例えば
移送コンベヤによって移送されるワークが欠品になる
と、累積コンベヤにワークが所定数蓄積される前に、下
流側の分割コンベヤに向けて移送されてしまうことがあ
る。この場合、包装機にワークが複数個単位の集積状態
で供給されないので、不良品が発生してしまう問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決するために創案されたものであり、移送コンベ
ヤで移送される被包装物が欠品となった場合でも、複数
個単位の集積状態で被包装物が内包された包装体を得る
ことのできる横型製袋充填装置を提供することを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、各請求項に記載の発明が構成される。請求項1に記
載の横型製袋充填装置は、被包装物を所定間隔毎に移送
するための移送コンベヤを備えている。請求項1に記載
の横型製袋充填装置では、移送コンベヤに被包装物が供
給される上流側から下流側に向かって、移送コンベヤ、
載置部、フィルム移送手段、シール手段とが順に配置し
ており、移送コンベヤ及び載置部を通過した被包装物が
筒状フィルムに複数個単位の集積状態で供給されること
によって、製品である包装体が連続的に得られるように
構成されている。
【0006】移送コンベヤによって上流側から移送され
た被包装物は、まず、載置部に載置される。ここで「載
置部」とは、移送されてきた被包装物を筒状フィルムに
供給することなく載置して移送休止状態にしておける平
滑なベッド(台)等によって構成されるものである。例
えば、載置部に1つの被包装物が載置されると、次に移
送されてきた被包装物は、既に載置部に載置されている
1つ目の被包装物を押し出すようにしながら移動する。
すると、載置部を移動する2つの被包装物は前後に当接
した集積状態となる。このように、載置部では、次々と
移送されてくる被包装物が、既に載置されている前の被
包装物を押し出しながら移動するので、所定数の被包装
物を集積した状態とすることができる。
【0007】載置部で集積状態とされた被包装物は、次
に、「移動手段」によって移動される。この「移動手
段」は、被包装物を押し出す等によって、その被包装物
を載置部から集積状態で下流側へ向けて移動させるため
の手段である。「移動手段」は、例えば、被包装物を押
し出すための押し出し部材を、周回するコンベヤチェー
ンに等間隔に配設した装置として構成することができ
る。コンベヤチェーンに設けられた押し出し部材が載置
部の上を通過すると、その押し出し部材は集積状態とな
っている所定数の被包装物を下流側に向けて移動させ
る。本発明における「移動手段」は、載置部によって集
積状態とされた所定数の被包装物を下流側に向けて移動
させ、筒状フィルムに複数個単位の被包装物を集積状態
で供給できるように構成されている。そして、筒状フィ
ルムに供給された複数個単位の被包装物を挟む前後の位
置にシール手段によってシールが施されることにより、
複数個単位の被包装物が内包された包装体を連続的に得
ることができるようになっている。
【0008】請求項1に記載の横型製袋充填装置はさら
に、移送コンベヤで移送される被包装物の有無を検出す
るための被包装物検出手段と、その被包装物検出手段か
ら発信された信号を受け取る制御手段とを備えている。
例えば、移送コンベヤに被包装物を供給する供給設備か
らの送り込みにバラツキが発生し、移送コンベヤで移送
されるべきはずの被包装物に欠品が生じてしまった場合
には、筒状フィルムには所定数の被包装物が供給され
ず、得られた包装体が不良品となる等の問題が発生す
る。しかし、請求項1に記載の横型製袋充填装置では、
被包装物検出手段から発信された信号を受け取った制御
手段が、移送コンベヤ上の被包装物の欠品を検出する。
そして、移送コンベヤ上の被包装物の欠品を検出した
後、その移送コンベヤの移送距離が、被包装物検出手段
が設けられた位置から載置部への受け渡し位置までの距
離に達するタイミングに基づいて、移動手段とフィルム
移送手段とシール手段とを待機状態にさせるための待機
信号を発信する。ここで、移送コンベヤの「移送距離」
とは、移送コンベヤ上で移送される被包装物が進行する
距離を指しており、「被包装物検出手段が設けられた位
置」とは、移送コンベヤに被包装物検出手段が設置され
た位置のことであり、「載置部への受け渡し位置」と
は、移送コンベヤの終端部から載置部への被包装物の受
け渡し位置を指している。つまり、制御手段は、移送コ
ンベヤ上のある位置において被包装物が欠品であると検
出された後に、その移送コンベヤをさらに「被包装物検
出手段が設置された位置から載置部への受け渡し位置」
に対応した距離だけ進行させてから、移動手段とフィル
ム移送手段とシール手段とを待機状態にするための待機
信号を発信することになる。このようにして待機信号が
発信されることにより、移送コンベヤの、被包装物検出
手段であるセンサー等が設置された位置から下流側にあ
る被包装物のすべてを載置部に受け渡した後に、移動手
段とフィルム移送手段とシール手段とを待機状態にさせ
ることができる。なお、ここでいう「待機状態」とは、
移送コンベヤ上の被包装物が欠品となっている間だけ、
移動手段とフィルム移送手段とシール手段とが一時的に
減速または停止されている状態を指している。これらの
機器が「待機状態」とされると、被包装物が欠品である
間は筒状フィルムのシール動作が行われないため、被包
装物が供給されていない空袋の発生を防止することがで
きる。また、1包装分の集積数に満たない範囲での欠品
が連続で発生した場合であっても、横型製袋充填装置を
1包装サイクル分の全期間にわたり待機状態とする必要
がなく、効率的な包装作業を行うことが可能となる。
【0009】請求項2に記載の横型製袋充填装置では、
制御手段は、フィルム移送手段とシール手段が待機状態
となっている場合に、載置部によって蓄積された被包装
物が移動手段によって筒状フィルムへ送り込まれる前の
タイミングで、前記フィルム移送手段と前記シール手段
を起動状態にするための起動信号を発信する。このよう
に、載置部によって蓄積された被包装物が下流側に向け
て移動され始める前のタイミングに合わせて、筒状フィ
ルムが下流側へ向けて移送され始めることにより、載置
部から筒状フィルムへの被包装物の受け渡しがスムーズ
になる。これにより、被包装物の底面と筒状フィルムと
が受け渡しの際に擦れる等の不具合が発生するのを防止
することができる。
【0010】請求項3に記載の横型製袋充填装置では、
前述した「移動手段」が、移送コンベヤ及び載置部と並
列に配置されている。ここで「並列に配置されている」
とは、移送コンベヤ、載置部、フィルム移送手段、シー
ル手段が上流側から順番に配置された本発明における横
型製袋充填装置において、これらの直列的な配置からは
離れた位置に「移動手段」が配置されていることを指し
ている。これにより、設備全体が長大とならないので設
置するのに必要なスペースが小さくなり、かつ、設備全
体がコンパクトになるのでメンテナンス等に要する労力
が軽減される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に従っ
て説明する。図1は、本実施の形態における横型製袋充
填装置1の概略構成図である。図2は、移送コンベヤ7
及び接続コンベヤ2付近を拡大して現した横型製袋充填
装置1の概略構成図である。図1及び図2に示すよう
に、本発明における横型製袋充填装置1は、被包装物W
を上流側から下流側に向けて一定間隔毎に移送する移送
コンベヤ7と、その移送コンベヤ7によって移送されて
きた被包装物Wを一時的に載置して移送休止状態にする
ためのベッド8と、ベッド8によって移送休止状態とさ
れた所定数の被包装物Wを集積状態で下流側に向けて移
動させるための接続コンベヤ2とを備えている。接続コ
ンベヤ2によって下流側に移動された被包装物Wが、フ
ィルム送りローラ4によって移送される筒状フィルム1
3の内部に供給され、センターシール機構5及びエンド
シール機構6によってシールが施されることにより、製
品である包装体14が連続的に得られるように構成され
ている。
【0012】移送コンベヤ7は、横型製袋充填装置1の
上流側に配置された供給設備(図示していない)または
人手によって定量供給される被包装物Wを所定の間隔で
かつ一定の速度で下流側に向けて移送するための装置で
あり、一定の速度で周回する無端チェーン20と、その
無端チェーン20に等間隔で配設される複数の搬送バー
21とによって構成されている。本実施の形態では、図
1及び図2に示すように、供給設備等から供給された被
包装物Wが、搬送バー21に後部を押されながら下流側
に移送され、移送コンベヤ7の終端に接続されたベッド
8に1つずつ受け渡されるように構成されている。無端
チェーン20はその両端部においてスプロケット22
(一方のみ図示)に噛み合いながら周回するように構成
されている。スプロケット22の回転軸にはエンコーダ
EC1が設けられ、回転軸の回転量(ある時間の合計回
転数)もしくは回転位置がエンコーダEC1によって電
気信号に変換されてマイクロコンピューター等で構成さ
れる制御手段50へ出力されるように構成されている。
また、移送コンベヤ7には、物品の有無を検出する物品
検出センサS1が設置されている。物品検出センサS1
としては例えば光センサ等が用いられる。物品検出セン
サS1は、物品である被包装物Wの通過を検出したとき
に制御手段50へ所定の電気信号を出力するように構成
されている。
【0013】ベッド8は、移送コンベヤ7から受け渡さ
れた被包装物Wを蓄積して集積状態とするための平滑な
台である。図2に示す横型製袋充填装置1では、ベッド
8の上に被包装物W1が1つだけ載置されて移送休止状
態となっている。次に、2つ目の被包装物W2がベッド
8の上に移送されてくると、2つ目の被包装物W2はベ
ッド8上に既に載置されている1つ目の被包装物W1を
押し出すようにしながら移動する。すると、ベッド8上
では、2つの被包装物W1、W2が前後に当接した集積
状態とされながら、下流側に向けて移動することにな
る。2つの被包装物W1、W2を前後に当接した集積状
態とするためには、図2に示すように、ベッド8は1つ
目の被包装物W1を載置しておけるだけの大きさを有し
ていれば十分である。被包装物W1がベッド8に1つだ
け載置されていれば、2つ目の被包装物W2がその1つ
目の被包装物W1を下流側に向けて押し出す際に、集積
状態とされた2つの被包装物W1、W2が移動手段2に
よってそのまま下流側の筒状フィルム13へ移動される
からである。
【0014】接続コンベヤ2は、ベッド8に載置されて
移送休止状態とされた被包装物Wと、新たに移送コンベ
ヤ7から送り込まれた2つ目の被包装物Wを集積状態で
筒状フィルム13に向けて移動させるための装置であ
り、被包装物Wの後部を押し出して移動させるための3
枚のパドル23が、一定の速度で周回するコンベヤチェ
ーン24に等間隔に3枚配設されることによって構成さ
れている。コンベヤチェーン24はその両端部において
スプロケット25に噛み合いながら周回するように構成
されており、コンベヤチェーン24が周回すると共に回
転するスプロケット25の回転軸の回転位置がエンコー
ダEC2によって電気信号に変換され、そのエンコーダ
EC2からの電気信号が制御手段50へ出力されるよう
に構成されている。制御手段50は、エンコーダEC2
から受け取ったスプロケット25の回転軸の回転位置に
ついての情報に基づいて、3枚のパドル23の位置を認
識できるようになっている。
【0015】接続コンベヤ2の3枚のパドル23は、移
送コンベヤ7の複数の搬送バー21と略同じ間隔(ピッ
チ)で取付けられている。すなわち、搬送バー21のピ
ッチP1と、パドル23のピッチとが、直線距離にして
比較したときに略等しくなるように構成されている。そ
して、移送コンベヤ7の移送速度V1(移送コンベヤ7
で移送される被包装物Wの進行速度)は、接続コンベヤ
2の送り出し速度V2(ベッド8上の被包装物Wがパド
ル23によって押し出される速度)の約2倍となるよう
に設定されている。これにより、移送コンベヤ7によっ
て移送されてきた2つの被包装物Wがベッド8上で集積
状態にされる毎に、接続コンベヤ2のパドル23がベッ
ド8の上を一度だけ通過する運転がなされるように設定
されている。搬送バー21のピッチP1と、パドル23
のピッチは略等しくなるように構成されているので、例
えばベッド8上で3つの被包装物Wが集積状態とされる
毎に、下流側に向けてそれらをパドル23によって移動
させたい場合には、移送コンベヤ7の移送速度V1を、
接続コンベヤ2の送り出し速度V2の約3倍となるよう
に設定すればよい。さらに同じように、ベッド8上でN
個の被包装物W(Nは任意の自然数)が集積状態とされ
る毎に、下流側に向けてそれらを移動させたい場合に
は、移送コンベヤ7の移動速度V1を、接続コンベヤ2
の送り出し速度V2の約N倍となるように設定すればよ
い。もちろんこの場合には、ベッド8の大きさを、少な
くともN−1個の被包装物Wを前後に当接した状態で載
置しておける大きさを有するように構成する必要があ
る。尚、移送コンベヤ7の移送速度V1と、接続コンベ
ヤ2の送り出し速度V2、並びに被包装物Wの搬送ピッ
チとの関係は、必ずしも上記した関係に設定される必要
はなく、集積移送に支障のない範囲において適宜設定さ
れればよい。また、接続コンベヤ2の送り出し速度V2
は、横型製袋充填装置1の連続運転において筒状フィル
ム13が連続移送される速度を基準に設定されるもの
で、該フィルム速度と同一かわずかに速い速度とされる
ことが好ましい。
【0016】接続コンベヤ2のパドル23によって押し
出された2つの被包装物Wは、下流側で移送されている
筒状フィルム13の内部に供給される。筒状フィルム1
3は、ロール状に巻かれたフィルム供給源10から、複
数のガイドローラ11を介して繰出しローラ11aによ
って引き出された帯状フィルム12が、製袋手段3によ
って筒状に成形されたものである。被包装物Wが供給さ
れた筒状フィルム13は、長手方向重合端縁部を一対の
フィルム送りローラ4によって挟持されながら、下流側
に配置するセンターシール機構5及びエンドシール機構
6へ移送される。一対の加熱シールロールを有するセン
ターシール機構5によって、筒状フィルム13の長手方
向重合端縁部には縦シール(センターシール)が連続的
に施される。センターシール機構5のさらに下流側には
エンドシール機構6が配設されており、筒状フィルム1
3の上下に配置された一対のシール体6a、6bの噛合
いによって、筒状フィルム13中に供給された2つの被
包装物Wの前後の所要位置に横シール(エンドシール)
が施される。本実施の形態におけるエンドシール機構6
は、一対のシール体6a、6bが、筒状フィルム13を
間に挟みながら噛み合って、筒状フィルム13の移送方
向に向けて一定の区間だけ水平移動することによりその
噛み合った状態を所定時間維持できるように構成された
ボックスモーション式のものを採用している。また、一
対のシール体6a、6bにはカッターが内装されてお
り、筒状フィルム13にエンドシールを施すと共に一包
装長毎に切断し、被包装物Wを2つずつに包装した包装
体14を連続的に得られるように構成されている。尚、
筒状フィルム13の下流側への移送速度は、接続コンベ
ヤ2の送り出し速度V2と同一か若干遅い速度に設定さ
れるのが好ましい。前後に当接した2つの被包装物W
が、筒状フィルム13に供給された際に分離してしまう
のを防止すると共に安定した受け渡しを達成するためで
ある。
【0017】以上に述べたように、本実施の形態におけ
る横型製袋充填装置1では、ベッド8によって蓄積され
た被包装物Wを移動手段2によって移動させるだけで、
筒状フィルム13に複数個単位(本実施の形態では2つ
ずつ)の被包装物Wを集積状態で供給することができ
る。そのため、従来の技術のように、2つのコンベヤを
直列に配置して、複数の被包装物の移送速度に差を設け
ることにより複数個単位の集積状態に仕分けする等とい
った操作をする必要がない。また、筒状フィルム13へ
供給する直前で被包装物Wを集積状態にするので、搬送
コンベヤその他複数のコンベヤで集積された被包装物W
を所定間隔毎に搬送するための搬送間隔を大きく設定す
る必要がなく、従って、筒状フィルム13までのコンベ
ヤ機長を可能な限り短縮できる利点がある。更に、ベッ
ド8によって集積状態とされた被包装物Wを移動させる
ための手段である接続コンベヤ2は、移送コンベヤ7、
ベッド8、フィルム送りローラ4、センターシール機構
5とが順番に並ぶ直列状の配置からは分離させて並列な
関係となるように配置することが可能であり、これらす
べてを合わせた横型製袋充填装置1の全体の機長を、従
来の横型製袋充填装置に比べて短縮することが可能とな
っている。横型製袋充填装置1の機長が短縮されると、
設備を設置するために必要とするスペースが小さくな
り、かつ、メンテナンスするのに要する労力が軽減され
る効果がある。
【0018】次に、横型製袋充填装置1を構成する各機
器の駆動及び制御の態様について説明する。前述したよ
うに、移送コンベヤ7は、無端チェーン20に複数の搬
送バー21が等間隔に配設されて構成されている。ま
た、接続コンベヤ2は、コンベヤチェーン24に複数の
パドル23が等間隔に配設されて構成されている。無端
チェーン20及びコンベヤチェーン24の両端部には、
スプロケット22、25がそれぞれ噛み合っている。移
送コンベヤ7のスプロケット22の回転軸には回転量を
検出するためのエンコーダEC1が設けられており、ス
プロケット22の回転軸の回転量もしくは回転位置につ
いての情報を制御手段50に出力する。制御手段50
は、スプロケット22の回転軸の回転量の情報に基づい
て、搬送バー21並びに被包装物Wの現在位置を認識で
きるようになっている。また、接続コンベヤ2のスプロ
ケット25の回転軸にはエンコーダEC2が設けられて
おり、エンコーダEC2からの電気信号を受け取った制
御手段50が、スプロケット25の回転軸の回転位置に
ついての情報に基づいて、コンベヤチェーン24上に配
設された3枚のパドルの位置を認識できるようになって
いる。
【0019】無端チェーン20及びコンベヤチェーン2
4は、それぞれが、スプロケット22、25、チェーン
27、並びにギア列28等の連結手段を介してモータM
1に連結されており、モータM1の駆動力がそれらの連
結手段を介して伝達されることにより、それぞれ一定の
速度で周回されるように構成されている。モータM1は
インバータ制御によって回転速度(単位時間当たりの回
転数)が可変であり、無端チェーン20及びコンベヤチ
ェーン24の周回速度を、例えば被包装物Wの単位時間
当りの処理数量等に合わせて任意に設定できるようにな
っている。コンベヤチェーン24とモータM1との連結
は、電磁クラッチCL1のON/OFF動作によって一
時的に切断することが可能となっている。これにより、
モータM1が動作しているときでも、コンベヤチェーン
24の周回動作を停止させることができるように構成さ
れている。
【0020】マイクロコンピューター等で構成される制
御手段50は、横型製袋充填装置1の制御を行うための
装置であり、横型製袋充填装置1の各箇所に設けられた
センサー等から電気信号を受け取り、各機器に対して運
転または停止等の動作を行わせるための命令信号を所定
のタイミングで送信する役割を有している。例えば、移
送コンベヤ7に被包装物Wを定量供給するための供給設
備の不具合等により、移送コンベヤ7の被包装物Wに欠
品が生じた場合には、筒状フィルム13へ所定数の被包
装物Wが供給されずに、不良品が発生してしまう場合が
ある。このような不良品の発生を防止するために、本実
施の形態における横型製袋充填装置1では、移送コンベ
ヤ7の被包装物Wの欠品を検出した制御手段50が、所
定のタイミングで、接続コンベヤ2、フィルム送りロー
ラ4、繰出しローラ11a、エンドシール機構6の運転
を自動的に停止させる停止制御が行われる。
【0021】制御手段50によって行われる停止制御の
態様について以下に説明する。制御手段50は、物品検
出センサS1から出力された電気信号を受信しており、
その物品検出センサS1の前を通過する被包装物Wの有
無を常時監視している。また、エンコーダEC1から出
力された電気信号を受信しており、移送コンベヤ7の各
搬送バー21の位置及び被包装物Wの現在位置も常時監
視している。そして、これらの情報に基づいて、例え
ば、移送コンベヤ7の移送距離が1ピッチ(搬送バー2
1の配設間隔=ピッチP1の長さ)進行している間に被
包装物Wの通過が一度も確認されなかった場合には、移
送コンベヤ7の被包装物Wが「欠品」であること、すな
わち、移送コンベヤ7に所定間隔毎に載置されていない
ことを判別する。被包装物Wが欠品であることを判別し
た制御手段50は、その欠品である被包装物Waよりも
下流側に既に載置されている被包装物Wがすべて移送コ
ンベヤ7の終端からベッド8に受け渡され、かつ、その
欠品であると判別された被包装物Waが本来であれば移
送コンベヤ7の終端に達したはずのタイミング(図3に
示す状態となったタイミング)で、接続コンベヤ2と繰
出しローラ11aとフィルム送りローラ4とエンドシー
ル機構6とを待機状態にさせるための待機信号を発信す
る。ここでいう「待機状態」とは、移送コンベヤ7上の
被包装物Wが欠品となっている間だけ、接続コンベヤ2
とフィルム送りローラ4と繰出しローラ11aとエンド
シール機構6とが減速または停止した状態となることで
あり、「待機信号」とは、これらの機構の駆動源である
モータを減速・停止させるための信号である。接続コン
ベヤ2とフィルム送りローラ4と繰出しローラ11aと
エンドシール機構6とが「待機状態」とされることによ
り、移送コンベヤ7上の被包装物Wが欠品である間は筒
状フィルム13のシール動作が行われないため、被包装
物Wが供給されずに空袋となった不良包装品の発生を防
止することができる。なお、本実施の形態では、センタ
ーシール機構5の加熱シールローラはフィルム送りロー
ラ4と連動回転するように構成されているため、フィル
ム送りローラ4が待機状態とされるのに伴って、センタ
ーシール機構5の加熱シールローラも待機状態とされる
ことになる。接続コンベヤ2が図3に示す状態となった
タイミングを判別するためには、物品検出センサS1に
よって被包装物Waの欠品が検出された後、移送コンベ
ヤ7の移送距離が、物品検出センサS1からベッド8へ
の受け渡し位置までの距離(図3のL1に相当する距
離)に達したタイミングを判別することにより決定する
ことができる。移送コンベヤ7の移送距離が図3のL1
に相当する距離に達するタイミングは、エンコーダEC
1からの情報に基づいて、移送コンベヤ7の搬送バー2
1と被包装物Wの現在位置を常時監視している制御手段
50によって決定することができる。
【0022】上記した停止制御によれば、フィルム送り
ローラ4、繰出しローラ11a、並びにエンドシール機
構6の各1包装サイクル(フィルム送りローラ4、繰出
しローラ11aとによりフィルムを1包装長分移送する
期間もしくはエンドシール機構6が1旋回する期間)中
の被包装物Wの欠品により、集積に必要な被包装物Wを
連続供給できない場合(実施例では、2個の集積分につ
いて1個の被包装物Wが欠品となっている場合)であっ
ても、フィルム送りローラ4、繰出しローラ11a、エ
ンドシール機構6との各々を、1包装サイクルの全期間
において待機状態にすることなく、被包装物Wが欠品と
なっている間だけ待機状態にすることができるので、被
包装物Wの欠品に起因した包装稼働率の低下を最小限に
抑制することができる。また、欠品である被包装物Wa
よりも下流側の被包装物Wをすべてベッド8に受け渡し
てから筒状フィルム13への送り込みを休止することに
より、例えば、欠品である被包装物Waよりも上流側の
被包装物Wがさらに欠品であるような状態が続いている
場合でも、移送コンベヤ7のみを空運転させておくこと
ができる。そして、移送コンベヤ7への被包装物Wの定
量供給が再開されて、最初に供給された被包装物Wがベ
ッド8に受け渡されたタイミングで接続コンベヤ2の動
作を再開させるようにすれば、結果的に、移送コンベヤ
7上の被包装物Wが欠品である間でのみ、接続コンベヤ
2と繰出しローラ11aとフィルム送りローラ4とエン
ドシール機構6とを待機状態にすることができる。これ
により、不良品である空袋の発生が効率的に防止される
ことになる。なお、接続コンベヤ2を一時的に待機状態
にするためには、電磁クラッチCL1をOFFとするこ
とにより、モータM1とコンベヤチェーン24との連結
を一時的に切断し、コンベヤチェーン24の周回動作を
ブレーキによって単独で減速または停止させればよい。
尚、移送コンベヤ7その他横型製袋充填装置1の各機構
との同期のズレを防止するために電磁クラッチCL1は
1ポイントの噛み合いクラッチを採用することが好まし
い。また、繰出しローラ11aとフィルム送りローラ4
とエンドシール機構6を一時的に待機状態にするために
は、それらを個別に駆動させているサーボモータSM
1、SM2、SM3に対して制御手段50から減速・停
止信号を発信するようにすればよい。このとき、例え
ば、移送コンベヤ7上の被包装物Wが集積数N(Nは任
意の自然数)に対してN−1の範囲で連続欠品となる場
合(実施例においては欠品が1つだけである場合)に
は、これらのサーボモータSM1、SM2、SM3に対
して減速信号が発信されたとしても、1包装サイクル期
間内に運転を再開させるための増速起動信号がすぐに発
信されるため、完全には停止した状態とはならずに運転
が継続される場合もある。
【0023】停止制御において、接続コンベヤ2と繰出
しローラ11aとフィルム送りローラ4とエンドシール
機構6を一時的に待機状態にさせた制御手段50は、移
送コンベヤ7によって所望の集積個数に対する最後の被
包装物Wが移送されてくると、接続コンベヤ2を始動さ
せて、筒状フィルム13への被包装物Wの供給を再開さ
せる。この、制御手段50が、接続コンベヤ2を再び始
動させる際の制御である始動制御について以下に説明す
る。物品検出センサS1から出力される電気信号によ
り、物品検出センサS1の前を被包装物Wbが通過した
ことを判別した制御手段50は、その被包装物Wbが移
送コンベヤ7の終端からベッド8に受け渡され始めるタ
イミング(図4に示した状態となったタイミング)で、
接続コンベヤ2を始動させる。このようなタイミング
は、物品検出センサS1の前を被包装物Wbが通過した
後、移送コンベヤ7の移送距離が図4に示すL1、つま
り、物品検出センサS1からベッド8への受け渡し位置
までの間に対応した距離に達したタイミングを判別する
ことによって決定できる。移送コンベヤ7で移送される
被包装物Wの現在位置は、前述したように、エンコーダ
EC1から出力されたスプロケット22の回転軸の回転
量についての情報に基づいて常時監視されているので、
制御手段50によって被包装物Wがベッド8に至ったタ
イミングを判別することができる。接続コンベヤ2を始
動させるためには、電磁クラッチCL1をONにして、
モータM1とコンベヤチェーン24とを再び連結させる
ようにすればよい。
【0024】制御手段50は、接続コンベヤ2を始動さ
せた後、さらに所定のタイミングで、繰出しローラ11
a、フィルム送りローラ4、エンドシール機構6を起動
状態にするための増速起動信号を、それらの機構の駆動
源であるサーボモータSM1、SM2、SM3に出力す
る。これらの機構に増速起動信号を出力するタイミング
としては、コンベヤチェーン24に配設された3枚のパ
ドル23が図5に示す配置となる手前のタイミング、す
なわち、ベッド8に載置された2つの被包装物Wが筒状
フィルム13に移送される前の所定のタイミングである
ことが好ましい。このようなタイミングで増速起動信号
が出力されるようにすれば、被包装物Wが筒状フィルム
13に供給され始める時期に対応して、その筒状フィル
ム13を移送させるサーボモータが増速起動される。そ
して、被包装物Wが筒状フィルム13に供給されるのに
合わせて、その筒状フィルム13が下流側に向けて移送
される速度を連続運転時の定速域に至らせることができ
るので、被包装物Wの底面と筒状フィルム13との擦れ
に起因する位置ずれ等の不具合の発生を防止することが
できる。なお、被包装物Wの送り込み位置に関するタイ
ミングは、エンコーダEC2からの電気信号に基づい
て、パドル23の位置を常時監視している制御手段50
によって決定することができる。また、増速起動信号に
よってフィルム送りローラ4が起動状態にされると、そ
のフィルム送りローラ4に連動しているセンターシール
機構5における加熱シールロールも同時に起動状態にさ
れることになる。
【0025】以上に説明した実施の形態において、接続
コンベヤ2が本発明における「移動手段」対応し、ベッ
ド8が「載置部」に対応し、物品検出センサS1が「被
包装物検出手段」に対応し、繰出しローラ11a及びフ
ィルム送りローラ4が「フィルム移送手段」に対応し、
エンドシール機構6が「シール手段」に対応している。
【0026】本発明は上記実施の形態に示した態様に限
定するものではない。実施の形態では、移送コンベヤ7
の移送距離が「物品検出センサS1からベッド8への受
け渡し位置までの距離(図3、図4のL1)」に達する
タイミングを判別する手段として、スプロケット22の
回転軸に設けられたエンコーダEC1を利用している例
を示したが、このように限定するものではない。このよ
うなタイミングを決定するための手段としては、この他
にも例えば、移送コンベヤ7の移送距離がL1に達する
までに要する時間T1を予め移送コンベヤ7の移送速度
V1から計算しておいて、物品検出センサS1によって
被包装物Wの欠品が検出された後に時間T1が経過した
ときのタイミングとして、タイマーやクロックパルス信
号等を用いて決定することもできる。
【0027】実施の形態ではベッド8が平滑な台によっ
て構成されている例を示したが、一時的に所定数の被包
装物Wを載置して集めておくことのできる機能を有した
ものであればよく、このようなものに限定しない。例え
ば、被包装物Wを受け渡すためのベルトコンベヤ等を一
時的に停止状態にしておいて、ベッド8の替わりに「載
置部」として利用することもできる。その場合には、接
続コンベヤ2を省略することも可能であり、ベルトコン
ベヤにエンコーダを付設して回転量を検出することで、
「移動手段」も兼ねさせることができる。
【0028】移送コンベヤ7は、被包装物Wを搬送バー
21によって押し出す形式のコンベヤである例を示した
が、被包装物Wを所定の間隔で移送できるコンベヤであ
ればよく、その他にも例えば、被包装物Wの前後を挟み
ながら移送したり、被包装物Wの前部のみを支持しなが
ら移送する形式のコンベヤを利用することができる。ま
た、実施の形態では、移送コンベヤ7での被包装物Wの
搬送単位を1個ずつとしたが、これに限らず、複数の被
包装物からなる被包装物群を所定間隔毎に搬送し、この
被包装物群単位を複数集積する場合にも本発明を適用で
きる。
【0029】接続コンベヤ2は、ベッド8の上方に配置
された例を示したが、例えば、ベッド8の一側方や両側
方に配置されていてもよく、実施の形態で示した態様に
限定するものではない。接続コンベヤ2は、移送コンベ
ヤ7及びベッド8と直列的な配置とならず、かつ、ベッ
ド8(載置部)に載置された被包装物Wを下流側に向け
て移動させることのできる手段であればどのような装置
が用いられてもよい。
【0030】実施の形態では、フィルム供給源10が下
方に配置され、このフィルム供給源10から引き出され
た帯状フィルム12が筒状に成形される方式の横型製袋
充填装置1である例を示したが、このような方式のもの
に限定されず、その他にも、各種の方式の横型製袋充填
装置に本発明を適用することができる。
【0031】エンドシール機構6は、筒状フィルム13
を挟んだ一対のシール体6a、6bが一定区間水平移動
するボックスモーション方式を採用したものである例を
示したが、回転方式のエンドシール機構が採用された横
型製袋充填装置等、その他各種シール方式が採用された
横型製袋充填装置に本発明を適用できる。例えば、加熱
されたシール体が上下に移動して筒状フィルム13を挟
む方式のエンドシール機構が採用された横型製袋充填装
置に対して本発明を適用することができる。
【0032】繰出しローラ11a、フィルム送りローラ
4、エンドシール機構6がそれぞれ別個のサーボモータ
SM1、SM2、SM3で駆動される例を示したがこの
ような態様に限定するものではない。また、センターシ
ール機構5は、フィルム送りローラ4に連動して共通の
サーボモータSM2によって駆動される例を示したが、
このような態様に限定するものではない。これらの機構
は、例えばギアやチェーン等を介して一つのサーボモー
タに連結されることによって、連係して駆動されるよう
に構成することもできる。
【0033】接続コンベヤ2は、電磁クラッチCL1の
ON/OFF動作によって、モータM1からは独立に停
止できるように構成した例を示したが、このような態様
に限定するものではない。例えば、接続コンベヤ2を駆
動させるためのモータを、移送コンベヤ7を駆動させる
ためのモータM1とは別個に設けて、移送コンベヤ7と
接続コンベヤ2とを各々独立に始動・停止または増速起
動、減速停止できるように構成してもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、移送コンベヤで移送さ
れる被包装物が欠品となった場合でも、移送コンベヤで
の複数搬送単位毎に被包装物を集積したもとで筒状フィ
ルムに送り込んで、複数個単位の集積状態で被包装物が
内包された包装体を得ることのできる横型製袋充填装置
を実現することができる。また、1包装分の集積数に満
たない範囲での欠品数が連続で発生した場合であって
も、横型製袋充填装置1包装サイクル分全期間に亘り待
機状態とする必要がなく、効率的な包装作業を行うこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における横型製袋充填装置の概略構
成図である。
【図2】移送コンベヤ及び移動手段付近を拡大した横型
製袋充填装置の概略構成図である。
【図3】停止制御によって接続コンベヤを待機状態にさ
せる際のタイミングを説明するための説明図である。
【図4】始動制御によって接続コンベヤを始動させる際
のタイミングを説明するための説明図である。
【図5】繰出しローラとフィルム送りローラとエンドシ
ール機構を起動状態にさせるタイミングを説明するため
の説明図である。
【符号の説明】
1 … 横型製袋充填装置 2 … 接続コンベヤ 4 … フィルム送りローラ 5 … センターシール機構 6 … エンドシール機構 7 … 移送コンベヤ 8 … ベッド(載置部) 10 … フィルム供給源 11a … 繰出しローラ 12 … 帯状フィルム 13 … 筒状フィルム 14 … 包装体 23 … パドル 50 … 制御手段 W … 被包装物 S1 … 物品検出センサ EC1、EC2 … エンコーダ M1 … モータ SM1、SM2、SM3 … サーボモータ CL1 … 電磁クラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E050 AB02 AB04 BA06 CA01 CA02 CB01 DC01 DF03 FA02 FA03 FB02 FB07 GC07 HA04 HA07 HB06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移送される筒状フィルムに被包装物を複
    数個単位の集積状態で供給し、その複数個単位の被包装
    物を挟む前後の位置にシールを施して包装体を得るため
    の横型製袋充填装置であって、 前記被包装物を移送するための移送コンベヤと、前記移
    送コンベヤによって移送される被包装物を蓄積する載置
    部と、前記載置部によって蓄積された被包装物を移動さ
    せ、前記筒状フィルムに所定数の被包装物を集積状態で
    供給するための移動手段と、前記被包装物が供給された
    筒状フィルムを下流側に向けて移送するフィルム移送手
    段と、前記フィルム移送手段によって移送される筒状フ
    ィルムにシールを施すためのシール手段と、前記移送コ
    ンベヤによって移送される被包装物の有無を検出するた
    めの被包装物検出手段と、制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記被包装物検出手段からの信号によ
    って移送コンベヤ上の被包装物が欠品であることを判別
    した後、前記移送コンベヤの移送距離が、前記被包装物
    検出手段が設けられた位置から載置部への受け渡し位置
    までの距離に達するタイミングに基づき、前記移動手段
    と前記フィルム移送手段と前記シール手段とを待機状態
    にさせるための待機信号を発信することを特徴とした横
    型製袋充填装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の横型製袋充填装置であ
    って、 制御手段は、フィルム移送手段とシール手段が待機状態
    となっている場合に、載置部によって蓄積された被包装
    物が移動手段によって筒状フィルムへ送り込まれる前の
    タイミングで、前記フィルム移送手段と前記シール手段
    を起動状態にするための起動信号を発信することを特徴
    とした横型製袋充填装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の横型製
    袋充填装置であって、 移動手段は、移送コンベヤ及び載置部と並列に配置され
    ていることを特徴とした横型製袋充填装置。
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