JP7145456B2 - 製袋充填包装機 - Google Patents

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Description

本発明は、製袋充填包装機に係り、さらに詳しくは、上下に配置されたヒータブロックがボックスモーション動作をして筒状包装材にエンドシールを施すエンドシール装置を備えた製袋充填包装機に関する。
従来、例えば、製袋器により筒状に成形されて送られるフイルム等の包装材中に、被包装品である製品を順次供給すると共に、その製品を封入した筒状包装材における長手方向両側縁部の重合面に縦シール(センターシール)を施し、更に筒状包装材の製品を挟んだ前後にそれぞれ横シール・切断(エンドシール)を施してなる横ピロー包装体の横型製袋充填包装機が広く知られている。
この横型製袋充填包装機は、製品を供給するコンベヤ等からなる製品供給装置、包装材を繰出す原反ロールおよびセンターシール用ロール、その他包装資材にエンドシールを施すエンドシール装置等の各種作動機構を備えて構成されている。
エンドシール装置では、その装置を構成する上下一対のヒータブロックが公転運動によるボックスモーション動作を行うことで上記エンドシールを実行しているが、上下一対のヒータブロックの駆動源の一体系として、1軸サーボカム機構を採用することがある。
また、1軸サーボカム機構に換わるものとして、エンドシール装置を上下方向に開閉させる機構と、エンドシール装置をフィルム流れ方向、つまり前後方向に移動させる機構と、を別々の機構からなる構成したエンドシール装置を備えた横型製袋充填包装機が知られている(例えば特許文献1参照)。
この特許文献1に開示された横型製袋充填包装機におけるエンドシール装置では、当該エンドシール装置を上下に開閉させる機構、つまり、エンドシール上下方向開閉機構として第1のサーボモータを用いると共に、エンドシール装置をフィルム流れ方向に移動させる機構、つまり、エンドシール前後移動機構として第2のサーボモータを用いた構成となっている。
すなわち、上記特許文献1に開示されたエンドシール装置ではでは、2軸サーボ機構により、エンドシール装置の上下一対のヒータブロックがボックスモーション動作を行うようになっている。
ここで、図12に基づいてエンドシール装置における上下一対のヒータブロックのボックスモーション動作の概略を説明する。
図12において、上側に配置されるヒータブロック131aと下側に配置されるヒータブロック131bとが、全閉位置(V3)、つまりヒータブロック131a,131bの当接面同士で筒状フィルムを挟んで当接した位置がエンドシールを実行する位置であり、シール開始位置(H2,V3)からシールが終了し開きが始まるシール終了位置(H4,V3)までの水平移動が、シーラ水平移動機構用の第2のサーボモータにより駆動されるようになっている。
その動きをさらに詳細に説明する。
図12において、符号V1~V3は、上側ヒータブロック131aおよび下側ヒータブロック131bの公転移動の際の上下方向に占める特徴的な高さ位置を示している。
すなわち、上下のヒータブロック131a,131bについて、符号V1は互いの噛合位置から最も離れた開き高さ位置を、符号V2は前後進方向において最大後進位置にあるときの高さ位置を、符号V3は互いに噛合位置にあるときの高さ位置を、それぞれ表している。
また、図12において、符号H1~H5,HSは、上下のヒータブロック131a,131bの公転移動の際における前後進方向に占める特徴的な水平位置を示している。
上下のヒータブロック131a,131bについて、符号H1は前後進方向の最大後進位置にあるときの水平位置を、符号H2は互いに噛合開始したときの水平位置を、符号H3は互いの噛合状態から最も上下方向に開いたときの水平位置を、符号H4は互いの噛合を終了して開き開始したときの水平位置を、そして符号H5は前後進方向の最大前進位置にあるときの水平位置を、それぞれ表している。
さらに、符号HSは、エンドシール装置3が停止(休止を含む)したときに上下のヒータブロック131a,131bが占める水平位置を表している。
そして、上下のヒータブロック131a,131bの公転移動の際に、上下のヒータブロック131a,131bが最も開いた位置(符号H3,V1)から、矢印で示すように、最大後進位置で且つ中間的な高さの位置(符号H1,V2)、上下のヒータブロック131a,131bが互いに噛合開始した位置(符号H2,V3)、上下のヒータブロック131a,131bが噛合終了した位置(符号H4,V3)、および最大前進位置で且つ中間的な高さの位置(符号H5,V2)を経て、最初の位置(符号H3,V1)に戻る循環動作が、前記ボックスモーション動作である。
上記特許文献1に開示されたエンドシール装置では、前後駆動用の第2のサーボモータによるヒータブロック131a,131bの水平移動、および上下駆動用のサーボモータによるヒータブロック131a,131bの開閉移動は、次のように行われている。
すなわち、製品供給装置側で、例えば、空袋防止機能が作動したとき等、制御装置は、エンドシール装置の上下のヒータブロック131a,131bを開閉方向に動作させて、最大開き位置で動作を停止させると共に、前後方向の動作もその位置で停止させている。
特開2013-112383号公報
しかし、上記特許文献1に開示された横型製袋充填包装機では、製品供給装置側で空袋防止機能が作動したとき、フィルム送り装置およびエンドシール装置の駆動も停止され、エンドシール装置のヒータブロック131a,131bが、第1のサーボモータにより最大開き位置で動作が停止されると共に、第2のサーボモータにより前後移動も停止されている。
そのため、空袋防止機能が作動の終了に伴い、フィルム送り装置およびエンドシール装置の駆動が再開されるとき、第1のサーボモータおよび第2のサーボモータのそれぞれを駆動させて、ヒータブロック131a,131bの上下方向の開閉動作および前後移動動作も再開しなければならない。
ここで、上下方向の開閉動作の停止は、機械の運転再開時にヒータブロック131a,131bが閉じた状態になっていると筒状包装材等を送れないので、必ず、開いておかなければならないが、開いた状態が維持されていれば、ヒータブロック131a,131bの前後移動まで停止する必要はない。
そして、ヒータブロック131a,131bの前後移動動作を再開するには、第2のサーボモータを再開させなくてはならず、その際の第2のサーボモータに対する負荷が大きくなってしまい、それに伴って、衝撃や振動が発生するという課題がある。
また、停止、再開を繰り返すことが多くなると、消費電力も多くなるという課題も生じる。
この発明の目的は、上記各課題を解決するために提案されたものであり、その目的は、エンドシール装置が停止した後、再開動作される場合でも、その上下のヒータブロックにかかる前後移動の負荷をなくし、衝撃、振動を防止することができると共に、運転再開時の対応が迅速になる製袋充填包装機を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の製袋充填包装機は、原反ロールから繰り出され製筒器により筒状に形成された包装材を下流側に送る包装材送り装置と、前記筒状包装材に包装すべき製品を一定間隔で順次供給する製品供給装置と、前記下流側に配置されると共に、上下にそれぞれ配置されたヒータブロックを上下移動させる第1のサーボモータおよび前後進移動させる第2のサーボモータを備え、これらの各サーボモータの駆動により前記上下のヒータブロックを公転移動させ当該各ヒータブロックで前記筒状包装材の流れ方向の端部を挟み込んでヒートシールを施すボックスモーション式のエンドシール装置と、前記各装置を制御する制御装置と、を備えた袋充填包装機において、
前記制御装置を、前記各装置による連続運転中に前記エンドシール装置作動停止した時に前記第1のサーボモータを駆動させて前記上下のヒータブロックを当該上下のヒータブロックによる噛合終了位置からボックスモーション軌道に沿って正回転させそれぞれ上下方向に開いた状態で維持させると共に、その状態で前記第2のサーボモータを駆動させて前後進移動を継続させ作動停止原因解除と同時に前記エンドシール装置が通常運転再開動作可能な位置まで移動させる制御が可能な構成とし、
前記エンドシール装置が作動停止した時は、前記製品供給装置の所定位置への前記製品の供給が途切れた場合にその位置を空袋検知センサが空袋発生位置として検知すると共に、検知された空袋発生位置が前記製筒器の下部において前記製品供給装置から前記包装材送り装置への製品受渡し位置に達した時であることを特徴とする。
本発明による袋充填包装機は、上述のように構成されており、エンドシール装置が停止した後、各ヒータブロックは第1のサーボモータの駆動により上下のヒータブロックによる噛合終了位置からボックスモーション軌道に沿って正回転してそれぞれ上下方向に開いた状態で維持されると共に、その状態で第2のサーボモータの駆動により前後進移動を継続させて作動停止原因解除と同時に前記エンドシール装置が再開動作可能な位置まで移動されるので、エンドシール装置が再開動作される場合でも、その上下のヒータブロックにかかる前後移動の負荷がなくなり、その結果、衝撃、振動を防止することができる。
本発明に係る製袋充填包装機の一実施形態である横型製袋充填包装機を示す側面図である。 図1におけるII矢視図で横型製袋充填包装機の平面図である。 図1、図2に示す横型製袋充填包装機で用いられているエンドシール装置を示す側面図である。 図3におけるIV矢視図である。 図3におけるV矢視図である。 前記実施形態のエンドシール装置におけるヒータブロックの動作説明図である。 前記実施形態のエンドシール装置におけるヒータブロックのボックスモーション軌跡の一例を示す動作図である。 前記実施形態の横型製袋充填包装機の制御装置を示すブロック図である。 前記実施形態の横型製袋充填包装機の製品供給装置、フィルム送り装置の一部およびエンドシール装置における製品の流れ状態を説明する動作説明図である。 図9の状態から動作が進んだ状態を説明する動作説明図である。 図10の状態から動作がさらに進んだ状態を説明する動作説明図である。 従来のエンドシール装置におけるヒータブロックのボックスモーション動作の概略を示す動作説明図である。
以下に、図面を参照して本発明に係る製袋充填包装機の一実施形態を説明する。
図1、図2に示すように、本実施形態の製袋充填包装機としては、例えば、横型製袋充填包装機(以下、単に包装機という)Mが適用されている。
この包装機Mは、原反ロールFrから繰り出された帯状包装材Fwを当該原反ロールFrの下流に配置された製筒器22で筒状に形成すると共に、その筒状包装材Ftを下流に搬送するフィルム送り装置2と、筒状包装材Ftに被包装品である製品Pを一定間隔で送り込む製品供給装置1と、製品Pを内部に有した筒状包装材Ftを、隣り合う製品P,Pの間の位置で横切る方向にエンドシールを施し、該エンドシールの中間で筒状包装材Ftを切断するエンドシール装置3とを備えて構成されている。
なお、製筒器22においては、帯状包装材Fwが略閉じた湾曲状に成形されるので、製筒器22の出口側では、製品Pは略閉じた湾曲状の包装材の内部に置かれた状態で包装材と共に送り出される。
製品供給装置1、フィルム送り装置2およびエンドシール装置3は、次に述べるように、それぞれサーボモータによって別々に駆動されており、制御装置4がこれら各装置1,2,3を互いに所定の位相差を保ちつつ同期して動作させている。
こうした駆動制御により、製造すべき袋に対応して印刷模様が送り方向に繰り返して施されている帯状包装材Fwにシールを施して、当該印刷模様が袋上の正しい位置に表れるように袋を製作し、そうして製作された袋内に製品Pを収納したピロー包装体Bpが製造されている
フィルム送り装置2は、フィルム送り用サーボモータSM2Aによって駆動される紙送りローラ21と、その紙送りローラ21の下流側に配置された紙引きローラ23とで構成されている。
そして、これらの各ローラ21,23により紙送り機構25が構成されており、この紙送り機構25により、原反ロールFrから繰り出された帯状包装材Fwが下流側に送られるようになっている。また、繰り出された帯状包装材Fwは、前述のように、製筒器22により略筒状に成形される。
紙引きローラ23は、フィルム送り用サーボモータSM2Bによって駆動される左右一対のローラ23a,23bを備えて構成されており、各ローラ23a,23bの周面間に筒状包装材Ftの両端部を挟み込んで、且つ互いに逆回転することで、その筒状包装材Ftが下流側に送られるようになっている。
センターシーラ24は、上記紙引きローラ23の下流側に配置されている。
このセンターシーラ24は、製筒器22から送り出され且つ略湾曲状の包装材の幅方向の両端部を重ね合わせてセンターシールを施すことにより、筒状包装材Ftを形成する。 また、センターシーラ24は、フィルム送り用サーボモータSM2Cによって駆動される左右一対のシールローラ24a,24bを備えて構成されている。
これらのシールローラ24a,24bは互いに逆回転しながら、各ローラローラ24a,24bの周面間に上記筒状包装材Ftの両側縁部を挟み込んでセンターシールを施すと共に、センターシールが施された筒状包装材Ftを下流側に搬送するようになっている。
前記製品供給装置1は、無端チェーン12を備えた供給コンベヤで構成されており、この無端チェーン12には、前記製品Pの後部を押して搬送するプッシャアタッチメント11が所定の間隔で取り付けられている。
無端チェーン12は搬送方向の前後の端部に配置されたスプロケット14,14に巻き掛けられており、供給コンベヤ駆動用サーボモータSM1の回転出力が動力伝達機構を介して下流側のスプロケット14に伝達され、これにより、当該スプロケット14が回転駆動されるようになっている。
製品供給装置1においては、プッシャアタッチメント11が製品Pを押しながら搬送して、製品Pを製筒器22の下部の製品受け渡し位置2a内に送り込む。また、供給装置1は、図1に示すように、プッシャアタッチメント11を探知する供給原点センサ10を備えて構成されている。
図3~図5には、図1、図2に示す包装機Mに用いられているエンドシール装置のモーション機構図が示されている。
図3はエンドシール装置の側面図であり、図4は図3におけるIV矢視図であり、図5は図3におけるV矢視図である。
これらの図3~図5に示すように、エンドシール装置3は、上下に対向して配置された一対のヒータブロック31a,31bを備えている。
各ヒータブロック31a,31bは、上下の開閉方向に同期して駆動され、最も閉じたときに、各ヒータブロック31a,31b間に筒状包装材Ftを加圧状態に挟み込み、挟まれた筒状包装材Ftの部位を加熱溶着することでエンドシール部Se,Se(図2参照)を形成するようになっている。
上側のエンドシーラ31aには、当該エンドシーラ31aに形成されている貫通孔34にカッタ33が収容された状態で内蔵されており、下側のエンドシーラ31bには、カッタ33に対応した位置に当該カッタ33が入り込む貫通孔35が形成されている。
また、上側のエンドシーラ31aには、カッタ33を下側のエンドシーラ31bに向けて突き出すカッタ用駆動装置36が設けられている。
カッタ用駆動装置36は、例えば公知のエアアクチュエータで構成されており、上下のエンドシーラ31a,31bの動作、すなわち、両エンドシーラ31a,31bの閉じ動作に合わせて作動して、カッタ33を下側のエンドシーラ31bに向けて突き出し、筒状包装材Ftを切断するようになっている。
そして、上記カッタ33、貫通孔34およびカッタ用駆動装置36により、エンドシール装置3に組み込まれたカッタ装置 が構成されている。
上下のエンドシーラ31a,31bは、支持ブロック45に対して上下方向にスライド可能に配設されている。
すなわち、支持ブロック45は、左右方向の両端部において、スライド軸46a,46bを上下方向に摺動可能に保持しており、スライド軸46a,46bの両端部は、上下の各側において上側エンドブロック47aと下側エンドブロック47bとによって連結されている。
また、上側ヒータブロック31aとカッタ用駆動装置36とは、上側エンドブロック47aにおいて、それぞれ下側と上側に配設されている。
スライド軸46a,46bには、その長手方向中間領域において、中間ブロック48がスライド可能に支持されており、中間ブロック48の上側には下側ヒータブロック31bが取り付けられている。
支持ブロック45には、ヒータブロック31a,31bを上下方向に開閉するための上下駆動用サーボモータSM3Aが設けられている。
上下駆動用サーボモータSM3Aの出力軸50にはレバー51が取り付けられ、レバー51の一方端部は、上側リンク52aを介して上側ブラケット53aに揺動可能に連結されており、その上側ブラケット53aは中間ブロック48に連結されている。
また、レバー51の他方端部は、下側リンク52bを介して下側ブラケット53bに揺動可能に連結されており、この下側ブラケット53bは下側エンドブロック47bに連結されている。
したがって、上下駆動用サーボモータSM3Aが駆動されて出力軸50が回転されると、その回転方向に応じて、下側リンク52b、下側エンドブロック47b、スライド軸46a,46bおよび上側エンドブロック47aを介して上側ヒータブロック31aが開閉され、上側リンク52aおよび中間ブロック48を介して下側ヒータブロック31bが開閉されるようになっている。
すなわち、開閉用駆動源としての上下駆動用サーボモータSM3Aの作動により、上下のヒータブロック31a,31bは、それらの間を水平方向に送られる筒状包装材Ftに対して互いに同期した開閉動作を行う。
前記エンドシール装置3において、ヒータブロック31a,31bは開閉方向と直交する前後方向(筒状包装材Ftの紙送り方向)にスライド可能である。
すなわち、エンドシール装置3の支持ブロック45は、その左右において、機械の固定フレームに支持されている前後ガイド55a,55bによってスライド可能に支持されている。
図3~図5に示すように、固定フレームには第2のサーボモータである前後駆動用サーボモータSM3Bが配設されており、前後駆動用サーボモータSM3Bの出力軸57にはアーム58が取り付けられている。
アーム58の先端部と支持ブロック45(上下駆動用サーボモータSM3Aでもよい)のブラケット60との間はリンク59を介して連結されている。
したがって、前後駆動用サーボモータSM3Bが駆動されると、その回転方向に応じて、アーム58、リンク59およびブラケット60を介して、支持ブロック45が前後ガイド55a,55bによって案内されて、前後方向に駆動される。
すなわち、前後駆動用サーボモータSM3Bの駆動により、上下のヒータブロック31a,31bは、筒状包装材の送り方向と平行な水平動作を行うようになっている。
上下のヒータブロック31a,31bを開閉する第1のサーボモータである上下駆動用サーボモータSM3Aと、エンドシール装置3を支持ブロック45ごと前後方向に駆動する前後駆動用サーボモータSM3Bとは、上下のヒータブロック31a,31bの筒状包装材への開閉動作と筒状包装材の送り方向と平行な水平動作(前後動動作)とを行わせるために、包装機Mの制御装置4によってそれぞれ別々に(独立して)制御可能である。
さらに詳細に説明すると、前後駆動用サーボモータSM3Bの制御によって上下のヒータブロック31a,31bが筒状包装材Ftと等速で水平移動する区間を設定可能であり、上下駆動用サーボモータSM3Aの制御によって、上下のヒータブロック31a,31bが互いに接近を開始し完全に閉じるまでの間に途中停止する区間を設定可能である。
次に、図6に基づいて、本発明による包装機Mに用いられているエンドシール装置3の動作、つまり、上下のヒータブロック31a,31bの作動状態を説明する。
図6の(a)には、包装機Mが通常動作をしているときに、エンドシール装置3に備わる上下のヒータブロック31a,31bの動作が示されている。
図中、符号V1~V3は上側ヒータブロック31aの公転移動の際における上下方向に占める特徴的な高さ位置を示している。
すなわち、上下のヒータブロック31a,31bについて、符号V1は互いの噛合位置から最も離れた開き高さ位置を、符号V2は前後進方向において最大後進位置にあるときの高さ位置を、符号V3は互いに噛合位置にあるときの高さ位置をそれぞれ表している。
下側ヒータブロック31bの上下方向の高さ位置については明示していないが、上下方向に対称な位置V1~V3を占めることは明らかである(図6の(b)~(f)においても同様)。
なお、図6の(a)は、前記従来例で説明した図12の動作と同じである。したがって、符号V1等は同じ符号を付してある。
また、図6の(a)において、符号H1~H5は上下のヒータブロック31a,31bの公転移動の際における前後進方向に占める特徴的な水平位置を示している。
上下のヒータブロック31a,31bについて、符号H1は前後進方向の最大後進位置にあるときの水平位置を、符号H2は互いに噛合開始したときの水平位置を、符号H3は互いの噛合状態から最も上下方向に開いたときに水平位置を、符号H4は互いの噛合を終了して開き開始したときの水平位置をそれぞれ表している。
図6の(b)には、空袋時とそのときのヒータブロック31a,31bの上下方向の開閉動作が示され、図6の(c)~(e)には、空袋時のヒータブロック31a,31bの前後移動(水平移動のみ1~水平移動のみ3)が示され、図6の(f)には、停止していた包装機Mが動作を再開するときの通常動作再開が示されている。
図6の(a)において、上下のヒータブロック31a,31bの公転移動の際に、上下のヒータブロック31a,31bが最も開いた(H3,V1)の位置から、矢印で示すように、最大後進位置で且つ中間的な高さの位置(H1,V2)、上下のヒータブロックが互いに噛合開始した位置(H2,V3)、上下のヒータブロックが噛合終了した位置(H4,V3)、および最大前進位置で且つ中間的な高さの位置(H5,V2)を経て、最初の位置(H3,V1)に戻るボックスモーション動作(循環動作)を行っている。
図6の(b)の前半部は空袋時であり、後述する図11(E)の状態を示しており、また、図6の(b)の後半部は、空袋防止機能が作動した時、又は当該包装機Mがメインのスイッチがオフになるか或いは何らかの原因で停止した時に、包装機Mの空袋防止機能が作動した時、又は当該包装機Mがメインのスイッチがオフになるか或いは何らかの原因で停止した時に、エンドシール装置3が占める停止位置が上下のヒータブロック31a,31bの噛合状態が終了した位置(H4,V3)であるとする。
制御装置4は、図6の(b)の後半部に示すように、この停止に応答して各ヒータブロックヒータブロック31a,31bを開閉方向のみに動作させる。
すなわち、制御装置4は、開閉のための第1のサーボモータである上下駆動用サーボモータSM3A(図3参照)に指令して上下のヒータブロック31a,31bを上下方向に開いた待機位置(H3,V1)に移行させる。そして、上下駆動用サーボモータSM3Aの駆動を停止させ、上下のヒータブロック31a,31bを待機位置(H3,V1)で停止させておく。
ヒータブロック31a,31bが占める最大前進位置(H5,V2)は、包装材の送り方向についてはヒータブロック31a,31bが取るボックスモーションの軌跡上の最も前進側に至ったときに占める位置(水平方向の位置H5)と、ヒータブロック31a,31bの上下方向についてはボックスモーションの軌跡上の最も開いたときに占める位置(上下方向の高さV1)とで座標が定められる位置である。
これに対して、図6(c)に示すように、ヒータブロック31a,31bは、第2のサーボモータである前後駆動用サーボモータSM3Bの駆動により、待機位置(H3,V1)を保ったまま、筒状包装材Ftの送り方向と反対方向に吸い絵費移動が行われて水平移動のみを行い、水平中間位置(H3,V1)にまで移動される。
その後、図6(d)に示すように、ヒータブロック31a,31bは、前後駆動用サーボモータSM3Bの駆動により、最大後退位置(H1,V1)から最大前進位置(H5,V1)に移動する。
引き続き、図6(e)に示すように、前後駆動用サーボモータSM3Bの駆動により、ヒータブロック31a,31bは、最大前進位置(H5,V1)から筒状包装材Ftの送り方向と反対方向に水平移動が行われて水平中間位置(H3,V1)まで移動される。
次に、上下のヒータブロック31a,31bが図6の(e)に示すように、最大前進位置(H5,V1)から水平中間位置(H3,V1)まで移行した後で、例えば操作・表示部6から運転再開の指令が出された場合には、制御装置4は、図6の(f)に示すように、第1のサーボモータである上下動用サーボモータSM3Aの駆動により、ヒータブロック31a,31bの開閉動作を再開するように指令を出すようになっている。
すなわち、本実施形態では、エンドシール装置3が停止するとき(図6の(b)の空袋時)、図6の(b)の後半部から図6の(e)までにわたって、水平成分(前後移動)は動作継続状態であり、垂直成分(上下方向開閉)はV1位置で停止している。
また、ヒータブロック31a,31bが、図6の(e)の位置から水平中間位置(H3,V1)まで移動したら、開閉動作が再開されるようになっている。
そして、エンドシール装置に備わる上下のヒータブロック31a,31bは、上下駆動用サーボモータSM3Aおよび前後駆動用サーボモータSM3Bの駆動によって上下および前後に合成された動きをして、図6の(a)に包装機Mが通常動作をしているときの動作として示されているような動作を行うようになっている。
前記制御装置4の詳細が図8にブロック図として示されている。
なお、図8において、制御装置4内での信号線は、本発明における主たる接続関係(制御信号の流れ)を説明するためのものであり、厳密な接続関係までを示すものではない。
制御装置4は、製品供給装置1に関しての供給原点センサ10、包装材のレジマークRMについてのマークセンサ20、エンドシール装置3に関してのエンドシーラ原点センサ30、供給装置1における製品Pが欠品していること(搬送されるべき製品Pの有無)を検出する欠品センサ8、および操作・表示部6からの検出信号や指令信号の入力を受けて、当該指令内容に則するように、製品供給装置1については供給コンベヤ駆動用サーボモータSM1、フィルム送り装置2についてはフィルム送り用サーボモータSM2A,SM2B,SM2C、およびエンドシール装置3については上下駆動用サーボモータSM3Aと前後駆動用サーボモータSM3Bに対して制御信号を出力するようになっている。
また、制御装置4は、包装機Mを運転制御する際に必要なデータを記憶・読み出しをする記憶装置5に接続されており、更に、包装機Mの運転状況の危険度に応じて作業者に注意や警告等を報じるための信号を報知装置7に出力する。
供給原点センサ10、マークセンサ20およびエンドシーラ原点センサ30からの検出信号は、初期位相差調整部70および通常運転制御部71に入力される。
初期位相差調整部70は供給装置制御部75とフィルム送り装置制御部とに、そして通常運転制御部71は供給装置制御部75とフィルム送り装置制御部76とエンドシール装置制御部77とに運転制御信号を出力して、それぞれの制御部75~77が対応するサーボモータに駆動用の制御信号を出力する。
例えば、欠品センサ8が製品Pの供給途絶を検出すると、空袋防止機能が働き、包装機Mのフィルム送り装置2とエンドシール装置3とが休止状態になり、製品供給装置1のみが運転継続される。
このとき、包装機Mの停止(休止)判定部72が包装機Mの停止(休止)か否かの判定において停止(休止)を判定する。停止(休止)判定部72は、ヒータブロック停止位置判定部73に接続されている。停止(休止)判定部72の判定に基づいて、ヒータブロック停止位置判定部73は、ヒータブロック31a,31bが包装材を噛込み込む噛合位置にあるか否かを判定する。
ヒータブロック停止位置判定部73は、エンドシール装置制御部77に接続されており、詳細には、エンドシール装置制御部77の上下駆動用サーボモータ制御部78に接続されている。
ヒータブロック停止位置判定部73で噛合位置であると判定されたことに応じて、上下駆動用サーボモータ制御部78が上下駆動用サーボモータSM3Aに制御信号を出力してヒータブロック31a,31bを上下に開く動作をさせて退避位置へ移動させる。
被包装物Pの供給回復に応じて、欠品センサ8からの回復信号、或いは操作・表示部6からの指令信号を受けて、運転再開判定部74が運転再開を判定する。
運転再開判定部74もエンドシール装置制御部77に接続されており、詳細には前後駆動用サーボモータ制御部79に接続されており、運転再開判定部74はその判定に基づいて前後駆動用サーボモータ制御部79に運転制御信号を出力し、前後駆動用サーボモータ制御部79が前後駆動用サーボモータSM3Bに前後駆動用の制御信号を出力する。ヒータブロック31a,31bが最大前進位置(戻り基準位置)を経て通常のボックスモーションの軌道に戻ったときには、通常運転制御部71の制御の下に入り、制御部75~77に対して、それぞれが対応するサーボモータに駆動用の制御信号を出力する通常の運転制御が行われる。
次に、横型製袋充填包装機Mの全体の作用を説明する。
横型製袋充填包装機Mは、ヒータブロック31a,31bを上下方向と前後方向とにそれぞれ移動可能にしたボックスモーション型のエンドシール装置3を備えたものであり、図1に示すように、制御装置4は、供給原点センサ10、マークセンサ20およびエンドシーラ原点センサ30からの信号の入力を受けて、供給装置1の供給コンベヤ駆動用サーボモータSM1、フィルム送り装置2の紙送りローラ21、紙引きローラ23およびセンターシーラ24をそれぞれ駆動するためのフィルム送り用サーボモータSM2A,SM2B,SM2C、並びにヒータブロック31a,31bを上下移動させるための駆動モータSM3Aおよび前後進移動させるための駆動モータSM3Bのタイミングを伴った駆動制御を行い、各装置1~3を互いに所定の位相差を保ちながら同期して動作させる。
制御装置4は、当該包装機Mの運転に際して、記憶装置5、操作・表示部6又は報知装置7と個別的に或いは相互間で情報を遣り取りしている。
包装機Mを用いてピロー袋包装体BPを製造しようとするときは、操作・表示部6から入力して製造する袋の長さなどの基本設定値を機械に設定し、更にフィルム送り装置2、エンドシール装置3および製品供給装置1間の位相差を調整する。
制御装置4は、また、製品Pの供給の途絶えが検出されたことに応じて、空袋防止機能を作動させて、空袋の発生を防止するとともに、エンドシール装置3において、上下のヒータブロック31a,31bが包装材に対して噛合い終了位置で停止(休止)したときに、上下に開いて退避させる制御、前後移動は継続して行う制御、およびその後の包装機Mの運転再開の制御を行う。
初期状態においては、供給装置1、フィルム送り装置2およびエンドシール装置3はそれぞれの基準位置で停止した状態にある。
すなわち、フィルム送り装置2の停止位置は、マークセンサ20が帯状包装材Fwに印刷されたレジマークを探知した位置である。
エンドシール装置3の停止位置は、ヒータブロック31a,31bが最も離間し且つ水平移動の中心にある位置を占めるときの当該ヒータブロック31aを探知するエンドシーラ原点センサ30がONした位置である。
また、製品供給装置1の停止位置は、プッシャアタッチメント11を探知する供給原点センサ10がONした位置である。
次に、図9~11に基づいて、製品供給装置1、フィルム送り装置2およびエンドシール装置3と、それらの装置1,2,3の間での製品Pの流れの相互関係を説明する。
図9(A)には、製品供給装置1とフィルム送り装置2とが接合される前の状態が示されている。
この図9(A)に示すように、製品供給装置1は、前述のように、両端のスプロケット14,14同士を無端チェーン12で結んで形成されたコンベアで構成されており、無端チェーン12には、一定間隔でプッシャアタッチメント11が装備されている。
そして、各プッシャアタッチメント11間に、袋内に収納される所定の製品Pが外部から供給されるようになっている。
製品供給装置1の長手方向一端側には、製品供給装置1の所定のプッシャアタッチメント11,11間に、外部から供給されるべき製品Pが供給されているか否かを検出する、つまり、欠品の有無を検出する前記欠品検出センサ8が配置されている。
次に、図10(B)に示すように、製品供給装置1とフィルム送り装置2とが接合された後、製品供給装置1から所定の製品Pが、順次フィルム送り装置2の製品受け渡し位置 2aを経て筒状フィルムFt内に送られる。
なお、本実施形態では、製品受け渡し位置2aからエンドシール装置3までの間に、例えば、5個の製品P(1~5)が載置され、また、製品供給装置1内には、例えば、6個の製品P(6~11)が載置されるようになっている。
これらの製品Pの数は、図1では、それぞれ4個、3個であるが、図9~11では説明しやすいように上述のような数にしたものである。
そして、エンドシール装置3では、順次送り込まれた製品Pに対して、一対のヒータブロック31a,31bのボックスモーション運動により一袋ずつヒートシールを行うと共に、カットして、ピロー包装体Bpが形成されるようになっている。
図10(C)には、製品供給装置1の所定のプッシャアタッチメント11間に製品Pが供給されていない状態が示されている。
すなわち、この図10(C)では、図10(B)において、製品供給装置1からフィルム送り装置2の製品受け渡し位置2aまでに、No.1~No.5の製品Pが載置されている状態から、No.1の製品Pが収納された一つの袋がピロー包装体Bpとして完成され、且つ送り出された後、常時駆動している製品供給装置1の入口側のNo.11の製品Pの後に、何らかの理由により、外部から製品Pが供給されていない状況、つまり欠品箇所1aが発生したことが示されているが、この欠品箇所1aは、欠品検出センサ8により検知されるようになっている。
次に、図10(D)~(F)に示すように、製品供給装置1の運転を継続させて順次製品Pをフィルム送り装置2側に送り込み、かつ、エンドシール装置3によりピロー包装体Bpを形成していくと、欠品箇所1aがフィルム送り装置2側に近づく。
図10(D)に示すように、製品供給装置1における欠品箇所1aが、フィルム送り装置2側の製品受渡し位置2aの隣接位置に送られてきたとき、制御装置4が上記欠品検出センサ8からの欠品である旨の信号を受けて、フィルム送り装置2に減速停止信号を発して筒状フィルムFtの送りを停止させる。そして、このとき、エンドシール装置3の駆動も減速停止させる。
このとき、フィルム送り装置2側の受け渡し位置2aには、No.11の製品Pが収納されている。
フィルム送り装置2およびエンドシール装置3が減速停止した場合でも、製品供給装置1は駆動しているので、図10(E)に示すように、欠品箇所1aがフィルム送り装置2の受け渡し位置2aに達する。そして、このとき、フィルム送り装置2は完全に停止している。
また、エンドシール装置3では、前記上下駆動用サーボモータSM3Aの駆動により上下のヒータブロック31a,31bをボックスモーション軌道上の最大開き位置で動きを完全に停止しているが、前後駆動用サーボモータSM3Bは駆動を継続させており、ヒータブロック31a,31bの水平方向の移動、つまり、前後移動は継続している。
この状態で、図11(E)に示すように、製品供給装置1から、欠品箇所1aの次の位置に送られてきているNo.12の製品Pをフィルム送り装置2の受け渡し位置2aに送り込む。これにより、フィルム送り装置2に空袋が生じることがなくなる。
そして、この図10(E)~(F)の一連の動作が空袋防止動作である。
フィルム送り装置2側の受け渡し位置2aに製品Pが送込まれると同時に、制御装置4 から、フィルム送り装置2およびエンドシール装置3に指令が発信され、図11(F)に示すように、それらの装置2,3の再起動が実行される。
以上のような構成の横型製袋充填包装機Mによれば、次のような効果が得られる。
(1)エンドシール装置3が停止した後、各ヒータブロック31a,31bは、第1のサーボモータである上下駆動用サーボモータSM3Aの駆動により開いた位置で停止されているが、第2のサーボモータである前後駆動用サーボモータSM3Bの駆動により前後進移動は継続して運転されているので、エンドシール装置3が再開動作される場合でも、その上下のヒータブロック31a,31bにかかる前後移動の負荷がなくなるので、衝撃、振動を防止することができる。
(2)エンドシール装置3が停止した後、各ヒータブロック31a,31bは上下駆動用サーボモータSM3Aの駆動により開いた位置で停止されているが、前後駆動用サーボモータSM3Bの駆動により前後進移動は継続して運転されているので、エンドシール装置3が再開動作される場合、各ヒータブロック31a,31bを運転再開時の最適の位置に移動させることで、運転再開時の対応が迅速になるという効果を得ることができる。
以上、上記実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細については、当業者が理解し得るさまざまな変更を加えることができる。また、本発明には、上記実施形態の構成の一部又は全部を相互に適宜組み合わせたものも含まれる。
例えば、前記実施形態では、製袋充填包装機として横型製袋充填包装機Mが適用されていたが、これに限らず、製袋充填包装機としては縦型製袋充填包装機に適用することもできる。
本発明は、上下に配置されたヒータブロックを備えたエンドシール装置が機械の運転停止およびその後の運転再開の際に利用できる。
1 製品供給装置
2 フィルム送り装置
3 エンドシール装置
4 制御装置
11 プッシャアタッチメント
21 紙送りローラ
22 製筒器
23 紙引きローラ
24 センターシーラ
31a 上側ヒータブロック
31b 下側ヒータブロック
45 支持ブロック
1a 欠品箇所
2a 製品受け渡し位置
SM1 供給コンベヤ駆動用サーボモータ
SM2A,SM2B,SM2C フィルム送り用サーボモータ
SM3A 上下駆動用サーボモータ(第1のサーボモータ)
SM3B 前後駆動用サーボモータ(第2のサーボモータ)
Fr 原反ロール
Fw 帯状包装材
Ft 筒状包装材
P 製品(被包装品)
Bp ピロー包装体

Claims (2)

  1. 原反ロールから繰り出され製筒器により筒状に形成された包装材を下流側に送る包装材送り装置と、前記筒状包装材に包装すべき製品を一定間隔で順次供給する製品供給装置と、前記下流側に配置されると共に、上下にそれぞれ配置されたヒータブロックを上下移動させる第1のサーボモータおよび前後進移動させる第2のサーボモータを備え、これらの各サーボモータの駆動により前記上下のヒータブロックを公転移動させ当該各ヒータブロックで前記筒状包装材の流れ方向の端部を挟み込んでヒートシールを施すボックスモーション式のエンドシール装置と、前記各装置を制御する制御装置と、を備えた袋充填包装機において、
    前記制御装置を、前記各装置による連続運転中に前記エンドシール装置作動停止した時に前記第1のサーボモータを駆動させて前記上下のヒータブロックを当該上下のヒータブロックによる噛合終了位置からボックスモーション軌道に沿って正回転させそれぞれ上下方向に開いた状態で維持させると共に、その状態で前記第2のサーボモータを駆動させて前後進移動を継続させ作動停止原因解除と同時に前記エンドシール装置が通常運転再開動作可能な位置まで移動させる制御が可能な構成とし、
    前記エンドシール装置が作動停止した時は、前記製品供給装置の所定位置への前記製品の供給が途切れた場合にその位置を空袋検知センサが空袋発生位置として検知すると共に、検知された空袋発生位置が前記製筒器の下部において前記製品供給装置から前記包装材送り装置への製品受渡し位置に達した時であることを特徴とする製袋充填包装機。
  2. 前記請求項1に記載の製袋充填包装機において、
    前記第1のサーボモータの駆動による前記各ヒータブロックの上下方向の開きは、前記ボックスモーション軌道上の最大開き位置であることを特徴とする製袋充填包装機。
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