JP2014076850A - 横形製袋充填機および包装方法 - Google Patents

横形製袋充填機および包装方法 Download PDF

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Abstract

【課題】物品を複数行および複数列で整列して包装する。
【解決手段】供給コンベヤ10によって一包装分の複数の物品Gを行単位で分割して、成形手段28で成形されるフィルムFに向けて所定間隔毎で連続搬送する。一包装分の最終行を除く行の物品GをフィルムFに受け渡すのに合わせて、フィルム搬送手段29,38により各行の物品Gの前後長に応じた長さのフィルムFを間欠的に搬送する。一包装分の最終行の物品GをフィルムFに受け渡すと共に、一包装に必要な残りの長さのフィルムFを、フィルム搬送手段29,38により間欠的に搬送する。フィルムFに受け渡されて、複数行および複数列で整列した一包装分の複数の物品Gの間において、横シール手段42にてフィルムFを挟持して横シールを施す。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数の物品を複数行および複数列で並べて一括包装する横形製袋充填機および包装方法に関するものである。
帯状フィルムから筒状に成形されたフィルムに被包装物を順次供給し、該筒状フィルムにおける長手方向両端縁部に縦シールを施すと共に、筒状フィルム中の被包装物を挟む前後に横シール・切断を施して包装体を連続的に製造する横形製袋充填機において、搬送方向に転がり易い物品を搬送方向前後に並べて複数個単位で包装する装置として、例えば、特許文献1に開示の技術が知られている。
特許2684335号公報
特許文献1に開示の装置は、円筒状物品を搬送方向に1列で並べて集合した状態で筒状フィルムに送り込むようにしたものであって、物品の移送方向の前後に位置する物品区画手段により、所要個数の物品が群単位に区画保持され、製袋器により筒状に成形されるフィルムに向けて移送される。供給コンベヤで該コンベヤの下流端近傍まで移送されてきた物品群は、プッシャーが水平移動して物品移送手段に向けて押送される。なお、押送プッシャーにより押送される先頭の物品は、阻止位置に臨むストッパにより阻止されて整列状態が保持される。この装置によれば、物品をコンベヤへ供給するには前後に並べた状態で載置する必要があり、搬送方向と交差する方向と搬送方向前後との夫々に多数行および多数列で並ぶ複数の物品を一括包装するには、人手で前後左右に整列状態となるように並べてコンベヤに供給しなくてはならないなどの問題がある。また、例えば、物品がコロッケなどの揚げ物に関する冷凍食品の如く、個々の寸法や外形が定まっておらず、且つ円弧状の外形を呈し、加えて、載置面との滑り抵抗が低くスリップし易い物品を、多数行および多数列で整列姿勢を維持してフィルムまで載置しようとすると、搬送時に個々の物品の滑りが生じて、供給コンベヤからフィルムに受け渡されるまでの間に整列状態が乱れてしまうばかりでなく、フィルムへの受け渡し時においても、形状が不定な夫々の物品がフィルム上を滑って前進するので、コンベヤからフィルムへの移し変え時において、整列して搬送されてきた物品が前後左右にばらけてしまい、その整列状態が乱れてしまうといった問題を招く。このように、整列状態が乱れた複数の物品は、フィルムへ受け渡された際に規定の範囲より広がって載置されてしまうと、横形製袋充填機において、一包装分毎に纏まった物品の間において横シールを形成すべき十分な隙間が確保されず、その物品間に設けた空間部で横シール・切断する際に空間部にはみ出した物品が噛み込んだり、シール不良などを起こすことがある。
すなわち本発明は、従来の技術に係る前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、複数行および複数列で並べた複数の物品を良好に一括包装し得る横形製袋充填機および包装方法を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の横形製袋充填機は、
供給源から引き出して成形手段で成形したフィルムによって、複数行および複数列で一包装分ずつに並べた物品を一括包装する横形製袋充填機において、
前記一包装分の複数の物品を行単位で分割した各行の物品を、前記成形手段で成形されるフィルムに向けて所定間隔毎に連続搬送する供給手段と、
該供給手段により前記フィルムに向けて搬送される物品を検知する検知手段と、
該検知手段で検知された物品の各行がフィルムへ受け渡される時期に合わせて、所定長さ分のフィルムを搬送するフィルム搬送手段と、
前記成形手段で成形されたフィルムを挟持して、該フィルムの搬送方向と交差する方向に横シールを施す横シール手段とを備え、
前記検知手段の検知によるカウント数が一包装分の最終行になる前は、各行の物品をフィルムへ受け渡す時期に合わせて、前記物品の各行における前後長さに相当する長さのフィルムを前記フィルム搬送手段により順次搬送し、前記カウント数が一包装分の最終行になったときは、最終行の物品をフィルムに受け渡す時期あるいは当該時期以降における次の一包装分の先頭行の物品を前記フィルムに受け渡すまでの間に一包装分のフィルムの残りの長さのフィルムを前記フィルム搬送手段により搬送して、前記最終行の物品と次の一包装分の先頭行の物品との間に空所を設けると共に、前記横シール手段で、この空所においてフィルムを挟持して横シールを施して包装品を得るよう、前記フィルム搬送手段と横シール手段とを制御するようにしたことを特徴とする。
請求項2に係る発明では、前記フィルム搬送手段は、前記一包装分の各行の物品をフィルムに受け渡す時期に合わせて夫々フィルムを間欠的に搬送する間欠搬送制御を行うようにしたことを特徴とする。
請求項3に係る発明では、前記フィルムに受け渡された物品に対して近接離間移動可能に配設され、前記分割した各行の物品の前後長に応じた長さのフィルムが搬送されるのに伴い、一包装分の先頭行の物品の移動を規制すべき規制位置に位置付ける規制手段を備えたことを特徴とする。
請求項4に係る発明では、前記供給手段には、前記各行の物品を前記フィルムに向けて所定間隔毎で押送する押送部材が設けられたことを特徴とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項5に係る発明の横形製袋充填機における包装方法は、
供給源から引き出して成形されたフィルムによって、複数行および複数列で一包装分ずつに並べた物品を一括包装する横形製袋充填機における包装方法において、
前記一包装分の物品から行単位で分割した各行の物品を、供給源から引き出されて成形されるフィルムに向けて所定間隔毎に連続搬送し、
前記行単位で分割した一包装分の最終行の前までの物品をフィルムに受け渡す際に、前記各行の物品をフィルムへ受け渡す時期に合わせて、前記各行における物品の前後長に応じた長さのフィルムを順次搬送し、
前記一包装分の最終行の物品をフィルムに受け渡す際に、最終行の物品をフィルムに受け渡す時期あるいは当該時期以降における次の一包装分の先頭行の物品を前記フィルムに受け渡すまでの間に一包装分のフィルム長さの残りの長さのフィルムを搬送して、前記最終行の物品と次の一包装分の先頭行の物品との間のフィルムに空所を設けると共に、該空所においてフィルムを挟持して横シールを施すようにしたことを特徴とする。
請求項1および5に係る発明によれば、不定形で滑り易い物品や姿勢変化が起き易い不安定な物品であっても、その姿勢変化や整列状態の変化を抑制できるので、フィルムへの送り込み位置の変化を防止して、フィルムに複数行および複数列で並べた複数の物品を物品群として良好に一括包装し得る。また、供給手段からフィルムに受け渡した物品をフィルム上で先行の物品の行の後方に行単位で揃えて並べることができるので、供給手段に物品を1行ずつ揃えて載置する手間がなく作業負荷を軽減することができる。
請求項2に係る発明によれば、各行の物品をフィルムへの受け渡し後にフィルムの搬送を一時休止するので、物品の低速搬送する際に、前記規制部材を省略しても、物品のフィルムへの受け渡し時に、フィルムへの載置位置がずれしてしまう事象を抑制する効果が大なるものがある。
請求項3に係る発明によれば、フィルムの搬送に伴って前進する先頭行の物品を常に規制手段で規制することで、フィルムに対する物品の先走りを防止することができる。すなわち、滑り易い性状の物品であっても、フィルム上を滑走した物品が不適正な位置に至ることがない。
請求項4に係る発明によれば、押送部材によって物品を1行ずつ並べてフィルムに送り込むことができる。また、物品を供給手段に1行毎に手作業で並べる際に、押送部材の位置に合わせて物品を置くことで整列させることができ、物品の供給作業を容易にし得る。
本発明に係る横形製袋充填機および包装方法によれば、不定形で滑り易い物品や姿勢変化が起き易い不安定な物品であっても、その姿勢変化や整列状態の変化を抑制できるので、フィルムへの送り込み位置の変化を防止して物品を複数行および複数列で並べて良好に一括包装し得る。
本発明の実施例に係る横形製袋充填機を示す概略説明図である。 実施例の規制手段を示す概略側面図である。 実施例の包装過程の概略説明図であり、(a)は先頭行の物品をフィルムに受け渡した状態を示し、(b)は2行目の物品をフィルムに受け渡した状態を示し、(c)は3行目の物品をフィルムに受け渡した状態を示し、(d)は最終行の物品をフィルムに受け渡した状態を示す。
次に、本発明に係る横形製袋充填機および包装方法につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。
図1に示すように、横形製袋充填機は、供給手段としての供給コンベヤ10によって搬送方向と交差する方向(左右方向)に並ぶ物品GをフィルムFに上に供給して、フィルムFに複数行および複数列で並べた複数の物品Gを一括包装するよう構成される。実施例では、例えば、コロッケの冷凍食品などからなる、外周が円弧状を呈した不定形で滑り易い物品Gが、その円弧状の周縁部を上下方向に向けた起立姿勢で並べて搬送されると共に、図2に示すように、左右方向に並ぶ5個の物品Gを1行として、この物品Gの行が搬送方向に4行並んだ、5列×4行となる複数の物品Gを一包装単位として一括包装する場合として例示する。
図1に示すように、横形製袋充填機の供給コンベヤ10は、駆動手段としての第1のモータM1により循環走行する一対の無端チェーンに所定間隔毎に架設した押送バー(押送部材)12により1行ずつの物品Gを押送する。また、供給コンベヤ10は、別の駆動手段としての第2のモータM2により走行する無端ベルト14を備え、無端ベルト14が押送バー12と同じ速度あるいは僅かに低速度で走行する。無端ベルト14に載置されて搬送される物品Gは、押送バー12に沿って起立姿勢となるよう、搬送路の左右両側に配設された物品ガイド16,16で支持され、1行に並んだ姿勢で押送バー12により1行ずつ押送される。成形手段28で成形されるフィルムFに向けて、1行ずつ所定間隔毎に連続搬送される物品Gは、押送バー12により1行ずつ横並びで揃った姿勢となってフィルムF上に受け渡される。
図1に示すように、前記供給コンベヤ10における搬送路の側方には、無端ベルト14に載置され、押送バー12で押送されて前進する物品Gを検知する検知手段20が配設される。検知手段20は、供給コンベヤ10の押送バー12の間に供給されている物品Gの有無を検出する。検知手段20は物品Gの存在を検知して検知信号を出力する。横形製袋充填機の制御手段Cは、検知手段20で検知された物品Gが供給コンベヤ10からフィルムFへ受け渡す時期に、前記検知信号をカウント手段によってカウントする。前記物品GがフィルムFへ受け渡される時期は、押送バー12の駆動系に付設され、各押送バー12の現在位置に関して、エンコーダから発振されるパルス信号と、検知手段20の配設位置から物品GをフィルムFへ受け渡しする位置までの距離から得ることができる。制御手段Cは、検知手段20による検知信号に応じたカウント手段のカウント数が一包装分の行数達したらリセットする処理を繰り返す。実施例では、カウント手段のカウント数に応じて一包装分の先頭行や最終行であることや、その間の中間行であることを認識することができる。
図1に示すように、供給コンベヤ10には、搬送する物品Gの高さ異常を検出する物品高さ検知手段22が配設される。物品高さ検知手段22は、無端ベルト14上に載置されて搬送される物品Gの上端を検知する。例えば物品Gが押送バー12に乗り上げ、物品高さ検知手段22によって所定高さ以上の物品Gの通過が検知され、その検知信号に応じて、制御手段Cは、物品Gの搬送異常が生じたものと判断して、供給コンベヤ10を停止するなど、横形製袋充填機の一部または全部の運転を停止したり、警報音や異常画面表示などにより報知する。なお、検知手段20および物品高さ検知手段22としては、発光部および受光部を搬送路の左右に対向配置したフォトセンサなど、エリア検出によって高さ変化を検出するものに加え、載置面からの物品高さを測定し得る形式のセンサなど、様々な周知の検知手段を用いることができる。
図1に示すように、供給コンベヤ10の下流側に成形手段28が配設され、下方に位置する供給源としての原反ロール27から引き出した帯状のフィルムFを該成形手段28に通過させることにより、フィルムFは、物品Gの載置高さおよび1行に並ぶ複数物品の並び方向の長さに応じたサイズの筒状に成形される。フィルムFの成形手段28に向けた引き出し経路には、フィルム搬送手段としての一対の挟持ローラを備えた繰出しローラ29が配設され、該繰出しローラ29は第3のモータM3の駆動力を得て回転し、フィルムFを上方の成形手段28に向けて搬送する。前記成形手段28の上方は開放状態となっており、フィルムFの搬送方向に沿う長手方向の両端縁部を、下流側に配設した後述する送りローラ38で合掌状に重合するように挟持してフィルムFを筒状成形する。
図1および図2に示すように、前記成形手段28におけるフィルムFの受入部には、該フィルムFに供給された先頭行の物品Gの搬送方向前方への移動を規制し得る規制手段30が配設される。規制手段30は、一包装分の物品Gの行数よりも1つ少ない数の規制部材32が、成形手段28の上方に1行の物品Gの前後長さ毎に離間配置され、各規制部材32は、進退シリンダ34によってフィルムFに載置された物品Gの前方への移動を規制する規制位置と、該規制位置から上方に移動して物品Gの前進を許容する退避位置との間で昇降移動する。そして、規制手段30は、物品Gの1行の前後長(物品長さ)に応じて搬送されるフィルムFに載置されて前進する先頭行の物品Gを停止するべき位置に位置付けられ、先頭行の物品Gの先走りによる前進移動を規制し得るようになっている。実施例では、一包装分の先頭行の物品GがフィルムFへ受け渡された位置で、その物品Gの前方に第1規制部材32Aが規制可能な位置に臨むよう配設され、この第1規制部材32Aから搬送方向前方へ1行分ずつ間隔をあけて第2規制部材32Bおよび第3規制部材32Cが順に配設される。そして、規制手段30は、カウント手段のカウント数に応じて、各規制部材32を昇降移動するように進退シリンダ34が作動制御される。すなわち、規制手段30は、供給コンベヤ10からフィルムFに受け渡された物品Gのカウント数が最終行以外のn行目であれば、物品Gへの受入始端から搬送方向前方にn行分の物品長さ離間した位置の規制部材32を下降すると共にその他の規制部材32を退避位置に移動することで常に先頭行の物品Gを移動規制する。また、規制手段30は、供給コンベヤ10からフィルムFに受け渡された物品Gが最終行であれば、全ての規制部材32を規制位置から退避して物品Gの通過を許容する。
図1に示すように、前記成形手段28の下流側には、筒状に成形されたフィルムF中に供給された物品Gを載置して搬送する移送コンベヤ36が配設される。また、成形手段28より下流側における移送コンベヤ36の上方には、合掌状に重ねたフィルムFを、その重合端縁部を一対のローラで挟持して下流側に搬送するフィルム搬送手段としての送りローラ38が配設される。移送コンベヤ36と送りローラ38とは、フィルムFの搬送速度と同速に速度設定されて同期作動するよう作動制御される。前記検知手段20での物品Gの有無の検知結果に応じて、物品GがフィルムFへ受け渡される位置に到達する時期に合わせてフィルムFの搬送動作が制御される。物品GをフィルムFへ受け渡す時期については、供給コンベヤ10における押送バー12の現在位置に関して、前記エンコーダから入力したパルス信号によって得ることができる。すなわち、検知手段20で検知された物品Gのカウント値が一包装分の物品Gの行数に達するまで、物品GがフィルムFへ受け渡される位置まで到来する都度、1行分の製品に相当する長さのフィルムFが搬送されると共に、また、検知結果が欠品であったならば、その欠品に対応した押送バー12が物品GをフィルムFに受け渡す位置に至る時期に、フィルム搬送が一時休止されるように、制御手段Cにより制御される。すなわち、繰出しローラ29と送りローラ38とからなるフィルム搬送手段とは、カウント手段のカウント数が一包装分の物品Gの行数に一致するまでは、1行分の物品長さに対応する長さずつフィルムFを間欠的に搬送し、また、フィルム搬送手段と同期作動する移送コンベヤ36の走行によって、フィルムFに載置された物品Gは搬送方向前方に1行分の物品長さ分だけ前進する。また前記カウント数が、一包装分の物品Gの行数に対応する値に一致した際には、一包装分の物品Gの包装長さに必要となる残りの長さのフィルムFを間欠的に搬送するように、制御手段Cにより制御される。すなわち、カウント数が一包装分の物品Gの行数に対応する値に一致した際に、一包装分のフィルムFの全長から、フィルムFに受け渡し済の複数行の物品Gに対応して搬送済みであるフィルム長さを差し引いた、残りの長さ(「一包装分のフィルム長さ」−「一包装分の物品Gの行数」×「1行の物品Gの前後長に対応したフィルム長さ」)のフィルムFをフィルム搬送手段29,38によって一度に搬送するように、制御手段Cにより制御される。なお、フィルムFの搬送速度は、少なくとも供給コンベヤ10の物品搬送速度より低速に設定され、その度合いは物品Gの搬送間隔などの条件に応じて適宜決定すればよい。例えば、先頭行から最終行までのすべてのフィルムFの間欠搬送速度を一定速度とする、または、最終行に対応した前記フィルム搬送時におけるフィルム速度のみを先行する行の間欠搬送速度より高速となるように変速するなど、包装条件に応じて、適宜、フィルム搬送速度を変更設定可能である。また、このようなフィルムFの間欠搬送制御に代えて、包装速度や物品供給間隔などの包装条件において、フィルム搬送動作を連続搬送状態とすることもできる。このようなフィルムFの連続搬送動作においては、少なくとも最終行の物品Gまでの先行する行に対する前記フィルム送り速度に対して、最終行の物品Gに対する残りのフィルム搬送時の速度は、それより高速に設定するようにすればよい。
前記送りローラ38の下流側には、フィルムFの長手方向両端縁部を上方で重合した重合端縁部に縦シールを施す縦シール手段40が配設される。縦シール手段40は、例えば一対のシールローラに連結されたサーボモータ(図示せず)によって作動制御され、シールローラでフィルムFを挟持して回転することで、フィルムFを所定温度に加熱して縦シールを施す。縦シール手段40の下流側には、縦シールを施したフィルムFを一対のシール体44,44で挟持してフィルムFの搬送方向と交差する方向に横シールを施す横シール手段42が配設される。横シール手段42は、図示しないサーボモータによってシール体44,44を所定のタイミング、所定の作動速動で作動制御されるようになっており、筒状フィルム中に一包装分の行数毎に複数列×複数行で纏まって供給されている物品間において、筒状フィルムFを挟持してフィルムFの搬送方向に向けて移動することで筒状フィルムFに横シールを施すと共に、シール体44の一方に内装されたナイフ(不図示)により筒状フィルムFを分断するよう、制御手段Cにより駆動制御される。前記移送コンベヤ36の下流側には前記シール体44,44でのフィルムFの挟持位置における上流側と下流側には、夫々渡りコンベヤ46が配設され、筒状フィルムFを介して載置された物品Gを下流側に搬送するよう、前記移送コンベヤ36の速度と同調して走行するよう図示しないモータによって作動制御され、下流側の渡りコンベヤ46によって、筒状フィルムFを分断して得た包装品としてのピロー包装品を搬出する。
次に、前述した横形製袋充填機を用いた実施例に係る包装方法を説明する。供給コンベヤ10の無端ベルト14上に載置された物品Gは、押送バー12によって押送されることで、複数個横並びとなって搬送方向に1行単位で間隔をあけて連続搬送される。物品Gは、供給コンベヤ10による搬送途上において検知手段20に検知され、検知手段20の検知に基づいて、その物品Gが供給コンベヤ10からフィルムFへ受け渡しする時期にカウント手段が物品有の回数を一包装分の行数に一致するまでカウントする。供給コンベヤ10から押送バー12によって送り込まれる各行の物品GのフィルムFへの受け渡し時期に合わせて物品Gの送り込み速度より低い速度でフィルムFを搬送するよう、繰出しローラ29と送りローラ38とによりフィルムFを間欠搬送し、一包装分の複数行の物品Gのうちの1行分ずつをフィルムFに載置する時期に合わせて、1行分の物品Gの前後長さに応じた長さのフィルムFが搬送されると共に、供給コンベヤ10からフィルムFに受け渡された物品Gは、フィルムFの1行分の送りに伴い1行分の物品Gの長さに相当する距離前進移動する。
図3(a)に示すように、一包装分の行数に達するまで、行単位で物品Gを供給コンベヤ10からフィルムFに受け渡す際に、先頭行の物品Gについては、フィルム搬送手段29,38は、供給コンベヤ10で物品GをフィルムFへ受け渡す時期に合わせて、先頭行の物品Gの前後長に応じた長さのフィルムFを搬送して一時停止する。その際に、フィルムFに受け渡された先頭行の物品GがフィルムFに載置され、移送コンベヤ36の走行によって前進移動する。また、第1規制部材32Aが規制位置に位置すると共に他の規制部材32B,32Cが退避位置に保持され、先頭行の物品GがフィルムFへ受け渡されて搬送される時にフィルムF上を滑走して、先頭行の物品Gの前後長に相当するフィルム搬送長さ分の距離を越えて先走りしないよう、第1規制部材32Aによって移動規制される。
図3(b)および(c)に示すように、一包装分の行数に至るまでの各行の物品Gを供給コンベヤ10からフィルムFに受け渡す際に、供給に係る物品Gが最終行を除く2行目以降の場合は、フィルム搬送手段29,38は、前記先頭行と同様に、2行目以降の各行に対応した物品Gの前後長に応じた長さ分のフィルムFを搬送し、また、移送コンベヤ36を同期走行した後に停止することで、フィルムFに載置されている先行の行の物品Gが前進移動すると共に、フィルムFへ受け渡された後続の行の物品Gが先行の行の物品Gの後側に間隔を詰めて略隙間なく載置される。また、2行目以降の物品GがフィルムFに受け渡される際には、前記第2規制部材32B、あるいは第3規制部材32Cなど、所定行に対応する規制部材32を規制位置に移動すると共に、他の規制部材32を退避位置に移動する。このようにして、先頭行の物品Gの前方への移動を規制しているので、後続の行の物品GがフィルムFへ受け渡しされる際に、後続する行の物品Gが滑って後方から押した場合にも、後続の物品Gは、先行の物品Gとの当接により移動規制される先頭行の前方への位置ずれに波及することはなく、一包装分の物品Gの前部が前側へ位置ずれするのを防止できる。
図3(d)に示すように、一包装分の最終行の物品Gを供給コンベヤ10からフィルムFに受け渡す際に、フィルム搬送手段29,38により一包装分の包装長さに必要となる残りの長さのフィルムFが間欠的に搬送されるのに伴って、フィルムFに先に受け渡された先行の行(実施例では3行目)の物品Gの後側に間隔を詰めて最終行の物品Gが供給コンベヤ10からフィルムFに受け渡され、一包装分(実施例では4行分)の物品Gが複数列×複数行に整列した状態でフィルムFに載置されると共に、一包装分の最終行と次の一包装分の先頭行との間で、横シールを施すために空所を設けた後にフィルムFの搬送を一時停止する。また、最終行の物品GをフィルムFに受け渡す際には、全ての規制部材32を退避位置に保持し、一包装分のすべての行が並んだ物品Gの通過を許容する。なお、規制手段30は、物品GがフィルムFに受け渡される前に、進退シリンダ34により規制部材32を昇降動し、先頭行を除く後続する行の物品GがフィルムFに受け渡される直前まで先頭行の物品Gを規制部材32で支持する。このように、物品GのフィルムFへの受け渡し時期に合わせて一包装分の各行の長さに応じてフィルムFを間欠的に搬送することで、複数行および複数列で複数の物品Gを整列状態でフィルムFに配置することができると共に、その整列物品を包装長さに合わせて、フィルムFに対する所定の位置に所定間隔毎で、且つ、複数行および複数列の物品G毎に許容される長さの範囲内に揃えた状態として配置することができる。そして、前記成形手段28で筒状に成形されたフィルムFの重合端縁部に縦シール手段40によって縦シールを施すと共に、縦シール手段40より搬送下流に配設した横シール手段42によって一包装分の物品Gが隣り合う前記空所における中間位置で横シール・切断を施すことで、複数行および複数列で並べた複数の物品Gを一括包装したピロー包装品を得ることができる。
このように、供給コンベヤ10から各行毎に分割して送り込む物品Gを、フィルムF上で一包装分に纏めて整列するので、供給コンベヤ10での物品Gの搬送時や供給コンベヤ10からフィルムFへの物品Gの受け渡し時などにおいて、例えば冷凍食品などの載置面との摩擦抵抗が著しく小さい物品Gなどであっても、物品Gの滑りに起因して前後の行に並ぶ物品Gの姿勢が乱れたり、行間の詰まり具合が開いたり、あるいは詰まり過ぎたりするなどの変化が生じにくく、フィルムFに載置された物品Gを良好な整列状態とすることができる。また、供給コンベヤ10からフィルムFへの受け渡し時に、1行の物品Gを横並びに揃えて複数行および複数列で整列した状態でフィルムFに載置して位置付けることができる。例えば、物品Gを供給コンベヤ10に人手にて載置する際に、物品Gを各行毎で不揃いで載置した場合でも、供給コンベヤ10での搬送時ならびに、フィルムFへの受け渡し時に物品Gを横並びに揃えてフィルムF上に載置することができる。このようにして、横形製袋充填機において、フィルムFに載置された物品Gの位置ずれや整列状態の乱れに起因する横シール時における物品Gの噛込みを防止することができ、また、複数行および複数列で並ぶ物品Gの整列状態の乱れを抑制して、複数の物品Gの一括包装を良好に成し得る。また、フィルムFに物品Gを載置する際に、先頭行の物品Gを規制手段30で移動規制しているので、先頭行の物品Gを左右に揃えて並べることができると共に、一包装分の物品Gの先頭部がフィルムFの搬送長さを越えて先走りするのを防止し、また、後続の行の物品Gを先行の物品Gで移動規制して適切に整列させることができる。例えば冷凍食品などの載置面との摩擦抵抗が著しく小さい物品G、あるいは、はんぺん、ちくわその他の各種食品などで円盤形状や球形状などで、物品Gの搬送時やフィルムFへの載置時などに特に位置ずれが生じやすい性状の物品Gであっても、規制手段30による移動規制によってフィルムF上の適正な位置に位置付けることができる。供給コンベヤ10は、一包装分の内の行単位に分割した物品Gを押送バー12によって押送してフィルムFに受け渡す構成であるから、例えば、物品Gを供給コンベヤ10に人手にて載置する際に、物品Gを各行毎で不揃いで載置した場合でも、1行の物品Gを左右に揃えて搬送できると共に、供給コンベヤ10からフィルムFに受け渡す際にも整列状態の乱れを抑制することができ、複数行および複数列の物品Gをより整った状態で纏めてフィルムFへ載置することができる。これにより、物品Gを供給コンベヤ10に人手で供給するに際して1行毎に整列させたもとで供給する手間がなく、不揃いな1行の物品Gを各押送バー12の走行位置を目安にして物品Gを供給コンベヤ10に載置すると供給コンベヤ10からフィルムFへの受け渡し位置までにかけての搬送過程において、物品Gを横並びに整列させることができるので、物品G供給時の作業負荷を軽減できると共に、供給速度を高めることができる。
前記供給コンベヤ10で搬送される物品Gは、押送バー12に乗り上げるなど搬送姿勢が乱れて、包装許容高さを超えた場合に、物品高さ検知手段22で検知して異常判定される。このように、物品高さ検知手段22によって、供給コンベヤ10での搬送姿勢が乱れた物品Gを判別することができ、この判別結果に応じて、供給コンベヤ10を停止したり、異常の報知を行ったりするなどによって、許容値を越える高さの物品Gがフィルム中に受け渡されることを回避できる。
(変更例)
本願発明は実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、以下のようにも変更実施可能である。また、以下の変更例に限らず、実施例に記載した構成については、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得る。
(1)実施例では、フィルムの長手方向両端縁を上方で重合して縦シールを施す方式の横形製袋充填機の場合で説明したが、前記長手方向両端縁を側方で重合して縦シールを施す方式、あるいは二枚のフィルムの長手方向両端縁を重合して縦シールを施す四方シールタイプその他の種々の横形製袋充填機にも適用可能である。
(2)一包装分の最終行の物品を供給手段からフィルムに受け渡す際に、フィルム搬送手段により一包装分の包装長さに必要となる残りの長さのフィルムを搬送して停止するようにしたが、一包装分の最終行と次の一包装分の先頭行の物品とのフィルム搬送にあたり、前記残りの長さのフィルムを所定割合に分けて搬送するようにしてもよい。例えば、最終行の物品のフィルムへの受け渡しに伴うフィルムの搬送長さを、「最終行の物品に応じた長さ」+「一包装分の残るフィルム長さ×1/2の長さ」とし、次の一包装分の物品の先頭行がフィルムに載置される時期の前に、最終的に一包装分のフィルム長さの内で残る長さ分を分けて送るように、夫々フィルムを間欠搬送するように制御してもよい。すなわち、前記検知手段での検知によるカウント手段でのカウント数が一包装分の最終行になったときに、一包装分のフィルム長さの残りの長さのフィルムを搬送して前記最終行の物品と次の一包装分の先頭行の物品との間に空所を設ける際に、少なくとも一包装分の最終行の受け渡し時期に合わせたフィルム搬送と、当該受け渡し時期より後の時期のフィルム搬送とに分けて、次の一包装分の先頭行の物品を受け渡すまでの間に1包装分の残りのフィルム長さとなるようにフィルム搬送を分担させるようにしてもよい。それにより、一包装分の最終行の物品と次の一包装分の先頭行の物品との間に、横シールを施すのに必要な空所を適切に形成しつつ良好に包装することができる。
(3)実施例では、供給手段で1行単位の物品を所定間隔毎に支持してフィルムに受け渡すようにしたが、物品の性状、包装速度などの包装条件によっては、一包装分の行の総数に対する分割割合を変更して例えば2行単位などの複数行単位で搬送するようにしてもよい。
(4)供給手段としては、供給コンベヤにおける無端ベルトで物品の搬送補助を行うようにしたが、ベッドに載置した物品を押送バー等の押送部材によって押送する構成であってもよく、また無端チェーンによって移動するプレート等の載置台に物品を載置して搬送する構成など、その他の構成も採用し得る。なお、円形状や球形状などの転がり易い物品や、滑りやすい物品など、その他の搬送中に姿勢が変化しやすい物品を搬送する際には、載置台へ物品に合わせた窪み等を形成する、あるいは、物品の支持が可能な突起を載置台に設けるなど、搬送姿勢が変化しない適宜の支持手段を設けるようにしてもよい。
(5)供給手段は、実施例のように1基の供給コンベヤで構成するものに限らず、供給コンベヤと成形手段との間に設けた渡しコンベヤを介してフィルムに物品を受け渡す構成など、複数のコンベヤで構成してもよい。
(6)規制手段は、必要に応じて採用するものであればよい。また、少なくとも、供給手段からフィルムに受け渡される行単位で移動する先頭物品を規制可能な種々の構成を採用し得る。また、規制部材は、規制位置と退避位置との間を往復動する構成に限らず、無端ループ状の索体の走行に伴い規制位置と退避位置とに位置付けられるように構成するなどの種々の構成を採用し得る。実施例の如く、先頭行の物品の複数の停止位置に対して、その各停止位置に対応して複数の規制部材を固定位置に配設する構成に対して、フィルムの搬送速度と共に先頭物品を規制した1つの規制部材を搬送方向に向けて移動する構成、あるいは、単数行または複数行単位で規制部材を設けること、更にはそれらの複数の規制部材で1包装分のすべての行または複数行単位で設けた規制部材を規制位置に位置付けて前進移動する構成など、種々の構成を採用することができる。また、規制部材は、フィルムが筒状成形される際の成形手段の開口位置に応じて、左右方向へ移動する方式その他のフィルムと干渉しない適宜の移動方向とすることができる。
(7)横シール手段としては、実施例の構成によらず、例えば、一対のシールバーによる回転シール方式、その他の横形製袋充填機に適用可能な各種シール方式を採用することができる。
10 供給コンベヤ(供給手段),12 押送バー(押送部材),20 検知手段,
27 原反ロール(供給源),28 成形手段,29 繰出しローラ(フィルム搬送手段),
30 規制手段,38 送りローラ(フィルム搬送手段),42 横シール手段,
F フィルム,G 物品

Claims (5)

  1. 供給源(27)から引き出して成形手段(28)で成形したフィルム(F)によって、複数行および複数列で一包装分ずつに並べた物品(G)を一括包装する横形製袋充填機において、
    前記一包装分の複数の物品(G)を行単位で分割した各行の物品(G)を、前記成形手段(28)で成形されるフィルム(F)に向けて所定間隔毎に連続搬送する供給手段(10)と、
    該供給手段(10)により前記フィルム(F)に向けて搬送される物品(G)を検知する検知手段(20)と、
    該検知手段(20)で検知された物品(G)の各行がフィルム(F)へ受け渡される時期に合わせて、所定長さ分のフィルム(F)を搬送するフィルム搬送手段(29,38)と、
    前記成形手段(28)で成形されたフィルム(F)を挟持して、該フィルム(F)の搬送方向と交差する方向に横シールを施す横シール手段(42)とを備え、
    前記検知手段(20)の検知によるカウント数が一包装分の最終行になる前は、各行の物品(G)をフィルム(F)へ受け渡す時期に合わせて、前記物品(G)の各行における前後長さに相当する長さのフィルム(F)を前記フィルム搬送手段(29,38)により順次搬送し、前記カウント数が一包装分の最終行になったときは、最終行の物品(G)をフィルム(F)に受け渡す時期あるいは当該時期以降における次の一包装分の先頭行の物品(G)を前記フィルム(F)に受け渡すまでの間に一包装分のフィルム(F)の残りの長さのフィルム(F)を前記フィルム搬送手段(29,38)により搬送して、前記最終行の物品(G)と次の一包装分の先頭行の物品(G)との間に空所を設けると共に、前記横シール手段(42)で、この空所においてフィルム(F)を挟持して横シールを施して包装品を得るよう、前記フィルム搬送手段(29,38)と横シール手段(42)とを制御するようにした
    ことを特徴とする横形製袋充填機。
  2. 前記フィルム搬送手段(29,38)は、前記一包装分の各行の物品(G)をフィルム(F)に受け渡す時期に合わせて夫々フィルム(F)を間欠的に搬送する間欠搬送制御を行うようにした請求項1記載の横形製袋充填機。
  3. 前記フィルム(F)に受け渡された物品(G)に対して近接離間移動可能に配設され、前記分割した各行の物品(G)の前後長に応じた長さのフィルム(F)が搬送されるのに伴い、一包装分の先頭行の物品(G)の移動を規制すべき規制位置に位置付ける規制手段(30)を備えた請求項1または2記載の横形製袋充填機。
  4. 前記供給手段(10)には、前記各行の物品(G)を前記フィルム(F)に向けて所定間隔毎で押送する押送部材(12)が設けられた請求項1〜3の何れか一項に記載の横形製袋充填機。
  5. 供給源(27)から引き出して成形されたフィルム(F)によって、複数行および複数列で一包装分ずつに並べた物品(G)を一括包装する横形製袋充填機における包装方法において、
    前記一包装分の物品(G)から行単位で分割した各行の物品(G)を、供給源(27)から引き出されて成形されるフィルム(F)に向けて所定間隔毎に連続搬送し、
    前記行単位で分割した一包装分の最終行の前までの物品(G)をフィルム(F)に受け渡す際に、前記各行の物品(G)をフィルム(F)へ受け渡す時期に合わせて、前記各行における物品(G)の前後長に応じた長さのフィルム(F)を順次搬送し、
    前記一包装分の最終行の物品(G)をフィルム(F)に受け渡す際に、最終行の物品(G)をフィルム(F)に受け渡す時期あるいは当該時期以降における次の一包装分の先頭行の物品(G)を前記フィルム(F)に受け渡すまでの間に一包装分のフィルム長さの残りの長さのフィルム(F)を搬送して、前記最終行の物品(G)と次の一包装分の先頭行の物品(G)との間のフィルム(F)に空所を設けると共に、該空所においてフィルム(F)を挟持して横シールを施すようにした
    ことを特徴とする横形製袋充填機における包装方法。
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