JP2684335B2 - 横型製袋充填包装機 - Google Patents

横型製袋充填包装機

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JP2684335B2
JP2684335B2 JP5327894A JP5327894A JP2684335B2 JP 2684335 B2 JP2684335 B2 JP 2684335B2 JP 5327894 A JP5327894 A JP 5327894A JP 5327894 A JP5327894 A JP 5327894A JP 2684335 B2 JP2684335 B2 JP 2684335B2
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幸司 笠原
邦彦 伊藤
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株式会社フジキカイ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移送方向に転がり易い
被包装物を複数の群単位で移送供給して包装する横型製
袋充填包装機に関するものである。
【0002】
【従来技術】機体の下方から給送される帯状フィルムを
製袋器により筒状に成形すると共に、この筒状フィルム
に物品供給コンベヤを介して被包装物を順次供給し、該
筒状フィルムにおける長手方向両端縁部の重合面に縦方
向の縦シールを施し、更に筒状フィルムの被包装物を挟
む前後に横方向の横シール・切断を夫々施して、所要の
包装体を連続的に製造する横型製袋充填包装機が広く知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記横型製袋充填包装
機により、例えば円筒状物品や球状物品等の転がり易い
被包装物を所要個数の群単位毎に包装する場合、物品供
給コンベヤから筒状フィルムへの受渡し時に被包装物が
転がり、被包装物群の集合姿勢が崩れてしまうことが往
々にしてある。このように被包装物群の集合姿勢が崩れ
ると、横シール時に被包装物の噛込みを生じ、包装機の
運転が停止したりシール不良を来たして安定した包装を
行なうことが困難となる問題を招くこととなっていた。
【0004】
【発明の目的】この発明は、前述した横型製袋充填包装
機に内在している前記欠点に鑑み、これを好適に解決す
るべく提案されたものであって、円筒状物品や球状物品
等の転がり易い被包装物を、複数の群単位で集合された
姿勢を維持して包装することが可能な横型製袋充填包装
機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため本発明は、機体の下方に配置した
供給源から供給される帯状フィルムを製袋器により筒状
に成形すると共に、この筒状フィルム中に所要個数の群
単位で被包装物を順次供給し、この被包装物群が充填さ
れたフィルムの長手方向端縁部に縦シールを施すと共
に、筒状フィルムの被包装物群を挟む前後に一対のシー
ル体により横シールを施す横型製袋充填包装機におい
て、前記製袋器の上流側に配設され、前記被包装物の移
送方向に所要間隔で離間する複数の物品区画手段を備
え、移送方向の前後に位置する物品区画手段により被包
装物を所要個数の群単位に区画した状態で、該被包装物
群を前記製袋器により筒状に成形されるフィルムに向け
て移送する物品供給コンベヤと、前記製袋器の下流側に
配設され、前記一対のシール体による横シール間隔に応
じた間隔で支持面に所要寸法の空所が形成され、前記被
包装物の移送方向の前後に位置する空所間の支持面で前
記筒状フィルムを介して被包装物群を下方から区画支持
して該フィルムの給送速度と同一速度で下流側に移送す
る物品移送手段と、前記物品供給コンベヤ、製袋器およ
び物品移送手段とに亘る上方に配設され、物品供給コン
ベヤの下流端近傍で該コンベヤで移送される被包装物群
の最後部に当接可能な位置まで上方から下降すると共
に、前記製袋器を経て物品移送手段の上流端までの間の
所定距離を水平移動した後に上昇する押送プッシャーを
備え、該プッシャーにより物品供給コンベヤで移送され
てきた被包装物群の最後部を押送して物品移送手段への
受渡しを行なう物品受渡し手段と、前記物品移送手段の
上流端近傍に位置し、前記物品受渡し手段により押送さ
れる被包装物群における先頭の被包装物に当接可能な阻
止位置と、該被包装物から離間する退避位置との間を移
動するよう配設され、物品受渡し手段による被包装物群
の受渡し時に先頭の被包装物の転がりを阻止して、物品
移送手段の支持面に被包装物群を整列状態で受渡し可能
なストッパとから構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】物品供給コンベヤに供給された被包装物は、該
被包装物の移送方向の前後に位置する物品区画手段によ
り所要個数の群単位に区画保持された状態で、製袋器に
より筒状に成形されるフィルムに向けて移送される。物
品供給コンベヤで該コンベヤの下流端近傍まで移送され
てきた被包装物群は、その最後部に物品受渡し手段の押
送プッシャーが当接して該プッシャーが水平移動する際
に物品移送手段に向けて押送される。なお、押送プッシ
ャーにより押送される被包装物群における先頭の被包装
物は、阻止位置に臨むストッパにより転がりが阻止され
て整列状態が保持される。そして、ストッパが退避位置
に移動することにより、押送プッシャーにより押送され
る被包装物群は物品移送手段に受渡され、該被包装物群
は筒状フィルムを介して物品移送手段における支持面に
下方から区画支持された状態で下流側に移送される。
【0007】
【実施例】次に、本発明に係る横型製袋充填包装機につ
き、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以
下説明する。なお、説明の便宜上、被包装物の移送方向
下流側を「前」、上流側を「後」とも指称するものとする。
【0008】(物品供給コンベヤについて)図1に示す如
く、横型製袋充填包装機10における機体12の上流側
に、機体12に設けた製袋器14により筒状に成形した
フィルム16中に、被包装物18を所要個数の群単位で
集合した被包装物群20を順次供給する物品供給コンベ
ヤ22が配設されている。なお、被包装物18は略円筒
形状を呈し、移送方向に転がり易い姿勢で物品供給コン
ベヤ22に供給されるようになっている。物品供給コン
ベヤ22は、物品移送方向に走行する一対の無端チェン
24,24を、移送方向と交差する方向に所定間隔離間
して平行に備え、両チェン24,24間に、被包装物1
8が載置される多数の支持板26が架設されている。ま
た無端チェン24,24間には、物品区画手段としての
アタッチメント28が移送方向に一定間隔毎に配設さ
れ、移送方向の前後に隣り合う一対のアタッチメント2
8,28の間に、所要個数の被包装物18を区画状態で
保持して前記製器袋14に向けて移送するよう構成され
ている。
【0009】前記アタッチメント28は、図4に示す如
く、その下部が、無端チェン24,24に配設した軸2
9に回動自在に枢支されると共に、その枢支部より上流
側の下面に重り30が配設してある。また物品供給コン
ベヤ22における上部移送路の下方には、アタッチメン
ト28の下面を支持する固定板32が、コンベヤ下流端
近傍まで配設されており、アタッチメント28が上部移
送路を走行するときには、該固定板32により下面が支
持されてアタッチメント本体が支持板26の上方に突出
するよう設定される。そして、アタッチメント28が固
定板32から外れると、前記重り30の作用によりアタ
ッチメント本体が軸29を中心として回動して支持板3
2より下面に沈み込むようになっている。すなわち、物
品供給コンベヤ22の下流端において無端チェン24,
24が下方に移行する際に、アタッチメント本体は支持
板26よりも下流側に突出しないので、物品供給コンベ
ヤ22の下流端に製袋器14を近接して配設することが
できるものである。
【0010】なおアタッチメント本体は、図1に示す如
く、移送方向の後面が弧状に形成されると共に前面が支
持板26に対して垂直となるよう形成され、更に上端部
は前側に向けて下方傾斜するよう形成されている。すな
わち、物品供給コンベヤ22への被包装物18の供給に
際し、アタッチメント28の後部弧状面と上部傾斜面と
により、移送方向の前後に隣り合う一対のアタッチメン
ト28,28の間に所要個数の被包装物18が区画状態
で供給されると共に、前部垂直面により被包装物群20
における最後部の被包装物18を押送して製袋器14に
確実に送り込み得るようになっている。またアタッチメ
ント本体には、図4に示す如く、後述する物品受渡し装
置52の押送プッシャー60,60の通過を許容する溝
28a,28aが、被包装物18の移送方向と交差する
方向(幅方向)に離間して形成されている。
【0011】前記物品供給コンベヤ22の上方には、図
3に示す如く、被包装物18の移送方向と交差する方向
に所定間隔離間する一対の物品ガイド34,34が対向
的に配設され、両ガイド34,34の間を前記アタッチ
メント28が走行するよう設定されている。そして、両
ガイド34,34の間に臨む支持板群に載置された被包
装物群20が、コンベヤ22の走行に伴ってガイド3
4,34に沿って下流側に移送される。なお物品ガイド
34,34は、適宜の手段を介して相互に近接および離
間移動自在に構成され、被包装物18の幅寸法に応じて
間隔調節し得るようになっている。
【0012】(製袋器,センターシール機構およびエンド
シール機構について)前記物品供給コンベヤ22の下流
側に位置する機体12に製袋器14が配設され、機体1
4の下方に配置したロール状の供給源から繰出し手段
(何れも図示せず)により繰出される帯状フィルム16
を、該製袋器14に通過させることにより筒状に成形す
るよう構成されている。そして、この筒状フィルム16
中に、前記物品供給コンベヤ22および物品受渡し装置
52を介して被包装物群20が順次供給される。
【0013】前記製袋器14の下流側には、図2に示す
如く、物品移送路の上方において支持面(後述)と平行に
対向し合うローラ対からなるセンターシール機構36が
配設され、前記筒状フィルム16の長手方向端縁部に縦
シールが施されるようになっている。また、センターシ
ール機構36の上流側に近接して送りローラ対38が配
設され、該ローラ対38が筒状フィルム16の長手方向
端縁部を両側から挟持してこれを下流側に移送するよう
構成している。
【0014】前記センターシール機構36の下流側に
は、物品移送路を挟んで上下に対向し合う一対のシール
体40a,40bからなるエンドシール機構40が配設
され、該機構40により筒状フィルム16の被包装物群
20を挟む前後に横シール・切断が施されて、三方シー
ルの施された包装体が連続的に製造されるよう構成され
ている。なお、エンドシール機構40は、後述する姿勢
維持コンベヤ42の走行速度と同期して移送方向に往復
移動するよう設定されている。
【0015】(姿勢維持コンベヤについて)前記機体12
には、図2に示す如く、前記製袋器14における筒状フ
ィルム16を介して被包装物18を下方から支え受ける
支持部14aの下流端からエンドシール機構40の下流
位置に亘る領域に、被包装物群20をその集合姿勢を維
持させた状態で移送する物品移送手段としての姿勢維持
コンベヤ42が配設されている。この姿勢維持コンベヤ
42は、移送方向に走行する一対の無端チェン44,4
4を、移送方向と交差する方向に所定間隔離間して平行
に備え、両チェン44,44間に架設した多数の支持棒
46により、前記筒状フィルム16を介して被包装物群
20を下方から支持する支持面を構成している。また姿
勢維持コンベヤ42には、前記エンドシール機構40に
よるシール間隔に応じた間隔で、無端チェン44,44
間に支持棒46が架設されない所要寸法の空所48が形
成され、エンドシール機構40のシール体40a,40
bは空所48を介してコンベヤ42に干渉することなく
当接するようになっている。更に、無端チェン44,4
4の空所48を挟む前後位置には、図1に示す如く、前
記支持棒46よりも高いレベルで規制棒50,50が架
設されている。そして、被包装物18の移送方向に隣り
合う前後の空所48,48の間で対向する規制棒50,5
0間に臨む支持棒群(支持面)に、所要個数の被包装物1
8が区画支持された状態で、前記筒状フィルム16の給
送速度と同一速度で下流側に移送されるよう構成され
る。
【0016】(物品受渡し装置について)前記物品供給コ
ンベヤ22、製袋器14および姿勢維持コンベヤ42と
に亘る上方には、図1に示す如く、物品供給コンベヤ2
2から姿勢維持コンベヤ42への被包装物群20の受渡
しを行なう物品受渡し装置52が配設されている。この
受渡し装置52は、被包装物群20の移送路から側方に
離間した位置に、被包装物18の移送方向に往復移動す
る第1スライダ54を備え、この第1スライダ54に第
2スライダ56が昇降自在に配設されている。また第2
スライダ56には、移送路の上方に平行に延出すアーム
58を備え、該アーム58に2本の押送プッシャー6
0,60が垂設されている。なお、2本の押送プッシャ
ー60,60は、図4に示す如く、物品供給コンベヤ2
2の前記アタッチメント28に形成した溝28a,28
aと対応する位置関係でアーム58に配設される。
【0017】前記第1スライダ54は、物品供給コンベ
ヤ22の下流端近傍に臨む押送開始位置(図8)と、姿勢
維持コンベヤ42の上流端近傍に臨む押送終了位置(図
6)との間を移動するよう構成される。また第2スライ
ダ56は、第1スライダ54に対して、押送プッシャー
60,60の下端が物品供給コンベヤ22で移送される
被包装物群20を押送可能な下降位置(図9)と、被包装
物群20と干渉しない上昇位置(図7)との間を昇降する
よう設定される。そして、第1スライダ54が押送開始
位置から押送終了位置に向けて移動する際に、第2スラ
イダ56が下降位置に向けて徐々に下降した後、該下降
位置を保持して所要距離だけ水平に移動することで、前
記押送プッシャー60,60が被包装物群20における
最後部の被包装物18に後側から当接してこれを押送す
るよう構成される。なお、第2スライダ56は、第1ス
ライダ54が押送終了位置に到来する付近で下降位置か
ら上昇位置に向けて徐々に上昇すると共に、第1スライ
ダ54が押送開始位置に戻るときには上昇位置を水平に
移動するよう設定されている。また、第1スライダ54
は、物品供給コンベヤ22と同一速度で移動し、物品供
給コンベヤ22のアタッチメント28による押送から解
放された被包装物群20は、受渡し装置52の押送プッ
シャー60,60により引続き同一速度で下流側に押送
されるようになっている。
【0018】(ストッパについて)前記姿勢維持コンベヤ
42における上流端近傍の上方には、図1に示す如く、
平行リンク機構62を介して傾めに昇降するよう構成し
たストッパ64が配設されている。このストッパ64
は、平行リンク機構62を図示しないモータやシリンダ
等の駆動手段により作動して図6に示す阻止位置まで下
降された際に、姿勢維持コンベヤ42の上流端より上流
側に臨んで、前記受渡し装置52により押送される被包
装物群20の先頭の被包装物18の前端に当接して、該
被包装物18の下流側への転がりを阻止するよう設定さ
れる。そして、平行リンク機構62の作動によりストッ
パ64が阻止位置から図7に示す退避位置に上昇される
ことにより、被包装物群20の下流側への移動が許容さ
れるようになっている。なお、ストッパ64は、姿勢維
持コンベヤ42の空所48が製袋器14の下流側に臨む
タイミングで退避位置から阻止位置に下降し、受渡し装
置52により押送される被包装物群20における先頭の
被包装物18が空所48から落下するのを防止する。ま
たストッパ64は、図4に示す如く、前記物品受渡し装
置52における押送プッシャー60,60と干渉しない
位置に配設される。
【0019】
【実施例の作用】次に、実施例に係る横型製袋充填包装
機の作用について説明する。
【0020】図示しない供給源から物品供給コンベヤ2
2に供給された被包装物18は、移送方向の前後に隣り
合う一対のアタッチメント28,28の間に所要個数の
群単位に区画保持された状態で、前記無端チェン24,
24の走行により下流側に向けて移送される。このと
き、被包装物群20の先頭および最後部の被包装物1
8,18は対応する前後のアタッチメント28,28に当
接して、被包装物群20の集合姿勢が崩れることなく安
定して移送される。
【0021】前記物品供給コンベヤ22で移送される被
包装物群20は、前側のアタッチメント28が下流端か
ら下方に移行することにより、図5に示す如く、後側の
アタッチメント28により押送されて先頭の被包装物1
8から順に前記製袋器14における支持部14aに移載
されることで、筒状成形されたフィルム16中に供給さ
れる。なお、筒状フィルム16は、その長手方向端縁部
が送りローラ対38に挟持されて下流側に強制的に移送
されている。また、前記ストッパ64が平行リンク機構
62を介して適宜のタイミングで阻止位置まで下降さ
れ、図6に示すように、先頭の被包装物18の転がりに
よる先走りを阻止して集合状態を保持する。前記筒状フ
ィルム16の移送速度と同一速度で走行している姿勢維
持コンベヤ42の空所48が、該コンベヤ42の上流端
より下流側に到来したタイミングで、前記平行リンク機
構62が作動されてストッパ64が退避位置に上昇す
る。これにより被包装物18の移動が許容され、前記ア
タッチメント28により押送される被包装物群20は、
図7および図8に示す如く、姿勢維持コンベヤ42にお
ける前後の空所48,48の間に位置する支持棒群上に
移載される。このとき、先頭の被包装物18は、前側の
規制棒50により移動が規制されて、空所48から落下
することはない。
【0022】なお、前記ストッパ64は、図6および図
7に示すように、阻止位置から退避位置へは被包装物1
8の移送方向上流側から下流側に向けて傾めに移動する
ので、被包装物18の前面を支えつつ短時間で該被包装
物18から離間し得る利点がある。
【0023】前記被包装物群20を押送しているアタッ
チメント28が物品供給コンベヤ22の下流端近傍に到
来すると、図9に示す如く、前記物品受渡し装置52の
押送プッシャー60,60が上方から下降位置に向けて
徐々に下降して、アタッチメント28の溝28a,28
a内に臨むと共に最後部の被包装物18に後側から当接
する。そして、物品供給コンベヤ22のアタッチメント
28から解放された以後の被包装物群20は、図10に
示す如く、物品受渡し装置20の押送プッシャー60,
60により引続き下流側に押送されて、前記製袋器14
の支持部14aを介して姿勢維持コンベヤ42へ受渡さ
れる。
【0024】前記物品受渡し装置52の第1スライダ5
4が押送終了位置近傍に到来すると、前記押送プッシャ
ー60,60が下降位置から徐々に上昇して被包装物群
20から離間する。このときには、被包装物群20は姿
勢維持コンベヤ42の一対の規制棒50,50間の支持
棒群に、前記筒状フィルム16を介して下方から整列状
態で区画支持された姿勢で、前記筒状フィルム16の給
送速度と同一速度で下流側に移送される。すなわち、被
包装物群20における前後端部は、支持面よりも上方に
臨む規制棒50,50により移動が規制されているの
で、その集合姿勢が崩れることなく移送される。また、
前記ストッパ64が退避位置から阻止位置に下降し、次
の被包装物群20における先頭の被包装物18の転がり
による先走りを阻止する。なお、押送プッシャー60,
60は、後続の被包装物群20が後側のアタッチメント
28により押送されている間に、被包装物群20と干渉
しない上昇位置を押送開始位置に向けて水平に戻る。
【0025】前記被包装物群20が充填された筒状フィ
ルム16は、前記センターシール機構30により長手方
向端縁部に縦シールが施される。縦シールが施された筒
状フィルム16および被包装物群20は、姿勢維持コン
ベヤ42の支持棒群により下方から支持された状態で引
続き下流側に移送される。また、姿勢維持コンベヤ42
により移送される被包装物群20の前端側に位置する空
所48が横シール位置に到来すると、前記エンドシール
機構40のシール体40a,40bが相互に近接して筒
状フィルム16に横シール・切断が施される。また同様
に、被包装物群20の後端側に位置する空所48が横シ
ール位置に到来すると、エンドシール機構34のシール
体40a,40bが相互に近接して筒状フィルム16に
横シール・切断が施されることにより被包装物群20を
包装した包装体が得られる。
【0026】なお、実施例では円筒状の被包装物を例に
挙げたが、球状等の移送方向に転がり易い形状の物品の
包装に好適に使用可能である。また実施例の物品受渡し
装置は、一対の押送プッシャーを備える構成であるが、
例えば被包装物を押送可能な所要寸法を有する単一の押
送プッシャーを配設すると共に、該プッシャーの通過を
許容する幅寸法の溝を物品供給コンベヤのアタッチメン
トに形成するようにしてもよい。更に、物品供給コンベ
ヤは、固定配置されたテーブルに設けたスリット中をア
タッチメントのみが走行することで、テーブルに載置さ
れている被包装物群を移送するものであってもよい。
【0027】前記ストッパは、平行リンク機構を介する
ことなく直にシリンダ等のリニアアクチュエータで昇降
させることも可能である。またストッパを実施例のよう
に傾めではなく、垂直に昇降させてもよい。更に、揺動
自在なゲートを被包装物の移送路を横切るように上方か
ら垂下させ、該ゲートを移送方向下流側に揺動すること
により被包装物の移送を許容する構成を採用することも
できる。また、姿勢維持コンベヤは、多数の支持棒を無
端チェン間に架設するのに代えて、可撓性を有する平板
状の支持板やトレーを配設し、該支持板やトレーにより
被包装物群を区画状態で移送することもできる。更に
は、無端ベルトにより姿勢維持コンベヤを構成し、該無
端ベルトに空所となる通孔を形成することも可能であ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る横型製
袋充填包装機によれば、物品供給コンベヤから物品移送
手段への被包装物群の受渡し時に、該被包装物群におけ
る先頭の被包装物の転がりによる先走りをストッパで阻
止するので、転がり易い被包装物であっても、常に所要
個数の群単位で集合姿勢を維持したもとでの受渡しがで
きる。すなわち、被包装物群の集合姿勢が崩れることに
よる横シール時の物品噛込みの発生を確実に防止して、
包装機の運転停止による製造能率の低下やシール不良の
発生を未然に防止することができる。また、物品移送手
段に設けた規制部材により、筒状フィルムに供給された
被包装物群の前後端部の移動を規制し得るので、該物品
移送手段による移送中に被包装物群の集合姿勢が崩れる
のを確実に防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る横型製袋充填包装機の要
部概略側面図である。
【図2】実施例に係る包装機の要部概略側面図である。
【図3】実施例に係る包装機の要部概略平面図である。
【図4】実施例に係る包装機の要部を示す概略正面図で
ある。
【図5】実施例に係る包装機により被包装物群を包装す
る工程を示す説明図である。
【図6】実施例に係る包装機により被包装物群を包装す
る工程を示す説明図である。
【図7】実施例に係る包装機により被包装物群を包装す
る工程を示す説明図である。
【図8】実施例に係る包装機により被包装物群を包装す
る工程を示す説明図である。
【図9】実施例に係る包装機により被包装物群を包装す
る工程を示す説明図である。
【図10】実施例に係る包装機により被包装物群を包装
する工程を示す説明図である。
【符号の説明】
12 機体 14 製袋器 16 帯状(筒状)フィルム 18 被包装物 20 被包装物群 22 物品供給コンベヤ 28 アタッチメント(物品区画手段) 40a シール体 40b シール体 42 姿勢維持コンベヤ(物品移送手段) 48 空所 50 規制棒 52 物品受渡し装置(物品受渡し手段) 60 押送プッシャー 64 ストッパ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体(12)の下方に配置した供給源から供
    給される帯状フィルム(16)を製袋器(14)により筒状に成
    形すると共に、この筒状フィルム(16)中に所要個数の群
    単位で被包装物(18)を順次供給し、この被包装物群(20)
    が充填されたフィルム(16)の長手方向端縁部に縦シール
    を施すと共に、筒状フィルム(16)の被包装物群(20)を挟
    む前後に一対のシール体(40a,40b)により横シールを施
    す横型製袋充填包装機において、 前記製袋器(14)の上流側に配設され、前記被包装物(18)
    の移送方向に所要間隔で離間する複数の物品区画手段(2
    8)を備え、移送方向の前後に位置する物品区画手段(28,
    28)により被包装物(18)を所要個数の群単位に区画した
    状態で、該被包装物群(20)を前記製袋器(14)により筒状
    に成形されるフィルム(16)に向けて移送する物品供給コ
    ンベヤ(22)と、 前記製袋器(14)の下流側に配設され、前記一対のシール
    体(40a,40b)による横シール間隔に応じた間隔で支持面
    に所要寸法の空所(48)が形成され、前記被包装物(18)の
    移送方向の前後に位置する空所(48,48)間の支持面で前
    記筒状フィルム(16)を介して被包装物群(20)を下方から
    区画支持して該フィルム(16)の給送速度と同一速度で下
    流側に移送する物品移送手段(42)と、 前記物品供給コンベヤ(22)、製袋器(14)および物品移送
    手段(42)とに亘る上方に配設され、物品供給コンベヤ(2
    2)の下流端近傍で該コンベヤ(22)で移送される被包装物
    群(20)の最後部に当接可能な位置まで上方から下降する
    と共に、前記製袋器(14)を経て物品移送手段(42)の上流
    端までの間の所定距離を水平移動した後に上昇する押送
    プッシャー(60)を備え、該プッシャー(60)により物品供
    給コンベヤ(22)で移送されてきた被包装物群(20)の最後
    部を押送して物品移送手段(42)への受渡しを行なう物品
    受渡し手段(52)と、 前記物品移送手段(42)の上流端近傍に位置し、前記物品
    受渡し手段(52)により押送される被包装物群(20)におけ
    る先頭の被包装物(18)に当接可能な阻止位置と、該被包
    装物(18)から離間する退避位置との間を移動するよう配
    設され、物品受渡し手段(52)による被包装物群(20)の受
    渡し時に先頭の被包装物(18)の転がりを阻止して、物品
    移送手段(42)の支持面に被包装物群(20)を整列状態で受
    渡し可能なストッパ(64)とから構成したことを特徴とす
    る横型製袋充填包装機。
  2. 【請求項2】 前記物品移送手段(42)における空所(48)
    を挟む前後に、前記支持面よりも突出する規制部材(50)
    を配設した請求項1記載の横型製袋充填包装機。
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