JP6771770B2 - 搬送装置およびそれを用いた包装システム - Google Patents
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Description
・本実施形態の搬送装置及びこれを用いた包装システムは、包装不良をもたらすことになる物品の到来状況を精度よく判別しつつ、独立走行する押送体が物品を順次、下流側の包装機の包装タイミングに合わせて一定間隔ごとに送出することができ、連続包装を効率的に実現し得る。
・独立走行する押送体137が物品Pを順次、下流側の包装機の包装タイミングに合わせて一定間隔ごとに送出し得る搬送装置を提供することができる。また、包装不良をもたらすことになる物品Pの到来状況を検知することができるため、搬送物の内、正常な物品Pと第1異常長さWX1の搬送物Wを的確に区別することができる。
・サイドガイド113を有することにより、前後の物品Pの整列が乱れたとしても、搬送方向に交差する幅方向における物品Pの位置を規制することができるため、下流側における包装機における包装を円滑に行うことができ、処理不良の抑制を図ることができる。
・物品Pにおける搬送方向の前後間隔が押送体137の進入不可な距離であった場合は、両物品Pを1つの搬送物Wとみなす処理を行う。そのため、前側の物品Pの後端に向けて移動してくる押送体137が後続の物品Pに接触することで、物品Pが損傷したり押送体137が損傷することを回避し得る。
・前後の押送体137の間隔に対し、第2異常長さWX2の搬送物Wが浮き上がって搬送装置の系外に脱落したり、物品が破損したりすることを防ぐことができる。また、包装機における包装能力を超えた搬送物Wを包装機に送出することを防ぐことができる。
・搬送装置の走行体130が停止した停止情報に基づいて包装機の運転を停止する構成であるため、第2異常長さWX2の搬送物Wを確実に排除することができる包装システムを提供することができる。
・搬送装置は、独立走行する押送体137が物品Pを順次、下流側の包装機の包装タイミングに合うように所定間隔毎に送出することを継続しつつ、包装機において第1異常長さWX1の搬送物を系外に排除することができる包装システムを提供することができる。
・搬送装置として、オーバーヘッド式の第2コンベヤ120を示したがこれに限られず、押送体137を水平方向に沿って周回させて物品Pを押送するコンベヤや、第1搬送ベッド110の下方から押送体137が搬送面112に出現するタイプであってもよい。
・横形製袋充填機の供給コンベヤ200としては、一包装ごとの、横シール装置における一対のシーラの噛み合いタイミングとの関係で、物品Pの噛み込みが生じないように物品Pを所定の間隔で搬送するものであれば、物品Pを押送する第2押送体222が無い無端状のベルトコンベヤや、第2押送体222を水平旋回させて物品を搬送するコンベヤ、一対の無端状ベルトで物品Pの左右両側を支持して搬送するコンベヤなどでもよい。また、横形製袋充填機としては、搬送装置から成形中のフィルムに直接、搬送物Wを受け渡すといった供給コンベヤ200を備えない構造であってもよい。
・搬送装置の下流側に横形製袋充填機を示したが、これに限られず例えばカートナー等の種々の包装機が本発明の包装システムとして適用し得る。
・制御部140は、搬送物Wの後端WS2の情報と、搬送物長さWLの情報を得てから、その搬送物Wに対応する走行体130が走行し始める例を示したが、物品検知部150により得た物品Pの前端WS1の情報で走行体130の走行を開始させると共に走行体130の走行中にその検知された物品Pの後端WS2の情報と搬送物長さWLの情報と先行して走行する走行体の走行位置に関する情報に基づき、その物品Pに対応する走行体130の移動位置に応じた移動速度になるように走行体130を走行させる指令を行ってもよい。
・横形製袋充填機の供給コンベヤ200としては、1包装ごとの横シール手段における一対のシーラの噛み合いタイミングとの関係で、物品Pの噛み込みが生じないように物品Pを所定の間隔で搬送するものであれば、物品Pを押送する第2押送体222がない無端状のベルトコンベヤや水平旋回するコンベヤや一対の無端状ベルトで物品Pの左右両側を支持するコンベヤなどでもよい。
・判定部144の判定手段としては、物品検知部150が物品Pを検知してから次の物品Pを検知するまでの時間が所定時間を過ぎていれば、搬送物Wを押送する押送体137が間に合うように第2押送体222に渡す態様でもよい。
・互いが当接している前後の物品Pを、前後の押送体137で押圧しても物品Pの一方が他方の上面に乗り上がらないような形状をした物品Pでは、第1設定長さWL1を物品Pの基準長さの1倍と2倍の間の値、例えば1.5倍に設定することで実施形態と同様に前後の物品Pが部分的に重なった状態で物品検知部150の検知領域に到来する際に包装された後に排除することができ得る。
・処理機としては、プッシャ等の排除手段以外にブザー等の報知、包装品に異常である旨の印を付すマーカー等であってもよい。その場合、情報生成部145における指令(情報)は、第1異常長さWX1の搬送物Wを搬送した旨の情報を生成し、これに応じてブザー、マーカーなどの処理機が排除処理を行う。
・搬送装置の制御部140におけるタイミング取得部142は、横形製袋充填機の包装タイミングとして、供給コンベヤ200に付設されたエンコーダ204のエンコーダパルスカウント値を得る例を示したが、例えば、シーラ開閉タイミング情報であってもよい。すなわち、横形製袋充填機の場合には、エンドシール装置のシーラ開閉タイミング情報と、供給コンベヤ200の物品搬送速度と搬送距離、フィルム送り速度とフィルムに載った物品がシーラまで移動する距離から物品がシーラに到達する際のシーラ開閉タイミングとの関係を求めることが可能であり、同期関係にある種々な包装動作に関する情報などから包装の包装タイミングを取得し得ることは言うまでもない。
113:サイドガイド 122:周回走行路 130:走行体 137:押送体
140:制御部 143:長さ取得部 144:判定部 145:情報生成部
150:物品検知部(検知部) P:物品 PLmax:許容上限長さ
W:搬送物 WS1:前端 WS2:後端 WL1:第1設定長さ
WX1:第1異常長さ WX2: 第2異常長さ
Claims (6)
- 物品を受入れる受入部と物品を送出する送出部の間で複数の物品を載置する載置部を有し、
前記受入部に順次載置された物品のそれぞれを、独立して加速又は減速して走行する各押送体によって押送すると共に各物品の押送方向における間隔と前記押送体の走行速度を調整して前記送出部から包装機に向けて、該包装機から取得した包装タイミングに関する情報に基づき該包装タイミングに合わせて一定間隔ごとに送出する搬送装置であって、
前記受入部より搬送上流側で1つまたは複数の物品からなる搬送物の前端と後端を検知する検知部と、
磁界を発する固定子が設けられた周回走行路と、
それぞれが前記押送体を支持すると共に前記周回走行路に配設されており、前記固定子が発する磁界によって得た推力で、前記周回走行路を互いに独立して循環走行する複数の走行体と、
前記検知部による検知情報に基づき前記受入部に到来する前記搬送物に前記走行体を対応付けると共に、前記検知部により得た前記搬送物の後端の検知情報に基づき、該受入部に前記搬送物が到来する際に、該搬送物に対応付けた走行体を走行させて、該搬送物を前記送出部まで押送するよう前記走行体に推力を付与する指令を行う制御部を備えており、
前記制御部は、
前記受入部に到来する搬送物の搬送方向における長さを取得する長さ取得部と、
前記長さ取得部によって得た前記搬送物の長さが、前記包装機で包装する1包装分の搬送方向における物品の許容上限長さを超え、且つ、予め設定された第1設定長さより短い長さである第1異常長さであるか否かを判定する判定部と、
前記第1異常長さであると判定された搬送物の排除又は該搬送物の異常を報知するための処理機に向けた該搬送物の移動又は排除に関する情報を生成する情報生成部を備える搬送装置。 - 前記載置部における搬送方向に交差する左右両側には、搬送方向に交差する幅方向における物品の位置を規制するように起立するサイドガイドが配設されている請求項1に記載の搬送装置。
- 前記長さ取得部は、前記物品における搬送方向の前後間隔が前記押送体の進入不可な距離である際に1つの搬送物とみなす処理を行う請求項1又は請求項2に記載の搬送装置。
- 前記制御部は、
前記判定部が、前記長さ取得部で取得した長さ情報が前記第1設定長さを超える第2異常長さであるか否かを判定し、該第2異常長さの搬送物と判定した際には、前記走行体の走行を停止する指令を行うと共に、該走行体の停止した停止情報を前記包装機に出力する請求項1から請求項3の何れかに記載の搬送装置。 - 請求項4に記載の搬送装置の搬送下流側に前記包装機が配設され、
前記包装機は、前記第2異常長さの搬送物と判定した際に運転を停止する構成である搬送装置を用いた包装システム。 - 請求項1から請求項5の何れかに記載の搬送装置の搬送下流側に前記包装機が配設され、
前記包装機は、前記走行情報に基づいて前記第1異常長さの搬送物を包装した後に該包装された前記第1異常長さの搬送物を系外に排除する構成である搬送装置を用いた包装システム。
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JP2017244715A JP6771770B2 (ja) | 2017-12-21 | 2017-12-21 | 搬送装置およびそれを用いた包装システム |
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JP6771770B2 true JP6771770B2 (ja) | 2020-10-21 |
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Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2017-12-21 JP JP2017244715A patent/JP6771770B2/ja active Active
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