JP2002248644A - 配線板の成形装置 - Google Patents

配線板の成形装置

Info

Publication number
JP2002248644A
JP2002248644A JP2001049165A JP2001049165A JP2002248644A JP 2002248644 A JP2002248644 A JP 2002248644A JP 2001049165 A JP2001049165 A JP 2001049165A JP 2001049165 A JP2001049165 A JP 2001049165A JP 2002248644 A JP2002248644 A JP 2002248644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
film
heating
molding
resin film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001049165A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4622118B2 (ja
Inventor
Shinya Nishimoto
晋也 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2001049165A priority Critical patent/JP4622118B2/ja
Publication of JP2002248644A publication Critical patent/JP2002248644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4622118B2 publication Critical patent/JP4622118B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形板に搬送用フィルムが密着しても容易に
剥がすことができ、搬送用フィルムが破れたり成形の生
産性が低下したりすることを防止することができる配線
板の成形装置を提供する。 【解決手段】 一対の熱盤1と、各熱盤1に設けられる
成形板2と、樹脂フィルム3を表面に重ねた配線基板4
を挟んで保持すると共に熱盤1の間を通して長手方向に
移送される一対の長尺の搬送用フィルム5とを具備し、
熱盤1を近接駆動させることによって、搬送用フィルム
5で熱盤1間に搬入された配線基板4と樹脂フィルム3
を搬送用フィルム5を介して成形板2で加熱加圧し、樹
脂フィルム3を溶融・硬化させて形成される絶縁樹脂層
6を配線基板4の表面に積層した配線板7を成形するた
めに用いられる成形装置に関する。加熱加圧後に熱盤1
を離間駆動させる際に作動され、搬送用フィルム5を押
圧して成形板2から離す方向に移動させる離型用シリン
ダー8を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板な
どに加工して使用される配線板の成形装置に関するもの
であり、特に、回路を設けた配線基板の表面に絶縁樹脂
層を形成して回路と絶縁樹脂層を逐次的に設けるビルド
アップ工法で配線板を製造するにあたって、樹脂フィル
ムで配線基板の表面に絶縁樹脂層を成形するための成形
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器等に用いられるプリント配線板
にあって、近年の電子機器の小型化や高性能化の要請に
伴い、プリント配線板の回路の高密度化への要求が高ま
ってきている。そこで、特開平2−260491号公報
などで開示されているように、配線基板の表面に永久レ
ジストからなる絶縁樹脂層及び回路パターンを逐次的に
形成する、いわゆるビルドアップ工法によって高密度な
回路を形成した配線板を製造することが行なわれてい
る。このものは、従来は平面状に広がった回路を三次元
的に配置し、回路配置の高密度化と基板面積の小面積化
を達成しようとするものである。
【0003】このビルドアップ工法でプリント配線板を
作製する場合、一般的にセミアディティブ法で回路形成
が行なわれている。すなわち、回路が形成された配線基
板に液状樹脂を塗布又は印刷し、これを硬化させて絶縁
樹脂層を形成し、次にこの絶縁樹脂層の表面に無電解メ
ッキや電解メッキを施して回路形成をするのである。し
かし、このように液状樹脂を配線基板に塗布又は印刷し
て絶縁樹脂層を形成する場合、配線基板の一方の片面に
液状樹脂を塗布又は印刷して加熱乾燥させた後、配線基
板の他方の片面に液状樹脂を塗布又は印刷して加熱乾燥
させるようにする必要があり、配線基板の表裏両面の絶
縁樹脂層は熱履歴の差で硬化度が異なる。そしてこのよ
うに表裏両面の絶縁樹脂層の硬化度が異なると、次の工
程で絶縁樹脂層にメッキとの密着性向上のための粗面化
処理をする際の粗面化の度合いが異なって、表裏でメッ
キピール強度が安定しないというトラブルの発生につな
がるおそれがあると共に、また配線板に反りが大きく発
生するトラブルにつながるおそれがある。
【0004】そこで、配線基板に液状樹脂を塗布又は印
刷して絶縁樹脂層を形成する代わりに、加熱することに
よって溶融した後に永久レジストになる樹脂フィルムを
用い、配線基板の両面に樹脂フィルムを重ね、これを加
熱加圧して積層することによって、樹脂フィルムが溶融
硬化して形成される絶縁樹脂層を配線基板に設ける工法
が提案されている。この工法では、表裏同時に熱を受け
るために、表裏両面の絶縁樹脂層の熱履歴が同じであっ
て硬化度が同じになり、上記のような粗面化の相異によ
るメッキピール強度の不安定や、反りのトラブルを回避
することできるのである。
【0005】そして、配線基板に重ねた樹脂フィルムを
加熱加圧し、樹脂フィルムが溶融硬化して形成される絶
縁樹脂層を配線基板に積層するための成形装置として、
図6に示すものが本出願人によって検討されている。
【0006】すなわち図6において、1は上下に対向し
て配置される一対の熱盤、2は各熱盤1の対向側に配置
される一対の成形板であって、上の成形板2は上の熱盤
1の下面に弾性板15を介して取り付けてあり、下の成
形板2は下の熱盤1の上面側に設けたダイアフラム16
の上に取り付けてある。また上下の熱盤1,1の間には
上下に重ねた2枚の長尺の搬送用フィルム5が配設して
あり、上下の熱盤1,2を離間する方向に移動させて開
いた状態で、搬送用フィルム5は長手方向に移送される
ようにしてある。そして表面に回路を加工して形成され
る配線基板4の表面に樹脂フィルム3を重ね、これを搬
送用フィルム5の間に挟むことによって、配線基板4に
樹脂フィルム3を重ねた状態で搬送用フィルム5の間に
保持されるようにしてある。
【0007】しかして、上下の熱盤1,1を開いた状態
で搬送用フィルム5を移送し、配線基板4に樹脂フィル
ム3を重ねたものを上下の熱盤1,1の間に搬入した
後、上下の熱盤1,1を近接させるように駆動させて閉
じると共にダイアフラム16を風船のように膨らませる
ことによって、熱盤1,1で加熱しながら、成形板2,
2で搬送用フィルム5を介して配線基板4と樹脂フィル
ム3を加圧し、樹脂フィルム3を溶融・硬化させて形成
される絶縁樹脂層6を配線基板4の表面に積層すること
ができる。このようにして成形を行なった後、上下の熱
盤1,1を開いて搬送用フィルム5を移送し、成形済み
の配線基板4を熱盤1,1間から送り出すことができる
ものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして加熱
加圧して成形を行なうにあたって、成形板2は表面が平
滑面に形成されているので、成形板2と搬送用フィルム
5とが真空密着した状態になり、成形を行なった後に上
下の熱盤1,1を開いても一方の成形板2に搬送用フィ
ルム5が密着したままになっていることがある。上記の
加熱加圧の成形を真空系で行なう場合に、このような成
形板2と搬送用フィルム5との真空密着が生じ易い。
【0009】そしてこのように上下の熱盤1,1を開い
ても一方の成形板2に搬送用フィルム5が密着したまま
になっていると、成形済みの配線基板4を熱盤1,1間
から送り出すために搬送用フィルム5を移送させる際
に、搬送用フィルム5が破れるなどのトラブルが発生す
る原因になるものであり、また成形板2から搬送用フィ
ルム5を剥がすのに時間がかかって、成形の生産性が低
下することになるものであった。
【0010】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、成形板に搬送用フィルムが密着しても容易に剥が
すことができ、搬送用フィルムが破れたり成形の生産性
が低下したりすることを防止することができる配線板の
成形装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
配線板の成形装置は、対向して配置され近接離間する方
向に駆動される一対の熱盤1と、各熱盤1の対向面の側
に設けられる成形板2と、樹脂フィルム3を表面に重ね
た配線基板4を挟んで保持すると共に熱盤1,1の間を
通して長手方向に移送される一対の長尺の搬送用フィル
ム5とを具備して形成され、一対の熱盤1を近接駆動さ
せることによって、搬送用フィルム5で熱盤1間に搬入
された配線基板4と樹脂フィルム3を搬送用フィルム5
を介して成形板2で加熱加圧し、樹脂フィルム3を溶融
・硬化させて形成される絶縁樹脂層6を配線基板4の表
面に積層した配線板7を成形するために用いられる成形
装置であって、加熱加圧後に一対の熱盤1を離間駆動さ
せる際に作動され、搬送用フィルム5を押圧して成形板
2から離す方向に移動させる離型用シリンダー8を設け
て成ることを特徴とするものである。
【0012】また請求項2の発明は、請求項1におい
て、離型用シリンダー8に振動を与えるバイブレータ9
を設けて成ること特徴とするものである。
【0013】本発明の請求項3に係る配線板の成形装置
は、対向して配置され近接離間する方向に駆動される一
対の熱盤1と、各熱盤1の対向面の側に設けられる成形
板2と、樹脂フィルム3を表面に重ねた配線基板4を挟
んで保持すると共に熱盤1の間を通して長手方向に移送
される一対の長尺の搬送用フィルム5とを具備して形成
され、一対の熱盤1を近接駆動させることによって、搬
送用フィルム5で熱盤1間に搬入された配線基板4と樹
脂フィルム3を搬送用フィルム5を介して成形板2で加
熱加圧し、樹脂フィルム3を溶融・硬化させて形成され
る絶縁樹脂層6を配線基板4の表面に積層した配線板7
を成形するために用いられる成形装置であって、成形板
2の加圧面に通気孔10を設けて成ることを特徴とする
ものである。
【0014】本発明の請求項4に係る配線板の成形装置
は、対向して配置され近接離間する方向に駆動される一
対の熱盤1と、各熱盤1の対向面の側に設けられる成形
板2と、樹脂フィルム3を表面に重ねた配線基板4を挟
んで保持すると共に熱盤1の間を通して長手方向に移送
される一対の長尺の搬送用フィルム5とを具備して形成
され、一対の熱盤1を近接駆動させることによって、搬
送用フィルム5で熱盤1間に搬入された配線基板4と樹
脂フィルム3を搬送用フィルム5を介して成形板1で加
熱加圧し、樹脂フィルム3を溶融・硬化させて形成され
る絶縁樹脂層6を配線基板4の表面に積層した配線板7
を成形するために用いられる成形装置であって、熱盤1
が離間している際に作動され、搬送用フィルム3を掴ん
で振動しながら移送するフィルム送りチャック11と、
このフィルム送りチャック11に振動を与えるバイブレ
ータ12を設けて成ることを特徴とするものである。
【0015】また請求項5の発明は、請求項1乃至4に
おいて、真空引きした系内で加熱加圧が行われることを
特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0017】図1は本発明の請求項1に係る成形装置の
一例を示すものであり、ヒーター等の発熱体18を内蔵
する一対の熱盤1,1が上下に対向させて配置してあ
る。この上下一対の熱盤1,1は、下の熱盤1を上昇・
下降させることによって、近接離反する方向に駆動され
るようにしてある。下の熱盤1の上面には真空引き用凹
部19が凹設してあり、真空引き用凹部19内に多数の
小孔21を全面に設けた孔明き金属板20が凸状に張っ
てある。この孔明き金属板20としてはステンレスのパ
ンチングメタル板を用いることができる。またこの下の
熱盤1の上面には真空引き用凹部19を囲むようにパッ
キン22が設けてあって、熱盤1,1を型締めして閉じ
たときに真空引き用凹部19が密閉されるようにしてあ
る。そして上の熱盤1に真空引き用凹部19に連通する
真空引き用孔23が設けてあり、真空引き用孔23から
密閉された真空引き用凹部19内の空気を抜くことによ
って、真空引き用凹部19内を真空引きすることができ
るようにしてある。
【0018】また、下の熱盤1の真空引き用凹部19内
には、孔明き金属板20の上面を覆うようにダイヤフラ
ム16を張って取り付けてある。ダイヤフラム16とし
ては、クロロプレンゴム、シリコン系ゴム、フッ素系樹
脂などの軟質のゴム状弾性体のシートを用いることがで
きる。このダイヤフラム16と下の熱盤1の真空引き用
凹部19の底面との間に空気が封入される密閉空間25
が形成されるようにしてあり、この密閉空間25に連通
して下の熱盤1に形成した流通孔26から加圧空気など
を密閉空間25に供給することによって、ダイヤフラム
16を風船のように膨らませることができるようにして
ある。さらにダイヤフラム16の上面には表面を平滑に
形成した成形板2が接着等して取り付けてある。上記の
孔明き金属板20は、ダイヤフラム16を膨らませない
ときに、ダイヤフラム16がこれ以上下がらないように
するためのものである。
【0019】一方、上の熱盤1の下面にはクッションゴ
ムで形成される弾性板15が取り付けてあり、弾性板1
5の下面に表面を平滑に形成した成形板2が接着等して
取り付けてある。下の熱盤1と上の熱盤1にそれぞれ設
けられる成形板2は、上下に対向する位置に配置されて
いるものであり、この成形板2としてはSUS板、真鍮
板、銅板などの鏡面金属板を用いることができる。また
成形板2は外形寸法が、配線基板4の外形寸法より小さ
く且つ樹脂フィルム3の外形寸法より大きいものを用い
るようにしてある。
【0020】また、上の熱盤1には離型用シリンダー8
が設けてある。離型用シリンダー8はエアーシリンダー
などのシリンダー37にシリンダーロッド38を下方へ
突出するように設けて形成されるものであり、熱盤1の
両側部にそれぞれ取り付けてある。図1の実施の形態で
は、振動を発生させるバイブレータ9を熱盤1の側面に
取り付け、このバイブレータ9に離型用シリンダー8を
取り付けるようにしてあり、離型用シリンダー8を振動
させることができるようにしてある。この離型用シリン
ダー8にあって、シリンダーロッド38はその下端が上
の熱盤1に設けた成形板2の下面より上に位置するよう
にシリンダー37内に没入しているが、離型用シリンダ
ー8を作動させてシリンダーロッド38をシリンダー3
7から突出させることによって、シリンダーロッド38
の下端がこの成形板2の下面よりも下方へ突出するよう
にしてある。
【0021】図2は搬送用フィルム5を用いた搬送装置
の一例を示すものであり、長尺に形成される一対の搬送
用フィルム5,5が上下に対向して配置してあり、上の
搬送用フィルム5は繰り出しロール28aから繰り出
し、上下に対向配置される熱盤1,1間を通して、巻取
りロール29aによって巻き取るようにしてある。また
下の搬送用フィルム5は繰り出しロール28bから繰り
出し、セットテーブル30の上を通過させた後に上下に
対向配置される熱盤1,1間を通して、巻取りロール2
9bによって巻き取るようにしてある。この搬送用フィ
ルム5としては耐熱性を有する薄いフィルムが好まし
く、例えばPETフィルムを用いることができる。
【0022】一方、配線基板4は、図3に示すように、
絶縁板32の表面に回路33を設けて形成されるもので
あり、配線基板4の端部には回路形成工程などで位置決
め用等として用いられるガイド孔34が設けてある。ま
た樹脂フィルム3としては、エポキシ樹脂などの熱硬化
性樹脂を半硬化状態(Bステージ)でフィルム化したも
のが用いられるものである。この樹脂フィルム3は、配
線板において回路形成する必要のある範囲に対応する寸
法に形成してある。従って樹脂フィルム3の外形寸法は
配線基板4の外形寸法よりも小さく形成してあり、樹脂
フィルム3を配線基板4に重ねたときに、配線基板4の
ガイド孔34を設けた外周端部にまで樹脂フィルム3の
端部が及ばないようになっている。
【0023】そして、配線基板4に樹脂フィルム3から
なる絶縁樹脂層6を積層して図3(b)のような配線板
7を成形するにあたっては、まず図3(a)のように配
線基板4の上下両面にそれぞれ樹脂フィルム3を重ね、
これをセットテーブル30の上で下の搬送用フィルム5
の上に載置する。上下一対の各搬送用フィルム5,5は
熱盤1,1が開いている際に繰り出しロール28a,2
8bから繰り出して移送されるようになっており、各搬
送用フィルム5,5を移送することによって、この配線
基板4と樹脂フィルム3を重ねたものを搬送用フィルム
5,5の間に挟んだ状態で図1(a)のように熱盤1,
1間に導入してセットすることができるものである。
【0024】次に下の熱盤1を上昇駆動させて上下の熱
盤1,1を型締めすることによって、上の熱盤1の成形
板2と下の熱盤1の成形板2の間に配線基板4と樹脂フ
ィルム3を挟み込み、この状態で加熱加圧成形が行なわ
れるものである。このとき、上下の熱盤1,1を型締め
することによって密閉される真空引き用凹部19内を真
空引き用孔23から真空引きすると共に、ダイヤフラム
16の背面の密閉空間25に流通孔26から加圧空気を
供給してダイヤフラム16を膨らませる。すると図1
(b)に示すように、配線基板4の両面に重ねた各樹脂
フィルム3,3の表面に搬送用フィルム5,5を介して
成形板2,2が密着すると共に、配線基板4のうち樹脂
フィルム3の外方に位置する四周の端部の両面にはそれ
ぞれ加圧空気で膨らんだダイヤフラム16が弾性的に変
形して密着される。
【0025】そしてこの状態で配線基板4の両面に重ね
た樹脂フィルム3を成形板2で加圧しながら熱盤1,1
で加熱して、加熱加圧成形をすることができるものであ
り、樹脂フィルム3が加熱加圧で溶融・硬化することに
よって形成される絶縁樹脂層6を配線基板4の両面に積
層した、図3(b)に示すような配線板7を得ることが
できるものである。ここで、上記のように成形を行なう
にあたって、樹脂フィルム3の表面は平滑で硬い成形板
2で加圧されているので、樹脂フィルム3が加熱される
ことによって溶融状態になった樹脂を成形板2で押圧し
て、強制的に回路33間に流入させて充填することがで
きるものであり、回路33間に気泡が残って絶縁樹脂層
6内に気泡残りが発生することを防ぐことができるもの
である。また平滑な成形板2で押圧されるために、絶縁
樹脂層6の表面を平滑に仕上げることができ、絶縁樹脂
層6の表面に凹凸が発生することを防ぐことができるも
のである。さらに、配線基板4の周縁端部にはダイヤフ
ラム16が密着した状態で成形が行なわれるので、樹脂
フィルム3が溶融した樹脂が配線基板4の端部へ流れ出
すことをダイヤフラム16が配線基板4に密着している
ことによって防ぐことができ、樹脂フィルム3の溶融樹
脂が配線基板4の端部に流れてはみ出すことを規制する
ことができるものであり、配線基板4の端部に設けられ
ているガイド孔34がこのはみ出した絶縁樹脂層6の樹
脂で埋まってしまうことを防ぐことができるものであ
る。
【0026】また、上記の成形は、真空引き用凹部19
内において真空引きされた系内で行なわれるものであ
り、空気が存在しない状態で樹脂フィルム3の加熱加圧
成形を行なうことができるために、絶縁樹脂層6内に気
泡残りが発生することを防ぐことができるものである。
尚、図1の実施の形態では、熱盤1に真空引き用凹部1
9を設けて熱盤1,1間を真空引き系にして成形を行な
うようにしたが、図2のように熱盤1,1の全体を真空
チャンバー35に収容し、真空チャンバー35内を真空
引き系にして成形を行なうようにしてもよい。
【0027】そして上記のように成形が終了した後、下
の熱盤1を下動させて図1(c)のように熱盤1,1を
上下に開き、各搬送用フィルム5,5を巻取りロール2
9a,29bに巻き取ることによって搬送用フィルム
5,5を移送し、搬送用フィルム5,5間に保持された
配線板7を熱盤1,1間から送り出して取り出すことが
できる。熱盤1の側方にフィルム送りチャック39を設
けておき、このフィルム送りチャック39で搬送用フィ
ルム5,5をチャックして移動させることによって、搬
送用フィルム5,5を移送させるようになっていてもよ
い。
【0028】このとき、上記の成形の際に成形板2と搬
送用フィルム5とが真空密着した状態になり、上下の熱
盤1,1を開いても成形板2に搬送用フィルム5が密着
したままになっていることがあり、特に成形を真空系で
行なう場合にこのような成形板2と搬送用フィルム5と
の真空密着が生じ易い。また図1の実施の形態では、下
の熱盤1は上下に駆動され、上の熱盤1は固定状態にあ
るので、上下の熱盤1,1を開いた際に、上の熱盤1の
成形板2に搬送用フィルム5が密着していることが多
い。そこで、成形が終了した後に上下の熱盤1,1を開
く際に、この型開きに連動して、上の熱盤1に付設した
離型用シリンダー8を作動させ、図1(c)のように離
型用シリンダー8のシリンダーロッド38を下方へ突出
させることによって、シリンダーロッド38の先端で搬
送用フィルム5を押圧し、搬送用フィルム5を上の熱盤
1の成形板2から離す方向に移動させて、成形板2から
搬送用フィルム5を離型させるようにしてある。このと
き、離型用シリンダー8を作動させると同時にバイブレ
ータ9も作動して離型用シリンダー8に振動が与えられ
るようにしてあり、振動を加えながら搬送用フィルム5
を押圧することによって、搬送用フィルム5が成形板2
から容易に剥がれるようにしてある。このようにして、
成形板2に搬送用フィルム5が密着しても容易に剥がす
ことができるので、搬送用フィルム5を移送する際に搬
送用フィルム5が破れるようなことがなくなると共に、
成形板2から搬送用フィルム5を剥がすのに手間取って
成形の生産性が低下したりするようなことがなくなるも
のである。
【0029】上記のようにして熱盤1,1間から送り出
された配線板7を搬送用フィルム5,5間から離脱させ
て取り出した後、各搬送用フィルム5,5は巻取りロー
ル29a,29bに巻き取られる。またこのように成形
して得られた図3(b)の配線板7において、配線基板
4の表面に設けた回路33は絶縁樹脂層6によって覆わ
れている。そしてこの絶縁樹脂層6の表面に次工程で回
路33を形成し、さらに上記と同様に絶縁樹脂層6と回
路33を逐次的に形成することによって、最終的には多
層プリント配線板として仕上げることができるものであ
る。
【0030】図4は本発明の請求項3に係る成形装置の
一例において用いる成形板2を示すものであり、成形板
2の加圧を行なう側の表面に開口させて通気孔10が穿
設してある。この通気孔10は成形板2内に形成した連
通孔41を通して、成形板2の側面の開口に連通するよ
うにしてある。連通孔41は図4(a)のように成形板
2内に設けた空洞孔だけで形成するようにしてもよく、
図4(b)のように一部が成形板2の背面の溝で形成さ
れていてもよい。そして、図1の成形装置の成形板2と
して、図4(a)あるいは図4(b)の連通孔10付き
の成形板2を用いることによって、本発明の請求項2に
係る成形装置を構成することができるものである(後述
の図5の成形装置の成形板2として連通孔10付きの成
形板2を用いることもできる)。
【0031】ここで、成形板2としてこのような連通孔
10付きのものを用いると、成形の際には成形板2と搬
送用フィルム5が真空密着していても、成形が終わった
後に上下の熱盤1,1を開くと、成形板2と搬送用フィ
ルム5との間に連通孔10から空気が入って真空状態が
開放されるので、成形板2と搬送用フィルム5は真空密
着しなくなり、成形板2から搬送用フィルム5が容易に
剥がれるものである。
【0032】図5は本発明の請求項4に係る成形装置の
一例を示すものであり、熱盤1の側方にフィルム送りチ
ャック11を配置して設けてある。フィルム送りチャッ
ク11は搬送用フィルム5の送り方向と平行に熱盤1に
近付いたり離れたりする方向で往復移動駆動されるよう
にしてあり、一対の搬送用フィルム5,5を上下から挟
み込んでチャックする一対の爪42,42を設けて形成
してある。またこのフィルム送りチャック11にはバイ
ブレータ12が設けてあり、フィルム送りチャック11
に振動を与えることができるようにしてある。その他の
構成は図1のものと同じである。
【0033】そして図5の成形装置にあって、図1
(a)(b)と同様にして成形を終えた後に、上下の熱
盤1,1が開かれると、フィルム送りチャック11で搬
送用フィルム5がチャックされ、フィルム送りチャック
11が熱盤1から離れる方向に移動駆動して、搬送用フ
ィルム5をこのフィルム送りチャック11で引いて移送
させるようにしてあり、成形して得られた配線板7を搬
送用フィルム5とともに熱盤1,1間から送り出すよう
になっている。このとき、フィルム送りチャック11が
搬送用フィルム5をチャックする際に、バイブレータ1
2が作動してフィルム送りチャック11に上下方向の振
動が与えられるようになっている。このようにフィルム
送りチャック11が振動すると、振動が搬送用フィルム
5に伝わって成形板2に密着している搬送用フィルム5
が容易に剥がれるものである。
【0034】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係る配
線板の成形装置は、対向して配置され近接離間する方向
に駆動される一対の熱盤と、各熱盤の対向面の側に設け
られる成形板と、樹脂フィルムを表面に重ねた配線基板
を挟んで保持すると共に熱盤の間を通して長手方向に移
送される一対の長尺の搬送用フィルムとを具備して形成
され、一対の熱盤を近接駆動させることによって、搬送
用フィルムで熱盤間に搬入された配線基板と樹脂フィル
ムを搬送用フィルムを介して成形板で加熱加圧し、樹脂
フィルムを溶融・硬化させて形成される絶縁樹脂層を配
線基板の表面に積層した配線板を成形するために用いら
れる成形装置において、加熱加圧後に一対の熱盤を離間
駆動させる際に作動され、搬送用フィルムを押圧して成
形板から離す方向に移動させる離型用シリンダーを設け
るようにしたので、離型用シリンダーを作動させて搬送
用フィルムを押圧することによって、成形板から搬送用
フィルムを容易に離型させることができるものであり、
搬送用フィルムが破れたり成形の生産性が低下したりす
ることを防止することができるものである。
【0035】また請求項2の発明は、離型用シリンダー
に振動を与えるバイブレータを設けるようにしたので、
振動を加えながら搬送用フィルムを押圧することがで
き、搬送用フィルムを成形板から容易に剥がすことがで
きるものである。
【0036】本発明の請求項3に係る配線板の成形装置
は、成形板の加圧面に通気孔を設けるようにしたので、
成形板と搬送用フィルムとの間に連通孔から空気が入っ
て真空状態を開放することができ、成形板から搬送用フ
ィルムを容易に離型させることができるものであり、搬
送用フィルムが破れたり成形の生産性が低下したりする
ことを防止することができるものである。
【0037】本発明の請求項4に係る配線板の成形装置
は、熱盤が離間している際に作動され、搬送用フィルム
を掴んで振動しながら移送するフィルム送りチャック
と、このフィルム送りチャックに振動を与えるバイブレ
ータを設けるようにしたので、フィルム送りチャックの
振動によって成形板に密着している搬送用フィルムを容
易に剥がすことができるものであり、搬送用フィルムが
破れたり成形の生産性が低下したりすることを防止する
ことができるものである。
【0038】また請求項5の発明は、真空引きした系内
で加熱加圧が行われるようにしたので、空気が存在しな
い状態で樹脂フィルムの加熱加圧を行なうことができ、
絶縁樹脂層内に気泡残りが発生することを防ぐことがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施の形態の一例を示すもの
であり、(a),(b),(c)はそれぞれ断面図であ
る。
【図2】搬送用フィルムによる搬送装置を示す概略図で
ある。
【図3】(a)は配線基板と樹脂フィルムを示す断面
図、(b)は配線板の断面図である。
【図4】請求項3の発明の実施の形態に用いる成形板の
一例を示すものであり、(a),(b)はそれぞれ断面
図である。
【図5】請求項4の発明の実施の形態の一例を示す断面
図である。
【図6】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 熱盤 2 成形板 3 樹脂フィルム 4 配線基板 5 搬送用フィルム 6 絶縁樹脂層 7 配線板 8 離型用シリンダー 9 バイブレータ 10 通気孔 11 フィルム送りチャック 12 バイブレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 105:06 B29K 105:06 B29L 31:34 B29L 31:34 Fターム(参考) 4F202 AA39 AC03 CA09 CB01 CB12 CK41 CM72 CP06 4F204 AA39 AC03 AH33 FA01 FA15 FB01 FB17 FN12 FN15 FN20 FN25 FQ15 FQ37 FQ38 5E346 AA05 AA06 AA12 AA15 BB01 CC02 CC08 DD02 EE01 EE08 EE31 GG28 HH33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向して配置され近接離間する方向に駆
    動される一対の熱盤と、各熱盤の対向面の側に設けられ
    る成形板と、樹脂フィルムを表面に重ねた配線基板を挟
    んで保持すると共に熱盤の間を通して長手方向に移送さ
    れる一対の長尺の搬送用フィルムとを具備して形成さ
    れ、一対の熱盤を近接駆動させることによって、搬送用
    フィルムで熱盤間に搬入された配線基板と樹脂フィルム
    を搬送用フィルムを介して成形板で加熱加圧し、樹脂フ
    ィルムを溶融・硬化させて形成される絶縁樹脂層を配線
    基板の表面に積層した配線板を成形するために用いられ
    る成形装置であって、加熱加圧後に一対の熱盤を離間駆
    動させる際に作動され、搬送用フィルムを押圧して成形
    板から離す方向に移動させる離型用シリンダーを設けて
    成ることを特徴とする配線板の成形装置。
  2. 【請求項2】 離型用シリンダーに振動を与えるバイブ
    レータを設けて成ること特徴とする請求項1に記載の配
    線板の成形装置。
  3. 【請求項3】 対向して配置され近接離間する方向に駆
    動される一対の熱盤と、各熱盤の対向面の側に設けられ
    る成形板と、樹脂フィルムを表面に重ねた配線基板を挟
    んで保持すると共に熱盤の間を通して長手方向に移送さ
    れる一対の長尺の搬送用フィルムとを具備して形成さ
    れ、一対の熱盤を近接駆動させることによって、搬送用
    フィルムで熱盤間に搬入された配線基板と樹脂フィルム
    を搬送用フィルムを介して成形板で加熱加圧し、樹脂フ
    ィルムを溶融・硬化させて形成される絶縁樹脂層を配線
    基板の表面に積層した配線板を成形するために用いられ
    る成形装置であって、成形板の加圧面に通気孔を設けて
    成ることを特徴とする配線板の成形装置。
  4. 【請求項4】 対向して配置され近接離間する方向に駆
    動される一対の熱盤と、各熱盤の対向面の側に設けられ
    る成形板と、樹脂フィルムを表面に重ねた配線基板を挟
    んで保持すると共に熱盤の間を通して長手方向に移送さ
    れる一対の長尺の搬送用フィルムとを具備して形成さ
    れ、一対の熱盤を近接駆動させることによって、搬送用
    フィルムで熱盤間に搬入された配線基板と樹脂フィルム
    を搬送用フィルムを介して成形板で加熱加圧し、樹脂フ
    ィルムを溶融・硬化させて形成される絶縁樹脂層を配線
    基板の表面に積層した配線板を成形するために用いられ
    る成形装置であって、熱盤が離間している際に作動さ
    れ、搬送用フィルムを掴んで振動しながら移送するフィ
    ルム送りチャックと、このフィルム送りチャックに振動
    を与えるバイブレータを設けて成ることを特徴とする配
    線板の成形装置。
  5. 【請求項5】 真空引きした系内で加熱加圧が行われる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の配
    線板の成形装置。
JP2001049165A 2001-02-23 2001-02-23 配線板の成形装置 Expired - Fee Related JP4622118B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001049165A JP4622118B2 (ja) 2001-02-23 2001-02-23 配線板の成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001049165A JP4622118B2 (ja) 2001-02-23 2001-02-23 配線板の成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002248644A true JP2002248644A (ja) 2002-09-03
JP4622118B2 JP4622118B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=18910309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001049165A Expired - Fee Related JP4622118B2 (ja) 2001-02-23 2001-02-23 配線板の成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4622118B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006027098A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Apic Yamada Corp 樹脂モールド方法および樹脂モールド装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH072037U (ja) * 1993-06-15 1995-01-13 信越ポリマー株式会社 プレス成形用金型
JPH0788853A (ja) * 1993-09-20 1995-04-04 Kenwood Corp フィルム成形品の成形方法及びその装置
JPH08142128A (ja) * 1994-11-25 1996-06-04 Nissei Plastics Ind Co 加圧または加圧切断部材を内装した射出金型
JPH09509111A (ja) * 1994-02-28 1997-09-16 ジェナム コーポレイション キャリア搭載部品モールド方法および装置
JPH1093236A (ja) * 1996-09-18 1998-04-10 Meiki Co Ltd 多層回路基板の成形方法
JP2000127191A (ja) * 1998-10-29 2000-05-09 Nichigo Morton Co Ltd 積層装置及び積層方法
JP2000141388A (ja) * 1998-11-06 2000-05-23 Nichigo Morton Co Ltd 積層方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH072037U (ja) * 1993-06-15 1995-01-13 信越ポリマー株式会社 プレス成形用金型
JPH0788853A (ja) * 1993-09-20 1995-04-04 Kenwood Corp フィルム成形品の成形方法及びその装置
JPH09509111A (ja) * 1994-02-28 1997-09-16 ジェナム コーポレイション キャリア搭載部品モールド方法および装置
JPH08142128A (ja) * 1994-11-25 1996-06-04 Nissei Plastics Ind Co 加圧または加圧切断部材を内装した射出金型
JPH1093236A (ja) * 1996-09-18 1998-04-10 Meiki Co Ltd 多層回路基板の成形方法
JP2000127191A (ja) * 1998-10-29 2000-05-09 Nichigo Morton Co Ltd 積層装置及び積層方法
JP2000141388A (ja) * 1998-11-06 2000-05-23 Nichigo Morton Co Ltd 積層方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006027098A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Apic Yamada Corp 樹脂モールド方法および樹脂モールド装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4622118B2 (ja) 2011-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10315257A (ja) 真空積層装置および真空積層方法
JP3790724B2 (ja) 積層装置および積層方法
JP3627090B2 (ja) 積層成形方法および積層成形装置
JPH08332646A (ja) 真空積層装置および真空積層方法
JP5283242B2 (ja) 積層方法および積層装置
US8227173B2 (en) Method of manufacturing multi-layer circuit board
JPS63251207A (ja) プリント配線板の成形方法及びその装置
US5460680A (en) Method for manufacturing multi-layer printed board
JP2006026989A (ja) 真空積層装置及び積層方法
JP4622118B2 (ja) 配線板の成形装置
WO1998049877A1 (fr) Dispositif de fabrication de couche adhesive, de substrat double face et de substrat multi-couche
JPH07106760A (ja) 多層基板の製造方法
JP5057339B2 (ja) 配線基板の製造方法
JP2003163464A (ja) 配線板の製造方法
JPH06378B2 (ja) 多層プリント配線板の製造方法
JPH07186167A (ja) 積層基板形成用プレス装置のダミー板
JPS61290036A (ja) 積層板の成形方法
JP2013247326A (ja) 積層装置及び絶縁層の形成方法
JP2001237545A (ja) 配線板の製造方法
JPH10163603A (ja) 回路基板の製造方法および回路基板の製造装置
JP4114787B2 (ja) 真空積層装置及び積層方法
JP2001313465A (ja) 配線板の製造方法
JP4455696B2 (ja) 多層プリント配線基板の製造方法及び製造装置
JP2005340595A (ja) 真空積層装置及びこれを用いた絶縁層の形成方法
KR102252762B1 (ko) Fpcb 제조용 핫프레스의 압착헤드

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100913

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101018

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees