JP2002247898A - 交流回転電気機械、特に同期交流回転電気機械を制御および調整するための方法および装置 - Google Patents

交流回転電気機械、特に同期交流回転電気機械を制御および調整するための方法および装置

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JP2002247898A
JP2002247898A JP2002033421A JP2002033421A JP2002247898A JP 2002247898 A JP2002247898 A JP 2002247898A JP 2002033421 A JP2002033421 A JP 2002033421A JP 2002033421 A JP2002033421 A JP 2002033421A JP 2002247898 A JP2002247898 A JP 2002247898A
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ジヤン−リユツク・トマ
Jean-Claude Alacoque
ジヤン−クロード・アラコク
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セルジユ・プラン
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    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P21/00Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation
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    • H02P2207/05Synchronous machines, e.g. with permanent magnets or DC excitation

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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】任意の種類の回転機械に適用できない、トルク
と磁束の絶対値の調整は機械の全動作パラメータを考慮
に入れていない、という従来技術の欠点を解決する。 【解決手段】各サンプリング時間(k)で印加される離
散制御電圧が、前のサンプリング時間(k−1)と現在
のサンプリング時間(k)との間において制御が無い機
械の状態の自由変化に対応する第1の項と、設定トルク
および機械によって消費される磁気エネルギに関する設
定値に依存する第2の項との形態を成して決定される、
予備ステップと、各サンプリング時間で、離散制御法則
により、機械のトルクが設定トルクに達するように且つ
機械によって消費される磁気エネルギが設定磁気エネル
ギに対応するように機械に印加される制御電圧を決定す
るステップとを有する回転電気機械(1)を調整するた
めの方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流回転電気機
械、特に滑らかな極を有する同期タイプの電動機の調整
方法に関する。また、本発明は、交流回転電気機械に電
力を供給するための装置に関する。
【0002】本発明は、特に牽引およびアクティブサス
ペンションのために鉄道で使用されるモータに適用され
るが、それ専用のものではない。
【0003】更に明確には、本発明は、機械の電磁トル
クを設定値に従わせることができる調整方法に関する。
【0004】
【従来の技術】同期機械の速度の制御は、一般に、機械
の電磁トルクを調整することによって行なわれる。この
ため、回転機械には、一般に、電磁トルクの設定値と、
ステータ電流を測定することによって生じる、機械の電
磁トルクを示す1または複数のサンプル信号とを入力と
して受けるレギュレータが設けられ、機械の電源インバ
ータに制御電圧を印加する。機械の電磁トルクをトルク
の設定値に従わせるため、各サンプリング時間で、レギ
ュレータは、次のサンプリング時間でのトルクの値を予
測するとともに、それに応じて、インバータ制御電圧を
修正する。
【0005】大方の産業的な用途における主要な関心
は、そのような機械の動的性能を向上させるとともに、
特にトルクのダイナミックレンジを高めることである。
【0006】第1の解決策は、切り換え周波数を高める
ために、インバータの電源スイッチの切り換え容量を向
上させることである。しかしながら、この解決策は、非
常に高価な電力部品を使用することを意味し、切り換え
損失を大きくする。
【0007】システムは、低損失な電子部品を使用する
こともできる。しかしながら、これは受け入れられな
い。なぜなら、それは、機械の電源供給装置のコストを
著しく増大させるからである。
【0008】レギュレータの動作を定義するために、機
械の動作をモデル化する連続時間モデルを使用し、動作
パラメータに応じてシステムに適用する訂正命令を与え
る方程式を、連続時間において決定する「合成」と呼ぶ
ものを連続モデルを使用して実行し、ついで望ましい動
作を得るために、レギュレータに組み込まれたデジタル
コンピュータによって実行可能な微分方程式を得る方程
式を時間離散する方法が存在する。
【0009】しかしながら、この方法は、命令の動特性
に関して性能が制限され、また、インバータによって課
されるサンプリング期間が非常に長い場合には、起こり
得る不安定な現象をもたらす。また、この方法は、1つ
のサンプリング期間内で設定トルク値に達することがで
きない。
【0010】本願出願人の特許出願EP1045514
により、機械および機械の電源インバータの離散モデル
を使用して回転電気機械を制御する方法を開示してい
る。このモデルは、設定トルク値および設定磁束の絶対
値を得るために、インバータによって機械に印加される
制御電圧を形成する。しかしながら、このモデルは、非
同期回転機に適しており、種類を問わずに任意の回転機
械に適用することができない。また、トルクおよび磁束
の絶対値の調整は、機械の動作パラメータの全てを考慮
に入れていない。その結果、機械の動的な性能には、依
然として改良の余地がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、先に
挙げた欠点を解決することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的は、回転電気機
械によって供給される電磁トルクをトルクの設定値に追
従させるように決定される離散制御電圧を入力として受
ける回転電気機械を調整する方法を提供することにより
達成される。前記方法は、次のサンプリング時間kでト
ルクの設定値に達するように、機械の電磁トルクを示す
少なくとも1つのサンプル信号に応じて機械に印加され
る離散制御電圧を各サンプリング時間k−1で決定し、
現サンプリング時間kで印加される離散制御電圧が、前
のサンプリング時間k−1と現在のサンプリング時間と
の間において制御が無い機械の状態の自由変化に対応す
る第1の項と、設定トルク値および機械によって消費さ
れる磁気エネルギに関する設定値に依存する第2の項と
の形態で決定される、機械の離散電圧制御法則を決定す
る予備ステップと、各サンプリング時間で、離散制御法
則により、機械のトルクが設定トルクに達するように且
つ機械によって消費される磁気エネルギが磁気エネルギ
の設定値に対応するように機械に印加される制御電圧を
決定するステップと、を有することを特徴とする。
【0013】エネルギの設定値は最小値であることが好
ましい。
【0014】本発明の1つの特徴において、予備ステッ
プ中に決定される離散制御法則は、以下の形式から成
り、
【数39】 ここで、fは、変数ΔΓおよび変数ΔWに応じて、
トルクおよびエネルギの設定値に達するようにサンプリ
ング時間k−1で印加される制御電圧を与える関数であ
り、変数ΔΓおよび変数ΔWは、次のサンプリング
時間kで達成される機械の電磁トルクと前記時間におけ
る前記トルクの自由変化の成分との間の差、および、サ
ンプリング時間kにおいて機械によって消費される磁気
エネルギと前記時間における前記エネルギの自由変化の
成分との間の差をそれぞれ示している。
【0015】本発明の他の特徴において、離散制御法則
は、機械のロータ磁束の離散時間における自由変化に対
して固定された座標系
【数40】 において決定される。
【0016】機械が滑らかな極を有する同期タイプであ
る場合、予備ステップ中に決定される離散制御法則は以
下の形式から成り、
【数41】 ここで、
【数42】 および
【数43】 は、離散時間において移動可能で且つ次のサンプリング
時間kでの機械におけるロータ磁束の自由変化
【数44】 に対して固定された座標系
【数45】 で表わされるサンプリング時間k−1での制御電圧ベク
トルの成分を示しており、
【数46】 は、次のサンプリング時間kでのロータ磁束の自由変化
の絶対値に対応しており、ΔΓおよびΔWは、次の
サンプリング時間kで達成される機械の電磁トルクと前
記時間における前記トルクの自由変化の成分との間の
差、および、サンプリング時間kにおいて機械によって
消費される磁気エネルギと前記時間における前記エネル
ギの自由変化の成分との間の差をそれぞれ示している。
【0017】機械は、表面装着された永久磁石を有する
同期タイプであることが好ましい。
【0018】機械は、巻回された滑らかな極を有する同
期タイプであることが好ましい。
【0019】本発明の1つの特徴において、機械が所定
の閾値よりも低い速度で回転している時に、方法は、次
のサンプリング時間で零の磁気エネルギ入力で設定トル
クに達するように機械に印加される制御電圧を決定する
低速方法を実施することを含んでいる。
【0020】好ましくは、低速方法は、以下の離散制御
法則を適用することから成り、
【数47】 ここで、
【数48】 は、サンプリング時間k−1とサンプリング時間kとの
間におけるサンプリング期間中におけるステ―タ電流の
自由変化に対して固定された座標系
【数49】 の軸
【数50】 に沿ったステータ電流の自由変化の成分である。
【0021】本発明の他の特徴において、方法は、機械
が所定の閾値よりも高速で回転している時、所定の消費
磁気エネルギで機械が次のサンプリング時間で達するこ
とができる、中間の設定トルク値を決定するために、イ
ンバータの限界を考慮する高速方法を実施することを含
んでいる。
【0022】好ましくは、高速方法は、以下の方程式の
系を解くことを含み、
【数51】
【数52】 ここで、
【数53】 および
【数54】 は、サンプリング時間kで座標系
【数55】 におけるステータ電流の成分であり、
【数56】 および
【数57】 は、同じ時間(k)の座標系におけるステータ電流の自
由変化の成分であり、
【数58】 および
【数59】 はそれぞれ、ステータにおける最大電圧および最大電流
の絶対値であり、“a”は定数であり、制御電圧が以下
の方程式によって得られる。
【数60】
【0023】また、本発明は、電圧供給を受けるインバ
ータと、電磁トルクの設定値および機械の電磁トルクを
示す少なくとも1つのサンプル信号を入力として受け且
つ各サンプリング時間において次のサンプリング時間で
の電磁トルク値を予測し、制御電圧を連続的に修正する
ことによって機械の電磁トルクをトルクの設定値に追従
させる制御電圧をインバータに供給するレギュレータ
と、を有する回転機械の調整装置に関し、レギュレータ
が、先のサンプリング時間k−1と現在のサンプリング
時間kとの間において制御が無い機械の状態の自由変化
に対応する第1の項と、設定トルク値および機械によっ
て消費される磁気エネルギに関する設定値に依存する第
2の項との形態で、現在のサンプリング時間kで印加さ
れる離散制御電圧を与えるメモリ内に記憶される機械の
離散制御法則と、各サンプリング時間で、離散制御法則
により、機械の電磁トルクが設定トルクに達するように
且つ機械によって消費される磁気エネルギがエネルギの
設定値に対応するように機械に印加される制御電圧を決
定する手段と、を有することを特徴とする。
【0024】以下、添付図面を参照しながら、非限定的
な例により、本発明の好ましい実施の形態を説明する。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、例えば電気鉄道車両、ロ
ボット、または、工作機械を駆動するために使用される
3相同期電動機から成る回転機械1を示している。回転
機械1は、電源装置2によって電力が供給される。電源
装置2は、従来通り、3相交流電圧によってモータ1に
電力を供給する電圧インバータを有している。インバー
タは、例えば、鉄道分野に適用する場合には1500V
から3000Vのオーダーの電圧を直流で供給する電源
装置に接続されている。
【0026】インバータ2は、制御電圧Vrefを供給
するように構成されたレギュレータ3によって制御され
る。制御電圧Vrefは、インバータ2によって回転機
械1に印加される電圧を決定し、この電圧は、回転機械
1の電磁トルクを電磁トルクの設定値
【数61】 に追従させるためにレギュレータ3によって形成され
る。
【0027】図1に示されるように、レギュレータ3
は、入力として、1または複数のサンプル信号、好まし
くはステータ電流ベクトル、磁束ベクトル、回転機械1
のロータの回転速度といった個別の値にそれぞれ対応す
る信号
【数62】 を受ける。回転機械の電磁トルクを示すこれらの信号
は、モータの入力部および出力部で測定される連続信号
S1(t)、IS2(y)、ω(t)から、サンプラ
・オブザーバ4によって形成される。連続信号I
S1(t)、IS2(y)、ω(t)は、ステータ電流
の2つの位相、および、回転機械1に設けられた適当な
センサによって供給されるロータ回転機械速度測定信号
にそれぞれ対応している。ステータ電流の2つの測定さ
れた位相は、回転機械のバランスを保ちつつ、第3の位
相の値を推定することを可能にする。さらに、3つの位
相の値は、回転機械1のステータに対して固定された2
次元の座標系で表わされるステータ電流ベクトルの成分
(Iα、Iβ)を決定することを可能にする。
【0028】従来通り、回転機械1の電磁トルクを、入
力として受けたトルクの設定値
【数63】 に追従させるために、レギュレータ3は、メモリ内に記
憶されたソフトウエアを使用して各サンプリング時間で
次のサンプリング時間の電磁トルクの値を予測し、その
結果に応じて、インバータ2によって合成され且つ回転
機械に印加される制御電圧Vrefを修正して、設定に
よって課されるトルクの値を得る。
【0029】レギュレータ3は、“スタック・レスポン
ス”タイプのレギュレータであることが好ましい。すな
わち、レギュレータ3は、制御電圧Vrefを修正し
て、次のサンプリング時間には設定値に到達する。
【0030】このため、レギュレータ3は、2つのサン
プリング時間の間に回転機械の状態変化を演算できるよ
うに回転機械1の離散モデルをメモリ内に記憶する第1
のステージ32と、第1のステージによって予測された
回転機械の状態変化および第2のステージ31の入力部
での設定信号
【数64】 に応じて制御電圧Vrefを演算する第2のステージ3
1とを有している。
【0031】以下の説明では、最初に、回転機械1の離
散モデルの演算方法について説明し、その後、制御電圧
refの演算方法について説明する。
【0032】前述したように、回転機械1の動的挙動
は、連続時間で定義された微分代数系によってモデル化
される。
【0033】回転機械は、以下の方程式にしたがってモ
デル化することができる。
【数65】
【数66】 ここで、
【数67】 は、回転機械1の動作をモデル化する状態ベクトルであ
り、
【数68】 である。
【0034】
【数69】 は、回転機械の入力部に印加される電圧のベクトルを示
しており、回転機械のステータ電圧に等しい。
【0035】A(Ω)は、機械的な速度Ωに応じた状態
行列であり、Bは、電圧ベクトルの入力行列であり、
【数70】 は、電磁トルクΓの値を含む出力ベクトルであり、h
は、非線形関数である。
【0036】前記方程式は、制御電圧Vrefとステー
タ電圧
【数71】 との関係が、既知であり、インバータの特性に完全に依
存していると仮定している。
【0037】同期モータの場合、状態ベクトル
【数72】 は、以下のように、ステータ電流の成分と、ロータ磁束
の成分とによって規定することができる。
【数73】 ここで、ステータ電流およびロータ磁束の成分は、例え
ば、回転機械1に対して固定された座標系(α、β)で
表わされる。
【0038】本発明において、方程式(2)によって規
定される出力ベクトル
【数74】 は、モータの電磁トルクおよび磁気エネルギを成分とし
て有している。それは、以下のように書かれる。
【数75】
【0039】この場合、演算子“×”はベクトル積を示
しており、また、演算子“・”はスカラー積を示してい
る。
【0040】なお、先の説明において、ステータ電圧
【数76】 は、2つの連続するサンプリング期間の間で一定である
と見なすことができる。
【0041】状態方程式(1)は、以下のように、離散
化できる。
【数77】 ここで、
【数78】
【数79】 であり、
【数80】
【数81】 およびΩはそれぞれ、状態ベクトル
【数82】 、ステータ電圧
【数83】 、サンプリング時間kでのモータの機械的な速度Ω
いった個別の値を示しており、δはサンプリング期間を
示している。以下の説明では、モータの機械的な速度Ω
が各サンプリング期間中において一定であると仮定し
ている。
【0042】行列F、Gは、以下のように表わすことが
できる。
【数84】
【0043】したがって、方程式(5)は、以下のよう
に書かれる。
【数85】
【0044】したがって、状態ベクトル
【数86】 は、自由に変化する部分すなわち電圧制御が無い部分
と、回転機械に印加される制御電圧
【数87】 に起因する部分とに分けることができる。すなわち、
【数88】 あるいは
【数89】 その結果、ステータ電流およびロータ磁束
【数90】
【数91】 の自由変化は、以下のように書かれる。すなわち、
【数92】
【数93】
【0045】この時、本発明に係る方法は、前に導入し
た方程式を使用して、各サンプリング時間kで印加され
るステータ電圧または制御電圧Vrefを与える関数f
を、変数ΔΓおよびΔWの関数として決定する。変
数ΔΓおよびΔWは、サンプリング時間kで得られ
る回転機械の電磁トルクと前記時間におけるトルクの自
由に変化する成分との間の差、および、サンプリング時
間kにおける回転機械の磁気エネルギと前記時間におけ
るエネルギの自由に変化する成分との間の差をそれぞれ
示している。
【0046】前述した類の関数は、以下のように表わす
ことができる。
【数94】
【0047】ロータの表面上に装着される永久磁石等の
滑らかな極を有しあるいはその極がロータの表面におけ
る巻線によって実施される同期モータの場合、行列A
(Ω)、Bおよびベクトル
【数95】 は、座標系(α、β)において、以下の形式をとる。
【数96】 ここで、Rはモータ1のステータの電気抵抗であり、
はステータのインダクタンスであり、nはモータ
の極の対数である。
【0048】この結果として、方程式(6)内に導入さ
れる行列Fi、Gjは以下の値を有する。すなわち、
【数97】
【数98】
【数99】
【数100】
【数101】
【数102】 ここで、 Z=LΩ、
【数103】
【数104】 、θ=δnΩおよび
【数105】 なお、前記式は、ロータの位置に関係しない。
【0049】また、前記タイプのモータにおいて、方程
式(5)は、以下のように書かれる。
【数106】
【0050】その結果、ステータ電流およびロータ磁束
【数107】
【数108】 の自由変化は、以下のように書かれる。すなわち、
【数109】
【数110】
【0051】また、方程式(4)から、電磁トルクの値
は、以下の方程式によって規定される。
【数111】
【0052】方程式(13)から得られるロータ磁束お
よびステータ電流の値を、トルクに関する前記式に代入
すると、以下の式が得られ、トルクが自由に変化する部
分と制御電圧に起因する部分とに分けられる。
【数112】
【0053】トルクの自由に変化する部分は、以下の式
に等しい。
【数113】 ここで、以下の数量を考慮すると、
【数114】
【数115】 方程式(14)から、
【数116】 その結果、表面装着の永久磁石を有する同期モータの場
合、ロータ磁束は、磁束の絶対値
【数117】 に等しく且つ各サンプリング期間において所定の角度θ
=δnΩだけ回転する一定の絶対値を有する。したが
って、特許出願EP1045514に説明されているよ
うに、磁束の絶対値の設定値に基づく調整は不可能であ
る。
【0054】ステータ電圧はロータ磁束の変化を妨げな
いため、座標系(α、β)におけるステータ電圧
【数118】 の2つの成分が現われ且つ1つの自由度を残すトルク方
程式(未知数が2つの方程式)だけを考慮することがで
きる。その結果、モータ動作の他のパラメータを制御し
て、ステータにおける電圧および電流の制限を考慮しつ
つ、所定のステータ電流に対してトルクを最大にするこ
とができる。また、前述したように、本発明の目的は、
“スタック・レスポンス”タイプのトルク制御(
【数119】 となるように)を提供するとともに、回転機械の磁気エ
ネルギを制御することである。回転機械の磁気エネルギ
の制御は、結局、ロータ磁束に対するステータ電流の投
影の制御と同じこととなる。方程式(4)から、回転機
械の磁気エネルギは、以下の形式をとる。
【数120】
【0055】方程式(13)から、ステータ電流は、以
下の方程式によって与えられる。
【数121】 その結果、
【数122】 そして、電圧
【数123】 に関する制御法則を方程式(19)(23)から演算す
ることができる。すなわち、
【数124】
【0056】また、前記制御法則は、座標系(α、β)
において、以下のように表わすこともできる。
【数125】 ここで、以下の回転行列Rを考慮すると、
【数126】 その結果、制御法則を以下のように書くことができる。
【数127】
【0057】したがって、図2に示されるように、レギ
ュレータ3の構造は、ロータ磁束の方向の自由変化に基
づく固有の特徴を有する。ここで、基準座標系を、ロー
タ磁束の自由変化に対して固定された座標系
【数128】 に位置するように変える場合、先の方程式は、以下の非
常に簡単な形式で書かれる。
【数129】
【0058】前記方程式は、次のサンプリング時間kで
必要なトルク変化を得るために、サンプリング時間k−
1でインバータの入力に印加されるべき電圧を表わして
いる。なお、トルク制御と磁気エネルギ制御との間に完
全なデカップリング(ロータ磁束とステータ電流ベクト
ルの間の角度とステータ電流ベクトルの絶対値)が存在
し、回転機械1の電磁トルクの変化のみに依存する
【数130】 があることが認められる。
【0059】また、別個のロータ磁束に対して固定され
た座標系
【数131】 は、各サンプリング時間で段階的に回転するとともに、
従来の連続モデルの座標系(d、q)と等しい。
【0060】要するに、回転機械の状態モデルを離散時
間に移し、座標系の適当な選択により、非常に驚くべき
ことに、滑らかな極を有する同期モータに対する非常に
簡単なモデルが得られる。ロータの滑らかな極が巻線か
ら成るモータの場合、さらに、磁束すなわちロータ磁束
の振幅も制御できる。
【0061】モータの速度Ωに応じて、様々な制御方法
を適用することができる。
【0062】低速Ωにおいて、磁気エネルギWが0の
時、与えられた電流に対して、トルクは最大である。こ
のことは、ステータ電流がロータ磁束と直交しているこ
とを示している。一方、モータが特定の限界値を超える
速度で回転している時、利用可能なトルクは次第に減少
するが、回転機械によって供給される電力は最大とな
る。この時、消費される磁気エネルギは、もはや0とは
なり得ない。与えられたトルクに関するこのような速度
の限界は、特に、インバータの電流および電圧の限界に
起因している。
【0063】低速で適用される方法が図3に示されてい
る。図3は、状態方程式(1)に含まれる以下の様々な
ベクトルを示している。すなわち、
【数132】 この場合、
【数133】 なお、ベクトル
【数134】 は、磁束ベクトル
【数135】 と直交しており、したがって、電流ベクトル
【数136】 と平行である。
【0064】所定の速度および所定の設定トルクにおい
て、レギュレータ3によって演算されたステータ電圧の
絶対値がインバータによって供給される電圧
【数137】 よりも小さい場合には、制御方法は、成分
【数138】 を0にして、ステータ電流とロータ磁束とを直交状態に
する。これにより、以下の制御法則が生じる。
【数139】 ここで、
【数140】 の値は、方程式(14)によって与えられる。
【0065】図4は、時間の関数としてモータに要求さ
れるトルクの変化のカーブの一例を示している。カーブ
は、特に、時間t=1.5秒で、トルクが−35Nmか
ら+25Nmへと変化したことを示している。ここで、
モータが低速で回転している時にトルクがこの時間の近
傍でどのように変化しているかを詳細に示す図5に示さ
れるカーブを参照すると、サンプリング期間内すなわち
1ms内でトルクが第1の値から第2の値へと変化した
ことが分かる。
【0066】高速では、与えられた設定トルクにおい
て、対応する制御電圧の値がインバータ2が供給し得る
電圧
【数141】 よりも大きい場合、先の方法を適用することができな
い。したがって、以下の方程式によって与えられるステ
ータ磁束を減少することによって、ステータ電圧を制限
する必要がある。
【数142】
【0067】ローラ磁束は一定であるため、ステータ磁
束は、図6に示されるように、ステータ電流の絶対値お
よびステータ電流ベクトルと磁束との間の角度を修正す
ることによって減少できる。
【0068】高速での制御方法が図6に示されている。
この方法において、ステータ電流およびロータ磁束は、
もはや直交状態とはなり得ない。すなわち、この場合、
ステータ電流の成分
【数143】 によってステータ磁束を部分的に補正できる。
【0069】この方法では、ステータ電圧が最大である
ことを前提としている。すなわち、
【数144】 以下の方程式は、前記方程式および方程式(28)から
得られる。
【数145】 また、ステータ電流が最大であることを前提としてい
る。すなわち、
【数146】 最後の2つの方程式は、2つの円の方程式であり、第1
の円21(図7参照)は、ベクトル
【数147】 の端部に中心があり且つ
【数148】 と等しい半径を有し、第2の円22は、座標系
【数149】 の原点に中心があり且つ
【数150】 と等しい半径を有している。
【0070】したがって、両方の方程式(34)(3
5)は、2つの円の交点23、24で解を与える。実際
に、これら2つの点の一方(点23)だけが回転機械を
制御するのに最適である。すなわち、その点は、ステー
タ磁束を減少させない軸
【数151】 上のステータ電流成分
【数152】 に対応している。その成分の値は、方程式(35)から
以下のように得ることができる。
【数153】
【0071】更に、2つの円21、22の交点によって
定められる領域は、可能なステータ電流および電圧値に
対応している。その結果、方程式(28)(34)から
生じる以下の状態が満たされる場合には、1度で(1つ
のサンプリング期間内で)トルクの設定を得ることがで
きる。
【数154】 または
【数155】 この第2の状態は、方程式(28)(35)の結果であ
る。
【0072】拡大した倍率の図8においては、各サンプ
リング期間に中間のトルクの設定値を加えることによっ
て、7サンプリング期間内すなわち7ms内に25Nm
のトルクが達成されていることが分かる。
【0073】なお、本発明によるモータ1およびインバ
ータ2の動作をモデル化する方程式は、非常に簡単であ
り、近似結果ではない。したがって、これらの方程式
は、比較的小規模な演算手段を使用して実行され得る。
また、これらの方程式は、各サンプリング期間におい
て、ステータに対するロータの位置の情報を必要としな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に適合する回転機械の電源装置のブロッ
ク図である。
【図2】回転機械の動作のモデル化において本発明によ
って使用される回転座標系を示している。
【図3】本発明による低速機械の制御方法を示してい
る。
【図4】時間の関数としての機械の電磁トルクの変化曲
線である。
【図5】機械が低速で動作している時の図5に示される
曲線部分を拡大した図である。
【図6】本発明による高速機械の制御方法を示してい
る。
【図7】本発明による高速機械の制御方法を示してい
る。
【図8】機械が高速で動作している時の図5に示される
曲線部分を拡大して示している
【符号の説明】
1 機械 2 インバータ 3 レギュレータ 4 サンプラ・オブザ−バ 31 第2のステージ 32 第1のステージ
フロントページの続き (72)発明者 セルジユ・プラン フランス国、91290・アルパジヨン、ブー ルバール・ボルテール、4、レジダンス・ ル・クロ・ベリー (72)発明者 アブドルカリム・ベンハイブ フランス国、78180・モンテイニー・ル・ ブルトヌ、ブールバール・ボバン、46 Fターム(参考) 5H576 AA01 AA17 BB06 BB09 CC01 DD02 DD05 EE01 EE11 FF07 GG02 GG04 HB01 JJ03 JJ04 JJ07 JJ08 KK04 LL22 LL34 LL35 LL41

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転電気機械(1)によって供給される
    電磁トルク(Γ)をトルクの設定値 【数1】 に追従させるように決定される離散制御電圧を入力とし
    て受ける回転電気機械(1)を調整する方法であって、
    次のサンプリング時間(k)でトルクの設定値 【数2】 に達するように、機械の電磁トルク(Γ)を示す少な
    くとも1つのサンプル信号 【数3】 に応じて機械(1)に印加される離散制御電圧 【数4】 を各サンプリング時間(k−1)で決定することからな
    り、 各サンプリング時間(k)で印加される離散制御電圧 【数5】 が、前のサンプリング時間(k−1)と現在のサンプリ
    ング時間(k)との間において制御が無い機械の状態の
    自由変化に対応する第1の項と、設定トルク値および機
    械によって消費される磁気エネルギに関する設定値 【数6】 に依存する第2の項との形態で決定される、機械の離散
    電圧制御法則を決定する予備ステップと、 各サンプリング時間で、離散制御法則により、機械のト
    ルクが設定トルク 【数7】 に達するように且つ機械によって消費される磁気エネル
    ギが磁気エネルギの設定値 【数8】 に対応するように機械に印加される制御電圧 【数9】 を決定するステップと、 を有することを特徴とする調整方法。
  2. 【請求項2】 エネルギの設定値 【数10】 が最小エネルギである、請求項1に記載の調整方法。
  3. 【請求項3】 予備ステップ中に決定される離散制御法
    則は、以下の形式から成り、 【数11】 ここで、fは、変数ΔΓおよび変数ΔWに応じて、
    トルクおよびエネルギの設定値に達するようにサンプリ
    ング時間k−1で印加される制御電圧を与える関数であ
    り、変数ΔΓおよび変数ΔWは、次のサンプリング
    時間kで達成される機械の電磁トルクと前記時間におけ
    る前記トルクの自由変化の成分との間の差、および、サ
    ンプリング時間kにおいて機械によって消費される磁気
    エネルギと前記時間における前記エネルギの自由変化の
    成分との間の差をそれぞれ示すことを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の調整方法。
  4. 【請求項4】 離散制御法則は、機械のロータ磁束の離
    散時間における自由変化に対して固定された座標系 【数12】 において決定される、請求項1から3のいずれか1項に
    記載の調整方法。
  5. 【請求項5】 機械(1)は滑らかな極を有する同期タ
    イプであり、予備ステップ中に決定される離散制御法則
    は以下の形式から成り、 【数13】 ここで、 【数14】 および 【数15】 は、離散時間において移動可能で且つ次のサンプリング
    時間kでの機械におけるロータ磁束の自由変化 【数16】 に対して固定された座標系 【数17】 で表わされるサンプリング時間k−1での制御電圧ベク
    トルの成分を示しており、“a”は定数であり、 【数18】 は、次のサンプリング時間kでのロータ磁束の自由変化
    の絶対値に対応しており、ΔΓおよびΔWは、次の
    サンプリング時間kで達成される機械の電磁トルクと前
    記時間における前記トルクの自由変化の成分との間の
    差、および、サンプリング時間kにおいて機械によって
    消費される磁気エネルギと前記時間における前記エネル
    ギの自由変化の成分との間の差をそれぞれ示すことを特
    徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の調整方
    法。
  6. 【請求項6】 機械(1)は、表面装着された永久磁石
    を有する同期タイプであることを特徴とする請求項1か
    ら5のいずれか1項に記載の調整方法。
  7. 【請求項7】 機械(1)は、巻回された滑らかな極を
    有する同期タイプであることを特徴とする請求項1から
    5のいずれか1項に記載の調整方法。
  8. 【請求項8】 機械(1)が所定の閾値よりも低い速度
    で回転している時に、次のサンプリング時間で、零の磁
    気エネルギ入力で設定トルクに達するように機械に印加
    される制御電圧を決定することから成る低速方法の実施
    を含むことを特徴とする請求項6または請求項7に記載
    の調整方法。
  9. 【請求項9】 低速方法は、以下の離散制御法則を適用
    することから成り、 【数19】 ここで、 【数20】 は、サンプリング時間k−1とサンプリング時間kとの
    間におけるサンプリング期間中におけるロータ磁束の自
    由変化に対して固定された座標系 【数21】 の軸 【数22】 に沿ったステータ電流の自由変化の成分であり、“a”
    は定数であり、 【数23】 は、次のサンプリング時間kでのロータ磁束の自由変化
    の絶対値に対応しており、ΔΓは、次のサンプリング
    時間kで達成される機械の電磁トルクと前記時間におけ
    る前記トルクの自由変化の成分との間の差を示すことを
    特徴とする請求項8に記載の調整方法。
  10. 【請求項10】 機械(1)が所定の閾値よりも高速で
    回転している時、所定の消費磁気エネルギで機械が次の
    サンプリング時間で達することができる、中間の設定ト
    ルク値を決定するためにインバータ(2)の限界を考慮
    する高速方法の実施を含むことを特徴とする請求項6か
    ら9のいずれか1項に記載の調整方法。
  11. 【請求項11】 高速方法は、以下の方程式の系を解く
    ことを含み、 【数24】 【数25】 ここで、 【数26】 および 【数27】 は、サンプリング時間kで座標系 【数28】 におけるステータ電流の成分であり、 【数29】 および 【数30】 は、当該時間での座標系におけるステータ電流の自由変
    化の成分であり、 【数31】 および 【数32】 はそれぞれ、ステータにおける最大電圧および最大電流
    の絶対値であり、“a”は定数であり、制御電圧が以下
    の方程式 【数33】 によって得られることを特徴とする請求項10に記載の
    調整方法。
  12. 【請求項12】 インバータと、電磁トルクの設定値お
    よび機械の電磁トルクを示す少なくとも1つのサンプル
    値信号を入力として受け且つ各サンプリング時間におい
    て次のサンプリング時間での電磁トルクの値を予測する
    とともに命令を連続的に修正することによって機械の電
    磁トルクをトルクの設定値に追従させるように構成され
    た命令をインバータに供給するレギュレータと、を有す
    る回転機械の調整装置であって、 前のサンプリング時間(k−1)と現在のサンプリング
    時間(k)との間において制御が無い機械の状態の自由
    変化に対応する第1の項と、トルクの設定値および機械
    によって消費される磁気エネルギに関する設定値 【数34】 に依存する第2の項との形態で、現在のサンプリング時
    間(k)で機械に印加される離散制御電圧 【数35】 を与えるメモリ内に記憶される機械の離散制御法則と、 各サンプリング時間で、離散制御法則により、機械の電
    磁トルクが設定トルク 【数36】 に達するように且つ機械によって消費される磁気エネル
    ギがエネルギの設定値 【数37】 に対応するように機械に印加される制御電圧 【数38】 を決定する手段と、 を有することを特徴とする調整装置。
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