JP2002246450A - 基板保持装置及び基板搬送方法 - Google Patents

基板保持装置及び基板搬送方法

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JP2002246450A
JP2002246450A JP2001043348A JP2001043348A JP2002246450A JP 2002246450 A JP2002246450 A JP 2002246450A JP 2001043348 A JP2001043348 A JP 2001043348A JP 2001043348 A JP2001043348 A JP 2001043348A JP 2002246450 A JP2002246450 A JP 2002246450A
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substrate
holding surface
substrate holding
stage
glass substrate
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Yasuhito Kubota
泰仁 窪田
Toshiya Ota
稔也 太田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス基板等の基板の剥離帯電量を低減し、
製品の歩留まりを向上する。 【解決手段】 基板ホルダ28の基板保持面28aから
突出して上下動する押し上げ機構を中心部45a,45
bと周辺部55a,55bとに分割し、独立して駆動で
きるようにする。基板保持面28aに保持された基板P
を引き剥がす時、基板中心部を吸着した状態で基板周辺
部を上昇させ、基板を反らせた状態とし、少し時間を遅
らせて中心部を上昇させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス基板等の大
型の基板を保持する基板保持装置、その基板保持装置を
備える露光装置、及び基板保持装置に基板を搬送する基
板搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルの製造に当たっては、露
光装置を用いてガラスプレート等の基板にマスクのパタ
ーンを露光することが行われる。基板は、露光に先立っ
て、基板搬送アームによって露光装置の基板ステージに
搬送され、基板ステージの基板保持面に保持される。ま
た、露光装置による露光が終了した基板は、基板ステー
ジから基板搬送アームに受け渡されて搬出される。図1
3は、従来の液晶用露光装置の基板ステージに設けられ
た押し上げ機構の概略を示す部分断面側面図である。
【0003】基板ステージ75は、上面が基板保持面7
6aとなっている基板ホルダ76と押し上げ機構とを備
える。押し上げ機構は、基板保持面76aから突出する
複数本の基板上下ピン77と、これら複数本の基板上下
ピン77を一体として上下動させる基板上下ピン駆動装
置とを備える。基板上下ピン駆動装置は、カップリング
73を介してモータ70によって回転駆動されるボール
ねじ71、ボールねじ71に固定された台形カム72、
カム従動子74を備える。基板上下ピン駆動装置のモー
タ70を回転することによって、複数本の基板上下ピン
77は、基板ステージ75の内部の収納位置から、図示
した基板ホルダ76から突出した位置まで上下動するこ
とができる。
【0004】図14のフローチャートを参照して、露光
装置の基板ステージが備える基板ホルダへの基板の搬入
から搬出までの動作手順を説明する。まず、基板ステー
ジ75にのっている基板ホルダ76が基板Pを受け取る
ため、基板ローディングポジションまで移動する(S4
1)。次に、基板を保持したロードアームが、基板を受
け渡すため、基板ホルダ76の上方に進入する(S4
2)。次に、押し上げ機構の基板上下ピン77が上昇し
てロードアーム上の基板を受け取り、基板上下ピンの先
端についているベローズ78にて基板Pを真空吸着する
(S43)。基板Pが基板上下ピン77上に保持される
と、ロードアームが基板ホルダ76の上方から退避し
(S44)、基板上下ピン77が下降する(S45)。
こうして基板は押し上げ機構の基板上下ピン77から基
板ホルダ76の基板保持面76aに上に移され、基板ホ
ルダ76は基板ホルダ76表面に設けられた不図示の吸
着溝を真空にすることにより、基板を真空吸着して保持
する(S46)。基板ホルダ76の基板保持面76aに
基板を保持した基板ステージ75は、所定位置に移動
し、露光が行われる(S47)。
【0005】露光終了後、基板ステージは、前記ローデ
ィングポジションに再び戻ってくる(S48)。基板ホ
ルダによる基板の真空吸着をオフし、押し上げ機構の基
板上下ピンによる基板の真空吸着を継続したまま、基板
上下ピン駆動装置を駆動して複数本の基板上下ピンを同
時に上昇させる(S49)。基板上下ピンの上昇が止ま
ると、基板上下ピンによる真空吸着をオフする。次に、
アンロードアームが押し上げ機構によって支持されてい
る基板の下方に進入する(S50)。その後、基板上下
ピンが下降しアンロードアームに基板が受け渡される
(S51)。続いて、基板を保持したアンロードアーム
が基板ホルダ上から移動し、基板搬出完了となる(S5
2)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の技術に
おいては、近年のガラス基板の大型化に伴い、基板ホル
ダから基板を剥離する際の剥離帯電が大きな問題となっ
てきている。ガラス基板が大きな剥離帯電を起こすと、
基板搬出の際に、基板と近接している装置エッジ部との
間で放電を生じ、ガラス基板上に形成しようとしている
電気素子が破壊されてしまう場合がある。
【0007】また、種々のプロセスを通ってきた基板
は、その周縁部の裏面にフタル酸などの化学物質が付着
することがある。その場合、その化学物質が接着剤のよ
うな働きをして、基板ホルダより基板を剥がす際に、基
板周辺部が欠けたり、ひびが入るという現象がよく起こ
る。
【0008】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑み、ガラス基板等の基板の剥離帯電量を低減し、製品
の歩留まりを向上することを目的とする。本発明は、ま
た、基板ホルダへの基板の貼り付きの問題を緩和し、基
板周辺部に欠けやひび割れが生じるのを防ぐことを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、基板ホルダの基板保持面から突出して
上下動する押し上げ機構を中心部と周辺部とに分割し、
基板保持面に保持された基板を引き剥がす際には、基板
中心部を吸着した状態で基板周辺部を上昇させ、基板を
わざと反らせた状態とし、少し時間を遅らせて中心部を
上昇させることとした。また、基板ホルダに基板を載置
する際には、基板中心部を先に基板保持面に接触させ、
少し時間を遅らせて基板周辺部を接触させることとし
た。
【0010】すなわち、本発明による基板保持装置は、
基板(P)を保持する基板保持面(28a)と、基板保
持面(28a)に対して基板(P)を昇降させる基板昇
降機構とを含む基板保持装置(28)において、基板昇
降機構は、基板(P)の中心部を支持する第1の支持機
構(45a〜45d)と、基板(P)の周辺部を支持す
る第2の支持機構(55a〜55d)と、第1及び第2
の支持機構を所定の時間差で駆動する駆動部(40〜4
4,50〜54)とを備えることを特徴とする。
【0011】駆動部は、1つのモータでカムなどを用い
て第1の支持機構と第2の支持機構を連動させて駆動し
てもよいし、別々のモータで独立して駆動してもよい。
動作としてみたとき、第1及び第2の支持機構の移動に
時間差があればよい。駆動部(40〜44,50〜5
4)は、第2の支持機構(55a〜55d)を上昇さ
せ、その後第1の支持機構(45a〜45d)を上昇さ
せて、基板保持面(28a)に保持された基板(P)を
当該基板保持面(28a)の上方に持ち上げる。
【0012】駆動部(40〜44,50〜54)は、ま
た、第1の支持機構(45a〜45d)を下降させ、そ
の後第2の支持機構(55a〜55d)を下降させて、
基板保持面(28a)の上方に位置する基板(P)を当
該基板保持面(28a)に載置する。
【0013】本発明による基板保持装置は、また、基板
(P)を保持する基板保持面(28a)と、基板保持面
(28a)に対して基板(P)を昇降させる基板昇降機
構とを含む基板保持装置において、基板昇降機構は、基
板(P)の中心部を支持して上下動する第1の支持機構
(45a〜45d)と、基板(P)の周辺部を支持して
上下動する第2の支持機構(55a〜55d)と、第1
の支持機構(45a〜45d)を駆動する第1の駆動手
段(40〜44)と、第2の支持機構(55a〜55
d)を駆動する第2の駆動手段(50〜54)とを備え
ることを特徴とする。
【0014】前記本発明による基板保持装置において、
第1の支持機構(45a〜45d)は、基板(P)を吸
着支持する吸着部(46a〜46d)を有し、基板保持
面(28a)から昇降機構が突出する状態で基板(P)
を吸着するものとすることができる。
【0015】本発明による露光装置は、パターンが形成
されたマスク(M)を保持するマスクステージ(21)
と、マスクステージ(21)に保持されたマスク(M)
を照明する照明系(20)と、基板保持面に基板を保持
して移動する基板ステージ(23)と、照明系(20)
で照明されたマスク(M)のパターンを基板ステージ
(23)に保持された基板(P)に投影する投影光学系
(22)とを備える露光装置(12)において、基板ス
テージ(23)は、前述の基板保持装置(28)を有す
ることを特徴とする。
【0016】本発明による基板搬送方法は、基板(P)
を基板保持面(28a)に搬送する基板搬送方法におい
て、基板(P)の周辺部と中央部とを独立に支持し、中
央部が周辺部に比べて基板保持面(28a)に近い位置
関係で基板(P)を基板保持面(28a)から着脱する
ことを特徴とする。つまり、基板の中央部が垂れ下がる
ような状態として基板保持面に搬送を行う。
【0017】ここで、図5と図6を用いて、本発明の作
用について説明する。図5は、基板の一例としてのガラ
ス基板Pを基板ホルダHの基板保持面HSより全面一様
に持ち上げる場合を示し、図6は、ガラス基板Pの右端
を持ち、左端を支点のようにして、ガラス基板Pをしな
らせながら持ち上げる場合を示している。
【0018】図6のように基板ホルダH上のガラス基板
Pを一方の端部から持ち上げると、図5のようにガラス
基板Pの全面を一度に持ち上げる場合に比べて剥離帯電
量を低減できることが経験的に知られている。剥離帯電
は、剥離の際に、基板Pと基板ホルダHとの間に流入し
てくる空気の速度(量)の違いに起因するという説もあ
るが、その原因は未だ完全に解明されてはいない。いず
れにしても、本発明は、図6に示したような、基板保持
面HSからの基板Pの持ち上げ方を実現して、剥離帯電
量を低減するものである。
【0019】本発明の基板保持装置によれば、基板保持
面に保持された基板を基板周辺部から剥がす(先に基板
周辺部を剥がし、次に基板中心部を剥がす)ことによ
り、基板全面を同時に剥がす場合に比較して剥離帯電量
を低減することができる。従って、基板搬出の際に、基
板に放電が起きる確率が低減し、製品歩留まりが向上す
る。
【0020】また、種々のプロセスを経て裏面周縁部に
化学物質が付着している基板においても、基板保持面か
ら基板を剥がす際に基板周辺部から基板を持ち上げてい
けば、欠けやひびの発生を抑制することができる。
【0021】また、全ての基板上下ピンを同時に駆動す
る従来型の押し上げ機構でサイズの大きなガラス基板等
の基板を着脱する場合、図7の側面図に模式的に示すよ
うに、基板PのエッジEがたわみ、基板エッジEと基板
保持面HSの特定領域Rとがこすれる。その結果、基板
保持面HSのこすれた部分Rの平面度が上がり、これが
基板Pが基板保持面HSに貼りつく現象の一因になって
いた。
【0022】本発明は、基板中心部が先に基板保持面か
ら剥がれるようにして基板を上昇させ、また、基板中心
部が先に基板保持面に接触するようにして基板を載置す
るものであるため、基板のエッジが基板保持面の特定の
部分と擦れてその部分の平面度が上がる現象の回避にお
いても効果を発揮する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。ここでは、基板に感光剤を塗布す
るコータと露光装置をインライン接続し、基板を液晶デ
ィスプレイパネル製造に用いられる角形のガラス基板と
したリソグラフィシステムの例を用いて説明する。
【0024】図1はリソグラフィシステムの平面図、図
2はその断面正面図である。リソグラフィシステム1
は、チャンバ5を有するコータ2及びチャンバ4を有す
る露光装置3を隣接配置した構成になっている。チャン
バ4の側壁4aには開口部Kが形成され、側壁4aに対
向するチャンバ5の側壁5aには開口部Kに連通する開
口部8が形成されている。そして、コータ2と露光装置
3とは、開口部8,Kを介してインライン接続されてい
る。
【0025】コータ2は、チャンバ5内に収納された塗
布装置であるコータ本体9とロードアーム(搬送装置)
10とシャッタ31とシャッタ開閉装置32を備えてい
る。コータ本体9は、ガラス基板(基板)Pに対してレ
ジスト等の感光剤を塗布する処理を行うものである。ロ
ードアーム10は、ガラス基板Pを載置した状態でXY
平面に沿って移動するとともにZ方向に沿って昇降する
ことで、コータ本体9との間でガラス基板Pを搬送する
とともに、開口部8,Kを介して露光装置3との間でガ
ラス基板Pを搬送する構成になっている。シャッタ31
は、開口部8を遮蔽するものであって、シャッタ開閉装
置32によって駆動される。シャッタ31の開閉状態は
シャッタ開閉センサ34によって検知される。
【0026】露光装置3は、図2に示す液晶表示素子等
のパターンが形成されたマスクMとガラス基板Pとを投
影光学系22に対して相対走査することによって、マス
クMに形成されたパターンをガラス基板P上に一括転写
する処理を行うものであって、チャンバ5内に収納され
た基板搬送装置11、露光装置本体12及び受け渡しポ
ート14を備えている。
【0027】また、シャッタ31とシャッタ開閉装置3
2と基板搬送装置11とロードアーム10及び開口部
8,Kとによって、コータ2と露光装置3との間でガラ
ス基板Pを搬送するための基板搬送システムが構築され
ている。なお、投影光学系22の光軸方向をZ軸方向と
し、Z軸に直交する面内でマスクMとガラス基板Pとを
投影光学系22に対して相対走査する方向をY軸方向、
このY軸方向に直交する非走査方向をX軸方向として説
明する。
【0028】受け渡しポート14は、コータ本体9で感
光剤を塗布されたガラス基板P及び露光装置本体12で
露光処理が施されたガラス基板Pの受け渡しが行われる
ものであって、後述する露光装置本体12の基板ホルダ
28と同様に、押し上げ機構を有する基板ホルダ13を
備えている。受け渡しポート14の基板ホルダ13は、
コータ2から受け渡されたガラス基板Pを保持して温度
調整する役割も有する。基板搬送装置11は、ガラス基
板11を保持した状態でXY平面に沿って移動するとと
もにZ軸方向に沿って昇降することで、受け渡しポート
14の基板ホルダ13との間でガラス基板Pを搬送する
とともに、露光装置本体12との間でガラス基板Pを搬
送する。
【0029】露光装置本体12は、照明光学系20、マ
スクステージ21、投影光学系22及び基板ステージ2
3を主体として構成されている。照明光学系20は、光
源ユニット、シャッタ、2次光源形成光学系、ビームス
プリッタ、集光レンズ系、視野絞り、及び結像レンズ系
等から構成され、露光用照明光によってマスクM上の矩
形(あるいは円弧状)の照明領域を均一な照度で照明す
る。マスクステージ21は、リニアモータ等からなるマ
スク駆動機構24によってY軸方向(図2における紙面
直交方向)に駆動される。また、マスクステージ21
は、不図示のモータ等の駆動装置によってXY面内で微
小駆動可能に構成されている。このマスクステージ21
には、マスクMが真空吸着等によって固定されている。
マスクステージ21のXY面内の位置は、位置検出装置
であるマスク用レーザ干渉計システム25によって所定
の分解能、例えば0.5〜1nm程度の分解能で計測さ
れる。
【0030】投影光学系22としては、等倍の正立正像
を投影する複数(図2では5つ)の投影光学系ユニット
PL1〜PL5をいわゆる千鳥状に配置したものが用い
られている。なお、このような複数組の等倍正立の投影
光学系ユニットを用いた投影光学系の詳細は公知である
ので、ここでは詳細な説明を省略する。照明光学系20
からの露光用照明光によってマスクM上の照明領域が照
明されると、マスクMの照明領域部分の回路パターンの
等倍像がガラス基板P上の、前記照明領域に共役な露光
領域に投影される。
【0031】基板ステージ23は、投影光学系22の下
方に配置され、ステージベース26上をリニアモータ等
を含む基板駆動機構27によってY軸方向(あるいはX
Y二次元方向)に駆動される。この基板ステージ23の
上面には、基板ホルダ28を介してガラス基板Pが吸着
保持されるようになっている。基板ステージ23は、ま
た、ガラス基板Pの受け渡しを行うために、後述する押
し上げ機構を有する。この基板ステージ23のXY面内
の位置は、移動鏡29を介して位置検出装置である基板
用レーザ干渉計システム30によって所定の分解能、例
えば0.5〜1nm程度の分解能で計測される構成にな
っている。
【0032】上記のリソグラフィシステム1によるガラ
ス基板Pに対する一連の処理動作の概略について説明す
る。コータ2のコータ本体9で表面に感光剤が塗布され
たガラス基板Pは、ロードアーム10に載置されて、図
1に示すように開口部8に対向する位置へ搬送される。
この動作に同期して、シャッタ開閉装置32の駆動によ
りシャッタ31が下降して開口部8,Kを開放する。こ
こで、シャッタ31が開いたことをシャッタ開閉センサ
34が検知すると、ロードアーム10はガラス基板Pを
保持した状態で、開口部8,Kを介してチャンバ4内へ
進入する。
【0033】ロードアーム10は、後述するようにし
て、ガラス基板Pを受け渡しポート14の基板ホルダ1
3に受け渡す。ガラス基板Pを受け渡した後、ロードア
ーム10はチャンバ4内からチャンバ5内に戻る。受け
渡しポート14の基板ホルダ13に保持されたガラス基
板Pは、所定時間その場で温調された後、露光装置3内
の基板搬送装置11によって、後述するようにして基板
ステージ23に搬送される。ガラス基板Pが基板ステー
ジ23にセットされると、干渉計システム25,30の
計測値をモニタしつつ、マスク駆動機構24、基板駆動
機構27を介してマスクステージ21と基板ステージ2
3とを同期移動して、Y軸方向に沿って同一速度で同方
向に投影光学系22に対して相対走査する。これによ
り、マスクM上のパターン領域全域の回路パターンが、
表面に感光剤が塗布されたガラス基板P上に転写され
る。なお、露光処理が終了したガラス基板Pは、上記と
逆の手順で搬出される。
【0034】図3は、一部を破断して示した基板ステー
ジ23の概略側面図、図4はその上面図である。図には
基板搬送装置11の搬送アーム(ロードアーム35、ア
ンロードアーム36)も示してある。受け渡しポート1
4の基板ホルダ13も図3及び図4に示す構造と同様の
構造の押し上げ機構を備える。なお、図3及び図4は主
に押し上げ機構の構造と機能を例示的に示すことを目的
とする図であり、寸法関係は誇張して示してある。
【0035】図示した押し上げ機構は、基板ホルダ28
の基板保持面28aから突出して上昇、下降することの
できる8本の基板上下ピン45a〜45d,55a〜5
5dを備える。8本の基板上下ピンは、ガラス基板Pの
中心部を支持する4本の基板上下ピン45a〜45d
と、ガラス基板Pの周辺部を支持する4本の基板上下ピ
ン55a〜55dの2つのグループに分かれている。押
し上げ機構の駆動手段としては、中心側の基板上下ピン
45a〜45dを上下動させるための、モータ40、カ
ップリング43を介してモータ40に接続されたボール
ねじ41、ボールねじ41に固定された台形カム42を
備える第1の駆動手段と、周辺側の基板上下ピン55a
〜55dを上下動させるための、モータ50、カップリ
ング53を介してモータ50に接続されたボールねじ5
1、ボールねじ51に固定された台形カム52を備える
第2の駆動手段の2つの駆動手段を有する。ガラス基板
Pの中心部を支持する4本の基板上下ピン45a〜45
dは、カム従動子44に固定され、モータ40の回転に
よって一体となって上下動する。また、ガラス基板の周
辺部Pを支持する4本の基板上下ピン55a〜55d
は、カム従動子54に固定され、モータ50の回転によ
って一体となって上下動する。このようにして、2群の
基板上下ピン45a〜45d,55a〜55dは、基板
ステージ内部の収納位置から、図示した基板ホルダから
突出した位置までそれぞれ独立して上下動することがで
きる。
【0036】次に、図8のフローチャートと、基板ホル
ダ28上におけるガラス基板の状態を示す図9の模式図
も参照して、搬送アームによって搬送されてきたガラス
基板を露光装置の基板ステージ23の基板ホルダ28上
に搬入する基板搬送処理について説明する。図9中の矢
印は、押し上げ機構の基板上下ピンによるガラス基板P
の支持位置を表す。
【0037】ガラス基板Pの搬入に当たり、まず、露光
装置3の基板ステージ23が基板ローディングポジショ
ンまで移動する(S11)。続いて、ガラス基板Pを保
持した搬送アーム(ロードアーム)35が基板ステージ
23に備わった基板ホルダ28のほぼ真上の位置に進入
する(S12)。すると、モータ40,50の駆動によ
り基板ホルダ28の基板保持面28aから押し上げ機構
の中心部の基板上下ピン45a〜45dと周辺部の基板
上下ピン55a〜55dとが同時に上昇して、搬送アー
ム35に保持されているガラス基板Pを下方から受け取
り、基板上下ピン45a〜45d,55a〜55dの先
端のベローズ46a〜46d,56a〜56dにてガラ
ス基板Pを真空吸着する(S13)。図9(a)は、こ
の状態を表している。
【0038】その後、搬送アーム35が基板ホルダ28
の上方から退避する(S14)。搬送アーム退避後、押
し上げ機構の基板上下ピン45a〜45d,55a〜5
5dが下降する。このとき、モータ40を先に駆動し、
その後モータ50を駆動することにより、ガラス基板P
の中心部を支持する基板上下ピン45a〜45dが先に
下降し(S15)、周辺部を支持する基板上下ピン55
a〜55dは中心部の基板上下ピンに遅れて下降する
(S16)。そのため、押し上げ機構上のガラス基板P
は、周辺部に対して中心部が下がった形状になる。図9
(b)は、この状態を表している。
【0039】基板上下ピン45a〜45d,55a〜5
5dが下降を続けると、図9(c)に示すように、ガラ
ス基板Pは、その中心部が基板ホルダ28の基板保持面
28aに最初に接触し、続いて周辺部が接触し、図9
(d)の状態を経て、最終的に図9(e)に示すように
ガラス基板Pの下面全面が基板ホルダ28の基板保持面
28aに接触することになる。その後、ガラス基板Pは
基板ホルダ28の基板保持面28aに真空吸着されて保
持される(S17)。続いて、基板ホルダ28の基板載
置領域周辺に設置された3つのポテンションピン61〜
63にてガラス基板Pの直交する2つのエッジの3点を
叩くことにより、ガラス基板Pが基板ホルダ28上のど
の位置にあるかを正確に把握し、その情報を元に基板ホ
ルダ28の回転補正を行い露光作業が開始される。
【0040】このようにガラス基板を、その中心部が基
板ホルダの基板保持面に最初に接触し、続いて周辺部が
接触するようにして載置する基板搬送方法を採用するこ
とにより、特に大型のガラス基板を基板ホルダ上に搬送
する際、図7に示したような、ガラス基板の周辺部が基
板ホルダの基板載置面の特定部分と擦れる問題が生じな
い。その結果、従来のように基板ホルダの基板保持面の
ガラス基板周縁を保持する領域の平面度が上がり、ガラ
ス基板が基板保持面の平面度が上がった領域に貼り付く
現象を回避することができる。
【0041】次に、図10のフローチャートと、基板ホ
ルダ28上におけるガラス基板の状態を示す図11の模
式図も参照して、ガラス基板Pを基板ステージ23の基
板ホルダから搬出する基板搬送処理について説明する。
図11中の矢印は、押し上げ機構の基板上下ピンによる
ガラス基板Pの支持位置を表す。
【0042】露光装置3での露光作業が終了したら、基
板ステージ23はローディングポジションに戻ってくる
(S21)。そして、基板ホルダ28によるガラス基板
Pの真空吸着をオフする(S22)。また、押し上げ機
構の周辺部の基板上下ピン55a〜55dの先端に設け
られたベローズ56a〜56dによる真空吸着をオフす
る(S23)。この時、図11(a)に示すように、ガ
ラス基板Pは基板ホルダ28の基板保持面28aに全面
で接触している。なお、露光中はセンターアップ機構の
基板上下ピンによるガラス基板Pの真空吸着をオフにし
てもよい。その場合には、上記ステップ23のタイミン
グで、押し上げ機構の中心部の基板上下ピン45a〜4
5dの先端に設けられたベローズ46a〜46dによる
真空吸着をオンにすればよい。
【0043】なお、ステップ21で基板ステージ23
は、ガラス基板Pを排出するための位置であるアンロー
ディングポジションに移動するようにしてもよい。次
に、押し上げ機構のモータ50が駆動して周辺部の基板
上下ピン55a〜55dが上昇を開始し、ガラス基板P
の周辺部のみを基板ホルダ28の基板保持面28aから
持ち上げる(S24)。このとき、押し上げ機構の中心
部の基板上下ピン45a〜45dは、ガラス基板Pを真
空吸着したままである。ガラス基板Pは、周辺部を持ち
上げられることによって図11(b)に示すように反り
始める。
【0044】押し上げ機構の周辺部の基板上下ピン55
a〜55dの上昇開始に0.3〜0.5秒遅れてモータ
40が駆動し、中心部の基板上下ピン45a〜45dが
上昇を開始する(S25)。この時、例えばサイズが6
00mm×720mmで厚さが0.7mmのガラス基板
の場合、周縁部は5〜15mm程度、基板保持面から上
方に離れている。図11(c) は、この状態を示した
ものである。
【0045】その後、ガラス基板Pは、図11(d)に
示すように、反った状態のまま上昇してゆく。そして、
押し上げ機構の周辺部の基板上下ピン55a〜5dがス
トロークエンドに達し、時間をおいて、押し上げ機構の
中心部の基板上下ピン45a〜45dもストロークエン
ドに達する。この時、ガラス基板Pは、図11(e)に
示すように、押し上げ機構の基板上下ピン45a〜45
d,55a〜55d上に水平に保持され、押し上げ機構
によるガラス基板の上昇動作完了となる(S26)。
【0046】ガラス基板Pの上昇が止まると、押し上げ
機構の中心部の基板上下ピン45a〜45dによって今
までで継続されていたガラス基板Pの真空吸着が解除さ
れる(S27)。すると、基板搬送装置の搬送アーム
(アンロードアーム)36がガラス基板Pの下方のロー
ディングポジションに進入する(S28)。次に、押し
上げ機構の中心部及び周辺部の基板上下ピン45a〜4
5d,55a〜55dが同時に下降し、基板搬送装置の
搬送アーム36は押し上げ機構の基板上下ピン45a〜
45d,55a〜55dからガラス基板Pを受け取る
(S29)。次に、ガラス基板Pを受け取って保持した
搬送アーム36は基板ホルダ28上からガラス基板Pを
搬出し(S30)、ガラス基板搬出の一連の動作は終了
する。なお、ステップ28は、ステップ21で基板ステ
ージ23をアンローディングポジションに移動した際に
は、搬送アーム36をアンローディングポジションに進
入するようにしてもよい。
【0047】図12は、本発明による基板ホルダの他の
例を示す上面図である。この基板ホルダ28は、基板P
を保持する基板保持面28aに基板Pの縁部を持ち上げ
るための縁部持ち上げ部材65〜68が埋め込まれてい
る点で図3及び図4に示した基板ホルダと相違してい
る。縁部持ち上げ部材65〜68は、基板ホルダ28の
内部に設置された図示しない駆動手段によって基板保持
面28aから突出するように駆動可能である。縁部持ち
上げ部材65〜68は、通常は基板保持面28aより突
出することがないように位置づけられており、基板ホル
ダ28の基板保持面28aに保持されている基板を搬出
する際に、押し上げ機構の周辺部の基板上下ピン55a
〜55dの上昇に先立ってわずかな高さだけ上昇するよ
うに駆動される。基板Pの周辺部を持ち上げるとき、押
し上げ機構の周辺部の基板上下ピン55a〜55dによ
る持ち上げに先行して縁部持ち上げ部材65〜68によ
ってわずかに持ち上げることにより、周辺部の基板上下
ピン55a〜55dのみによって基板Pの周辺部を持ち
上げる場合に比較して、基板のはりつきを防止して容易
に持ち上げることが可能になる。
【0048】以上、露光装置の基板ステージの基板ホル
ダに対するガラス基板の搬入、搬出処理について説明し
たが、受け渡しポート14の基板ホルダ13に対する基
板Pの搬入、搬出も、基板の周辺部と中央部とを独立に
支持し、同様の手順にて、基板の中央部が周辺部に比べ
て基板保持面に近くなっているような位置関係にて基板
を基板保持面から着脱するように行われる。また、押し
上げ機構の中心部の基板上下ピン及び周辺部の基板上下
ピンの数はそれぞれ4本ずつの場合を例にして説明した
が、中心部と周辺部の基板上下ピンの数は4本ずつに限
られない。
【0049】なお、図3では、モータ40と50とでそ
れぞれカム従動子44、54を台形カム42、52によ
り上下動させているが、モータは共通として台形カムの
傾斜の位置をずらすことによってカム従動子44、54
の上下動するタイミングを変えるように構成してもよ
い。又、基板としてウエハであってもよい。
【0050】又、本発明の実施の形態としてガラス基板
を水平に保持したものを示したが、これに限らずほぼ垂
直又はすこし傾けた状態で基板ホルダにガラス基板を保
持する場合においても本発明を適用することが可能であ
る。この場合さらに、ガラス基板の落下防止のため、動
力方向の支持機構を設け、その支持機構も押し上げ機構
と同期して駆動するようにしてもよい。又、ガラス基板
の周辺部を持ち上げた状態でガラス基板と基板ホルダの
間にイオン化エアーを送り込むようにすることで、さら
に剥離帯電量を低減することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、基板ホルダから基板を
搬出するとき、基板保持面に接触している基板を基板周
辺部より剥がすことにより剥離帯電量を低減することが
できる。また、基板ホルダに基板を搬入するとき、基板
の中心部が最初に基板保持面に接触するよう基板を反ら
せた状態で搬入することにより、基板のエッジとホルダ
の特定部分とがこすれ、こすれた部分の平面度が上がる
ことのよる基板の貼りつき現象をなくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】リソグラフィシステムの平面図。
【図2】図1の断面正面図。
【図3】一部を破断して示した基板ステージの概略側面
図。
【図4】図3の上面図。
【図5】基板を基板ホルダの基板保持面より全面一様に
持ち上げる様子を示す図。
【図6】基板の一端を持ち、他端を支点のようにして、
しならせながら持ち上げる様子を示す図。
【図7】サイズの大きな基板を着脱する場合の様子を示
す図。
【図8】基板を露光装置の基板ステージの基板ホルダ上
に搬入する基板搬送処理の手順を示すフローチャート。
【図9】基板搬入処理の際の基板ホルダ上におけるガラ
ス基板の状態を示す図。
【図10】基板を基板ステージの基板ホルダから搬出す
る基板搬送処理の手順を示すフローチャート。
【図11】基板搬出処理の際の基板ホルダ上におけるガ
ラス基板の状態を示す図。
【図12】本発明による基板ホルダの他の例を示す上面
図。
【図13】従来の液晶用露光装置の基板ステージに設け
られた押し上げ機構の概略を示す部分断面側面図。
【図14】従来の基板ホルダへの基板の搬入から搬出ま
での動作手順を説明するフローチャート。
【符号の説明】 1…リソグラフィシステム、2…コータ、3…露光装
置、4,5…チャンバ、9…コータ本体、10…ロード
アーム(搬送装置)、11…基板搬送装置、12…露光
装置本体、13…基板ホルダ、14…受け渡しポート、
20…照明光学系、22…投影光学系、23…基板ステ
ージ、28…基板ホルダ、28a…基板保持面、35…
ロードアーム、36…アンロードアーム、40…モー
タ、41…ボールねじ、42…台形カム、43…カップ
リング、44…カム従動子、45a〜45d…中心部を
支持する基板上下ピン、46a〜46d…吸着ベロー
ズ、50…モータ、51…ボールねじ、52…台形カ
ム、53…カップリング、54…カム従動子、55a〜
55d…周辺部を支持する基板上下ピン、56a〜56
d…吸着ベローズ、61〜63…ポテンションピン、6
5〜68…縁部持ち上げ部材、75…基板ステージ、7
6…基板ホルダ、77…基板上下ピン、M…マスク、P
…基板
フロントページの続き Fターム(参考) 5F031 CA02 CA05 FA02 FA07 FA15 GA02 GA48 GA49 HA13 HA33 HA34 HA35 HA45 HA53 JA01 JA02 JA14 JA17 JA28 JA29 JA31 JA32 JA36 KA06 KA08 LA08 LA12 MA03 MA26 MA27 NA07 NA18 PA18 5F046 BA05 CC01 CC03 CC05 CC08 CC10 CD01 CD05 CD06 FC08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を保持する基板保持面と、前記基板
    保持面に対して前記基板を昇降させる基板昇降機構とを
    含む基板保持装置において、 前記基板昇降機構は、前記基板の中心部を支持する第1
    の支持機構と、前記基板の周辺部を支持する第2の支持
    機構と、前記第1及び第2の支持機構を所定の時間差で
    駆動する駆動部とを備えることを特徴とする基板保持装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板保持装置において、
    前記駆動部は、前記第2の支持機構を上昇させ、その後
    前記第1の支持機構を上昇させて、前記基板保持面に保
    持された基板を当該基板保持面の上方に持ち上げること
    を特徴とする基板保持装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の基板保持装置にお
    いて、前記駆動部は、前記第1の支持機構を下降させ、
    その後前記第2の支持機構を下降させて、前記基板保持
    面の上方に位置する基板を当該基板保持面に載置するこ
    とを特徴とする基板保持装置。
  4. 【請求項4】 基板を保持する基板保持面と、前記基板
    保持面に対して前記基板を昇降させる基板昇降機構とを
    含む基板保持装置において、 前記基板昇降機構は、前記基板の中心部を支持して上下
    動する第1の支持機構と、前記基板の周辺部を支持して
    上下動する第2の支持機構と、前記第1の支持機構を駆
    動する第1の駆動手段と、前記第2の支持機構を駆動す
    る第2の駆動手段とを備えることを特徴とする基板保持
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載の基板
    保持装置において、前記第1の支持機構は、前記基板を
    吸着支持する吸着部を有し、前記基板保持面から前記昇
    降機構が突出する状態で前記基板を吸着することを特徴
    とする基板保持装置。
  6. 【請求項6】 パターンが形成されたマスクを保持する
    マスクステージと、前記マスクステージに保持されたマ
    スクを照明する照明系と、基板保持面に基板を保持して
    移動する基板ステージと、前記照明系で照明されたマス
    クのパターンを前記基板ステージに保持された基板に投
    影する投影光学系とを備える露光装置において、 前記基板ステージは、請求項1〜5のいずれか1項記載
    の基板保持装置を有することを特徴とする露光装置。
  7. 【請求項7】 基板を基板保持面に搬送する基板搬送方
    法において、 前記基板の周辺部と中央部とを独立に支持し、前記中央
    部が前記周辺部に比べて前記基板保持面に近い位置関係
    で前記基板を前記基板保持面から着脱することを特徴と
    する基板搬送方法。
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