JP2002242590A - シールド掘進機の予備カッター装置 - Google Patents

シールド掘進機の予備カッター装置

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JP2002242590A
JP2002242590A JP2001040043A JP2001040043A JP2002242590A JP 2002242590 A JP2002242590 A JP 2002242590A JP 2001040043 A JP2001040043 A JP 2001040043A JP 2001040043 A JP2001040043 A JP 2001040043A JP 2002242590 A JP2002242590 A JP 2002242590A
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cutter
plate
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Mitsuo Shimizu
光雄 清水
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高精度の加工を行うことなく、確実にロック機
能を働かせることができるシールド掘進機の予備カッタ
ー装置を提供する。 【解決手段】カッターヘッド3の前面部に形成した開口
10より内方へ向けてガイド壁部13,14を延ばす。
ガイド壁部13,14に沿って予備カッタービット9を
前端に有する可動部材16を突出可能に設ける。ガイド
壁部13,14の間に回転板31を回転可能に設け、そ
の回転板31が、前記可動部材16が摺動可能に挿通さ
れる貫通孔31cを有する。可動部材16が突出し前記
回転板31に対する前記可動部材16の貫通状態が解除
されたとき、スプリング部材41が、回転板31を、ス
トッパ部材34が当接する所定角度だけ回転させ、前記
回転板31によって可動部材16の後退を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トンネル掘削用
のシールド掘進機の予備カッター装置に関するものであ
って、いわゆるノムスト(NOMST)工法によってシ
ールド掘進機を発進させる場合に、同工法に特有の高強
度のコンクリート壁(ノムスト壁)を切削するなど、硬
質部材の切削に好適なカッターである予備カッター装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、掘削予定のトンネルを長距離
掘進し、カッタービットが摩耗し、カッタービットの切
削不能となった場合や、ノムスト壁(NOMST壁)を
掘削する場合、予備カッタービットで掘削できるように
するために、シールド掘進機の予備カッター装置を用い
ることが行われている。
【0003】例えば特開平10−169374号公報に
記載されるように、前部にカッターヘッドを設け、この
カッターヘッドに土砂掘削用のカッターを有するスポー
クを設けてなるトンネル掘削機において、前記スポーク
の外側を覆うように前後に摺動可能な外殻フレームを設
けるとともに、この摺動体に土砂掘削用のカッターを設
け、かつ前記スポークに設けられるカッターのうちのい
ずれか一方のカッターを使用位置若しくは退避位置に摺
動させるように前記摺動体を駆動するスライドシリンダ
を設けたものが知られている。
【0004】また、特開平9−100697号公報に記
載されるように、掘削機本体の前部にカッターヘッドが
駆動回転自在に装着され、該カッターヘッドに固定カッ
タービットと共に装着される交換カッタービットのカッ
タービット交換装置において、前記交換用カッタービッ
トが出没自在に収容されるケーシングと、前記交換用カ
ッタービットに連結された連結ロッドと、該連結ロッド
を軸方向に移動する移動手段と、前記連結ロッドに外部
から係止することで前記交換用カッタービットを突出位
置にて保持するロック手段を備え、前記ロック手段とし
て、前記連結ロッドに穴を設け、カッタービット作動時
に、バネでロックピンを連結ロッドの穴に嵌合させるよ
うに構成したものも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の装置においては、次のような問題がある。 (1)前記特開平10−169374号公報に記載のも
のは、スライドシリンダが外殻フレームを使用位置に固
定するロック機構を備える必要があり、構造が複雑とな
り、コストアップの原因となっている。 (2)前記特開平9−100697号公報に記載のもの
は、ロックピンを係止凹部に嵌合させる構造であるた
め、それらの嵌合によりロック機能が作動するか否か不
確実で、信頼性の点で問題がある。また、それらを確実
に嵌合させようとすれば、高い加工精度が必要とされ、
コストアップの原因となる。
【0006】この発明は、高精度の加工を行うことな
く、確実にロック機能を働かせることができるシールド
掘進機の予備カッター装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、回転可能に支持されるカッター
ヘッド内に設けられ、前記カッターヘッドの前面部より
前方又は半径方向外方に予備カッタービットが突出可能
に設けられたシールド掘進機の予備カッター装置であっ
て、前記カッターヘッドの前面部に形成された開口より
後方に向けて延びるガイド壁と、前記ガイド壁に沿って
突出可能に設けられ前記予備カッタービットを前端に有
する可動部材と、前記ガイド壁の中間部分に回転可能に
設けられ、前記可動部材が摺動可能に貫通する回転板
と、前記可動部材が突出し前記可動部材が前記回転板を
貫通する状態が解除されたとき、前記回転板を水平面内
で回転し、前記回転板によって前記可動部材の後退を規
制させる回転板回転制御手段とを備えるものである。こ
こで、「カッターヘッドの前面部より前方又は半径方向
外方に予備カッタービットが突出可能に」とは、予備カ
ッタービットが、カッターヘッドの前面部(カッターフ
ェイス)に対し直交する方向(前方)に突出する場合だ
けでなく、カッターフェイスに対し傾斜する方向(半径
方向外方)に突出する場合にも適用できることを意味す
る。また、「回転板回転制御手段」は、後述するよう
に、スプリング部材のスプリング力を利用して回転板を
回転するように構成することが、構造を簡単にする上
で、最も有利であるが、本発明はそれに限定されるもの
ではなく、前記可動部材が突出し前記可動部材が前記回
転板を貫通している状態が解除されたときに、前記回転
板を水平面内で回転させ、前記可動部材の後退を規制す
るものであれば用いることができる。
【0008】請求項1の発明によれば、予備カッターに
よる掘削を必要とするときに、可動部材をガイド壁に沿
って摺動させ開口を通じて突出させることで、カッター
ヘッドの前面部より予備カッタービットを前方又は半径
方向外方に突出させる。このとき、可動部材が回転板か
ら前端側に抜け出て、回転板を摺動可能に貫通している
状態が解除されるので、前記回転板が回転可能な状態と
なる。これにより、回転板回転制御手段によって、回転
板が水平面内にて所定角度だけ回転せしめられ、前記回
転板によって前記可動部材の後退を規制する状態とな
る。この状態では、カッターヘッドを回転して掘削作業
を行うときの、切羽からの反力(スラスト力)は、可動
部材、回転板及びガイド壁を経て、カッターヘッドによ
って支持されることになるので、大きな反力が作用して
も、予備カッタービットが後退するということがなく、
掘削作業を安定して行える。
【0009】請求項2に記載のように、前記回転板回転
制御手段は、前記回転板とガイド壁との間に設けられ前
記回転板を所定方向に回転させる方向に付勢するスプリ
ング部材と、前記回転板に設けられ前記回転板の所定角
度以上の回転を規制するストッパ部材とを有する構成と
することができる。
【0010】請求項2の発明によれば、可動部材が突出
して回転板を貫通する状態が解除されたときに、スプリ
ング部材のスプリング力によって回転板が所定方向に回
転を始め、ストッパ部材によって回転が規制されるまで
所定角度だけ回転板が回転することになる。
【0011】請求項3に記載のように、前記回転板回転
制御手段は、前記回転板とガイド壁との間に設けられ前
記回転板を所定方向に回転させる方向に付勢するスプリ
ング部材を有し、このスプリング部材は、前記可動部材
が前記回転板を摺動可能に貫通している状態では、前記
回転板を所定角度だけ回転させるのに必要な量だけ撓ん
でいる構成とすることができる。
【0012】請求項3の発明によれば、可動部材が突出
して回転板を貫通している状態が解除されたときに、ス
プリング部材のスプリング力によって、回転板が所定方
向に所定角度だけ回転する。このとき、スプリング部材
の撓みが解消された状態となる。
【0013】請求項4に記載のように、前記ガイド壁
は、前記開口より後方に向けて延びる第1のガイド壁部
と、該第1のガイド壁部の後端と空間部を存して配置さ
れる第2のガイド壁部とを有し、前記空間部に前記回転
板と前記回転板回転制御手段とが配置されているように
することができる。
【0014】請求項4の発明によれば、第1のガイド壁
部と第2のガイド壁部との中間部分に空間部が設けら
れ、その空間部に回転板と回転板回転制御手段とが配置
されるようにしているので、回転板及び回転板回転制御
手段が、あまりスペースをとることなく、無理なく配置
される。
【0015】請求項5に記載のように、前記可動部材
は、前記ガイド壁に沿って油圧ジャッキ機構によって、
摺動し、前記開口により突出せしめられるようにしても
よい。
【0016】請求項5の発明によれば、可動部材のガイ
ド壁に沿って摺動し、開口よりの突出を油圧ジャッキ機
構によって行うようにしているので、圧油の供給という
簡単な制御で可動部材を突出させることができる。
【0017】請求項6に記載のように、前記油圧ジャッ
キ機構は、前記可動部材の内部を前端側の第1の室及び
後端側の第2の室に区画するピストンと、該ピストンに
一端部が連結され他端部が前記可動部材を貫通して外部
に延び前記カッターヘッドの固定されるピストンロッド
と、前記ピストン及びピストンロッドを貫通して設けら
れ前記第1の室に圧油を供給する油通路とを有する構成
とすることができる。
【0018】請求項6の発明によれば、油通路を通じて
圧油が前端側の第1の室に供給され、第1の室の容積が
膨張することで、可動部材が、カッターヘッドに固定さ
れるピストン及びピストンロッドに対し前方へ移動せし
められ、可動部材がガイド壁に摺動し開口より突出せし
められる。これによって、カッターヘッドの前面部より
外方又は半径方向外方に予備カッタービットが、可動部
材の前部と共に突出することになる。また、掘削作業時
には、油圧ジャッキ機構にスラスト力が作用しないの
で、油圧ジャッキ機構は予備カッタービットを押し出さ
せるだけの推力の小さいもので十分であり、小型の油圧
ジャッキ機構を使用できるため、カッターヘッド又はス
ポーク内の限られた空間内に無理なく配置される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に沿って説明する。
【0020】図1は本発明に係る予備カッター装置が装
着されたシールド掘進機の正面図である。
【0021】図1に示すように、このシールド掘進機1
の円筒状シールドの前端にカッターヘッド3が回転可能
に支持され、このカッターヘッド3の前面部(カッター
フェイス6)は、円周方向に90度の間隔をあけてスポ
ーク4が配設されている。このスポーク4の両側には、
一定幅の土砂取り込み口5がカッターフェイス6に開設
されている。
【0022】前記スポーク4には、複数の固定カッター
ビット7が、両側縁部に沿って間隔を存して前方に突設
されている。また、油圧ジャッキ機構(図示せず)にて
外周部に出没可能なコピーカッター8も設けられてお
り、トンネル屈曲部などでコピーカッター8を突出させ
て掘削作業を行うようになっている。
【0023】また、前記カッターヘッド3の前面部の一
部を構成するスポーク4の中心線上には、半径方向に間
隔を存して、第1の予備カッタービット9が突出するた
めの断面矩形状の開口10が形成される一方、最も外周
側には、第2の予備カッタービット11が突出するため
の開口12が形成されている、そして、前記カッターヘ
ッド3の前面部より前方又は半径方向外方に第1及び第
2の予備カッタービット9,11が、開口10,12を
通じて突出可能に設けられた第1及び第2の予備カッタ
ー装置S1,S2が構成されている。 <第1の予備カッター装置>前記開口10には、図2に
示すように、前記開口10より、後方(内方)に向けて
延びる所定深さの筒状の第1のガイド壁部13が形成さ
れている。この第1のガイド壁部13は、断面ほぼ四角
形状で、全周に亘ってほぼ同一の肉厚とされ、角部が湾
曲形状となっている。
【0024】また、前記第1のガイド壁部13の後方に
は、回転可能に設けられた円板形状の回転板31を介し
て、前記第1のガイド壁部13に対応する第2のガイド
壁部14が配設されている。よって、第1及び第2のガ
イド壁13,14の中間部分に回転板31が位置してい
ることになる。また、前記両ガイド壁部13,14の外
側面の間には、連結板部材32が設けられることで、両
ガイド壁部13,14は一体化され、ガイド壁となって
いる。連結板部材32は、両ガイド壁部13,14の外
側面のほぼ1/3の幅とされている。前記両ガイド壁部
13,14の間に形成される空間部33に、回転板31
が回転可能に配置されている。なお、第2のガイド壁部
14は、内部に軸受20が設けられる第1のガイド壁部
13よりも厚さが厚く形成され、内周面及び外周面が前
記軸受20の内周面及び第1のガイド壁部13の外周面
とほぼ面一となっている。
【0025】そして、前記スポーク4の開口10を通じ
て、第1の予備カッタービット9を前端に有する可動部
材16が、油圧ジャッキ機構17にて、第1及び第2の
ガイド壁13,14に沿って突出可能に設けられてい
る。この第1の予備カッタービット9は、通常掘削時に
は、図2に示すように、カッターヘッド3内に全体が収
納され、第1の予備カッタービット9がスポーク4の表
面(カッターフェイス6)より突出しない状態とされ
る。その一方、カッタービット作動時には、図7に示す
ように、第1の予備カッタービット9が油圧ジャッキ機
構17にて切り羽側に押し出され、第1の予備カッター
ビット9が可動部材16の前端部と共にスポーク4の表
面より突出した状態とされ、第1の予備カッタービット
9による掘削可能な状態とされる。
【0026】前記可動部材16は、一端部(前端部)が
閉塞された断面矩形状の筒状部材18と、この筒状部材
18の他端部(後端部)を螺合により、シール性を確保
して閉塞する蓋部材19とによって構成され、その前面
部のほぼ中央位置に前記第1の予備カッタービット9が
固着され、一体化されている。なお、筒状部材18は、
断面矩形状である必要はなく、カッターヘッド3に対し
て回転しない非円形断面であればよい。
【0027】この可動部材16は、軸受20を介して、
前記第1のガイド壁部13内に摺動可能に設けられてい
る。なお、第1の予備カッタービット9は、図3に示す
ように、両端部が超硬チップ9aでもって構成されてお
り、ノムスト壁に対する切削性に優れるものである。
【0028】前記可動部材16(筒状部材18)には、
ピストン21が止水シール22を介して摺動可能に嵌挿
され、そのピストン21によって内部が2つの室、すな
わち、筒状部材18とピストン21との間に形成される
前端側の第1の室27(図7参照)と、筒状部材18と
ピストンロッド23の外周面との間に形成される後端側
の第2の室28(図2参照)とに区画されている。そし
て、前記ピストン21にピストンロッド23の一端部
(閉塞端部)が同軸状に連結され、このピストンロッド
23の他端小径部が、蓋部材19(可動部材16)を貫
通し、取付部材24を介してカッターヘッド6(フレー
ム6a)に固定されている。なお、蓋部材19とピスト
ンロッド23との間にも、止水シール25が設けられて
いる。
【0029】そして、ピストン21及びピストンロッド
23には、それらを貫通する油通路26が形成され、こ
の油通路26を通じて圧油を前記第1の室27に供給す
ることで、フレーム6a(カッターヘッド6)に固定さ
れているピストン21及びピストンロッド23に対し筒
状部材18を相対移動させ、図7に示すように、第1の
予備カッタービット9を突出させるようになっている。
このようにして、前記可動部材16を第1及び第2のガ
イド壁13,14に沿って突出させ、第1の予備カッタ
ービット8を突出させる油圧ジャッキ機構17が構成さ
れている。
【0030】また、前記回転板31は、図5に示すよう
に、前記ガイド壁部13,14の外側面間の間隔L1
(図4参照)に相当する寸法の直径を有する円板形状の
基部31aと、この基部31aの一側に連設され前記筒
状部材18の断面における対角線長さにほぼ相当する寸
法L2の直径を有する突部31bとを有し、それらを貫
通する断面ほぼ正方形状(非円形断面形状)の貫通孔3
1cが開設されている。従って、貫通孔31cは可動部
材16が摺動可能に貫通している。また、この回転板3
1の基部31aには、前記連結板部材32の間に形成さ
れる空間部を通じて半径方向外方に突出するロッド状の
ストッパ部材34が連設されると共に、後述する部分円
弧形状のスプリング部材41の一端部が係止される係止
孔31dが開設されている。このスプリング部材41と
ストッパ部材34とによって、前記可動部材16が突出
し前記可動部材16が前記回転板31を貫通している状
態が解除されたとき、前記回転板31を水平面内で回転
させ、前記回転板31によって前記可動部材16の後退
を規制する回転板回転制御手段が構成されている。
【0031】前記回転板31の基部31aのうち突部3
1bがない部分であって回転板31とガイド壁13との
間にスプリング部材41が設けられている。このスプリ
ング部材41は、図6に示すように、ほぼ90度の範囲
を占め回転板31上に載置される部分円弧状の本体部4
1aと、この本体部41aの一端から本体部41aに直
交する方向に延びる一端部41bと、前記本体部41a
の他端から前記一端部41bとは反対方向に延びる他端
部41cとを有する。
【0032】前記可動部材16がカッターヘッド3内に
収納された状態では、前記スプリング部材41の一端部
41bを前記回転板31の係止孔31dに係止する一
方、他端部41cを第1のガイド壁部13の端面に形成
された係止孔13aに係止することで、スプリング部材
41が撓んで、前記回転板31を回転させる方向に付勢
するようになっている。この状態では、ストッパ部材3
4は、1つの連結板部材32の側縁部に当接している
(図6参照)。そして、前記可動部材16が突出し、前
記回転板31の回転の規制が解除されると、前記スプリ
ング部材41のスプリング力によって回転板31が回転
する。そして、回転板31が所定角度(例えばほぼ45
度)回転されたときに、ストッパ部材34が、隣の連結
板部材32の側縁部に接触し、それ以上の回転を規制す
るようになっている(図9参照)。つまり、ストッパ部
材34の回転が隣り合う連結板部材32の間の空間部だ
け回転できるので、回転板31の回転もその空間部の範
囲にだけに規制され、そのように回転板31が回転され
たときは可動部材168第1のガイド壁部13の貫通孔
9に対し、回転板31の貫通孔31cが周方向において
ずれた状態となり、回転板31によって可動部材16の
後退が規制される。なお、前記油圧ジャッキ機構17が
動作して可動部材16が突出したときは、その可動部材
16の後端が回転板31よりも前方(突出側)に位置し
ている必要がある。
【0033】なお、51は可動部材16の摺動が容易と
なるようにグリースが充填される穴である。 <第2の予備カッター装置>前記開口12には、図10
及び図11に示すように構成される。ここで、第2の予
備カッター装置S2は、第2の予備カッタービット11
の突出方向が異なるだけで、第1の予備カッター装置S
1と基本的に同様の構成であるので、その詳細な説明を
省略し、異なる点について説明する。
【0034】スポーク4の周縁部の開口10より内方
(後方)に向けてほぼ45度の角度をなすように傾斜し
て延びる所定深さの角筒状のガイド壁部13A,14A
が形成されている。そして、前記スポーク4の開口10
を通じて、第2の予備カッタービット11を前端に有す
る可動部材16Aが、油圧ジャッキ機構17Aにて半径
方向外方に突出可能に設けられている。
【0035】前記可動部材16Aは、断面矩形状の筒状
部材18Aを有するが、その前端面が前記筒状部材18
Aの軸線に対して傾斜した面とされ、その面の外側縁側
に第2のカッタービット11(超硬チップ11a)が固
着されている。スプリング部材33A及び回転板31A
を用いて、可動部材16Aの後退を規制するのは第1の
予備カッター装置と同様である。
【0036】上記のように構成すれば、通常のトンネル
掘削時には、第1の予備カッタービット9は、図2及び
図10に示すように、第1の室27に圧油が供給されて
おらず、第1の予備カッタービット9は、可動部材16
と共にカッターヘッド3内に全体が収納され、第1の予
備カッタービット9がスポーク4の表面より突出しない
状態とされる。第2の予備カッタービット11も同様に
スポーク4の表面より突出しない状態とされる。
【0037】よって、この場合は、固定カッタービット
7などによって、掘削作業が行われ、予備カッタービッ
ト9,11による作業は行われない。なお、この状態で
は、スプリング部材41は大きく撓んだ状態にあり、回
転板31に対して所定の方向に回転させるスプリング力
を作用しているが、回転板31の貫通孔31cを可動部
材16が貫通した状態にあるので、回転板31の回転が
規制されている。
【0038】そして、掘削予定のトンネルを長距離掘進
し、固定カッタービット7が摩耗し、固定カッタービッ
ト7の切削不能となった場合や、ノムスト壁(NOMS
T壁)を掘削する場合に、予備カッタービット9で掘削
できるようにするために、図7及び図11に示すよう
に、油通路26を通じて第1の室27に圧油が供給さ
れ、ピストン21及びピストンロッド23はフレーム6
aに固定されているので、可動部材16従って第1の予
備カッタービット9が油圧ジャッキ機構17にて切り羽
側に押し出されることとなり、第1の予備カッタービッ
ト9がスポーク4の表面より突出した状態とされる。こ
れにより、回転板31の貫通孔31cから可動部材16
が抜け出て、可動部材16による回転板31の回転規制
が解除され、前記回転板31が回転自由な状態になる。
【0039】このような回転自由な状態になると、スプ
リング部材41のスプリング力によって、回転板31が
所定の方向に回転することになるが、所定角度だけ回転
すると回転板31と一体に回転するストッパ部材34が
隣の連結板部材32に当接し、回転板31のそれ以上の
回転が規制される。すなわち、ストッパ部材34は、連
結板部材32間の回転が許容される角度だけしか回転す
ることができないので、回転板31の回転も一定の角度
範囲に規制されることになる。
【0040】この状態では、回転板31の貫通孔31c
と可動部材16との断面形状とがほぼ同一であるにもか
かわらず、それらが円周方向においてずれているので、
第1の予備カッタービット9に作用する推力を可動部材
16が受け、それによって可動部材16が後退しようと
しても、回転板31に規制されて後退することができな
い。よって、スプリング部材41と回転板31とが、カ
ッタービット9の押し出しを維持する維持手段として機
能するようになる。
【0041】なお、第1の予備カッタービット9の推力
は、可動部材16と回転板31との4個所の重なり部
分、フレーム6a、連結板部材32及びガイド壁部1
3,14に順に伝達されることになる。
【0042】従って、掘削予定のトンネルの途中や最終
位置にノムスト壁が設けられている場合にも、予備カッ
タービット9を突出させて新しいカッタービットでノム
スト壁を掘削することができる。それと共に、回転板回
転制御手段にて回転板31の回転を制御し、回転板31
によって可動部材16の後退を規制しているので、油圧
ロックに比べて構造を簡単にすることができ、また、掘
削作業も安定して行うことができる。このとき、第2の
予備カッタービット11も同様にして突出して、後退が
規制された状態とされ、同様な作用効果を発揮する。
【0043】前記実施の形態においては、連結板部材3
2にストッパ部材34が当接することで、所定角度以上
の回転板31の回転を規制するようにしているが、本発
明はそれに限定されるものではなく、スプリング部材自
体の形状の変化により、回転板の所定量以上の回転を規
制するようにし、ストッパ部材を省略することもでき
る。この場合は、基本的には図1〜図12に示すものと
同様であるが、図13〜17に示すように、回転板の形
状とスプリング部材の係止構造が異なることになる。な
お、同一の構成要素については同一の符号を用い、その
詳細な説明を省略する。
【0044】すなわち、ガイド壁13B,14Bは断面
矩形筒状で、その湾曲コーナ部において連結板部材32
Bにて連結され、一体化されている。また、それらの連
結板部材32Bのうちの特定の2つの連結板部材32B
の間にも、両ガイド壁部13B,14Bを連結する連結
板部材が32Cが設けられている。回転板31Bは、ガ
イド壁部13B,14Bの外側面の間隔に相当する寸法
よりも小さい直径の円板形状で、可動部材16が摺動可
能な貫通孔31eが形成されている(図14参照)。部
分円弧状のスプリング部材41Bは、一端部が回転板3
1Bの係止孔31fに、他端部が連結板部材32の係止
孔32aにそれぞれ係止されている。前記可動部材16
が収納され前記可動部材16が回転板31Bを摺動可能
に貫通している状態では、図13及び図15に示すよう
に、回転板31Bを所定角度だけ回転させる量だけスプ
リング部材41Bを撓ませ、前記回転板31Bを回転さ
せる方向に付勢するようにしている。そして、圧油が作
用して可動部材16が突出すると、可動部材16による
回転板31Bの回転の規制が解除される。すると、前記
スプリング部材41Bのスプリング力によって自然な状
態に戻ろうとして回転板31Bが回転し、回転板31B
がほぼ45度回転されたときに、スプリング部材41B
が自然な状態になり、回転板31Bを回転させなくな
る。これによって、可動部材16の後退が規制され、前
記実施の形態の場合と同様に、予備カッタービット9A
の突出状態は維持される。
【0045】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように実施
され、以下に述べるような効果を奏する。
【0046】請求項1の発明は、回転板を回転させるこ
とによって、前端に予備カッタービットを有する可動部
材の後退を規制するようにしているので、簡単な構造で
もって、大きな反力(スラスト力)が作用しても、予備
カッタービットが後退することなく、掘削作業を安定さ
せることができる。そして、予備カッタービットが必要
なときだけ、外方又は半径方向外方に突出させて使用す
ることができ、しかも使用時には、反力(スラスト力)
は、最終的にカッターヘッドによって支持されるから、
ノムスト壁に対しても確実にトンネルを掘削することが
できる。
【0047】よって、掘削予定のトンネルの途中や最終
位置にノムスト壁が設けられている場合にも、予備カッ
タービットを突出させて新しいカッタービットでノムス
ト壁を掘削することができると共に、回転板回転制御手
段にて回転板の回転を制御して可動部材の後退を規制す
るようにしているので、油圧ロックに比べて構造を簡単
にすることができ、また、掘削作業も安定して行うこと
ができる。
【0048】請求項2に記載のように、可動部材が突出
して回転板に対する貫通が解除されたときに、スプリン
グ部材のスプリング力によって回転板を回転させ、スト
ッパ部材にて所定角度以上の回転を規制するようにすれ
ば、簡単な構造でもって回転板の回転を規制することが
できる。
【0049】また、請求項3に記載のように、可動部材
が突出して回転板に対する貫通が解除されたときに、ス
プリング部材のスプリング力によって、回転板が所定角
度だけ回転し、スプリング部材の撓みが解消された状態
となるようにすれば、請求項2の発明において必要とさ
れるストッパ部材も必要なくなり、より一層簡単な構造
でもって回転板の回転を規制することができる。
【0050】請求項4に記載のように、第1のガイド壁
部と第2のガイド壁部とを空間部を存して設け、その空
間部にスプリング部材を設けるようにすれば、回転板回
転制御手段を構成するスプリング部材を無理なく配置す
ることができる。
【0051】請求項5に記載のように、可動部材の突出
を油圧ジャッキ機構によって行うようにすれば、圧油の
供給という簡単な制御だけで可動部材を突出させること
ができる。
【0052】請求項6に記載のように、前記油圧ジャッ
キ機構を、前記可動部材の内部を前端側の第1の室及び
後端側の第2の室に区画するピストンと、該ピストンに
一端部が連結され他端部が前記可動部材を貫通してカッ
ターヘッドに固定されるピストンロッドと、前記ピスト
ン及びピストンロッドを貫通して設けられ前記第1の室
に圧油を供給する油通路とを有する構成とすれば、油通
路を通じて圧油を第1の室に供給することで、可動部材
を突出させ、それによって予備カッタービットを前記カ
ッターヘッドの前面部より外方又は半径方向外方に簡単
に突出させることができる。また、掘削作業時には、油
圧ジャッキ機構にスラスト力が作用しないので、油圧ジ
ャッキ機構は予備カッタービットを押し出させるだけの
推力の小さいもので十分であり、小型の油圧ジャッキ機
構を使用できるため、カッターヘッド内の限られた空間
内に無理なく配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る予備カッター装置が用いられるシ
ールド掘進機のカッターヘッドの正面図である。
【図2】図1のII-II線における断面図である。
【図3】図2のA方向矢視図である。
【図4】図2のIV-IV線における断面図である。
【図5】本発明に係る回転板を示し、(a)は平面図、
(b)は図5(a)のB−B線における断面図である。
【図6】図2のVI-VI線における断面図である。
【図7】本発明に係る第1の予備カッタービットが突出
した状態を示す図2と同様な図である。
【図8】図7のVIII-VIII線における断面図である。
【図9】図7のIX-IX線における断面図である。
【図10】図1のX-X線における断面図である。
【図11】本発明に係る第2の予備カッタービットが突
出した状態を示す図10と同様な図である。
【図12】図11のC方向矢視図である。
【図13】他の実施の形態についての図2と同様の図で
ある。
【図14】本発明の他の実施の形態に係る回転板を示
し、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図15】図13のXV-XV線における断面図である。
【図16】他の実施の形態についての図7と同様な図で
ある。
【図17】図16におけるXVII-XVII線における断面図
である。
【符号の説明】
1 シールド掘進機 3 カッターヘッド 4 スポーク 9 第1の予備カッタービット 10 開口 11 第2の予備カッタービット 12 開口 13 第1のガイド壁部 14 第2のガイド壁部 16 可動部材 16A 可動部材 17 油圧ジャッキ機構 21 ピストン 23 ピストンロッド 26 油通路 27 第1の室 28 第2の室 31 回転板 31c 貫通孔 32 連結板部材 33 空間部 34 ストッパ部材 41 スプリング部材 S1 第1の予備カッター装置 S2 第2の予備カッター装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に支持されるカッターヘッド内
    に設けられ、前記カッターヘッドの前面部より前方又は
    半径方向外方に予備カッタービットが突出可能に設けら
    れたシールド掘進機の予備カッター装置であって、 前記カッターヘッドの前面部に形成された開口より後方
    に向けて延びるガイド壁と、 前記ガイド壁に沿って突出可能に設けられ前記予備カッ
    タービットを前端に有する可動部材と、 前記ガイド壁の中間部分に回転可能に設けられ、前記可
    動部材が摺動可能に貫通する回転板と、 前記可動部材が突出し前記可動部材が前記回転板を貫通
    する状態が解除されたとき、前記回転板を水平面内で回
    転し、前記回転板によって前記可動部材の後退を規制さ
    せる回転板回転制御手段とを備えることを特徴とするシ
    ールド掘進機の予備カッター装置。
  2. 【請求項2】 前記回転板回転制御手段は、前記回転板
    とガイド壁との間に設けられ前記回転板を所定方向に回
    転させる方向に付勢するスプリング部材と、前記回転板
    に設けられ前記回転板の所定角度以上の回転を規制する
    ストッパ部材とを有する請求項1記載のシールド掘進機
    の予備カッター装置。
  3. 【請求項3】 前記回転板回転制御手段は、前記回転板
    とガイド壁との間に設けられ前記回転板を所定方向に回
    転させる方向に付勢するスプリング部材を有し、このス
    プリング部材は、前記可動部材が前記回転板を摺動可能
    に貫通している状態では、前記回転板を所定角度だけ回
    転させるのに必要な量だけ撓んでいる請求項1記載のシ
    ールド掘進機の予備カッター装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド壁は、前記開口より後方に向
    けて延びる第1のガイド壁部と、該第1のガイド壁部の
    後端と空間部を存して配置される第2のガイド壁部とを
    有し、前記空間部に前記回転板と前記回転板回転制御手
    段とが配置されている請求項1〜3のいずれかに記載の
    シールド掘進機の予備カッター装置。
  5. 【請求項5】 前記可動部材は、前記ガイド壁に沿って
    油圧ジャッキ機構によって、摺動し、前記開口により突
    出せしめられる請求項1〜4のいずれかに記載のシール
    ド掘進機の予備カッター装置。
  6. 【請求項6】 前記油圧ジャッキ機構は、前記可動部材
    の内部を前端側の第1の室及び後端側の第2の室に区画
    するピストンと、該ピストンに一端部が連結され他端部
    が前記可動部材を貫通して外部に延び前記カッターヘッ
    ドの固定されるピストンロッドと、前記ピストン及びピ
    ストンロッドを貫通して設けられ前記第1の室に圧油を
    供給する油通路とを有する請求項5記載のシールド掘進
    機の予備カッター装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103726854A (zh) * 2014-01-21 2014-04-16 中铁隧道集团有限公司 刀盘辅助支撑轮装置
CN110725692A (zh) * 2019-11-22 2020-01-24 中交隧道工程局有限公司 一种盾构机伸缩式中心切削刀装置
CN111173526A (zh) * 2019-12-20 2020-05-19 中国建筑第四工程局有限公司 一种便于更换刀具的盾构机
JP7384738B2 (ja) 2020-04-16 2023-11-21 地中空間開発株式会社 カッタービット支持構造

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