JP2002242094A - ハロゲン化ヒダントイン化合物の水性スラリー - Google Patents

ハロゲン化ヒダントイン化合物の水性スラリー

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JP2002242094A
JP2002242094A JP2001041818A JP2001041818A JP2002242094A JP 2002242094 A JP2002242094 A JP 2002242094A JP 2001041818 A JP2001041818 A JP 2001041818A JP 2001041818 A JP2001041818 A JP 2001041818A JP 2002242094 A JP2002242094 A JP 2002242094A
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Tomomi Kuromiya
友美 黒宮
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Hakuto Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間に亘り安定かつ高濃度を維持し得る、
ハロゲン化ヒダントイン化合物の水性スラリーを提供す
る。 【解決手段】 (A)ハロゲン化ヒダントイン化合物、
(B)アルキル硫酸塩類、アルキルスルホン酸塩類、ア
ルキルスルホコハク酸塩類、ジアルキルスルホコハク酸
塩類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩類、
アルキルリン酸塩類及びポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルリン酸塩類より成る群から選ばれる1種以上の界
面活性剤、並びに(C)多糖類高分子及び/又は多価ア
ルコール系高分子を含むハロゲン化ヒダントイン化合物
の水性スラリー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業用冷却水系、
製紙工程水系など工業用水系における微生物障害を抑制
するのに有用なハロゲン化ヒダントイン化合物の水性ス
ラリーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種工場の冷却水系あるいは紙・パルプ
などの工程では、細菌、糸状菌、藻類などの微生物の分
泌した粘性物質が水中の土砂、鉄錆、その他の有機物な
どを含んでスライムと呼ばれる泥状物となって、配管、
装置の壁面及び流水路壁面等に付着し、しばしば操業上
の障害を引き起こすことがある。
【0003】例えば、紙・パルプ製造工程では、パルプ
中の有機物、デンプンなど各種添加物が栄養源になって
微生物が増殖してスライムが形成され、壁面等に付着
し、ある大きさになってから剥がれて紙の中に混入する
と紙切れや生産効率の低下、紙の品質低下の原因とな
る。近年、抄紙機の腐食防止、紙の保存性の改善、コス
ト低減等の要求から酸性抄紙に代わって中性抄紙が急速
に増加して来た。しかし、中性抄紙の条件は、微生物の
生育により適しているため、微生物によるスライム問題
はより深刻になってきている。
【0004】このような工程中の微生物を抑制する目的
で、これまでメチレンビスチオシアネート、2,2−ジ
ブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド、5−クロロ−
2−メチル−4−イソチアゾロン−3−オン、2−ブロ
モ−2−ニトロ−1,3−プロパンジオール等が殺菌剤
として用いられてきた。しかし、これらの化学物質は、
環境への影響や取扱時の安全性に問題を持つうえに、殺
菌効果も充分に満足できるものではなかった。
【0005】そこで、殺菌効果が高く、生分解性も高い
うえに分解生成物の毒性が低いハロゲン化ヒダントイン
系化合物の使用が提案された。例えば、特開平8−17
6996号公報にはハロゲン化ヒダントイン化合物を使
用するスライム障害防止方法、特開平11−47755
号公報にはハロゲン化ヒダントイン化合物とイソチアゾ
ロン化合物を併用するスライムコントロール方法、特開
平8−26917号公報にはハロゲン化ヒダントイン化
合物と塩素化イソシアヌル酸の併用による殺菌洗浄剤組
成物が開示されている。
【0006】ハロゲン化ヒダントイン化合物は、有機溶
媒に対してはほとんど溶解せず、水に対しても0.1〜
0.2重量%の溶解度しかないことから長時間かけても
低濃度の溶液しか得られず、0.1〜0.2重量%濃度
の溶液を得るには溶解装置や貯蔵タンクが大きくなり、
かつプロセスへの注入ポンプも大きなものが必要になる
など、溶液として扱うには非常に効率が悪い。この対策
として、ハロゲン化ヒダントイン化合物の水スラリー化
が検討されてきた。しかし、スラリーを安定化させるた
めの界面活性剤や増粘剤が、ハロゲン化ヒダントイン化
合物に由来する次亜ハロゲン酸により酸化分解され、ま
たその分解のためにハロゲン化ヒダントイン化合物が消
費されるという不具合があり、未だに満足しうる水スラ
リー製品を得るには至っていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を改善し、長期間にわたり安定かつ高濃度を維持し得
る、ハロゲン化ヒダントイン化合物の水性スラリーを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ハロゲン
化ヒダントイン化合物のスラリー化について、鋭意研究
を重ねた。その結果、ハロゲン化ヒダントイン化合物
に、特定の界面活性剤並びに多糖類高分子及び/又は多
価アルコール系高分子を使用することで、長期間に亘っ
て高濃度を安定に維持し得る水性スラリーを調製し得る
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】即ち、本発明は、(1)(A)一般式
(I)
【化2】 (式中、X1及びX2は、少なくとも一方が塩素原子又は
臭素原子であり、他方が塩素原子、臭素原子又は水素原
子のいずれかであり、かつR1及びR2は各々独立に水素
原子又は炭素数1〜12のアルキル基を示す)で表され
るハロゲン化ヒダントイン化合物、(B)アルキル硫酸
塩類、アルキルスルホン酸塩類、アルキルスルホコハク
酸塩類、ジアルキルスルホコハク酸塩類、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル硫酸塩類、アルキルリン酸塩類
及びポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩類よ
り成る群から選ばれる1種以上の界面活性剤、並びに
(C)多糖類高分子及び/又は多価アルコール系高分子
を含むハロゲン化ヒダントイン化合物の水性スラリーで
ある。
【0010】好ましい態様として、(2)(A)100
重量部に対して(B)0.005〜10重量部を含む上
記(1)記載のハロゲン化ヒダントイン化合物の水性ス
ラリー、(3)(A)100重量部に対して(B)0.
01〜5重量部を含む上記(1)記載のハロゲン化ヒダ
ントイン化合物の水性スラリー、(4)(A)100重
量部に対して(B)0.1〜1重量部を含む上記(1)
記載のハロゲン化ヒダントイン化合物の水性スラリー、
(5)(A)100重量部に対して、(C)0.01〜
10重量部を含む上記(1)〜(4)のいずれか一つに
記載のハロゲン化ヒダントイン化合物の水性スラリー、
(6)(A)100重量部に対して、(C)0.1〜5
重量部を含む上記(1)〜(4)のいずれか一つに記載
のハロゲン化ヒダントイン化合物の水性スラリー、
(7)ハロゲン化ヒダントイン化合物(A)が、ブロモ
クロロジメチルヒダントイン、ジクロロジメチルヒダン
トイン及びジブロモジメチルヒダントインから選ばれる
1種以上である上記(1)〜(6)のいずれか一つに記
載のハロゲン化ヒダントイン化合物の水性スラリー、
(8)界面活性剤(B)が、アルキル硫酸塩類、アルキ
ルスルホン酸塩類、ジアルキルスルホコハク酸塩類、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩類及びポリオ
キシエチレンアルキルエーテルリン酸塩類より成る群か
ら選ばれる1種以上の界面活性剤である上記(1)〜
(7)のいずれか一つに記載のハロゲン化ヒダントイン
化合物の水性スラリー、(9)(C)が、キサンタンガ
ム、ラムザンガム、ウェランガム、メチルセルロース、
エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス及びヒドロキシプロピルメチルセルロースより成る群
から選ばれる1種以上である上記(1)〜(8)のいず
れか一つに記載のハロゲン化ヒダントイン化合物の水性
スラリー、(10)(C)が、キサンタンガム、ラムザ
ンガム、ウェランガム、カードラン及びプルランより成
る群から選ばれる1種以上である上記(1)〜(8)の
いずれか一つに記載のハロゲン化ヒダントイン化合物の
水性スラリー、(11)(A)が、水性スラリー全量に
対して10〜70重量%で含まれる上記(1)〜(1
0)のいずれか一つに記載のハロゲン化ヒダントイン化
合物の水性スラリーを挙げることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、ハロゲン化ヒダントイ
ン化合物(A)、特定の界面活性剤(B)、並びに多糖
類高分子及び/又は多価アルコール系高分子(C)を含
む水性スラリーである。
【0012】本発明のハロゲン化ヒダントイン化合物
(A)は、下記の一般式(I)
【化3】 で表されるハロゲン化ヒダントイン化合物である。ここ
で、X1及びX2は、少なくとも一方が塩素原子又は臭素
原子であり、他方が塩素原子、臭素原子又は水素原子の
いずれかである。R1及びR2は各々独立に水素原子又は
炭素数1〜12のアルキル基を示し、好ましくは水素原
子、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基を示す。ハロゲン化ヒダントイン化合物(A)とし
ては、例えば、ブロモクロロジメチルヒダントイン、ジ
クロロジメチルヒダントイン、ジブロモジメチルヒダン
トイン等が挙げられる。これらは単独で用いても、2種
以上を組合わせて用いてもよい。
【0013】水性スラリー中のハロゲン化ヒダントイン
化合物(A)の殺微生物作用及び酸化作用をハロゲン化
ジメチルヒダントインを例として説明する。ハロゲン化
ジメチルヒダントインは、水に溶解すると、次式(II)
【化4】 (式中、X−DMHはハロゲン化ジメチルヒダントイン
を示し、DMHはジメチルヒダントインを示し、HOX
は次亜ハロゲン酸を示す)のように一部メチルヒダント
インと次亜ハロゲン酸、例えば次亜臭素酸(HOB
r)、次亜塩素酸(HOCl)となり、これらはハロゲ
ン化ジメチルヒダントインと可逆平衡系にある。殺微生
物作用及び酸化作用をするのは、次亜ハロゲン酸であ
り、ハロゲン化ジメチルヒダントインは式(II)が右に
進んで、次亜ハロゲン酸となって消費されていく。
【0014】スラリー化に供するハロゲン化ヒダントイ
ン化合物の粒径は、上限が、好ましくは100μm、よ
り好ましくは50μmであり、下限が、好ましくは1μ
m、より好ましくは5μmである。粒子径が上限を越え
ると、工程水に注入する時の目詰りや水性スラリーの安
定性が低下することがある。
【0015】水性スラリー中のハロゲン化ヒダントイン
化合物の濃度は、取り扱い性を考慮して、水性スラリー
全量に対して、上限が好ましくは70重量%、より好ま
しくは60重量%、更に好ましくは50重量%であり、
下限が好ましくは10重量%、より好ましくは20重量
%、更に好ましくは30重量%である。上記上限を超え
ると水性スラリー製品の粘度が高くなり、取り扱い性が
悪くなることがあり、上記下限未満ではハロゲン化ヒダ
ントイン化合物の濃度が低く、経済的にメリットが得ら
れないことがある。
【0016】本発明の界面活性剤(B)には、水中でハ
ロゲン化ヒダントイン化合物により酸化を受け難い界面
活性剤が選ばれる。好ましくは、アルキル硫酸塩類、ア
ルキルスルホン酸塩類、アルキルスルホン酸塩類、アル
キルスルホコハク酸塩類、ジアルキルスルホコハク酸塩
類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩類、ア
ルキルリン酸塩類及びポリオキシエチレンアルキルエー
テルリン酸塩類より成る群から選ばれる1種以上の界面
活性剤が使用される。
【0017】ここで、アルキル硫酸塩類としては、アル
キル基の炭素数が好ましくは8〜20のアルキル硫酸塩
類、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、オレイル硫酸ナ
トリウム;アルキルスルホン酸塩類としては、アルキル
基の炭素数が好ましくは5〜30のアルキルスルホン酸
塩類、例えば、α‐オレフィンスルホン酸塩の「リポラ
ンLJ−441」(商標、ライオン株式会社製);アル
キルスルホコハク酸塩類としては、アルキル基の炭素数
が好ましくは6〜12のアルキルスルホコハク酸塩類、
例えば、オクチルスルホコハク酸ナトリウム;ジアルキ
ルスルホコハク酸塩類としては、アルキル基の炭素数が
好ましくは6〜12のジアルキルスルホコハク酸塩類、
例えば、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム;ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル硫酸塩類としては、アル
キル基の炭素数が好ましくは8〜20であって、かつエ
チレンオキサイドが好ましくは3〜30モル付加したポ
リオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩類、例えば、
ポリオキシエチレン(エチレンオキサイド3モル付加)
ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン
(エチレンオキサイド15モル付加)ステアリルエーテ
ル硫酸ナトリウム;アルキルリン酸塩類としては、アル
キル基の炭素数が好ましくは8〜20のアルキルリン酸
塩類、例えば、オクチルリン酸エステル、ジオクチルリ
ン酸エステル;ポリオキシエチレンアルキルエーテルリ
ン酸塩類としては、アルキル基の炭素数が好ましくは8
〜20であって、かつエチレンオキサイドが好ましくは
3〜30モル付加したポリオキシエチレンアルキルエー
テルリン酸塩類、例えば、ポリオキシエチレン(エチレ
ンオキサイド5モル付加)ラウリルリン酸エステル、ジ
ポリオキシエチレン(エチレンオキサイド5モル付加)
ラウリルリン酸エステル等が挙げられる。上記の各物質
を構成する塩類は、好ましくはナトリウム塩、カリウム
塩、アンモニウム塩等より成る群から選ばれる1種以上
からなるものである。本発明においては、上記の界面活
性剤を2種以上混合して用いても差し支えない。
【0018】界面活性剤(B)の配合量は、ハロゲン化
ヒダントイン化合物(A)100重量部に対して、上限
が好ましくは10重量部、より好ましくは5重量部、更
に好ましくは1重量部であり、下限が好ましくは0.0
05重量部、より好ましくは0.01重量部、更に好ま
しくは0.1重量部である。上記下限未満では本発明の
安定な水性スラリー製品が得られないことがあり、上記
上限を超えては配合量に見合うだけの水性スラリーの安
定性向上が得られないことがある。
【0019】本発明の多糖類高分子及び/又は多価アル
コール系高分子(C)は水性スラリー中で増粘剤として
作用する。多糖類高分子としては、好ましくは、グルコ
ース、フコース、マンノース、ラムノース、グルクロン
酸及びその他の単糖類の1種以上を構成単位としてい
る、直鎖及び側鎖を持つ天然多糖類高分子並びに天然多
糖類高分子を加工した半合成多糖類高分子が挙げられ
る。また、多価アルコール系高分子として、好ましく
は、合成ポリアルコール系高分子である水溶性の部分ケ
ン化あるいは完全ケン化ポリビニルアルコールが挙げら
れる。天然多糖類高分子としては、例えば、キサンタン
ガム、ラムザンガム、ウェランガム、プルラン、ローカ
ストビンガム、グァーガム、カラギーナン、アラビアゴ
ム、デキストラン、ゲランガム、並びにこれら以外の微
生物産生多糖類、例えば、アルカラン及びアルカガム
(いずれも商標、伯東株式会社製)が挙げられる。半合
成多糖類高分子としては、例えば、天然セルロースにア
ルキル基あるいはカルボキシメチル基を導入して得られ
たメチルセルロース、エチルセルロース、プロピルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース;天然セルロース
にアルキレンオキサイドを付加して得られたヒドロキシ
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチル
セルロース;及び天然多糖類高分子にアルキレンオキサ
イドを付加あるいはカルボキシメチル基を導入して得ら
れたヒドロキシプロピルグァーガム、カルボキシメチル
グァーガム等が挙げられる。これらのうち、好ましくは
側鎖を持つ天然多糖類高分子、とりわけキサンタンガ
ム、ラムザンガム、ウェランガム、及びメチルセルロー
ス、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース並びにヒドロキシプロピルメチルセルロースより
成る群から選ばれる1種以上が使用される。本発明にお
いては、上記の多糖類高分子及び/又は多価アルコール
系高分子を2種以上混合して用いても差し支えない。
【0020】多糖類高分子及び/又は多価アルコール系
高分子(C)の配合量は、ハロゲン化ヒダントイン化合
物(A)100重量部に対して、上限が好ましくは10
重量部、より好ましくは5重量部であり、下限が好まし
くは0.01重量部、より好ましくは0.1重量部であ
る。上記下限未満では水性スラリーの安定性が不充分な
ことがあり、上記上限を超えては粘度が高くなりすぎて
取扱いが難しくなることがある。
【0021】上記の本発明の水性スラリーには、本発明
の効果を損なわない範囲で、他の増粘剤、例えば、従来
から使用されているポリアクリル酸系高分子、ポリアク
リルアミド系高分子、ポリビニルエーテル系高分子、更
に他の界面活性剤、例えば、非イオン系界面活性剤、カ
チオン系界面活性剤等を併用することを妨げるものでは
ない。また、従来から使用されてきた有機系殺菌剤、例
えば、ブロモニトロプロパンジオール(BNPD)、ジ
ブロモニトロエタン(DBNE)、第4級アンモニウム
塩類等の有機ハロゲン化物系殺菌剤を併用することもで
きる。
【0022】本発明の水性スラリーの調製方法に特に制
限はなく、従来から公知の方法を使用することができ
る。例えば、下記のようにして調製することができる。
予め界面活性剤(B)を、水及び所望により水溶性有機
溶剤、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、
ジエチレングリコール、ブチルセルソルブ等のアルコー
ル類、ジオキサン、又はプロピレンカーボネート等に溶
解し、室温下、プロペラ翼付き攪拌機で攪拌しながら水
溶液を作る。これを300〜500rpmで攪拌しつつ
ハロゲン化ヒダントイン化合物(A)の粉体を加え約1
時間攪拌する。次いで、これに、水及び所望により上記
水溶性有機溶剤に溶かした多糖類高分子及び/又は多価
アルコール系高分子(C)を加えて攪拌し均一な水性ス
ラリーとする。水性スラリー調製の最終段階では、粒度
分布計、例えばレーザー回析式粒度分布計〔例えば、堀
場製作所(株)製、LA−500型〕にてハロゲン化ヒ
ダントイン化合物の分散粒子径を測定し、粒子の会合が
解かれ、所定の粒径に分散されていることを確認するこ
とが好ましい。
【0023】また、任意成分である有機ハロゲン化物系
殺菌剤を配合使用するに際して、限定されるものではな
いが、予め、有機ハロゲン化物系殺菌剤を水溶性有機溶
剤、例えばジエチレングリコール、ブチルセルソルブ等
のアルコール類、ジオキサン、又はプロピレンカーボネ
ート等に溶解し、これをハロゲン化ヒダントイン化合物
の水性スラリーに配合することができる。
【0024】ハロゲン化ヒダントイン化合物の水性スラ
リーは、微生物コントロールの目的に適用することがで
き、例えば工程中で微生物障害が発生している箇所より
上流部、あるいは、微生物障害が発生している箇所の前
工程等へ添加される。このときの該水性スラリーの添加
量は、対象とする工程水により異なり、一概に決められ
ないが、対象とする工程水中の遊離ハロゲン濃度が好ま
しくは0.1〜1.0mg/Lになるように添加する。
【0025】このように、ハロゲン化ヒダントイン化合
物を水性スラリーにすることにより、溶液よりも遥かに
高濃度にすることができ、殺微生物剤として工程水に注
入する時には、注入ポンプや貯蔵タンクの小型化ができ
る。またハロゲン化ヒダントイン化合物を溶液として注
入すると、水中に存在する易酸化性の化合物に消費され
易いが、微粉体であると徐々に溶解するために効率良く
水中の微生物に作用し殺菌効果の向上が達成できる。こ
の他、ハロゲン化ヒダントイン化合物の水性スラリーは
安定に保存、取扱いが出来るので使用する工程の近くで
調製する必要がなく、また水性スラリーとして貯蔵出来
るなどの利益が得られる。
【0026】以下、実施例により、本発明の実施の形態
を更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例によっ
て何ら限定されるものではない。
【0027】
【実施例】実施例及び比較例において使用した各物質は
以下の通りである。 (A)ハロゲン化ヒダントイン化合物 A−1:ブロモクロロジメチルヒダントイン(試薬:関
東化学株式会社製) A−2:ジクロロジメチルヒダントイン(試薬:関東化
学株式会社製) A−3:ジブロモジメチルヒダントイン(試薬:関東化
学株式会社製)
【0028】(B)界面活性剤 B−1:ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム(アデカ
コールEC8600(商標)、旭電化株式会社製) B−2:ポリオキシエチレン(3モル付加)ラウリルエ
ーテル硫酸ナトリウム(エマール20C(商標)、花王
株式会社製) B−3:オレフィン(炭素数14)硫酸ナトリウム(リ
ポランLJ−441(商標)、ライオン株式会社製) B−4:ポリオキシエチレン(3モル付加)アルキル
(炭素数12)エーテルリン酸カリウム(エレクトロス
トリッパーF(商標)、花王株式会社製) B−5:ラウリル硫酸ナトリウム(アデカホープLS−
35(商標)、花王株式会社製)
【0029】[比較に用いた界面活性剤] B−6:ポリオキシエチレン(10モル付加)オクチル
フェニルエーテル(和光純薬株式会社製) B−7:ナフタレンスルフォン酸ホルマリン縮合物ナト
リウム塩(デモールN(商標)、花王株式会社製) B−8:ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(ネオ
ペレックスNo.6Fパウダー(商標)、花王株式会社
製)
【0030】(C)多糖類高分子 C−1:キサンタンガム(KELZAN ASX(商
標)、三晶株式会社製) C−2:ラムザンガム(KIA112(商標)、三晶株
式会社製) C−3:ウェランガム(KIA96(商標)、三晶株式
会社製) C−4:ヒドロキシプロピルメチルセルロース(メトロ
ーズ90SH−10000(商標)、信越化学工業株式
会社製)
【0031】(D)その他(任意成分) D−1:ブロモニトロプロパンジオール(殺菌剤、ナガ
セ化成株式会社製) D−2:ジエチレングリコール(試薬、関東化学株式会
社製)
【0032】
【実施例1】表1に示す各成分含有量(重量%)を有す
るブロモクロロジメチルヒダントインの水スラリーを製
造した。1,000mLのビーカーに水397gを取
り、直径10cmのプロペラ翼付き攪拌機スリーワンモ
ータ(商標、新東科学株式会社製)を使用して400r
pmで攪拌しながら、ジオクチルスルホコハク酸ナトリ
ウム(B−1)1gを添加した。これが完全に溶解した
後、攪拌下、ブロモクロロジメチルヒダントイン(A−
1)400gを少量ずつ添加して、約1時間攪拌した。
その間、レーザー回析式粒度分布計LA−500型(商
標、堀場製作所株式会社製)にて、ブロモクロロジメチ
ルヒダントインの分散粒子径を測定し、メジアン粒子径
が約10μmになったときにキサンタンガム(C−1)
の1重量%水溶液200mLを加えた。均一になるまで
更に攪拌を継続してブロモクロロジメチルヒダントイン
の水スラリーを得た。
【0033】
【実施例2〜9及び13〜17並びに比較例1〜12】
表1に示す各成分含有量(重量%)となるように、各成
分の種類及び配合量を変えた以外は、実施例1と同一に
実施した。
【0034】
【実施例10】表1に示す各成分含有量(重量%)を有
するブロモクロロジメチルヒダントインの水スラリーを
製造した。1,000mLのビーカーに水595gを取
り、直径10cmのプロペラ翼付き攪拌機スリーワンモ
ータ(商標、新東科学株式会社製)を使用して400r
pmで攪拌しながら、ジオクチルスルホコハク酸ナトリ
ウム(B−1)1gを添加した。これが完全に溶解した
後、攪拌下、キサンタンガム(C−1)4gを添加し完
全に溶解せしめた。次いで攪拌下、ブロモクロロジメチ
ルヒダントイン(A−1)400gを少量ずつ添加し
て、約1時間攪拌し均一な溶液とした。その間、レーザ
ー回析式粒度分布計LA−500型(商標、堀場製作所
株式会社製)にて、ブロモクロロジメチルヒダントイン
の分散粒子径を測定し、メジアン粒子径が約10μmに
なるまで攪拌し、均一なブロモクロロジメチルヒダント
インの水スラリーを得た。
【0035】
【実施例11〜12】表1に示す各成分含有量(重量
%)となるように、各成分の種類及び配合量を変えた以
外は、実施例10と同一に実施した。
【0036】
【表1】
【0037】保存安定性試験 上記の実施例1〜17及び比較例1〜12で製造した水
スラリーについて保存安定性を調べた。製造直後の各水
スラリーを、直径4cm×高さ12cmの目盛り付き円
筒状試料瓶に入れ、25℃の恒温槽に1ヶ月間静置し
た。静置後の水スラリーに生じた上澄み部分の体積を測
定し、水スラリーの分離度を評価した。該評価は以下の
基準に従った。 上澄み体積が10体積%未満:○ 上澄み体積が10%体積以上:× また、製造直後及び上記静置後の各水スラリーの回転粘
度(B型回転粘度計;30rpmで回転開始より30秒
後に測定)を測定した。更に、製造直後及び上記静置後
の各水スラリーから、ハロゲン化ヒダントイン化合物の
濃度が0.01重量%の水溶液を製造した。該水溶液に
ついて、残留塩素濃度及び残留臭素濃度をJIS K0
101−1991に規定されているジエチル−p−フェ
ニレンジアンモニウム(DPD)比色法に従って定量し
た。
【0038】上記保存安定性試験の結果を表2に示し
た。
【表2】 *1:分離、沈降するため粘度測定できず。 *2:分離した沈降物が硬く固化し粘度測定できず。 実施例1〜17のヒダントイン化合物の水スラリーは、
1ケ月間安定に保管でき、粘度変化が少なく、かつ有効
塩素濃度も維持されることが分った。
【0039】殺菌試験 上記の各実施例並びに比較例3、4及び7で製造した水
スラリーについて下記の殺菌試験−1及び殺菌試験−2
を実施した。
【0040】殺菌試験―1 新聞古紙原料を用いた中性中質紙抄造の抄紙工程から、
抄紙機のワイヤー下白水(pH=7.6、温度:40
℃、生菌数:9×108個/mL)を採取した。300
mLの三角フラスコ2個に該ワイヤー下白水を100m
Lづつ採取した。次いで、一方の三角フラスコに製造直
後のヒダントイン化合物水スラリーを2mg(20mg
/L)加え、他方の三角フラスコには25℃で1ヶ月間
静置した後のヒダントイン化合物水スラリーを同じく2
mg(20mg/L)加えた後、両方の三角フラスコを
振とう機にて30分間振とうし、接触させた。これをT
GY培地〔トリプトン、イーストエキストラクト、グル
コースをイオン交換水に溶解し、pHを7に調整した培
地〕に接種し、32℃で3日間培養し、白水1mL当り
の生菌数を測定した。ここに用いた培養温度の32℃
は、微生物の繁殖が最も盛んに行なわれるとされている
温度である。
【0041】殺菌試験―2 中性中質紙抄造の抄紙工程の白水サイロ出口から白水
(pH=6.9、温度:45℃、生菌数:2×107
/mL)を採取した。これについて、製造直後及び25
℃で1ヶ月間静置した後のヒダントイン化合物水スラリ
ーを夫々1mg(10mg/L)加えたことを除き、殺
菌試験―1と同一にして殺菌試験を行った。
【0042】上記殺菌試験の結果を表3に示した。
【表3】
【0043】実施例1〜17のハロゲン化ヒダントイン
化合物の水スラリーは、1ケ月静置後にもハロゲン化ヒ
ダントイン化合物の沈降が抑制され、スラリー状態を維
持し、更に殺菌効果も維持されていた。
【0044】
【発明の効果】本発明は、長期間に亘り安定かつ高濃度
を維持し得る、ハロゲン化ヒダントイン化合物の水性ス
ラリーを提供する。本発明により、大型の設備を使用す
ることなく高濃度の水性スラリーを得ることができ、か
つ殺微生物剤として工程水に注入する時には、注入ポン
プ及び貯蔵タンクの小型化ができる。また、従来のよう
にハロゲン化ヒダントイン化合物を溶液として注入する
と、水中に存在する易酸化性の化合物にハロゲン化ヒダ
ントイン化合物が消費され易く、良好な殺菌効果が維持
できなかったが、本発明では、ハロゲン化ヒダントイン
化合物が微粉体で存在することから、これが徐々に溶解
して効率良く水中の微生物に作用し殺菌効果の向上が達
成できる。この他、ハロゲン化ヒダントイン化合物の水
性スラリーは安定に保存かつ取扱いが可能ゆえ、使用す
る工程の近くで調製する必要がなく、また水性スラリー
として貯蔵出来るなど大きな利益が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 520 C02F 1/50 520K 520P 532 532C 532D 532H 540 540D 540B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)一般式(I) 【化1】 (式中、X1及びX2は、少なくとも一方が塩素原子又は
    臭素原子であり、他方が塩素原子、臭素原子又は水素原
    子のいずれかであり、かつR1及びR2は各々独立に水素
    原子又は炭素数1〜12のアルキル基を示す)で表され
    るハロゲン化ヒダントイン化合物、(B)アルキル硫酸
    塩類、アルキルスルホン酸塩類、アルキルスルホコハク
    酸塩類、ジアルキルスルホコハク酸塩類、ポリオキシエ
    チレンアルキルエーテル硫酸塩類、アルキルリン酸塩類
    及びポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩類よ
    り成る群から選ばれる1種以上の界面活性剤、並びに
    (C)多糖類高分子及び/又は多価アルコール系高分子
    を含むハロゲン化ヒダントイン化合物の水性スラリー。
  2. 【請求項2】 (A)100重量部に対して、(B)
    0.005〜10重量部及び(C)0.01〜10重量
    部を含む請求項1記載のハロゲン化ヒダントイン化合物
    の水性スラリー。
  3. 【請求項3】 ハロゲン化ヒダントイン化合物(A)
    が、ブロモクロロジメチルヒダントイン、ジクロロジメ
    チルヒダントイン及びジブロモジメチルヒダントインか
    ら選ばれる1種以上である請求項1又は2記載のハロゲ
    ン化ヒダントイン化合物の水性スラリー。
  4. 【請求項4】 (C)が、キサンタンガム、ラムザンガ
    ム、ウェランガム、メチルセルロース、エチルセルロー
    ス、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
    ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース及びヒドロキ
    シプロピルメチルセルロースより成る群から選ばれる1
    種以上である請求項1〜3のいずれか一つに記載のハロ
    ゲン化ヒダントイン化合物の水性スラリー。
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