JP2002240049A - 成形用金型 - Google Patents

成形用金型

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JP2002240049A
JP2002240049A JP2001043528A JP2001043528A JP2002240049A JP 2002240049 A JP2002240049 A JP 2002240049A JP 2001043528 A JP2001043528 A JP 2001043528A JP 2001043528 A JP2001043528 A JP 2001043528A JP 2002240049 A JP2002240049 A JP 2002240049A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴム部材を加硫成形すると同時にそれをキャ
ビティ内に予め配置した金属部材と一体化させるために
使用される成形用金型であって、金属部材が打痕傷や変
形を受けないようにしたものを提供する。 【解決手段】 成形用金型10を、予め配置された金属
部材40に圧接して金属部材40を移動不能に固定する
金属部材圧接部15,16を備えたものとし、その金属
部材圧接部15,16を、金属部材40に接触する金属
部材接触部17,18が樹脂で形成されたものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビティ内でゴ
ム部材を加硫成形すると同時にそのゴム部材をキャビテ
ィ内に予め配置した金属部材に一体に設けるために使用
される成形用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴムブッシュの防振ゴム部材を加硫成形
すると同時にその防振ゴム部材を内筒用の円筒状金属部
材と一体化させるために使用される成形用金型として
は、図4に示すように、上型片51、中型片52及び下
型片53が組み合わされてキャビティ54を形成するも
のが知られている。この成形用金型50では、上型片5
1及び下型片52にそれぞれ上型及び下型シールピン5
5,56が設けられており、成形時には上型シールピン
55がキャビティ54内に予め配置された円筒状金属部
材40の一端面40aに圧接する一方、下型シールピン
56が円筒状金属部材40の他端面40aに圧接し、こ
れらの上型及び下型シールピン55,56によって円筒
状金属部材40がキャビティ54内で挟持固定されるよ
うになっている。また、上型片51にはゴム注入孔51
aが設けられており、そこから未加硫ゴムがキャビティ
54内に射出充填され、防振ゴム本体30が成形される
と同時にその防振ゴム本体30が円筒状金属部材40と
一体化するようになっている。
【0003】ところで、上型片51及び下型片53にそ
れぞれ設けられた上型及び下型シールピン55,56
は、円筒状金属部材40の挟持保持のみならず、円筒状
金属部40の内部へのゴムの流入を防止する機能をも果
たしている。そして、図5(a)に示すように、円筒状
金属部材40の端面40aに対峙する下型シールピン5
6のフランジ部に円筒状金属部材40側に突出した金属
部材接触部57を設け、これによって下型シールピン5
6の円筒状金属部材40の端面40aへの接触面積を小
さくしてその当接圧力を高め、円筒状金属部材40の内
部へのゴム流入の防止という機能が有効に果たされるよ
うにしている。しかしながら、このようにすると、円筒
状金属部材40の端面40aに作用する圧力が過大とな
って、図5(b)に示すように、円筒状金属部材40の
端面40aの金属部材接触部57が接触する部分が変形
したり、円筒状金属部材40の端面40aが打痕傷を受
けたりすることとなる。このように円筒状金属部材40
の端面40aが変形すると、円筒状金属部材40にボル
トを挿通して固定しても、円筒状金属部材40の端面4
0aとボルト頭裏面との接触面積が小さいものとなるた
め、ボルトが容易に緩む虞がある。また、金属部材端面
に打痕傷がつくと、そこから錆が生じる虞がある。
【0004】また、実公平5−23294号公報には、
互いに接合して密接可能な分割面を有する成形型におい
て、一方の型のキャビティの成形面に、先端に端面を備
え成形品の貫通孔を形成するための突起を有し、他方の
型の成形面のその突起と対向する面に、突起が挿入可能
な寸法の穴部を有すると共にその穴部に成形面と略同一
面をなすゴム様弾性体を有し、分割面が互いに接合した
とき、突起の端面がゴム様弾性体の成形面に圧接するよ
うに構成されているものが開示されており、かかる構成
によれば、穴部内に充填固着されたゴム様弾性体は、型
締めに際し突起の端面に対してその弾性によって圧接密
着するため、その部分に成形用のゴム生地が残留する余
地がなく、従って、成形される成形品の貫通孔内周には
バリが形成されない、との内容が記載されている。
【0005】実開平3−74912号公報には、金属部
品の一部に加硫成形物が接合された製品を得る加硫成形
型であって、金属部品に対する分割型の会合面に、キャ
ビティに沿って延びる環状の溝を設け、この溝に、金属
部品と圧接する耐熱性ゴムリングを密着固定したものが
開示されている。
【0006】実開平2−26648号公報には、内金属
環の外側に外金属環をセットし、その内金属環と外金属
環との間にゴムを注入成形する際に使用する金型であっ
て、上型と、第1及び第2中子を備えた下型とからな
り、上型には内金属環外周縁上端面及び外金属環内周縁
上端面に当接するシール部が形成され、下型の第1中子
には内金属環外周縁下端面に当接するシール部及び下型
の第2中子には外金属環内周縁下端面に当接するシール
部がそれぞれ形成され、さらに、第1及び第2中子に
は、金型を閉じる際にその閉じる方向にそれらを押圧す
る押圧手段が設けられたものが開示されており、かかる
構成によれば、内外金属環をセットして金型を閉じる
と、内外金属環における寸法のばらつきがあっても、そ
のばらつきが吸収されることとなり、また、内金属環及
び外金属環のそれぞれの上下端面に上型、下型の第1及
び第2中子のそれぞれのシール部が押圧されて当接する
ので、ゴムが内外金属環の間に注入されても、内金属環
外周縁上下端面及び外金属環内周縁上下端面にゴムが回
ることがなく、そのためバリが発生しないので成形品取
り出し後におけるバリ取りの仕上げ作業が不要となるの
に加え、金型内にもバリが生成しないために成形毎の型
掃除が不要となり、生産性の向上を図ることができる、
との内容が記載されている。
【0007】実開平5−28020号公報には、下型に
ピンを立設して防振ゴムブッシュの内筒金具を嵌め込む
ようにし、下型と上型とを直接又は中間型を挟んで型合
わせした状態で、それら成形型の筒状のキャビティ内に
ゴム材料を注入して防振ゴムブッシュを成形する装置で
あって、ピンの下側にピンよりも大径で内筒の金具の外
径と同径の内筒支持部を設けて、その内筒支持部を下型
の嵌合穴に隙間なく且つ軸方向に摺動可能に嵌合させる
と共に、内筒支持部をバネ部材により上型の側に付勢
し、型締めの際に上型側の内筒押さえ面を内筒の上端面
に当接させて内筒をバネ部材の付勢力に抗して下型の側
に押し込むようにし、その内筒押さえ面と内筒支持部を
それぞれ内筒の上端面及び下端面に押し当てて噛み切り
状態とした状態で、成形キャビティ内にゴム材料を注入
するようにしたものが開示されており、かかる構成によ
れば、成形キャビティ内にゴム材料を注入したとき、ゴ
ム材料が内筒金具端面と金型との間に入り込まなくな
り、このために内筒金具端面にゴムバリが付着しなくな
って、加硫後における内筒金具端面のバリ取り仕上げ作
業が不要となり、防振ゴムブッシュの製造工程数が減少
してその生産性が向上する、との内容が記載されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本出願の課題は、キャ
ビティ内でゴム部材を加硫成形すると同時にそれをキャ
ビティ内に予め配置された金属部材と一体化させるため
に使用される成形用金型であって、金属部材が打痕傷や
変形を受けないようにしたものを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャビティ内
に予め配置された金属部材に圧接してその金属部材を移
動不能に固定する金属部材圧接部における金属部材に接
触する金属部材接触部を樹脂製とするようにしたもので
ある。
【0010】具体的には、本発明は、キャビティ内でゴ
ム部材を加硫成形すると同時に該ゴム部材を該キャビテ
ィ内に予め配置した金属部材に一体に設けるために使用
され、キャビティ内に予め配置された金属部材に圧接し
て該金属部材を移動不能に固定する金属部材圧接部を備
えた成形用金型であって、上記金属部材圧接部は、上記
金属部材に接触する金属部材接触部が樹脂で形成されて
いることを特徴とする。
【0011】上記の構成によれば、金属部材を移動不能
に固定する金属部材圧接部の金属部材接触部が弾性体で
ある樹脂で形成されているので、金属部材は金属部材圧
接部の圧接によって変形や打痕傷を受けることがなく、
金型部材の変形による成形品の組み付け性の低下や金属
部材の打痕傷からの錆の生成が抑止されることとなる。
【0012】また、金属部材圧接部の金属部材接触部が
金属部材に圧接すると樹脂製の金属部材接触部が弾性圧
縮されることとなるので、鍛造工法によって製造された
金属部材の如く端部の面取りが大きい場合等のように金
属部材の寸法精度が低い場合でも、金属部材接触部の圧
縮度合いが変化することによってその低い寸法精度が吸
収されることとなり、寸法精度に関わりなく金属部材が
強固に固定されることとなる。
【0013】ここで、樹脂製の金属部材接触部は、その
圧縮弾性率が3〜15GPaであることが望ましい。か
かる構成によれば、上記の作用効果が長期にわたって適
正に営まれることとなる。すなわち、金属部材接触部の
圧縮弾性率が3GPaより小さくなると、金属部材接触
部がへたり易くなり、金属部材に圧接される金属部材接
触部の耐久性が低いものとなってしまう。また、金属部
材接触部の圧縮弾性率が15GPaよりも大きくなる
と、金属部材接触部が硬くて弾性に乏しいものとなって
しまう。かかる観点から、金属部材接触部の圧縮弾性率
は5〜10GPaであることがさらに好ましい。また、
これに対応する特性として、金属部材接触部の引張強さ
は80〜300MPa(好ましくは120〜250MP
a)であることが好ましく、圧縮強さは100〜800
MPaであることが好ましい。
【0014】また、樹脂製の金属部材接触部は、その樹
脂種が特に限定されるものではないが、十分な機械的特
性、アルカリ洗浄による腐食が生じない耐アルカリ性及
びシリコン系離型剤等の250℃以上での焼き付け処理
にも耐えうる耐熱性を兼ね備えているということから、
ポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)、ポリフ
ェニレンサルファイド樹脂(PPS)及び熱可塑性ポリ
イミド樹脂のうちの少なくとも1種により形成されてい
るものであることが望ましい。
【0015】さらに、樹脂製の金属部材接触部は、全体
質量に対して20〜50質量%のガラスやカーボン等の
繊維を含有して補強された繊維補強樹脂で形成されてい
るものであってもよい。かかる構成によれば、金属部材
接触部の強度が高められ、その耐久性の向上が図られる
こととなる。ここで、繊維を全体質量に対して20質量
%よりも少なくすると、繊維による補強効果が希薄なも
のとなってしまう。また、繊維を全体質量に対して50
質量%よりも多くすると、金属部材接触部が硬くて弾性
に乏しいものとなってしまう。
【0016】以上のような成形用金型としては、例え
ば、キャビティ内で防振ゴム部材を加硫成形すると同時
にその防振ゴム部材をキャビティ内に予め配置した筒状
の金属部材の外周に一体に設けるために使用され、キャ
ビティ内に予め配置された筒状の金属部材の一方の端面
側に位置し、その金属部材の一方の端面に圧接する第1
金属部材圧接部を有する第1金型片と、金属部材の他方
の端面側に位置し、その金属部材の他方の端面に圧接す
る第2金属部材圧接部を有する第2金型片とを備え、第
1及び第2金属部材圧接部の金属部材端面への圧接によ
って金属部材を挟持して移動不能に固定するように構成
されたものを挙げることができる。この場合は、第1及
び第2金属部材圧接部を、各々、金属部材に接触する金
属部材接触部が樹脂で形成されたものとする。かかる成
形用金型では、金属部材が変形や打痕傷を受けることが
なく、また、金属部材の寸法精度が低い場合でもその低
い寸法精度を吸収することができ、更に加えて、第1及
び第2金属部材圧接部が筒状の金属部材の両端面に圧接
して金属部材を完全にシールするので、成形時に金属部
材内にゴムが流入してバリが生成することがなく、その
ためにバリを取り除くための仕上げ作業が不要となるの
で、生産性の向上が図られることとなる。
【0017】この場合、樹脂製の金属部材接触部は、第
1及び第2金属部材圧接部に金属部材の端面に対峙する
ように設けられたフランジ部に、そのフランジ部から金
属部材側に突出するように設けられている構成であって
もよい。かかる構成によれば、金属部材接触部がフラン
ジ部から金属部材側に突出するように設けられているこ
とによってその突出部分が金属部材に圧接する際の圧縮
代となり、金属部材への圧接によるシール効果がより確
実なものとなる。
【0018】また、樹脂製の金属部材接触部は、フラン
ジ部から金属部材側に0.05〜0.5mm突出してい
ることが望ましい。かかる構成によれば、金属部材接触
部による金属部材の固定及びシールが適正に営まれるこ
ととなる。すなわち、この金属部材接触部の突出量を
0.05mmより少なくすると、金属部材接触部の圧縮
代が小さいために高い圧力で金属部材接触部を金属部材
の端面に圧接させることができず、金属部材のシール性
が低いものとなってしまう。また、この金属部材接触部
の突出量を0.5mmより多くすると、金属部材接触部
が金属部材への圧接により高い圧縮力を受けて破壊する
虞がある。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
金属部材を移動不能に固定する金属部材圧接部の金属部
材接触部が弾性体である樹脂で形成されているので、金
属部材が金属部材圧接部の圧接によって受ける変形や打
痕傷を防止することができる。
【0020】また、金属部材圧接部の金属部材接触部が
金属部材に圧接すると樹脂製の金属部材接触部が弾性圧
縮されることとなるので、金属部材の寸法精度が低い場
合でも、金属部材接触部の圧縮度合いが変化することに
よってその低い寸法精度が吸収されることとなり、寸法
精度に関わりなく金属部材を強固に固定することができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0022】(実施形態1) <成形用金型の構成>図1は、本発明の実施形態1に係
る成形用金型10である。この成形用金型は、ゴムブッ
シュの防振ゴム本体30と内筒となる円筒状金属部材4
0とを一体成形するために用いられるものである。
【0023】成形用金型10は、上型片11、中型片1
2及び下型片13からなり、これらの金型片が組み合わ
されることにより成形用のキャビティ14が形成され
る。
【0024】上型片11及び下型片13には、内筒とな
る円筒状金属部材40を固定し且つその両端面40a,
40aに圧接して円筒状金属部材40をシールするため
の上型及び下型シールピン15,16がそれぞれ設けら
れている。上型及び下型シールピン15,16は、各
々、略円錐台形状に形成された先端部15a(16a)
と、略円錐台形状の先端部15a(16a)の大径側に
連続してキャビティ14内に予め配置された円筒状金属
部材40の端面40a,40aに対峙するように形成さ
れた円盤状のフランジ部15b(16b)と、フランジ
部15b(16b)の先端部15a(16a)側とは反
対側に連続して形成された円柱状のピン固定部15c
(16c)と、が同軸に連なった形状となっている。
【0025】先端部15a,16aは、キャビティ14
内に予め配置された円筒状金属部材40にその小径側か
ら挿入される。
【0026】フランジ部15b,16bは、その先端部
15a,16a側の外周角部が階段状に形成されて大径
及び小径の円盤を積み重ねたような形状をしており、そ
の小径の円盤に外嵌めするように円筒状金属部材40の
端面40a,40aに接触する円筒リング状の金属部材
接触部17,18が固設されている。この金属部材接触
部17,18は、全体質量に対して20〜50質量%の
ガラス繊維を含有して補強され、圧縮弾性率が約10G
Paのガラス繊維補強ポリエーテルエーテルケトン樹脂
(PEEK)で形成されている。また、この金属部材接
触部17,18は、フランジ部15b,16bから円筒
状金属部材40側に0.05〜0.5mm突出してい
る。そして、この上型及び下型シールピン15,16の
フランジ部15b,16bに設けられた金属部材接触部
17,18がキャビティ14内に予め配置された円筒状
金属部材40の端面40a,40aに圧接してその円筒
状金属部材40を固定すると共にシールする。すなわ
ち、これらの上型及び下型シールピン15,16が金属
部材圧接部を構成している。
【0027】フランジ部15b,16bとピン固定部1
5c,16cとは、上型片11及び下型片13にそれぞ
れ設けられた縦断面T字状のピン固定穴11a,13a
に嵌め入れられて固定されている。
【0028】上型片11には、ゴム注入孔11bが設け
られており、これが図示しないゴム射出機に繋がってい
る。
【0029】<成形方法>この成形用金型10を用いた
成形方法について説明する。
【0030】まず、外周にゴム糊を塗布した円筒状金属
部材40を下型シールピン16の先端部16aに被せる
ように下型片13にセットする。このとき、円筒状金属
部材40の下端面40aが下型シールピン16のフラン
ジ部16bに設けられた金属部材接触部18に当接す
る。
【0031】次に、下型片13の上に中型片12を載せ
てセットする。
【0032】次いで、上型シールピン15の先端部15
aを円筒状金属部材40に挿入するように中型片12の
上に上型片11を載せてセットし、上型片11、中型片
12及び下型片13からなる成形用金型10を構成す
る。このとき、成形用金型10内には内筒となる円筒状
金属部材40が予め配置されたキャビティ14が形成さ
れる。また、円筒状金属部材40の下端面40aは下型
シールピン16のフランジ部16bに設けられた樹脂製
の金属部材接触部18に圧接される一方、その上端面4
0aは上型シールピン15のフランジ部15bに設けら
れた樹脂製の金属部材接触部17に圧接され、上型及び
下型シールピン15,16で両端面40a,40aが圧
接されることにより円筒状金属部材40が挟持されて固
定される。さらに、円筒状金属部材40の両端面40
a,40aに接触する樹脂製の金属部材接触部17,1
8が弾性圧縮されることにより円筒状金属部材40がシ
ールされる。
【0033】次いで、ゴム射出機から未加硫ゴム組成物
を射出して、それをゴム注入孔11bを介してキャビテ
ィ14に流入させ充填する。
【0034】続いて、型締めを行い、所定温度で所定時
間そのままの状態を保持する。このとき、ゴムが加硫し
て防振ゴム本体30が成形されると同時にその防振ゴム
本体30が円筒状金属部材40の外周に加硫接着され、
それらが一体化する。
【0035】その後、成形用金型10を開き、円筒状の
内筒の外周に防振ゴム本体が一体に加硫成形された成形
体を取り出す。
【0036】<作用・効果>上記構成の成形用金型10
によれば、円筒状金属部材40の両端面40a,40a
に圧接してそれを挟持して移動不能に固定する上型及び
下型シールピン15,16の金属部材接触部17,18
が弾性体であるポリエーテルエーテルケトン樹脂で形成
されているので、円筒状金属部材40は上型及び下型シ
ールピン15,16の圧接によって変形や打痕傷を受け
ることがなく、金型部材40の変形による成形品の組み
付け性の低下や円筒状金属部材40の打痕傷からの錆の
生成が抑止されることとなる。加えて、円筒状金属部材
40の変形が回避されることからその肉厚を薄くしてコ
ストダウンを図ることも可能となる。
【0037】また、上型及び下型シールピン15,16
の金属部材接触部17,18が円筒状金属部材40の両
端面40a,40aに圧接すると樹脂製の金属部材接触
部17,18が弾性圧縮されることとなるので、鍛造工
法によって製造された金属部材の如く端部の面取りが大
きい場合や金属部材の寸法ばらつきが大きい場合等のよ
うに金属部材の寸法精度が低い場合でも、金属部材接触
部17,18の圧縮度合いが変化することによってその
低い寸法精度が吸収されることとなり、寸法精度に関わ
りなく円筒状金属部材40が強固に固定されることとな
る。
【0038】さらに、上型及び下型シールピン15,1
6が筒状の円筒状金属部材40の両端面40a,40a
に圧接して円筒状金属部材40を完全にシールするの
で、成形時に円筒状金属部材40の内部にゴムが流入し
てバリが生成することがなく、そのためにバリを取り除
くための仕上げ作業が不要となるので、生産性の向上が
図られることとなる。
【0039】そして、樹脂製の金属部材接触部17,1
8は、ポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)で
形成されているので、十分な機械的特性、アルカリ洗浄
による腐食が生じない耐アルカリ性及びシリコン系離型
剤等の250℃以上での焼き付け処理にも耐えうる耐熱
性を兼ね備えているものとなっている。しかも、金属部
材接触部17,18は、その圧縮弾性率が約10GPa
であって適度の弾性を有し且つへたりが生じることな
く、また、全体質量に対して20〜50質量%のガラス
繊維を含有して補強されたガラス繊維補強樹脂で形成さ
れて高強度とされているので、極めて耐久性に優れるも
のとなる。
【0040】また、フランジ部15b,16bから0.
05〜0.5mm円筒状金属部材40側に突出するよう
に金属部材接触部17,18が設けられているので、そ
の突出部分が円筒状金属部材40に圧接する際の圧縮代
となり、円筒状金属部材40への圧接による固定効果及
びシール効果が確実なものとなる。
【0041】(実施形態2) <成形用金型の構成>図2は、本発明の実施形態2に係
る成形用金型20である。この成形用金型20は、長方
形の板状金属部材41と円盤状の防振ゴム本体30と円
柱状金属部材42とからなるダンパー部材を一体成形す
るために用いられるものである。
【0042】成形用金型20は、上型片21、中型片2
2及び下型片23からなり、これらの金型片が組み合わ
されることにより成形用のキャビティ24が形成され
る。
【0043】下型片23には、板状金属部材41を嵌め
入れるための板状金属部材用凹部23aが設けられてい
る。板状金属部材41の長手方向の一方側の中央にはボ
ルト挿通孔41aが設けられており、下型片23のその
対応位置には、ボルト挿通孔41aに嵌合するように上
端が段状に形成されたボルト挿通孔嵌合部25が上下移
動可能に設けられている。そして、このボルト挿通孔嵌
合部25の先端が板状金属部材用凹部23aに予め配置
された板状金属部材41のボルト挿通孔41aに嵌合し
てそれを封じ、また、それが上方移動して板状金属部材
41を下型片23と対峙する中型片22の内壁に押し付
けて固定する。
【0044】また、下型片23における板状金属部材4
1の長手方向の他方側の対応位置には、上端に円盤状の
接触部支持板26aを有する金属部材圧接部26が上下
移動可能に設けられている。この接触部支持板26a
は、これに対向して位置する後述の防振ゴム部材を成形
するための円盤形状のスペースよりもやや大きい外径を
有し、小径及び大径の円盤が上下に積層されて上部周縁
が段状を形成した形状をなしており、その小径の円盤部
に外嵌するように円筒リング状の金属部材接触部27,
27が固設されている。この金属部材接触部27,27
は、全体質量に対して20〜50質量%のガラス繊維を
含有して補強された圧縮弾性率が約10GPaのガラス
繊維補強ポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)
で形成されている。また、この金属部材接触部27,2
7は、接触部支持板26aから板状金属部材41側に
0.05〜0.5mm突出している。そして、この金属
部材圧接部26の接触部支持板26aに設けられた金属
部材接触部27が板状金属部材用凹部23aに予め配置
された板状金属部材41の下面に接触し、それが上方移
動して板状金属部材41に圧接することにより、その板
状金属部材41を下型片23と対峙する中型片22に押
し付けて固定する。
【0045】中型片22には、下型片23の金属部材圧
接部26に対応する位置に円柱状金属部材42を嵌め入
れるための円筒孔22aが設けられており、その下端が
内方への張出部22bに形成されている。そして、この
張出部22bによって円柱状金属部材42の下面が支持
されると共に、防振ゴム本体30を成形するスペースが
形成される。
【0046】上型片21は、平坦な金型面を有してお
り、中型片22の円筒孔22aに予め配置される円柱状
金属部材42の上面に接触する。
【0047】<成形方法>この成形用金型20を用いた
成形方法について説明する。
【0048】まず、防振ゴム本体30を成形する所定位
置にゴム糊を塗布した板状金属部材41を下型片23の
板状金属部材用凹部23aに嵌め入れる。このとき、板
状金属部材41のボルト挿通孔41aにボルト挿通孔嵌
合部25の上端を嵌合させてボルト挿通孔41aを封じ
る。
【0049】次に、下面にゴム糊を塗布した円柱状金属
部材42を中型片22の円筒孔22aに嵌め入れ、その
中型片22を下型片23の上に載せてセットする。この
とき、板状金属部材41の上面と中型片22の張出部2
2bの側面と円柱状金属部材42の下面とで囲まれるス
ペースによって防振ゴム本体30を成形するためのスペ
ースが形成される。
【0050】次いで、中型片22の上に上型片21を載
せてセットする。
【0051】続いて、ボルト挿通孔嵌合部25及び金属
部材圧接部26を上方移動させ、板状金属部材41の上
面を中型片22に当接させる。このとき、板状金属部材
41は、ボルト挿通孔嵌合部25の上端に係合すると共
に金属部材圧接部26の接触部支持板26aに設けられ
た金属部材接触部27,27に圧接され、中型片22に
押し付けられて移動不能に固定される。また、接触部支
持板26aが防振ゴム部材30を成形するスペースに対
向して位置し、しかも、その外径がそのスペースよりも
やや大きく形成されていることから、防振ゴム部材30
を成形するスペースを囲む中型片22部分への板状金属
部材41の押圧が均一なものとなり、板状金属部材41
の上面と中型片22との間の隙間が消失し、そのスペー
スが確実にシールされる。
【0052】次いで、図示しないゴム射出機から未加硫
ゴム組成物を射出して、それを図示しないゴム注入孔を
介してキャビティ24に流入させ充填する。
【0053】そして、型締めを行い、所定温度で所定時
間そのままの状態を保持する。このとき、ゴムが加硫し
て円盤状の防振ゴム本体30が成形されると同時にその
防振ゴム本体30が板状金属部材41及び円柱状金属部
材42のそれぞれに加硫接着され、それらが一体化す
る。
【0054】その後、成形用金型20を開き、図3に示
すように、板状金属部材41と、円盤状の防振ゴム部材
30と、円柱状金属部材42とが一体に加硫成形された
ダンパ部材60を取り出す。
【0055】作用・効果は、金属部材接触部によるシー
ルの作用・効果を除いては、実施形態1と同一である。
【0056】(その他の実施形態)上記実施形態1及び
2では、金属部材接触部17,18,27の樹脂種とし
てポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)を用い
たが、特にこれに限定されるものではなく、ポリフェニ
レンサルファイド樹脂(PPS)や熱可塑性ポリイミド
樹脂であってもよい。
【0057】また、上記実施形態1及び2では、金属部
材接触部17,18,27の樹脂を補強する繊維として
ガラス繊維を用いたが、特にこれに限定されるものでは
なく、カーボン繊維やアラミド繊維であってもよい。
【0058】上記実施形態1では、上型及び下型シール
ピン15,16を上型片11及び下型片13に固設する
ようにしたが、特にこれに限定されるものではなく、シ
ールピンを上下移動可能に金型片に設けるようにしても
よい。
【0059】また、上記実施形態1及び2では、金属部
材接触部17,18,27を円筒リング状としたが、特
にこれに限定されるものではなく、被接触部分を均一に
押圧できてシール等を確実にすることができるものであ
れば何でもよい。
【0060】また、上記実施形態1及び2では、金属部
材接触部17,18,27を単一部材で構成したが、特
にこれに限定されるものではなく、複数部材を組み合わ
せるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る成形用金型の構成を
示す説明図である。
【図2】本発明の実施形態2に係る成形用金型の構成を
示す説明図である。
【図3】本発明の実施形態2に係る成形用金型によって
成形されるゴム部材と金属部材との複合材の斜視図であ
る。
【図4】従来例に係る成形用金型の構成を示す説明図で
ある。
【図5】従来例に係る成形用金型の要部拡大図である。
【符号の説明】
10,20,50 成形用金型 11,21,51 上型片 11a,13a ピン固定穴 11b,51b ゴム注入孔 12,22,52 中型片 13,23,53 下型片 14,24,54 キャビティ 15,55 上型シールピン 16,56 下型シールピン 15a,16a 先端部 15b,16b フランジ部 15c,16c ピン固定部 17,18,27,57 金属部材接触部 22a 円筒孔 22b 張出部 23a 板状金属部材用凹部 25 ボルト挿通孔嵌合部 26 金属部材圧接部 26a 接触部支持板 30 防振ゴム部材 40 金属部材 41 円筒状金属部材 41a ボルト挿通孔 42 円柱状金属部材 60 ダンパ部材
フロントページの続き Fターム(参考) 4F202 AA32 AA40 AA45 AB25 AG24 AM32 AM33 CA11 CB01 CB11 CK06 CK25 4F203 AA32 AA40 AA45 AB25 AG24 AM32 AM33 DA04 DA11 DB01 DB11 DC01 DF15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティ内でゴム部材を加硫成形する
    と同時に該ゴム部材を該キャビティ内に予め配置した金
    属部材に一体に設けるために使用され、キャビティ内に
    予め配置された金属部材に圧接して該金属部材を移動不
    能に固定する金属部材圧接部を備えた成形用金型であっ
    て、 上記金属部材圧接部は、上記金属部材に接触する金属部
    材接触部が樹脂で形成されていることを特徴とする成形
    用金型。
  2. 【請求項2】 キャビティ内で防振ゴム部材を加硫成形
    すると同時に該防振ゴム部材を該キャビティ内に予め配
    置した筒状の金属部材の外周に一体に設けるために使用
    され、キャビティ内に予め配置された筒状の金属部材の
    一方の端面側に位置し該金属部材の一方の端面に圧接す
    る第1金属部材圧接部を有する第1金型片と、該金属部
    材の他方の端面側に位置し該金属部材の他方の端面に圧
    接する第2金属部材圧接部を有する第2金型片とを備
    え、該第1及び第2金属部材圧接部の該金属部材端面へ
    の圧接によって該金属部材を挟持して移動不能に固定す
    るように構成された成形用金型であって、 上記第1及び第2金属部材圧接部は、各々、上記金属部
    材に接触する金属部材接触部が樹脂で形成されているこ
    とを特徴とする成形用金型。
  3. 【請求項3】 上記樹脂製の金属部材接触部は、上記第
    1及び第2金属部材圧接部に上記金属部材の端面に対峙
    するように設けられたフランジ部に、該フランジ部から
    該金属部材側に突出するように設けられていることを特
    徴とする請求項2に記載の成形用金型。
  4. 【請求項4】 上記樹脂製の金属部材接触部は、上記フ
    ランジ部から上記金属部材側に0.05〜0.5mm突
    出していることを特徴とする請求項3に記載の成形用金
    型。
  5. 【請求項5】 上記樹脂製の金属部材接触部は、その圧
    縮弾性率が3〜15GPaであることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか一に記載の成形用金型。
  6. 【請求項6】 上記樹脂製の金属部材接触部は、ポリエ
    ーテルエーテルケトン樹脂、ポリフェニレンサルファイ
    ド樹脂及び熱可塑性ポリイミド樹脂のうちの少なくとも
    1種により形成されていることを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれか一に記載の成形用金型。
  7. 【請求項7】 上記樹脂製の金属部材接触部は、全体質
    量に対して20〜50質量%の繊維を含有して補強され
    た繊維補強樹脂で形成されていることを特徴とする請求
    項1乃至6のいずれか一に記載の成形用金型。
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