JP2521769Y2 - 液体封入式防振構造体 - Google Patents

液体封入式防振構造体

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は液体封入式防振構造体に
関する。この液体封入式防振構造体は例えば自動車の懸
架装置に使用される防振ブッシユに適用できる。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車の懸架装置に使用され
る防振ブッシユとして、C形状部をもつ中間金具を備え
た加硫成形品を筒状の外金具の中央孔に挿入し、その状
態で外金具を縮径させたものが知られている(実開平1
−119950号公報)。ここで、筒状の外金具の中央
孔に挿入する前の状態の加硫成形品の横断面図を図10
に示す。更に、その加硫成形品のW−W線にそう断面図
を図11に示す。
【0003】この加硫成形品は、径外方向に突出するス
トッパ部100をもつ筒状の内金具101と、縮径可能
な2個のC形状部102をもつ中間金具103と、液体
が封入される液室を区画するポケット105を形成する
とともにシールゴム層106、107を備えた弾性ゴム
部109とを有する。また、この加硫成形品では、図1
0に示す様に中間金具103のC形状部102の切欠部
113の近傍に、2個のC形状部102の切欠部113
をつなぐ方向にのびゴムが欠肉した条溝115が形成さ
れている。
【0004】この条溝115は次の様な役割を果たす。
即ち、上記した加硫成形品を外金具110に挿入した状
態で、外金具110の周壁を縮径させた時に、シールゴ
ム層106はその厚み方向で圧縮される。このときシー
ルゴム層106のゴム部分が条溝115の欠肉部分に逃
げることができ、シールゴム層106の過剰圧縮を回避
できる。よって、外金具110の周壁を縮径加工する際
におけるシールゴム層106と外金具110との間の接
着剤層の剥離が抑止され、両者間の良好なシール性が長
期にわたり維持される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記した防
振ブッシユの加硫成形品を分割型で加硫成形した後に離
型する際、条溝115が分割型から円滑に離型できない
と、中間金具103のC形状部102の変形、歪み、偏
芯が発生する。この様にC形状部102に変形、歪み、
偏芯が発生すると、外金具110の周壁を縮径して加硫
成形品と外金具110との間を液密的にシールする際、
高いシール精度を得るには不利となる。
【0006】また型割面間に生じるゴムばりが条溝11
5に発生すると、外金具110の周壁を縮径する際に、
このゴムばりが支障となる。本考案は上記した実情に鑑
みなされたものであり、その目的は、中間金具のC形状
部の変形、歪み、偏芯を回避することにより、加硫成形
品と外金具との間のシール性を高めるのに有利であり、
しかも条溝にゴムばりを発生することを回避した液体封
入式防振構造体を提供することにある。
【0007】また本考案は、C形状部の切欠部に背向す
る連設部に、液室を連通するオリフィス通路が形成され
ている場合には、オリフィス通路にゴムばりが発生する
ことを回避できる液体封入式防振構造体を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる液体封
入式防振構造体は、円柱状外周面をもつ内金具と、軸直
角方向の断面で切欠部をもつ縮径可能なC形状部を軸長
方向で所定間隔を隔ててかつ切欠部が周方向でほぼ同位
相となるように少なくとも2個並設するとともに切欠部
に背向する位置でC形状部同士を連設した連設部とを備
えた中間金具と、内金具の外周面と中間金具のC形状部
の内周面とをつないで両者間の空間を閉塞するとともに
液体が封入される複数個の液室を形成する弾性ゴム部
と、各C形状部の切欠部同士をつなぐ方向にのびゴムが
欠肉した条溝とを備えた加硫成形品と、加硫成形品の外
周面を覆う円柱状の内周面をもち縮径されて内周面が加
硫成形品の外周面に液密的にシールされるとともに液室
を密閉する外金具とで構成され、加硫成形品は、軸直角
方向の断面において、条溝形成用の第1突型部分をもち
かつ中間金具の切欠部と連設部とをつなぐ繋ぎ方向に対
して直交する方向にそう型割面をもつ分割型のキャビテ
ィで成形され、加硫成形品の条溝は条溝形成用の第1突
型部分が該繋ぎ方向においてまたは該加硫成形品の軸長
方向において離型されて形成されていることを特徴とす
るものである。
【0009】また、請求項2にかかる液体封入式防振構
造体では、加硫成形品の連設部の外面側に、液室を連通
するオリフィス通路が形成されており、加硫成形品のオ
リフィス通路は、分割型のオリフィス通路形成用の第2
突型部分が繋ぎ方向においてまたは加硫成形品の軸長方
向において離型されて形成されていることを特徴とする
ものである。
【0010】
【作用】請求項1にかかる液体封入式防振構造体では、
加硫成形品の条溝は条溝形成用の第1突型部分が該繋ぎ
方向においてまたは該加硫成形品の軸長方向において離
型されて形成されている。そのため、加硫成形品の条溝
の離型は円滑に行われよって、中間金具のC形状部の変
形、歪み、偏芯は回避される。
【0011】また、請求項2にかかる液体封入式防振構
造体では、加硫成形品のオリフィス通路は、分割型のオ
リフィス通路形成用の第2突型部分が繋ぎ方向において
または加硫成形品の軸長方向において離型されて形成さ
れている。そのため、オリフィス通路の離型は円滑に行
われる。
【0012】
【実施例】以下、本考案の液体封入式防振構造体を防振
ブッシユに適用した実施例を説明する。この防振ブッシ
ユの製造途中工程は図1、図2、図5に示されている。
また、防振ブッシユの完成品は図3、図4に示されてい
る。図5に示す様に、防振ブッシユは、加硫成形品1と
外金具6とからなる。
【0013】先ず、主構成要素である加硫成形品1から
説明する。図2に示す様に、加硫成形品1は、内金具2
と、中間金具3と、弾性ゴム部4と、条溝5とを備えて
いる。内金具2は、円柱状の外周面20をもつ金属筒状
である。内金具2の軸長方向の中央部には、径外方向に
突き出る金属製のストッパ部21が嵌合されて固定され
ている。
【0014】図6に中間金具3を示す。図6に示す様に
中間金具3はC形状部30と連設部31と橋架部32と
をもつ。C形状部30は、切欠部33をもつ縮径可能な
C形状をなすものである。C形状部30は、軸長方向で
所定間隔を隔てて2個配置されている。ここで、図6に
示す様に2個のC形状部30は、切欠部33が周方向に
おいてほぼ同位相となるように並設されている。連設部
31は、C形状部30同士を連設するものであり、切欠
部33と反対側に位置し、つまり切欠部33に背向して
いる。橋架部32間は、切欠部33につづく切欠部34
とされている。なお中間金具3は、金属板を所定形状に
打ち抜いた後、筒形状に曲成することにより形成されて
いるので、中間金具3の製作は容易である。
【0015】図2、図3、図4に示す様に弾性ゴム部4
は、内金具2の外周面20と中間金具3のC形状部30
の内周面とをつないで両者間の空間を閉塞している閉塞
ゴム部40と、C形状部30の外面に積層されたシール
ゴム層41と、連設部31の外面に積層されたシールゴ
ム層43と、ストッパ部21と中間金具3との間に架設
された腕部45と、ストッパ部21の外面に積層された
ストッパゴム層46とを備えている。図4から理解でき
る様に、腕部45のうち、内金具2側の部位の厚みt1
は外金具6側の部位の厚みt2よりも大きくされてい
る。弾性ゴム部4は、液体7が封入される2個の液室4
aを形成する。
【0016】図5に示す様にシールゴム層41の外周面
には、外方に突出する合計4重リング状のシール突部4
7が形成されている。条溝5は、C形状部30の切欠部
33同士をつなぐ方向につまり矢印T方向にのびてお
り、ゴムが欠肉している空間である。図5に示す様に、
弾性ゴム部4のうち、条溝5の溝巾方向における条溝5
の両側には、軸長方向にのびかつ外方に突出する合計4
個のシール突部48が形成されている。
【0017】このシール突部47、48は図7にも示さ
れている。また図8に示す様に、連設部31の外面に積
層されたシールゴム層43には、オリフィス通路49が
軸長方向に対して傾斜して形成されていると共に、軸長
方向にのびるシール突部49fが形成されている。オリ
フィス通路49は液室4a同士を連通するものである。
なお、図2、図9に示す様に、オリフィス通路49の底
面49aは連設部31の金属製の外面で形成され、オリ
フィス通路49の側面49bはシールゴム層43のゴム
で形成されている。
【0018】防振ブッシユの完成品を示す図3、図4か
ら理解できる様に、上記した加硫成形品1が挿入される
外金具6は、金属筒状であり、加硫成形品1の外周面を
覆う円柱状の内周面60をもつ。次に、加硫成形品1を
製造する場合について説明する。図1において連設部3
1と切欠部33とを繋ぐ方向は矢印X方向とされてお
り、それに直交する方向は矢印Y方向とされている。そ
して、図1から理解できる様に、加硫成形品1を加硫成
形するための成形型8は、矢印X1方向に移動して型締
めおよび矢印X2方向に移動して型開きする第1分割型
80と第2分割型81とで構成されている。ここで図1
に示す様に、第1分割型80は、キャビティ80aと、
条溝5形成用の第1突型部分80bと、シール突部48
形成様の凹部80cと、ストッパ部21に当接しストッ
パ部21を位置決めする位置決め用凸部80eと、矢印
Y方向にのびる型割面80dとを備えている。また、第
2分割型81は、キャビティ81aと、オリフィス通路
49形成用の第2突型部分81bと、ストッパ部21に
当接しストッパ部21を位置決めする位置決め用凸部8
1eと、矢印Y方向にのびる型割面81dとを備えてい
る。
【0019】そして加硫成形にあたり、第1分割型80
のキャビティ80aと第2分割型81のキャビティ81
aに中間金具3、ストッパ部21をもつ内金具2を配置
した状態で、キャビティ80a、81aに未加硫配合ゴ
ムを装填し、加硫後、第1分割型80及び第2分割型8
1はそれぞれ矢印X2方向に移動して型開きされる。こ
れにより図2に示す構造の加硫成形品1が取り出され
る。このとき、条溝5形成用の第1突型部分80bは矢
印X2方向へ移動して支障なく型開きできるので、中間
金具3のC形状部30の変形、歪み、偏芯を回避でき
る。
【0020】同様に、オリフィス通路49形成用の第2
突型部分81bも矢印X2方向へ移動して支障なく型開
きできる。更に本実施例では、図1に示す様に第1分割
型80の型割面80d、第2分割片81の型割面81d
は矢印Y方向にそっている。従って、条溝5、オリフィ
ス通路49には型割面が存在しない。よって、型割面間
で発生するゴムばりが条溝5、オリフィス通路49に発
生する不具合を回避できる。そのため、後述する様に外
金具6の周壁を縮径する際において、ゴムばりが支障と
なる不具合を回避できる。この点、前記した従来とは異
なる。
【0021】なお本実施例では、仮にゴムばりが生じる
としたら、図1に示す型割面80dと型割面81dとの
間である。更に本実施例では、前述した様に、腕部45
のうち、内金具2側の部位の厚みt1は外金具6側の部
位の厚みt2よりも大きくされているので、第1分割型
80、第2分割型81の型開きは円滑に行われる。
【0022】次に、外金具6と加硫成形品1とを一体的
に組付ける場合について説明する。この場合には、水や
ポリアルキレングリコール等の非圧縮性流体中に加硫成
形品1と外金具6とを浸漬させ、図5から理解できる様
に、流体中で、外金具6の内周面60で区画される中央
孔に加硫成形品1を挿入し、その後、八方かしめ治具を
用い、流体中で外金具6の周壁全体を縮径加工し、以て
外金具6と加硫成形品1とを一体化するとともに、液室
4aに非圧縮性流体7を封入する。
【0023】その後、図3から理解できる様に、外金具
6の軸長方向の端部にロールかしめ加工を行い、径内方
に突出するリング状の係止部62を形成し、係止部62
により加硫成形品1の抜け止めを図る。上記した様に外
金具6の周壁を縮径した状態では、シール突部47、4
8、49fは圧潰されて外金具6の内周面60に密着
し、外金具6と加硫成形品1との間は液密的にシールさ
れるので、液室4a内の非圧縮性流体7の漏れは回避さ
れる。特に本実施例では、条溝5の溝巾方向の両側には
軸長方向にのびるシール突部48が形成されているの
で、液室4a内に封入された非圧縮性流体7が条溝5か
ら漏れることを回避できる。
【0024】また、外金具6の周壁を縮径した状態で
は、弾性ゴム部4の閉塞ゴム部40は予備圧縮状態とさ
れ、その耐久性の向上が図られている。更に、外金具6
の縮径に伴い、連設部31に積層したシールゴム層43
が厚み方向に圧縮されるので、オリフィス通路49の深
さが確保されず、オリフィス通路49の通路面積の狭小
化が生じるおそれがある。この点本実施例ではオリフィ
ス通路49の底面49aは連設部31の金属製の外面で
形成されているので、ゴム変形の影響を実質的に受け
ず、従ってオリフィス通路49の深さは確保され、オリ
フィス通路49の通路面積の狭小化を回避できる。
【0025】上記した様に製造した防振ブッシユにおい
て、外金具6と内金具2とが相対変位して液室4aの容
積が変化した場合には、容積が小さくなる側の液室か
ら、容積が大きくなる側の液室にオリフィス通路49を
介して非圧縮性流体7が流れ、非圧縮性流体7の通過抵
抗により振動は減衰される。また非圧縮性流体7の液中
共振作用による振動減衰作用も期待できる。また軸直角
方向としての矢印Y5方向(図4参照)の外力が作用
し、外金具6と内金具2とが矢印Y5方向において相対
変位する場合には、ストッパ部21のストッパゴム層4
6が外金具6の内周面60に当接するので、矢印Y5方
向における過大変位は規制される。また、軸直角方向と
しての矢印Y6方向の外力が作用し、外金具6と内金具
2とが矢印Y6方向において相対変位した場合には、腕
部45が圧縮変形、引張変形する。これにより本実施例
では、従来と同様に、低周波域(一般的に5〜15H
Z)における高減衰性、中周波域(一般的に30〜12
0HZ)における低動ばね化を発揮できる。 (他の実施例) なお、上記した実施例では第1分割型80、第2分割型
81を矢印X2方向に型開きする構成であるが、これに
限らず、加硫成形品1の軸長方向にそって第1分割型8
0、第2分割型81を型開きしても良いものである。
【0026】
【考案の効果】以上説明した様に本考案液体封入式防振
構造体によれば、中間金具のC形状部の変形、歪み、偏
芯を回避でき、従って、加硫成形品と外金具との間にお
けるシール性を良好に維持するのに有利である。また、
条溝は分割型の型割面に対面しないので、条溝にゴムば
りを発生させることを回避できる。さらに、液室を連通
するオリフィス通路が中間金具の連設部に形成されてい
る場合には、オリフィス通路にもゴムばりを発生させる
ことなく、良好に離型でき、ゴムばりに起因するオリフ
ィス通路の詰まり等の不具合を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加硫成形品を分割型で加硫成形している状態の
断面図である。
【図2】加硫成形品の断面図である。
【図3】図4のR−R線にそう断面図である。
【図4】ブッシユの横断面図である。
【図5】加硫成形品を外金具に嵌める前の状態の斜視図
である。
【図6】中間金具の斜視図である。
【図7】加硫成形品のシール突部を示す側面図である。
【図8】加硫成形品のオリフィス通路を示す側面図であ
る。
【図9】図8のM−M線にそう断面図である。
【図10】外金具に嵌める前の状態の従来の加硫成形品
の横断面図である。
【図11】外金具に嵌める前の状態の従来の加硫成形品
の縦断面図である。
【符号の説明】
図中、1は加硫成形品、2は内金具、3は中間金具、3
0はC形状部、33は切欠部、4は弾性ゴム部、47、
48はシール突部、5は条溝、6は外金具、8は成形
型、80は第1分割型、81は第2分割型を示す。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円柱状外周面をもつ内金具と、軸直角方向
    の断面で切欠部をもつ縮径可能なC形状部を軸長方向で
    所定間隔を隔ててかつ該切欠部が周方向でほぼ同位相と
    なるように少なくとも2個並設するとともに該切欠部に
    背向する位置で該C形状部同士を連設した連設部とを備
    えた中間金具と、該内金具の外周面と該中間金具のC形
    状部の内周面とをつないで両者間の空間を閉塞するとと
    もに液体が封入される複数個の液室を形成する弾性ゴム
    部と、各該C形状部の切欠部同士をつなぐ方向にのびゴ
    ムが欠肉した条溝とを備えた加硫成形品と、 該加硫成形品の外周面を覆う円柱状の内周面をもち縮径
    されて内周面が該加硫成形品の外周面に液密的にシール
    されるとともに該液室を密閉する外金具とで構成され、 該加硫成形品は、 軸直角方向の断面において、条溝形成用の第1突型部分
    をもちかつ該中間金具の該切欠部と該連設部とをつなぐ
    繋ぎ方向に対して直交する方向にそう型割面をもつ分割
    型のキャビティで成形され、 該加硫成形品の該条溝は条溝形成用の該第1突型部分が
    該繋ぎ方向においてまたは該加硫成形品の軸長方向にお
    いて離型されて形成されていることを特徴とする液体封
    入式防振構造体。
  2. 【請求項2】該加硫成形品の該連設部の外面側に、該液
    室を連通するオリフィス通路が形成されており、 該加硫成形品のオリフィス通路は、該分割型のオリフィ
    ス通路形成用の第2突型部分が繋ぎ方向においてまたは
    該加硫成形品の軸長方向において離型されて形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の液体封入式防振構
    造体。
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