JP2002239749A - 抵抗溶接機の電極チップ取外し装置 - Google Patents

抵抗溶接機の電極チップ取外し装置

Info

Publication number
JP2002239749A
JP2002239749A JP2001042816A JP2001042816A JP2002239749A JP 2002239749 A JP2002239749 A JP 2002239749A JP 2001042816 A JP2001042816 A JP 2001042816A JP 2001042816 A JP2001042816 A JP 2001042816A JP 2002239749 A JP2002239749 A JP 2002239749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode tip
arms
shank
welding machine
resistance welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001042816A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Oshita
育男 大下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001042816A priority Critical patent/JP2002239749A/ja
Publication of JP2002239749A publication Critical patent/JP2002239749A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Resistance Welding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】抵抗溶接機の上下に相対向する電極チップ11
のいずれをもシャンク12から自動で抜くことができる
ようにする。 【解決手段】2本のアーム1,1の先端に互いにシャン
ク軸方向に合わさって電極チップ11とシャンク12と
の間の溝33に嵌まる爪2,2を形成し、両アーム1,
1を互いの爪2,2が合わさった閉状態と離反した開状
態とに変化するよう支持手段4に軸支し、両アーム1,
1を閉状態にして爪2,2を上記溝33に嵌めた状態か
ら、両アーム1,1を開状態になるように駆動すること
によって、電極チップ11を両爪2,2によってシャン
ク12から抜く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は抵抗溶接機の電極チ
ップ取外し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】抵抗溶接機の電極チップは、シャンクに
テーパ嵌合によって取り付けられている。この電極チッ
プが摩耗したり損なわれたときは、これをシャンクから
抜いて新たな電極チップと交換する必要がある。実開平
6−15885号公報にはそのための電極チップ取外し
装置が記載されている。それは、先端に二股状の爪を有
する水平なロッドを備え、この爪を溶接ガンの下側の電
極チップとシャンクとの間の溝に嵌め、その状態で溶接
ガンを上昇させることにより当該ロッドをその後端を支
点に傾斜させて、梃子の原理で電極チップをシャンクか
ら抜き取るというものである。
【0003】また、特開平11−170063号公報に
は手持ち式の電極チップ用ハンマーが記載されている。
これは、エアハンマーによって軸方向に揺動する可動部
に治具を取り付けたものである。治具は、くの字状に屈
曲していて、その先端に二股状の爪が形成されている。
使用に際しては、爪を電極チップとシャンクとの間の溝
に嵌め、梃子のように治具を傾けた状態でエアハンマー
を作動させることにより、治具を上下に振動させて電極
チップをシャンクから抜く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実開平6−15885
号公報に記載の電極チップ取外し装置の場合、溶接ガン
の下側の電極チップをシャンクから抜くことはできる
が、上側の電極チップを抜くには別の上側電極チップ専
用の取外し装置を準備する必要がある。また、溶接ガン
を上下に移動させて電極チップを抜く方式であるから、
定置式の抵抗溶接機には使用できない。
【0005】特開平11−170063号公報に記載の
電極チップ取外し装置の場合も、抵抗溶接機の下側の電
極チップの取外しには適しているが、上側の電極チップ
の取外しに用いる場合には作業性が悪くなる。また、手
動式であって、電極チップの取外しに作業者の手を煩わ
せる必要がある。
【0006】そこで、本発明の課題は、電極チップを自
動で取り外すことができるようにすること、抵抗溶接機
の上下の電極チップの取外しに兼用できるようにするこ
と、さらに、抵抗溶接機が定置式であるか可動式である
かを問わずに適用できるようにすることにある。
【0007】また、本発明の課題は、電極チップがシャ
ンクから抜けた際に予期しない方向に飛ぶことを防止す
ることにある。
【0008】また、本発明の課題は、電極チップ取外し
装置の抵抗溶接機に対する位置ずれを吸収できるように
すること、さらには電極チップをシャンクから抜く際に
電極チップ取外し装置又は抵抗溶接機に異常な力が作用
しないようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
抵抗溶接機の電極チップとシャンクとの間に形成された
溝に対して、互いにシャンク軸方向に合わさって嵌まる
爪を各々の先端に有する2本のアームと、上記両アーム
の爪が互いに合わさった閉状態と、上記電極チップがシ
ャンクから外れるように互いに離反した開状態とに変化
するよう、この両アームの中間部を回動自在に軸支する
支持手段と、上記両アームを上記閉状態と開状態とにな
るように駆動する駆動手段とを備えていることを特徴と
する抵抗溶接機の電極チップ取外し装置である。
【0010】この発明によれば、2本のアームを開状態
になるように駆動すると、この両アームの爪が互いに離
反することによって電極チップ及びシャンクの各々に対
して互いに離れる方向の力が作用する。従って、当該電
極チップ取外し装置を抵抗溶接機の相対向する一対の電
極チップのうちのいずれに適用しても、その電極チップ
とシャンクとの間には同じような抜け力が作用すること
になり、適用すべき電極チップの向きを選ばない。
【0011】また、電極チップの取外しに際しては、2
本のアームの爪を電極チップとシャンクとの間の溝に嵌
めれば、この両アームを駆動するだけで電極チップをシ
ャンクから抜くことができ、抵抗溶接機の電極チップを
両アームに対して相対的に移動させる必要はない。従っ
て、当該電極チップ取外し装置は、抵抗溶接機が定置式
であるか可動式であるかを問わずに適用することができ
る。
【0012】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
抵抗溶接機の電極チップ取外し装置において、上記両ア
ームの基端にそれぞれリンクの一端が上記軸支部の軸と
平行な第1ピンによって連結され、この両リンクの他端
同士が上記軸支部の軸と平行な第2ピンによって連結さ
れていて、上記駆動手段が、上記第2ピンを上記軸支部
に向かって進退させるものであることを特徴とする。
【0013】この発明では、第2ピンを軸支部に向かっ
て進退させれば、両アームが同時に回動して上述の閉状
態と開状態とに変化する。従って、駆動手段としては、
第2ピンを直線往復動させるシリンダ装置や電動モータ
など簡易なものを採用することができる。
【0014】請求項3に係る発明は、請求項1に記載の
抵抗溶接機の電極チップ取外し装置において、さらに、
上記両アームの爪を上記溝に嵌めた際に上記電極チップ
にその側方から当接して押圧力を与える押圧手段を備え
ていることを特徴とする。
【0015】この発明では、電極チップは、シャンクか
ら抜けると同時に押圧手段によって前方へ押し出され
る。従って、電極チップがシャンクから抜けたときに高
く跳ね上がって偶発的に周辺機器に当たることを避ける
上で有利になる。
【0016】請求項4に係る発明は、請求項1に記載の
抵抗溶接機の電極チップ取外し装置らおいて、さらに、
上記両アームのシャンク軸方向の揺動を許容する手段を
備えていることを特徴とする。
【0017】この発明では、2本のアームの爪を電極チ
ップとシャンクとの間の溝に嵌め入れる際に、電極チッ
プ取外し装置と抵抗溶接機との間に若干の位置ずれがあ
っても、両アームがシャンク軸方向に移動することによ
ってそのずれが吸収され、当該嵌め入れが円滑なものに
なる。また、電極チップをシャンクから抜くべく2本の
アームを上記閉状態から開状態に駆動すると、一方のア
ームの爪がシャンクの段部に当接したときに、両アーム
はシャンク軸方向に反力を受ける。このとき、両アーム
がシャンク軸方向へ移動することによって反力が吸収さ
れるため、両アームは円滑に開状態になって電極チップ
がシャンクから抜けるとともに、電極チップ取外し装置
又は抵抗溶接機に無理な力が加わることがなくなり、そ
の損傷が防がれる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る発明によ
れば、2本のアームを各々の先端の爪が互いに合わさっ
た閉状態と離反した開状態とに回動できるようにし、両
アームを閉状態にして両爪を電極チップとシャンクとの
間の溝に嵌め、開状態に駆動することによって両爪を互
いに離反させて電極チップをシャンクから抜くようにし
たから、抵抗溶接機の相対向する一対の電極チップのい
ずれでもシャンクから自動で抜くことができるととも
に、電極チップを両アームに対して相対的に移動させる
必要がないから、抵抗溶接機が定置式であるか可動式で
あるかを問わずに適用することができる。
【0019】請求項2に係る発明によれば、上記両アー
ムにリンクを介して駆動手段を連結し、駆動手段による
連結ピンの直線往復運動を両アームの回転運動に変換す
るようにしたから、駆動系の構成が簡単になり、小型化
ないしはコストの低減に有利になる。
【0020】請求項3に係る発明によれば、さらに、上
記両アームの爪を上記溝に嵌めた際に上記電極チップに
その側方から当接して押圧力を与える押圧手段を備えて
いるから、電極チップはシャンクから抜けると同時に当
該押圧方向の前方へ押し出されることになり、シャンク
から抜けたときに高く跳ね上がって偶発的に周辺機器に
当たることを避ける上で有利になる。
【0021】請求項4に係る発明によれば、さらに、上
記両アームのシャンク軸方向の揺動を許容する手段を備
えているから、電極チップ取外し装置と抵抗溶接機との
間に若干の位置ずれがあってもこれが吸収されて上記爪
の溝への嵌め入れが円滑なものになり、また、一方のア
ームの爪がシャンクの段部に当接したときの反力が吸収
されるため、両アームの作動が円滑なものになって電極
チップがシャンクから抜け易くなるとともに、電極チッ
プ取外し装置又は抵抗溶接機に無理な力が加わることが
なくなり、その損傷が防がれる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0023】図1に示す抵抗溶接機の電極チップ取外し
装置において、1,1は先端に爪2,2を有する上下一
対の等長のアーム、3はアーム1,1の駆動手段であ
る。両アーム1,1はその中間部先端よりの部位が支持
手段4によって軸支されて支持板5に支持されている。
駆動手段3は支持板5に固定されている。支持板5はベ
ース6に緩衝手段7を介して支持されている。上側のア
ーム1には押圧手段9が取り付けられている。
【0024】なお、この実施形態の説明においては、図
4に示すシャンク12の軸方向を上下方向にしている関
係で、便宜上、「上」及び「下」の概念を使用するが、
シャンク軸方向は上下方向とは異なる向きになっていて
もよい。従って、「上」はシャンク軸方向の一方側、
「下」は他方側であると理解されたい。
【0025】アーム1は、支持手段4による軸支部から
先端に行くに従って肉厚(上下方向の寸法)が漸次薄く
なっている。アーム1の先端は図2に示すように二股に
なっている。この二股部分の内側は分岐部が円弧状に形
成され、この円弧の直径の幅で前方へ平行に延びて開口
している。この二股部分は、その円弧の直径が図4に示
す電極チップ11及びシャンク12の外径よりも少し大
きくなるように形成されている。
【0026】上記二股部分の内周縁には、内方へフラン
ジ状に張り出した一定厚の爪2が形成されている。爪2
は、上側のアーム1では該アーム1の先端部下面と面一
になって張出し、下側のアーム1では該アーム1の先端
部上面と面一になって張出している。爪2の内周縁は、
二股部分の内周縁と相似に形成されている。爪2の内周
縁の円弧の直径は、図4に示すシャンク12のチップ嵌
合用突起12aの外径よりも少し大きく、且つ電極チッ
プ11及びシャンク12の外径よりも小さくなってい
る。
【0027】支持手段4は、支持板5から両アーム1,
1の両側に立ち上がった一対の支柱13,13と、この
支柱13,13に両アーム1,1を上下回動自在に軸支
する水平ピン14とを備えてなる。水平ピン14は、ア
ーム1及びシャンク軸方向と直交するように配向されて
いる。この点は以下に述べる他の水平ピンも同じであ
る。
【0028】各アーム1の基端には図3にも示すように
左右で対をなすリンク15,15の一端が第1水平ピン
16によって回動自在に連結されている。上側アーム1
のリンク15と下側アーム1のリンク15とは互いに等
長である。この両リンク15,15の他端同士は連係具
17と共に第2水平ピン19によって回動自在に連結さ
れている。この連結により、両アーム1,1は、そのア
ーム間隔が基端側で広く、先端に行くに従って漸次狭く
なるように互いに傾斜した状態になっている。上記連係
具17には駆動手段3の可動ロッド21が結合されてい
る。
【0029】駆動手段3は、可動ロッド21と、この可
動ロッド21を支持手段4の軸支部に向かって直線的に
往復動させる減速機付き電動モータ22とによって構成
されている。この場合、駆動手段3によって、第2水平
ピン19を前進させると、両アーム1,1は図1及び図
4に示すように互いの爪2,2が上下に合わさった閉状
態になり、第2水平ピン19を後退させると、両アーム
1,1は図5に示すように互いの爪2,2が離反した開
状態になる。
【0030】図2に示すように、上記連係具17が往復
動する経路の側方には、上記閉状態になるように連係具
17が前進したことを検出する第1検出手段(閉状態検
出手段)23と、上記開状態になるように連係具17が
後退したことを検出する第2検出手段(開状態検出手
段)24とが設けられている。この両検出手段23,2
4は、近接センサによって構成されており、連係具17
の突起25に感応して当該検出を行なう。両検出手段2
3,24の検出信号は制御手段(図示省略)に与えられ
る。
【0031】制御手段は、第1検出手段(閉状態検出手
段)23から検出信号を受けたときは駆動手段3に停止
信号を出力し、第2検出手段(開状態検出手段)24か
ら検出信号を受けたときは可動ロッド21の後退動を停
止させ前進動に切り換えるように駆動手段3に指令信号
を出力するように構成されている。
【0032】緩衝手段7は、支持板5より左右に張り出
した4つの張出し板5aとベース6との各々の間に設け
られている。緩衝手段7は、張出し板5aの下面に固定
された案内筒26と、この案内筒26にピストン部が上
下動自在に嵌められてロッド部が下方へ突出したピスト
ンロッド27と、案内筒26の上端フランジとベース6
との間に設けられたスプリング29とによって構成され
ている。この緩衝手段7では、案内筒26とピストンロ
ッド27とがベース6に対する支持板5の上下動を案内
し、スプリング29は支持板5を含む上部構造体をベー
ス6に上下に弾性的に支持している。この緩衝手段7に
より、当該上部構造体は上下揺動が許容されている。
【0033】押圧手段9は、図2に示すように、プラン
ジャ31と、このプランジャ31の支持部材32とから
なる。プランジャ31は、上側アーム1の上面に沿って
アーム長手方向に進退自在に且つスプリングによって前
進方向に付勢されて、先端が上記二股間の上方位置に突
出している。
【0034】使用に際しては、図4に示すように、駆動
手段3の可動ロッド21を突出させて両アーム1,1を
閉状態にした状態で、両アーム1,1の上下に合わさっ
た爪2,2を抵抗溶接機の電極チップ11とシャンク1
2との間の溝33に嵌める。このとき、爪2と上記溝3
3との間に若干の位置ずれがあって爪2が電極チップ1
1やシャンク12の角を擦ることがあっても、緩衝手段
7によって両アーム1,1の上下動が許容されるため、
その上下動によって位置ずれが吸収されて爪2,2は当
該溝33に嵌まる。また、押圧手段9のプランジャ31
は電極ピン11の側面に当接しスプリングの付勢に抗し
て後退した状態になる。換言すれば、電極チップ11は
プランジャ31によって前方へ押された状態になる。
【0035】その状態で駆動手段3の可動ロッド31を
後退させると、図5に示すように、上下のアーム1,1
は、上下のリンク15,15を介して後方へ引かれ、そ
のことによって、上述の閉状態から上下の爪2,2が互
いに離反した開状態に変化する。これにより、電極チッ
プ11とシャンク12との間隔が上下の爪2,2によっ
て押し広げられ、電極チップ11はシャンク12から抜
ける。両アーム1,1が開状態になると、そのことが第
2検出手段24によって検出されて駆動手段3は可動ロ
ッド21の後退動を停止させ、可動ロッド21を前進さ
せるように作動が切り換わる。可動ロッド21が前進し
両アーム1,1が閉状態になると、そのことが第1検出
手段23によって検出されて、可動ロッド21の前進動
が停止する。
【0036】電極チップ11には、上下のアーム1,1
が閉状態から開状態になるまで、つまりシャンク12か
ら抜けるまで押圧手段3のプランジャ31による押圧力
が働いているから、電極チップ11はシャンク12から
抜けると同時にプランジャ31によって前方へ押し出さ
れる。従って、電極チップ11がシャンク12から抜け
ると同時に高く跳ね上がることが防止され、偶発的に周
辺機器に当たることが避けられる。
【0037】また、上記両アーム1,1が閉状態から開
状態になると、下側アーム1の爪2は閉状態にあるとき
よりも少し下方へ変位する。シャンク12自体は上下動
しないから、下側の爪2がシャンク12の段部に当たっ
たとき、反力で両アーム1,1には上昇する力が働く。
しかし、両アーム1,1は緩衝手段7によって上下動が
許容されているから、両アーム1,1が上昇することに
よって上記反力が吸収される。このため、両アーム1,
1は支障なく開状態になって電極チップ11がシャンク
12から抜けるとともに、シャンク12又は当該電極チ
ップ取外し装置には無理な力が作用しないため、それら
の損傷が避けられる。
【0038】図4及び図5に示す使用例は、抵抗溶接機
の下側の電極チップ11を取り外す場合であるが、上側
の電極チップを取外し場合も下側の場合と同じである。
但し、上側の電極チップを取り外す場合は、下側アーム
1にも上記押圧手段3を設けておくことになる。
【0039】なお、上記電極チップ取外し装置では、上
側に配置された爪2を有するアーム1は軸支部から斜め
上方へ延び、下側に配置された爪2を有するアーム1は
軸支部から斜め下方へ延びているが、両アーム1,1は
軸支部で交差させたものであってもよい。つまり、上側
に配置された爪2を有するアーム1は軸支部から斜め下
方へ延ばし、下側に配置された爪2を有するアーム1は
軸支部から斜め上方へ延ばす、というものである。この
場合は、上記実施形態の場合とは逆に、可動ロッド21
を前進させて両アームを開状態にし、後退させて閉状態
にすることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電極チップ取外し装置を一部断面
にして示す側面図。
【図2】同装置の平面図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】同装置のアームを閉状態にして爪を電極チップ
とシャンクとの間の溝に挿入した状態を示す一部断面に
した装置要部の側面図。
【図5】同装置のアームを開状態にして電極チップをシ
ャンクから抜いた状態を示す一部断面にした装置要部の
側面図。
【符号の説明】
1 アーム 2 爪 3 駆動手段 4 支持手段 7 緩衝手段(揺動許容手段) 9 押圧手段 14 水平ピン(軸支部の軸) 15 リンク 16 第1水平ピン 19 第2水平ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗溶接機の電極チップとシャンクとの
    間に形成された溝に対して、互いにシャンク軸方向に合
    わさって嵌まる爪を各々の先端に有する2本のアーム
    と、 上記両アームの爪が互いに合わさった閉状態と、上記電
    極チップがシャンクから外れるように互いに離反した開
    状態とに変化するよう、この両アームの中間部を回動自
    在に軸支する支持手段と、 上記両アームを上記閉状態と開状態とになるように駆動
    する駆動手段とを備えていることを特徴とする抵抗溶接
    機の電極チップ取外し装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の抵抗溶接機の電極チッ
    プ取外し装置において、 上記両アームの基端にそれぞれリンクの一端が上記軸支
    部の軸と平行な第1ピンによって連結され、この両リン
    クの他端同士が上記軸支部の軸と平行な第2ピンによっ
    て連結されていて、 上記駆動手段が、上記第2ピンを上記軸支部に向かって
    進退させるものであることを特徴とする抵抗溶接機の電
    極チップ取外し装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の抵抗溶接機の電極チッ
    プ取外し装置において、さらに、 上記両アームの爪を上記溝に嵌めた際に上記電極チップ
    にその側方から当接して押圧力を与える押圧手段を備え
    ていることを特徴とする抵抗溶接機の電極チップ取外し
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の抵抗溶接機の電極チッ
    プ取外し装置らおいて、さらに、 上記両アームのシャンク軸方向の揺動を許容する手段を
    備えていることを特徴とする抵抗溶接機の電極チップ取
    外し装置。
JP2001042816A 2001-02-20 2001-02-20 抵抗溶接機の電極チップ取外し装置 Pending JP2002239749A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001042816A JP2002239749A (ja) 2001-02-20 2001-02-20 抵抗溶接機の電極チップ取外し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001042816A JP2002239749A (ja) 2001-02-20 2001-02-20 抵抗溶接機の電極チップ取外し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002239749A true JP2002239749A (ja) 2002-08-28

Family

ID=18905065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001042816A Pending JP2002239749A (ja) 2001-02-20 2001-02-20 抵抗溶接機の電極チップ取外し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002239749A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005123321A1 (ja) * 2004-06-15 2005-12-29 Shinkokiki Co., Ltd. 溶接機のキャップチップ取外し装置
JP2006346701A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Mazda Motor Corp スポット溶接用電極の交換装置
JP2007007670A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Shinko Kiki Kk キャップチップ取外し装置
JP2008126284A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Kyokutoh Co Ltd 電極チップ抜き取り装置
JP2012061515A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Shinko Kiki Kk スポット溶接用キャップチップ取外工具
KR101472981B1 (ko) * 2014-05-19 2014-12-15 최광술 용접기의 용접팁 교환장치
CN106457454A (zh) * 2014-05-19 2017-02-22 崔光述 焊接机的焊嘴替换及供给装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0528572U (ja) * 1991-09-26 1993-04-16 トヨタ車体株式会社 自動電極チツプ脱却装置
JPH0593675U (ja) * 1992-05-20 1993-12-21 株式会社ナツメ 電極チップ取外し電動具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0528572U (ja) * 1991-09-26 1993-04-16 トヨタ車体株式会社 自動電極チツプ脱却装置
JPH0593675U (ja) * 1992-05-20 1993-12-21 株式会社ナツメ 電極チップ取外し電動具

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005123321A1 (ja) * 2004-06-15 2005-12-29 Shinkokiki Co., Ltd. 溶接機のキャップチップ取外し装置
US7353578B2 (en) 2004-06-15 2008-04-08 Shinkokiki Co., Ltd. Cap tip detaching apparatus for welding machine
JP2006346701A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Mazda Motor Corp スポット溶接用電極の交換装置
JP4692089B2 (ja) * 2005-06-15 2011-06-01 マツダ株式会社 スポット溶接用電極の交換装置
JP2007007670A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Shinko Kiki Kk キャップチップ取外し装置
JP4614833B2 (ja) * 2005-06-28 2011-01-19 新光機器株式会社 キャップチップ取外し装置
JP2008126284A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Kyokutoh Co Ltd 電極チップ抜き取り装置
JP2012061515A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Shinko Kiki Kk スポット溶接用キャップチップ取外工具
KR101472981B1 (ko) * 2014-05-19 2014-12-15 최광술 용접기의 용접팁 교환장치
CN106457454A (zh) * 2014-05-19 2017-02-22 崔光述 焊接机的焊嘴替换及供给装置
US20170106467A1 (en) * 2014-05-19 2017-04-20 Kwang-Sul CHOI Apparatus for replacing welding tip of welder and apparatus for supplying same
JP2017520410A (ja) * 2014-05-19 2017-07-27 チョイ グァンスルCHOI, Kwang−Sul 溶接機の溶接チップ交換及び供給装置
EP3147066A4 (en) * 2014-05-19 2019-01-09 Kwang-Sul Choi DEVICE FOR REPLACING THE WELDING TIP OF A WELDING DEVICE AND DEVICE FOR FEEDING THE SAME
US10464162B2 (en) * 2014-05-19 2019-11-05 Kwang-Sul CHOI Apparatus for replacing welding tip of welder and apparatus for supplying same
US11590602B2 (en) 2014-05-19 2023-02-28 Kwang-Sul CHOI Apparatus for replacing welding tip of welder and apparatus for supplying same
US11883899B2 (en) 2014-05-19 2024-01-30 Kwang-Sul CHOI Apparatus for replacing welding tip of welder and apparatus for supplying same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7125059B2 (en) Hand device for working robot
JP6062562B2 (ja) 溶接チップ交換装置
US20090132086A1 (en) Holding apparatus and holding unit
US6116588A (en) Clamping device
JP2002239749A (ja) 抵抗溶接機の電極チップ取外し装置
US7105767B2 (en) Fixed type electrode tip removal device
EP1690625B1 (en) Cap tip removing device of welding machine
JPH11151583A (ja) 摩擦圧接機のばり取り装置
US7537420B2 (en) Working machine that can clamp a workpiece automatically
JP4859134B2 (ja) クランプ装置
JPH07178583A (ja) レーザ加工機のワーククランプ
JP4092576B2 (ja) ブッシュ圧入装置
JP2002013510A (ja) メカニカルクランプ
JP2016022551A (ja) ワーク位置決め装置
JP3174166U (ja) クランプ装置
CN212190858U (zh) 一种锁紧机构及包含其的折弯模具快速夹紧系统
JP2009220243A (ja) 揺動開閉チャック
JP4672393B2 (ja) 皿取り加工装置
JP4845765B2 (ja) チャック装置
JP2001062771A (ja) トグル式流体圧把持装置
JP2010017764A (ja) 電極チップの抜き取り装置
JP2009018390A (ja) ロボットハンド
JP2781365B2 (ja) 切断機
JPH02187274A (ja) スタッド溶接装置
JP2005066682A (ja) 電極チップ脱却治具及びこれを使用した電極チップ脱却方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100629