JP2002239306A - 凝集体生成装置、固液分離装置及び排水処理方法 - Google Patents

凝集体生成装置、固液分離装置及び排水処理方法

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JP2002239306A
JP2002239306A JP2001042176A JP2001042176A JP2002239306A JP 2002239306 A JP2002239306 A JP 2002239306A JP 2001042176 A JP2001042176 A JP 2001042176A JP 2001042176 A JP2001042176 A JP 2001042176A JP 2002239306 A JP2002239306 A JP 2002239306A
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solid
liquid separation
aggregate
stirring
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Isamu Hamamoto
勇 濱本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な懸濁した排水を処理する際に、排水と
凝集剤の混合を短時間で確実に行い、粒度を調整した凝
集体を生成する凝集体生成装置と、目詰まりが起こりに
くく、速やかな濾過が行える固液分離装置を提供する。 【解決手段】 排水に凝集剤を添加して撹拌することに
より凝集体を生成させる凝集体生成装置Aにおいて、回
転速度がおよそ毎分80回転からおよそ毎分500回転
の間に設定された撹拌手段2により、短時間で確実に凝
集体を生成させる。また、排水から固体を取り除く固液
分離装置Bにおいて、排水貯留槽3が濾過隔壁4により
沈降室5と、排出室6とに分離された構造により、固体
を沈降させつつ濾過を行い、固液分離を速やかにかつ高
効率に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に懸濁した排水
の処理の際に、凝集剤等により凝集沈殿させ固液分離を
行うための凝集体生成装置及び固液分離装置と、これら
を用いた排水処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】排水処理においては、排水中の固形物を
除去するために、沈降分離が広く用いられている。沈降
分離には、そのまま自然に沈降させる普通沈殿と、凝集
剤による凝集処理により強制沈降させる凝集沈殿に分け
られる。
【0003】例えば、建設土木工事における濁水や泥水
等の処理を凝集沈殿で行う際などに最もよく使用される
方法として、泥水ライン中にラインミキサを用いて凝集
剤を添加及び撹拌混合した後、堰板を設けた隘路に懸濁
液(泥水)を流出させ、その乱流により凝集剤が添加さ
れた泥水を比較的緩やかに撹拌し、凝集体を生成させる
方法が知られている。
【0004】また、上述の凝集体の生成方法以外に、懸
濁液(排水)に、凝集剤を添加するとともに、凝集剤と
懸濁液とをフラッシュミキサで急速に攪拌、混合し、次
いで、フロックレータで、懸濁液を緩速攪拌し、生成さ
れた凝集粒子を集合接着させて凝集体を生成、成長させ
る方法が知られている。どちらの凝集体生成方法におい
ても、最初に凝集剤を排水に添加する際には、急速な攪
拌が行なわれるが、凝集体を生成、成長させる過程で
は、凝集体が攪拌により破壊されないように緩速攪拌が
行なわれている。
【0005】そして凝集体を生成した後の固液分離(凝
集沈殿)としては、槽型の重力沈降濃縮装置を用いたも
のが知られている。重力沈降濃縮装置においては、凝集
沈殿物を槽底部に沈降させ、その上部に分離された清澄
液を溢流口より流出させ、槽底部に沈降した凝集沈殿物
を集泥装置の掻き取り刃により集泥し、集泥された集沈
殿物を排泥口から排出させる方法が知られている。ま
た、固液分離としては前記凝集体懸濁液を、周囲の全
面、または一部に網目を設けた容器に流出させて、当該
網目より分離水を排出させるいわゆる濾過を行い、得ら
れた凝集体を油圧クラムシェルにより排出する方法が知
られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の方法
による排水と凝集剤との混合では、排水の流量、濃度、
温度、pH等の変動により、その混合、凝集体の生成反
応が不十分である場合が多い。そのため、排水と凝集剤
との懸濁液が十分な凝集体を生成できないまま、固液分
離装置に流入し、きれいな清澄液が得られない。特に運
転初期と終期には混合が不安定となり、良好な凝集体を
得ることが困難となる。
【0007】そのため、より良好な凝集体を得ようとす
るあまり、必要量より多めの凝集剤を添加することにな
りがちである。特に、単に網目を設けた容器状の固液分
離装置に、不完全な凝集体、つまり微粒子が混在した凝
集体を注入してしまった場合、網目にケーキ層が生成さ
れ、重力のみでは濾過できなくなる、いわゆる網目が目
詰まり状態になる場合が多い。このような場合には時間
をかけても残留固形物の脱水度が上がらなくなる。ま
た、凝集体の粒度が網目より小さい場合や、凝集体の強
度が弱い場合は崩壊し、その網目より泥土となり流出
し、2次処理が必要となる。
【0008】このように固液分離処理された残留固形物
は、例えば、産業廃棄物として処理されるために搬出さ
れ、泥水等から得られた残留固形物の場合には、埋め立
て、盛り土用として搬出される場合もあるが、含水率が
高いと嵩張ったり、重量が大きくなったりすることによ
り、運搬費用が高くつく。特に建設現場においては、泥
水処理量も多く、運転管理が容易で、簡易に大量処理で
きる網型の濾過槽が好まれて使用されているが、脱水効
率の悪さが処理コストの負担になっている。
【0009】本発明の課題は、凝集沈殿において、確実
に凝集体を固液分離し、含水率の低い残留固形物を生成
させるものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の連続凝集体生成装置は、排水に凝集
剤を添加して撹拌することにより細かな凝集粒子を生成
させる凝集粒子生成工程と、次いで、さらに排水を撹拌
することにより凝集粒子を成長させて凝集体を生成させ
る凝集体生成工程と、生成した凝集体を排水から分離す
る固液分離工程とを備える排水処理の前記凝集体生成工
程に用いられる連続凝集体生成装置であって、凝集剤の
少なくとも一部が添加されて混合された排水を流入させ
て滞留させた後に流出させる容器と、該容器内の排水を
急速に撹拌させる撹拌翼を備えた撹拌手段とを備え、排
水を前記容器内に約10秒以上滞留させるように、排水
の流量と容器の実用量とが設定され、前記撹拌翼の回転
速度が所望させる凝集体の大きさに対応しておよそ毎分
80回転からおよそ毎分500回転の間に設定されるこ
とを特徴とする。
【0011】上記構成によれば、排水に凝集剤を添加し
て撹拌することにより細かな凝集粒子を生成させる凝集
粒子生成工程を終えた後にさらに排水を撹拌することに
より凝集粒子を成長させて凝集体を生成させる凝集体生
成工程において、毎分80回転から毎分500回転とい
う従来に比較して急速な回転速度で回転させることによ
り、短時間で確実に安定した凝集体を生成することがで
きる。そして、安定した凝集体を確実に得られることに
より、後の固液分離工程において、良好に凝集体を分離
することができるようになり、凝集体の脱水率を上げる
ことができる。なお、ここで成長する前の比較的微細な
凝集体を便宜的に凝集粒子と称しており、凝集体と凝集
粒子とに明確な違いがあるわけではない。
【0012】したがって、容器内の排水の滞留時間が1
0秒程度でも撹拌翼の回転速度に応じて確実に安定した
凝集体を得ることができる。また、従来、凝集体生成工
程においては、撹拌により生成された凝集体が破壊され
るのを恐れて、緩速撹拌を行っていたが、緩速撹拌で
は、凝集剤の混合、溶解や、凝集粒子(凝集体)同士を
結合させるための凝集粒子(凝集体)同士の衝突が十分
ではなく、安定した凝集体を必ずしも得られていなかっ
た。そこで、本発明のように凝集体生成工程においても
急速撹拌を行うことにより、凝集剤の混合及び凝集粒子
同士の衝突を充分に行うことができ、短時間で安定した
凝集体を得ることができる。
【0013】また、前記凝集粒子生成工程で硫酸バンド
(硫酸アルミニウム)等の無機系凝集剤を一次凝集剤と
して添加して微細な凝集粒子を生成した後に、前記凝集
体生成工程で高分子系凝集剤を二次凝集剤として添加す
ることなども行われており、このような場合に、凝集体
生成工程で緩速撹拌を行うと、特に二次凝集剤の混合不
足が生じやすく、それを補うために必要量以上の凝集剤
を添加するなどの問題が生ずるが、本発明のように凝集
体生成工程で急速撹拌を行うことにより、二次凝集剤も
充分に排水に混合することができる。これにより、この
凝集体生成装置によれば、適量の凝集剤で安定した凝集
体を得られる。
【0014】また、凝集体生成工程において、急速撹拌
を行った場合には、凝集粒子(凝集体)同士の衝突によ
る凝集体の成長(生成)と、急速撹拌による凝集体の細
分化(破壊)とが競合的に行われているものと推定でき
る。
【0015】そして、毎分80回転程度の撹拌ならば、
凝集体の細分化よりも凝集体の成長の方が勝り比較的大
きなサイズの凝集体を得ることができる。また、これよ
りも低い回転速度では、凝集剤の混合や凝集粒子(凝集
体)同士の衝突による凝集体の成長が充分に行われな
い。
【0016】一方、500回転程度の撹拌ならば、凝集
体の成長より凝集体の細分化が勝り、比較的小さな凝集
体が得られる。また、これよりも早い回転速度では、凝
集体が細かくなりすぎてしまう。
【0017】また、上述のように回転速度によって、凝
集体の大きさが異なることになり、回転速度を調整する
ことにより凝集体のサイズを調整することが可能とな
る。
【0018】なお、凝集体の成長の度合いは、上述の撹
拌速度にのみよって決まるものではなく、撹拌翼の形状
及び数と混合容器及び撹拌翼のサイズとなどの撹拌条件
や、懸濁した排水に含まれる固体粒子の種類、大きさ、
濃度などの排水の状態や、凝集剤の種類等によっても影
響を受けるものであり、これらによって、凝集体の大き
さ等の状態が異なることになるが、最終的に本発明の凝
集体生成装置における撹拌速度の範囲により、所望とす
る凝集体の大きさとなるように調整することが可能とな
る。
【0019】また、容器内における排水の滞留時間は短
い方が、排水の処理量が多くなっても容器を小型化する
上で好ましい。本発明において、上述のように10秒程
度で充分な大きさで安定した凝集体を得ることができる
ので、容器の小型化を図ることができる。
【0020】なお、急速撹拌を長く続けると、凝集体の
細分化が進行してしまう可能性があり、例えば、数十秒
から数分程度の短時間で凝集体生成工程を終了すること
が好ましい。したがって、容器内における排水の滞留時
間は、容器の小型化、凝集体の細分化の進行の防止とい
った面からは、短い方が好ましく、例えば、滞留時間は
およそ10秒以上で、数十秒から数分以下が好ましい。
【0021】また、本発明の凝集体生成装置は、様々な
排水の処理に応用することができる。例えば、ダム、湖
沼、河川及び海における底泥、浮泥、赤潮及び青粉等の
処理と、水産、畜産及び農業食品加工の廃液や、その他
の各種工業廃液等の各種産業廃水の汚濁物質の処理と、
下水処理で生じる泥水の処理と、建設土木工事における
濁水及び泥水の処理となどの様々な懸濁した排水の処理
に本発明の凝集体生成装置を応用することができ、極め
て適用範囲が広い。
【0022】また、請求項2記載の固液分離装置は、排
水から固体を取り除く固液分離に用いられる固液分離装
置であって、固液分離すべき排水が流入される排水貯留
槽と、排水貯留槽を排水が流入されるとともに固体を沈
降させる沈降室と、固液分離された排水を排出する排出
室とに左右に分離して仕切るとともに、沈降室から排出
室への排水の移動を可能とし、かつ、沈降室から排出室
へ移動する排水を濾過する濾過隔壁とを備えたことを特
徴とする。
【0023】上記構成によれば、固体粒子等の固体を含
む排水が排水貯留槽の沈降室に流入させられる。この際
には、排水貯留槽内で沈降室と排出室とが左右に濾過隔
壁で仕切られているので、沈降室と排出室とで水面が同
レベルになるように沈降室から排出室へ排水が濾過隔壁
で濾過された状態で移動する。
【0024】また、前記排出室においては、排出室上部
から外部に排水を、例えば溢流できるようになっている
ので、排出室の水面が排出室上部の排水が溢流するレベ
ルまで排水が溜まった状態となる。そして、沈降室も排
出室で濾過された排水が溢流する水面レベルまで排水が
溜まることになる。
【0025】ここで、沈降室においては、溜まった排水
において、水より比重の大きな固形物が重力沈降するこ
とになり、沈降室の底部に固形物が溜まり、沈降室の水
面下の上部では、固形物が沈降することにより固形物濃
度が低下する。
【0026】したがって、排出室から濾過された排水が
溢流している状態で、沈降室から排出室に濾過隔壁によ
り濾過された排水が移動する際に、濾過隔壁の水面下の
上部においては、上述のように固形物が沈降して固形物
濃度が低下した排水が沈降室から排出室に移動するの
で、濾過隔壁を構成する濾過材の目詰まりが起こりにく
い状態となる。
【0027】これにより、濾過隔壁による目詰まりを抑
制して、安定した状態で固液分離が可能となる。すなわ
ち、本発明の固液分離装置は、一つの槽内に濾過隔壁を
設けただけの簡単な構成で、固体の重力沈降と濾過とを
併用して、濾過材の目詰まりを防止した状態で、円滑に
固液分離を行うことができる。なお、排水の排出は溢流
に限られるものではなく、排水貯留槽に水が溜まった状
態で排水を始められるようになっていればよい。
【0028】また、この固液分離装置は、凝集剤が添加
されて凝集体が生成された状態の排水の固液分離にも有
効に用いることができる。また、最終的に排水貯留槽の
水を排出した場合に、濾過材の目詰まりが防止されるこ
とにより濾過された凝集体の含水率を充分に下げること
ができ、分離後の凝集体の処理を容易なものとすること
ができる。
【0029】なお、この固液分離装置においては、固液
分離を連続的に行うものとしても、バッチ的に行うもの
としても良い。
【0030】連続的に行う場合には、排出室から排水が
溢流する水面レベルにおいて、沈降室側に連続的に排水
が流入させられるとともに、流入した排水と同量の排水
を排出室から排出し、沈降室による固体の沈降と、濾過
隔壁による濾過が同時に行われる。
【0031】また、バッチ的に行う場合には、例えば、
排出室における溢流を阻止した状態で、沈降室に排水を
流入させることにより、排水貯留槽に排水を溜めるとと
もに、溜めた状態に所定時間保持し、ある程度固形物が
沈降した状態で、排出室における溢流の阻止を解除し
て、排水を排出室から溢流させる。
【0032】なお、この場合には、排水貯留室の最高水
位より排水室の溢流される水面のレベルをある程度低い
位置にする必要がある。また、排出室に溢流用の排水口
とは別に、排出口の下端部に排水口を設け、排水を排出
する際に、最初、溢流用の排水口を用い、次いで、排出
室の下端部の排水口から排水を行うようにしても良い。
バッチ式の場合には、濾過隔壁を通る排水の多くが既に
重力沈降により固液分離された状態なので、濾過隔壁の
目詰まりを確実に防止するすることができる。
【0033】また、排水の流入を連続的に行い、排水の
排出を断続的に行うものとしても良い。例えば、排水の
流入量より排水の排出量を多くし、排水の流入によりあ
る程度排水が溜まった状態で、排出室からの排水の排出
を行う。この際に排水の流入量より排水の排出量が多い
ので、排水の水面レベルが下がっていく。そこで、排水
の水面レベルが下がったところで、排水の排出を停止
し、再び、排水の流入より水面レベルが上がったところ
で、排水の排出を開始することを繰り返す。この場合に
も、排水の排出が止まっている間に重力沈降による固液
分離が進むので、濾過隔壁の目詰まりを効果的に防止す
ることができる。
【0034】また、請求項3記載の排水処理方法は、請
求項1記載の凝集体生成装置及び請求項2記載の固液分
離装置を用いた排水処理方法であって、排水に凝集剤を
添加して撹拌することにより細かな凝集粒子を生成させ
る凝集粒子生成工程と、次いで、さらに排水を撹拌する
ことにより凝集粒子を成長させて凝集体を生成させる凝
集体生成工程と、生成した凝集体を排水から分離する固
液分離工程とを備え、前記凝集体生成工程において、前
記凝集体生成装置により凝集体を生成し、前記固液分離
工程において、前記固液分離装置により凝集体を排水か
ら分離することを特徴とする。
【0035】上記構成によれば、上述の請求項1記載の
凝集体生成装置の効果と請求項2記載の固液分離装置の
効果との両方を得ることができ、確実に排水から凝集体
を分離することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の凝
集体生成装置及び固液分離装置と、これらを用いた排水
処理方法とを図を参照し説明する。本実施の形態の凝集
体生成装置Aは、排水を収容する容器1と、容器1下部
に設けられ、排水が送り込まれる流入口1aと、容器1
上部に設けられ、排水を次工程側に排出する排出口1b
と、容器1内の排水を攪拌する撹拌手段2とを備えてい
る。容器1は、例えば、有底有蓋の円筒状のものであ
り、その容積は、例えば、流入口1aから連続的に流入
した排水(懸濁液)が排出口1bから連続的に排出され
る際に、流入した排水が排出されるまで10秒以上容器
1内に滞留する容積を有する。
【0037】撹拌手段2は、例えば、上下二段にそれぞ
れ複数設けられた攪拌翼2aと、該攪拌翼2aが取り付
けられて、回転する回転軸2bと、これら攪拌翼2a及
び回転軸2bを回転させる図示しない駆動手段と、該駆
動手段による攪拌翼2aの回転速度を制御する図示しな
い制御手段とを備える。なお、凝集体生成装置Aのハー
ド構成は、基本的に周知の混合槽であれば良く、容器1
の形状、攪拌翼2aの形状、段数、枚数等は上述のもの
に限定されるものではなく、周知の各種の混合槽(内部
を攪拌混合可能なタンク等)のものを応用することがで
きる。そして、凝集体生成装置Aは、後述する排水処理
方法において、排水に凝集剤を添加して急速攪拌する凝
集粒子生成工程の後の凝集体生成工程において用いられ
るが、この際に、従来の凝集体生成工程における緩速攪
拌よりも早く、例えば、凝集粒子生成工程と同様の急速
攪拌により排水を攪拌した状態で凝集体を生成させるこ
とを特徴とするものである。したがって、制御手段は、
攪拌手段を制御して、攪拌翼2aを例えば、毎分約80
回転から毎分500回転までの範囲内で回転を制御する
ようになっているとともに、所望とする凝集体のサイズ
により、上述の範囲内において攪拌翼2aの回転数を設
定できるようになっている。なお、凝集体のサイズは、
様々な要因により変わる可能性があるので、凝集体のサ
イズと攪拌翼2aの回転数との関係は実験的に求めるこ
とが好ましい。
【0038】本実施の形態の固液分離装置Bは、固液分
離すべき排水が流入される排水貯留槽3と、排水貯留槽
3に設けられ、排水が流入されるとともに固体を沈降さ
せる沈降室5と、排水貯留槽3に設けられ、固液分離さ
れた排水を排出する排出室6と、排水貯留槽3を沈降室
5と排出室6とに仕切る濾過隔壁4とを備えている。排
出室の下端部には排水口3aが設けられており、またそ
れより上部側面の好ましくは排水貯留槽の最高水位の二
分の一から三分の二程度の位置に排水を溢流させるため
のオーバーフロー排水口3bが設けられている。
【0039】濾過隔壁4は、例えば、網目のサイズがお
およそ1mm〜5mm程度の角開口を有する網であり、
沈降室5と排出室6との間で排水の移動が可能でかつ、
沈降室5から排出室6に向う排水を濾過して、凝集体と
排水とを分離するものである。また、濾過隔壁4は、排
水貯留槽3を上下に仕切るものではなく、排水貯留槽3
内において沈降室5と排出室6との水面レベルがほぼ同
じになるように左右に仕切るものである。
【0040】なお、固液分離装置Bの濾過隔壁4の網目
は生成させられた凝集体の粒度により最適のものが選択
され、また網目開口部の形状については濾過が行えるも
のであれば特に限定されず、またその網の材質は必要な
強度を有するものならば特に限定されない。また、排水
貯留槽3を沈降室5と排出室6とに左右に分離して仕切
る濾過隔壁4は排水量及び凝集体生成量により、その最
適位置を選択し、設置すればよい。また、排出室6に設
けられた排水口3aのその部位は排出室の側面に限ら
ず、底面であっても良い。
【0041】次に、上述の凝集体生成装置及び固液分離
装置を用いた排水処理方法について説明する。まず、排
水に凝集剤を添加、混合して細かな凝集粒子を生成する
凝集粒子生成工程を行なう。この例においては、例え
ば、排水を前記凝集体生成装置Aの流入口1aに導く排
水ラインの途中に設けられた周知のラインミキサ(図示
略)において、無機系凝集剤を一次凝集剤として添加し
て、急速攪拌により凝集剤を排水に混合、溶解させる。
【0042】なお、凝集粒子生成工程において用いられ
る急速攪拌装置は、ラインミキサに限定されるものでは
なく、各種混合槽などの周知の攪拌装置を用いることが
できる。また、凝集粒子生成工程を、前記凝集体生成装
置Aを用いて行なっても良い。
【0043】次いで、上述の凝集体生成装置Aを用いて
凝集体の生成を行なう。凝集体生成装置Aの流入口1a
から前記凝集粒子生成工程において排水と凝集剤とが混
合された懸濁液が流入し、流入した排水と凝集剤の懸濁
液が容器1において、撹拌翼2aにより撹拌混合され
る。流入懸濁液は10秒以上容器1に滞留する、すなわ
ち流入懸濁液は撹拌翼2aによって10秒以上撹拌混合
される。なお、この際に、凝集体生成装置Aにおいて、
排水に二次凝集剤として高分子凝集剤を添加するものと
しても良い。
【0044】この際、撹拌翼2aの回転数は、おおよそ
毎分80回転から500回転の間が適切である。このよ
うに撹拌回転数を毎分80回転から500回転の間で、
その排水、凝集剤、混合容器及び撹拌翼の形状、サイ
ズ、に最適な回転数を選択することにより、粒子径の揃
った強い粒子を作ることができ、濾過工程において脱水
効率が上がる効果が得られ、それにより残留固形物の嵩
比重を小さくできるとともに、重量を低減できる。ま
た、混合の良好さから、凝集剤は適正使用量の範囲で充
分な効果を発揮するため、過剰使用が避けられ、凝集剤
薬品コストの低減も得られる。この撹拌混合により生成
した凝集体は、排出口1bから凝集体懸濁液として排出
される。
【0045】次に、凝集体生成装置Aから排出された懸
濁液であるが、固液分離装置Bに投入される。固液分離
装置Bにおける固液分離は連続的に行うものとしても、
バッチ的に行うものとしても良い。
【0046】連続的に行う場合には、排水口3aを閉止
し、オーバーフロー排水口3bから排水が溢流する水面
レベルにおいて、沈降室5側に連続的に排水が流入され
るとともに、流入した排水と同量の排水をオーバーフロ
ー排水口3bから排出し、沈降室による固体の沈降と、
濾過隔壁4による濾過が同時に行われる。この際、沈降
室5において固形物は沈降することにより、沈降室の水
面下の上部では固形物の濃度が低下する。したがって、
この部分では濾過隔壁4を構成する濾過材の目詰まりが
起こりにくく、円滑に固液分離が進む。
【0047】また、排水の流入を連続的に行い、排水の
排出を断続的に行うものとしても良い。例えば、排水の
流入量より排水の排出量を多くし、排水の流入によりあ
る程度排水が溜まった状態で、排出室6から排水の排出
を行う。この際に排水の流入量より排水の排出量が多い
ので、排水の水面レベルが下がっていくので、排水の水
面レベルが下がったところで、排水の排出を停止し、再
び、排水の流入により水面レベルが上がったところで、
排水の排出を開始することを繰り返す。この場合にも、
排水の排出が止まっている間に重力沈降による固液分離
が進むので、濾過隔壁4の目詰まりを効果的に防止する
ことができる。
【0048】また、固液分離工程を終了する際には、排
水口3aを開放し続け、沈殿凝集体粒子間に存在する液
を濾過隔壁4を通じて排出する。この際、凝集体生成装
置Aにより粒子径の揃った強い凝集体粒子が作られてい
るため、脱水効率良く、残留固形物の嵩比重を小さくで
きる。従って運搬費用の低減、処理費用の低減が得られ
る。続いて、既知の集泥装置により、凝集沈殿した残留
固形物は取り除かれる。
【0049】このように凝集体生成装置Aの凝集体生成
能力と、固液分離装置Bの高排水効率との相乗効果によ
り、固体残留物の含水率を大幅に低下させ、かつ速やか
に固液分離することが可能となった。
【0050】(実施例)土木工事の基礎杭打ち工法のリ
バースサーキュレーション工法におけるコンクリート打
設時の置換泥水をサンプルとして、従来方式と本発明と
の比較を行った。
【0051】従来方式の凝集体生成装置は、巾0.9m×
長さ4m×高さ0.45mの容器に、高さ0.2m×巾0.7
mの堰板5セクションを設置し、隘路を設けた。ここに
排水と凝集剤の懸濁液を流出させることにより、緩速撹
拌効果が得られる。濾過槽は、巾2m×長さ9m×深さ
1.8mで四周を3mm角開口のプラスチック網で囲んだも
のを用いた。
【0052】本発明の凝集体生成装置は、径0.775
m、滞留容積330lの槽(凝集体生成装置の容器1)
に、毎分6回転から360回転可能な撹拌翼を設置し
た。本実施においては、撹拌回転数は毎分200回転、
撹拌翼は2段タービン翼を使用した。固液分離装置は、
巾2m×長さ9m×深さ1.8mの槽であり、沈降室の長さ
8m、排水室の長さ1mになるように、濾過隔壁4を設け
た。
【0053】コンクリート置換泥水は、比重1.06
6、SS分(懸濁物質;Suspended Solid)9.71%の
ものを、各20m3、流量1m3/minで流し、一次凝集剤
(硫酸バンド)600ppmを凝集体生成装置前に、ライ
ンミキサを使用して混合し、二次凝集剤(高分子凝集
剤)6000ppmを凝集剤生成装置にて添加し、従来方
式と本発明による凝集体生成装置にて、各々凝集体を生
成させ、従来方式と本発明の固液分離装置(濾過槽)に
各々流出させ、経時の泥状残留固形物残量(容積)を比
較した。(固液分離装置(濾過槽)へ処理排水流入完了
直後を0分、100%とした。)
【表1】
【0054】表1の通り、従来方式と本発明との比較に
おいて、放置時間1時間後の残留固形物残量は10%、
2時間後には15%、本発明方式の方が少なくなった。
【0055】従来方式の残留固形物残量は1時間以後の
容積の減少はほとんど無かった。つまり、1時間後には
濾過装置の目詰まりを起こし、脱水が進んでいない。よ
って、残留固形物の含水率は高い。
【0056】これからも判る通り、本発明は産業廃棄物
である土木泥水処理を軽減できる画期的な発明である。
【0057】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の凝集体生成装置
によれば、様々な懸濁した排水の処理の際に、排水と凝
集剤の混合を短時間で確実に行い、粒度を調整した凝集
体を生成することができる。また、必要量以上の凝集剤
の使用がなくなり、凝集剤薬品コストの低減が得られ
る。
【0058】本発明の請求項2記載の固液分離装置によ
れば、目詰まりが起こりにくく、速やかな濾過が行え
る。また、固液分離効率、つまり脱水効率がよいことに
より、得られた残留固形物の嵩比重が小さいため、その
運搬処理費用の低減が得られる。
【0059】本発明の請求項3記載の排水処理方法によ
れば、上述の請求項1記載の凝集体生成装置の効果と、
請求項2記載の固液分離装置の効果と、の両方を得るこ
とができ、確実に排水から凝集体を分離することができ
る。また、凝集剤薬品コストの低減、及び運搬処理費用
の低減により、排水処理コストの低減が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る凝集体生成装置の概
略構造を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る固液分離装置の概略
構造を示す断面図である。
【符号の説明】
A凝集体生成装置 1 容器 1a 流入口 1b 排出口 2 撹拌手段 2a 撹拌翼 2b 回転軸 B 固液分離装置 3 排水貯留槽 3a 排水口 3b オーバーフロー排水口 4 濾過隔壁 5 沈降室 6 排水室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水に凝集剤を添加して撹拌することに
    より細かな凝集粒子を生成させる凝集粒子生成工程と、
    次いで、さらに排水を撹拌することにより凝集粒子を成
    長させて凝集体を生成させる凝集体生成工程と、生成し
    た凝集体を排水から分離する固液分離工程とを備える排
    水処理の前記凝集体生成工程に用いられる凝集体生成装
    置であって、 凝集剤の少なくとも一部が添加されて混合された排水を
    流入させて滞留させた後に流出させる容器と、 該容器内の排水を急速に撹拌させる撹拌翼を備えた撹拌
    手段とを備え、 排水を前記容器内に約10秒以上滞留させるように、排
    水の流量と容器の実用量とが設定され、 前記撹拌翼の回転速度が所望する凝集体の大きさに対応
    しておよそ毎分80回転からおよそ毎分500回転の間
    に設定されることを特徴とする凝集体生成装置。
  2. 【請求項2】 排水から固体を取り除く固液分離に用い
    られる固液分離装置であって、 固液分離すべき排水が流入される排水貯留槽と、 排水貯留槽を排水が流入されるとともに固体を沈降させ
    る沈降室と、固液分離された排水を排出する排出室とに
    左右に分離して仕切るとともに、沈降室から排出室への
    排水の移動を可能とし、かつ、沈降室から排出室へ移動
    する排水を濾過する濾過隔壁とを備えたことを特徴とす
    る固液分離装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の凝集体生成装置及び請求
    項2記載の固液分離装置を用いた排水処理方法であっ
    て、 排水に凝集剤を添加して撹拌することにより細かな凝集
    粒子を生成させる凝集粒子生成工程と、次いで、さらに
    排水を撹拌することにより凝集粒子を成長させて凝集体
    を生成させる凝集体生成工程と、生成した凝集体を排水
    から分離する固液分離工程とを備え、 前記凝集体生成工程において、前記凝集体生成装置によ
    り凝集体を生成し、前記固液分離工程において、前記固
    液分離装置により凝集体を排水から分離することを特徴
    とする排水処理方法。
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