JP2002230628A - 紙幣入出金装置 - Google Patents

紙幣入出金装置

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JP2002230628A JP2001027112A JP2001027112A JP2002230628A JP 2002230628 A JP2002230628 A JP 2002230628A JP 2001027112 A JP2001027112 A JP 2001027112A JP 2001027112 A JP2001027112 A JP 2001027112A JP 2002230628 A JP2002230628 A JP 2002230628A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ベルト搬送体の退避スペースを十分に確保でき
ない場合であっても、最小限のスペースでベルト搬送体
を退避させて紙幣搬送路上のジャム紙幣を取り出し可能
とし、さらに、紙幣搬送路全体を均等に開くことによ
り、何れの位置でもジャム紙幣を容易に取り出すことが
できるようにする。 【解決手段】対向状に配置される一対のベルト搬送体6
13、617のうち、一方のベルト搬送体617を他方
のベルト搬送体613から退避させて紙幣搬送路F上の
ジャム紙幣Pを取り出すにあたり、一方のベルト搬送体
617を、平行姿勢を保ちながら他方のベルト搬送体6
13から退避させる平行リンク機構Lを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(現金自動
預入支払機)等に組み込まれ、紙幣の入金処理や出金処
理を自動的に行う紙幣入出金装置に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行等に設置されるATMや両替機に
は、紙幣の入金処理や出金処理を自動的に行う紙幣入出
金装置が組み込まれている。この種の紙幣入出金装置に
おいては、信頼性の根幹をなす紙幣識別処理および紙幣
計数処理の精度を確保した上で、装置の小型化や管理の
容易性が求められており、特に、ジャムが生じた際に
は、何れの紙幣搬送路においても、ジャム紙幣を容易に
取り出せることが要求される。
【0003】上記紙幣搬送路は、通常、紙幣を挟むよう
に対向する一対のベルト搬送体で構成される。そのうち
一方のベルト搬送体は、一端側を支点として回動自在に
支持されており、ジャム発生時には、一方のベルト搬送
体を、他方のベルト搬送体に対して退避回動させること
により、紙幣搬送路上のジャム紙幣が取り出し可能にな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、装置内
部に構成された紙幣搬送路においては、小型化の要求に
反することから、ベルト搬送体の退避回動スペースを十
分に確保できない場合がある。このような場合には、紙
幣搬送路を大きく開放させることが困難になり、ジャム
紙幣の取り出し容易性が低下する不都合がある。特に、
回動支点の近傍では、ベルト搬送体の退避ストロークが
小さくなるため、ジャム紙幣の取り出しが困難になる可
能性がある。
【0005】従って、本発明の目的は、ベルト搬送体の
退避スペースを十分に確保できない場合であっても、ス
ペース効率の良い平行リンク機構を用いてベルト搬送体
を退避させることにより、最小限のスペースで紙幣搬送
路を大きく開放させることができ、しかも、紙幣搬送路
全体を均等に開くことによって、何れの位置でもジャム
紙幣を容易に取り出すことができる紙幣入出金装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の紙幣入出金装置は、対向状に配置される一対の
ベルト搬送体と、前記ベルト搬送体の対向面間に形成さ
れる紙幣搬送路と、前記紙幣搬送路を開閉させるジャム
紙幣取り出し手段とを備え、前記ジャム紙幣取り出し手
段は、一方のベルト搬送体を、略平行姿勢を保ちながら
他方のベルト搬送体から退避させる平行リンク機構を備
えて構成される。
【0007】また、前記平行リンク機構は、開放した紙
幣搬送路の側方位置を避けて配置されていることが好ま
しい。この場合においては、ジャム紙幣の取り出しに際
し、平行リンク機構が邪魔になる不都合を回避すること
ができる。
【0008】また、前記ベルト搬送体による紙幣の搬送
方向は、紙幣の長辺方向であり、ジャム紙幣の取り出し
方向は、紙幣の短辺方向であることが好ましい。この場
合においては、ジャム紙幣の取り出しストロークが小さ
くなり、ジャム紙幣の取り出し容易性を高めることがで
きる。
【0009】また、前記ベルト搬送体は、前後方向を向
いて配置され、その上方には、紙幣の入出金を行う入出
金部が配置される一方、下方には、紙幣を収納する紙幣
収納部が配置されていることが好ましい。この場合にお
いては、前述のように、ベルト搬送体の退避スペースを
最小限にできることから、入出金部と紙幣収納部とを可
及的に近接配置することが可能になり、その結果、紙幣
入出金装置の小型化に寄与することができる。
【0010】また、前記一方のベルト搬送体を紙幣搬送
位置に係合保持する4以上の係合保持部を更に備え、該
4以上の係合保持部は、前記紙幣搬送路の左右両側に振
り分けられ、且つ、紙幣搬送方向に所定間隔を存して配
置されていることが好ましい。この場合においては、退
避自在に支持される一方のベルト搬送体を、他方のベル
ト搬送体に対して均等に接当するように保持できるた
め、ベルト搬送体同士の相対的な傾き等に起因する搬送
不良を回避することができる。
【0011】また、前記各係合保持部は、前記一方のベ
ルト搬送体に回動自在に設けられる開閉レバーと、該開
閉レバーに係合して前記一方のベルト搬送体を紙幣搬送
位置に保持するロックピンとで構成され、更に、前記紙
幣搬送路の左右両側に振り分けられた開閉レバー同士が
回動軸を介して一体的に連結されていることが好まし
い。この場合においては、紙幣搬送路の左右両側に振り
分けられた開閉レバーが連動するため、各開閉レバーを
それぞれ操作する場合に比して操作労力を軽減すること
ができる。
【0012】また、前記紙幣搬送路の一側方に配置され
る開閉レバー同士は、連結リンクを介して連動連結され
ていることが好ましい。この場合においては、紙幣搬送
路の一側方に配置される開閉レバーが連動するため、各
開閉レバーをそれぞれ操作する場合に比して操作労力を
軽減することができ、更に、上記のように左右両側の開
閉レバー同士を連結すれば、何れか一つの開閉レバー操
作に全ての開閉レバーを連動させることができる。
【0013】また、前記開閉レバーに係合して前記一方
のベルト搬送体を退避位置に保持する退避保持部を更に
備えることが好ましい。この場合においては、ベルト搬
送体を退避位置に保持した状態でジャム紙幣の取り出し
が可能になるため、ジャム紙幣の取り出し容易性を高め
ることができ、しかも、開閉レバーが退避保持部材に兼
用されるため、部品点数の削減および構造の簡略化を図
ることができる。
【0014】更に、前記連結リンクと前記退避保持部
は、前記紙幣搬送路の左右に振り分け状に配置されてい
ることが好ましい。この場合においては、ジャム紙幣の
取り出し側に退避保持部を配置し、他方に連結リンクを
配置するようにすれば、ベルト搬送体の退避保持操作が
容易になる許りでなく、ジャム紙幣の取り出しに際して
連結リンクが邪魔になる不都合を回避することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施形態に基い
て本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態に係る紙幣入出金装置の内部側面図である。この図に
示されるように、紙幣入出金装置1は、最上部の前側に
設けられる入出金部100と、該入出金部100の後方
に設けられる識別部200と、上記入出金部100の下
方に設けられる千円用中間プール部300Aと、該千円
用中間プール部300Aの下方に着脱自在に装着される
千円用金庫400Aと、該千円用金庫400Aの下方に
設けられる五千円用中間プール部300Bと、該五千円
用中間プール部300Bの下方に着脱自在に装着される
五千円用金庫400Bと、五千円用金庫400Bの下方
に設けられる一万円用中間プール部300Cと、該一万
円用中間プール部300Cの下方に着脱自在に装着され
る一万円用金庫500と、上記各部の間で紙幣搬送を行
う紙幣搬送部600と、上記金庫400A、400B、
500の後方に設けられる制御部700とを備えて構成
される。尚、上記の各中間プール部300A、300
B、300Cは同一構造であるため、各中間プール部3
00A、300B、300Cに共通する説明においては
符号A、B、Cを省略する。また、金庫400A、40
0B、500のうち、千円用金庫400Aと五千円用金
庫400Bも同一構造であるため、各金庫400A、4
00Bに共通する説明においては符号A、Bを省略す
る。
【0016】入出金部100は、入金利用者から紙幣P
を受け取ると共に、出金利用者に紙幣Pを渡す部分であ
る。本実施形態の入出金部100は、入金時において、
入出金口101に一括投入された紙幣Pの束を仕切り板
102の上側に取り込む処理と、取り込んだ紙幣Pを搬
送口103を介して識別部200に順次繰り出す処理
と、入金リジェクト口104から送り込まれるリジェク
ト紙幣Pを仕切り板102の下側に集積する処理と、集
積したリジェクト紙幣Pを入出金口101から放出する
処理とを行い、また、出金時および一括返却時において
は、搬送口103を介して識別部200から送り込まれ
る紙幣Pを仕切板102の上側に集積する処理と、集積
した紙幣Pを入出金口101から放出する処理とを行う
ように構成される。
【0017】識別部200は、入金された紙幣Pまたは
出金する紙幣Pの真偽および種類を識別する部分であ
る。本実施形態の識別部200は、紙幣Pの光透過パタ
ーンを検出する光透過式識別センサ(図示せず)と、紙
幣Pに印刷される磁性体の磁気パターンを検出する磁気
式識別センサ(図示せず)とを備えて構成される。
【0018】中間プール部300は、金庫400、50
0への紙幣Pの収納や、金庫400、500からの紙幣
Pの繰出しを行う部分である。本実施形態の中間プール
部300は、入金時において、搬送口301から送り込
まれる紙幣Pを集積する処理と、集積した紙幣Pを金庫
400、500に収納する処理とを行い、また、一括返
却時においては、集積した紙幣Pを搬送口301から順
次繰り出す処理を行い、更に、出金時においては、金庫
400、500内の紙幣Pを搬送口301から順次繰り
出す処理を行うように構成される。
【0019】金庫400、500は、入金された紙幣P
または出金用の紙幣Pを収納する部分である。本実施形
態の金庫400、500は、金庫内部を中間プール部3
00に連通させる上部開口401、501と、該上部開
口401、501を開閉するシャッタ402、502
と、紙幣管理者が紙幣Pを出し入れするための紙幣出し
入れ口403、503と、該紙幣出し入れ口403、5
03を開閉するドア404、504と、該ドア404、
504を施錠する施錠装置405、505とを備えて構
成される。また、本実施形態の一万円用金庫500は、
出金時に発見したリジェクト紙幣Pを収納するリジェク
ト金庫を兼ねており、該リジェクト金庫を構成する出金
リジェクト部506が前端側に一体化されている。
【0020】紙幣搬送部600は、入金された紙幣Pを
識別部200から各中間プール部300へ搬送する入金
搬送処理と、入金リジェクト紙幣Pを識別部200から
入出金部100の入金リジェクト口104へ搬送する入
金リジェクト搬送処理と、出金(または返却)する紙幣
Pを各中間プール部300から識別部200へ搬送する
出金搬送処理(または返却搬送処理)と、出金リジェク
ト紙幣Pを出金リジェクト部506へ搬送する出金リジ
ェクト搬送処理とを行う部分である。本実施形態の紙幣
搬送部600は、識別部200の後部から千円用中間プ
ール部300Aの搬送口近傍に至る横搬送部601と、
千円用中間プール部300Aの搬送口近傍から出金リジ
ェクト部506に至る縦搬送部602と、各中間プール
部300の搬送口近傍で搬送経路を切換える千円ゲート
603A、五千円ゲート603Bおよび一万円ゲート6
03Cと、横搬送部601の中間部から入出金部100
の入金リジェクト口104に至る入金リジェクト搬送部
604と、該入金リジェクト搬送部604の始端部で搬
送経路を切換える入金リジェクトゲート605とを備え
て構成される。
【0021】制御部700は、ホストからのコマンドや
各種センサの検出信号を入力し、該入力に応じて各種ア
クチュエータを動作させる部分である。本実施形態の制
御部700は、入金処理、収納処理、一括返却処理およ
び出金処理を行うためのプログラムを備えており、以
下、上記各処理の概略を説明する。
【0022】入金処理は、入金コマンドの受信に応じて
実行される。入金コマンドを受信すると、入出金部10
0の入出金口101を開閉するシャッタ105が開き、
紙幣Pの投入を待つ。紙幣Pの束が入出金口101に投
入されると、投入された紙幣Pの束は、仕切り板102
の上側に取り込まれた後、識別部200に一枚ずつ順次
繰り出され、その真偽および種類が識別される。紙幣P
が真券であると識別された場合には、その券種に対応す
るゲート603が開くと共に、紙幣Pが横搬送部601
および縦搬送部602を経て対応する中間プール部30
0に送り込まれ、ここに集積される。一方、紙幣Pが偽
券であると識別された場合には、入金リジェクトゲート
605が開くと共に、紙幣Pが横搬送部601および入
金リジェクト搬送部604を経て仕切り板102の下側
に送り込まれ、ここに集積される。入出金部100から
全ての紙幣Pが繰り出されると、入金リジェクト紙幣P
(仕切り板102の下側集積紙幣P)の有無が判断され
る。入金リジェクト紙幣Pが無い場合には、そのまま入
金処理を終了する一方、入金リジェクト紙幣Pが有る場
合には、入金リジェクト紙幣Pを入出金口101から返
却した後、入金処理を終了する。
【0023】また、入金処理終了後、収納コマンドを受
信すると、収納処理が実行され、各中間プール部300
に集積された紙幣Pが各金庫400、500に収納され
る。一方、入金処理終了後、返却コマンドを受信する
と、一括返却処理が実行される。一括返却処理において
は、各中間プール部300に集積された紙幣Pが順次繰
り出されると共に、繰り出された紙幣Pが縦搬送部60
2、横搬送部601および識別部200を経て入出金部
100に送り込まれ、ここに集積される。その後、集積
された紙幣Pを入出金口101から返却し、一括返却処
理を終了する。
【0024】出金処理は、出金コマンドの受信に応じて
実行される。出金コマンドを受信すると、各金庫40
0、500内の紙幣Pが必要枚数だけ順次繰り出される
と共に、繰り出された紙幣Pが縦搬送部602、横搬送
部601および識別部200を経て入出金部100に送
り込まれ、ここに集積される。その後、集積された紙幣
Pを入出金口101から出金し、出金処理を終了する。
また、出金処理中に出金リジェクト紙幣P(偽券、破損
紙幣、重送紙幣等)が見つかった場合には、出金リジェ
クト処理が実行され、出金リジェクト部506に出金リ
ジェクト紙幣Pが収納される。
【0025】次に、紙幣搬送部600の構造を詳細に説
明する。紙幣搬送部600は、ローラ間に無端ベルトを
懸回して構成される長短各種のベルト搬送体を備え、該
ベルト搬送体を対向状に配置して紙幣搬送路Fが形成さ
れている。例えば、縦搬送部602は、その始端から終
端に亘って配置される長尺な駆動側ベルト搬送体606
に対し、複数に分割された従動側ベルト搬送体607、
608、609、610を対向状に配置して構成され
る。駆動側ベルト搬送体606は、縦搬送モータ(図示
せず)から伝動される動力で搬送作動し、従動側ベルト
搬送体607、608、609、610は、駆動側ベル
ト搬送体606の駆動に追随して従動的に搬送作動す
る。また、駆動側ベルト搬送体606を支持する縦搬送
開閉フレーム611は、下端側を支点として前後回動自
在に構成されており、ジャム発生時には、縦搬送開閉フ
レーム611および駆動側ベルト搬送体606を、従動
側ベルト搬送体607、608、609、610から退
避回動させることにより、縦搬送部602の紙幣搬送路
Fが全体的に開き、ジャム紙幣Pが取り出し可能にな
る。
【0026】横搬送部601は、識別部200の後部か
ら下方に向けて配置される駆動側ベルト搬送体612
と、該駆動側ベルト搬送体612の下端部から前方に向
けて配置される駆動側ベルト搬送体613とを備えてお
り、駆動側ベルト搬送体612、613の対向位置に
は、複数の従動側ベルト搬送体614、615、61
6、617が配置されている。駆動側ベルト搬送体61
2、613は、横搬送モータ(図示せず)から伝動され
る動力で搬送作動し、従動側ベルト搬送体614、61
5、616、617は、駆動側ベルト搬送体612、6
13の駆動に追随して従動的に搬送作動する。また、駆
動側ベルト搬送体612および従動側ベルト搬送体61
5は、一端側を支点として回動自在に構成されており、
ジャム発生時には、各ベルト搬送体612、615を退
避回動させることにより、横搬送部601の始端側紙幣
搬送路Fが開き、ジャム紙幣Pが取り出し可能になる。
それに対し、横搬送部601の終端側は、入出金部10
0と千円用中間プール部300Aとの間の狭いスペース
に配置されていることから、上記のような回動退避式の
ジャム紙幣取り出し構造を採用することなく、本発明特
有のジャム紙幣取り出し構造を採用しており、以下、横
搬送部601の終端側におけるジャム紙幣取り出し構造
を図面に基づいて説明する。
【0027】図2は、紙幣搬送路を閉じた状態を示す横
搬送部終端側の左側面図、図3は、紙幣搬送路を開いた
状態を示す横搬送部終端側の左側面図、図4は、従動側
ベルト搬送体を退避位置に保持した状態を示す横搬送部
終端側の左側面図、図5は、紙幣搬送路を閉じた状態を
示す横搬送部終端側の右側面図、図6は、紙幣搬送路を
開いた状態を示す横搬送部終端側の右側面図、図7は、
従動側ベルト搬送体を退避位置に保持した状態を示す横
搬送部終端側の正面図である。
【0028】これらの図に示されるように、横搬送部6
01の終端側は、メインフレーム2の天板3と、該天板
3に脚部材4を介して設けられる入出金取付スタンド5
との間の狭いスペースに配置される。横搬送部601の
終端側は、駆動側ベルト搬送体613の終端側と、その
上方に対向状に配置される従動側ベルト搬送体617と
で構成されており、そのうち駆動側ベルト搬送体613
は、支持フレーム618を介してメインフレーム2の天
板3に固定される。一方、従動側ベルト搬送体617の
支持フレーム619には、左右を向く一対の回動軸62
0が前後に所定間隔を存して並設されており、各回動軸
620の左右両端部は、平行リンク機構Lを構成する4
本の開閉アーム621を介して入出金取付スタンド5の
下面部(アーム支軸621a)に吊持状に支持されてい
る。これにより、従動側ベルト搬送体617は、平行姿
勢を保ちながら駆動側ベルト搬送体613から退避自在
となり、狭いスペースを効率的に使って紙幣搬送路Fを
開くことが可能になる。また、平行リンク機構Lで従動
側ベルト搬送体617を退避させることにより、紙幣搬
送路全体が均等に開き、何れの位置でもジャム紙幣Pを
容易に取り出すことが可能になる。尚、回動軸620
は、開閉アーム621に対して回動自在に連結されるも
のとする。
【0029】本実施形態の紙幣入出金装置1において
は、その左側面からジャム紙幣Pの取り出しが行われ
る。その際、平行リンク機構Lは、ジャム紙幣Pの取り
出しの邪魔になることを回避すべく、開放した紙幣搬送
路Fの左側方位置を避けて配置される。また、本実施形
態の紙幣入出金装置1は、紙幣Pを長辺方向に搬送す
る。そのため、紙幣入出金装置1の左側面からジャム紙
幣Pを取り出す場合、ジャム紙幣Pは短辺方向に取り出
されることになり、少ない取り出しストロークでジャム
紙幣Pの取り出しが可能になる。
【0030】上記各回動軸620の左右両端部には、係
合溝622aを有する開閉レバー622がそれぞれ設け
られている。これら4本の開閉レバー622は、従動側
ベルト搬送体617が搬送位置に復帰操作されたとき、
駆動側ベルト搬送体613の支持フレーム618に突設
される4本のロックピン623にそれぞれ係合し、従動
側ベルト搬送体617を搬送位置に保持する。4本の開
閉レバー622は、紙幣搬送路Fに対して左右および前
後に所定間隔を存して振分け状に配置されており、従動
側ベルト搬送体617を、駆動側ベルト搬送体613に
対して均等に接当するように係合保持する。また、4本
の開閉レバー622は、それぞれ回動軸620の左右両
端部に一体的に連結され、さらに、回動軸620の右端
側に設けられる2本の開閉レバー622は、連結リンク
624を介して互に連動連結されている。これにより、
左前方の開閉レバー622に設けられるツマミ板622
bを操作するだけで、全ての開閉レバー622が連動状
に係合解除動作もしくは係合動作することになる。ま
た、連結リンク624は、ジャム紙幣Pの取り出し方向
に対して裏側に配置されており、ジャム紙幣Pの取り出
しを邪魔することが回避される。尚、開閉レバー622
は、捻りコイルバネ625で係合方向に付勢されてお
り、従動側ベルト搬送体617が搬送位置に復帰操作さ
れたときは、先端部に形成される傾斜部622cとロッ
クピン623との接当に伴って係合解除方向に退避回動
した後、捻りコイルバネ625の付勢力でロックピン6
23に自動的に係合する。
【0031】ところで、前記入出金取付スタンド5は、
左端縁部に下方折曲状のフランジ部5aを有し、該フラ
ンジ部5aには、係合溝5bが形成されている。この係
合溝5bは、従動側ベルト搬送体617が退避操作され
たとき、左前方の開閉レバー622に折曲形成される係
合片622dと係合し、従動側ベルト搬送体617を退
避位置に保持する。これにより、従動側ベルト搬送体6
17を退避位置に保持した状態でジャム紙幣Pの取り出
しを行うことが可能になる。
【0032】以上の如く本実施形態によれば、紙幣入出
金装置1は、対向状に配置される一対のベルト搬送体6
13、617と、前記ベルト搬送体613、617の対
向面間に形成される紙幣搬送路Fと、前記紙幣搬送路F
を開閉させるジャム紙幣取り出し機構とを備え、前記ジ
ャム紙幣取り出し機構は、一方のベルト搬送体617
を、平行姿勢を保ちながら他方のベルト搬送体613か
ら退避させる平行リンク機構Lを備えて構成される。こ
れにより、ベルト搬送体617の退避スペースを十分に
確保できない場合であっても、スペース効率の良い平行
リンク機構Lを用いてベルト搬送体617を退避させる
ことにより、最小限のスペースで紙幣搬送路Fを大きく
開放させることができ、しかも、紙幣搬送路F全体を均
等に開くことによって、何れの位置でもジャム紙幣Pを
容易に取り出すことができる。
【0033】また、前記平行リンク機構Lは、開放した
紙幣搬送路Fの側方位置を避けて配置されているため、
ジャム紙幣Pの取り出しに際し、平行リンク機構Lが邪
魔になる不都合を回避することができる。
【0034】また、前記ベルト搬送体613、617に
よる紙幣Pの搬送方向は、紙幣Pの長辺方向であり、ジ
ャム紙幣Pの取り出し方向は、紙幣Pの短辺方向である
ため、ジャム紙幣Pの取り出しストロークが小さくな
り、ジャム紙幣Pの取り出し容易性を高めることができ
る。
【0035】また、前記ベルト搬送体613、617
は、前後方向を向いて配置され、その上方には、紙幣P
の入出金を行う入出金部100が配置される一方、下方
には、紙幣Pを収納する紙幣収納部(千円用中間プール
部300A、千円用金庫400A)が配置されているた
め、前述のように、ベルト搬送体617の退避スペース
を最小限に抑えることによって、入出金部100と紙幣
収納部とを可及的に近接配置することが可能になり、そ
の結果、紙幣入出金装置1の小型化に寄与することがで
きる。
【0036】また、前記一方のベルト搬送体617を紙
幣搬送位置に係合保持する4本の開閉レバー622を更
に備え、該4本の開閉レバー622は、前記紙幣搬送路
Fの左右両側に振り分けられ、且つ、紙幣搬送方向に所
定間隔を存して配置されているため、退避自在に支持さ
れる一方のベルト搬送体617を、他方のベルト搬送体
613に対して均等に接当するように保持でき、その結
果、ベルト搬送体613、617同士の相対的な傾き等
に起因する搬送不良を回避することができる。
【0037】また、前記紙幣搬送路Fの左右両側に振り
分けられた開閉レバー622同士は、回動軸620を介
して一体的に連動連結されているため、各開閉レバー6
22をそれぞれ操作する場合に比して操作労力を軽減す
ることができる。
【0038】また、前記紙幣搬送路Fの一側方に配置さ
れる開閉レバー622同士は、連結リンク624を介し
て連動連結されているため、各開閉レバー622をそれ
ぞれ操作する場合に比して操作労力を軽減することがで
き、しかも、上記のように左右両側の開閉レバー622
同士も連動連結することにより、何れか一つの開閉レバ
ー622の操作に全ての開閉レバー622を連動させる
ことができる。
【0039】また、入出金取付スタンド5には、開閉レ
バー622の係合片622dと係合して前記一方のベル
ト搬送体617を退避位置に保持する係合溝5bが形成
されているため、ベルト搬送体617を退避位置に保持
した状態でジャム紙幣Pを容易に取り出すことができ、
しかも、開閉レバー622が退避保持部材に兼用される
ため、部品点数の削減および構造の簡略化を図ることが
できる。
【0040】更に、前記連結リンク624と前記係合溝
5bは、前記紙幣搬送路Fの左右に振り分け状に配置さ
れているため、ジャム紙幣Pの取り出し側に係合溝5b
を配置し、他方に連結リンク624を配置することによ
り、ベルト搬送体617の退避保持操作が容易になる許
りでなく、ジャム紙幣Pの取り出しに際して連結リンク
624が邪魔になる不都合を回避することができる。
【0041】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明した。しかしながら本発明は前記実施形態に示した
事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基いてその
変更、改良等が可能であることは明らかである。
【0042】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、ベルト搬送
体の退避スペースを十分に確保できない場合であって
も、スペース効率の良い平行リンク機構を用いてベルト
搬送体を退避させることにより、最小限のスペースで紙
幣搬送路を大きく開放させることができ、しかも、紙幣
搬送路全体を均等に開くことによって、何れの位置でも
ジャム紙幣を容易に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】紙幣入出金装置の内部側面図である。
【図2】紙幣搬送路を閉じた状態を示す横搬送部終端側
の左側面図である。
【図3】紙幣搬送路を開いた状態を示す横搬送部終端側
の左側面図である。
【図4】従動側ベルト搬送体を退避位置に保持した状態
を示す横搬送部終端側の左側面図である。
【図5】紙幣搬送路を閉じた状態を示す横搬送部終端側
の右側面図である。
【図6】紙幣搬送路を開いた状態を示す横搬送部終端側
の右側面図である。
【図7】従動側ベルト搬送体を退避位置に保持した状態
を示す横搬送部終端側の正面図である。
【符号の説明】
F 紙幣搬送路 L 平行リンク機構 P 紙幣 1 紙幣入出金装置 5 入出金取付スタンド 5b 係合溝 100 入出金部 200 識別部 300A 千円用中間プール部 300B 五千円用中間プール部 300C 一万円用中間プール部 400A 千円用金庫 400B 五千円用金庫 500 一万円用金庫 600 紙幣搬送部 601 横搬送部 602 縦搬送部 613 駆動側ベルト搬送体 617 従動側ベルト搬送体 618 支持フレーム 619 支持フレーム 620 回動軸 621 開閉アーム 622 開閉レバー 623 ロックピン 624 連結リンク 700 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川橋 佳樹 埼玉県浦和市西堀10丁目13番1号 マミ ヤ・オーピー株式会社内 (72)発明者 五井 広一 東京都北区東田端1丁目12番6号 ローレ ル精機株式会社東京研究所内 Fターム(参考) 3E040 AA01 BA01 BA03 BA08 DA08 FG03 FG13 3F049 AA04 DA02 DB04 LA08 LB04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向状に配置される一対のベルト搬送体
    と、 前記ベルト搬送体の対向面間に形成される紙幣搬送路
    と、 前記紙幣搬送路を開閉させるジャム紙幣取り出し手段
    と、を備え、 前記ジャム紙幣取り出し手段は、一方のベルト搬送体
    を、略平行姿勢を保ちながら他方のベルト搬送体から退
    避させる平行リンク機構を備えて構成されることを特徴
    とする紙幣入出金装置。
  2. 【請求項2】 前記平行リンク機構は、開放した紙幣搬
    送路の側方位置を避けて配置されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の紙幣入出金装置。
  3. 【請求項3】 前記ベルト搬送体による紙幣の搬送方向
    は、紙幣の長辺方向であり、ジャム紙幣の取り出し方向
    は、紙幣の短辺方向であることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の紙幣入出金装置。
  4. 【請求項4】 前記ベルト搬送体は、前後方向を向いて
    配置され、その上方には、紙幣の入出金を行う入出金部
    が配置される一方、下方には、紙幣を収納する紙幣収納
    部が配置されていることを特徴とする請求項1〜3の何
    れかに記載の紙幣入出金装置。
  5. 【請求項5】 前記一方のベルト搬送体を紙幣搬送位置
    に係合保持する4以上の係合保持部を更に備え、該4以
    上の係合保持部は、前記紙幣搬送路の左右両側に振り分
    けられ、且つ、紙幣搬送方向に所定間隔を存して配置さ
    れていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載
    の紙幣入出金装置。
  6. 【請求項6】 前記各係合保持部は、前記一方のベルト
    搬送体に回動自在に設けられる開閉レバーと、該開閉レ
    バーに係合して前記一方のベルト搬送体を紙幣搬送位置
    に保持するロックピンとで構成され、更に、前記紙幣搬
    送路の左右両側に振り分けられた開閉レバー同士が回動
    軸を介して一体的に連結されていることを特徴とする請
    求項5に記載の紙幣入出金装置。
  7. 【請求項7】 前記紙幣搬送路の一側方に配置される開
    閉レバー同士は、連結リンクを介して連動連結されてい
    ることを特徴とする請求項7に記載の紙幣入出金装置。
  8. 【請求項8】 前記開閉レバーに係合して前記一方のベ
    ルト搬送体を退避位置に保持する退避保持部を更に備え
    ることを特徴とする請求項6又は7に記載の紙幣入出金
    装置。
  9. 【請求項9】 前記連結リンクと前記退避保持部は、前
    記紙幣搬送路の左右に振り分け状に配置されていること
    を特徴とする請求項8に記載の紙幣入出金装置。
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