JP4795558B2 - 紙幣処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ATM(現金自動預入支払機)等に組み込まれ、少なくとも紙幣の出金処理を自動的に行う紙幣処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
銀行等に設置されるATMや両替機には、紙幣の入金処理や出金処理を自動的に行う紙幣処理装置が組み込まれている。一般に、この種の紙幣処理装置は、紙幣の入出金を行う入出金部と、紙幣の種類および真偽を識別する識別部と、入金紙幣の集積や出金紙幣の繰り出しを行う中間プール部と、紙幣を収納する紙幣収納部と、上記各部の間で紙幣搬送を行う紙幣搬送部とを備えて構成される。
【0003】
上記出金処理においては、金庫から繰り出した紙幣のリジェクト判定(真偽、破損、重送等)を行うと共に、リジェクト紙幣を発見した場合には、発見したリジェクト紙幣をリジェクト紙幣収納部に収納することが要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のリジェクト紙幣収納部は、単にリジェクト紙幣を投げ込み状に搬入するように構成されており、そのため、搬入したリジェクト紙幣と収納済みリジェクト紙幣とが干渉してジャム等のトラブルが発生する許りでなく、リジェクト紙幣の収納姿勢が乱れて収納効率が低下する不都合があった。
【0005】
本発明の目的は、搬入したリジェクト紙幣と収納済みリジェクト紙幣との干渉を回避することにより、ジャム等のトラブルを防止し、しかも、リジェクト紙幣を整然と収納することによって、リジェクト紙幣収納部の収納効率を向上させることができる紙幣処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、出金処理を行う紙幣処理装置において、前記出金処理中に発見したリジェクト紙幣を収納するリジェクト紙幣収納部と、前記リジェクト紙幣収納部内に設けられるリジェクト紙幣集積機構であって、前記リジェクト紙幣収納部にリジェクト紙幣を搬入するとき、収納済みリジェクト紙幣の両端部を押えてリジェクト紙幣搬入空間を確保するものとを有し、前記リジェクト紙幣集積機構は、収納済みリジェクト紙幣の両端部を押える一対のバタフライと、前記バタフライを、収納済みリジェクト紙幣の両端部を押える押え位置と、収納済みリジェクト紙幣から退避する退避位置とに回動変位させるバタフライ駆動系と、前記バタフライ駆動系を所定のタイミングで駆動させる駆動制御手段と、前記バタフライの前記押え位置側への変位動作および前記退避位置側への変位動作に連動して背反方向に動作する可動ステージとを備え、前記バタフライが押え位置のとき、収納済みリジェクト紙幣から前記可動ステージが退避してリジェクト紙幣搬入空間を確保し、リジェクト紙幣搬入後、前記バタフライの退避動作に連動して前記可動ステージが背反方向に動作し、搬入リジェクト紙幣の中央部を収納済みリジェクト紙幣に押し付ける構成である
【0007】
このように、本発明は、回動式のバタフライで収納済みリジェクト紙幣を押えることにより、動作スペースを可及的に小さくしてリジェクト紙幣集積機構のコンパクト化を図ることができる。
【0008】
また、本発明は、搬入したリジェクト紙幣を、収納済みリジェクト紙幣上に確実に集積することができ、しかも、集積したリジェクト紙幣を押圧して収納効率を高めることができる。
【0009】
更に、本発明は、可動ステージがリジェクト紙幣の搬入を邪魔する不都合がなく、しかも、可動ステージをバタフライと背反的に動作させることにより、最少限の動作スペースでリジェクト紙幣の集積処理を行うことができる。
【0010】
本発明において、前記バタフライは、リジェクト紙幣が搬入された後、搬入リジェクト紙幣の両端部をくぐり抜けて退避位置へ移動することが好ましい。この場合においては、次回のリジェクト紙幣収納処理に迅速に対応できる許りでなく、バタフライの動作ストロークを小さくしてリジェクト紙幣集積機構を更にコンパクト化することができる。
【0011】
また、前記バタフライは、ワイヤー状の部材で形成されていることが好ましい。この場合においては、バタフライを板金部材で形成する場合に比べ、その強度を高めることができる許りでなく、製造コストを抑えることができる。
【0012】
また、前記バタフライ駆動系は、ソレノイドからなる駆動源と、前記ソレノイドの直線運動を前記バタフライの回動運動および当該バタフライの背反方向への前記可動ステージの前後運動に変換する変換機構とを備え、当該変換機構は、前記ソレノイドの直線運動に基づいて旋回する駆動アームと、当該駆動アームの旋回中心から外れた位置に設けられた連結ピンに一端が回転自在に連結され、前記駆動アームの旋回運動に基づいて前記駆動アームと同一旋回方向に旋回するバタフライ作動アームと、前記連結ピンに一端が回転自在に連結され、前記駆動アームの旋回運動に基づいて前記駆動アームとは逆の旋回方向に旋回するステージ作動アームとを具備することが好ましい。この場合においては、応答性に優れるソレノイドの動力でバタフライおよび可動ステージを動作させることにより、処理の高速化を図ることができる。
【0013】
また、前記駆動源は、紙幣処理装置本体の紙幣搬送経路を切換えるゲートソレノイドであることが好ましい。この場合においては、ゲートソレノイドの動力を利用してリジェクト紙幣集積機構を動作させるため、リジェクト紙幣集積機構の動力源を別途設ける必要がなく、その結果、部品点数の削減や構造の簡略化を図ることができる。
【0014】
また、前記駆動制御手段は、リジェクト紙幣搬入口に設けられるセンサが搬入リジェクト紙幣の後端を検知した後に前記バタフライを退避動作させることが好ましい。この場合においては、リジェクト紙幣の搬入が完了する前にバタフライが退避動作してジャム等のトラブルを発生させる不都合を回避することができ、特に搬入ストロークが一定でない重送紙幣の収納処理において、バタフライの誤動作を防止することができる。
【0015】
また、前記リジェクト紙幣集積機構は、前記バタフライもしくは前記可動ステージとの間で収納済みリジェクト紙幣を挟持する第二の可動ステージを更に備えることが好ましい。この場合においては、収納済みリジェクト紙幣を、その収納枚数に拘わらず確実に保持することが可能になり、その結果、搬入リジェクト紙幣と収納済みリジェクト紙幣との干渉を防止できる許りでなく、リジェクト紙幣収納部の収納効率を高めることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図示した一実施形態に基いて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る紙幣入出金装置の内部側面図である。この図に示されるように、紙幣入出金装置1は、最上部の前側に設けられる入出金部100と、該入出金部100の後方に設けられる識別部200と、上記入出金部100の下方に設けられる千円用中間プール部300Aと、該千円用中間プール部300Aの下方に着脱自在に装着される千円用金庫400Aと、該千円用金庫400Aの下方に設けられる五千円用中間プール部300Bと、該五千円用中間プール部300Bの下方に着脱自在に装着される五千円用金庫400Bと、五千円用金庫400Bの下方に設けられる一万円用中間プール部300Cと、該一万円用中間プール部300Cの下方に着脱自在に装着される一万円用金庫500と、上記各部の間で紙幣搬送を行う紙幣搬送部600と、上記金庫400A、400B、500の後方に設けられる制御部700とを備えて構成される。尚、上記の各中間プール部300A、300B、300Cは同一構造であるため、各中間プール部300A、300B、300Cに共通する説明においては符号A、B、Cを省略する。また、金庫400A、400B、500のうち、千円用金庫400Aと五千円用金庫400Bも同一構造であるため、各金庫400A、400Bに共通する説明においては符号A、Bを省略する。
【0017】
入出金部100は、入金利用者から紙幣Pを受け取ると共に、出金利用者に紙幣Pを渡す部分である。本実施形態の入出金部100は、入金時において、入出金口101に一括投入された紙幣Pの束を仕切り板102の上側に取り込む処理と、取り込んだ紙幣Pを搬送口103を介して識別部200に順次繰り出す処理と、入金リジェクト口104から送り込まれる入金リジェクト紙幣Pを仕切り板102の下側に集積する処理と、集積した入金リジェクト紙幣Pを入出金口101から放出する処理とを行い、また、出金時および一括返却時においては、搬送口103を介して識別部200から送り込まれる紙幣Pを仕切板102の上側に集積する処理と、集積した紙幣Pを入出金口101から放出する処理とを行うように構成される。
【0018】
識別部200は、入金された紙幣Pまたは出金する紙幣Pの真偽および種類を識別する部分である。本実施形態の識別部200は、紙幣Pの光透過パターンを検出する光透過式識別センサ(図示せず)と、紙幣Pに印刷される磁性体の磁気パターンを検出する磁気式識別センサ(図示せず)とを備えて構成される。
【0019】
中間プール部300は、入金された紙幣Pの一時保留や、金庫400、500からの出金紙幣Pの繰出しを行う部分である。本実施形態の中間プール部300は、入金時において、搬送口301から送り込まれる紙幣Pを集積する処理(集積モード)と、集積した紙幣Pを金庫400、500に収納する処理(収納モード)とを行い、また、一括返却時においては、集積した紙幣Pを搬送口301から順次繰り出す処理(返却モード)を行い、更に、出金時においては、金庫400、500内の紙幣Pを搬送口301から順次繰り出す処理(繰り出しモード)を行うように構成される。
【0020】
金庫400、500は、入金された紙幣Pまたは出金用の紙幣Pを収納する部分である。本実施形態の金庫400、500は、金庫内部を中間プール部300に連通させる上部開口401、501と、該上部開口401、501を開閉するシャッタ402、502と、紙幣取扱者が紙幣Pを出し入れするための紙幣出し入れ口403、503と、該紙幣出し入れ口403、503を開閉するドア404、504と、該ドア404、504を施錠するドア施錠機構405、505とを備えて構成される。また、本実施形態の一万円用金庫500は、出金時に発見した出金リジェクト紙幣Pを収納するリジェクト金庫を兼ねており、該リジェクト金庫を構成するリジェクト紙幣収納部506が前端側に一体化されている。
【0021】
紙幣搬送部600は、入金された紙幣Pを識別部200から各中間プール部300へ搬送する入金搬送処理と、入金リジェクト紙幣Pを識別部200から入出金部100の入金リジェクト口104へ搬送する入金リジェクト搬送処理と、出金(または返却)する紙幣Pを各中間プール部300から識別部200へ搬送する出金搬送処理(または返却搬送処理)と、出金リジェクト紙幣Pをリジェクト紙幣収納部506へ搬送する出金リジェクト搬送処理とを行う部分である。本実施形態の紙幣搬送部600は、識別部200の後部から千円用中間プール部300Aの搬送口近傍に至る横搬送部601と、千円用中間プール部300Aの搬送口近傍からリジェクト紙幣収納部506に至る縦搬送部602と、各中間プール部300の搬送口近傍で搬送経路を切換える千円ゲート603A、五千円ゲート603Bおよび一万円ゲート603Cと、横搬送部601の中間部から入出金部100の入金リジェクト口104に至る入金リジェクト搬送部604と、該入金リジェクト搬送部604の始端部で搬送経路を切換える入金リジェクトゲート605とを備えて構成される。
【0022】
制御部700は、ホストからのコマンドや各種センサの検出信号を入力し、該入力に応じて各種アクチュエータを動作させる部分である。本実施形態の制御部700は、入金処理、収納処理、一括返却処理および出金処理を行うためのプログラムを備えており、以下、上記各処理の概略を説明する。
【0023】
入金処理は、入金コマンドの受信に応じて実行される。入金コマンドを受信すると、入出金部100の入出金口101を開閉するシャッタ105が開き、紙幣Pの投入を待つ。紙幣Pの束が入出金口101に投入されると、投入された紙幣Pの束は、仕切り板102の上側に取り込まれた後、識別部200に一枚ずつ順次繰り出され、その真偽および種類が識別される。紙幣Pが真券であると識別された場合には、その券種に対応するゲート603が開くと共に、紙幣Pが横搬送部601および縦搬送部602を経て対応する中間プール部300に送り込まれ、ここに集積される。一方、紙幣Pが偽券であると識別された場合には、入金リジェクトゲート605が開くと共に、紙幣Pが横搬送部601および入金リジェクト搬送部604を経て仕切り板102の下側に送り込まれ、ここに集積される。入出金部100から全ての紙幣Pが繰り出されると、入金リジェクト紙幣P(仕切り板102の下側集積紙幣P)の有無が判断される。入金リジェクト紙幣Pが無い場合には、そのまま入金処理を終了する一方、入金リジェクト紙幣Pが有る場合には、入金リジェクト紙幣Pを入出金口101から返却した後、入金処理を終了する。
【0024】
また、入金処理終了後、収納コマンドを受信すると、収納処理が実行され、各中間プール部300に集積された紙幣Pが各金庫400、500に収納される。一方、入金処理終了後、返却コマンドを受信すると、一括返却処理が実行される。一括返却処理においては、各中間プール部300に集積された紙幣Pが順次繰り出されると共に、繰り出された紙幣Pが縦搬送部602、横搬送部601および識別部200を経て入出金部100に送り込まれ、ここに集積される。その後、集積された紙幣Pを入出金口101から返却し、一括返却処理を終了する。
【0025】
出金処理は、出金コマンドの受信に応じて実行される。出金コマンドを受信すると、各金庫400、500内の紙幣Pが必要枚数だけ順次繰り出されると共に、繰り出された紙幣Pが縦搬送部602、横搬送部601および識別部200を経て入出金部100に送り込まれ、ここに集積される。その後、集積された紙幣Pを入出金口101から出金し、出金処理を終了する。また、出金処理中に出金リジェクト紙幣P(偽券、破損紙幣、重送紙幣等)が見つかった場合には、出金リジェクト処理が実行され、リジェクト紙幣収納部506に出金リジェクト紙幣Pが収納される。
【0026】
次に、本発明の要部であるリジェクト紙幣収納部506を詳細に説明する。リジェクト紙幣収納部506を一体的に備える一万円用金庫500(以下、金庫500という。)は、シャーシ2に形成される三段の金庫装着室3のうち、最下段の金庫装着室3に着脱自在に装着される。金庫装着室3の前側には、金庫施錠機構4が設けられている。金庫施錠装置4は、施錠操作および解錠操作に応じて出没する回動式のロックレバー4aを備えており、上記施錠操作に伴って突出したロックレバー4aが金庫500に係合することにより、金庫500の取り出しが規制される。
【0027】
金庫500は、前述したように、金庫内部を中間プール部300に連通させる上部開口501と、該上部開口501を開閉するシャッタ502と、紙幣取扱者が紙幣Pを出し入れするための紙幣出し入れ口503と、該紙幣出し入れ口503を開閉するドア504と、該ドア504を施錠するドア施錠機構505とを備えており、その内部には、入出金取引用の紙幣Pを収納する取引紙幣収納部507と、出金処理中に発見した出金リジェクト紙幣Pを収納する前述のリジェクト紙幣収納部506とが構成されている。
【0028】
図2は、リジェクト紙幣収納部の内部正面図、図3は、リジェクト紙幣収納部の内部平面図、図4は、リジェクト紙幣収納部の内部左側面図、図5は、リジェクト紙幣収納部の内部断面図である。これらの図に示されるリジェクト紙幣収納部506は、取引紙幣収納部507の前面部に縦置き状に一体化され、出金リジェクト紙幣Pを縦向きに収納する。リジェクト紙幣収納部506の紙幣出し入れ口508は、取引紙幣収納部507と同様に左側方に開口しており、前記ドア504によって両収納部506、507の紙幣取り出し口503、508が同時に開閉される。
【0029】
リジェクト紙幣収納部506の上端部には、搬入口509が開設されている。金庫500を装置本体に装着した場合、搬入口509が縦搬送部602の下端に接続されると共に、その上方近傍に設けられる一万円ゲート603Cの切換動作に基づいてリジェクト紙幣収納部506への紙幣搬送が選択的に行われる。次に、リジェクト紙幣収納部506内に設けられるリジェクト紙幣搬入機構510およびリジェクト紙幣集積機構511について説明する。
【0030】
リジェクト紙幣搬入機構510は、搬入口509の下方で前後に対向する一対の搬送ローラ512、513を備えて構成される。一方の搬送ローラ512を支持するローラ軸514は、右側方に延出すると共に、タイミングベルト(図示せず)を介して縦搬送モータ606に連動連結され、縦搬送部602と同期駆動される。搬送ローラ512とローラ軸514との間には、ワンウェイクラッチ515が介設されており、搬送ローラ512はリジェクト紙幣搬入方向にのみ回転駆動する。また、他方の搬送ローラ513は従動ローラであり、搬送ローラ512の駆動に応じて搬入方向に従動回転する。
【0031】
リジェクト紙幣集積機構511は、互に対向する前後一対の可動ステージ516、517と、第一可動ステージ516の左右両側方に前後回動自在に設けられる左右一対のバタフライ518と、第一可動ステージ516およびバタフライ518を動作させる駆動アーム519等の駆動系(バタフライ駆動系、変換機構)とを備えて構成される。
【0032】
第一可動ステージ516は、紙幣Pよりも幅狭に形成され、平行リンク機構520を介して前後移動自在に支持される。平行リンク機構520を構成する上下一対の支軸521のうち、上側の支軸521は左右両方に延出し、その先端部には、ピン522を有するステージ作動アーム523が一体的に設けられる。一方のステージ作動アーム523は、ピン522を介して駆動アーム519に係合しており、該駆動アーム519の駆動に応じて支軸521を回動させる。これにより第一可動ステージ516が動作し、搬入リジェクト紙幣Pの中央部を収納済みリジェクト紙幣P(または第二可動ステージ517)に押し付ける押し付け位置と、収納済みリジェクト紙幣P(または第二可動ステージ517)から退避する退避位置とに変位する。
【0033】
第二可動ステージ517は、紙幣Pと略同等の幅に形成されると共に、ステージ支持アーム524を介して前後移動自在に支持される。さらに第二可動ステージ517は、第一可動ステージ516側に向けて付勢されており、第一可動ステージ516またはバタフライ518との間で収納済みリジェクト紙幣Pを挟持する。
【0034】
バタフライ518は、ワイヤー状の金属製部材を曲げ加工して形成され、その上下両端部が回動自在に支持されている。バタフライ518の上端部近傍には、前後回動自在なバタフライ作動アーム525が設けられており、その上端部はバタフライ518に係合される一方、下端部はステージ作動アーム523のピン522に係合されている。第一可動ステージ516が動作すると、バタフライ作動アーム525が回動してバタフライ518を連動させる。このときバタフライ518は、第一可動ステージ516と背反方向に動作し、収納済みリジェクト紙幣P(または第二可動ステージ517)の幅方向両端部を押える押え位置と、収納済みリジェクト紙幣P(または第二可動ステージ517)から退避する退避位置とに変位する。
【0035】
駆動アーム519は、上下回動自在な扇形のアームであって、その外周部に二つの凹溝519a、519bを備えている。一方の凹溝519aには、前述したステージ作動アーム523のピン522が係合され、他方の凹溝519bには、上下動自在な駆動ロッド526が係合されている。駆動ロッド526は、一万円ゲート603Cを開閉動作させるゲートソレノイド607C(駆動源)に連繋されており、該ゲートソレノイド607Cの駆動(直線運動)に応じて上下動し、駆動アーム519を上下回動させる。これにより、第一可動ステージ516とバタフライ518とがゲートソレノイド607Cの駆動に応じて背反方向に動作することになる。
【0036】
図6の(A)は、リジェクト紙幣搬入状態を示すリジェクト紙幣収納部の内部右側面図、(B)は、リジェクト紙幣集積状態を示すリジェクト紙幣収納部の内部右側面図である。図6の(B)に示されるように、一万円ゲート603Cが開いているときは、両可動ステージ516、517間で収納済みリジェクト紙幣Pが挟持されている。出金処理中に発見した出金リジェクト紙幣Pをリジェクト紙幣収納部506に収納すべく、一万円ゲート603Cを閉じると(図6の(A))、それに連動して第一可動ステージ516が収納済みリジェクト紙幣P(第二可動ステージ517)から退避すると共に、バタフライ518が背反的に回動して収納済みリジェクト紙幣Pの左右両端部を押え、出金リジェクト紙幣Pの搬入空間を確保する。そして、搬送ローラ512が縦搬送部602の下端から出金リジェクト紙幣Pを引き継ぎ、この出金リジェクト紙幣Pをバタフライ518と第一可動ステージ516との間に搬入する。その後、一万円ゲート603Cが開くと、それに伴って回動するバタフライ518が搬入リジェクト紙幣Pの両端部をくぐり抜けて退避位置へ移動すると共に、それに反して第一可動ステージ516が押し付け位置へ移動し、搬入リジェクト紙幣Pの中央部を収納済みリジェクト紙幣Pに押し付け、ここに集積させる。
【0037】
図7は、制御部の入出力を示すブロック図である。この図に示されるように、制御部700(駆動制御手段)には、各種の入出力機器が接続されており、そのなかには、搬送部602の駆動源である縦搬送モータ606と、各ゲート603A〜603Cを開閉させるゲートソレノイド607A〜607Cと、縦搬送部602の所定位置(千円ゲート603Aと五千円ゲート603Bとの間)で紙幣Pを検知する搬送路センサ608と、リジェクト紙幣収納部506の搬入口509で紙幣Pを検知するリジェクト搬入口センサ527とが含まれている。以下、制御部700が実行する出金リジェクト制御をフローチャートに沿って説明する。尚、本実施形態の制御部700は、五千円もしくは一万円の出金処理中に実行される第一の出金リジェクト制御と、千円の出金処理中に実行される第二の出金リジェクト制御とを備えるが、リジェクト紙幣収納部506の動作は共通であるため、第一出金リジェクト制御のフローチャートのみを示し、その手順を説明する。
【0038】
図8は、出金リジェクト制御を示すフローチャートである。この図に示される出金リジェクト制御は、五千円用金庫400Bもしくは一万円用金庫500からの出金処理中に出金リジェクト紙幣Pを発見した場合に実行される。出金処理中に出金リジェクト紙幣Pが確定(S801)すると、搬送路センサ608による出金リジェクト紙幣Pの先端検知を行う(S802)。搬送路センサ608が出金リジェクト紙幣Pの先端を検知してから125ステップ搬送後に縦搬送モータ606を減速停止し(S803)、出金リジェクト紙幣Pを縦搬送部602の上端位置に停止させる。そして、横搬送部601上の先行紙幣Pを入出金部100に集積する入出金集積処理継続ルーチン(S804)を実行した後、全ゲート603A〜603Cを閉じ(S805)、縦搬送モータ606を下り駆動させる(S806)。これにより、出金リジェクト紙幣Pがリジェクト紙幣収納部506に搬入される。リジェクト搬入口センサ527が搬入紙幣Pの後端を検知(S807)してから80ステップ搬送後に縦搬送モータ606を停止し(S808)、その後、一万円ゲート603Cを開閉させ(S809)、リジェクト紙幣集積機構511を集積動作させる。出金リジェクト紙幣Pを集積した後は、出金処理を中断した金庫600B、600Cのゲート603B、603Cを開く(S810)と共に、縦搬送モータ606を上り駆動させ(S811)、出金処理を再開する(S812)。
【0039】
以上の如く本実施形態によれば、紙幣入出金装置1は、出金処理中に発見した出金リジェクト紙幣Pを収納するリジェクト紙幣収納部506を備える。リジェクト紙幣収納部506内には、リジェクト紙幣集積機構511が設けられており、このリジェクト紙幣集積機構511は、リジェクト紙幣収納部506に出金リジェクト紙幣Pを搬入するとき、収納済みリジェクト紙幣Pの両端部を押えて出金リジェクト紙幣Pの搬入空間を確保するように動作する。これにより、搬入リジェクト紙幣Pと収納済みリジェクト紙幣Pとの干渉を回避してジャム等のトラブルを防止でき、しかも、出金リジェクト紙幣Pを整然と収納することによって、リジェクト紙幣収納部506の収納効率を向上させることができる。
【0040】
また、リジェクト紙幣集積機構511は、収納済みリジェクト紙幣Pの両端部を押える一対のバタフライ518と、このバタフライ518を、収納済みリジェクト紙幣Pの両端部を押える押え位置と、収納済みリジェクト紙幣Pから退避する退避位置とに回動変位させるバタフライ駆動系(駆動アーム519、ゲートソレノイド607C等)と、バタフライ駆動系を所定のタイミングで駆動させる駆動制御手段(制御部700)とを備えて構成される。つまり、回動式のバタフライ518で収納済みリジェクト紙幣Pを押えるため、その動作スペースを可及的に小さくでき、その結果、リジェクト紙幣集積機構511のコンパクト化を図ることができる。
【0041】
また、バタフライ518は、出金リジェクト紙幣Pが搬入された後、搬入リジェクト紙幣Pの両端部をくぐり抜けて退避位置へ移動するため、次回のリジェクト紙幣収納処理に迅速に対応できる許りでなく、バタフライ518の動作ストロークを小さくしてリジェクト紙幣集積機構511を更にコンパクト化することができる。
【0042】
また、バタフライ518は、ワイヤー状の部材で形成されているため、板金部材で形成する場合に比べ、その強度を高めることができる許りでなく、製造コストを抑えることができる。
【0043】
また、バタフライ駆動系は、ソレノイドからなる駆動源(ゲートソレノイド607C)と、ソレノイドの直線運動をバタフライ518の回動運動に変換する変換機構(バタフライ作動アーム525等)とを備えるため、応答性に優れるソレノイドの動力でバタフライ518を動作させることにより、処理の高速化を図ることができる。
【0044】
また、駆動源は、装置本体の紙幣搬送経路を切換えるゲートソレノイド607Cであるため、ゲートソレノイド607Cの動力を利用してリジェクト紙幣集積機構511を動作させることができ、その結果、リジェクト紙幣集積機構511の動力源を別途設ける必要がなく、部品点数の削減や構造の簡略化を図ることができる。
【0045】
また、駆動制御手段(制御部700)は、リジェクト紙幣収納部506の搬入口509に設けられるリジェクト搬入口センサ527が搬入リジェクト紙幣Pの後端を検知した後にバタフライ518を退避動作させるため、出金リジェクト紙幣Pの搬入が完了する前にバタフライ518が退避動作してジャム等のトラブルを発生させる不都合を回避することができ、特に搬入ストロークが一定でない重送紙幣の収納処理において、バタフライ518の誤動作を防止することができる。
【0046】
また、リジェクト紙幣集積機構511は、搬入した出金リジェクト紙幣Pの中央部を収納済みリジェクト紙幣Pに押し付ける第一可動ステージ516を更に備えるため、搬入した出金リジェクト紙幣Pを、収納済みリジェクト紙幣P上に確実に集積することができ、しかも、集積した出金リジェクト紙幣Pを押圧して収納効率を高めることができる。
【0047】
また、第一可動ステージ516は、バタフライ518が押え位置のとき、収納済みリジェクト紙幣Pから退避してリジェクト紙幣搬入空間を確保し、リジェクト紙幣搬入後、バタフライ518の退避動作に連動して背反方向に動作し、搬入リジェクト紙幣Pの中央部を収納済みリジェクト紙幣Pに押し付けるため、第一可動ステージ516が出金リジェクト紙幣Pの搬入を邪魔する不都合がなく、しかも、第一可動ステージ516をバタフライ518と背反的に動作させることにより、最少限の動作スペースで出金リジェクト紙幣Pの集積処理を行うことができる。
【0048】
また、リジェクト紙幣集積機構511は、バタフライ518もしくは第一可動ステージ516との間で収納済みリジェクト紙幣Pを挟持する第二可動ステージ517を更に備えるため、収納済みリジェクト紙幣Pを、その収納枚数に拘わらず確実に保持することが可能になり、その結果、搬入リジェクト紙幣Pと収納済みリジェクト紙幣Pとの干渉を防止できる許りでなく、リジェクト紙幣収納部506の収納効率を高めることができる。
【0049】
以上、本発明の一実施形態を図面に沿って説明した。しかしながら本発明は前記実施形態に示した事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基いてその変更、改良等が可能であることは明らかである。
【0050】
【発明の効果】
以上の如く本発明によれば、搬入したリジェクト紙幣と収納済みリジェクト紙幣との干渉を回避することにより、ジャム等のトラブルを防止し、しかも、リジェクト紙幣を整然と収納することによって、リジェクト紙幣収納部の収納効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】紙幣入出金装置の内部左側面図である。
【図2】リジェクト紙幣収納部の内部正面図である。
【図3】リジェクト紙幣収納部の内部平面図である。
【図4】リジェクト紙幣収納部の内部左側面図である。
【図5】リジェクト紙幣収納部の内部断面図である。
【図6】(A)はリジェクト紙幣搬入状態を示すリジェクト紙幣収納部の内部右側面図、(B)はリジェクト紙幣集積状態を示すリジェクト紙幣収納部の内部右側面図である。
【図7】制御部の入出力を示すブロック図である。
【図8】出金リジェクト制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
P 紙幣
1 紙幣入出金装置
100 入出金部
200 識別部
300 中間プール部
400 金庫
500 金庫
506 リジェクト紙幣収納部
511 リジェクト紙幣集積機構
516 第一可動ステージ
517 第二可動ステージ
518 バタフライ
519 駆動アーム
527 リジェクト搬入口センサ
600 紙幣搬送部
601 横搬送部
602 縦搬送部
603 ゲート
606 ゲートソレノイド
700 制御部

Claims (7)

  1. 出金処理を行う紙幣処理装置において、
    前記出金処理中に発見したリジェクト紙幣を収納するリジェクト紙幣収納部と、
    前記リジェクト紙幣収納部内に設けられるリジェクト紙幣集積機構であって、前記リジェクト紙幣収納部にリジェクト紙幣を搬入するとき、収納済みリジェクト紙幣の両端部を押えてリジェクト紙幣搬入空間を確保するものと、を有し、
    前記リジェクト紙幣集積機構は、
    収納済みリジェクト紙幣の両端部を押える一対のバタフライと、
    前記バタフライを、収納済みリジェクト紙幣の両端部を押える押え位置と、収納済みリジェクト紙幣から退避する退避位置とに回動変位させるバタフライ駆動系と、
    前記バタフライ駆動系を所定のタイミングで駆動させる駆動制御手段と、
    前記バタフライの前記押え位置側への変位動作および前記退避位置側への変位動作に連動して背反方向に動作する可動ステージとを備え、
    前記バタフライが押え位置のとき、収納済みリジェクト紙幣から前記可動ステージが退避してリジェクト紙幣搬入空間を確保し、リジェクト紙幣搬入後、前記バタフライの退避動作に連動して前記可動ステージが背反方向に動作し、搬入リジェクト紙幣の中央部を収納済みリジェクト紙幣に押し付けることを特徴とする紙幣処理装置。
  2. 前記バタフライは、リジェクト紙幣が搬入された後、搬入リジェクト紙幣の両端部をくぐり抜けて退避位置へ移動することを特徴とする請求項1に記載の紙幣処理装置。
  3. 前記バタフライは、ワイヤー状の部材で形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の紙幣処理装置。
  4. 前記バタフライ駆動系は、
    ソレノイドからなる駆動源と、
    前記ソレノイドの直線運動を前記バタフライの回動運動および当該バタフライの背反方向への前記可動ステージの前後運動に変換する変換機構とを備え
    当該変換機構は、
    前記ソレノイドの直線運動に基づいて旋回する駆動アームと、
    当該駆動アームの旋回中心から外れた位置に設けられた連結ピンに一端が回転自在に連結され、前記駆動アームの旋回運動に基づいて前記駆動アームと同一旋回方向に旋回するバタフライ作動アームと、
    前記連結ピンに一端が回転自在に連結され、前記駆動アームの旋回運動に基づいて前記駆動アームとは逆の旋回方向に旋回するステージ作動アームとを具備することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の紙幣処理装置。
  5. 前記駆動源は、紙幣処理装置本体の紙幣搬送経路を切換えるゲートソレノイドであることを特徴とする請求項4に記載の紙幣処理装置。
  6. 前記駆動制御手段は、リジェクト紙幣搬入口に設けられるセンサが搬入リジェクト紙幣の後端を検知した後に前記バタフライを退避動作させることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の紙幣処理装置。
  7. 前記リジェクト紙幣集積機構は、前記バタフライもしくは前記可動ステージとの間で収納済みリジェクト紙幣を挟持する第二の可動ステージを更に備えることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の紙幣処理装置。
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