JP2002332149A - 紙幣処理装置 - Google Patents
紙幣処理装置Info
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Abstract
収納部において、ジャム等のトラブルを防止すると共
に、収納効率を向上させる。 【解決手段】紙幣入出金装置1は、出金処理中に発見し
た出金リジェクト紙幣Pを収納するリジェクト紙幣収納
部506を備える。リジェクト紙幣収納部506内に
は、リジェクト紙幣集積機構511が設けられており、
このリジェクト紙幣集積機構511は、リジェクト紙幣
収納部506に出金リジェクト紙幣Pを搬入するとき、
収納済みリジェクト紙幣Pの両端部を押えて出金リジェ
クト紙幣Pの搬入空間を確保するように動作する。
Description
預入支払機)等に組み込まれ、少なくとも紙幣の出金処
理を自動的に行う紙幣処理装置に関する。
は、紙幣の入金処理や出金処理を自動的に行う紙幣処理
装置が組み込まれている。一般に、この種の紙幣処理装
置は、紙幣の入出金を行う入出金部と、紙幣の種類およ
び真偽を識別する識別部と、入金紙幣の集積や出金紙幣
の繰り出しを行う中間プール部と、紙幣を収納する紙幣
収納部と、上記各部の間で紙幣搬送を行う紙幣搬送部と
を備えて構成される。
した紙幣のリジェクト判定(真偽、破損、重送等)を行
うと共に、リジェクト紙幣を発見した場合には、発見し
たリジェクト紙幣をリジェクト紙幣収納部に収納するこ
とが要求される。
来のリジェクト紙幣収納部は、単にリジェクト紙幣を投
げ込み状に搬入するように構成されており、そのため、
搬入したリジェクト紙幣と収納済みリジェクト紙幣とが
干渉してジャム等のトラブルが発生する許りでなく、リ
ジェクト紙幣の収納姿勢が乱れて収納効率が低下する不
都合があった。
と収納済みリジェクト紙幣との干渉を回避することによ
り、ジャム等のトラブルを防止し、しかも、リジェクト
紙幣を整然と収納することによって、リジェクト紙幣収
納部の収納効率を向上させることができる紙幣処理装置
を提供することにある。
本発明は、出金処理を行う紙幣処理装置において、前記
出金処理中に発見したリジェクト紙幣を収納するリジェ
クト紙幣収納部と、前記リジェクト紙幣収納部内に設け
られるリジェクト紙幣集積機構であって、前記リジェク
ト紙幣収納部にリジェクト紙幣を搬入するとき、収納済
みリジェクト紙幣の両端部を押えてリジェクト紙幣搬入
空間を確保するものとを備えて構成される。
納済みリジェクト紙幣の両端部を押える一対のバタフラ
イと、前記バタフライを、収納済みリジェクト紙幣の両
端部を押える押え位置と、収納済みリジェクト紙幣から
退避する退避位置とに回動変位させるバタフライ駆動系
と、前記バタフライ駆動系を所定のタイミングで駆動さ
せる駆動制御手段とを備えることが好ましい。この場合
においては、回動式のバタフライで収納済みリジェクト
紙幣を押えることにより、動作スペースを可及的に小さ
くしてリジェクト紙幣集積機構のコンパクト化を図るこ
とができる。
が搬入された後、搬入リジェクト紙幣の両端部をくぐり
抜けて退避位置へ移動することが好ましい。この場合に
おいては、次回のリジェクト紙幣収納処理に迅速に対応
できる許りでなく、バタフライの動作ストロークを小さ
くしてリジェクト紙幣集積機構を更にコンパクト化する
ことができる。
材で形成されていることが好ましい。この場合において
は、バタフライを板金部材で形成する場合に比べ、その
強度を高めることができる許りでなく、製造コストを抑
えることができる。
ドからなる駆動源と、前記ソレノイドの直線運動を前記
バタフライの回動運動に変換する変換機構とを備えるこ
とが好ましい。この場合においては、応答性に優れるソ
レノイドの動力でバタフライを動作させることにより、
処理の高速化を図ることができる。
紙幣搬送経路を切換えるゲートソレノイドであることが
好ましい。この場合においては、ゲートソレノイドの動
力を利用してリジェクト紙幣集積機構を動作させるた
め、リジェクト紙幣集積機構の動力源を別途設ける必要
がなく、その結果、部品点数の削減や構造の簡略化を図
ることができる。
幣搬入口に設けられるセンサが搬入リジェクト紙幣の後
端を検知した後に前記バタフライを退避動作させること
が好ましい。この場合においては、リジェクト紙幣の搬
入が完了する前にバタフライが退避動作してジャム等の
トラブルを発生させる不都合を回避することができ、特
に搬入ストロークが一定でない重送紙幣の収納処理にお
いて、バタフライの誤動作を防止することができる。
入したリジェクト紙幣の中央部を収納済みリジェクト紙
幣に押し付ける可動ステージを更に備えることが好まし
い。この場合においては、搬入したリジェクト紙幣を、
収納済みリジェクト紙幣上に確実に集積することがで
き、しかも、集積したリジェクト紙幣を押圧して収納効
率を高めることができる。
イが押え位置のとき、収納済みリジェクト紙幣から退避
してリジェクト紙幣搬入空間を確保し、リジェクト紙幣
搬入後、前記バタフライの退避動作に連動して背反方向
に動作し、搬入リジェクト紙幣の中央部を収納済みリジ
ェクト紙幣に押し付けることが好ましい。この場合にお
いては、可動ステージがリジェクト紙幣の搬入を邪魔す
る不都合がなく、しかも、可動ステージをバタフライと
背反的に動作させることにより、最少限の動作スペース
でリジェクト紙幣の集積処理を行うことができる。
記バタフライもしくは前記可動ステージとの間で収納済
みリジェクト紙幣を挟持する第二の可動ステージを更に
備えることが好ましい。この場合においては、収納済み
リジェクト紙幣を、その収納枚数に拘わらず確実に保持
することが可能になり、その結果、搬入リジェクト紙幣
と収納済みリジェクト紙幣との干渉を防止できる許りで
なく、リジェクト紙幣収納部の収納効率を高めることが
できる。
て本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態に係る紙幣入出金装置の内部側面図である。この図に
示されるように、紙幣入出金装置1は、最上部の前側に
設けられる入出金部100と、該入出金部100の後方
に設けられる識別部200と、上記入出金部100の下
方に設けられる千円用中間プール部300Aと、該千円
用中間プール部300Aの下方に着脱自在に装着される
千円用金庫400Aと、該千円用金庫400Aの下方に
設けられる五千円用中間プール部300Bと、該五千円
用中間プール部300Bの下方に着脱自在に装着される
五千円用金庫400Bと、五千円用金庫400Bの下方
に設けられる一万円用中間プール部300Cと、該一万
円用中間プール部300Cの下方に着脱自在に装着され
る一万円用金庫500と、上記各部の間で紙幣搬送を行
う紙幣搬送部600と、上記金庫400A、400B、
500の後方に設けられる制御部700とを備えて構成
される。尚、上記の各中間プール部300A、300
B、300Cは同一構造であるため、各中間プール部3
00A、300B、300Cに共通する説明においては
符号A、B、Cを省略する。また、金庫400A、40
0B、500のうち、千円用金庫400Aと五千円用金
庫400Bも同一構造であるため、各金庫400A、4
00Bに共通する説明においては符号A、Bを省略す
る。
を受け取ると共に、出金利用者に紙幣Pを渡す部分であ
る。本実施形態の入出金部100は、入金時において、
入出金口101に一括投入された紙幣Pの束を仕切り板
102の上側に取り込む処理と、取り込んだ紙幣Pを搬
送口103を介して識別部200に順次繰り出す処理
と、入金リジェクト口104から送り込まれる入金リジ
ェクト紙幣Pを仕切り板102の下側に集積する処理
と、集積した入金リジェクト紙幣Pを入出金口101か
ら放出する処理とを行い、また、出金時および一括返却
時においては、搬送口103を介して識別部200から
送り込まれる紙幣Pを仕切板102の上側に集積する処
理と、集積した紙幣Pを入出金口101から放出する処
理とを行うように構成される。
出金する紙幣Pの真偽および種類を識別する部分であ
る。本実施形態の識別部200は、紙幣Pの光透過パタ
ーンを検出する光透過式識別センサ(図示せず)と、紙
幣Pに印刷される磁性体の磁気パターンを検出する磁気
式識別センサ(図示せず)とを備えて構成される。
の一時保留や、金庫400、500からの出金紙幣Pの
繰出しを行う部分である。本実施形態の中間プール部3
00は、入金時において、搬送口301から送り込まれ
る紙幣Pを集積する処理(集積モード)と、集積した紙
幣Pを金庫400、500に収納する処理(収納モー
ド)とを行い、また、一括返却時においては、集積した
紙幣Pを搬送口301から順次繰り出す処理(返却モー
ド)を行い、更に、出金時においては、金庫400、5
00内の紙幣Pを搬送口301から順次繰り出す処理
(繰り出しモード)を行うように構成される。
または出金用の紙幣Pを収納する部分である。本実施形
態の金庫400、500は、金庫内部を中間プール部3
00に連通させる上部開口401、501と、該上部開
口401、501を開閉するシャッタ402、502
と、紙幣取扱者が紙幣Pを出し入れするための紙幣出し
入れ口403、503と、該紙幣出し入れ口403、5
03を開閉するドア404、504と、該ドア404、
504を施錠するドア施錠機構405、505とを備え
て構成される。また、本実施形態の一万円用金庫500
は、出金時に発見した出金リジェクト紙幣Pを収納する
リジェクト金庫を兼ねており、該リジェクト金庫を構成
するリジェクト紙幣収納部506が前端側に一体化され
ている。
識別部200から各中間プール部300へ搬送する入金
搬送処理と、入金リジェクト紙幣Pを識別部200から
入出金部100の入金リジェクト口104へ搬送する入
金リジェクト搬送処理と、出金(または返却)する紙幣
Pを各中間プール部300から識別部200へ搬送する
出金搬送処理(または返却搬送処理)と、出金リジェク
ト紙幣Pをリジェクト紙幣収納部506へ搬送する出金
リジェクト搬送処理とを行う部分である。本実施形態の
紙幣搬送部600は、識別部200の後部から千円用中
間プール部300Aの搬送口近傍に至る横搬送部601
と、千円用中間プール部300Aの搬送口近傍からリジ
ェクト紙幣収納部506に至る縦搬送部602と、各中
間プール部300の搬送口近傍で搬送経路を切換える千
円ゲート603A、五千円ゲート603Bおよび一万円
ゲート603Cと、横搬送部601の中間部から入出金
部100の入金リジェクト口104に至る入金リジェク
ト搬送部604と、該入金リジェクト搬送部604の始
端部で搬送経路を切換える入金リジェクトゲート605
とを備えて構成される。
各種センサの検出信号を入力し、該入力に応じて各種ア
クチュエータを動作させる部分である。本実施形態の制
御部700は、入金処理、収納処理、一括返却処理およ
び出金処理を行うためのプログラムを備えており、以
下、上記各処理の概略を説明する。
実行される。入金コマンドを受信すると、入出金部10
0の入出金口101を開閉するシャッタ105が開き、
紙幣Pの投入を待つ。紙幣Pの束が入出金口101に投
入されると、投入された紙幣Pの束は、仕切り板102
の上側に取り込まれた後、識別部200に一枚ずつ順次
繰り出され、その真偽および種類が識別される。紙幣P
が真券であると識別された場合には、その券種に対応す
るゲート603が開くと共に、紙幣Pが横搬送部601
および縦搬送部602を経て対応する中間プール部30
0に送り込まれ、ここに集積される。一方、紙幣Pが偽
券であると識別された場合には、入金リジェクトゲート
605が開くと共に、紙幣Pが横搬送部601および入
金リジェクト搬送部604を経て仕切り板102の下側
に送り込まれ、ここに集積される。入出金部100から
全ての紙幣Pが繰り出されると、入金リジェクト紙幣P
(仕切り板102の下側集積紙幣P)の有無が判断され
る。入金リジェクト紙幣Pが無い場合には、そのまま入
金処理を終了する一方、入金リジェクト紙幣Pが有る場
合には、入金リジェクト紙幣Pを入出金口101から返
却した後、入金処理を終了する。
信すると、収納処理が実行され、各中間プール部300
に集積された紙幣Pが各金庫400、500に収納され
る。一方、入金処理終了後、返却コマンドを受信する
と、一括返却処理が実行される。一括返却処理において
は、各中間プール部300に集積された紙幣Pが順次繰
り出されると共に、繰り出された紙幣Pが縦搬送部60
2、横搬送部601および識別部200を経て入出金部
100に送り込まれ、ここに集積される。その後、集積
された紙幣Pを入出金口101から返却し、一括返却処
理を終了する。
実行される。出金コマンドを受信すると、各金庫40
0、500内の紙幣Pが必要枚数だけ順次繰り出される
と共に、繰り出された紙幣Pが縦搬送部602、横搬送
部601および識別部200を経て入出金部100に送
り込まれ、ここに集積される。その後、集積された紙幣
Pを入出金口101から出金し、出金処理を終了する。
また、出金処理中に出金リジェクト紙幣P(偽券、破損
紙幣、重送紙幣等)が見つかった場合には、出金リジェ
クト処理が実行され、リジェクト紙幣収納部506に出
金リジェクト紙幣Pが収納される。
収納部506を詳細に説明する。リジェクト紙幣収納部
506を一体的に備える一万円用金庫500(以下、金
庫500という。)は、シャーシ2に形成される三段の
金庫装着室3のうち、最下段の金庫装着室3に着脱自在
に装着される。金庫装着室3の前側には、金庫施錠機構
4が設けられている。金庫施錠装置4は、施錠操作およ
び解錠操作に応じて出没する回動式のロックレバー4a
を備えており、上記施錠操作に伴って突出したロックレ
バー4aが金庫500に係合することにより、金庫50
0の取り出しが規制される。
を中間プール部300に連通させる上部開口501と、
該上部開口501を開閉するシャッタ502と、紙幣取
扱者が紙幣Pを出し入れするための紙幣出し入れ口50
3と、該紙幣出し入れ口503を開閉するドア504
と、該ドア504を施錠するドア施錠機構505とを備
えており、その内部には、入出金取引用の紙幣Pを収納
する取引紙幣収納部507と、出金処理中に発見した出
金リジェクト紙幣Pを収納する前述のリジェクト紙幣収
納部506とが構成されている。
図、図3は、リジェクト紙幣収納部の内部平面図、図4
は、リジェクト紙幣収納部の内部左側面図、図5は、リ
ジェクト紙幣収納部の内部断面図である。これらの図に
示されるリジェクト紙幣収納部506は、取引紙幣収納
部507の前面部に縦置き状に一体化され、出金リジェ
クト紙幣Pを縦向きに収納する。リジェクト紙幣収納部
506の紙幣出し入れ口508は、取引紙幣収納部50
7と同様に左側方に開口しており、前記ドア504によ
って両収納部506、507の紙幣取り出し口503、
508が同時に開閉される。
は、搬入口509が開設されている。金庫500を装置
本体に装着した場合、搬入口509が縦搬送部602の
下端に接続されると共に、その上方近傍に設けられる一
万円ゲート603Cの切換動作に基づいてリジェクト紙
幣収納部506への紙幣搬送が選択的に行われる。次
に、リジェクト紙幣収納部506内に設けられるリジェ
クト紙幣搬入機構510およびリジェクト紙幣集積機構
511について説明する。
509の下方で前後に対向する一対の搬送ローラ51
2、513を備えて構成される。一方の搬送ローラ51
2を支持するローラ軸514は、右側方に延出すると共
に、タイミングベルト(図示せず)を介して縦搬送モー
タ606に連動連結され、縦搬送部602と同期駆動さ
れる。搬送ローラ512とローラ軸514との間には、
ワンウェイクラッチ515が介設されており、搬送ロー
ラ512はリジェクト紙幣搬入方向にのみ回転駆動す
る。また、他方の搬送ローラ513は従動ローラであ
り、搬送ローラ512の駆動に応じて搬入方向に従動回
転する。
向する前後一対の可動ステージ516、517と、第一
可動ステージ516の左右両側方に前後回動自在に設け
られる左右一対のバタフライ518と、第一可動ステー
ジ516およびバタフライ518を動作させる駆動アー
ム519等の駆動系(バタフライ駆動系、変換機構)と
を備えて構成される。
幅狭に形成され、平行リンク機構520を介して前後移
動自在に支持される。平行リンク機構520を構成する
上下一対の支軸521のうち、上側の支軸521は左右
両方に延出し、その先端部には、ピン522を有するス
テージ作動アーム523が一体的に設けられる。一方の
ステージ作動アーム523は、ピン522を介して駆動
アーム519に係合しており、該駆動アーム519の駆
動に応じて支軸521を回動させる。これにより第一可
動ステージ516が動作し、搬入リジェクト紙幣Pの中
央部を収納済みリジェクト紙幣P(または第二可動ステ
ージ517)に押し付ける押し付け位置と、収納済みリ
ジェクト紙幣P(または第二可動ステージ517)から
退避する退避位置とに変位する。
等の幅に形成されると共に、ステージ支持アーム524
を介して前後移動自在に支持される。さらに第二可動ス
テージ517は、第一可動ステージ516側に向けて付
勢されており、第一可動ステージ516またはバタフラ
イ518との間で収納済みリジェクト紙幣Pを挟持す
る。
部材を曲げ加工して形成され、その上下両端部が回動自
在に支持されている。バタフライ518の上端部近傍に
は、前後回動自在なバタフライ作動アーム525が設け
られており、その上端部はバタフライ518に係合され
る一方、下端部はステージ作動アーム523のピン52
2に係合されている。第一可動ステージ516が動作す
ると、バタフライ作動アーム525が回動してバタフラ
イ518を連動させる。このときバタフライ518は、
第一可動ステージ516と背反方向に動作し、収納済み
リジェクト紙幣P(または第二可動ステージ517)の
幅方向両端部を押える押え位置と、収納済みリジェクト
紙幣P(または第二可動ステージ517)から退避する
退避位置とに変位する。
のアームであって、その外周部に二つの凹溝519a、
519bを備えている。一方の凹溝519aには、前述
したステージ作動アーム523のピン522が係合さ
れ、他方の凹溝519bには、上下動自在な駆動ロッド
526が係合されている。駆動ロッド526は、一万円
ゲート603Cを開閉動作させるゲートソレノイド60
7C(駆動源)に連繋されており、該ゲートソレノイド
607Cの駆動(直線運動)に応じて上下動し、駆動ア
ーム519を上下回動させる。これにより、第一可動ス
テージ516とバタフライ518とがゲートソレノイド
607Cの駆動に応じて背反方向に動作することにな
る。
を示すリジェクト紙幣収納部の内部右側面図、(B)
は、リジェクト紙幣集積状態を示すリジェクト紙幣収納
部の内部右側面図である。図6の(B)に示されるよう
に、一万円ゲート603Cが開いているときは、両可動
ステージ516、517間で収納済みリジェクト紙幣P
が挟持されている。出金処理中に発見した出金リジェク
ト紙幣Pをリジェクト紙幣収納部506に収納すべく、
一万円ゲート603Cを閉じると(図6の(A))、そ
れに連動して第一可動ステージ516が収納済みリジェ
クト紙幣P(第二可動ステージ517)から退避すると
共に、バタフライ518が背反的に回動して収納済みリ
ジェクト紙幣Pの左右両端部を押え、出金リジェクト紙
幣Pの搬入空間を確保する。そして、搬送ローラ512
が縦搬送部602の下端から出金リジェクト紙幣Pを引
き継ぎ、この出金リジェクト紙幣Pをバタフライ518
と第一可動ステージ516との間に搬入する。その後、
一万円ゲート603Cが開くと、それに伴って回動する
バタフライ518が搬入リジェクト紙幣Pの両端部をく
ぐり抜けて退避位置へ移動すると共に、それに反して第
一可動ステージ516が押し付け位置へ移動し、搬入リ
ジェクト紙幣Pの中央部を収納済みリジェクト紙幣Pに
押し付け、ここに集積させる。
である。この図に示されるように、制御部700(駆動
制御手段)には、各種の入出力機器が接続されており、
そのなかには、搬送部602の駆動源である縦搬送モー
タ606と、各ゲート603A〜603Cを開閉させる
ゲートソレノイド607A〜607Cと、縦搬送部60
2の所定位置(千円ゲート603Aと五千円ゲート60
3Bとの間)で紙幣Pを検知する搬送路センサ608
と、リジェクト紙幣収納部506の搬入口509で紙幣
Pを検知するリジェクト搬入口センサ527とが含まれ
ている。以下、制御部700が実行する出金リジェクト
制御をフローチャートに沿って説明する。尚、本実施形
態の制御部700は、五千円もしくは一万円の出金処理
中に実行される第一の出金リジェクト制御と、千円の出
金処理中に実行される第二の出金リジェクト制御とを備
えるが、リジェクト紙幣収納部506の動作は共通であ
るため、第一出金リジェクト制御のフローチャートのみ
を示し、その手順を説明する。
チャートである。この図に示される出金リジェクト制御
は、五千円用金庫400Bもしくは一万円用金庫500
からの出金処理中に出金リジェクト紙幣Pを発見した場
合に実行される。出金処理中に出金リジェクト紙幣Pが
確定(S801)すると、搬送路センサ608による出
金リジェクト紙幣Pの先端検知を行う(S802)。搬
送路センサ608が出金リジェクト紙幣Pの先端を検知
してから125ステップ搬送後に縦搬送モータ606を
減速停止し(S803)、出金リジェクト紙幣Pを縦搬
送部602の上端位置に停止させる。そして、横搬送部
601上の先行紙幣Pを入出金部100に集積する入出
金集積処理継続ルーチン(S804)を実行した後、全
ゲート603A〜603Cを閉じ(S805)、縦搬送
モータ606を下り駆動させる(S806)。これによ
り、出金リジェクト紙幣Pがリジェクト紙幣収納部50
6に搬入される。リジェクト搬入口センサ527が搬入
紙幣Pの後端を検知(S807)してから80ステップ
搬送後に縦搬送モータ606を停止し(S808)、そ
の後、一万円ゲート603Cを開閉させ(S809)、
リジェクト紙幣集積機構511を集積動作させる。出金
リジェクト紙幣Pを集積した後は、出金処理を中断した
金庫600B、600Cのゲート603B、603Cを
開く(S810)と共に、縦搬送モータ606を上り駆
動させ(S811)、出金処理を再開する(S81
2)。
金装置1は、出金処理中に発見した出金リジェクト紙幣
Pを収納するリジェクト紙幣収納部506を備える。リ
ジェクト紙幣収納部506内には、リジェクト紙幣集積
機構511が設けられており、このリジェクト紙幣集積
機構511は、リジェクト紙幣収納部506に出金リジ
ェクト紙幣Pを搬入するとき、収納済みリジェクト紙幣
Pの両端部を押えて出金リジェクト紙幣Pの搬入空間を
確保するように動作する。これにより、搬入リジェクト
紙幣Pと収納済みリジェクト紙幣Pとの干渉を回避して
ジャム等のトラブルを防止でき、しかも、出金リジェク
ト紙幣Pを整然と収納することによって、リジェクト紙
幣収納部506の収納効率を向上させることができる。
収納済みリジェクト紙幣Pの両端部を押える一対のバタ
フライ518と、このバタフライ518を、収納済みリ
ジェクト紙幣Pの両端部を押える押え位置と、収納済み
リジェクト紙幣Pから退避する退避位置とに回動変位さ
せるバタフライ駆動系(駆動アーム519、ゲートソレ
ノイド607C等)と、バタフライ駆動系を所定のタイ
ミングで駆動させる駆動制御手段(制御部700)とを
備えて構成される。つまり、回動式のバタフライ518
で収納済みリジェクト紙幣Pを押えるため、その動作ス
ペースを可及的に小さくでき、その結果、リジェクト紙
幣集積機構511のコンパクト化を図ることができる。
ト紙幣Pが搬入された後、搬入リジェクト紙幣Pの両端
部をくぐり抜けて退避位置へ移動するため、次回のリジ
ェクト紙幣収納処理に迅速に対応できる許りでなく、バ
タフライ518の動作ストロークを小さくしてリジェク
ト紙幣集積機構511を更にコンパクト化することがで
きる。
部材で形成されているため、板金部材で形成する場合に
比べ、その強度を高めることができる許りでなく、製造
コストを抑えることができる。
らなる駆動源(ゲートソレノイド607C)と、ソレノ
イドの直線運動をバタフライ518の回動運動に変換す
る変換機構(バタフライ作動アーム525等)とを備え
るため、応答性に優れるソレノイドの動力でバタフライ
518を動作させることにより、処理の高速化を図るこ
とができる。
を切換えるゲートソレノイド607Cであるため、ゲー
トソレノイド607Cの動力を利用してリジェクト紙幣
集積機構511を動作させることができ、その結果、リ
ジェクト紙幣集積機構511の動力源を別途設ける必要
がなく、部品点数の削減や構造の簡略化を図ることがで
きる。
リジェクト紙幣収納部506の搬入口509に設けられ
るリジェクト搬入口センサ527が搬入リジェクト紙幣
Pの後端を検知した後にバタフライ518を退避動作さ
せるため、出金リジェクト紙幣Pの搬入が完了する前に
バタフライ518が退避動作してジャム等のトラブルを
発生させる不都合を回避することができ、特に搬入スト
ロークが一定でない重送紙幣の収納処理において、バタ
フライ518の誤動作を防止することができる。
搬入した出金リジェクト紙幣Pの中央部を収納済みリジ
ェクト紙幣Pに押し付ける第一可動ステージ516を更
に備えるため、搬入した出金リジェクト紙幣Pを、収納
済みリジェクト紙幣P上に確実に集積することができ、
しかも、集積した出金リジェクト紙幣Pを押圧して収納
効率を高めることができる。
ライ518が押え位置のとき、収納済みリジェクト紙幣
Pから退避してリジェクト紙幣搬入空間を確保し、リジ
ェクト紙幣搬入後、バタフライ518の退避動作に連動
して背反方向に動作し、搬入リジェクト紙幣Pの中央部
を収納済みリジェクト紙幣Pに押し付けるため、第一可
動ステージ516が出金リジェクト紙幣Pの搬入を邪魔
する不都合がなく、しかも、第一可動ステージ516を
バタフライ518と背反的に動作させることにより、最
少限の動作スペースで出金リジェクト紙幣Pの集積処理
を行うことができる。
バタフライ518もしくは第一可動ステージ516との
間で収納済みリジェクト紙幣Pを挟持する第二可動ステ
ージ517を更に備えるため、収納済みリジェクト紙幣
Pを、その収納枚数に拘わらず確実に保持することが可
能になり、その結果、搬入リジェクト紙幣Pと収納済み
リジェクト紙幣Pとの干渉を防止できる許りでなく、リ
ジェクト紙幣収納部506の収納効率を高めることがで
きる。
説明した。しかしながら本発明は前記実施形態に示した
事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基いてその
変更、改良等が可能であることは明らかである。
ジェクト紙幣と収納済みリジェクト紙幣との干渉を回避
することにより、ジャム等のトラブルを防止し、しか
も、リジェクト紙幣を整然と収納することによって、リ
ジェクト紙幣収納部の収納効率を向上させることができ
る。
クト紙幣収納部の内部右側面図、(B)はリジェクト紙
幣集積状態を示すリジェクト紙幣収納部の内部右側面図
である。
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 出金処理を行う紙幣処理装置において、 前記出金処理中に発見したリジェクト紙幣を収納するリ
ジェクト紙幣収納部と、 前記リジェクト紙幣収納部内に設けられるリジェクト紙
幣集積機構であって、前記リジェクト紙幣収納部にリジ
ェクト紙幣を搬入するとき、収納済みリジェクト紙幣の
両端部を押えてリジェクト紙幣搬入空間を確保するもの
と、を備えることを特徴とする紙幣処理装置。 - 【請求項2】 前記リジェクト紙幣集積機構は、 収納済みリジェクト紙幣の両端部を押える一対のバタフ
ライと、 前記バタフライを、収納済みリジェクト紙幣の両端部を
押える押え位置と、収納済みリジェクト紙幣から退避す
る退避位置とに回動変位させるバタフライ駆動系と、 前記バタフライ駆動系を所定のタイミングで駆動させる
駆動制御手段と、を備えることを特徴とする請求項1に
記載の紙幣処理装置。 - 【請求項3】 前記バタフライは、リジェクト紙幣が搬
入された後、搬入リジェクト紙幣の両端部をくぐり抜け
て退避位置へ移動することを特徴とする請求項1又は2
に記載の紙幣処理装置。 - 【請求項4】 前記バタフライは、ワイヤー状の部材で
形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか
に記載の紙幣処理装置。 - 【請求項5】 前記バタフライ駆動系は、 ソレノイドからなる駆動源と、 前記ソレノイドの直線運動を前記バタフライの回動運動
に変換する変換機構と、を備えることを特徴とする請求
項1〜4の何れかに記載の紙幣処理装置。 - 【請求項6】 前記駆動源は、紙幣処理装置本体の紙幣
搬送経路を切換えるゲートソレノイドであることを特徴
とする請求項1〜5の何れかに記載の紙幣処理装置。 - 【請求項7】 前記駆動制御手段は、リジェクト紙幣搬
入口に設けられるセンサが搬入リジェクト紙幣の後端を
検知した後に前記バタフライを退避動作させることを特
徴とする請求項1〜6の何れかに記載の紙幣処理装置。 - 【請求項8】 前記リジェクト紙幣集積機構は、搬入し
たリジェクト紙幣の中央部を収納済みリジェクト紙幣に
押し付ける可動ステージを更に備えることを特徴とする
請求項1〜7の何れかに記載の紙幣処理装置。 - 【請求項9】 前記可動ステージは、前記バタフライが
押え位置のとき、収納済みリジェクト紙幣から退避して
リジェクト紙幣搬入空間を確保し、リジェクト紙幣搬入
後、前記バタフライの退避動作に連動して背反方向に動
作し、搬入リジェクト紙幣の中央部を収納済みリジェク
ト紙幣に押し付けることを特徴とする請求項1〜8の何
れかに記載の紙幣処理装置。 - 【請求項10】 前記リジェクト紙幣集積機構は、前記
バタフライもしくは前記可動ステージとの間で収納済み
リジェクト紙幣を挟持する第二の可動ステージを更に備
えることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の紙
幣処理装置。
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-
2001
- 2001-05-09 JP JP2001138166A patent/JP4795558B2/ja not_active Expired - Fee Related
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