JP7040984B2 - 紙幣処理装置 - Google Patents

紙幣処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7040984B2
JP7040984B2 JP2018076534A JP2018076534A JP7040984B2 JP 7040984 B2 JP7040984 B2 JP 7040984B2 JP 2018076534 A JP2018076534 A JP 2018076534A JP 2018076534 A JP2018076534 A JP 2018076534A JP 7040984 B2 JP7040984 B2 JP 7040984B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bill
banknote
support member
transport path
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018076534A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019185456A (ja
Inventor
優介 久門
基晴 秋田
至紘 村岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2018076534A priority Critical patent/JP7040984B2/ja
Publication of JP2019185456A publication Critical patent/JP2019185456A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7040984B2 publication Critical patent/JP7040984B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

本発明は、紙幣を搬送可能な紙幣処理装置に関する。
一般に、自動精算機、自動販売機および券売機などは、紙幣処理装置を備える。前記紙幣処理装置は、紙幣を紙幣搬送路に沿って搬送する複数の搬送ローラーを備える。
前記複数の搬送ローラーは、第1回転方向へ回転することにより、装置正面の紙幣入出金口に挿入された紙幣を本体内の紙幣収容部へ搬送し、第2回転方向へ回転することにより、前記紙幣収容部内の前記紙幣を釣銭として前記紙幣入出金口へ搬送する。
また、前記紙幣処理装置において、開閉可能なドアが、閉じられることによって前記紙幣搬送路の一部を形成し、開かれることによって前記紙幣搬送路の一部を開放することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11-339100号公報
ところで、前記紙幣は、前記紙幣搬送路の分岐部および合流部において詰まりやすい。前記紙幣処理装置において、前記紙幣搬送路における前記紙幣が詰まりやすい部分を容易に開閉できることが望ましい。さらに、前記紙幣処理装置のコンパクト化および簡素化が求められている。
本発明の目的は、装置のコンパクト化および簡素化を実現しつつ、紙幣搬送路における紙幣が詰まりやすい部分を容易に開閉できる紙幣処理装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る紙幣処理装置は、本体部と、複数の搬送ローラーと、紙幣案内部材と、第1支持部材と、第2支持部材と、を備える。前記本体部は、第1正面および前記第1正面の反対側の第2正面を有し、前記第1正面に設けられた第1紙幣入出口および前記第2正面に設けられた第2紙幣入出口から紙幣を収容可能な少なくとも1つの紙幣収容部に至る紙幣搬送路を内部に有する。前記複数の搬送ローラーは、前記本体部内における前記紙幣搬送路の複数の箇所に設けられ、それぞれ回転することにより前記紙幣を前記紙幣搬送路に沿って搬送する。前記紙幣案内部材は、前記本体部における前記紙幣搬送路の予め定められた中間位置において移動中の前記紙幣を案内する。前記第1支持部材は、前記紙幣案内部材を第1姿勢および第2姿勢の間で揺動可能に支持する。前記第2支持部材は、前記本体部に設けられ、前記第1支持部材を、前記紙幣案内部材が前記中間位置に位置する基準位置から、前記紙幣案内部材が前記中間位置から離間し前記本体部の外部から前記中間位置へのアクセス経路が解放される解放位置へ回動可能に支持する。前記紙幣搬送路は、前記第1紙幣入出口から前記中間位置に至る第1紙幣搬送路と、前記第2紙幣入出口から前記中間位置に至る第2紙幣搬送路と、前記中間位置から前記紙幣収容部に至る第3紙幣搬送路と、を含む。前記複数の搬送ローラーは、第1回転方向へ回転することによって前記紙幣を前記第1紙幣入出口または前記第2紙幣入出口から前記中間位置を経て前記紙幣収容部へ搬送し、前記第1回転方向の反対の第2回転方向へ回転することによって前記紙幣を前記紙幣収容部から前記中間位置を経て前記第1紙幣入出口または前記第2紙幣入出口へ搬送する。前記紙幣案内部材は、前記第1姿勢で支持された状態で前記紙幣を前記第1紙幣搬送路から前記第3紙幣搬送路へ、または、前記第3紙幣搬送路から前記第1紙幣搬送路へ案内し、前記第2姿勢で支持された状態で前記紙幣を前記第2紙幣搬送路から前記第3紙幣搬送路へ、または、前記第3紙幣搬送路から前記第2紙幣搬送路へ案内する。
本発明によれば、装置のコンパクト化および簡素化を実現しつつ、紙幣搬送路における紙幣が詰まりやすい部分を容易に開閉できる紙幣処理装置を提供することが可能になる。
図1は、第1実施形態に係る紙幣処理装置の構成図である。 図2は、第1実施形態に係る紙幣処理装置における制御部のブロック図である。 図3は、第1実施形態に係る紙幣処理装置における本体部と外側筐体との関係を表す図である。 図4は、第1実施形態に係る紙幣処理装置における2段可動ガイド機構の側面である(可動ガイド部材が第1姿勢である状態)。 図5は、第1実施形態に係る紙幣処理装置における2段可動ガイド機構の側面である(可動ガイド部材が第2姿勢である状態)。 図6は、第1実施形態に係る紙幣処理装置における開状態の2段可動ガイド機構の側面図である。 図7は、第1実施形態に係る紙幣処理装置における半開き状態の2段可動ガイド機構の側面図である。 図8は、第1実施形態に係る紙幣処理装置における半開き状態から閉状態へ変化した後の2段可動ガイド機構の側面図である。 図9は、第2実施形態に係る紙幣処理装置における2段可動ガイド機構の側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[第1実施形態:自動精算機1000]
図1に示されるように、第1実施形態に係る紙幣処理装置20は、自動精算機1000の一部を構成している。なお、図1において、自動精算機1000が備える硬貨処理装置の図示は省略されている。
さらに、自動精算機1000は、前記硬貨処理装置および紙幣処理装置20に共通の制御装置5も備える(図2参照)。
紙幣処理装置20は、紙幣入出口61に挿入される紙幣を紙幣容器62へ回収する紙幣回収機能と、紙幣容器62内の前記紙幣を釣銭として紙幣入出口61へ排出する紙幣払出機能とを備える。なお、紙幣容器62は、前記紙幣を収容可能な紙幣収容部の一例である。
図1に示される紙幣処理装置20は、第1正面101およびその反対側の第2正面102のそれぞれに、紙幣入出口61を備える。
[紙幣処理装置20]
図1に示されるように、紙幣処理装置20において、2つの紙幣入出口61の一方は、本体部99の第1正面101に設けられた第1紙幣入出口611であり、他方は、本体部99の第2正面102に設けられた第2紙幣入出口612である。
図1に示されるように、本体部99は、第1紙幣入出口611および第2紙幣入出口612から複数の紙幣容器62に至る紙幣搬送路60を内部に有する。
紙幣処理装置20は、本体部99内における紙幣搬送路60の複数の箇所に設けられた複数の搬送ローラー64と、複数の搬送ローラー64を回転駆動する搬送モーター640とを備える。複数の搬送ローラー64は、それぞれ回転することにより前記紙幣を紙幣搬送路60に沿って搬送する。
例えば、複数の搬送ローラー64の一部は、対向する従動ローラーとの間に前記紙幣を挟んで回転することによって前記紙幣を搬送する。また、複数の搬送ローラー64の他の一部は、対向する摺動板に前記紙幣を摺動させつつ回転することによって前記紙幣を搬送する。
図1に示されるように、紙幣処理装置20は、2つの紙幣入出口61に対応する2つの紙幣検出センサー630をさらに備える。紙幣検出センサー630は、対応する紙幣入出口61に挿入された前記紙幣を検出する。即ち、2つの紙幣検出センサー630は、2つの紙幣入出口61のいずれに前記紙幣が挿入されたかを検出可能である。
さらに、紙幣処理装置20は、紙幣搬送路60に沿って搬送される前記紙幣の種類を識別する紙幣識別装置63を備える。複数の搬送ローラー64は、第1紙幣入出口611または第2紙幣入出口612に挿入される前記紙幣を、前記紙幣の種類の識別結果に対応する紙幣容器62へ搬送する。
さらに、複数の搬送ローラー64は、紙幣容器62内の前記紙幣の一部を第1紙幣入出口611または第2紙幣入出口612へ釣銭として搬送可能である。
紙幣搬送路60は、予め定められた中間位置P0において、第1紙幣入出口611側の搬送路と第2紙幣入出口612側の搬送路と紙幣容器62側の搬送路とに区分される。
紙幣搬送路60は、第1紙幣搬送路60aと、第2紙幣搬送路60bと、第3紙幣搬送路60cとを含む。第1紙幣搬送路60aは、第1紙幣入出口611から中間位置P0に至る搬送路である。第2紙幣搬送路60bは、第2紙幣入出口612から中間位置P0に至る搬送路である。第3紙幣搬送路60cは、中間位置P0から紙幣容器62各々に至る搬送路である。
紙幣処理装置20は、紙幣搬送路60の中間位置P0において前記紙幣を案内する2段可動ガイド機構7を備える。2段可動ガイド機構7の詳細については後述する。
第3紙幣搬送路60cは、紙幣容器62の数よりも1つ少ない分岐部P1と、分岐部P1から紙幣容器62に至る枝搬送路60dとを含む。
紙幣処理装置20は、分岐部P1ごとに経路切替機構65を備える。経路切替機構65は、経路切替部材65aおよびアクチュエーター65bを含む。
経路切替部材65aは、分岐部P1において揺動可能に支持されている。アクチュエーター65bは、経路切替部材65aを変位させ、経路切替部材65aを作動位置および待避位置に選択的に位置決めする。
前記作動位置に位置決めされた経路切替部材65aは、第1紙幣入出口611または第2紙幣搬送路60bから第3紙幣搬送路60cへ搬送された前記紙幣を、対応する枝搬送路60dへ案内する。
さらに、前記作動位置に位置決めされた経路切替部材65aは、対応する紙幣容器62から枝搬送路60dへ送り出された前記紙幣を第3紙幣搬送路60cにおける中間位置P0へ向かう経路へ案内する。
一方、前記待避位置に位置決めされた経路切替部材65aは、対応する枝搬送路60dを塞ぐ。
前記紙幣が第1紙幣入出口611または第2紙幣搬送路60bから第3紙幣搬送路60cへ搬送される場合に、前記紙幣の種類の識別結果に対応するアクチュエーター65bは、経路切替部材65aを前記作動位置に位置決めし、その他のアクチュエーター65bは、経路切替部材65aを前記待避位置に位置決めする。
また、前記紙幣が紙幣容器62から枝搬送路60dへ送り出される場合に、前記紙幣が送り出された枝搬送路60dに対応するアクチュエーター65bは、経路切替部材65aを前記作動位置に位置決めし、その他のアクチュエーター65bは、経路切替部材65aを前記待避位置に位置決めする。
さらに、紙幣処理装置20は、紙幣容器62ごとに、ピックアップローラー66およびピックアップローラー66を一時的にピックアップ位置へ変位させるアクチュエーター660を備える。前記ピックアップ位置は、紙幣容器62内で積み重なった前記紙幣のうちの一番上の1枚に接触する位置である。
ピックアップローラー66は、前記ピックアップ位置へ変位するごとに1枚の前記紙幣を紙幣容器62から対応する枝搬送路60dへ送り出す。
複数の搬送ローラー64は、第1回転方向へ回転することによって前記紙幣を第1紙幣入出口611または第2紙幣入出口612から中間位置P0を経て紙幣容器62へ搬送する。
また、複数の搬送ローラー64は、前記第1回転方向の反対の第2回転方向へ回転することによって前記紙幣を紙幣容器62から中間位置P0を経て第1紙幣入出口611または第2紙幣入出口612へ搬送する。
なお、前記第1回転方向および前記第2回転方向は、搬送ローラー64ごとに予め定められた回転方向である。即ち、全ての搬送ローラー64の前記第1回転方向が同じ方向であるわけではない。
紙幣処理装置20において、不図示のギヤ機構が、搬送モーター640の回転力を複数の搬送ローラー64へ伝達する。前記ギヤ機構は、搬送ローラー64ごとの前記第1回転方向および前記第2回転方向が目的の方向となるように構成されている。
[制御装置5]
図2に示されるように、制御装置5は、CPU(Central Processing Unit)51、RAM(Random Access Memory)52、二次記憶装置53および通信装置54などを備える。
CPU51は、二次記憶装置53に記憶されたコンピュータープログラムを実行する。これにより、CPU51は、硬貨入金制御部51a、紙幣入金制御部51b、釣銭額算出部51c、硬貨出金制御部51dおよび紙幣出金制御部51eとして動作する。
RAM52は、コンピューター読み取り可能な揮発性の記憶装置である。RAM52は、CPU51が実行する前記コンピュータープログラムおよびCPU51が前記コンピュータープログラムを実行する過程で出力および参照するデータを一次記憶する。
二次記憶装置53は、コンピューター読み取り可能な不揮発性のデータ記憶装置である。二次記憶装置53は、前記コンピュータープログラムおよび各種のデータを記憶可能である。例えば、フラッシュメモリーまたはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などが、二次記憶装置53として採用されることが考えられる。
通信装置54は、予め定められた通信プロトコルに従って不図示のホスト装置との間で通信を実行する。CPU51は、通信装置54を通じて前記ホスト装置との間でデータの受け渡しを行う。
硬貨入金制御部51aは、不図示の硬貨識別装置から前記硬貨の種類の識別結果を取得し、前記硬貨処理装置が備える不図示の搬入モーターを制御する。さらに、硬貨入金制御部51aは、前記硬貨の種類の識別結果を、通信装置54を通じて予め定められたホスト装置へ送信する。
紙幣入金制御部51bは、紙幣識別装置63から前記紙幣の種類の識別結果を取得し、複数の搬送ローラー64を駆動する搬送モーター640および経路切替機構65のアクチュエーター65bを制御する。さらに、紙幣入金制御部51bは、前記紙幣の種類の識別結果を、通信装置54を通じて前記ホスト装置へ送信する。
以下の説明において、第1正面101および第2正面102のうち、前記紙幣を検出した紙幣検出センサー630に対応する一方を入金側正面と称する。
釣銭額算出部51cは、前記硬貨識別装置および紙幣識別装置63から前記硬貨の種類および前記紙幣の種類の識別結果を取得し、入金額を計算する。さらに、釣銭額算出部51cは、前記ホスト装置から精算額を受信し、前記入金額と前記精算額との差額を釣銭額として算出する。さらに、釣銭額算出部51cは、前記釣銭額に相当する釣銭用の紙幣の種類および枚数と釣銭用の前記硬貨の種類および枚数とを設定する。
硬貨出金制御部51dは、釣銭額算出部51cにより設定された釣銭用の前記硬貨を排出する処理を前記硬貨処理装置に実行させる。
紙幣出金制御部51eは、釣銭額算出部51cにより設定された釣銭用の前記紙幣の種類に応じて、搬送モーター640およびピックアップローラー66用のアクチュエーター660を制御する。これにより、釣銭用の前記紙幣が紙幣入出口61へ排出される。紙幣処理装置20の詳細については後述する。
ところで、前記紙幣は、紙幣搬送路60の分岐部および合流部において詰まりやすい。紙幣処理装置20において、紙幣搬送路60における前記紙幣が詰まりやすい部分を容易に開閉できることが望ましい。さらに、紙幣処理装置20のコンパクト化および簡素化が求められている。
紙幣処理装置20において、中間位置P0は、紙幣搬送路60における分岐部でもあり合流部でもある。また、第1紙幣搬送路60aおよび第3紙幣搬送路60cの一方から他方へ向かう経路、および、第2紙幣搬送路60bおよび第3紙幣搬送路60cの一方から他方へ向かう経路は、概ね直角の方向転換が必要な経路である。
従って、紙幣処理装置20の紙幣搬送路60における中間位置P0は、前記紙幣が特に詰まりやすい部分である。
紙幣処理装置20は、中間位置P0において前記紙幣を案内する2段可動ガイド機構7を備える。これにより、紙幣処理装置20は、装置のコンパクト化および簡素化を実現しつつ、紙幣搬送路60における紙幣が詰まりやすい中間位置P0を容易に開閉できる。
[本体部99と外側筐体100との関係]
図3に示されるように、紙幣処理装置20は、本体部99が挿入される外側筐体100を備える。外側筐体100は、本体部99が第1正面101および第2正面102の一方から他方へ向かう第1方向D1へ挿入されることによって本体部99を収容する。
図3に示される例では、第1方向D1は、第1正面101から第2正面102へ向かう方向である。第1方向D1に対し反対の方向が第2方向D2である。本体部99は、外側筐体100から第2方向D2へ引き出されることが可能である。
本体部99内の機器のメンテナンスが行われる場合に、本体部99が外側筐体100から引き出される。
本実施形態において、本体部99は、ガイドレール機構98によって外側筐体100と連結されている。ガイドレール機構98は、外側筐体100の内面に取り付けられている。ガイドレール機構98は、本体部99を第1方向D1および第2方向D2へスライド可能な状態で支持している。
ガイドレール機構98は、本体部99の外側筐体100への挿入および本体部99の外側筐体100からの引き出しの円滑化に寄与する。
[2段可動ガイド機構7]
図4に示されるように、2段可動ガイド機構7は、紙幣案内部材71と、第1支持部材72と、第2支持部材74とを備える。
さらに、2段可動ガイド機構7は、ロック機構73も備える。ロック機構73は、係合部材731とバネ732とを備える。
紙幣案内部材71は、本体部99における中間位置P0において移動中の前記紙幣を案内する。紙幣案内部材71は、第1案内面71aおよび第2案内面71bを有する。
第1支持部材72は、紙幣案内部材71を第1姿勢および第2姿勢の間で揺動可能に支持する。図4は、第1支持部材72が紙幣案内部材71を前記第1姿勢で支持する状態を示す。図5は、第1支持部材72が紙幣案内部材71を前記第2姿勢で支持する状態を示す。
本実施形態において、第1支持部材72は、水平方向に延びる支軸部721を有する。支軸部721が、第1支持部材72を予め定められた角度範囲で回転可能に支持する。
図4に示されるように、紙幣案内部材71は、前記第1姿勢で支持された状態で、第1案内面71aによって前記紙幣を第1紙幣搬送路60aから第3紙幣搬送路60cへ、または、第3紙幣搬送路60cから第1紙幣搬送路60aへ案内する。
一方、図5に示されるように、紙幣案内部材71は、前記第2姿勢で支持された状態で、第2案内面71bによって前記紙幣を第2紙幣搬送路60bから第3紙幣搬送路60cへ、または、第3紙幣搬送路60cから第2紙幣搬送路60bへ案内する。
本実施形態において、2段可動ガイド機構7は、第1支持部材72によって回転自在に支持された第1コロ64aおよび第2コロ64bも備える。
図4に示されるように、第1コロ64aの外周面の一部が、前記第1姿勢で支持された紙幣案内部材71の第1案内面71aからわずかに突出している。図5に示されるように、第2コロ64bの外周面の一部が、前記第2姿勢で支持された紙幣案内部材71の第2案内面71bからわずかに突出している。
第1コロ64aおよび第2コロ64bは、前記紙幣の表面に接触することにより、前記紙幣の移動に従動して回転する。第1コロ64aおよび第2コロ64bは、紙幣案内部材71によって案内される前記紙幣に対する摩擦抵抗を低減することに寄与する。
図4に示されるように、2段可動ガイド機構7は、紙幣案内部材71を前記第1姿勢に保持するバネ720を備える。バネ720は、紙幣案内部材71に弾性力を加える弾性部材の一例である。
バネ720は、紙幣案内部材71に弾性力を加えることにより、紙幣案内部材71を前記第1姿勢に保持する。図4に示されるバネ720は、支軸部721によって支持された弦巻バネである。
図1に示されるように、2段可動ガイド機構7は、紙幣案内部材71を前記第1姿勢から前記第2姿勢へ変位させる駆動装置70を備える。駆動装置70は、紙幣入金制御部51bまたは紙幣出金制御部51eによって制御される。駆動装置70が、ソレノイドまたはモーターであることが考えられる。
第2支持部材74は、本体部99に固定された部材である。第2支持部材74は、第1支持部材72を、基準位置から解放位置へ回動可能に支持する。本実施形態において、第2支持部材74は、水平方向に延びる軸部である。
即ち、2段可動ガイド機構7において、第1支持部材72および第2支持部材74が、紙幣案内部材71を2段階で変位可能に支持する。即ち、紙幣案内部材71の揺動が1段階目の変位であり、紙幣案内部材71および第1支持部材72全体の回動が2段階目の変位である。
図4,5に示されるように、前記基準位置は、紙幣案内部材71が前記紙幣を予め定められた正規の経路に沿って案内可能な状態で中間位置P0に位置するときの第1支持部材72の位置である。
一方、図6に示されるように、前記解放位置は、紙幣案内部材71が中間位置P0から離間し本体部99の外部から中間位置P0へのアクセス経路が解放されるときの第1支持部材72の位置である。紙幣案内部材71は、前記解放位置において本体部99から外側へ露出する。
本実施形態において、第2支持部材74は、本体部99の底部において第1支持部材72を支持する。そして、第1支持部材72は、前記基準位置において本体部99内に収まり、前記解放位置において本体部99の底面よりも下方へ露出する(図5,6参照)。
図4,5に示されるように、本体部99の底板99aには、前記基準位置から前記解放位置へ回動する第1支持部材72が通過可能な第1開口99bが形成されている。
図4に示されるように、2段可動ガイド機構7は、第1支持部材72に対して前記解放位置から前記基準位置へ向かう方向へ弾性力を加えるバネ740を備える。バネ740は、回動付勢部材の一例である。図4に示されるバネ740は、第2支持部材74によって支持された弦巻バネである。
例えば、バネ740は、第1支持部材72および第1支持部材72によって支持された部材の荷重に抗して第1支持部材72を前記基準位置に保持可能な弾性力を、第1支持部材72に加える。この場合、第1支持部材72は、操作者によってバネ740の弾性力に抗して引き下ろされることにより、本体部99の外へ露出する。
なお、バネ740が第1支持部材72に加える弾性力が、第1支持部材72が自重によって下方へ回動する速度を減速させる程度の力であることも考えられる。
ロック機構73の係合部材731は、第1支持部材72に変位可能に設けられている。ロック機構73のバネ732は、係合部材731に対して弾性力を加えることにより、第1支持部材72を底板99aの被係合部99dと係合可能なロック位置に保持する。
係合部材731は、第1支持部材72により、前記ロック位置と、被係合部99dとの係合が解除されるロック解除位置との間で変位可能に支持されている。
本体部99の底板99aには、第1開口99bに連通する第2開口99cも形成されている。第2開口99cは、ロック機構73の係合部材731を操作する指が本体部99の外側から内側へ通過可能な開口である。
被係合部99dは、底板99aにおける第1開口99bと第2開口99cとの境界部分である。本実施形態において、第1支持部材72が係合側部材の一例であり、本体部99の底板99aが係合相手部材の一例である。
ロック機構73は、ロック状態およびロック解除状態の一方から他方へ切り替わり可能な機構である。
前記ロック状態は、係合部材731が底板99aの被係合部99dと係合することによって第1支持部材72を前記基準位置にロックする状態である。前記ロック解除状態は、係合部材731および被係合部99dの係合が解除される状態である。
第1支持部材72が前記基準位置に位置するときに、前記操作者は、係合部材731を前記ロック位置から前記ロック解除位置へ変位させ、さらに、係合部材731を本体部99の外へ引き出す。これにより、ロック機構73が前記ロック状態から前記ロック解除状態へ切り替わり、本体部99の外部から中間位置P0へのアクセス経路が解放される。さらに、逆の手順により中間位置P0を紙幣案内部材71によって容易に閉じることもできる。
本実施形態において、係合部材731の一部は、前記操作者によって操作される取手でもある。前記操作者は、第2開口99cから指を挿入して係合部材731を操作する。前記操作者による係合部材731に対する操作が解除されると、バネ732が係合部材731を前記ロック位置へ変位させる。
2段可動ガイド機構7は、第1支持部材72に固定された第1緩衝部材81と、外側筐体100の底板99aに固定された第2緩衝部材82をさらに備える。第1緩衝部材81および第2緩衝部材82は、相互に接触するときに弾性変形する。
即ち、本体部99が外側筐体100に挿入されたときに、第1緩衝部材81は、第2緩衝部材82と接触するとともに弾性変形する。換言すれば、本体部99が外側筐体100に挿入されたときに、第2緩衝部材82は、第1緩衝部材81と接触するとともに弾性変形する。なお、第1緩衝部材81および第2緩衝部材82の一方は、相手接触部材の一例である。
本実施形態において、第1緩衝部材81および第2緩衝部材82は、それぞれ板バネである。前記板バネは、折り曲げられた金属の板部材である。前記板バネは、弾性部材の一例である。
図7,8は、第1支持部材72が装着不良である状態で本体部99が外側筐体100へ挿入される前後の2段可動ガイド機構7を示す。前記装着不良の状態は、第1支持部材72が前記基準位置よりも前記解放位置寄りに位置する状態である。
第1支持部材72が前記装着不良である状態で本体部99が外側筐体100へ挿入されるときに、第1緩衝部材81は第2緩衝部材82に接触するとともに弾性変形する(図7参照)。その際、第1支持部材72は第1緩衝部材81および第2緩衝部材82の弾性力を受けて前記基準位置へ回動する(図8参照)。
さらに、第1支持部材72が第1緩衝部材81および第2緩衝部材82の弾性力を受けて前記基準位置へ回動するときに、ロック機構73が前記ロック解除状態から前記ロック状態へ切り替わる。
従って、第1支持部材72が前記装着不良である状態のまま紙幣処理装置20が動作してしまうことを防ぐ。即ち、前記操作者は、容易な操作によって中間位置P0へのアクセス経路を紙幣案内部材71によって閉じることができる。
第1緩衝部材81および第2緩衝部材82は、第1支持部材72と外側筐体100とが直接接触することによっていずれかの部材が破損することを防ぐ役割を果たす。
また、第2支持部材74は、中間位置P0に対して第1方向D1の下流側に位置する第2支持部材74を中心にして第1支持部材72を回動可能に支持する。第2支持部材74は、第2支持部材74の回転軸の一例である。なお、第1方向D1は本体部99の外側筐体100への挿入方向である。
従って、第1支持部材72が前記装着不良の状態において本体部99から大きくはみ出す場合でも、本体部99が外側筐体100に挿入されるときに、第1支持部材72に対して確実に前記基準位置へ戻る方向の外力が作用する。
紙幣処理装置20は、第1正面101からアクセスしくるユーザーと、第2正面102からアクセスしてくるユーザーとの両方に対応可能である。そのため、紙幣処理装置20は、2方向からアクセス可能な装置としてはコンパクトである。
さらに、紙幣処理装置20において、多くの部品が、第1紙幣入出口611を通じた入金処理および出金処理と、第2紙幣入出口612を通じた入金処理および出金処理と、つついて共通の部品である。そのため、紙幣処理装置20は、2方向からアクセス可能な装置としては簡素である。
さらに、紙幣処理装置20は、装置のコンパクト化および簡素化を実現しつつ、紙幣搬送路60における前記紙幣が詰まりやすい中間位置P0を容易に開閉できる構造を有する。
[第2実施形態]
次に、図9を参照しつつ、第2実施形態に係る紙幣処理装置20Aについて説明する。図9において、図1~8に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
紙幣処理装置20Aは、紙幣処理装置20の2段可動ガイド機構7が2段可動ガイド機構7Aに置き換えられた構成を備える。2段可動ガイド機構7Aは、2段可動ガイド機構7から第2緩衝部材82が除かれた構成を備える。
2段可動ガイド機構7において、第1支持部材72に固定された第1緩衝部材81は、外側筐体100の底板99aと接触するとともに弾性変形する。本実施形態において、底板99aが相手接触部材の一例である。
第1支持部材72が前記装着不良である状態で本体部99が外側筐体100へ挿入されるときに、第1緩衝部材81は底板99aに接触するとともに弾性変形する。その際、第1支持部材72は第1緩衝部材81の弾性力を受けて前記基準位置へ回動する(図9参照)。
本実施形態に係る紙幣処理装置20Aが採用される場合も、紙幣処理装置20が採用される場合と同様の効果が得られる。
[第3実施形態]
第4実施形態に係る紙幣処理装置は、紙幣処理装置20から2段可動ガイド機構7の第1緩衝部材81が除かれた構成を備える(図4参照)。
本実施形態の2段可動ガイド機構7において、底板99aに固定された第2緩衝部材82は、第1支持部材72と接触するとともに弾性変形する。本実施形態において、第1支持部材72が相手接触部材の一例である。
第1支持部材72が前記装着不良である状態で本体部99が外側筐体100へ挿入されるときに、第2緩衝部材82は第1支持部材72に接触するとともに弾性変形する。その際、第1支持部材72は第2緩衝部材82の弾性力を受けて前記基準位置へ回動する。
本実施形態に係る紙幣処理装置が採用される場合も、紙幣処理装置20が採用される場合と同様の効果が得られる。
[第4実施形態]
第4実施形態に係る紙幣処理装置は、紙幣処理装置20または紙幣処理装置20Aのロック機構73が本体部99の底板99aに設けられたロック機構に置き換えられた構成を有する(図4参照)。
本実施形態の前記ロック機構において、図4に示される係合部材731およびバネ732が、底板99aに設けられている。この場合、係合部材731は、底板99aによってロック位置とロック解除位置との間で変位可能に設けられている。
本実施形態において、係合部材731の前記ロック位置は、第1支持部材72または第1支持部材72に固定された部材と係合する位置であり、前記ロック解除位置は、第1支持部材72または第1支持部材72に固定された部材との係合が解除される位置である。
本実施形態において、第1支持部材72または第1支持部材72に固定された部材が係合相手部材の一例である。本実施形態に係る紙幣処理装置が採用される場合も、紙幣処理装置20が採用される場合と同様の効果が得られる。
[第5実施形態]
第5実施形態に係る紙幣処理装置は、紙幣処理装置20、紙幣処理装置20A、第3実施形態に係る紙幣処理装置または第4実施形態に係る紙幣処理装置から2段可動ガイド機構7のバネ740が除かれた構成を備える(図4参照)。
本実施形態の2段可動ガイド機構7において、ロック機構73が前記解除状態になると、第1支持部材72は自重によって前記基準位置から前記解放位置へ回動する。この場合、前記操作者は、中間位置P0のメンテナンスを行うときに、第1支持部材72を片手で前記解放位置に保持し続ける必要がない。
また、仮に、第1支持部材72が前記解放位置に存在する状態で本体部99が外側筐体100へ挿入されても、第1支持部材72は第2緩衝部材82の弾性力を受けて前記基準位置へ回動する。
本実施形態に係る紙幣処理装置が採用される場合も、紙幣処理装置20が採用される場合と同様の効果が得られる。
5 :制御装置
20 :紙幣処理装置
20A :紙幣処理装置
51 :CPU
51a :硬貨入金制御部
51b :紙幣入金制御部
51c :釣銭額算出部
51d :硬貨出金制御部
51e :紙幣出金制御部
52 :RAM
53 :二次記憶装置
54 :通信装置
60 :紙幣搬送路
60a :第1紙幣搬送路
60b :第2紙幣搬送路
60c :第3紙幣搬送路
60d :枝搬送路
61 :紙幣入出口
62 :紙幣容器
63 :紙幣識別装置
64 :搬送ローラー
64a :第1コロ
64b :第2コロ
65 :経路切替機構
65a :経路切替部材
65b :アクチュエーター
66 :ピックアップローラー
70 :駆動装置
71 :紙幣案内部材
71a :第1案内面
71b :第2案内面
72 :第1支持部材
73 :ロック機構
74 :第2支持部材
81 :第1緩衝部材
82 :第2緩衝部材
98 :ガイドレール機構
99 :本体部
99a :底板
99b :第1開口
99c :第2開口
99d :被係合部
100 :外側筐体
101 :第1正面
102 :第2正面
611 :第1紙幣入出口
612 :第2紙幣入出口
630 :紙幣検出センサー
640 :搬送モーター
660 :アクチュエーター
720 :バネ
721 :支軸部
731 :係合部材
732 :バネ
740 :バネ
1000 :自動精算機
D1 :第1方向
D2 :第2方向
P0 :中間位置
P1 :分岐部

Claims (7)

  1. 第1正面および前記第1正面の反対側の第2正面を有し、前記第1正面に設けられた第1紙幣入出口および前記第2正面に設けられた第2紙幣入出口から紙幣を収容可能な少なくとも1つの紙幣収容部に至る紙幣搬送路を内部に有する本体部と、
    前記本体部内における前記紙幣搬送路の複数の箇所に設けられ、それぞれ回転することにより前記紙幣を前記紙幣搬送路に沿って搬送する複数の搬送ローラーと、
    前記本体部における前記紙幣搬送路の予め定められた中間位置において移動中の前記紙幣を案内する紙幣案内部材と、
    前記紙幣案内部材を第1姿勢および第2姿勢の間で揺動可能に支持する第1支持部材と、
    前記本体部に設けられ、前記第1支持部材を、前記紙幣案内部材が前記中間位置に位置する基準位置から、前記紙幣案内部材が前記中間位置から離間し前記本体部の外部から前記中間位置へのアクセス経路が解放される解放位置へ回動可能に支持する第2支持部材と、を備え、
    前記紙幣搬送路は、
    前記第1紙幣入出口から前記中間位置に至る第1紙幣搬送路と、
    前記第2紙幣入出口から前記中間位置に至る第2紙幣搬送路と、
    前記中間位置から前記紙幣収容部に至る第3紙幣搬送路と、を含み、
    前記複数の搬送ローラーは、第1回転方向へ回転することによって前記紙幣を前記第1紙幣入出口または前記第2紙幣入出口から前記中間位置を経て前記紙幣収容部へ搬送し、前記第1回転方向の反対の第2回転方向へ回転することによって前記紙幣を前記紙幣収容部から前記中間位置を経て前記第1紙幣入出口または前記第2紙幣入出口へ搬送し、
    前記紙幣案内部材は、前記第1姿勢で支持された状態で前記紙幣を前記第1紙幣搬送路から前記第3紙幣搬送路へ、または、前記第3紙幣搬送路から前記第1紙幣搬送路へ案内し、前記第2姿勢で支持された状態で前記紙幣を前記第2紙幣搬送路から前記第3紙幣搬送路へ、または、前記第3紙幣搬送路から前記第2紙幣搬送路へ案内する、紙幣処理装置。
  2. 前記本体部が前記第1正面および前記第2正面の一方から他方へ向かう方向へ挿入されることによって前記本体部を収容する外側筐体と、
    前記外側筐体および前記第1支持部材の一方に固定され、前記外側筐体および前記第1支持部材の他方または前記外側筐体および前記第1支持部材の他方に固定された部材である相手接触部材と接触するとともに弾性変形する緩衝部材と、をさらに備え、
    前記第1支持部材が前記基準位置よりも前記解放位置寄りに位置する状態で前記本体部が前記外側筐体へ挿入されるときに、前記緩衝部材は前記相手接触部材に接触するとともに弾性変形し、前記第1支持部材は前記緩衝部材の弾性力を受けて前記基準位置へ回動する、請求項1に記載の紙幣処理装置。
  3. 前記緩衝部材は、前記第1支持部材に固定された部材であり、
    前記相手接触部材は、前記本体部に固定された弾性部材である、請求項2に記載の紙幣処理装置。
  4. 前記第2支持部材は、前記本体部における前記中間位置に対して前記本体部の前記外側筐体への挿入方向の下流側に位置する回転軸を中心にして前記第1支持部材を回動可能に支持する、請求項2または請求項3に記載の紙幣処理装置。
  5. 前記第1支持部材に対して前記解放位置から前記基準位置へ向かう方向へ弾性力を加える回動付勢部材をさらに備える、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の紙幣処理装置。
  6. 前記第1支持部材および前記本体部の一方である係合側部材に変位可能に設けられた係合部材を有し、前記係合部材が前記第1支持部材および前記本体部の他方である係合相手部材と係合することによって前記第1支持部材を前記基準位置にロックするロック状態および前記係合部材および前記係合相手部材の係合が解除されるロック解除状態の一方から他方へ切り替わり可能なロック機構をさらに備え、
    前記第1支持部材が前記緩衝部材の弾性力を受けて前記基準位置へ回動するときに、前記ロック機構が前記ロック解除状態から前記ロック状態へ切り替わる、請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の紙幣処理装置。
  7. 前記第2支持部材は、前記本体部の底部において前記第1支持部材を支持し、
    前記第1支持部材は、前記基準位置において前記本体部内に収まり、前記解放位置において前記本体部の底面よりも下方へ露出する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の紙幣処理装置。
JP2018076534A 2018-04-12 2018-04-12 紙幣処理装置 Active JP7040984B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018076534A JP7040984B2 (ja) 2018-04-12 2018-04-12 紙幣処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018076534A JP7040984B2 (ja) 2018-04-12 2018-04-12 紙幣処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019185456A JP2019185456A (ja) 2019-10-24
JP7040984B2 true JP7040984B2 (ja) 2022-03-23

Family

ID=68341365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018076534A Active JP7040984B2 (ja) 2018-04-12 2018-04-12 紙幣処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7040984B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005289540A (ja) 2004-03-31 2005-10-20 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2006016172A (ja) 2004-07-02 2006-01-19 Ricoh Co Ltd 用紙搬送装置及び画像形成装置
JP2016098049A (ja) 2014-11-18 2016-05-30 沖電気工業株式会社 媒体搬送機構及び媒体取引装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991008160A1 (en) * 1989-12-04 1991-06-13 Diebold, Incorporated Sheet handling apparatus

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005289540A (ja) 2004-03-31 2005-10-20 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2006016172A (ja) 2004-07-02 2006-01-19 Ricoh Co Ltd 用紙搬送装置及び画像形成装置
JP2016098049A (ja) 2014-11-18 2016-05-30 沖電気工業株式会社 媒体搬送機構及び媒体取引装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019185456A (ja) 2019-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9070241B2 (en) Bill storage box and bill handling device
RU2475856C2 (ru) Устройство для приема и выдачи банкнот
WO2014155645A1 (ja) 紙葉類取扱装置及び自動取引装置
JP7040984B2 (ja) 紙幣処理装置
KR102094231B1 (ko) 에스크로 기능을 갖는 입금장치
JP6547344B2 (ja) 媒体収納庫、及び、媒体取扱装置
WO2014155644A1 (ja) 紙葉類取扱装置及び自動取引装置
CN111512348B (zh) 具有媒体储存部的自动柜员机及其控制方法
KR20180066670A (ko) 금융자동화기기의 매체저장카세트 및 그 제어방법
JP5789562B2 (ja) 紙葉類取扱装置及び自動取引装置
JP4652106B2 (ja) 小束紙幣処理機
JP4838998B2 (ja) 紙幣入出金機
RU2479043C2 (ru) Устройство для приема и выдачи банкнот
KR100981776B1 (ko) 매체자동지급기의 고객접근모듈
KR20170017064A (ko) 매체 처리 장치 및 금융 기기
JP4795558B2 (ja) 紙幣処理装置
EP3843054B1 (en) Paper sheet handling machine
KR101077317B1 (ko) 금융자동화기기의 리젝트 박스
KR101864143B1 (ko) 매체집적장치 및 금융기기
CN107430796B (zh) 纸币处理装置
KR101776394B1 (ko) 매체 처리 장치 및 방법, 금융 기기
WO2017029834A1 (ja) 紙葉類繰出集積装置
JP4099750B2 (ja) 紙幣一時保留装置
JP6578869B2 (ja) 紙葉類処理装置
KR101678892B1 (ko) 다권종 지폐 스택정렬장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210324

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220224

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7040984

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150