JP4079337B2 - 紙葉類払出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば銀行での自動支払機又は入出金機のように紙幣等を払い出す小型の紙葉類払出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、銀行業務における自動預金機・支払機又は入出金機のように、預金のために投入された入金紙幣を各金種毎に設けられた金種別収納箱に収納し、これら収納箱の紙幣を支払いのための出金紙幣として繰り出す循環式入出金装置は公知である。この循環式入出金装置は、図12に示すように、各一旦プール部138A〜138Dの下部には各上段からの紙幣を収納する収納箱144A〜144Cが設けられ、収納箱144A〜144Cはそれぞれの対応する金種A,B,Cを収納する金種別収納箱であって、装置に対し固定状態に設けられ、また収納箱144Dは混合金種Dを一括して収納する一括収納箱であり、装置に対して着脱可能に装着されかつ他の収納箱144A〜144Cより多い収納量に構成される。収納箱144Dに収納する紙幣は、各金種毎にまとめて堆積すると、金種別収納箱144A〜144Cへの振分収納の際に、振分け板136A〜136Cの動作回数が少なくなる。収納箱144A〜144Dの下部には紙幣を繰出す繰出部145を構成し、各収納箱144A〜144Dの下面部には回動により紙幣を繰出す繰出しローラ146A〜146Dがそれぞれ設けられる。偏心ローラ147は各収納紙幣の重さなりをほぐし、摩擦ローラ148はそれぞれ繰り出しローラ146A〜146Dに対接される。
【0003】
繰出部145では搬送ベルト149と、第11搬送ベルト49に対接された搬送ベルト150、151、152と、搬送ベルト128により搬送路を形成し、各収納箱144A〜144Dから繰出される紙幣は振分部129の搬送路を利用して放出部137に搬送される。
【0004】
繰出部145の搬送路中には各収納箱144A〜144Dから繰出された紙幣の長さを検知する光電センサで構成される長さ異常検知器153A〜153Dと、繰出し紙幣の二枚重なりを検知する二枚重なり検知器154が設けられる。ドラム127の部分には例えば磁気ヘッド又は光電ヘッドで構成されて繰出された紙幣の印刷パターンを読取って金種を再鑑する紙幣再鑑部155が設けられる。二枚重なり検知器154は、カムと、これと紙幣厚み一枚半分の間隙を形成したローラとの対設間に紙幣を通過させることによって紙幣の二枚以上の重なりをチェックする検知器124と同様に構成される。繰出された紙幣が二枚連れ出しや二枚重なりの繰出しミスである場合は振分け板136Dを可動して一旦プール部138Dに回収される。
【0005】
収納箱144A〜144Dは、各収納箱に収納される紙幣の満杯を検知する収納箱満杯センサ156A〜156Dと、各収納箱に収納される紙幣の残少を検知する収納箱残少センサ157A〜157Dと、各収納箱が空であることを検知する収納箱空センサ158A〜158Dとを備えている。取込部114は入金口112の下側に構成され、投入される紙幣の一方の面に対向して偏心ローラ115と、その下部に取込ローラ116とを設け、他方の面に対向して押え板117を設け、底面には底板118が設けられる。押え板117は、ローラ115、116側に紙幣119を押圧するが、紙幣119を受け入れるときは適宜のカム機構により後退されて受け入れを可能にし、紙幣119の受け入れを検知することにより押圧姿勢にされる。
【0006】
取込ローラ116には摩擦ローラ120が対設され、偏心ローラ115が回動された重なりをほぐした紙幣119を取込ローラ116が回動することにより一枚ずつ取り込む。取込空センサ121は取込部114の紙幣119が順次取り込まれて空になったことを検知する。取込ローラ116により取り込まれた紙幣は取込速度より速い搬送速度で搬送される搬送ベルト122で搬送される。搬送ベルト122の搬送路中には長さ異常検知器123と二重重なり検知器124とが設けられ、検知器123はたとえば光電センサによって構成され紙幣の通過時間を計数して、取込み紙幣が二枚連れ出しか否かをチェックする。また、検知器124はカムと、これと紙幣厚み一枚半分の間隙を形成したローラとの対設間に紙幣を通過させることによって紙幣の二枚以上の重なりをチェックする。
【0007】
紙幣判別部125はたとえば磁気ヘッドにより構成され、紙幣の印刷パターンを読み取って真偽判別、金種判別を行う。紙幣判別部125で読み取られた紙幣は搬送ベルト126、ドラム127、搬送ベルト128により形成される搬送路により振分部129に搬送される。振分部129には搬送ベルト130、131と、搬送ベルト130、131に対接された搬送ベルト132〜135と振分け板136A〜136Dとを有し、振分け板136A〜136Dは紙幣判別部125の判定結果により振分け動作が行われる。紙幣の各金種A〜Cは収納箱144A〜144Cに個別に収納され、収納箱144Dには金種A〜Cの混合金種が収納される。振分け板36A〜36Cはそれぞれ金種A〜Cを振分け、振分け板136Dは各振分け板136A〜136Cが振分けなかった紙幣を振分ける。搬送ベルト130〜135は振分け処理のため紙幣を搬送する。搬送ベルト131と135との搬送終端部は放出部137に接続され、紙幣判別部125で偽造と判定された不良紙幣は振分けられずに放出部137に搬送される。各振分け板136A〜136Dの振分け方向側には一旦プール部138a〜138D及びガイドローラ139が設けられ、各振分け板136A〜136Dで振分けられた金種の紙幣を一旦プールする。
【0008】
放出部137は、可動底板140と、この上面に対設されたキャブスタン141と、ピンチローラ142とを有し、ピンチローラ142は適宜のソレノイドによりキャブスタン141側に移送される。キャブスタン141、ピンチローラ142は通常離れていて、出金紙幣又は返却紙幣はこれらの間に送り込まれ、放出時にピンチローラ142が移動して紙幣を挟持し、キャブスタン141が放出方向に回動して紙幣は放出される。可動底板140はその左端部を支点として下方へ揺動することにより開放され、適宜のソレノイドにより開閉操作される。可動底板140の下部には搬送ベルト135と対接する搬送ベルト143によって回収搬送路が形成され、可動底板140の紙幣を回収するとき、可動底板140は開放されて紙幣はベルト135,143によって搬送され、一旦プール部138Dに回収される。一旦プール部138A〜138Dは上面を開放した箱形に形成され、底部は下方に開閉可能に設けられ、プールした紙幣を下方に供給する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の入出金装置では、収納箱144A〜144Cから払い出された紙幣の長さ異常を検知器153で検知し、重券を検知器154で検知し、再鑑別部で払い出し金種と異なる場合は、一旦プール部138Dに回収してその後一括収納箱44Dに回収する。この構成は、大型の入出金装置に適しているが、入出金装置を小型化できない難点がある。
そこで、この発明は小型の紙葉類払出装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を達成するための手段】
この発明による紙葉類払出装置は、紙葉(14)を収納する収納箱(2)及び搬送装置(3)を収容しかつ取出口(1a)を有するケース(1)と、収納箱(2)に収納された紙葉(14)を搬送する送出しローラ装置(5)と、搬送装置(3)に設けられかつ送出しローラ装置(5)により搬送される紙葉(14)の状態を検出するチェッカー(4)と、ケース(1)の搬送装置(3)に設けられる切換装置(9)とを備える。送出しローラ装置(5)は、ケース(1)内に配置された送出しモータ(63)と、送出しモータ(63)に接続された歯車(69)と、収納箱(2)内に回転可能に配置されて送出しモータ(63)に駆動接続されるローラ歯車(80)と、収納箱(2)内に設けられかつローラ歯車(80)により回転されるローラ(80b)とを備える。収納箱(2)は、収納箱(2)の頂壁(2d)に形成された出口(2a)と、出口(2a)から離間しかつケース(1)の取出口(1a)とは反対側の頂壁(2d)に形成された入口(2b)と、ローラ(80b)に対して紙葉(14)を押圧する偏位装置(6)と、取込歯車(54)を備えかつ入口(2b)に隣接して設けられた取込みローラ装置(7)と、取り込みローラ装置(7)の下方に配置されて入口(2a)から取り込みローラ装置(7)により送られる紙葉(14)を収容する保管室(8)とを備える。搬送装置(3)は、収納箱(2)の外部でケース(1)内に配置された搬送モータ(23)と、遊星歯車装置(28)とを備える。遊星歯車装置(28)は、搬送モータ(23)に駆動接続された遊星歯車(30)と、遊星歯車(30)を支持するキャリア(31)とを備える。取込みローラ装置(7)の取込歯車(54)に遊星歯車(30)が噛み合う連結位置と、取込歯車(54)から遊星歯車(30)が離間する分離位置との間でシリンダ錠(50)によりキャリア(31)を移動する。収納箱(2)は、ケース(1)内に取出可能に収容される。ケース(1)の開口部(1c)から収納箱(2)をケース(1)内に挿入すると、ローラ歯車(80)のピッチ円が歯車(69)のピッチ円に外接して、ケース(1)に設けられた歯車(69)は、自由回転するローラ歯車(80)に自動的に駆動連結される。送出しモータ(63)の回転により収納箱(2)内に収容された紙葉(14)を出口(2a)から収納箱(2)の外部に排出し、収納箱(2)から排出された紙葉(14)を搬送装置(3)によって取出口(1a)に向かって搬送し、切換装置(9)は、チェッカー(4)により通常の状態と判断した紙葉(14)を取出口(1a)から排出すると共に、チェッカー(4)により通常の状態でないと判断した紙葉(14)を収納箱(2)の入口(2a)に送る。複数の紙葉(14)を収納する収納箱(2)をケース(1)内に取出可能に収容すると共に、取込みローラ装置(7)によって収納箱(2)の保管室(8)に通常の状態でない紙葉(14)を収容するので、紙葉類払出装置を小型に製造することができる。即ち、異常払い出しが発生した場合、異常払い出しを回収する回収部を別途設けるのではなく、収納箱(2)に直接回収することにより、装置の小型化と低価格化を実現することができる。
【0011】
この発明の実施の形態では、偏位装置(6)は、押圧板(10)と、収納箱(2)の底壁(2c)と押圧板(10)とを連結しかつ押圧板(10)を収納箱(2)の底壁(2c)とほぼ並行に保持するリンク装置(11)と、収納箱(2)の底壁(2c)と押圧板(10)との間に設けられかつ押圧板(10)を送出しローラ装置(5)に向かって押圧するスプリング(12)とを備える。偏位装置(6)によって紙葉(14)を送出しローラ装置(5)に対して押圧するので、送出しローラ装置(5)の回転により紙葉(14)を収納箱(2)の出口(2a)から円滑に搬送装置(3)に供給することができる。
【0012】
搬送装置(3)は、収納箱(2)の上方に設けられかつ搬送モータ(23)により回転駆動される一対の駆動ローラ(20a,20b)と、駆動ローラ(20a,20b)に捲回された搬送ベルト(21)と、取出口(1a)に向かう搬送通路(24)を搬送ベルト(21)の上方に形成して配置されたガイド(22)とを有する。収納箱(2)から搬送装置(3)に排出された紙葉(14)は、ガイド(22)に沿う搬送通路(24)に沿って搬送ベルト(21)により取出口(1a)に向かって搬送される。取出口(1a)に向かう搬送通路(24)は、取出口(1a)に向かう排出通路(24a)と、収納箱(2)の入口(2b)に向かう回収通路(24b)とに分割される。切換装置(9)は、搬送通路(24)を排出通路(24a)に連絡する取出位置と搬送通路(24)を回収通路(24b)に連絡する保管位置との間で回動可能に設けられた切換レバー(26)と、切換レバー(26)を駆動するアクチュエータ(27)とを備える。切換装置(9)によって切換レバー(26)を取出位置に切り換えると、紙葉(14)は取出口(1a)から排出され、保管位置に切り換えると、紙葉(14)は収納箱(2)の保管室(8)に収容される。
【0013】
遊星歯車装置(28)は、搬送モータ(23)に駆動接続される太陽歯車(29)を備える。遊星歯車(30)は、太陽歯車(29)に噛み合う。キャリア(31)は、遊星歯車(30)が取込みローラ装置(7)の軸(53)に固定された取込歯車(54)に噛み合う連結位置と、遊星歯車(30)が取込みローラ装置(7)から離間する分離位置との間で太陽歯車(29)の軸(29a)の周りに回転可能に支持される。ローラ歯車(80,81,82,83)は、送出しローラ装置(5)の支軸に取り付けられる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明による紙葉類払出装置の実施の形態を図1〜図11について説明する。
図1に示すように、この発明による紙葉類払出装置は、搬送装置3を収容しかつ取出口1aを有するケース1と、ケース1内に取出可能にかつ搬送装置3の下方に収容されかつ複数の紙幣14を収納する収納箱2とを備えている。搬送装置3は、収納箱2の上方に設けられた一対の駆動ローラ20a、20bと、駆動ローラ20a、20bに捲回された搬送ベルト21と、ケース1に設けられた取出口1aに向かう搬送通路24を搬送ベルト21の上方に形成して配置されたガイド22とを有する。搬送通路24に沿って駆動ローラ20aでの紙幣14の通過を検出するターン部センサ72と、チェッカー4として複数枚の紙幣14の重複を検出する重券センサ73と、駆動ローラ20bでの紙幣14の通過を検出する搬送センサ74が設けられる。ターン部センサ72は、紙幣14の通過の際に一端が当接して回転するチェックレバー72aと、チェックレバー72aの他端の移動を検出する光電センサ72bとを備えている。重券センサ73は発光ダイオード73aと、発光ダイオード73aに対向して配置されかつ発光ダイオード73aからの紙幣14の透過光量を検出する受光トランジスタ73bとを有する。搬送センサ74は、紙幣14の通過の際に一端が当接して回転するチェックレバー74aと、チェックレバー74aの他端の移動を検出する光電センサ74bとを備えている。また、図3に示すように、搬送装置3は、搬送モータ23と、搬送モータ23の出力軸に固定されたピニオン23aに噛み合う第1の歯車41と、搬送モータ23に取り付けられたロータリエンコーダ23bと、第1の歯車41の軸41aに固定された第2の歯車42と、第2の歯車42に噛み合う第3の歯車43と、第3の歯車43の軸43aに固定された第4の歯車44と、第4の歯車44に噛み合う遊星歯車装置28とを備えている。図7に示すように、遊星歯車装置28は、第4の歯車44に噛み合って搬送モータ23に駆動接続される太陽歯車29と、太陽歯車29に噛み合う遊星歯車30と、遊星歯車30を支持するキャリア31とを備えている。遊星歯車装置28によって、キャリア31は遊星歯車30が取込ローラ55の軸53に固定された取込歯車54に噛み合う図9に示す連結位置と、遊星歯車30が取込歯車54から離間する図8に示す分離位置との間で太陽歯車29の軸29aの周りに回転可能に支持される。一方の搬送ローラ20は太陽歯車29の軸29aに固定される。ケース1に取り付けられたシリンダ錠50はキー51により回転されるロックレバー52を有し、ロックレバー52の先端は収納箱2の上壁に形成された開口部57に係合して収納箱を施錠する。シリンダ錠50がロック状態のとき、収納箱2をケース1から抜き出すことができない。
【0015】
キャリア31の先端に当接する。シリンダ錠50をアンロック状態にすると、図8に示すように、ロックレバー52は開口部57から離間してロック状態が解除されアンロック状態となり、キャリア31を上方に持ち上げて遊星歯車30を分離位置に移動させると共に、収納箱2をケース1から抜き出すことができる。シリンダ錠50をロック状態にすると、図9に示すように、ロックレバー52は下方に回転されると共に、収納箱2はケース1に対してロックされる。このため、キャリア31は自重により下降して、遊星歯車30は図9に示す連結位置に移動される。このように、取込みローラ装置7は、遊星歯車装置28を介して搬送装置3の搬送モータ23に分離可能に駆動接続される。このように、キャリア31はケース1に固定されたシリンダ錠50の操作により連結位置と分離位置との間で回転する。取込ローラ55に押圧されかつ一体に回転する対向ローラ56が設けられる。
【0016】
紙幣14の取出口1a付近の搬送通路24は取出口1aに向かう排出通路24aと、取込ローラ55に向かう回収通路24bとに分割され、排出通路24aと回収通路24bとの分岐部に、排出通路24a及び回収通路24bの一方に紙幣14の方向を決定する切換装置9がケース1の搬送装置3に設けられる。切換装置9は、搬送通路24を取出口1aに向かう排出通路24aに連絡する取出位置と搬送通路24を回収通路24bに連絡する保管位置との間で回動可能にかつ搬送通路24からの回収通路24bの分岐点付近に設けられた切換レバー26と、切換レバー26を駆動するアクチュエータ27とを備えている。アクチュエータ27はモータ又はソレノイドにより構成される。取出口1aの直前に紙幣14の排出を検出する排出センサ60が設けられる。排出センサ60は紙幣14の通過の際に一端が当接して回転するチェックレバー60aと、チェックレバー60aの他端の移動を検出する光電センサ60bとを備えている。切換装置9によって切換レバー26を取出位置に切り換えると、紙幣14は取出口1aから排出され、保管位置に切り換えると、紙幣14は収納箱2の保管室8に収容される。
【0017】
収納箱2は、収納箱2の頂壁に形成された出口2aに隣接して回転可能に設けられた送出しローラ装置5と、送出しローラ装置5に対して紙幣14を押圧する偏位装置6と、出口2aから離間して、ケース1の取出口1aとは反対側の頂壁に形成された入口2bに隣接して回転可能に設けられた取込みローラ装置7と、保管室8とを備えている。収納箱2の上部に設けられる送出しローラ装置5は、送出しモータ63と、送出しモータ63の出力軸63aに取り付けられたピニオン64と、送出しモータ63に取り付けられたロータリエンコーダ63bと、ピニオン64に噛み合う第5の歯車65と、第5の歯車65の軸65aに取り付けられた第6の歯車66と、第6の歯車66に噛み合う第7の歯車67と、第7の歯車67の軸67aに取り付けられた第8の歯車68と、第8の歯車68に噛み合う第9の歯車69と、第9の歯車69に噛み合いかつ収納箱2に取り付けられる軸80aに回転可能に取り付けられる第1のローラ歯車80と、軸80aに取り付けられた第2のローラ歯車81と、第2のローラ歯車81に順次噛み合う第3、第4、第5及び第6のローラ歯車82、83、84、85とを備えている。第3、第4、第5及び第6のローラ歯車82、83、84、85はそれぞれ軸82a、83a、84a及び85aに回転可能に支持され、軸80a、83a及び85aにはローラ80b、83b、85bが取り付けられる。収納箱2の出口2aは取出口1aとは反対側に設けられる。
【0018】
ローラ80b、83b、85bの下方に設けられる偏位装置6は、押圧板10と、ケース1の底壁1bと押圧板10とを連結しかつ押圧板10をケース1の底壁1bとほぼ並行に保持するリンク装置11と、ケース1の底壁1bと押圧板10との間に設けられかつ押圧板10を送出しローラ装置5に向かって押圧するスプリング12とを備えている。押圧板10の上方には押圧板10上に配置された紙幣14を押圧する上部プレート15が取り付けられ、上部プレート15に形成された開口部15a及び15bを通じて紙幣14がローラ83b、85bに対して押圧される。リンク装置11は、ほぼ中央で軸11aに回転可能にX字状に軸着された一対のリンク11bと11cとを備え、一方のリンク11bの一端は押圧板10に軸10aで軸着され、他端は軸86に軸着される。軸86は収納箱2の底壁2cに固定されたブラケット87に形成された長孔87a内に滑動可能に配置される。他方のリンク11cの一端は軸10bに軸着され、軸10bは押圧板10のブラケット10cに形成された長孔10d内に滑動可能に配置される。他方のリンク11cの他端は収納箱2の底壁2cのブラケット88に軸89で軸着される。押圧板10はリンク装置10のリンク11bと11cにより垂直方向に移動可能に支持されると共に、ケース1の底壁1bに対して常時並行に保持される。
【0019】
ケース1に取り付けられたシリンダ錠50を解錠すると、収納箱2のロック状態が解除され、収納箱2をケース1から取り出すことができると共に、遊星歯車30が図9に示す連結位置から図8に示す分離位置に移動する。このため、図5及び図6に示すように、収納箱2はケース1から取り出すことができる。逆に、収納箱2をケース1内に配置するとき、ケース1の開口部1cから収納箱2をケース1内に挿入すると、第1のローラ歯車80のピッチ円が第9の歯車69のピッチ円に外接して、図3に示すように、ケース1に設けられた第9の歯車69は第1のローラ歯車80に自動的に噛み合う。第9の歯車69の軸69aと第1のローラ歯車80の軸80aの軸間距離が一定でも第1のローラ歯車80が自由回転するため、第9の歯車69は第1のローラ歯車80に円滑に噛み合う。
【0020】
図10に示すように、搬送制御回路70は、電源スイッチ71、ターン部センサ72、重券センサ73、搬送センサ74、排出センサ60、ロータリエンコーダ23b、63b及び払出指令装置61に接続された各入力端子と、搬送モータ23、送出しモータ63及びアクチュエータ27に接続された各出力端子とを備えている。電源スイッチ71は図示しないが、ケース1内に取り付けられ、搬送制御回路70、搬送モータ23、送出しモータ63を含む各部に電力を供給する。ターン部センサ72の光電センサ72b、重券センサ73の発光ダイオード73a、受光トランジスタ73b、搬送センサ74の光電センサ74bは搬送制御回路70に接続される。搬送制御回路70は、光電センサ72b、74bから信号を受信したときに紙幣14の長さ(券長データ)及び通過を検出し、光電センサ73bから一定レベル以下の信号を受信したときに複数の紙幣14が重なる重券状態で紙幣14が搬送されることを検出する。ロータリエンコーダ23b、63bからの信号を受信する搬送制御回路70は、搬送モータ23及び送出しモータ63の回転角度及び紙幣14の搬送位置を検出して、搬送モータ23及び送出しモータ63に必要な駆動制御信号を付与する。払出指令装置61は図1に図示しないが、手動により又は自動的に収納箱2から紙幣14を払い出すときに搬送制御回路70に払出信号を付与する。搬送制御回路70は、ターン部センサ72の光電センサ72bの信号から所定の券長データを受信しないとき又は重券センサ73の光電センサ73bの信号から重券状態を検出したとき、アクチュエータ27を作動して切換レバー26を上方に回転させ、搬送通路24を排出通路24aから回収通路24bに切り換える。
上記の構成において、搬送制御回路70は図10のフローチャートに示す動作シーケンスに従って作動される。
【0021】
ステップS1において、電源スイッチ71をオンすると、ステップS2において搬送制御回路70の初期設定が自動的に行われ、ステップS3において払出信号を待つ状態となる。ステップS4において払出指令装置61から払出信号が搬送制御回路70に送出されると、ステップS5及びS6において搬送モータ23及び送出しモータ63の作動が開始される。送出しモータ63が作動すると、ピニオン64、第5〜第9の歯車65〜69及び第1〜第6のローラ歯車80〜85が回転される。このため、ローラ80b、83b及び85bが回転し、スプリング12によってローラ83b及び85bに押圧された最上部の紙幣14が上部プレート15からローラ80bに送られて、紙幣14は収納箱2の出口2aを通りローラ80bとガイド22との間に移動される。収納箱2の出口2aから搬送装置3に排出された紙幣14はガイド22に沿う搬送通路24に沿って搬送ベルト21により取出口1aに向かって搬送される。偏位装置6によって紙幣14を送出しローラ装置5に対して押圧するので、送出しローラ装置5の回転により紙幣14を収納箱2の出口2aから円滑に搬送装置3に供給することができる。このとき、搬送モータ23が駆動されているため、ピニオン23a、第1の歯車41〜第4の歯車44、太陽歯車29及び他方の駆動ローラ20bが回転されるので、搬送ベルト21が回転される。ローラ80bとガイド22との間に挟持された紙幣14はターン部センサ72を通過し、チェックレバー72aを回転させるので、光電センサ72bは搬送制御回路70に出力を付与する(ステップS7)。搬送制御回路70はステップS8において券長データのサンプリングを行い、光電センサ72bからのパルス幅により紙幣14の長さを検出する。ターン部センサ72を通過した後、ステップS9において紙幣14は重券センサ73に達し、ステップS10において重券データのサンプリングが開始されて、紙幣14の重なりが検出されると共に、紙幣14が完全に重券センサ73を通過するとき、紙幣14の後端部がローラ80bから離間するため、ステップS11に進み、搬送制御回路70は送出しモータ63への駆動信号を停止して、送出しモータ63の作動が停止される。
【0022】
次に、搬送制御回路70は、ステップS12において紙幣14がターン部センサ72を完全に通過してターン部センサ72がオフとなったか否か判断し、ターン部センサ72がオフになると、ステップS13において券長データのサンプリングを終了する。また、ステップS14において搬送センサ74がオンになると、ステップS15において重券データのサンプリングを終了する。搬送制御回路70は、ステップS16においてターン部センサ72の出力から券長をチェックして、紙幣14が所定の長さを有するとき、ステップS17に進み、所定の長さを有しないとき、ステップS18に進む。ステップS17では、搬送制御回路70は、光電センサ72bからの出力をチェックして紙幣14が重なった状態で搬送されているか否かチェックして、紙幣14が重なっていないときステップS23に進み、重なっているとき、ステップS18に進む。ステップ18では、搬送制御回路70はアクチュエータ27に駆動信号を送出して切換レバー26を上方に回転させ、搬送通路24を排出通路24aから回収通路24bに切り換える。このため、紙幣14は搬送通路24から回収通路24bに移動すると共に、図9に示すように、遊星歯車30に駆動連結されて取込歯車54が回転しているため、取込ローラ55と対向ローラ56との間に挟持されて紙幣14は保管室8内に搬送される。紙幣14の後端部が完全に搬送センサ74を通過すると、ステップS19において搬送センサ74がオフになると、ステップS20において搬送制御回路70は一定パルスにより搬送モータ23を駆動した後、ステップS21において搬送モータ23をオフにした後、ステップS28に進む。
【0023】
ステップ16において紙幣14が所定の長さを有しかつステップ17において紙幣14が重複していないとき、アクチュエータ27が作動しないため、切換レバー26は搬送通路24を排出通路24aに連絡する。このため、搬送通路24を通る紙幣14は排出センサ60を通り取出口1aから排出される。 搬送制御回路70は、ステップS22及びS23において排出センサ60がオンか否か及び搬送センサ74がオフか否か判断する。排出センサ60がオンとなり搬送センサ74がオフになると、搬送制御回路70はステップS24において払出信号(図10)を出力した後、一定パルスにより搬送モータ23を駆動し、ステップS26において搬送モータ23をオフにする。このように、送出しローラ装置5の回転により収納箱2内に収容された紙幣14を出口2aから収納箱2の外部に排出し、収納箱2から排出された紙幣14を搬送装置3によって取出口1aに向かって搬送する。搬送制御回路70はステップS27において排出センサ60がオフになったか否か判断し、オフになると、ステップS3にジャンプする。
【0024】
前記のように、この発明では、複数の紙幣14を収納する収納箱2をケース1内に取出可能に収容すると共に、取込みローラ装置7によって収納箱2の保管室8に通常の状態でない紙幣14を収容するので、紙葉類払出装置を小型に製造することができる。即ち、異常払い出しが発生した場合、異常払い出しを回収する回収部を別途設けるのではなく、収納箱2に直接回収することにより、装置の小型化と低価格化を実現することができる。
【0025】
この発明の実施の形態は種々の変更が可能である。例えば、チェッカー4として重券センサ73の代わりに、紙幣鑑別用の光学センサ又は磁気センサを使用することができる。このような光学センサ又は磁気センサによってチェッカー4を通過する紙幣14の光学的特徴又は磁気的特徴を検出することにより紙幣14が通常の状態か否か判断することができる。チェッカー4により紙幣14が通常の状態と判断したときに切換装置9を通じて取出口1aから排出し、チェッカー4により紙幣14が通常の状態でないと判断したときに切換装置9を通じて入口2bに送り、取込みローラ装置7によって保管室8に収容する。
【0026】
【発明の効果】
前記のように、この発明では複数の紙葉を収納する収納箱をケース内に取出可能に収容すると共に、取込みローラ装置によって収納箱の保管室に通常の状態でない紙葉を収容するので、紙葉類払出装置を小型に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による紙葉類払出装置の断面図
【図2】 この発明による紙葉類払出装置の斜視図
【図3】 この発明による紙葉類払出装置の駆動装置を示す断面図
【図4】 この発明による紙葉類払出装置から紙幣を払い出す状態を示す斜視図
【図5】 ケースから収納箱を取り出した状態を示す斜視図
【図6】 この発明による紙葉類払出装置から紙幣を払い出す状態を示す断面図
【図7】 遊星歯車装置の斜視図
【図8】 遊星歯車を分離位置に配置した遊星歯車装置の側面図
【図9】 遊星歯車を連結位置に配置した遊星歯車装置の側面図
【図10】 この発明による紙葉類払出装置の電気回路ブロック図
【図11】 搬送制御回路の動作シーケンスを示すフローチャート
【図12】 従来の循環式入出金装置の断面図
【符号の説明】
1・・ケース、 1a・・取出口、 1b・・底壁、 1c・・開口部、 2・・収納箱、 2a・・出口、 2b・・入口、 2c・・底壁、 3・・搬送装置、 4・・チェッカー、 5・・送出しローラ装置、 6・・偏位装置、 7・・取込みローラ装置、 8・・保管室、 9・・切換装置、 10・・押圧板、 10a、10b・・軸、 10c・・ブラケット、 10d・・長孔、 11・・リンク装置、 11a・・軸、 11b、11c・・リンク、 12・・スプリング、 14・・紙幣(紙葉)、 15・・上部プレート、 15a・・開口部、 15b・・開口部、 20a、20b・・駆動ローラ、 21・・搬送ベルト、 22・・ガイド、 23・・搬送モータ、 23a・・ピニオン、24・・搬送通路、 24a・・排出通路、 24b・・回収通路、 26・・切換レバー、 27・・アクチュエータ、 28・・遊星歯車装置、 29・・太陽歯車、 29a・・軸、 30・・遊星歯車、 31・・キャリア、 41・・第1の歯車、 41a・・軸、 42・・第2の歯車、 43・・第3の歯車、 43a・・軸、 44・・第4の歯車、 50・・シリンダ錠、 51・・キー、 52・・ロックレバー、 53・・軸、 54・・取込歯車、 55・・取込ローラ、 56・・対向ローラ、 60・・排出センサ、 60a・・チェックレバー、 60b・・光電センサ、 63・・送出しモータ、 63a・・出力軸、 64・・ピニオン、 65・・第5の歯車、 65a・・軸、66・・第6の歯車、 67・・第7の歯車、 67a・・軸、 68・・第8の歯車、 69・・第9の歯車、 69a・・軸、 72・・ターン部センサ、 72a・・チェックレバー、 72b・・光電センサ、 73・・重券センサ、 73a・・発光ダイオード、 73b・・受光トランジスタ、 74・・搬送センサ、 74a・・チェックレバー、 74b・・光電センサ、 80・・第1のローラ歯車、 80a・・軸、 80b・・ローラ、 81・・第2のローラ歯車、 82・・第3のローラ歯車、 82a・・軸、 83・・第4のローラ歯車、 83a・・軸、 83b・・ローラ、 84・・第5のローラ歯車、 85・・第6のローラ歯車、 85a・・軸、 85b・・ローラ、 86・・軸、 87・・ブラケット、 87a・・長孔、 88・・ブラケット、89・・軸、

Claims (5)

  1. 紙葉を収納する収納箱及び搬送装置を収容しかつ取出口を有するケースと、収納箱に収納された紙葉を搬送する送出しローラ装置と、搬送装置に設けられかつ送出しローラ装置により搬送される紙葉の状態を検出するチェッカーと、ケースの搬送装置に設けられる切換装置とを備え、
    送出しローラ装置は、ケース内に配置された送出しモータと、送出しモータに接続された歯車と、収納箱内に回転可能に配置されて送出しモータに駆動接続されるローラ歯車と、収納箱内に設けられかつローラ歯車により回転されるローラとを備え、
    収納箱は、収納箱の頂壁に形成された出口と、出口から離間しかつケースの取出口とは反対側の頂壁に形成された入口と、ローラに対して紙葉を押圧する偏位装置と、取込歯車を備えかつ入口に隣接して設けられた取込みローラ装置と、取り込みローラ装置の下方に配置されて入口から取り込みローラ装置により送られる紙葉を収容する保管室とを備え、
    搬送装置は、収納箱の外部でケース内に配置された搬送モータと、遊星歯車装置とを備え、
    遊星歯車装置は、搬送モータに駆動接続された遊星歯車と、遊星歯車を支持するキャリアとを備え、
    取込みローラ装置の取込歯車に遊星歯車が噛み合う連結位置と、取込歯車から遊星歯車が離間する分離位置との間でシリンダ錠によりキャリアを移動し、
    収納箱は、ケース内に取出可能に収容され、
    ケースの開口部から収納箱をケース内に挿入すると、ローラ歯車のピッチ円が歯車のピッチ円に外接して、ケースに設けられた歯車は、自由回転するローラ歯車に自動的に駆動連結され、
    送出しモータの回転により収納箱内に収容された紙葉を出口から収納箱の外部に排出し、収納箱から排出された紙葉を搬送装置によって取出口に向かって搬送し、
    切換装置は、チェッカーにより通常の状態と判断した紙葉を取出口から排出すると共に、チェッカーにより通常の状態でないと判断した紙葉を収納箱の入口に送ることを特徴とする紙葉類払出装置。
  2. 搬送装置は、収納箱の上方に設けられかつ搬送モータにより回転駆動される一対の駆動ローラと、駆動ローラに捲回された搬送ベルトと、取出口に向かう搬送通路を搬送ベルトの上方に形成して配置されたガイドとを有する請求項1に記載の紙葉類払出装置。
  3. 取出口に向かう搬送通路は、取出口に向かう排出通路と、収納箱の入口に向かう回収通路とに分割され、
    切換装置は、搬送通路を排出通路に連絡する取出位置と搬送通路を回収通路に連絡する保管位置との間で回動可能に設けられた切換レバーと、切換レバーを駆動するアクチュエータとを備えた請求項1に記載の紙葉類払出装置。
  4. 遊星歯車装置は、搬送モータに駆動接続される太陽歯車を備え、
    遊星歯車は、太陽歯車に噛み合い、
    キャリアは、遊星歯車が取込みローラ装置の軸に固定された取込歯車に噛み合う連結位置と、遊星歯車が取込みローラ装置から離間する分離位置との間で太陽歯車の軸の周りに回転可能に支持される請求項1に記載の紙葉類払出装置。
  5. ローラ歯車は、送出しローラ装置の支軸に取り付けられる請求項1に記載の紙葉類払出装置。
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