JP2002229093A - 撮像装置、およびその露出制御方法、およびその動作処理プログラム、およびそのプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、およびその露出制御方法、およびその動作処理プログラム、およびそのプログラムを記憶した記憶媒体

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JP2002229093A JP2001025863A JP2001025863A JP2002229093A JP 2002229093 A JP2002229093 A JP 2002229093A JP 2001025863 A JP2001025863 A JP 2001025863A JP 2001025863 A JP2001025863 A JP 2001025863A JP 2002229093 A JP2002229093 A JP 2002229093A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主被写体が画面の中心に存在しなかった場合
であっても、主被写体に対する焦点および露出の双方が
ともに最適化される撮像装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 被写体像を撮像する撮像手段と、画面上
の予め定められた複数の位置における被写体距離に関す
る情報と、前記複数の位置のうち合焦すべき位置に関す
る情報に基づいて、前記撮像手段より出力される画像信
号の輝度レベルの重み付けを行う重み付け手段と、前記
重み付け手段によって重み付けが行われた輝度レベルに
基づいて露出制御する露出制御手段とを有することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子スチ
ルカメラに用いて好適な撮像装置の露出補正に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像装置において、画面中の予め
定められた複数の位置にポイントを設け、この中から一
つを選択し、そのポイントの被写体を合焦させるオート
フォーカスシステムが開発されている。すなわち、この
システムは画面中のどの位置に主被写体が存在するかを
検出し、検出した位置に合焦させるものである。
【0003】一方、従来の撮像装置の測光は中央重点等
の画面中心の重みを強くしたものであり、このような測
光に基づく露出補正を行うと、画面全体の明るさが適正
化される。そのため、主被写体が画面中心以外にあった
場合等は、主被写体が合焦していたとしても、主被写体
の露出が最適化されるとは限らなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した課
題を解決するために、主被写体が画面の中心に存在しな
かった場合であっても、主被写体に対する焦点および露
出の双方がともに最適化される撮像装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本願の発明によれば、被写体像を撮像する撮像
手段と、 画面上の予め定められた複数の位置における
被写体距離に関する情報と、前記複数の位置のうち合焦
すべき位置に関する情報とに基づいて、前記撮像手段よ
り出力される画像信号の輝度レベルの重み付けを行う重
み付け手段と、前記重み付け手段によって重み付けが行
われた輝度レベルに基づいて露出制御する露出制御手段
とを有することを特徴とする撮像装置を提供する。
【0006】また、本願の他の発明によれば、画面上の
予め定められた複数の位置における被写体距離に関する
情報と、前記複数の位置のうち合焦すべき位置に関する
情報とに基づいて、撮像素子より出力される画像信号の
輝度レベルの重み付けを行い、該重み付けが行われた輝
度レベルに基づいて露出制御することを特徴とする撮像
装置の露出制御方法を提供する。
【0007】また、本願の他の発明によれば、画面上の
予め定められた複数の位置における被写体距離に関する
情報と、前記複数の位置のうち合焦すべき位置に関する
情報とに基づいて、撮像素子より出力される画像信号の
輝度レベルの重み付けを行い、該重み付けが行われた輝
度レベルに基づいて露出制御することを特徴とする撮像
装置の動作処理プログラムを記憶した記憶媒体を提供す
る。
【0008】また、本願の他の発明によれば、画面上の
予め定められた複数の位置における被写体距離に関する
情報と、前記複数の位置のうち合焦すべき位置に関する
情報とに基づいて、撮像素子より出力される画像信号の
輝度レベルの重み付けを行い、該重み付けが行われた輝
度レベルに基づいて露出制御することを特徴とする撮像
装置の動作処理プログラムを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に沿って本発明
の実施の形態を説明する。
【0010】(第1の実施の形態)図1は、本実施の形
態の撮像装置にブロック図である。
【0011】図1において、撮像部101は、フォーカス
レンズを有するレンズ光学系、CCDなどの撮像素子、撮
像素子への入射光量を制限する絞りおよびシャッタ、前
記フォーカスレンズ、絞り、シャッタ、撮像素子から出
力された画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変
換器などによって構成されている。また、AF制御部102
は、後述の処理によってフォーカスレンズを調節するた
めの情報を生成する。また、撮像制御部103は、撮像素
子の電荷蓄積時間などを制御する制御回路によって構成
される。また、AE制御部104は、後述の処理によって画
像の露出を制御するための情報を生成する。画像処理部
105は、公知の色処理および輝度処理、エッジ強調処
理、ガンマ処理、JPEG変換処理等の画像処理が施され
る。データ書き込み部106は、例えば着脱可能な記憶媒
体によって構成され、画像処理部105において処理され
た画像信号をデータとして格納する。
【0012】図5は、本実施の形態のプリ露光時の測距
情報および輝度情報に基づいて画面上の合焦位置および
各画面上の位置の被写体距離および露出値を演算する動
作処理フローチャートである。図5に基づいて、本実施
の形態の撮像装置の露出制御の処理を説明する。
【0013】図2は、撮影画面上の測距位置の一例を示
す図である。AF制御部102により、図2に示す画面中の
3点(A、B、C)の各位置の被写体までの距離を測距す
る(S101)。そして、それぞれのA、B、Cの位置の距離
をそれぞれDistA、DistB、DistCとした場合、AF制御部1
02は以下に示すように合焦させる被写体距離および位置
を決定する(S102)。 ・DistA ≦DistB≦DistC の場合 合焦させる被写体距離DistA 合焦させる位置A ・DistB <DistA≦DistC の場合 合焦させる被写体距離DistB 合焦させる位置B ・DistC <DistA≦DistB の場合 合焦させる被写体距離DistC 合焦させる位置C ここで求められた合焦させる被写体距離の情報は、撮像
制御部103へと送られる。撮像制御部103は、伝送された
情報に基づいて撮像部101内のフォーカスレンズを制御
し、B位置の被写体に焦点調節された状態で撮像を行っ
た結果、画像信号が撮像部101より出力される。
【0014】そして、AF制御部102は、このように画面
上の合焦位置を決定すると、以下の式によりA、B、Cそ
れぞれの位置に対する係数を計算し、計算結果をAE制御
部102に転送する。ここで画面上の合焦位置がBであった
場合を例に述べる。 KA =DistB/DistA 式(1) KB =DistB/DistB 式(2) KC =DistB/DistC 式(3) 撮像部101より出力された画像信号は、さらにAE制御部1
04へと送られる。図3は、撮像画面を複数のエリアに分
割した一例を示す図である。AE制御部104は、図3に示
したように画面を8×8のエリアに分割し、各エリアの
画像信号の平均輝度レベルY(I,J) (I=0,7;J=0,7)を求め
る。
【0015】図4は、輝度レベルの重み付けを行うため
のルックアップテーブルの一例を示す図である。図4の
ルックアップテーブル中の各エリア内の値は、各輝度レ
ベルの重み付けを行うための係数である。合焦させる位
置に対応して、あらかじめROM102aに格納されている係
数Weight (I,J)に関する1つのルックアップテーブル
(本実施の形態では合焦させる位置はBであるので、Wei
ght (I,J)は図4の3つのルックアップテーブルの中か
ら位置Bに対応したWeiBを用いる)とピント位置に対す
る係数KA、KB、KCにより、各エリアの画像信号の平均輝
度レベルY(I,J)の重み付け係数Wei(I,J)が以下の式によ
り計算される(S103)。 ・I=0から1までJ=0から8の場合 Wei(I,J)=KB×Weight(I,J) 式(4) ・I=2から5までJ=0から8の場合 Wei(I,J)=KA×Weight(I,J) 式(5) ・I=6から7までJ=0から8の場合 Wei(I,J)=KC×Weight(I,J) 式(6) ここで、この本露光時の露出を決定するためにプリ露光
した時の絞り値をAvp、シャッタースピードをTvp、CCD
感度値をSvp、また画像の目標輝度値をYrefとすると本
露光時の露出値Bvは以下の式で求められる(S104)。
【0016】 ΔBv =Log2(Σ(Y(I,J)×Wei(I,J))/Σ(Wei(I.J))/Yref) 式(7) Bv =Avp+Tvp−Svp+ΔBv 式(8) ここで求められた本露光の露出値Bvは撮像制御部103へ
と送られる。この露出値Bvに基づいて、撮像制御部103
により本露光時の絞り値Av、シャッタースピード値Tv、
CCD感度値Svを決定し、撮像部101の絞り、シャッタース
ピード、CCD感度がコントロールされる(S105)。このよ
うにして本露光時に得られた画像信号は、画像処理部10
5へ伝送される。
【0017】なお、本実施の形態では、式(1)、式
(2)、式(3)のような計算を用いて画面上の合焦位置
に対する係数を求め、輝度信号の重み付けを演算に用い
た。さらに、式(1)、式(2)、式(3)で得られるK
A、KB、KCの値に制限を設けて、Wei(I,J)の大きさが小
さくなり過ぎないようにしてもよい。
【0018】また、本実施の形態では、画面上の複数の
位置のうち、被写体が一番近い距離に存在する位置を選
択する方式について用いたが、これに限られるものでな
くシーン判別等を用いたピント距離の検出方式、または
ユーザーに画面上の合焦位置を設定させる方式等を用い
てもよい。
【0019】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、画面上の複数の位置の被写体距離情報と合焦位置に
関する情報に基づいて露出制御を行っているので、画面
上の合焦位置に対応して露出補正も適切に実行されるこ
とになる。
【0020】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態の撮像装置を説明する。尚、撮像装置の構成
は、図1と同様であるのでその説明は省略する。
【0021】また、第1の実施の形態と同様にAF制御部
102により(1)〜(3)式を用いてA、B、Cそれぞれの位置
に対する係数KA,KB,KCが求められ、係数KA,KB,KCに関す
る情報をAE制御部104に伝送する。
【0022】次に、本実施の形態における露出値の演算
について説明する。第1の実施の形態では1つのルック
アップテーブルを用いて輝度信号の重み付け係数を決定
する構成であったが、本実施の形態では、図4に示すよ
うに、複数の測距点(A,B,C)のそれぞれに対応して輝
度信号の重み付けを行うためのルックアップテーブル
(WeiA,WeiB,WeiC)を用いる構成である。図4は、撮像
画面の各エリアに対する重み付けの値を示しているが、
本実施の形態では、画面の中央に露出の重点がおかれる
ように画面の中央位置Aに対応するルックアップテーブ
ルWeiAの値をWeiB,WeiCよりも大きく設定している。
【0023】なお、第1の実施の形態と第2の実施の形
態とで異なる部分は図5のS103の処理の部分であり、そ
の他の処理は第1の実施の形態における動作処理と同様
である。
【0024】なお、これらのルックアップテーブルはRO
M102aに格納されるものとする。このWeiA(I,J)、WeiB
(I,J)、WeiC(I,J)と係数KA、KB、KCにより、8×8に画面
分割された各エリアの輝度信号に対する重み付けWei(I,
J)が以下の式により計算される。 Wei(I,J)=KA×WeiA(I,J)+KB×WeiB(I,J)+KC×WeiC(I,J) 式(9) よって、式(16)を用いて ΔBv =Log2(Σ(Y(I,J)×Wei(I,J))/Σ(Wei(I.
J))/Yref) そして、本露光時の露出を決定するためにプリ露光した
時の絞り値をAvp、シャッタースピードをTvp、CCD感度
値をSvp、また画像の目標輝度値をYrefとすると本露光
時の露出値Bvは(17)を用いて Bv =Avp+Tvp−Svp+ΔBv と求められる。
【0025】第1の実施の形態と同様に、ここで求めら
れた本露光の露出値Bvは撮像制御部103へと送られる。
この露出値Bvに基づいて、撮像制御部103により、本露
光時の絞り値Av、シャッタースピード値Tv、CCD感度値S
vを決定し、撮像部101の絞り、シャッタースピード、CC
D感度がコントロールされる。
【0026】(その他の実施の形態その1)第1,第2
の実施の形態において演算されるKA、KB、KCは、距離情
報をそのまま用いる方法を示したが、この式に限られる
ものではなく距離を用いた情報により求めるものであれ
ばどの様なものでもよい。他の1例として以下にKA、K
B、KCの本実施の形態とは異なる求め方を示す。ただし
以下の式はピントを合わせる位置をBとした場合の例で
ある。(ABSは絶対値を示す。) KA =1/ABS(DistB ―DistA) 式(10) KB =1 式(11) KC =1/ABS(DistB−DistC) 式(12)
【0027】(その他の実施の形態その2)第1,第2
の実施の形態では、S103の処理において係数KA,KB,
KCを求めるために式(1)、式(2)、式(3)を用いて
計算したが、これに限定されるものでなく、以下に示す
式のように合焦させる被写体距離とそのときの撮像装置
の被写界深度を考慮して演算してもよい。以下に示す形
態は、複数の位置のそれぞれにおいて、被写体距離が前
記被写界深度外である位置の被写体距離に関する情報を
除いて画像信号の輝度レベルを重み付けする形態であ
る。例えば、画面上の合焦させる位置をM(M=A or B or
C),その他の画面上の位置をN1,N2とする。
【0028】KM =DistM/DistM 式(13) もしDistMに合焦させたときにDist N1が被写界深度内で
あれば、 KN1 =DistM/Dist N1 式(14) もしDistMに合焦させたときにDist N1が被写界深度外で
あれば、 KN1 =0 式(15) もしDistMに合焦させたときにDist N2が被写界深度内で
あれば、 KN2 =DistM/Dist N2 式(16) もしDistMに合焦させたときにDistAが被写界深度外であ
れば、 KN2 =0 式(17) このような被写界深度を考慮に入れた係数KA,KB,KC(K
M,KN1 KN2)の設定を行えば、より適切な露出制御を行
うことができる。なお、被写界深度は、プリ露光時に絞
りおよび焦点距離を固定にし、合焦させる被写体距離に
基づいて決定することができる。
【0029】(その他の実施の形態その3)被写界深度
を考慮に入れた係数KA,KB,KCの設定のその他の例を以下
に示す。なお、本実施の形態において、各位置の合焦時
における被写界深度をDepとする。画面上の合焦させる
位置をM(M=A or B or C),その他の画面上の位置を
N1,N2とする。
【0030】KM =1 もし、ABS(Dist N1−DistM)>Depであれば、 K N1=0 もし、ABS(Dist N1−DistM)≦Depであれば、 K N1=(Dep−ABS(Dist N1−DistM))/Dep もし、ABS(Dist N2−DistM)>Depであれば、 K N2=0 もし、ABS(Dist N2−DistM)≦Depであれば、 K N2=(Dep−ABS(Dist N2−DistM))/Dep このような係数の設定KA,KB,KC(KM,KN1 KN2)において
も、被写界深度を考慮に入れることにより、より適切な
露出制御を行うことができる。このように係数KA,KB,KC
を設定することができる。
【0031】本発明は、一例として、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、
インターネットなどのネットワークを介して撮像装置に
供給し、撮像装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出
し実行することによって達成できる。
【0032】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の撮像制御部103
の機能を実現することになり、そのプログラムコードを
記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0033】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード、ROMなどを用いることができる。
【0034】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれる。
【0035】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示にもとづき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる。
【0036】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、本発明の撮像装置に不可欠なモジュールを、
記憶媒体に格納することになる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、撮像される画面中のあらかじめ定められた複数のポ
イントの中から一つのポイントを選択し、前記選択され
た一つのポイントが合焦するようにレンズ系を動作させ
る撮像装置において、主被写体が画面中心以外にあった
場合であってもその種被写体に対する露出を最適化する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態における撮像装置のブロ
ック図。
【図2】本願発明の実施の形態における撮影画面上の測
距位置の一例を示す図。
【図3】撮像画面を複数のエリアに分割した一例を示す
図。
【図4】本発明の実施の形態における輝度レベルの重み
付けを行うためのルックアップテーブルの一例を示す
図。
【図5】本願発明の実施の形態における露出制御を行う
ためのフローチャート。
【符号の説明】
101 撮像部 102 AF制御部 103 撮像制御部 104 AE制御部 105 画像処理部 106 データ書き込み部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/235 G02B 7/11 N // H04N 101:00 G03B 3/00 A

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を撮像する撮像手段と、 画面上の予め定められた複数の位置における被写体距離
    に関する情報と、前記複数の位置のうち合焦すべき位置
    に関する情報とに基づいて、前記撮像手段より出力され
    る画像信号の輝度レベルの重み付けを行う重み付け手段
    と、 前記重み付け手段によって重み付けが行われた輝度レベ
    ルに基づいて露出制御する露出制御手段とを有すること
    を特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記重み付け手段
    は、さらに、前記合焦すべき位置に合焦させたときの被
    写界深度に基づいて、前記撮像手段より出力される画像
    信号の輝度レベルの重み付けを行うことを特徴とする撮
    像装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記重み付け手段
    は、前記複数の位置のそれぞれにおいて、被写体距離が
    前記被写界深度外である位置の被写体距離に関する情報
    を除いて画像信号の輝度レベルの重み付けを行うことを
    特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記重み付け手段
    は、画面を複数のエリアに分割し、各エリアの輝度レベ
    ルの重み付けを行うことを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記重み付け手段
    は、画面上の合焦すべき位置における被写体距離を前記
    複数の位置の被写体距離でそれぞれ割ることによって求
    められた値を係数とし、前記複数の位置のそれぞれの近
    傍における各エリアの輝度レベルに対して、前記求めら
    れた係数のうち各位置に対応する係数をそれぞれ用いて
    重み付けを行うことを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、さらに、前記各エリ
    アの輝度レベルの重み付けを行うための複数のルックア
    ップテーブルを有し、前記重み付け手段は、前記複数の
    ルックアップテーブルの中から合焦すべき位置に対応す
    るルックアップテーブルを選択して前記各エリアの輝度
    レベルの重み付けを行うことを特徴とする撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項4において、さらに、前記複数の
    位置のそれぞれに対応して、前記各エリアの輝度レベル
    の重み付けを行うための複数のルックアップテーブルを
    有し、前記重み付け手段は、画面上の合焦すべき位置に
    おける被写体距離を前記複数の位置の被写体距離でそれ
    ぞれ割ることによって求められた値を係数とし、前記複
    数の位置のそれぞれに対応するルックアップテーブルよ
    り得られる値と前記求められた係数との積を加算するこ
    とにより、各エリアの輝度レベルの重み付けを行うこと
    を特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、画面上の中央位置に
    露出の重点がおかれるように、前記複数のルックアップ
    テーブルの値が設定されていることを特徴とする撮像装
    置。
  9. 【請求項9】 画面上の予め定められた複数の位置にお
    ける被写体距離に関する情報と、前記複数の位置のうち
    合焦すべき位置に関する情報とに基づいて、撮像素子よ
    り出力される画像信号の輝度レベルの重み付けを行い、
    該重み付けが行われた輝度レベルに基づいて露出制御す
    ることを特徴とする撮像装置の露出制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、さらに、前記合焦
    すべき位置に合焦させたときの被写界深度に基づいて、
    前記撮像素子より出力される画像信号の輝度レベルの重
    み付けを行い、該重み付けが行われた輝度レベルに基づ
    いて露出制御することを特徴とする撮像装置の露出制御
    方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記複数の位置
    のそれぞれにおいて、被写体距離が前記被写界深度外で
    ある位置の被写体距離に関する情報を除いて画像信号の
    輝度レベルの重み付けを行い、該重み付けが行われた輝
    度レベルに基づいて露出制御することを特徴とする撮像
    装置の露出制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項9において、画面を複数のエリ
    アに分割し、各エリアの輝度レベルの重み付けを行い、
    該重み付けが行われた輝度レベルに基づいて露出制御す
    ることを特徴とする撮像装置の露出制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、画面上の合焦す
    べき位置における被写体距離を前記複数の位置の被写体
    距離でそれぞれ割ることによって求められた値を係数と
    し、前記複数の位置のそれぞれの近傍における各エリア
    の輝度レベルに対して、前記求められた係数のうち各位
    置に対応する係数をそれぞれ用いて重み付けを行い、該
    重み付けが行われた輝度レベルに基づいて露出制御する
    ことを特徴とする撮像装置の露出制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項13において、さらに、前記各
    エリアの輝度レベルの重み付けを行うための複数のルッ
    クアップテーブルの中から合焦すべき位置に対応するル
    ックアップテーブルを選択して前記各エリアの輝度レベ
    ルの重み付けを行い、該重み付けが行われた輝度レベル
    に基づいて露出制御することを特徴とする撮像装置の露
    出制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項12において、画面上の合焦す
    べき位置における被写体距離を前記複数の位置の被写体
    距離でそれぞれ割ることによって求められた値を係数と
    し、前記複数の位置のそれぞれに対応するルックアップ
    テーブルより得られる値と前記求められた係数との積を
    加算することにより、各エリアの輝度レベルの重み付け
    を行うことを特徴とする撮像装置。
  16. 【請求項16】 請求項15において、画面上の中央位
    置に露出の重点がおかれるように、前記複数のルックア
    ップテーブルの値が設定されていることを特徴とする撮
    像装置。
  17. 【請求項17】 画面上の予め定められた複数の位置に
    おける被写体距離に関する情報と、前記複数の位置のう
    ち合焦すべき位置に関する情報とに基づいて、撮像素子
    より出力される画像信号の輝度レベルの重み付けを行
    い、該重み付けが行われた輝度レベルに基づいて露出制
    御することを特徴とする撮像装置の動作処理プログラム
    を記憶した記憶媒体。
  18. 【請求項18】 請求項17において、さらに、前記合
    焦すべき位置に合焦させたときの被写界深度に基づい
    て、前記撮像素子より出力される画像信号の輝度レベル
    の重み付けを行い、該重み付けが行われた輝度レベルに
    基づいて露出制御することを特徴とする動作処理プログ
    ラムを記憶した記憶媒体。
  19. 【請求項19】 画面上の予め定められた複数の位置に
    おける被写体距離に関する情報と、前記複数の位置のう
    ち合焦すべき位置に関する情報とに基づいて、撮像素子
    より出力される画像信号の輝度レベルの重み付けを行
    い、該重み付けが行われた輝度レベルに基づいて露出制
    御することを特徴とする撮像装置の動作処理プログラ
    ム。
  20. 【請求項20】 請求項19において、さらに、前記合
    焦すべき位置に合焦させたときの被写界深度に基づい
    て、前記撮像素子より出力される画像信号の輝度レベル
    の重み付けを行い、該重み付けが行われた輝度レベルに
    基づいて露出制御することを特徴とする動作処理プログ
    ラム。
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