JP2002228905A - 投射ミラー及び投射ミラーの取付構造 - Google Patents

投射ミラー及び投射ミラーの取付構造

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俊弘 植田
Taisuke Matsushita
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投射ミラーの反射面の位置精度がきわめて高
くなるように投射ミラーを保持部材に保持させることが
できる投射ミラーの取付構造を提供する。 【解決手段】 この投射ミラーの取付構造は、投射ミラ
ー10を保持部材20に対しボルト15によって取付け
たものである。投射ミラー10は、略方形の樹脂製の基
板11と、基板11の凸曲した前面に設けられた反射膜
と、基板11の側端面から突設されたフランジ12と、
基板11の下端辺に設けられた切欠部13とを有する。
保持部材20の後面から突設された凸部22,23に投
射ミラー10の反射面を当接させ、ボルト15をワッシ
ャ16を介して切欠部12a,13からタップ孔24に
ねじ込むことにより、投射ミラー10が保持部材20に
固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーバーヘッドプ
ロジェクター、ウインドーディスプレー、フロントデー
タプロジェクター等の投射デバイスに使用される非球面
投射ミラーと、投射ミラーの取付構造とに関するもので
ある。詳しくは、樹脂製の基板と、この基板の表面に形
成された反射膜とを有する投射ミラーと、投射ミラーの
取付構造とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】非球面投射ミラーは、例えば第7図のよ
うに、プロジェクタ1からの像を反射させ、拡大してス
クリーン3に投射させるものである。プロジェクタ1か
らの光は反射面に斜めに入射され、反射光も斜めに出射
される。この反射面は非球面となっており、プロジェク
タ1に近いサイドは反射面の曲率半径が大きく拡大倍率
が小さい。プロジェクタ1から遠ざかるほど反射面の曲
率半径が小さくなり、拡大倍率が大きくなる。
【0003】従来、この種の大型(平面面積150cm
以上)で高精度を要求される光学部品に使用される材
料は無機ガラスあるいはアルミ・鋼材等の金属材料が殆
どである。
【0004】これは無機ガラスあるいは金属材料の持つ
優れた光学精度、特に温度変化があっても歪みの少ない
画像が得られること、さらに精密切削加工・研磨加工適
性の高さによるものである。
【0005】しかしながら、ガラス製投射ミラーの場
合、製造に際し、ガラスが十分に溶融する700℃以上
まで均一に加熱して熱プレスする必要があり、このよう
な加熱装置を備えた装置自体が高価になるばかりか、加
熱・冷却時間を考慮するとサイクルタイムも長くなり、
また高温での圧縮に耐える高い形状精度及び耐久性を有
する金型も必要となることから、投射ミラーが非常に高
価なものとなってしまう。
【0006】また、アルミや鋼材等の金属材料を使用し
た場合は、一個一個について精密な切削加工、磨き加工
により製作する必要があるため、やはり投射ミラーが極
めて高価になる上、量産に適さない。
【0007】上記のような問題点を解決するために、成
形が比較的容易な熱可塑性樹脂材料により基板を製作
し、この基板の表面に反射用薄膜を形成することが考え
られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような樹脂製の基
板を有した投射ミラーは、金属製又はガラス製の投射ミ
ラーよりも剛性が低いので、保持部材に対しボルト等に
よって固定すると、ボルト等から加えられる応力によっ
て反射面が歪み、投射像に歪みが生じ易い。また、樹脂
製の基板を有した投射ミラーは、反射面精度を高くして
保持部材に取付ることが難しい。
【0009】さらに、成形時の残留応力などにより(ソ
リなど)、本来の非球面形状よりも多少ズレが生じる場
合がある。このような場合に、あらかじめ用意された保
持部材に取り付けられたとしても、投射像に歪が生じ
る。また、このような本来の非球面形状からのズレは、
成形品によってバラツキがあり、大きいものも小さいも
のもある。また、とくにこのようなズレは、投射倍率が
大きいほど投射像に大きな影響を与える。
【0010】本発明は、基板の位置ズレを解消するよう
に基板を位置調整することができる投射ミラー及び投射
ミラーの取付構造を提供することを目的とする。また、
本発明は、このようなボルト等の取付部材からの応力に
よる反射面の歪を解消又は減少させることができる投射
ミラー及び投射ミラーの取付構造を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)の投
射ミラーの取付構造は、樹脂製基板及び該基板前面に形
成された反射膜を有する非球面投射ミラーを保持部材に
取付けた投射ミラーの取付構造において、該保持部材
は、該投射ミラーの前面側に配置され、該投射ミラーの
前面に向かって突設された複数の凸部を備えており、該
投射ミラーは、その前面を該凸部に当接させて該保持部
材に取付けられていることを特徴とするものである。
【0012】かかる投射ミラーの取付構造にあっては、
反射面そのものが凸部に当接して位置決めされているの
で、保持部材に対する反射面の位置決め精度(面精度)
が極めて高い。
【0013】この保持部材は、該投射ミラーの前面の縁
部に対峙して配置された枠状部と、該枠状部から突設さ
れた前記凸部とを有するものであることが好ましい(請
求項2)。この枠状部を有した保持部材は強度及び剛性
が高いので、反射ミラーの保持がしっかりとしたものと
なる。なお、この場合、反射面への入射光及び出射光は
枠状部の内側を通過する。
【0014】この凸部の突出高さを調整可能とする(請
求項3)ことにより、投射ミラーの反射面の曲率を微調
整することができる。
【0015】本発明(請求項4)の投射ミラーの取付構
造は、非球面の反射面を有した投射ミラーを保持部材に
取付けた構造であって、該投射ミラーは、樹脂製の基板
と、該基板の表面に形成された反射膜とを有する投射ミ
ラーの取付構造において、該投射ミラーの辺部のうち非
球面の中心側の辺部又はその近傍が該保持部材に固定さ
れ、非球面の中心から遠い側の辺部又はその近傍が該保
持部材に対し反射面の出入り方向に位置調整可能に保持
されていることを特徴とするものである。
【0016】かかる投射ミラーの取付構造にあっては、
投射ミラーの非球面中心側の辺部又はその近傍を保持部
材に固定し、かつ位置合わせを行い非球面中心から遠い
側の辺部又はその近傍を反射面の出入り方向に位置調整
可能としているので、この非球面中心から遠い側の出入
りを調整することにより、反射面の曲率を微調整するこ
とができる。
【0017】さらに、大きく調整が必要な場合は、非球
面中心側の近部又はその近傍が該保持部材に固定された
部分も、反射面の出入り方向に調整可能とすることが好
ましい(請求項5)。
【0018】この場合、反射面に加えられる応力を小さ
くして反射面の歪を小さくするために、基板の側端面か
らフランジが突設され、該フランジが前記保持部材に取
付けられている構造とする(請求項6)ことが好まし
い。なお、フランジの保持部材と接触する面の表面粗度
は小さい方が良い。
【0019】本発明(請求項7)の投射ミラーは、非球
面の反射面を有した投射ミラーであって、樹脂製の基板
と、該基板表面に形成された反射膜とを有する投射ミラ
ーにおいて、該基板の側端面から該基板と一体に形成さ
れたフランジが突設されており、該フランジの厚さが該
基板の厚さよりも小さいことを特徴とするものである。
【0020】かかる投射ミラーは、フランジを保持部材
に連結することにより該保持部材に取付けられる。
【0021】このフランジを保持部材に取付けた場合、
投射ミラーの本体部分を直接的に保持部材に取付ける場
合に比べて反射に生じる歪を著しく小さくすることがで
きる。また、このフランジは厚さが小さいので、成形時
のフランジの収縮等が投射ミラーの本体側に与える影響
が小さく、投射ミラーの成形歪がきわめて小さいものと
なる。
【0022】このフランジの付け根部分と基板の側端面
との交叉隅角部を凹曲面とする(請求項8)ことによ
り、この付け根部付近の成形時のヒケ等の応力を緩和す
ることができ、反射面の歪を防止することができる。ま
た、この付け根部付近を凹曲面とすることにより、フラ
ンジ固定に伴ってフランジ付け根部付近に加えられる応
力を緩和することもできる。
【0023】このフランジには、ボルト等の取付部材を
挿通させるための貫通孔や切欠部を設けておくことが好
ましい(請求項9)。
【0024】なお、本発明において、基板は例えばポリ
カーボネート等の熱可塑性樹脂製とされる。反射膜とし
ては例えばアルミ又はアルミ合金薄膜とされる。ただ
し、これらの材料は一例であり、本発明は何らこれらに
限定されるものではない。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。なお、以下の実施の形態において、
反射面を上下方向とした各投射ミラーは、いずれも投射
ミラーの下方に非球面の中心が位置しており、反射面は
上部ほど曲率半径が大きくなっている。
【0026】第1図は実施の形態に係る投射ミラーの取
付構造の分解斜視図、第2図は第1図の投射ミラーの取
付構造の縦断面図である。
【0027】この投射ミラーの取付構造は、投射ミラー
10を保持部材20に対しボルト15によって取付けた
ものである。
【0028】投射ミラー10は、略方形の樹脂製の基板
11と、この基板11の凸曲した前面に形成された反射
膜(図示略)と、基板11の側端面から突設されたフラ
ンジ12と、基板11の下端辺の長手方向中央付近に設
けられた切欠部13とを有する。フランジ12には切欠
部12aが設けられている。
【0029】保持部材20は、略方形の枠状部21と、
この枠状部21の上部から後方に突設された凸部22
と、枠状部21の下部から後方に突設された凸部23
と、各凸部22,23の近傍において枠状部21に設け
られたタップ孔(めねじ孔)24とを有する。これらの
タップ孔24はフランジ12の切欠部12a及び下部の
切欠部13に重なり合う位置を占めるように設けられて
いる。符号25は枠状部21の中央開口部を示す。
【0030】第2図に示す通り、凸部22,23に投射
ミラー10の凸曲した反射面を当接させ、ボルト15を
ワッシャ16を介して切欠部12a,13からタップ孔
24にねじ込むことにより、投射ミラー10が保持部材
20に固定される。
【0031】この投射ミラー10の取付構造にあって
は、投射ミラー10の反射面が3個の凸部22,23に
よって位置決めされるため、反射面の位置決め精度がき
わめて高い。
【0032】なお、第1,2図では、凸部22,23は
枠状部21に固定されているが、第8図に示すように、
突出高さが調整可能な凸部22A,23Aを該枠状部2
1に設けてもよい。第8図では、凸部22A,23Aか
らネジ付きシャフト61が突設され、このシャフト61
が枠状部21の貫近孔63に挿通され、該シャフト61
の先端側にナット62が螺着されている。枠状部21と
凸部22A,23Aとの間には圧縮コイルバネ60が介
在されており、ナット62の締め込みを調整することに
より、凸部22A,23Aの突出高さが調整される。こ
の凸部22A,23Aの突出高さを調整することによ
り、投射ミラーの曲率を微調整することができる。
【0033】第3図(a)及び第4図(a)はそれぞれ
別の実施の形態に係る投射ミラー30,30Aの正面
図、第3図(b)及び第4図(b)は各投射ミラー3
0,30Aの右側面図である。
【0034】第3図の投射ミラー30は、合成樹脂製の
基板31と、この基板31の凸曲した前面に形成された
反射膜(図示略)と、この基板31の上部の側端面から
左右双方に突設されたフランジ32と、基板31の下端
面から突設されたフランジ33とを有する。各フランジ
32,33にはボルト挿通用の開口32a,33aが設
けられているが、開口の代わりに切欠部が設けられても
よい。
【0035】第4図の投射ミラー30Aは、第3図の投
射ミラー30に対し、さらに基板31の下部の側端面か
ら左右双方にフランジ34を突設したものである。フラ
ンジ34には開口34aが設けられているが、切欠部が
設けられてもよい。なお、各フランジ32,33,34
の板面は互いに平行である。各フランジ32,33,3
4の板面は、基板10の板面と略々同方向に延在してい
る。
【0036】これらの投射ミラー30,30Aは、下部
のフランジ33(投射ミラー30Aの場合はフランジ3
3,34)が投射ミラー保持部材に対し投射ミラー3
0,30Aの反射面の出入り方向移動不能にしっかりと
ボルト等によって固定される。
【0037】上部のフランジ32は、該保持部材に対
し、第5図のように投射ミラー30,30Aの反射面の
出入り方向(第5図の左右方向。これは、フランジ32
の板面と略垂直方向である。)に移動可能に支持され
る。第5図では、投射ミラー30,30Aの保持部材4
0にスタッドボルト41が固着されており、該スタッド
ボルト41がフランジ32の開口32aに挿通されてい
る。フランジ32と保持部材40との間にはスプリング
(コイルばね)44が介在される。このボルト41の先
端側には、ワッシャ42が嵌装され、ナット43が締め
込まれる。このナット43を回して第5図の左方向に螺
進させると、フランジ32は第5図の左方向に移動し、
ナット43を右方向に螺進させるとフランジ32は右方
向に移動する。
【0038】投射ミラー30,30Aの下部はフランジ
33,34によって剛に固定されているので、フランジ
32を反射面の出入り方向に微動させることにより、反
射面の曲率を微調整することができる。この場合、左右
のフランジ32の位置を別々に調整することもできる。
また、投射ミラー30,30Aの下部フランジ33(投
射ミラー30Aの場合はフランジ33,34)を反射面
の出入り方向に移動可能にして反射面の曲率を大きく変
化させたり全体の位置を前後に調整したりすることがで
きる。この場合は、左右のみ位置合わせを実施する。
【0039】本発明では、フランジは基板と一体に樹脂
にて成形され、各投射ミラーはフランジの厚さは、第1
図〜第5図の通り、基板の厚さより小さく設定されるこ
とが好ましい。このようにフランジの厚さを小さくする
ことにより、フランジの成形時の収縮等による応力を小
さくし、基板の歪を小さくすることができる。
【0040】この場合、第6図の投射ミラーのように、
基板51の端面とフランジ52の付け根部側との交叉隅
部を凹曲面とすることが好ましい。52aは開口を示
す。この凹曲面の曲率半径Rは0.1〜10mm程度が
好ましい。
【0041】このようにフランジの付け根付近を凹曲面
とすることにより、フランジの成形時に該付け根付近に
生じるヒケ等による応力を小さくすることができ、基板
の歪を著しく小さくすることができる。また、フランジ
52に対しボルトやスプリング等を介して加えられる力
によってこの付け根部付近に生じる応力が小さくなる。
【0042】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、投射ミラ
ーの反射面の位置精度がきわめて高くなるように投射ミ
ラーを保持部材に保持させることができる。また、本発
明によると、投射ミラーの反射面の歪が著しく少なくな
るように投射ミラーを取付けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る投射ミラーの取付構造の分解
斜視図である。
【図2】第1図の投射ミラーの取付構造の縦断面図であ
る。
【図3】別の実施の形態に係る投射ミラーの構成図であ
る。
【図4】さらに別の実施の形態に係る投射ミラーの構成
図である。
【図5】実施の形態に係る投射ミラーの取付構造を示す
フランジ部分の縦断面図である。
【図6】(a)図は異なる実施の形態に係る投射ミラー
のフランジ部分の斜視図、(b)図はその縦断面図、
(c)図はその水平断面図である。
【図7】投射ミラーを用いた投射装置の構成図である。
【図8】(a)図は別の実施の形態に用いられる保持部
材の斜視図、(b)図は(a)図のB−B線に沿う断面
図である。
【符号の説明】
2,10,30,30A 投射ミラー 11,31,51 基板 12,32,33,34,52 フランジ 20 保持部材 21 枠状部 22,23,22A,23A 凸部 24 タップ孔 40 保持部材 41 ボルト 44,45 スプリング 60 コイルバネ 61 シャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中丸 雅史 三重県四日市市東邦町1番地 三菱化学株 式会社四日市事業所内 (72)発明者 植田 俊弘 三重県四日市市東邦町1番地 三菱化学株 式会社四日市事業所内 (72)発明者 松下 泰典 三重県四日市市東邦町1番地 三菱化学株 式会社四日市事業所内 Fターム(参考) 2H042 DA01 DA11 DD09 DD14 DE04 2H043 AE07 AE17 AE23 CA10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製基板及び該基板前面に形成された
    反射膜を有する非球面投射ミラーを保持部材に取付けた
    投射ミラーの取付構造において、 該保持部材は、該投射ミラーの前面側に配置され、該投
    射ミラーの前面に向かって突設された複数の凸部を備え
    ており、 該投射ミラーは、その前面を該凸部に当接させて該保持
    部材に取付けられていることを特徴とする投射ミラーの
    取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記保持部材は、該
    投射ミラーの前面の縁部に対峙して配置された枠状部
    と、該枠状部から突設された前記凸部とを有することを
    特徴とする投射ミラーの取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、該凸部は突出
    高さが調整可能であることを特徴とする投射ミラーの取
    付構造。
  4. 【請求項4】 非球面の反射面を有した投射ミラーを保
    持部材に取付けた構造であって、 該投射ミラーは、樹脂製の基板と、該基板の表面に形成
    された反射膜とを有する投射ミラーの取付構造におい
    て、 該投射ミラーの辺部のうち非球面の中心側の辺部又はそ
    の近傍が該保持部材に固定され、非球面の中心から遠い
    側の辺部又はその近傍が該保持部材に対し反射面の出入
    り方向に位置調整可能に保持されていることを特徴とす
    る投射ミラーの取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項4において、非球面中心側の辺部
    又はその近傍の保持部材も反射面の出入り方向に位置調
    整可能であることを特徴とする投射ミラーの取付構造。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5において、前記基板の端
    面からフランジが突設され、該フランジが前記保持部材
    に取付けられていることを特徴とする投射ミラーの取付
    構造。
  7. 【請求項7】 非球面の反射面を有した投射ミラーであ
    って、樹脂製の基板と、該基板表面に形成された反射膜
    とを有する投射ミラーにおいて、 該基板の側端面から該基板と一体に形成されたフランジ
    が突設されており、 該フランジの厚さが該基板の厚さよりも小さいことを特
    徴とする投射ミラー。
  8. 【請求項8】 請求項7において、該フランジの付け根
    部分と基板の側端面との交叉隅角部が凹曲面となってい
    ることを特徴とする投射ミラー。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8において、該フランジに
    取付部材挿通用の貫通孔又は切欠部が設けられているこ
    とを特徴とする投射ミラー。
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