JP2007010980A - ミラー保持構造及び投射光学装置 - Google Patents

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孝平 亘
Masayuki Imaoka
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Abstract

【課題】 ミラーを反射面が高精度で位置決めされるように保持し、かつミラーの歪みを防止する。
【解決手段】 凸面ミラー28は、回転対称軸Lを有する反射面28aを備える。回転対称軸Lは凸面ミラー28の形状の外側に位置する。ミラーホルダ45の円弧状突起105は、回転対称軸Lを中心とし、かつ反射面28a上の有効領域111の外側に位置している円弧106を支持する。ミラーホルダ45の点状突起108は、反射面28a上の有効領域111の外側であって、かつ円弧106よりも回転対称軸L側を支持する。
【選択図】図8

Description

本発明は、リアプロジェクションテレビ、ビデオプロジェクタのような投射型画像表示装置を含む種々の画像表示装置の投射光学系、プリンタヘッド等に適用されるミラー保持構造に関する。また、本発明はかかるミラー保持構造を備える投射光学装置に関する。
特許文献1には保持枠に3つの突起を設ける一方、ミラーの端面に凸部を設け、凸部を保持枠にねじ止めすることによりミラーを保持枠に付勢するミラー保持構造が開示されている。ミラーの反射面が突起に対して押し付けられ、それによってミラーが保持枠に保持される。
しかし、特許文献1に記載のミラー保持構造では、保持枠の突起は単にねじ止め位置付近に設けられているに過ぎないので、反射面が高精度で位置決めされるようにミラーを保持することができない。特に、ミラーの反射面の回転対称軸がミラーの形状の外側に位置する場合、特許文献1のミラー保持構造では高精度でミラーを保持することができない。また、ミラーを保持枠に対して付勢している位置、すなわちねじ止め位置とミラーが押し付けられている突起とは同一位置になく、両者の位置にはずれがある。そのため、ねじ止めによる付勢力がねじ止め位置と突起との間の領域でミラーを曲げるように作用し、その結果ミラーに歪みが生じる。さらに、端面に凸部を有する点でミラーの構造が複雑であり、ミラー製造用の金型も複雑な形状となり、コスト高となると共に製造時にひけ等の不具合が生じやすい。
特開2002−228905号公報
本発明は、反射面の回転対称軸がそれ自体の形状の外側に位置するミラーを反射面が高精度で位置決めされるように保持し、かつミラーの歪みを防止することができる簡易な構造のミラー保持構造を提供することを課題とする。
本発明は、回転対称軸を有する反射面を備え、かつ前記回転対称軸がそれ自体の形状の外側に位置するミラーと、前記回転対称軸を中心とし、かつ前記反射面上の有効領域の外側に位置している第1の円弧の少なくとも一部を支持する第1の支持部と、前記反射面上の前記有効領域の外側であって、かつ前記第1の円弧よりも前記回転対称軸側を支持する第2の支持部とを有するミラーホルダとを備えることを特徴とする、ミラー保持構造を提供する。
ミラーの反射面は、回転対称軸を中心とする第1の円弧の少なくとも一部と、第1の円弧よりも回転対称軸側の部分とがミラーホルダで支持される。そのため、反射面の回転対称軸を形状内に持たないミラーを、反射面が高精度で位置決めされるようにミラーホルダで保持できる。
反射面は、回転対称軸を有していれば球面であっても楕円面、放物面、双曲面等の非球面であってもよい。有効領域とは、反射面のうち光線を反射するために使用される領域をいう。
具体的には、ミラー保持構造は、前記ミラーの前記反射面とは反対側の面の前記ミラーホルダの前記第1及び第2の支持部と対応する位置を、それぞれ前記ミラーホルダに向けて付勢する第1及び第2の付勢手段をさらに備える。
ミラーはその反射面がミラーホルダの第1及び第2の支持部に支持され、かつ第1及び第2の付勢手段がミラーの反射面とは反対側の面をミラーホルダに向けて付勢する。従って、ミラーをミラーホルダに保持するために凸部等の複雑な形状をミラーに設ける必要がなく、ミラーの構造が簡易である。そのため、ミラー製造用の金型の形状も簡易なものとなり、ミラー製造に要するコストを低減できると共に、ミラー製造時にひけ等の不具合が発生するのを防止できる。
また、第1及び第2の付勢手段は、ミラーの反射面とは反対側の面の第1及び第2の支持部に対応する位置をミラーホルダに向けて付勢する。換言すれば、ミラーをミラーホルダに対して付勢する位置は、ミラーがミラーホルダで支持される位置と一致しており、両者の位置にずれがない。そのため、付勢手段でミラーを付勢することに起因するミラーの歪みが防止される。
例えば、前記第1及び第2の付勢手段は、一端側がミラーホルダに固定され、他端側がミラーに係合する押さえばねのようなミラーをミラーホルダに向けて弾性的に付勢する弾性手段からなる。
具体的には、前記第1の支持部は、前記第1の円弧上に配置された円弧状突起を備える。また、前記第1の支持部は、前記第1の円弧上に配置された点状突起を備えてもよい。
反射面が高精度で位置決めされるようにミラーをミラーホルダに保持するには、前記第2の支持部は、前記反射面の有効領域の中心に対して前記第1の支持部とは反対側に位置することが好ましい。
また、前記第2の保持部は、前記回転対称軸を中心とし、かつ前記第1の円弧よりも径が小さい前記反射面上の第2の円弧の少なくとも一部を支持することが好ましい。
ミラーの反射面は共に回転対称軸を中心とする同軸の第1及び第2の円弧の少なくとも一部が、ミラーホルダの第1及び第2の保持部で支持される。よって反射面がより高精度で位置決めされるように、ミラーをミラーホルダに保持することができる。
具体的には、前記第2の支持部は、前記第2の円弧上に配置された円弧状突起を備える。また、前記第2の支持部は、前記第2の円弧上に配置された点状突起を備えてもよい。
反射面に加え、ミラーの端面がミラーホルダで支持される。具体的には、前記ミラーは前記回転対称軸が延びる方向に拡がる複数の端面を備え、前記ミラーホルダは、前記複数の端面のいずれかを支持する第3の支持部を備える。
例えば、前記第3の支持部は、前記ミラーの複数の端面のうち、前記反射面の有効領域の中心に対して前記回転対称軸側に位置する端面を支持する。
この場合、前記第3の支持部は、前記回転対称軸と同軸に配置され、かつ外周面で前記ミラーの前記端面を支持する円柱部からなり、この円柱部に前記回転軸と同軸の位置決め用の孔又は凸部が形成されているが好ましい。
円柱部からなる第3の支持部に形成された位置決め用の孔や凸部を他の部品との取付基準とすることにより、ミラー及びミラーホルダを他の部品に対して高精度で組み付けることができる。
あるいは、前記第3の支持部は、前記ミラーの複数の端面のうち、前記反射面の有効領域の中心に対して前記回転対称軸側とは反対側に位置する端面を支持してもよい。
この場合、前記ミラーの前記第3の支持部で支持される前記ミラーの端面は、前記回転対称軸を中心とする円筒面であり、前記ミラーホルダの第3の支持部は、前記回転対称軸を中心とし、かつ前記ミラーの円筒面と同径の円筒面であることが好ましい。
有効領域の中心に対して回転対称軸側とは反対側のミラーの端面を円筒面とし、この円筒面からなる端面を同軸で同径の円筒面からなるミラーホルダの第3の支持部で支持する。従って、反射面がより高精度で位置決めされた状態でミラーホルダにミラーに保持できる。
また、本発明は、前記のミラー保持構造によって保持されたミラーを少なくとも一つ備える投射光学装置を提供する。投射光学装置には、リアプロジェクションテレビ、ビデオプロジェクタのような投射型画像表示装置を含む種々の画像表示装置の投射光学系、プリンタヘッドの投射光学系等がある。
本発明のミラー保持構造では、形状内に反射面の回転対称軸を持たないミラーを反射面が高精度で位置決めされるように保持し、かつミラーの歪みを防止できる。また、ミラーの形状が簡易であるので、ミラー製造用の金型の形状も簡易なものとなり、ミラー製造に要するコストを低減できると共に、ミラー製造時にひけ等の不具合が発生するのを防止できる。
(第1実施形態)
図1は、後述する凸面ミラー28の保持に本発明の第1実施形態に係るミラー保持構造を採用した投射光学系(投射光学装置)6を備えるリアプロジェクションテレビ(リアプロTV)1を示す。リアプロTV1のケーシング2内には、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)3、このDMD3に照明光を照射する照明光学系を備える照明光学系ユニット5、及びDMD3で反射された投射光、すなわち画像光を拡大投射する投射光学系6を備える投射光学系ユニット7が収容されている。また、ケーシング2の前面上方には、投射光学系6で拡大された画像が2枚の平面ミラー8A,8Bを介して投射されるスクリーン9が配設されている。
図2を併せて参照すると、ケーシング2内の下部には、照明光学系ユニット5の筐体10に加え、投射光学系ユニット7の下側台座部品11と上側台座部品12が収容されている。筐体10内には、照明光学系を構成する放電ランプ、放物面鏡、コンデンサーレンズ、カラーホイール、インテグレータロッド、リレーレンズ等の光学部品が保持されている。また、下側及び上側台座部品11,12により、DMD3と投射光学系6の光学部品が保持されている。
照明光学系ユニット5は、図3に図示するエントランスレンズ21を介して、均一な強度分布を持つ時分割で色分解された光束をDMD3に照射する。DMD3は、多数の微小なミラー素子を二次元配置してなるミラー面を備え、個々のミラー素子の反射角度を互いに独立して2方向に切り換えることで照明光を変調する。
図1及び図3を参照すると、投射光学系6は4枚の曲面ミラー25,28,30,31、2枚の収差補正板27,29、及び1個の可変絞り機構26を備える。詳細には、DMD3側から順に、凹面ミラー25、可変絞り機構26、第1収差補正板27、凸面ミラー28、第2収差補正板29、第1自由曲面ミラー30、及び第2自由曲面ミラー31が配置されており、DMD3からの画像光はこの順でスクリーン9側へ導かれる。凹面ミラー25は球面ミラーで、凸面ミラー28は回転対称非球面ミラーである。また、凹面ミラー25と凸面ミラー28は光束径が比較的小さい状態の画像光を反射するので、熱変形を生じにくいガラス材料からなる。第1自由曲面ミラー30は凹面ミラーであり、第2自由曲面ミラー31は凸面ミラーである。第1及び第2収差補正板27,29は光学的に殆どパワーを有しない。第1及び第2自由曲面ミラー30,31と第1及び第2収差補正板27,29は樹脂材料からなる。
図3から図6を参照すると、下側台座部品11は単一の部材からなり、全体として水平方向に延びる第1筒状部35と第2筒状部36を備える。第2筒状部36は第1筒状部35と連続して形成されており、第1筒状部35よりも図3において左側上方に位置している。図3に示すように、第1筒状部35は一方の端部(図3において左側)の下側部を閉じる下側端部壁35a、及び一方の端部の上側部を閉じる上側端部壁35bを備え、他方の端部(図3において右側)に開口部35cが形成されている。一方、第2筒状部36は、一方の端部(図3において右側)の上側部を閉じる端部壁36aを備え、他方の端部(図3において左側)に開口部36bが形成されている。また、第2筒状部36の上部外側に載置部36c(図2及び図4参照)が設けられている。
第1筒状部35の開口部35cは、DMD3を保持した画像形成素子保持板38により密閉状態で閉鎖されている。DMD3はその背面側が基板39に実装され、ヒートシンク40が連結されている。第1筒状部35の下側端部壁35aに形成された開口部35dには、照明光学系のエントランスレンズ21が取り付けられている。第1筒状部35の上側端部壁35bには、第1筒状部35の内部と第2筒状部36の内部を連通させる開口部35eが形成されている。この開口部35eは防塵用のカバーガラス41で閉鎖されている。
第2筒状部36の開口部36bには凹面ミラー25が取り付けられている。また、第2筒状部36の内部には可変絞り機構26が配設されている。さらに、第2筒状部36の端部壁36aに形成された開口部36eには、第1収差補正板27が取り付けられている。第2筒状部36の第1収差補正板27よりも外側には、後に詳述する凸面ミラー28が取り付けられている。第2筒状部36の外側上方に形成された開口部36dには、第2収差補正板29が取り付けられている。
上側台座部品12には、第1及び第2自由曲面ミラー30,31が取り付けられている。図5を参照すると、上側台座部品12は中央に開口部12aが形成された基板部12bを備え、この基板部12bが前述の下側台座部品11の載置部36c上に固定されている。下側台座部品11の凸面ミラー28を取り付けた部分が開口部12a内に位置し、第2収差補正板29を取り付けた部分が開口部12aを貫通して基板部12bの上方に位置している。
次に、図7から図14を参照して凸面ミラー28及びその保持構造を詳述する。凸面ミラー28はミラーホルダ45に保持されており、ミラーホルダ45は下側台座部品11に固定されている。
図8を参照すると、本実施形態ではガラス材料からなる凸面ミラー28は、全体として扁平な直方体状を呈する。ミラー28の前面は、光線を反射させるために金属膜等がコーティングされた光学面ないしは反射面28aである。反射面28aは回転対称軸Lを有する非球面、すなわち回転対称非球面である。反射面28aの回転対称軸Lは凸面ミラー28の形状の外側に位置している。換言すれば、凸面ミラー28は形状内に回転対称軸Lを持たない。図14を併せて参照すると、反射面28aの縁部周辺を除く中央部分には光線を反射するために使用される有効領域101が設定されている。凸面ミラー28の反射面28aと回転対称軸Lの方向に対向する面、すなわち反射面45aとは反対側の面(反対面)28bは、反射面28aと同様の曲面である。凸面ミラー28の4つの端面、すなわち上端面28c、左右の横端面28d,28f、及び下端面28eはいずれも平坦面である。
図8を参照すると、本実施形態では樹脂材料からなるミラーホルダ45は、全体として扁平な直方体状であり、その中央に背面側から前面側に貫通するミラー収容開口102が形成されている。ミラー収容開口102の図において左右両側には下側台座部品11(例えば、図6参照)への取付部103,104が設けられている。図7、図9、及び図10に示すように、凸面ミラー28は図において下側部分がミラー収容開口102に収容されている。図9に示すように、有効領域101を含む反射面28の大部分が、ミラー収容開口102を介してミラーホルダ45の前面側に露出している。後述するばね部材114,115によって凸面ミラー28がミラーホルダ45に向けて弾性的に付勢され、それによって凸面ミラー28の反射面28a、下端面28e、及び一方の横端面28dがミラーホルダ45に支持されている。
図8及び図10から図12を参照すると、ミラーホルダ45の背面側のミラー収容開口102の図において上方側の縁部は、凸面ミラー28の反射面28aの上端付近を円弧当たりで支持する円弧状突起(第1の支持部)105である。図14に示すように、この円弧状突起105は、凸面ミラー28の反射面28aの回転対称軸Lを中心とし、かつ反射面28aの有効領域101の外側(上側)に位置する円弧(第1の円弧)106上に配置されている。図11に最も明瞭に示すように、本実施形態では、ミラーホルダ45の背面側から見て円弧状突起105の左右両端側の部分105a,105bが凸面ミラー28の反射面28aを支持しており、これらの部分105a,105bに挟まれた中央付近の部分105cは反射面28aに当接していない。
図8及び図10から図12を参照すると、ミラーホルダ45の前面側には、ミラー収容開口102内の下側隅部(背面側から見て右下隅部)に突出する板状の突出部107が設けられている。この突出部107には、ミラーホルダ45の前面側から背面側に向けて突出する半球状の点状突起(第2の支持部)108が設けられている。この点状突起108は、反射面28aの有効領域101の外側の部位のうち第1円弧状突起105が配置されている円弧106よりも回転対称軸L側の箇所、詳細には有効領域101の外側の部位のうち有効領域101の中心101aよりも回転対称軸L側の箇所を点当たりで支持する。
図7から図11及び図14を参照すると、ミラーホルダ45は、ミラー収容開口102の下側中央部に配置された円筒部(第3の支持部)111を備える。この円筒部111は、ミラーホルダ45の背面側から前面側まで反射面28aの回転対称軸Lと同方向に延びており、図において上側部がミラー収容開口102内に位置している。ミラー収容開口102内に位置している円筒部111の外周面111aの図において上端部111bは、凸面ミラー28の下端面28e、すなわち凸面ミラー28の4つの端面のうち、反射面28aの有効領域101の中心101aに対して回転対称軸L側に位置する端面を直線当たりで支持する。図14に示すように、円筒部111は反射面28aの回転対称軸Lと同軸の孔111cを備える。
図7から図11及び図14を参照すると、ミラーホルダ45は、ミラー収容開口102の側部(背面側から見て右側部)に配置された円筒部(第3の支持部)112を備える。この円筒部112はミラーホルダ45の背面側から前面側まで反射面28aの回転対称軸Lと同方向に延びており、背面側から見て左側部がミラー収容開口102内に位置している。ミラー収容開口102内に位置している円筒部112の外周面112aの図において左側の側端部112bは、凸面ミラー28の背面側から見て右側の横端面28bを直線当たりで支持する。
図7及び図8を参照すると、凸面ミラー28は2つのばね部材(付勢手段)114,115によってミラーホルダ45に向けて弾性的に付勢され、それによってミラーホルダ45の円弧状突起105、点状突起108、円筒部111、及び円筒部112で支持されている。
ばね部材114は、ミラーホルダ45のミラー収容開口102より上側の部分に固定される細長い矩形状の基部114aと、この基部114aから延びる4つのばね片部114b〜114eを備える。基部114aには一対の貫通孔114f,114gが形成されており、この貫通孔114f,114gに挿通したねじ116A,116Bをミラーホルダ45に形成された対応するねじ孔117,118にねじ込むことにより、ばね部材114がミラーホルダ45に対して固定されている。
ばね片部114b,114c(第1の付勢手段)は基部114aの両端からミラーホルダ45の背面側に突出しており、凸面ミラー28の反対面28bまで回り込んだ先端に円弧状に湾曲した当たり部114h,114iを備える。これらの当たり部114h,114iは凸面ミラー28の反対面28bに当接しており、ばね片部114b,114cは凸面ミラー28をミラーホルダ45に向けて弾性的に付勢している。これらばね片部114b,114cの弾性的な付勢力により、凸面ミラー28の反射面28aは円弧106の部分が円弧状突起105の部分105a,105bに円弧当たりで支持されている。これらの当たり部114h,114iは、凸面ミラー25の反対面28bのうち、円弧状突起105の部分105a,105bと対応する位置、すなわち反射面28aが円弧状突起105で支持される位置と対応する位置をミラーホルダ45に向けて付勢している。
ばね片部114dは基部114aの中央付近からミラーホルダ45の背面側に向けて突出しており、先端に円弧状に湾曲した当たり部114jを備える。この当たり部114jは凸面ミラー28の上端面28cをミラーホルダ45に向けて下向きに付勢している。このばね片部114dの弾性的な付勢力により、凸面ミラー28の下端面28eが円筒部111の上端部111bに直線当たりで支持されている。
ばね片部114eは基部114aの図において左側の端部から側方に向けて突出しており、先端に円弧状に湾曲した当たり部114kを備える。この当たり部114kは凸面ミラー28の図において左側の横端面28fをミラーホルダ45に向けて横向きに弾性的に付勢している。このばね片部114eの弾性的な付勢力により、凸面ミラー28の図において右側の横端面28dが円筒部112の側端部112bに直線当たりで支持されている。
ばね部材115は、ミラーホルダ45のミラー収容開口102より図において右側下部に固定される矩形状の基部115aと、この基部115aから延びる1つのばね片部115bを備える。基部115aには貫通孔115cが形成されており、この貫通孔115cに挿通したねじ116Cをミラーホルダ45に形成された対応するねじ孔119にねじ込むことにより、ばね部材115がミラーホルダ45に対して固定されている。
ばね片部(第2の付勢手段)115bは基部115aの図において左端部から横方向に突出しており、ミラーホルダ45の背面側に回り込んだ先端に円弧状に湾曲した湾曲した当たり部115dを備える。この当たり部115dは凸面ミラー28の反対面28bに当接しており、ばね片部115bは凸面ミラー28をミラーホルダ45に向けて弾性的に付勢している。このばね片部115bの弾性的な付勢力により、凸面ミラー28の反射面28aは円弧106よりも有効領域101の中心101aに対して回転対称軸L側の部分が点状突起108によって点当たりで支持されている。当たり部115dは、凸面ミラー25の反対面28bのうち、点状突起108と対応する位置、すなわち反射面28aが円弧状突起105で支持される位置と対応する位置をミラーホルダ45に向けて付勢している。
本実施形態では、凸面ミラー28の反射面28aのうち、回転対称軸Lを中心とする円弧106の部分がミラーホルダ45の円弧状突起105で支持され、円弧106よりも回転対称軸L側の部分がミラーホルダ45の点状突起108により支持される。そのため、回転対称軸Lをそれ自体の形状内に持たない凸面ミラー28を、反射面28aが高精度で位置決めされるようにミラーホルダ45で保持できる。反射面28aに加え、凸面ミラー28は下端面28eと横端面28dがミラーホルダ45の円筒部111,112で支持されている。この端面の支持も反射面28aの高精度の位置決めに寄与している。
また、ばね部材114,115のばね片部114b,114c,114d,115bは、凸面ミラー28の反対面28a上のそれぞれ円弧状突起105の部分105a、円弧状突起105の部分105b、及び点状突起108と対応する位置をミラーホルダ45に付勢している。換言すれば、ばね部材114,115が凸面ミラー28をミラーホルダ45に対して付勢する位置は、凸面ミラー28がミラーホルダ45で支持される位置と一致しており、両者の位置にずれがない。そのため、ばね部材114,115で凸面ミラー28を弾性的に付勢することに起因する凸面ミラー28の歪みを防止できる。
さらに、凸面ミラー28をミラーホルダ45に保持するために凸部等の複雑な形状を凸面ミラー28に設ける必要がなく、凸面ミラー28の構造が簡易である。そのため、凸面ミラー28の製造用の金型の形状も簡易なものとなり、凸面ミラー28の製造に要するコストを低減できると共に、凸面ミラー28の製造時にひけ等の不具合が発生するのを防止できる。
図5及び図6を参照すると、下側台座部品11は開口部36dの左右両側から外側に突出する一対の台座部32を備える。台座部32の先端面32aには、2個のねじ孔33と1個の位置決め突起34が設けられている。凸面ミラー28を保持したミラーホルダ45は、取付部103,104に形成された貫通孔103a,103b,104a,104bにねじを挿通してねじ孔33に螺合することで、下側台座部品11の台座部32に固定されている。図9に示すように、ミラーホルダ45の前面側には台座部32の位置決め突起が挿入される孔113,120が形成されている。
なお、前述のようにミラーホルダ45の円筒部111には凸面ミラー28の反射面28aの回転対称軸Lと同軸の孔111cを設けているので、この孔111cを他の部品との取付基準とし、凸面ミラー28及びミラーホルダ45を他の部品に対して高精度で組み付けることも可能である。
図15(A)〜(D)は、第1実施形態の変形例を示す。図15(A)に示すように、円弧状突起105は図において左右の部分105a,105bのみでなく中央付近の部分105cも反射面28aに当接していてもよい。図15(B)に示すように、複数個(この例では2個)の円弧状突起105を設けてもよい。図15(C)に示すように、円弧状突起105に代えて、円弧106上に互いに間隔をあけて配置される複数個(この例では3個)の点状突起121をミラーホルダ45に設けても良い。図15(D)に示すように、円弧106上に配置される円弧状突起105と点状突起121をミラーホルダ45に設けても良い。
図16は投射光学系6が備える凹面ミラー25の保持構造の一例を示す。凹面ミラー25の反射面25aの周囲に反射面25aの回転対称軸L’と直交する平坦面25aを設けている。また、ミラーホルダ130にも凹面ミラー25の平坦面25aが当接する平坦面130aが形成されている。凹面ミラー25の反射面25aには製造上アス成分があるが、矢印A1に示す回転対称軸L’と直交する方向(凹面ミラー25の径方向)の凹面ミラー25の変位、及び矢印A2に示す回転対称軸L’周りの凹面ミラー25の回転により、凹面ミラー25が所望の光学性能を発揮するように調整が可能である。
(第2実施形態)
図17から図24は本発明の第2実施形態に係るミラー保持構造を採用した凸面ミラー28及びミラーホルダ45を示す。第1実施形態と同様に、本実施形態の凸面ミラー28及びミラーホルダ45は、図1から図6を参照した説明したリアプロTV1の投射光学系6の一部を構成する。本実施形態において第1実施形態と同一の要素には図面中で同一の符号を付している。
図18及び図20から図22を参照すると、ミラーホルダ45の背面側のミラー収容開口102の図において上方側の縁部は、凸面ミラー28の反射面28aの上端付近を円弧当たりで支持する円弧状突起(第1の支持部)105である。図24に示すように、この円弧状突起105は、凸面ミラー28の反射面28aの回転対称軸Lを中心とし、かつ反射面28aの有効領域101の外側(上側)に位置する円弧(第1の円弧)106上に配置されている。図21に最も明瞭に示すように、ミラーホルダ45の背面側から見て円弧状突起105の左右両端側の部分105a,105bが凸面ミラー28の反射面28aを支持する一方、中央付近の部分105cは反射面28aに当接していない。
図18及び図20から図23を参照すると、ミラーホルダ45の前面側には、ミラー収容開口102内の下側両隅部(背面側から見て右下隅部と左下隅部)に突出する板状の突出部207,208が形成されている。これらの突出部207,208には、ミラーホルダ45の前面側から背面側に向けて突出する円弧状突起209,210が形成されている。図24を併せて参照すると、これらの円弧状突起209,210は、凸面ミラー28の反射面28aの回転対称軸Lを中心とし、かつ円弧106よりも径が小さい反射面28a上の別の円弧211(第2の円弧)上に配置されている。
また、図17から図21及び図24を参照すると、ミラーホルダ45は、ミラー収容開口102の下側中央部に配置された凸面ミラー28の下端面28eを支持するための円筒部(第3の支持部)111と、ミラー収容開口102の側部(背面側から見て右側部)に配置された凸面ミラー28の横端面28dを支持するための円筒部(第3の支持部)112とを備える。
図17、図18、及び図20を参照すると、凸面ミラー28は3つのばね部材(付勢手段)114,115,215によってミラーホルダ45に向けて弾性的に付勢され、それによってミラーホルダ45の円弧状突起105、円弧状突起209,210、円筒部111、及び円筒部112で支持されている。
ばね部材114,115の形状は第1実施形態同様である。ばね部材215は、背面側から見てミラー収容開口102の左側に位置されている点を除いて、ばね部材115と同様の構造を有する。詳細には、ばね部材215は、ミラーホルダ45のミラー収容開口102に対して図において左側下部に固定される矩形状の基部215aと、この基部215aから延びる1つのばね片部215bを備え、基部215aの貫通孔215cに挿通したねじ116Dをミラーホルダ45に形成された対応するねじ孔216にねじ込むことにより、ミラーホルダ45に対して固定されている。
ばね部材114の2つのばね片部114b,114cの当たり部114h,114iが凸面ミラー28の反対面28bに当接し、凸面ミラー28をミラーホルダ45に向けて弾性的に付勢している。これらばね片部114b,114cの弾性的な付勢力により、凸面ミラー28の反射面28aは円弧106の部分が円弧状突起105の部分105a,105bに円弧当たりで支持されている。
また、ばね部材115,215のばね片部115b,215bの当たり部115d,215dが凸面ミラー28の反対面28bに当接し、凸面ミラー28をミラーホルダ45に向けて弾性的に付勢している。これらばね部材115,215の弾性的な付勢力により、凸面ミラー28の反射面28aは、有効領域101の中心101aに対して円弧106と反対側にある円弧211の部分が円弧状突起209,210によって円弧当たりで支持されている。
凸面ミラー28の下端面28eは、ばね部材114のばね片部114dの弾性的付勢力によりミラーホルダ45の円筒部111の上端部111bによって直線当たりで支持される。また、凸面ミラー28の横端面28dは、ばね部材114のばね片部114eの弾性的付勢力によりミラーホルダ45の円筒部112の側端部112bによって直線当たりで支持される。
本実施形態では、凸面ミラー28の反射面28aは、共に回転対称軸Lを中心とし、かつ有効領域101の中心を挟んで反射面28aの上側と下側に位置する2つの円弧106,211の部分がミラーホルダ45の円弧状突起105,207,208によって支持される。よって、反射面28aがより高精度で位置決めされるように、凸面ミラー28をミラーホルダ45に保持することができる。
第2実施形態のその他構成及び作用は第1実施形態と同様である。
図25(A)〜(D)は、第2実施形態の変形例を示す。図25(A)に示すように、円弧状突起105は図において左右の部分105a,105bのみでなく中央付近の部分105aも反射面28aに当接していてもよい。図25(B)に示すように、円弧211上で反射面28aに当接する円弧状突起220は1つであってもよい。逆に、円弧211上で反射面28aに当接する円弧状突起は3個以上であってもよい。図25(C)に示すように、円弧状突起に代えて円弧211上で反射面28aを支持する複数個(この例では背面側から見て有効領域111の中心11aに対して左右2個ずつで合計4個)の点状突起222を設けてもよい。図25(D)に示すように、反射面28aの円弧106上の部分も円弧状突起ではなく複数個(この例では3個)の点状突起223で支持し、反射面28aを点状突起222,223のみで支持してもよい。
(第3実施形態)
図26から図33は本発明の第3実施形態に係るミラー保持構造を採用した凸面ミラー28及びミラーホルダ45を示す。第1実施形態と同様に、本実施形態の凸面ミラー28及びミラーホルダ45は、図1から図6を参照した説明したリアプロTV1の投射光学系6の一部を構成する。
図27及び図33を参照すると、本実施形態では凸面ミラー28の4つの端面のうち、反射面28aの有効領域101の中心101aに対して回転対称軸L側とは反対側に位置する端面である上端面28cが、平坦面ではなく円筒面である。具体的には、上端面28cは回転対称軸Lを中心とする円筒面である。
図27及び図29から図31を参照すると、ミラーホルダ45にはミラー収容開口102の円弧状突起105よりも僅かに上方の部位から背面側に突出する円弧状のミラー端面受け部301が形成されている。このミラー端面支持部301の内面(下面)であるミラー端面支持面(第3の支持部)301aは、反射面28aの回転対称軸Lを中心とし、かつ凸面ミラー28の上端面28aと同径の円筒面である。凸面ミラー28の上端面28aは、このミラー端面支持面301aで支持される。なお、上端面28aがミラーホルダ45で支持されるので、凸面ミラー28の下端面28eを支持するための円筒部111(例えば、図7参照)はミラーホルダ45に設けられていない。
また、図27、図30、及び図31を参照すると、ミラーホルダ45は、凸面ミラー28の反射面28aを支持する点状突起108が形成された突出部107をミラー収容開口102内の背面側から見て右下隅部に備えている。さらに、ミラーホルダ45は、凸面ミラー28の横端面28dを支持するための円筒部112をミラー収容開口102の背面側から見て右側部に備えている。
図26、図27、及び図29を参照すると、凸面ミラー28は2つのばね部材302,303によってミラーホルダ45に向けて弾性的に付勢され、それによってミラーホルダ45の円弧状突起105、点状突起108、ミラー端面支持部301、及び円筒部112で支持されている。
ばね部材302は、ミラーホルダ45のミラー収容開口102より上側の部分に固定された矩形状の基部302aと、この基部302aの両端からミラーホルダ45の背面側に延びる2つのばね片部302b,302cを備える。基部302aには一対の貫通孔302d,302eが形成されており、この貫通孔302d,302eに挿通したねじ306A,306Bをミラーホルダ45に形成された対応するねじ孔307,308にねじ込むことにより、ばね部材302がミラーホルダ45に対して固定されている。凸面ミラー28の反対面28bまで回り込んでいるばね片部302b,302cの先端には、凸部302f,302gが形成されている。これらの凸部302f,302gは凸面ミラー28の反対面28bに当接しており、ばね片部302b,302cは凸面ミラー28をミラーホルダ45に向けて弾性的に付勢している。これらばね片部302b,302cの弾性的な付勢力により、凸面ミラー28の反射面28aは円弧106の部分が円弧状突起105に円弧当たりで支持され、かつ有効領域101の中心101aよりも回転対称軸L側の部分が点状突起108で支持されている。
ばね部材303はミラーホルダ45のミラー収容開口102の背面側から見て左側の部分に固定された基部303a、基部303aの下端からミラーホルダ45の背面に沿って延びるばね片部303b、及び基部303の上端からミラーホルダ45の背面側に延びるばね片部303cを備える。基部303aには一対の貫通孔303d,303eが形成されており、この貫通孔303d,303eに挿通したねじ306C,306Dをミラーホルダ45に形成された対応するねじ孔309,310にねじ込むことにより、ばね部材303がミラーホルダ45に対して固定されている。
凸面ミラー28の下端面28eまで延びているばね片部303bの先端には凸部303fが形成されている。この凸部303fは凸面ミラー28の下端面28eに当接しており、ばね片部303bは凸面ミラー28をミラーホルダ45に向けて弾性的に付勢している。このばね片部303bの弾性的な付勢力により、円筒面である凸面ミラー28の上端面28eは、同径の円筒面であるミラーホルダ45のミラー端面支持部301のミラー端面支持面301aに密接して支持される。
凸面ミラー28の図において左側の横端面28fまで延びているばね片部303cの先端には円弧状の当たり部303gが形成されている。この当たり部303gは凸面ミラー28の横端面28fに当接しておりばね片部303cは凸面ミラー28をミラーホルダ45に向けて弾性的に付勢している。このばね片部303cの弾性的な付勢力により、凸面ミラー28の図において右側の横端面28dは円筒部112に直線当たりで支持されている。
本実施形態では、凸面ミラー28の端面のうち、有効領域111の中心111aに対して反射面28aの回転対称軸L側とは反対側に位置する上端面28cを円筒面とし、この円筒面からなる上端面28cを同軸で同径の円筒面からなるミラーホルダ45のミラー端面支持面301aで支持している。従って、上端面28cはミラー端面支持面301aに密接し、反射面28aがより高精度で位置決めされた状態でミラーホルダ45に凸面ミラー28を保持できる。
第3実施形態のその他構成及び作用は、第1実施形態と同様である。
第2実施形態の保持構造、図15(A)〜(D)に図示する保持構造、及び図25(A)〜(D)に示す保持構造に、円筒面からなる凸面ミラー28の上端面28aをミラーホルダ45に設けた同軸で同径の円筒面からなるミラー端面支持面301aで支持する本実施形態の構成を採用してもよい。
本発明は前記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、本発明は実施形態の凸面ミラーに限定されず、回転対称非球面又は球面からなる反射面を備え、かつ回転対称軸がそれ自体の形状の外側に位置するタイプの種々のミラーに適用できる。また、リアプロTVの投射光学系の一部を構成する凸面ミラーとそのミラーホルダを例に本発明を説明したが、ビデオプロジェクタのような他の投射型画像表示装置を含む種々の画像表示装置の投射光学系や、プリンタヘッドの投射光学系等が備えるミラーの保持構造に本発明を適用できる。
本発明の第1実施形態に係るミラー保持構造を投射光学系の凸面ミラーに採用しているリアプロジェクションテレビを示す模式図。 照明光学系ユニット及び投射光学系ユニットの外観斜視図。 図2の図2のIII−III線での断面図。 投射光学系ユニットの背面図。 第2自由曲面ミラーを除去した状態の投射光学系ユニットの後方から見た外観の斜視図。 下側台座部品の後方から見た外観斜視図。 本発明の第1実施形態に係る凸面ミラーの保持構造の後方から見た斜視図。 本発明の第1実施形態に係る凸面ミラーの保持構造の分解斜視図。 本発明の第1実施形態に係る凸面ミラーの保持構造の前方から見た斜視図。 本発明の第1実施形態に係る凸面ミラーの保持構造の背面図。 本発明の第1実施形態に係る凸面ミラーの保持構造の押さえばねを除去した状態での背面図。 図11のXII−XII線での断面図。 図11のXIII−XIII線での断面図。 本発明の第1実施形態に係る凸面ミラーの保持構造の模式図。 (A)、(B)、(C)、及び(D)は第1実施形態の変形例の模式図。 凹面ミラーの保持構造を示す模式的な断面図。 本発明の第2実施形態に係る凸面ミラーの保持構造の後方から見た斜視図。 本発明の第2実施形態に係る凸面ミラーの保持構造の分解斜視図。 本発明の第2実施形態に係る凸面ミラーの保持構造の前方から見た斜視図。 本発明の第2実施形態に係る凸面ミラーの保持構造の背面図。 本発明の第2実施形態に係る凸面ミラーの保持構造の押さえばねを除去した状態での背面図。 図21のXXII−XXII線での断面図。 図21のXXIII−XXIII線での断面図。 本発明の第2実施形態に係る凸面ミラーの保持構造を示す模式的な断面図。 (A)、(B)、(C)、及び(D)は第2実施形態の変形例の模式図。 本発明の第3実施形態に係る凸面ミラーの保持構造の後方から見た斜視図。 本発明の第3実施形態に係る凸面ミラーの保持構造の分解斜視図。 本発明の第3実施形態に係る凸面ミラーの保持構造の前方から見た斜視図。 本発明の第3実施形態に係る凸面ミラーの保持構造の背面図。 本発明の第2実施形態に係る凸面ミラーの保持構造の押さえばねを除去した状態での背面図。 図31のXXXI−XXXI線での断面図。 図31のXXXII−XXXII線での断面図。 本発明の第3実施形態に係る凸面ミラーの保持構造を示す模式的な断面図。
符号の説明
1 リアプロジェクションテレビ
3 デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)
5 照明光学系ユニット
6 投射光学系
7 投射光学系ユニット
8A,8B 平面ミラー
9 スクリーン
11 下側台座部品
12 上側台座部品
21 エントランスレンズ
25 凹面ミラー
26 可変絞り機構
27 第1収差補正板
28 凸面ミラー
28a 反射面
28b 反対面
28c 上端面
28d,28f 横端面
28e 下端面
29 第2収差補正板
30 第1自由曲面ミラー
31 第2自由曲面ミラー
35 第1筒状部
36 第2筒状部
45 ミラーホルダ
101 有効領域
101a 中心
102 ミラー収容開口
103,104 取付部
105 円弧状突起(第1の支持部)
105a,105b,105c 部分
106 円弧(第1の円弧)
107 突出部
108 点状突起
111 円筒部(第3の支持部)
111a 外周面
111b 上端部
111c 孔
112 円筒部(第3の支持部)
112a 外周面
112b 側端部
114,115 ばね部材(付勢手段)
114a 基部
114b〜114e ばね片部
114h,114i,114j,114k 当たり部
115a 基部
115b ばね片部
115d 当たり部
116A,116B,116C ねじ
117,118 ねじ孔
207,208 突出部
209,210,220 円弧状突起
211 円弧(第2の円弧)
215 ばね部材
222 点状突起
301 ミラー端面支持部
301a ミラー端面支持面
302,303 ばね部材
L 回転対称軸

Claims (14)

  1. 回転対称軸を有する反射面を備え、かつ前記回転対称軸がそれ自体の形状の外側に位置するミラーと、
    前記回転対称軸を中心とし、かつ前記反射面上の有効領域の外側に位置している第1の円弧の少なくとも一部を支持する第1の支持部と、前記反射面上の前記有効領域の外側であって、かつ前記第1の円弧よりも前記回転対称軸側を支持する第2の支持部とを有するミラーホルダと
    を備えることを特徴とする、ミラー保持構造。
  2. 前記ミラーの前記反射面とは反対側の面の前記ミラーホルダの前記第1及び第2の支持部と対応する位置を、それぞれ前記ミラーホルダに向けて付勢する第1及び第2の付勢手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のミラー保持構造。
  3. 前記第1の支持部は、前記第1の円弧上に配置された円弧状突起を備えることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のミラー保持構造。
  4. 前記第1の支持部は、前記第1の円弧上に配置された点状突起を備えることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のミラー保持構造。
  5. 前記第2の支持部は、前記反射面の有効領域の中心に対して前記第1の支持部とは反対側に位置することを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のミラー保持構造。
  6. 前記第2の保持部は、前記回転対称軸を中心とし、かつ前記第1の円弧よりも径が小さい前記反射面上の第2の円弧の少なくとも一部を支持することを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のミラー保持構造。
  7. 前記第2の支持部は、前記第2の円弧上に配置された円弧状突起を備えることを特徴とする、請求項6に記載のミラー保持構造。
  8. 前記第2の支持部は、前記第2の円弧上に配置された点状突起を備えることを特徴とする、請求項6又は請求項7に記載のミラー保持構造。
  9. 前記ミラーは前記回転対称軸が延びる方向に拡がる複数の端面を備え、
    前記ミラーホルダは、前記複数の端面のいずれかを支持する第3の支持部を備えることを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のミラー保持構造。
  10. 前記第3の支持部は、前記ミラーの複数の端面のうち、前記反射面の有効領域の中心に対して前記回転対称軸側に位置する端面を支持することを特徴とする、請求項9に記載のミラー保持構造。
  11. 前記第3の支持部は、前記回転対称軸と同軸に配置され、かつ外周面で前記ミラーの前記端面を支持する円柱部からなり、この円柱部に前記回転軸と同軸の位置決め用の孔又は凸部が形成されていることを特徴とする請求項12に記載のミラー保持構造。
  12. 前記第3の支持部は、前記ミラーの複数の端面のうち、前記反射面の有効領域の中心に対して前記回転対称軸側とは反対側に位置する端面を支持することを特徴とする、請求項9に記載のミラー保持構造。
  13. 前記ミラーの前記第3の支持部で支持される前記ミラーの端面は、前記回転対称軸を中心とする円筒面であり、
    前記ミラーホルダの第3の支持部は、前記回転対称軸を中心とし、かつ前記ミラーの円筒面と同径の円筒面であることを特徴とする請求項12に記載のミラー保持構造。
  14. 請求項1から請求項13のいずれか1項に記載のミラー保持構造によって保持されたミラーを少なくとも一つ備えることを特徴とする、投射光学装置。
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