JP2008191196A - 収納型広角プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】投射用レンズの筐体に対する収納とプロジェクタ本体の収納とを共動させて行うことにより収納作業を簡略化した収納型広角プロジェクタを提供する。
【解決手段】広角の投射用レンズ3がレンズ支持部4によって筐体2内部に収納された収納位置と筐体2内部から少なくとも一部が露呈された使用位置との間で変位可能変位可能に支持されるとともに、筐体2が壁面21に対して回動可能に支持され、更に、共同機構7によって壁面21に対して筐体2を平行に支持した際に投射用レンズ3を収納位置となるように共動させ、且つ壁面21に対して筐体2を垂直に支持した際に投射用レンズ3を使用位置となるように共動させる。
【選択図】図7

Description

本発明は、近接する投射面に対して画像を投射する広角の投射用レンズを備える収納型広角プロジェクタに関し、特に、投射用レンズの筐体に対する収納とプロジェクタ本体の収納作業を簡略化した収納型広角プロジェクタに関する。
近年では、会議やプレゼンテーション、研修、教育などの場面において、プロジェクタ等を使用してスクリーン(投射面)に画像情報や文字情報を映すことが一般的になっている。また、投射する画面サイズとしては例えば50インチやそれ以上の大画面とする要求が多く、表示装置はフロント投射型のプロジェクタが主流となっている。
しかしながら、一般のプロジェクタではそのような大画面に投射する為にはスクリーンとプロジェクタとの間隔を相当距離空ける必要がある。従って、プロジェクタを部屋中央付近等の視聴者のスペース内に設置することとなり、視聴者のスペースを奪う結果となっていた。
それに対して、広角の投射用レンズを備えたプロジェクタは、プロジェクタとスクリーンとを接近させることができるという利点を持つ。したがって、家庭内や会議室内などの狭い空間でも、視聴者のスペースを奪うことなく比較的大きな投射画像を得ることができる。
一方で、プロジェクタには不使用時の収納スペースに関する問題も生じていた。即ち、プロジェクタが使用されていない時にも、プロジェクタを使用する位置に置いた状態とすると、そのスペースが活用できないため、プロジェクタは部屋の隅に片付けられ、その都度設置、片付けを頻繁に行う必要がある。また、プロジェクタを天井に吊る形で固定することも可能であるが、メンテンス作業の煩雑さや設置費用が問題となっていた。そこで、例えば特開2004−252282号公報には、壁際に設置された家具などの収納筐体に回転軸を介して結合される回転板上にプロジェクタを固定し、回転板を開閉することでプロジェクタを収納筐体内部に収納する収納システムについて記載されている。また、実開昭62−201785号公報にはスクリーンを備えた壁面に対して回動可能に支持された前面板にプロジェクタを設置し、前面板の回動に伴ってプロジェクタの収納を行う収納システムについて記載されている。
特開2004−252282号公報(第5−6頁、図1) 実開昭62−201785号公報(図3、図4)
ここで、広角の投射用レンズを備えたプロジェクタは投射用レンズのレンズサイズが非常に大きい為に、投射用レンズをプロジェクタの筐体内部に収納した状態で使用することが困難である。従って、少なくとも使用時には投射用レンズを筐体の外部に露呈した状態としなければならないが、不使用時にも筐体の外部に露呈した状態とすると収納スペースが大きくなってしまう。そこで、不使用時のみ投射用レンズを筐体内部に収納することが考えられる。
しかしながら、上記特許文献1や特許文献2に記載のプロジェクタでは、本願発明の投射用レンズに相当する非球面ミラーや鏡の収納は、プロジェクタ本体の収納と収納動作が完全に独立していた。即ち、プロジェクタを収納する際に、ユーザは先ず非球面ミラーや鏡の収納を行った後に、改めてプロジェクタ本体を壁面に対して回動させて収納を行っていた。従って、プロジェクタの収納作業には段階的な複数の工程が必要となり、収納作業が煩雑化していた。また、収納したプロジェクタを使用する際においても、プロジェクタを使用可能な状態へと準備する為に段階的な複数の工程が必要となっていた。
本発明は、前記従来の問題点を解消するためになされたものであり、広角の投射用レンズを備えたプロジェクタであっても、プロジェクタを収納する収納工程や使用の為の準備工程を一工程で行うことができ、収納作業や準備作業の簡略化を可能とした収納型広角プロジェクタを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る収納型広角プロジェクタは、筐体と、前記筐体内部から転送される画像を拡大して投射面に対して投射する広角の投射用レンズと、前記投射用レンズを前記筐体内部に収納した位置と筐体内部から少なくとも一部が露呈した位置との間で変位可能に支持するレンズ支持手段と、前記筐体の一端に設けられ、投射面を備える壁面に対して筐体を回動可能に支持する筐体支持部材と、前記投射用レンズの前記筐体に対する位置と前記筐体の回動角とを共動させる共動機構と、を有し、前記壁面に対して前記筐体を平行に支持した際に前記投射用レンズを前記筐体内部に収納するとともに、前記壁面に対して前記筐体を垂直に支持した際に前記投射用レンズの少なくとも一部を前記筐体内部から露呈することを特徴とする。
また、請求項2に係る収納型広角プロジェクタは、請求項1に記載の収納型広角プロジェクタにおいて、前記共同機構は前記投射用レンズの前記筐体に対する位置と前記筐体の回動角とをリンクさせることを特徴とする。
また、請求項3に係る収納型広角プロジェクタは、請求項1又は請求項2に記載の収納型広角プロジェクタにおいて、前記投射用レンズは半円形状からなり、投射時において前記レンズ支持手段は前記投射用レンズの切断面が前記筐体に対向するように支持することを特徴とする。
また、請求項4に係る収納型広角プロジェクタは、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の収納型広角プロジェクタにおいて、前記筐体内部に配置され、前記投射用レンズを介して光を投射面に照射する光源ランプを有し、前記光源ランプは光軸方向が重力方向と常に垂直となるように配置されることを特徴とする。
更に、請求項5に係る収納型広角プロジェクタは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の収納型広角プロジェクタにおいて、前記筐体の外面上に設けられ、ユーザの操作を受け付ける操作ボタンを有し、前記操作ボタンは前記筐体を前記壁面に対して平行に支持した場合に壁面に対向する面上に設けられていることを特徴とする。
請求項1に係る収納型広角プロジェクタでは、投射用レンズの筐体に対する位置と筐体の回動角とを共動させる共動機構を備えることによって、壁面に対して筐体を平行に支持した際に投射用レンズを筐体内部に収納するとともに、壁面に対して筐体を垂直に支持した際に投射用レンズの少なくとも一部を筐体内部から露呈するように構成する。それにより、サイズが大きい広角の投射用レンズを備えたプロジェクタであっても、プロジェクタを収納する収納工程を一工程で行うことができ、収納作業を簡略化することが可能となる。一方、収納されたプロジェクタを使用する際においても、プロジェクタを使用可能な状態とする準備工程を一工程で行うことができ、準備作業を簡略化することが可能となる。
また、請求項2に係る収納型広角プロジェクタでは、投射用レンズの筐体に対する位置と筐体の回動角とをリンクさせることにより、筐体の位置を変化させることに伴って投射用レンズの位置についてもリンクさせて変更することが可能となる。それにより、筐体の回動作業と投射用レンズの収納及び搬出作業とを別途独立に行う必要なく、収納作業や使用準備作業を簡略化することが可能となる。
また、請求項3に係る収納型広角プロジェクタでは、投射用レンズは半円形状からなり、投射時において投射用レンズの切断面が筐体に対向するように支持する。それにより、画角を広くする為によりサイズが大きい広角の投射用レンズを用いる場合であっても、投射用レンズを収納する筐体サイズの大型化を防止できる。従って、投射面に近接した位置から大画面の投射が可能となる一方で収納性にも優れたプロジェクタの提供が可能となる。
また、請求項4に係る収納型広角プロジェクタでは、投射用レンズを介して光を投射面に照射する光源ランプは光源ランプの光軸方向が重力方向と常に垂直となるように配置される。それにより、筐体を回動させても光源ランプが常に水平に保たれるので、ランプ破壊やランプ切れを起こさず、光源ランプを正しい使用態様で使用することができ、長時間の使用においてもトラブルの発生を防止できる。
更に、請求項5に係る収納型広角プロジェクタでは、筐体を壁面に対して平行に支持した場合にユーザの操作を受け付ける操作ボタンが、壁面に対向する面上に設けられている。それにより、プロジェクタを収納した状態では操作ボタンが隠蔽されるので、収納した状態での光源ランプの起動等の誤操作を防止できる。
以下、本発明に係る収納型広角プロジェクタについて具体化した第1乃至第3実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
先ず、第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1の構成について図1〜図4に基づき説明する。図1は第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1を示す斜視図、図2は第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1について特に筐体外壁を透過状態とした斜視図である。また、図3は第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1を示す平面図、図4は第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1を示す側面図である。更に、図5は第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1が特に収納状態にある場合を示す斜視図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1は、筐体2と、投射用レンズ3と、レンズ支持部4と、筐体支持部5、6と、共同機構7とから基本的に構成されている。
筐体2は、収納型広角プロジェクタ1の外形をなす本体部であり、直方体形状を有する。そして、図2及び図3に示すように筐体2内部には後述する光源や画像形成素子等からなる照明光学系11や、電源回路基板12、制御回路基板13等の各制御基板や、冷却ファン14を収納する。また、筐体の上壁2Aにはユーザの操作を受け付ける複数の操作ボタン15が設けられている。操作ボタン15は電源ボタン、投射開始ボタン、投射停止ボタン等からなる。一方、筐体2の底壁2Cには図5に示すように、ユーザが筐体2を回動させる際に把持する把持部16と、冷却ファン14の駆動に基づいて筐体2内部の照明光学系11や電源回路基板12等の冷却に使用された空気(エアー)を筐体2外部に排出するための吹出口17が形成されている。更に、筐体2の側壁2Bには共同機構7が配置される。
また、筐体2としては光源から発する熱を放散しやすい材料及び構造とすることが好ましい。ここで、筐体2の材質としては、内部に収納された光源や制御基板等を保持できる程度の剛性を有するものが好ましい。例えば、アルミニウム合金やステンレスなどの金属、あるいは、比較的硬質な合成樹脂とすることが可能である。
投射用レンズ3は、筐体2内部から転送される画像を拡大して壁面21が備えるスクリーン(投射面)22に対して投射する広角のレンズである。ここで、第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1で用いられる投射用レンズ3は、両凸レンズである第1広角レンズ3Aと、凸メニスカスレンズである第2広角レンズ3Bとが所定間隔で連続して配置されることによって構成されている。第1広角レンズ3A及び第2広角レンズ3Bは共に半円形状を有しており、各切断面31、32が筐体2に対向するようにレンズ支持部4により支持されている(図4参照)。尚、投射用レンズ3は一のレンズのみや3つ以上のレンズによって構成しても良い。また、投射面22としては、例えば壁面21に対して設置されたホワイトボード等が用いられ、その場合には筐体2はホワイトボードの設置位置の直下に取り付けるのが望ましい。
レンズ支持部4は投射用レンズ3を支持する支持部材である。図4に示すように、レンズ支持部4は、投射用レンズ3を筐体2内部に収納した際に筐体2の上壁2Aと同一平面をなす天板41と、投射用レンズ3や後述する反射ミラー77の下端が固定された底板42と、レンズ支持部4を筐体2に対して回動可能に支持するレンズ回動軸43と、筐体2の側壁2Bに形成された規制溝44に挿入され、規制溝44の円弧形状に従って移動し、レンズ支持部4の回動を所定角度範囲に規制する規制突起45とから構成されている。
そして、レンズ支持部4は、筐体2に対してレンズ回動軸43を中心に回動することによって、投射用レンズ3を筐体2内部に収納した位置(以下、投射用レンズ3及びレンズ支持部4の収納位置という)と筐体2内部から少なくとも一部が露呈した位置(以下、投射用レンズ3及びレンズ支持部4の使用位置という)との間で変位可能に支持する。更に、反射ミラー77についても投射用レンズ3に従って位置が変位する。
また、図4に示すようにレンズ支持部4の後端にはコイルバネ46の一端が取り付けられている。コイルバネ46の他端は筐体2に固定されており、コイルバネ46はレンズ支持部4が使用位置側(図4では時計回り)へと回動するように付勢する。
また、筐体支持部5、6は筐体2の一端に左右一対に設けられ、壁面21に対して筐体2を回動可能に支持する支持部材である。ここで、筐体支持部5、6は左右対称で同一の構成を有するので、以下には特に筐体2の側壁2B側を支持する筐体支持部5を例に挙げて説明する。
筐体支持部5は図1、図4に示すように壁面21に粘着シートやネジ等により固着される固着面51と、固着面51に対して直角方向に折曲された折曲面52と、筐体2を回動可能に支持する筐体回動軸53と、筐体2の側壁2Bに形成された規制突起54が挿入され、円弧形状に沿って筐体2の回動を所定角度範囲に規制する規制溝55とから構成されている。
そして、筐体支持部5、6は、壁面21に対して筐体回動軸53を中心に筐体2を回動させることによって、壁面21に対して筐体2を平行に支持した位置(以下、筐体2の収納位置という)と壁面21に対して垂直に支持した位置(以下、筐体2の使用位置という)との間で変位可能に支持する。尚、図1は筐体2が使用位置にある場合を示している。一方で、図5は筐体2が収納位置にある場合を示している。図5に示すように筐体2が収納位置にある場合には、壁面21と筐体2とが平行となり、筐体2の上壁2Aが壁面21に対向して配置されると共に底壁2Cが正面側に配置される。その結果、上壁2Aに配置された操作ボタン15が壁面21に対向する位置となり、収納位置にある状態ではユーザからの操作を受け付けないように構成される。
また、共同機構7は筐体2の側壁2Bに設けられ、投射用レンズ3の筐体2に対する位置と筐体2の回動角とを共動させる機構部である。また、共同機構7は投射用レンズ3の筐体2に対する位置と筐体2の回動角とをリンクさせるリンク機構にも相当する。前記投射用レンズの前記筐体に対する位置と前記筐体の回動角とをリンクさせる共同機構7は、図4に示すように長尺状の連結板61と、連結板61を筐体2に対して回動可能に支持する連結板回動軸62と、連結板61の一端に形成され筐体支持部5の外周面に対して当接する突状部63とから構成される。また、連結板61の下側面64はレンズ支持部4の規制突起45と当接するように支持される。
そして、共同機構7は後述するように筐体2が壁面21に対して回動すると、その回動動作にリンクしてレンズ支持部4についても筐体2に対して回動させるように作用する。例えば、図6に示す壁面21に対して垂直な位置から位置から図8に示す壁面に対して平行な位置まで筐体2が回動すると、レンズ支持部4は投射用レンズ3を筐体外部に露出した位置から筐体内部に収納した位置まで筐体2に対して反時計周りに回動する。一方、反対に図8に示す壁面に対して平行な位置から図6に示す壁面21に対して垂直な位置から位置まで筐体2が回動すると、レンズ支持部4は投射用レンズ3を筐体内部に収納した位置から筐体外部に露出した位置まで筐体2に対して反時計周りに回動する。
次に、図6乃至図8を用いて上記共同機構7を用いた第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1を収納する収納動作及び収納した状態から使用可能な状態へと戻す準備動作について説明する。
先ず、収納型広角プロジェクタ1の収納を行う際には、筐体2及び投射用レンズ3が使用位置にあって、投射面22への画像の投射を行うことが可能な図6の状態から、ユーザが筐体2の把持部16を持ち、図6の反時計回り方向X1へと回動させる。
すると、図7に示すように筐体支持部5の外周面と接する共同機構7の突状部63が筐体支持部5により押圧され、連結板61が連結板回動軸62を中心に図7の時計回り方向Y1へと回動する。
その結果、コイルバネ46の付勢力に逆らって、下側面64と接する規制突起45が押圧され、レンズ支持部4がレンズ回動軸43を中心にコイルバネ46の付勢力に逆らって図7の反時計回り方向Z1へと回動する。
そして、筐体2が壁面21に対して平行に支持された位置まで回動された図8の収納位置まで到ると、投射用レンズ3の全体がレンズ支持部4によって筐体2内部に収納される。以上より、収納型広角プロジェクタ1の収納動作が完了する。
一方、逆に収納型広角プロジェクタ1を収納した状態から使用可能な状態へと戻す為の準備動作では、先ず、筐体2を図8の時計回り方向X2に回動させる。すると、筐体支持部5の外周面と接する共同機構7の突状部63による筐体支持部5の押圧が徐々に解除され、連結板61が連結板回動軸62を中心に図7の時計回り方向Y2へと回動する。それによって、下側面64による規制突起45の押圧が徐々に解除される。その結果、コイルバネ46の付勢力によってレンズ支持部4が図7の時計回り方向Z2に徐々に回動され、筐体2が壁面21と垂直な位置まで回動された時点で、投射用レンズ3の一部が筐体2内部から露呈した図6の使用位置となる。以上より、収納型広角プロジェクタ1の準備動作が完了する。
そして、上記したように収納型広角プロジェクタ1の収納動作及び準備動作においては、レンズ支持部4の動作が、筐体2の回動角に応じて規制されることとなる。
次に、上記収納型広角プロジェクタ1の内部構成について図2及び図3を参照して説明する。図2及び図3に示すように筐体2の内部には、光源からの光を投射用レンズ3に導く為の光路を形成する照明光学系11と、バラスト等を含み収納型広角プロジェクタ1を駆動させる為の電源を供給する電源回路基板12と、外部より入力された映像信号に基づいて画像形成素子を制御する画像処理回路等を搭載した制御回路基板13と、空気(エアー)を送り出すことにより照明光学系11や各制御基板12、13を冷却する冷却ファン14とが配置されている。
以下に、照明光学系11について図2及び図3に基づいてより詳細に説明する。照明光学系11は超高圧水銀ランプ71とライトトンネル72と第1レンズ73とLCD(Liquid Crystal Display)74と第2レンズ75と絞り76と反射ミラー77と投射用レンズ3とによって構成される。
ここで、超高圧水銀ランプ71はガラス管内の水銀蒸気中のアーク放電により発生する光放射を利用した光源である。尚、第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1では図3に示すように超高圧水銀ランプ71の光軸方向Lを、筐体2の両側面にある筐体回動軸53をそれぞれ通る回動軸Mと常に平行とすることにより、超高圧水銀ランプ71は光軸方向Lが重力方向と常に垂直となるように配置される。
また、ライトトンネル72は一端側開口から入射した光を内部で反射を繰り返させた後に他端側開口から出射することにより、短い光路長で凝縮され且つ均一化された光を得る光学部品である。尚、ライトトンネル72を用いることにより、光路長さを短縮して筐体2をコンパクトにすることが可能となる。
また、第1レンズ73及び第2レンズ75は光源から入射される光を光軸L上に集光する為のレンズである。
また、LCD74は透過型のLCDであり、光源から入射される光を変調し、投射されるべき画像を生成する画像形成素子である。
また、絞り76は不要光の投射を遮断し光軸に平行な光に絞るためのものである。
また、反射ミラー77は入射した光の光軸を変更し、投射用レンズ3側へと光を反射させるミラーである。
上記構成を有する照明光学系11によれば、超高圧水銀ランプ71より出射された光は先ずライトトンネル72に入射する。ライトトンネル72に入射した光は、ライトトンネル72の内部で複数回反射を繰り返してライトトンネル72から出射し、第1レンズ73に入射する。第1レンズ73を通過して出射した光の光線は平行になって、画像形成素子のLCD74に至る。LCD74に入射した光は変調されて画像を生成する。そして、変調された光は第2レンズ75により再度集束された後に絞り76によって絞られ、反射ミラー77で反射された後に投射用レンズ3に導かれる。そして、投射用レンズ3により拡大されて投射面22に対して所定サイズで投射される。
尚、画像形成素子としては透過型のLCD74の替わりにDMD(Digital Mirror Device)を用いても良い。
また、本実施形態に係る冷却ファン14は、収納型広角プロジェクタ1が使用状態にある場合においては、図9に示すように筐体2の下方に配置された吹出口17から壁面21側の斜め下方(図9の左下方向)に対してエアーを吹き出すように構成される。
一方、収納型広角プロジェクタ1の収納時においては基本的には冷却ファン14の駆動は行われないが、収納が終了した時点から所定時間(例えば1min)の間は、照明光学系11や各制御基板12、13の余熱を放熱する為に冷却ファン14が駆動される。そして、図10に示すように収納型広角プロジェクタ1が収納状態にある場合には、筐体2の前方に配置された吹出口17から壁面21と反対方向の斜め下方(図10の右下方向)に対してエアーを吹き出すように構成される。従って、収納型広角プロジェクタ1の使用時であっても収納時であっても、吹出口17が壁面21に遮られることなく照明光学系11や制御基板12、13の放熱を行うことが可能となる。更に、人に向かって放熱の風が当ることは無い。
以上説明した通り第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1では、広角の投射用レンズ3がレンズ支持部4によって筐体2内部に収納された収納位置と筐体2内部から少なくとも一部が露呈された使用位置との間で変位可能に支持されるとともに、筐体2が壁面21に対して回動可能に支持され、更に、共同機構7によって壁面21に対して筐体2を平行に支持した際に投射用レンズ3を収納位置となるように共動させ、壁面21に対して筐体2を垂直に支持した際に投射用レンズ3を使用位置となるように共動させるので、サイズが大きい広角の投射用レンズ3を備えたプロジェクタであっても、プロジェクタを収納する収納工程を一工程で行うことができ、収納作業を簡略化することが可能となる。一方、収納されたプロジェクタを使用する際においても、プロジェクタを使用可能な状態とする準備工程を一工程で行うことができ、準備作業を簡略化することが可能となる。
また、投射用レンズ3の筐体2に対する位置と筐体2の回動角とをリンクさせることにより、筐体2の位置を変化させることに伴って投射用レンズ3の位置についてもリンクさせて変更することが可能となる。それにより、筐体2の回動作業と投射用レンズ3の収納及び搬出作業とを別途独立に行う必要なく、プロジェクタの収納作業や使用の為の準備作業を簡略化することが可能となる。
また、投射用レンズ3を構成する第1広角レンズ3A及び第2広角レンズ3Bは半円形状からなり、各レンズ3A、3Bの切断面31、32が筐体2に対向するように支持するので、画角を広くする為によりサイズが大きい広角の投射用レンズ3を用いる場合であっても、投射用レンズ3を収納する筐体サイズの大型化を防止できる。従って、投射面に近接した位置から大画面の投射が可能となる一方で収納性にも優れたプロジェクタの提供が可能となる。
また、投射用レンズ3を介して光を投射面22に照射する超高圧水銀ランプ71は光軸方向Lが筐体の回動軸Mと平行となるように配置される。それにより、筐体2を回動させても超高圧水銀ランプ71の光軸方向Lが重力方向と常に垂直に保たれるので、超高圧水銀ランプ71を正しい使用態様で使用することができ、長時間の使用においてもトラブルの発生を防止できる。
更に、筐体2を壁面21に対して平行に支持した場合にユーザの操作を受け付ける操作ボタン15が、壁面21に対向する面上に設けられている。よって、プロジェクタを収納した状態では操作ボタン15が隠蔽されるので、収納した状態での超高圧水銀ランプ71の駆動等の誤操作を防止できる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態に係る収納型広角プロジェクタ101について図11及び図12に基づいて説明する。尚、以下の説明において上記図1乃至図10の第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1の構成と同一符号は、前記第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1等の構成と同一あるいは相当部分を示すものである。
この第2実施形態に係る収納型広角プロジェクタ101の概略構成は、第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1とほぼ同じ構成である。また、各種制御処理も第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1とほぼ同じ制御処理である。しかしながら、第2実施形態に係る収納型広角プロジェクタ101は、手動で投射用レンズ103の収納位置と使用位置とを切り換える点で第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1と異なっている。
図11に示すように第2実勢形態に係る収納型広角プロジェクタ101は、第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ101と同様に、投射用レンズ103と、筐体102に対して回動可能に設けられたレンズ支持部104を備える。
レンズ支持部104は投射用レンズ103を支持する支持部材であり、レンズ支持部104の後端に形成された延出部105と、レンズ支持部104を筐体102に対して回動可能に支持するレンズ回動軸106と、投射用レンズ103の下部に形成されたセンサ検知部107とから構成されている。また、レンズ支持部104の後端にはコイルバネ108の一端が取り付けられている。コイルバネ108の他端は筐体102に固定されており、コイルバネ108はレンズ支持部104が使用位置側(図11では時計回り)へと回動するように付勢する。
更に、筐体2には投射用レンズ103を収納位置から使用位置へと切り換える為の切換操作スイッチ109を備える。ここで、切換操作スイッチ109はレンズ支持部104が回動されて収納位置に到った場合に、図11に示すように延出部105と係合し、レンズ支持部4を収納位置に固定する。
従って、投射用レンズ103を筐体102内部に収納する場合には、使用位置にあるレンズ支持部104の上面を上方からユーザの手で図11に示す反時計回り方向N1に押さえることによって、レンズ支持部104をレンズ回動軸106中心に回動させる。そして延出部105を切換操作スイッチ109と係合させることによってレンズ支持部104を固定し、投射用レンズ103を筐体102内部に収納した収納位置とする。
一方、投射用レンズ103を筐体102内部から搬出する場合には、図12に示すように切換操作スイッチ109を操作して操作方向Sへとスライド移動させる。その結果、延出部105と切換操作スイッチ109の係合が解除され、レンズ支持部104はコイルバネ108の付勢に従ってレンズ回動軸106を中心に時計回り方向N2へと回動する。その結果、図12に示す投射用レンズ103を筐体102内部から少なくとも一部が露呈した使用位置となる。
また、筐体2には位置検出センサ110が設けられている。位置検出センサ110は接触式のセンサであり、センサ検知部107との接触に基づいてレンズ支持部104が使用位置となったことを検出する。
以上説明した通り第2実施形態に係る収納型広角プロジェクタ101では、広角の投射用レンズ103がレンズ支持部104によって筐体102内部に収納された収納位置と筐体2内部から少なくとも一部が露呈された使用位置との間で変位可能変位可能に支持されるとともに、筐体102が壁面21に対して回動可能に支持され、更に、切換操作スイッチ109の操作によって、投射用レンズ103を収納位置と使用位置とを容易に切り換えることが可能となる。従って、サイズが大きい広角の投射用レンズ103を備えたプロジェクタであっても、プロジェクタを収納する収納作業や準備作業を簡略化することが可能となる。
〔第3実施形態〕
次に、第3実施形態に係る収納型広角プロジェクタ201について図13乃至図15に基づいて説明する。尚、以下の説明において上記図1乃至図10の第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1の構成と同一符号は、前記第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1等の構成と同一あるいは相当部分を示すものである。
この第3実施形態に係る収納型広角プロジェクタ201の概略構成は、第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1とほぼ同じ構成である。また、各種制御処理も第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1とほぼ同じ制御処理である。しかしながら、第3実施形態に係る収納型広角プロジェクタ201は、筐体202が壁面21に対して上下方向と平行に取り付けられ、筐体202が壁面21に対して水平方向に回動する点で第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1と異なっている。
図13に示すように、第3実施形態に係る収納型広角プロジェクタ201は、筐体202と、投射用レンズ203と、レンズ支持部204と、筐体支持部205、206と、共同機構207とから基本的に構成されている。尚、各構成部材202〜207は、既に説明した第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1の筐体2、投射用レンズ3、レンズ支持部4、筐体支持部5、6、共同機構7と配置方向が異なるのみであって同じ構成を有しているので、詳細な説明については省略する。
以下に、図13及び図14を用いて第3実施形態に係る収納型広角プロジェクタ201を収納する収納動作及び収納した状態から使用可能な状態へと戻す準備動作について説明する。
先ず、収納型広角プロジェクタ201の収納を行う際には、筐体202及び投射用レンズ203が使用位置にあって、投射面22への画像の投射を行うことが可能な図13の状態から、ユーザが筐体202を壁面21方向へと回動させる。
すると、レンズ支持部204がコイルバネ46の付勢力に逆らって筐体202方向へと回動する。そして、筐体202が壁面21に対して平行に支持された位置まで回動された図14の収納位置まで到ると、投射用レンズ203の全体がレンズ支持部204によって筐体202内部に収納される。以上より、収納型広角プロジェクタ201の収納動作が完了する。
一方、逆に収納型広角プロジェクタ201を収納した状態から使用可能な状態へと戻す為の準備動作では、先ず、筐体202を壁面21に対して離間する方向へ回動させる。それによって、レンズ支持部204が徐々に筐体202から離間する方向へと回動され、筐体202が壁面21と垂直な位置まで回動された時点で、投射用レンズ203の一部が筐体202内部から露呈した図13の使用位置となる。
そして、上記したように収納型広角プロジェクタ201の収納動作及び準備動作においては、レンズ支持部204の動作が、筐体202の回動角に応じて規制されることとなる。
次に、上記収納型広角プロジェクタ201の内部構成について図15を参照して説明する。図15に示すように筐体202の内部には、光源からの光を投射用レンズ203に導く為の光路を形成する照明光学系211と、バラスト等を含み収納型広角プロジェクタ201を駆動させる為の電源を供給する電源回路基板212と、外部より入力された映像信号に基づいて画像形成素子を制御する画像処理回路等を搭載した制御回路基板213と、空気(エアー)を送り出すことにより照明光学系211や各制御基板212、213を冷却する冷却ファン214とが配置されている。
以下に、照明光学系211について図15に基づいてより詳細に説明する。照明光学系211は超高圧水銀ランプ221とライトトンネル222と第1レンズ223とLCD224と第2レンズ225と絞り226と第1反射ミラー227と第2反射ミラー228と投射用レンズ203とによって構成される。
尚、第1反射ミラー227及び第2反射ミラー228を除く各構成部材221〜224は、既に説明した第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタ1の超高圧水銀ランプ71、ライトトンネル72、第1レンズ73、LCD74、第2レンズ75、絞り76と配置方向が異なるのみであって同じ構成を有しているので、詳細な説明については省略する。
また、第3実施形態に係る収納型広角プロジェクタ201では、光軸方向Lを2段階に変更する為に第1反射ミラー227と第2反射ミラー228とを備える。それによって、超高圧水銀ランプ71より出射された光を投射用レンズ203へと導く。
尚、第3実施形態に係る収納型広角プロジェクタ201では図15に示すように超高圧水銀ランプ221の光軸方向Lが筐体202の回動軸Mと垂直となるように配置される。従って、超高圧水銀ランプ221の光軸方向Lは重力方向と常に垂直を維持できる。
以上説明した通り第3実施形態に係る収納型広角プロジェクタ201では、広角の投射用レンズ203がレンズ支持部204によって筐体202内部に収納された収納位置と筐体202内部から少なくとも一部が露呈された使用位置との間で変位可能変位可能に支持されるとともに、筐体202が壁面21に対して回動可能に支持され、更に、共同機構207によって壁面21に対して筐体202を平行に支持した際に投射用レンズ203を収納位置となるように共動させ、壁面21に対して筐体202を垂直に支持した際に投射用レンズ203を使用位置となるように共動させるので、サイズが大きい広角の投射用レンズ203を備えたプロジェクタであっても、プロジェクタを収納する収納工程を一工程で行うことができ、収納作業を簡略化することが可能となる。一方、収納されたプロジェクタを使用する際においても、プロジェクタを使用可能な状態とする準備工程を一工程で行うことができ、準備作業を簡略化することが可能となる。
また、投射用レンズ203の筐体202に対する位置と筐体202の回動角とをリンクさせることにより、筐体202の位置を変化させることに伴って投射用レンズ203の位置についてもリンクさせて変更することが可能となる。それにより、筐体202の回動作業と投射用レンズ203の収納及び搬出作業とを別途独立に行う必要なく、プロジェクタの収納作業や使用の為の準備作業を簡略化することが可能となる。
また、投射用レンズ203は半円形状からなり、切断面が筐体202に対向するように支持するので、画角を広くする為によりサイズが大きい広角の投射用レンズ203を用いる場合であっても、投射用レンズ203を収納する筐体サイズの大型化を防止できる。従って、投射面に近接した位置から大画面の投射が可能となる一方で収納性にも優れたプロジェクタの提供が可能となる。
また、投射用レンズ203を介して光を投射面22に照射する超高圧水銀ランプ221は光軸方向Lが筐体の回動軸Mと交差するように配置される。それにより、筐体202を回動させても超高圧水銀ランプ221の光軸方向Lが重力方向と常に垂直に保たれるので、超高圧水銀ランプ221を正しい使用態様で使用することができ、長時間の使用においてもトラブルの発生を防止できる。
更に、筐体202を壁面21に対して平行に支持した場合にユーザの操作を受け付ける操作ボタンが、壁面21に対向する面上に設けられているので、プロジェクタを収納した状態では操作ボタンが隠蔽されるので、収納した状態での超高圧水銀ランプ221の駆動等の誤操作を防止できる。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、第1乃至第3実施形態では投射用レンズ3、103、203の形状を半円形状としたが、筐体2内部に収納可能であって、且つ光の照射に使用される領域を含む形状であれば、その形状は半円形状に限られることは無い。例えば、円形状や扇形形状であっても良い。
また、第1及び第3実施形態では、共同機構7、207は筐体2、202の外部に設けられているが、筐体2、202の内部に設けても良い。それによって、プロジェクタの見栄えを良くすることができる。
また、第1及び第3実施形態では、筐体2、202の回動に応じてレンズ支持部4、204も徐々に回動することとなっているが、筐体2、202が使用位置へと移動終了した際に、レンズ支持部4、204がポップアップするように構成しても良い。
第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタを示す斜視図である。 第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタについて特に筐体外壁を透過状態とした斜視図である。 第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタを示す平面図である。 第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタを示す側面図である。 第1実施形態に係る収納型広角プロジェクタが収納状態にある場合を示す斜視図である。 筐体及びレンズ支持部が使用位置にある場合の収納型広角プロジェクタの収納動作を示す説明図である。 筐体及びレンズ支持部が回動中の収納型広角プロジェクタの収納動作を示す説明図である。 筐体及びレンズ支持部が収納位置にある場合の収納型広角プロジェクタの収納動作を示す説明図である。 筐体及びレンズ支持部が使用位置にある場合の冷却ファンによる冷却作用を示す説明図である。 筐体及びレンズ支持部が収納位置にある場合の冷却ファンによる冷却作用を示す説明図である。 第2実施形態に係る収納型広角プロジェクタにおいてレンズ支持部が収納位置にある場合の収納型広角プロジェクタの収納動作を示す説明図である。 第2実施形態に係る収納型広角プロジェクタにおいてレンズ支持部が使用位置にある場合の収納型広角プロジェクタの収納動作を示す説明図である。 第3実施形態に係る収納型広角プロジェクタにおいて筐体及びレンズ支持部が使用位置にある場合の収納型広角プロジェクタを示す斜視図である。 第3実施形態に係る収納型広角プロジェクタにおいて筐体及びレンズ支持部が収納位置にある場合の収納型広角プロジェクタを示す斜視図である。 第3実施形態に係る収納型広角プロジェクタを示す平面図である。
符号の説明
1、101、102 収納型広角プロジェクタ
2、102、202 筐体
3、103、203 投射用レンズ
4、104、204 レンズ支持部
5、6、205、206 筐体支持部
7、207 共同機構
21 壁面
22 投射面
71、221 超高圧水銀ランプ

Claims (5)

  1. 筐体と、
    前記筐体内部から転送される画像を拡大して投射面に対して投射する広角の投射用レンズと、
    前記投射用レンズを前記筐体内部に収納した位置と筐体内部から少なくとも一部が露呈した位置との間で変位可能に支持するレンズ支持手段と、
    前記筐体の一端に設けられ、投射面を備える壁面に対して筐体を回動可能に支持する筐体支持部材と、
    前記投射用レンズの前記筐体に対する位置と前記筐体の回動角とを共動させる共動機構と、を有し、
    前記壁面に対して前記筐体を平行に支持した際に前記投射用レンズを前記筐体内部に収納するとともに、
    前記壁面に対して前記筐体を垂直に支持した際に前記投射用レンズの少なくとも一部を前記筐体内部から露呈することを特徴とする収納型広角プロジェクタ。
  2. 前記共同機構は前記投射用レンズの前記筐体に対する位置と前記筐体の回動角とをリンクさせることを特徴とする請求項1に記載の収納型広角プロジェクタ。
  3. 前記投射用レンズは半円形状からなり、
    投射時において前記レンズ支持手段は前記投射用レンズの切断面が前記筐体に対向するように支持することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の収納型広角プロジェクタ。
  4. 前記筐体内部に配置され、前記投射用レンズを介して光を投射面に照射する光源ランプを有し、
    前記光源ランプは光軸方向が重力方向と常に垂直となるように配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の収納型広角プロジェクタ。
  5. 前記筐体の外面上に設けられ、ユーザの操作を受け付ける操作ボタンを有し、
    前記操作ボタンは前記筐体を前記壁面に対して平行に支持した場合に壁面に対向する面上に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の収納型広角プロジェクタ。
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