JP2010286631A - インテグレータ装置及びプロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】光入射面の位置を動かすことなく光出射面の位置を調節可能とする。
【解決手段】インテグレータ装置30は、柱状プリズム25とホルダ31と保持枠32とから構成される。柱状プリズム25が挿入されたホルダ31は、バネ54によって光出射面34側に付勢され、光入射面33の中心を球心とする凸の部分球面状に形成された当接面42が、当接面42と同一形状で凹の球面に形成された保持枠32の受け面60に摺動自在に支持される。保持枠32の光出射面34側にはバネ付勢された押圧ピン46,47とイモネジ48,49がホルダ31を挟むように設けられ、光出射面34の位置調節を行う。ホルダ31は、光入射面33の中心を支点として光出射面34側が揺動自在となり、光出射面34の位置が調節されても光入射面33の位置は変わらない。
【選択図】図3

Description

本発明は、照明光源から照射された照明光の照度分布を均一化するインテグレータ装置及びプロジェクタに関するものである。
画像が付与された光をスクリーンに投映してスクリーン上で画像を表示するプロジェクタとして、光変調装置であるデジタルマイクロミラーデバイス(以下、DMDという)を用いたものが知られている。このDMDを用いたデジタルライトプロセシング(以下、DLPという)方式プロジェクタでは、光源装置から出射された光(照明光)を、照明光学系を通してDMDに照射する。DMDは、光入射面(光変調領域あるいは画素領域とも呼ぶ。)に照射された光を、画像信号(画像情報)に応じて変調し、画像を表す画像光として出射する。DMDから出射された画像光は、投映光学系によってスクリーン上に投映される。
このようなプロジェクタでは、通常、光源装置からDMDまでの間の照明光学系の光路中に光インテグレータやリレーレンズを配置する。下記特許文献1に示されるように、光インテグレータとしては、反射コーティングが施されたガラス板を、その反射面が内側となるように矩形状に組み合わせた中空ロッドや、断面が矩形をした細長い柱状のプリズムがよく用いられる。光インテグレータに入射した光は、内面での全反射を繰り返すことによって照度分布が均一化され、出射するときには照度分布が均一な光束となり、リレーレンズ(リレー光学系)等を介してDMDに照射される。
光インテグレータの光出射面における光の像は光インテグレータとDMDとの間に設けられたリレーレンズによってDMD上に結像される。そして、その照明光はDMDの全域を照射することが重要で、DMDの全域を超えて照射すれば照明光が無駄になり照度が落ちてしまい、全域を照射できなければ照射されなかった部分の画像が欠けてしまうことになる。下記特許文献2には、光インテグレータを光軸方向に移動させる構造により光インテグレータのDMDに対する距離を微調節して過不足なくDMDの全域を照射するようにしたインテグレータ装置が示されている。
特開2004−354925号公報 特開2008−249747号公報
しかしながら、前述の特許文献2記載の方法は、光インテグレータから出射される光線の中心がDMDの中心に照射されていることが前提であり、光インテグレータから出射される光線の中心がDMDの中心からずれている場合は、光インテグレータから出射される光線がDMDの全域を過不足なくカバーするように調節することはできなかった。ここで光インテグレータの出射光の中心をDMDの中心に一致させる手段として、光インテグレータを光軸と垂直な方向に移動させて調節することも考えられるが、この方法では光インテグレータの光入射面に入射する光線の中心が光入射面の中心からずれてしまうので、入射光の光量損失が生じる。
本発明は上記問題に鑑み、光源から入射される光線の中心と光インテグレータの光入射面の中心とを一致させるとともに、光インテグレータから出射された光がDMDの全域を過不足なくカバーするように調節可能にしたインテグレータ装置及びプロジェクタを提案する。
本発明によるインテグレータ装置は、光源からの照明光を入射端面から受け入れ、入射した照明光の照度分布を内部反射の繰り返しにより均一化して出射端面から出射する光インテグレータと、前記入射端面の中心が照明光軸上に位置するように前記光インテグレータを保持する保持枠と、前記保持枠に設けられ、前記入射端面の中心を支点として前記出射端面が揺動自在となるように前記光インテグレータを支持する揺動支持手段と、前記光インテグレータの前記任意の方向への揺動量を調節する調節手段と、を備えたことを特徴とする。
前記光インテグレータを中空部内に一体的に収容して保持するホルダを備え、前記揺動支持手段は前記ホルダを介して光インテグレータを揺動自在に支持するようにすると良い。前記保持枠は、入射端面側から出射端面側にわたって前記ホルダを内部に収容する筒状部を有し、前記揺動支持手段は、前記筒状部の入射端面側に設けられた受け部と、前記筒状部の出射端面側に設けられ前記ホルダを前記出射端面側に付勢する付勢部材とからなり、前記調節手段は前記筒状部の出射端面側に設けられているようにすると良い。
前記ホルダの入射端面側に入射端面の中心を球心とする部分球面状の当接面を形成する。前記当接面の半径より小さい半径の円形開口を有する凹部を前記筒状部の入射端面側に形成し、前記円形開口の開口縁を前記受け部として、前記付勢部材によって付勢された前記ホルダの当接面を摺接させるようにすると良い。あるいは、前記円形開口の開口縁に代わって、前記入射端面の中心を球心とする部分球面状の受け面を設けるようにしても良い。
前記調節手段は、前記筒状部に組込まれ、前記光軸と略垂直な面内で直交する2つの軸方向に前記ホルダをそれぞれ付勢する一対のバネと、前記筒状部の出射端面側の2個所にねじ込まれ、そのねじ込み量に対応してホルダを前記一対のバネの付勢方向に抗して移動させる一対の調節ネジとからなるようにすると良い。本発明によるプロジェクタは前記インテグレータ装置を備えるようにすると良い。
本発明によるインテグレータ装置は、簡単な構成でありながら、光インテグレータの光入射面に対して入射光の位置がずれることがなく、光インテグレータから出射された光をDMDの全域に過不足なく照射させることができるので、光源の光量損失がない。
本発明を実施したプロジェクタの構成を示す斜視図である。 投映ユニットの構成を示す模式図である。 インテグレータ装置の構成を示す分解斜視図である。 インテグレータ装置の断面図である。 インテグレータ装置を入射面側から見た図である。 調節装置を示す図である。 押圧ピンの構成を示す図である。 位置調節を説明するための投映画像の模式図である。 位置調節を説明するための別の投映画像の模式図である。 別のインテグレータ装置の断面図である。 反射筒の構成を示す斜視図である。 保持枠の別の実施形態を示す図である。
図1に示すように、プロジェクタ10は、略直方体をした筐体11に、光源装置12、照明光学系13、全反射プリズム14、デジタルマイクロミラーデバイス(以下、DMDという。)15が収容されたケース16と、ケース16に取り付けられた投映レンズ装置17とを備える。ケース16は収容された各光学装置や投映レンズ装置17の光学精度が確保されるように、強度的に十分な板厚を有するとともに強固に筐体11に固定されている。
なお、投映レンズ装置17はケース16ではなく別の強固な取り付け部材に固定するようにしても良い。電源スイッチ(図示せず)がオンされると光源装置12から照明光が放射される。放射された照明光は照明光学系13を透過して全反射プリズム14に入射し、DMD15に表示された画像が投映レンズ装置17によってスクリーン18に投映される。投映された画像は、筐体11に設けられたズームスイッチ(図示せず)によって拡大縮小が行われ、フォーカススイッチ(図示せず)によってピント調節が行われる。
図2に示すように、光源装置12は、光源ランプ21と、光源ランプ21が放射する照明光を照明光学系13に向けて反射するリフレクタ22とから構成され、照明光学系13は、柱状プリズム(光インテグレータ)25と、柱状プリズム25の光入射面(入射端面)33(図3参照)にリフレクタ22から放射される照明光を集光させる集光レンズ23,B,G,Rの3色のフイルタが等分配置されたカラーホイール24と、リレーレンズ26,27と、光軸の向きを変えるミラー28とを備える。
DMD15は、3色の画像光を1つで生成する単板式を採用している。DMD15は入力された映像信号に基づいて画像光を生成し、生成された画像光は投映レンズ装置17によってスクリーン18上に投映される。なお、光源ランプ21には、超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ等の高輝度放電ランプを用いるのが一般的であるが、これらの構成については周知技術であるから詳細説明を省略する。また、前記ミラー28は2枚設けてもよく、その場合、1枚をリレーレンズ26と27の間に配置しても良い。
図3及び図4に示すように、インテグレータ装置30は、柱状プリズム(光インテグレータ)25と、柱状プリズム25を収容固定するホルダ31と、ホルダ31を揺動自在に支持する保持枠32とを有する。柱状プリズム25の一方の端面は光源ランプ21からの照明光を受け入れる光入射面33、他方の端面は光出射面(出射端面)34となり、光入射面33から入射した照明光は外周面の内面35で全反射を繰り返し照度分布を均一化して光出射面34から出射する。ホルダ31には照明光軸(以下、光軸という)40に沿って長孔(中空部)41が形成され、柱状プリズム25が装着される。長孔41は柱状プリズム25より僅かに大きく形成され、両端の開口部には隣合う2面にリブ74,75が形成され(図4,5参照)、柱状プリズム25を挟んでリブ74,75と対向する隙間に板バネ76,77が差し込まれる。これによって柱状プリズム25は長孔41の壁面との間に僅かな空間が確保される。
ホルダ31は、装着された柱状プリズム25の光入射面33の中心を球心とする凸の球面状に形成された当接面42が外壁面43の光入射面33側に設けられ、調節装置(調節手段)45のイモネジ(調節ネジ、調節手段)48,49(図6参照)とバネ(調節手段)66に付勢された押圧ピン46,47の先端が当接する調節面50が光出射面34側の外壁面43に等間隔で4つ形成されている。また、光出射面34側の端面には、バネ受け板52を固定するネジ孔53が設けられている。ホルダ31が保持枠32に挿入された後にバネ(揺動支持手段、付勢部材)54が保持枠32に装着され、バネ受け板52がネジ孔53と螺合するネジ55によってホルダ31に固定される。
保持枠32は、光軸40に沿った長手方向に形成された筒状部38に光入射面33側から光出射面34側に亘ってホルダ31を収容する長孔(収容空間)58が形成され、光入射面33側に当接面42と同じ半径の球面状に形成された受け面(揺動支持手段、受け部)60を備える。受け面60とバネ54とで揺動支持手段が構成され、ホルダ31が光入射面33の中心を支点として揺動自在に保持枠32に支持される。光出射面34側には調節装置45が設けられる。保持枠32の中央部分には取付孔62が形成されたフランジ部63が設けられ、フランジ部63が設けられた取付孔62に挿通されるネジ(図示せず)によって前記ケース16に強固に固着される。
図6及び図7に示すように、調節装置45は、前記筒状部38に組込まれ、光軸40と略垂直な面内で直交する2つの軸方向で一対の押圧ピン46,47を介してホルダ31を付勢する一対のバネ66と、ホルダ31を挟むように保持枠32にねじ込まれた一対のイモネジ48,49とによって構成される。押圧ピン46,47は、ピンケース65にバネ66とともに封入され蓋部材67によって閉じられる。押圧ピン46,47はバネ66によって付勢されピンケース65から先端が突出する。保持枠32の光出射面34側の外周面には2つの装着孔68と2つのネジ孔69が前記4つの調節面50にそれぞれ1つづつ対応するように90°間隔で形成され、装着孔68とネジ孔69とがホルダ31を挟んで対向配置される。
押圧ピン46が封入されたピンケース65は装着孔68に圧入され、押圧ピン46,47の先端が調節面50に当接する。ネジ孔69にネジ込まれたイモネジ48,49は先端が調節面50に当接し、そのねじ込み量に対応してホルダ31を一対のバネ66の付勢力に抗して移動させる。ホルダ31は、光入射面33側に設けられた当接面42がバネ54の付勢力によって受け面60に押し付けられ、光入射面33の中心を支点として光出射面34側が揺動自在に支持され、調節装置45によって光出射面34の位置が移動されても光入射面33の中心点の位置は変わらない。
次に、上記実施形態の作用について説明する。プロジェクタ10は電源スイッチがオンされるとマイクロコンピュータにより各部を制御し投映を開始する。DMD15は映像信号に基づいて駆動され、DMD15の駆動タイミングに合わせてカラーホイール24が回転する。光源装置12が発した光は集光レンズ23で集光され、カラーホイール24で各色に時分割されて柱状プリズム25の光入射面33の中心に入射する。柱状プリズム25は光入射面33から入射した光を外周面の内面35で全反射させ、全反射を繰り返すことによって光束の密度を均一化して光出射面34より出射する。出射された光はリレーレンズ26,27を通って全反射プリズム14に入射し反射面で反射されてDMD15を照射する。
このとき、DMD15に照射された光が、DMD15に正しく照射されれば問題はないが、図8,9に示すようにDMD15の正しい位置70からずれていると斜線で示す範囲が照射されず画像が欠けてしまうことになるとともに、照明光が無駄になり照度が落ちてしまう。そこで投映レンズ装置17からスクリーン18に調節用の画像を投映し、この画像を見ながら調節装置45によってホルダ31の位置、即ち、柱状プリズム25の光出射面34の位置を調節する。
図8に示すように、投映画像71が上下方向にずれてしまい上辺部分が欠けた場合は、イモネジ48を回してホルダ31を上下方向に移動させて光出射面34の位置を移動させる。投映画像71が正しい位置70となるまで前記イモネジ48を回し、前記光出射面34の位置調節を行う。また、図9に示すように、投映画像72が斜め方向にずれて右辺と下辺が欠けた場合は、イモネジ48を回してホルダ31を上下方向に移動させるとともに、イモネジ49を回してホルダ31を左右方向に移動させる。投映画像72が正しい位置70となるまでイモネジ48,49を回して光出射面34の位置調節を行う。光出射面34の位置調節を行っても光入射面33の位置は変わらないので、光源装置12からの光は光入射面33へ正しく入射され、光量損失は生じない。
次に、別の実施形態について説明するが、光インテグレータが柱状プリズム25から反射筒81に変更された以外は、前記実施形態と同じであるため、同じ符号を付して説明を省略する。図10に示すように、インテグレータ装置80は、反射筒81を備える。反射筒81の一方の開口端が光入射端(入射端面)83、他方の開口端が光出射端(出射端面)84となり、光入射端83から入射した光は反射筒81の内面に形成された反射面85で全反射を繰り返し、繰り返し反射されることによって光量が均一化され光出射端84から出射される。
図11に示すように、反射筒81は、4枚の長方形ミラー86を長手方向が接触するようにして形成され、中空部の内壁が反射面85となるように反射面85を内側にして矩形に組み合わされて形成される。長方形ミラー86はガラスやプラスチックの基板に真空蒸着あるいはスパッタによって反射層をコートしたものであるが、反射層を化学メッキなどによって形成したものであっても良い。
次に、第3の実施形態について説明する。図12に示すように、保持枠90は揺動支持手段の一方を構成する受け部(前記実施形態では受け面60)が異なっている以外は保持枠32と同じであるから、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。保持枠90は、光入射側端面91に前記当接面42の半径より小さい寸法の半径の円筒面92を有する凹部93が形成される。光入射側端面91に形成された凹部93の円形の開口縁(揺動支持手段、受け部)94に、当接面42がバネ54によって圧接され、ホルダ31が保持枠90に支持される。
上記実施形態では、画像表示パネルとしてDMDを備えているが、反射型又は透過型の液晶表示パネルを備えたものでもよい。また、1枚の画像表示パネルを備えた単板式に限ることはなく3枚の画像表示パネルを備えた三板式であってもよい。
10 プロジェクタ
12 光源装置
13 照明光学系
14 全反射プリズム
15 DMD
16 ケース
17 投映レンズ装置
25 柱状プリズム(光インテグレータ)
30 インテグレータ装置
31 ホルダ
32,90 保持枠
33 光入射面(入射端面)
34 光出射面(出射端面)
35 外周面の内面
38 筒状部
40 光軸(照明光軸)
41 長孔(中空部)
42 当接面
43 外壁面
45 調節装置(調節手段)
46,47 押圧ピン
48,49 イモネジ(調節ネジ、調節手段)
50 調節面
52 バネ受け板
53 ネジ孔
54 バネ(揺動支持手段、付勢部材)
55 ネジ
58 長孔(収容空間)
60 受け面(揺動支持手段、受け部)
62 取付孔
63 フランジ部
65 ピンケース
66 バネ(調節手段)
67 蓋部材
68 装着孔
69 ネジ孔
74,75 リブ
76,77 板バネ
81 反射筒(光インテグレータ)
83 光入射端(入射端面)
84 光出射端(出射端面)
85 反射面
86 長方形ミラー
91 光入射側端面
92 円筒面
93 凹部
94 開口縁(揺動支持手段、受け部)

Claims (7)

  1. 光源からの照明光を入射端面から受け入れ、入射した照明光の照度分布を内部反射の繰り返しにより均一化して出射端面から出射する光インテグレータと、
    前記入射端面の中心が照明光軸上に位置するように前記光インテグレータを保持する保持枠と、
    前記保持枠に設けられ、前記入射端面の中心を支点として前記出射端面が揺動自在となるように前記光インテグレータを支持する揺動支持手段と、
    前記光インテグレータの前記任意の方向への揺動量を調節する調節手段と、
    を備えたことを特徴とするインテグレータ装置。
  2. 前記光インテグレータを中空部内に一体的に収容して保持するホルダを備え、前記揺動支持手段は前記ホルダを介して光インテグレータを揺動自在に支持することを特徴とする請求項1記載のインテグレータ装置。
  3. 前記保持枠は、入射端面側から出射端面側にわたって前記ホルダを内部に収容する筒状部を有し、
    前記揺動支持手段は、前記筒状部の入射端面側に設けられた受け部と、前記筒状部の出射端面側に設けられ前記ホルダを前記出射端面側に付勢する付勢部材とからなり、
    前記調節手段は、前記筒状部の出射端面側に設けられていることを特徴とする請求項2記載のインテグレータ装置。
  4. 前記ホルダは、入射端面側に、前記入射端面の中心を球心とする部分球面状の当接面が形成され、
    前記受け部は、前記入射端面の中心を半径の中心として前記当接面の半径より小さい半径で形成された円形開口を有する凹部の開口縁であり、前記付勢部材によって付勢された前記ホルダの当接面が摺接することを特徴とする請求項3記載のインテグレータ装置。
  5. 前記ホルダは、前記入射端面側に、入射端面の中心を球心とする部分球面状の当接面が形成され、
    前記受け部は、前記当接面と同じ半径で形成された部分球面状の受け面であり、前記付勢部材によって付勢された前記ホルダの当接面が摺接することを特徴とする請求項3記載のインテグレータ装置。
  6. 前記調節手段は、前記筒状部に組込まれ、前記光軸と略垂直な面内で直交する2つの軸方向に前記ホルダをそれぞれ付勢する一対のバネと、前記筒状部の出射端面側の2個所にねじ込まれ、そのねじ込み量に対応してホルダを前記一対のバネの付勢方向に抗して移動させる一対の調節ネジとからなることを特徴とする請求項4又は5記載のインテグレータ装置。
  7. 前記請求項1〜6のいずれかに記載のインテグレータ装置を備えたことを特徴とするプロジェクタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013064876A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Ricoh Co Ltd 画像表示装置
JP2015007689A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 カシオ計算機株式会社 光軸調整装置及び投影装置
CN115657324A (zh) * 2022-12-09 2023-01-31 广东科视光学技术股份有限公司 合光机构及光学镜头

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