JP5531520B2 - 画像投影装置及び画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静止画や動画などの映像を被投影面に投影する画像投影装置と、その画像投影装置を備えた画像表示装置に関する。
光源と画像形成素子を有する画像生成部で生成され、投影レンズ等の投影光学系を通過した投影映像を、反射型光学素子の反射により、スクリーン等の被投影面に拡大して投影する画像投影装置が知られており、リアプロジェクション方式やフロントプロジェクション方式の画像表示装置に応用されている。
このような画像投影装置において、画像生成部及び、それに連なる投影レンズに対する反射型光学素子の位置、傾きは映像の品質に大きく影響する。
また、関連する光学部材が多いことと、特に画像投影装置が映像拡大装置であることのため、装置には多くの調整がとられている。
このため、反射型光学素子を使った画像投影装置において、反射型光学素子には多くの調整が行なわれてきており、種々の提案がなされてきた。
しかし、従来の反射型光学素子の調整は一つの方向の調整を行なうと、前に行なった調整が変化するといった傾向をもったものが多く、調整の時間を多く要するとともに、最適な調整を行なうのが難しいといった欠点があった。
例えば特許文献1(特開2008−139442号公報)には、反射型光学素子(ミラー)の取付構造と調整方法が開示されているが、ミラー回転軸がミラー反射面と離れており、最適な調整を行なうのが難しい。
すなわちミラー回転軸がミラー反射面と離れていると、軸廻りの回転調整により映像光のミラーに反射される位置が変化してしまうことになる。また、この従来技術にも記載されているように、ミラーの反射面が回転軸廻りの回転面である場合でしか調整として使えないこととなる。これではミラー面を非球面とした反射面設計が出来ないことになり、光学設計に大きな制約となる。
特許文献2(特開2006−18083号公報)や特許文献3(特開2007−65053号公報)には、反射型光学素子(非球面ミラー、樹脂ミラー等)の支持構造が開示されているが、特許文献2、3に記載の従来技術は、温度変化等によるミラー面の膨張によるゆがみを吸収するためのものであり、軸廻りの回転調整を行なうものではない。
特許文献4(特許第3913265号公報)には、反射体の支持機構と調整方法が開示されており、反射体の反射光軸を調整ポイントとしているが、厳密に言えばピポット先端位置と反射面との間には厚みがあり、調整中心がミラー中心ではない。
また、反射面の定義を、光軸を対象とする球面との制約をしている。さらにミラー中心を反射面から外すとか、ミラー面が光軸回転中心といったように、ミラー面形状に制約を入れている。
特許文献5(特開2007−41544号公報)には、反射型光学素子の保持構造が開示されているが、これは温度変化等によるミラー面の膨張によるゆがみを吸収するためのものであり、軸廻りの回転調整を行なうものではない。
本発明は、画像投影装置における反射型光学素子の保持構造において、反射型光学素子の複数の方向の調整においても、基準となる反射点が動くことがなく、それぞれの方向の調整が独立した画面項目の調整となるようにすることを課題としている。すなわち、本発明では、投影画面中心のミラー反射点位置は、軸廻りの回転による調整を行なっても変化せず、あくまでミラー面の軸廻り傾きの調整となるようにするものであり、これにより投影画面の中心位置とその反射ミラー位置を一致させる部品の精度出しと独立した調整とすることができるようにすることを課題としている。
また、反射型光学素子といった成型によって作成される部品と、保持部材などの構造部品との材質の違い(熱膨張率の違い)によって生じやすいミラー面の熱変化による映像のゆがみ、ボケといった問題を軽減することも課題としている。
さらに本発明は、反射型光学素子を使用した画像投影装置において必要となる、反射型光学素子の傾き調整構造、反射型光学素子の保持構造に関するものである。この画像投影装置の反射型光学素子は、画像生成部で作成され、それを処理する投影光学系からの映像光を被投影面上に反射投影するものであり、機能上、非球面等の反射面をもつものが多い。そのため、当然投影光と反射面との関係には、正確な位置、傾きの一致が必要となる。
ここで反射型光学素子の取り付けに関しては多くの項目で調整が必要となっており、前述したように従来多くの調整方法が提案されてはいるが、機構及び方法の簡便さ、及びコスト的課題を意識するあまり、調整作業間の相互の関連、他の調整要素に及ぼす二次的な影響に関しては、あまり深くは考慮されていなかった。
本発明は上記の課題を解決するための手段を提供するものであり、詳しくは、反射型光学素子の傾き調整に関し、傾き調整を行なっても、投影映像と反射面の位置的関係のズレが少なく、温度等による反射面のズレ、ゆがみ等が最小となるような調整・保持構造を備えた画像投影装置を提供すること、及びその画像投影装置を備えた投射型の画像表示装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明では以下のような解決手段を採っている。
本発明の第1の解決手段は、映像光を生成する画像生成部と、該画像生成部で生成された映像光を投影する投影光学系と、該投影光学系からの投影映像を反射型光学素子で被投影面に向かって反射する反射光学系とを備えた画像投影装置において、前記反射光学系は、前記反射型光学素子を第1保持部材と第2保持部材により角度調節可能に保持固定する保持構造を有し、前記反射型光学素子は、曲面の反射面を有し、該反射面外の外周部に、投影映像画面の中心光軸に直交し該投影映像画面の一辺に平行な第1の方向に軸芯を持つガイド軸を有し、該ガイド軸を前記第1保持部材に設けられた溝部に保持されるとともに、前記第1の方向の軸廻りには前記第1保持部材に対し回転自由度を有し、前記第1保持部材は、前記反射型光学素子を保持するとともに、その外周部に、前記第1の方向と直交する方向の第2の方向に設けられ、前記投影映像画面の中心光軸に直交する軸芯を持つガイド軸を有し、該ガイド軸を前記第2保持部材に設けられた溝部に保持されるとともに、前記第2の方向の軸廻りには前記第2保持部材に対し回転自由度を持つ構造であり、前記反射型光学素子のガイド軸と前記第1保持部材のガイド軸の軸芯は、前記反射型光学素子の反射面と前記投影映像画面の中心光軸とが交わる点に接するか若しくはその近傍に配置するように構成したことを特徴とする(請求項1)。
本発明の第2の解決手段は、第1の解決手段の画像投影装置において、前記第1保持部材に設けられた溝部は、前記反射型光学素子のガイド軸を保持する構造を持ち、該ガイド軸は前記第1の方向に平行となるように設けられた溝内基準面に押圧部材により軸廻りの回転自由度を持った形で押え固定されており、前記第2保持部材に設けられた溝部は、前記第1保持部材のガイド軸を保持する構造を持ち、該ガイド軸は前記第2の方向に平行となるように設けられた溝内基準面に押圧部材により軸廻りの回転自由度を持った形で押え固定されていることを特徴とする(請求項2)。
本発明の第3の解決手段は、第1または第2の解決手段の画像投影装置において、前記反射型光学素子の反射面外には前記第1の方向に平行なリブ面を有するリブが設けてあり、前記反射型光学素子のガイド軸廻りの回転調整後、リブ面を前記第1保持部材に対し固定することにより、前記反射型光学素子の前記第1保持部材に対する回転角度位置を規制するとともに、前記第1保持部材には前記第2の方向に平行なリブ面を有するリブが設けてあり、前記第1保持部材のガイド軸廻りの回転調整後、リブ面を前記第2保持部材に対し固定することにより、前記第1保持部材の前記第2保持部材に対する回転角度位置を規制する構造であることを特徴とする(請求項3)。
本発明の第4の解決手段は、第1乃至第3のいずれか一つの解決手段の画像投影装置において、前記反射型光学素子の前記第1保持部材に対するガイド軸方向の位置は、前記反射型光学素子の外周部に設けた前記ガイド軸と直交する方向に設けたリブと、前記第1保持部材に設けた前記リブに嵌合する溝部によって決定し、前記反射型光学素子と前記第1保持部材との前記第1の方向の取り付け余裕寸法は、それぞれの材質の線膨張係数の差と、画像投影装置の上限使用想定温度と常温との温度差と、前記反射型光学素子の第1の方向の巾と、を掛け合わせた値より大きくとり、前記反射型光学素子に設けた前記リブの中心から前記ガイド軸までの前記第1の方向の寸法の比によって配分されるように設定されていることを特徴とする(請求項4)。
本発明の第5の解決手段は、第1乃至第4のいずれか一つの解決手段の画像投影装置において、前記第1保持部材及び前記第2保持部材の材質は同材質であり、前記第1保持部材の前記第2の方向の位置は、前記第2保持部材に設けた基準面位置に押圧部材により押し当てる形で決まる構造であることを特徴とする(請求項5)。
本発明の第の解決手段は、画像表示装置であって、第1乃至第のいずれか一つの解決手段の画像投影装置と、被投影面であるスクリーンを備え、前記画像投影装置の前記画像生成部で生成された映像光を、前記投影光学系と前記反射光学系により前記スクリーンに拡大して投影することを特徴とする(請求項)。
本発明では、画像投影装置の反射型光学素子の傾き調整について、2方向の回転調整を想定し、その調整用の回転軸芯(反射型光学素子のガイド軸と第1保持部材のガイド軸の軸芯)を、反射型光学素子の反射面と投影映像画像の中心光軸とが交わる点(反射点)に接するか若しくはその近傍に配置するように構成したので、これにより調整は投影画面中心を基準とした傾き調整となり、調整の精度、及び調整時間の短縮につなげることが可能となる。従って、本発明では、反射型光学素子の傾き調整に関し、傾き調整を行なっても、光線と反射面の位置的関係のズレが少なく、温度等による反射面のズレ、ゆがみ等が最小となるような調整・保持構造を備えた画像投影装置と、それを備えた画像表示装置を実現することができる。
本発明の一実施形態を示す画像投影装置を備えた投射型画像表示装置の構成説明図であり、(a)は投射型画像表示装置を側方から見た概略構成図、(b)は(a)の投射型画像表示装置の画像投影装置を鉛直上方向から見た概略構成図である。 本発明の別の実施形態を示す画像投影装置を備えた投射型画像表示装置の構成説明図であり、(a)は投射型画像表示装置を側方から見た概略構成図、(b)は(a)の投射型画像表示装置の画像投影装置を鉛直上方向から見た概略構成図である。 本発明の一実施例を示す図であって、反射型光学素子とそれを保持する保持部材の構成例を示す分解斜視図である。 図3に示す反射型光学素子の保持構造の説明図であり、(a)は反射型光学素子のガイド軸の第1保持部材に対する取付部を示す概略要部断面図であり、(b)は反射型光学素子の規制リブの第1保持部材に対する取付部を示す概略要部断面図である。 図3に示す反射型光学素子のミラー面とガイド軸の軸芯の関係を示す概略要部斜視図である。 図3に示す反射型光学素子のガイド軸の軸芯と、第1保持部材ガイド軸の軸芯の関係を示す概略要部斜視図である。 反射型光学素子を回転調整する場合の反射面と反射点の位置の変化を示す図であり、(a)は反射型光学素子の回転調整の中心位置が反射面から離れた位置にある場合の例、(b)は反射型光学素子の回転調整の中心位置が反射面上にある場合の例を示す図である。
本発明は、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)等の反射型画像形成素子や、透過型液晶素子等の透過型画像形成素子を画像生成部に用い、画像生成部で生成された画像を前記投影光学系で被投射面に投影する画像投影装置の光学系に使用される反射型光学素子の保持構造、及びその調整構造に特徴を有するものである。そして本発明に係る画像投影装置は、リアプロジェクション方式やフロントプロジェクション方式等の投射型画像表示装置に具備されるものであり、上記反射型光学素子は、投射型画像表示装置を大画面化、薄型化する上で必要な構成要素となっており、特に表示スクリーンと画像投影装置との距離を短くしたいといった要求に関しては重要な部品となっている。
以下、本発明の具体的な構成例について、図面を参照して詳細に説明する。
まず図1により、本発明に係る画像投影装置を備えた投射型画像表示装置の構成について説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す画像投影装置を備えた投射型画像表示装置の構成説明図であり、(a)は投射型画像表示装置を側方から見た概略構成図、(b)は(a)の投射型画像表示装置の画像投影装置を鉛直上方向から見た概略構成図を示している。
図1に示す投射型画像表示装置は、画像投影装置1と、被投影面であるスクリーン8を備えており、画像投影装置1は、図示省略の光源と画像形成素子2と導光プリズム3で構成される画像生成部と、画像生成部で生成された映像光を投影するレンズ部4a,4bを有する投影光学系4と、投影光学系(レンズ部)4からの投影映像光をスクリーン8に向かって反射する反射型光学素子6を有する反射光学系5とを備えている。
この画像投影装置1では、画像形成素子2は、その中心が投影光学系4の光軸と一致しないように設置されている。そして画像形成素子は投影光学系4のレンズ部4a,4bの光軸O1に対して略直交する方向(図示の例では鉛直下方)にシフトして設置されている。このため投影光学系4の光軸O1と、投影映像画面の中心の光軸O2は一致せず、交差する構成となっている。
このように図1に示す投射型画像表示装置の画像投影装置1では、画像生成部で生成され、投影光学系4のレンズ部4a,4bを通過して反射光学系5の反射型光学素子6の反射面に入射する映像光の投影映像画面の中心光軸O2が、投影光学系4のレンズ部4a,4bの光軸O1と交差している構成となっているので、画像生成部で生成された映像光を投影光学系4のレンズ部4a,4bで拡大投影することができ、さらに投影映像光を凸面形状の反射面(例えば凸の非球面や二次曲面、あるいはその他の自由曲面)により反射してスクリーン8に斜め入射させることにより、スクリーン8上に効率よく拡大投影することができる。このため、画像投影装置1とスクリーン8の設置位置を近くでき、大画面で薄型のリアプロジェクション方式やフロントプロジェクション方式の画像表示装置を実現することができる。
次に画像投影装置1についてより具体的に説明する。画像形成素子2としては例えばDMDを用い、光源部(図示せず)からの照明光は、導光プリズム3を介して画像形成素子(DMD)2に照射し、画像形成素子(DMD)による映像反射光は導光プリズム3を透過して映像光処理部である投影光学系4のレンズ部(複数の投影レンズ)4a,4bを通過後、反射光学系5の反射型光学素子6により投射方向を変え、被投影面であるスクリーン8上に斜め入射し結像される。
このように、反射型光学素子6により投射方向を変え、被投影面であるスクリーン8上に斜め入射させる構成では、画像投影装置1とスクリーン8との距離を短くするとか、スクリーン上の高い位置に結像させるため、投影光学系4のレンズ部4a,4bからの光線は反射型光学素子6の反射面により所定の補正を受けることとなる。このため、反射型光学素子6の反射面は、例えば凸状の非球面(例えば曲率半径と非球面係数を持つ面、2次曲面、その他の自由曲面等)となる。
当然のことながら反射型光学素子の反射面形状は高度の精度を必要とし、その前にある投影光学系4のレンズ部4a,4bとの位置、傾き等の関係も精度が必要となる。
次に図2は本発明の別の実施形態を示す画像投影装置を備えた投射型画像表示装置の構成説明図であり、(a)は投射型画像表示装置を側方から見た概略構成図、(b)は(a)の投射型画像表示装置の画像投影装置を鉛直上方向から見た概略構成図を示している。
図2に示す投射型画像表示装置は、画像投影装置1と、被投影面であるスクリーン8を備えており、画像投影装置1は、図示省略の光源と画像形成素子と導光プリズム3で構成される画像生成部と、画像生成部で生成された映像光を投影するレンズ部4a,4bを有する投影光学系4と、投影光学系(レンズ部)4からの投影映像光をスクリーン8に向かって反射する2つの反射型光学素子6,7を有する反射光学系5とを備えている。
図2に示す画像表示装置では、画像投影装置1の反射光学系5に2枚の反射型光学素子6,7を使用しており、例えば反射型光学素子6は、反射面が凹状の自由曲面等からなるミラーであり、反射型光学素子7は平面ミラー5である。なお、その他の構成は図1と同様である。
図2に示す画像表示装置では、画像形成素子2として例えばDMDを用い、光源部(図示せず)からの照明光は、導光プリズム3を介して画像形成素子(DMD)2に照射し、画像形成素子(DMD)による映像反射光は導光プリズム3を透過して映像光処理部である投影光学系4のレンズ部(複数の投影レンズ)4a,4bを通過後、反射光学系5の反射型光学素子(自由曲面ミラー)6により投射方向を変え、さらに平面ミラー7で折り返されて被投影面であるスクリーン8上に斜め入射し結像される。
以上、画像投影装置1を備えた画像表示装置の構成例について説明したが、画像投影装置1に用いる画像形成素子2としては、DMDの他、反射型液晶素子等の反射型画像形成素子を使用しても良く、また透過型液晶素子等の透過型画像形成素子を使用しても良い。
以上のような画像表示装置を構成する画像投影装置1において、本発明では、反射光学系5の非球面(例えば曲率半径と非球面係数を持つ面、2次曲面、その他の自由曲面等)のミラー面を有する反射型光学素子6の保持構造及びその調整構造に特徴を有するものである。
以下、本発明に係る反射型光学素子6の保持構造及び調整構造の実施例について説明する。
図3は本発明の一実施例を示す反射型光学素子とそれを保持する保持部材の構成例を示す分解斜視図である。また、図4は、図3に示す反射型光学素子の保持構造の説明図であり、(a)は反射型光学素子のガイド軸の第1保持部材に対する取付部を示す概略要部断面図であり、(b)は反射型光学素子の規制リブの第1保持部材に対する取付部を示す概略要部断面図である。
図1または図2に示した画像投影装置1の反射光学系5は、図3に示すように、反射型光学素子6を第1保持部材20と第2保持部材30により角度調節可能に保持固定する保持構造を有している。
反射型光学素子6は、反射面外の外周部に、投影映像画面の中心光軸(具体的には設計上の投影映像画面の中心光軸)に直交し該投影映像画面の一辺に平行な第1の方向(図3においてY方向)に軸芯を持つガイド軸11,12を有し、該ガイド軸11,12を第1保持部材20に設けられた溝部21,22に保持されるとともに、第1の方向(Y方向)の軸廻りには第1保持部材20に対し回転自由度を有している。また、第1保持部材20は、反射型光学素子6を保持するとともに、その外周部に、第1の方向(Y方向)と直交する方向の第2の方向(図3においてZ方向)に設けられ、投影映像画面の中心光軸に直交する軸芯を持つガイド軸24,25を有し、該ガイド軸を第2保持部材30に設けられた溝部31,32に保持されるとともに、第2の方向(Z方向)の軸廻りには第2保持部材30に対し回転自由度を持つ構造である。さらに、反射型光学素子6のガイド軸11,12と第1保持部材20のガイド軸24,25の軸芯は、反射型光学素子6の反射面10と投影映像画像の中心光軸とが交わる点に接するか若しくはその近傍に配置するように構成している。
第1保持部材20に設けられた溝部21,22は、反射型光学素子6のガイド軸11,12を保持する構造(例えば図4(a)に示す保持構造)を持ち、該ガイド軸11,12は第1の方向(Y方向)に平行となるように設けられた溝内基準面に押圧部材(例えば保持バネ)15,16により軸廻りの回転自由度を持った形で押え固定されている。また、第2保持部材30に設けられた溝部31,32も、第1保持部材20のガイド軸24,25を保持する構造を持ち(図示を省略するが、図4(a)と同様な構造である)、該ガイド軸24,25は第2の方向(Z方向)に平行となるように設けられた溝内基準面に押圧部材(例えば保持バネ)34,35により軸廻りの回転自由度を持った形で押え固定されている。
反射型光学素子6の反射面外には第1の方向(Y方向)に平行なリブ面(リブ14のリブ面)が設けてあり、反射型光学素子6のガイド軸廻りの回転調整後、リブ14のリブ面を第1保持部材20に対し固定することにより、反射型光学素子6の第1保持部材20に対する回転角度位置を規制する。また、第1保持部材20には第2の方向(Z方向)に平行なリブ面(リブ27のリブ面)が設けてあり、第1保持部材20のガイド軸廻りの回転調整後、リブ27のリブ面を第2保持部材30の保持部33に対し固定することにより、第1保持部材20の第2保持部材30に対する回転角度位置を規制する。
反射型光学素子6の第1保持部材20に対するガイド軸方向の位置は、反射型光学素子6の外周部に設けたガイド軸11,12と直交する方向に設けたリブ14と、このリブ14に嵌合する第1保持部材20に設けた溝部によって決定し、反射型光学素子6と第1保持部材20との第1の方向(Y方向)の取り付け余裕寸法は、「それぞれの材質の線膨張係数の差」と、「画像投影装置の上限使用想定温度と常温との温度差」と、「反射型光学素子の第1の方向の巾」と、を掛け合わせた値より大きくとり、反射型光学素子6に設けたリブ14の中心からガイド軸11,12までの第1の方向の寸法の比によって配分されるように設定されている。
また、第1保持部材20及び第2保持部材30の材質は同材質であり、第1保持部材20の第2の方向(Z方向)の位置は、第2保持部材30に設けた溝部32の基準面位置に押圧部材(例えば保持バネ)36により押し当てる形で決まる構造である。
次に本実施例の保持構造についてより詳しく説明する。
図3に示す例では、反射型光学素子6は、例えば反射面10に自由曲面を有するミラー(自由曲面ミラー)からなり、例えばポリカーボネイト等の樹脂材料と金型を用いた樹脂成形により面精度良く形成されている。
この反射型光学素子6を保持する第1保持部材20と、該第1保持部材20を保持する第2保持部材30も、樹脂材料と金型を用いた樹脂成形により形成されており、第1保持部材20と第2保持部材30の樹脂材料の材質は同材質である。
反射型光学素子6は、その反射面外の第1の方向(図3においてY方向)に突出して設けられたガイド軸11,12を有しており、該ガイド軸11,12を第1保持部材20に設けた溝部21,22に係合し、押圧部材である保持バネ15,16により光軸方向(図3においてX方向)、及び垂直下方方向(図3においてZ方向)に押され、第1保持部材20に押し当てられ固定される。また、ここでガイド軸11,12の軸芯廻りの回転は自由な形となっている。なお、図3の例では、反射型光学素子6の第1の方向(Y方向)に軸芯を持つガイド軸11,12は、反射型光学素子6の外周部の両側に突出して設けられているが、片側だけに設けても保持することが可能である。
反射型光学素子6のガイド軸11,12方向(図3においてY方向)の位置は、反射型光学素子6の反射面(自由曲面ミラー面)10の面外に設けた別のガイド軸13と第1保持部材20の溝部23との係合により、第1保持部材20に対するY方向の位置を規制されている。また、反射型光学素子6の外周部と第1保持部材20とのY方向の隙間は、両部品の熱膨張により反射型光学素子6と第1保持部材20が接触しないだけの隙間を持った係合となっている。
一対のガイド軸11,12を軸とする反射型光学素子6の第1保持部材20に対する回転位置は、反射型光学素子6を第1保持部材20に対し回転し、反射型光学素子6の外周部に一体に取り付けられたリブ14を、図4(b)に示すように第1保持部材20に対し、X方向にネジ調整し固定する。なお、リブ14は、第1保持部材20に一端を受けた押えバネ19と第1保持部材20にねじ込まれた保持押え18との間に挟まれており、保持押え18を回転することにより、ガイド軸11,12の軸芯を中心とした反射型光学素子6の回転角を調整することが可能となっている。
次に第1保持部材20の第2保持部材30に対する取り付けは、反射型光学素子6の取り付けと同様に、第1保持部材20のガイド軸24,25を第2保持部材30の溝部31,32に保持バネ34,35により、X方向に押し当てられることにより行われる。
ここで、ガイド軸24,25の軸芯廻りの回転は、自由な形となっている。この回転位置も上記の反射型光学素子6の回転調整のときと同様に、第1保持部材20に設けたリブ27を、押さえ板37と保持押え38と押えバネ39を用いた構造(図4(b)と同様の構造)により、第2保持部材の保持部33に対し、X方向にネジ調整することにより調整可能な形であり、調整後固定される。
また、第1保持部材20のガイド軸24,25の軸芯方向(Z方向)の位置は、保持バネ36により第1保持部材20を第2保持部材30の溝部32の基準面位置に押し当てる形で決定される。
なお、反射型光学素子6及び第1保持部材20は、回転位置の調整後、リブ14,27を接着材等で固定され、位置を決定する。
ここで反射型光学素子6のガイド軸11,12と、第1保持部材20のガイド軸24,25のそれぞれの軸線は、反射型光学素子6の反射面(自由曲面ミラー面)10と、設計上の投影画面の中心光軸とが交わる点(反射点)に接する(またはそのごく近傍に位置する)関係にあり、上記2方向のガイド軸廻りのそれぞれの回転調整によっても、反射型光学素子(自由曲面ミラー)6の反射面10と設計上の投影画面の中心光軸とが交わる点は動かないようになっている。
次に反射型光学素子6の形状説明を図5により行なう。
図5は、図2の2枚の反射型光学素子6,7を使用して映像をスクリーンに投影する場合の例を示しており、反射面中央部の1点鎖線範囲内が投影光学系(レンズ部)4からの映像光の反射面であり、この反射面10は凹状の自由曲面ミラー面である。図においてA点は投影映像の中心主光線がミラー面10により反射される点である。
また、左右のガイド軸11,12はその軸芯が一直線上であり、投影映像画面の中心光軸(レンズ部4からの投影映像の中心主光線)と直角に、また投影映像画面枠の一辺と平行になるよう構成されている。
ここで前述したように、上記ガイド軸11,12の軸芯は上記A点に接するような関係で構成されている。
次に第1保持部材20と第2保持部材30との関係を図6により説明する。
図6の第1保持部材20の上下部に設けたガイド軸24,25はその軸芯が一致し、投影映像画面の中心光軸(レンズ部4からの投影映像の中心主光線)と直角に、また投影映像画面枠の一辺(上記反射型光学素子6のガイド軸11,12に平行な一辺と直交する一辺)と平行になるよう構成されている。
また、このガイド軸24,25の軸芯と、反射型光学素子6のガイド軸11,12の軸芯とが交差する点Bは、第1保持部材20に反射型光学素子6が取り付けられたとき、前記Aの点に接するような関係で構成されている。
本発明では、画像投影装置1の反射型光学素子6の傾き調整について、2方向の回転調整を想定し、その調整用の回転軸芯(反射型光学素子6のガイド軸11,12と第1保持部材20のガイド軸24,25の軸芯)を、反射型光学素子6の反射面10と設計上の投影映像画像の中心光軸とが交わる点(反射点)Aに接するか若しくはその近傍に配置するように構成したので、これにより調整は投影画面中心を基準とした傾き調整となり、調整の精度、及び調整時間の短縮につなげることができる。
以下、本発明の作用効果についてより詳しく述べる。
反射型光学素子6を使用した画像投影装置(画像表示装置)における反射型光学素子6の反射面形状は、投影光学系4で使用されるレンズ、レンズと投射スクリーン8の関係等をもとに、面が決定されており、その取り付け位置出しには多くの調整を必要とする。それらの調整においても特に厄介なのは非球面(例えば曲率半径と非球面係数を持つ面、2次曲面、その他の自由曲面等)のミラー面を有する反射型光学素子6の傾き調整である。
そこで本発明では、上記のように、反射型光学素子6の傾き調整について、2方向の回転調整を想定し、その調整回転軸芯を投射映像光線の中心光軸が、反射型光学素子と交わる反射点に接する構造とした。
その一方で、前述の従来技術のように、調整用回転軸芯を反射型光学素子6の反射面10から離れた構造とすると、調整により投影画面に対応する反射面が、調整することにより全画面範囲にわたって移動することとなり、調整時間が多く必要となり、調整の精度も劣ることとなる。この説明を図7(a),(b)をもとに説明する
図7(a)は、反射型光学素子6の反射面の調整の回転中心(軸芯)位置が反射面から離れた構造の場合の略図であり、反射面がa−a’、調整の回転中心がSの点と想定して設計されているとする。しかし、実際の部品では、製造時の誤差や、温度変化による部品の熱膨張等により、設計上の中心点Sに対してhなる寸法誤差が発生する場合があり、調整の回転中心がS1にずれることがある。
ここで設計上の反射面a−a’に入射する光線がA点で反射されるとして、入射光線l−A、出射光線A−mとする。しかし、実際は上記のように寸法誤差hのズレが発生することがあるため、反射面a−a’はb−b’となり、設計上のA点はB点に移るとともに、実際の光線の反射点はA1となる。当然A1の反射面が設計値と違うため、出射光線はA1−nとなる。そこでS1を中心に反射面を回転調整し、設計の出射光線に近くなるように反時計方向に回転し、反射面をc−c’とし、反射点の傾きを設計想定値に近くすることとなる。ここで反射点はA2に移り、出射光線はA2−pとなリ、またBの点もCに移動することとなる。従って、この調整により、設計上のA点は最終的にC点に動いたことになる。このため、調整後も映像のゆがみ、ボケといった問題が発生する恐れがある。
次に図7(b)は、反射型光学素子6の反射面の調整の回転中心(軸芯)位置が反射面上に有る構造の場合の略図であり、反射面がa−a’調整の回転中心がAの点と想定して設計されているとする。そして設計上の反射面a−a’に入射する光線がA点で反射されるとして、入射光線l−A、出射光線A−mとする。
このように反射面の回転中心位置が反射面上にあるときの場合を想定すると、寸法誤差hのズレが発生した場合には、反射面は、a−a’→b−b’となり、設計上のA点はB点に移るとともに、実際の光線の反射点はA1となり、出射光線はA1−nとなる。そこでB点を中心に反射面を回転調整し、設計の出射光線に近くなるように反時計方向に回転し、反射面をc−c’とすると、反射点はA1→A2となる。
このように、設計上のA点は寸法誤差等によりB点にずれることがあるが、反射面の調整の回転中心(軸芯)位置が反射面上に有る場合には、回転中心位置はB点となるので、回転調整してもB点の位置は動かず、調整後の反射面の位置のずれは小さくなる。
すなわち、図7(a)のように、調整用の回転中心(軸芯)が反射面から離れていると、調整作業により設計想定反射面の位置が大きくずれることがあるが、図7(b)のように、反射面の調整の回転中心(軸芯)位置が反射面上に有る場合には、調整作業を行っても設計想定反射面の位置が大きくずれることがないので、調整の精度、及び調整時間の短縮につなげることができ、調整後の映像のゆがみ、ボケといった問題も低減することができる。
また、熱変化により生ずる反射型光学素子6の反射面の膨張、これによって生ずる適正反射面の光線に対する反射点の移動といった面からみて、調整の基準点(本発明の場合は、反射型光学素子6のガイド軸11,12と第1保持部材20のガイド軸24,25の軸芯)を、反射型光学素子6の反射面10と設計上の投影映像画像の中心光軸とが交わる点に接するか若しくはその近傍に配置するように構成し、特に投影映像画像の上下、左右の中間位置に置くことは、投影画像の品質面から考えて有効である。
1:画像投影装置
2:画像形成素子
3:導光プリズム
4:投影光学系
4a,4b:レンズ部
5:反射光学系
6:反射型光学素子(自由曲面ミラー)
7:反射型光学素子(平面ミラー)
8:スクリーン(被投影面)
10:反射面(ミラー面)
11,12:反射型光学素子のガイド軸
14:反射型光学素子のリブ
15,16,34,35:保持バネ(押圧部材)
20:第1保持部材
21,22:第1保持部材の溝部
24,25:第1保持部材のガイド軸
27:第1保持部材のリブ
30:第2保持部材
31,32:第3保持部材の溝部
特開2008−139442号公報 特開2006−18083号公報 特開2007−65053号公報 特許第3913265号公報 特開2007−41544号公報

Claims (6)

  1. 映像光を生成する画像生成部と、該画像生成部で生成された映像光を投影する投影光学系と、該投影光学系からの投影映像を反射型光学素子で被投影面に向かって反射する反射光学系とを備えた画像投影装置において、
    前記反射光学系は、前記反射型光学素子を第1保持部材と第2保持部材により角度調節可能に保持固定する保持構造を有し、
    前記反射型光学素子は、曲面の反射面を有し、該反射面外の外周部に、投影映像画面の中心光軸に直交し該投影映像画面の一辺に平行な第1の方向に軸芯を持つガイド軸を有し、該ガイド軸を前記第1保持部材に設けられた溝部に保持されるとともに、前記第1の方向の軸廻りには前記第1保持部材に対し回転自由度を有し、
    前記第1保持部材は、前記反射型光学素子を保持するとともに、その外周部に、前記第1の方向と直交する方向の第2の方向に設けられ、前記投影映像画面の中心光軸に直交する軸芯を持つガイド軸を有し、該ガイド軸を前記第2保持部材に設けられた溝部に保持されるとともに、前記第2の方向の軸廻りには前記第2保持部材に対し回転自由度を持つ構造であり、
    前記反射型光学素子のガイド軸と前記第1保持部材のガイド軸の軸芯は、前記反射型光学素子の反射面と前記投影映像画面の中心光軸とが交わる点に接するか若しくはその近傍に配置するように構成したことを特徴とする画像投影装置。
  2. 請求項1に記載の画像投影装置において、
    前記第1保持部材に設けられた溝部は、前記反射型光学素子のガイド軸を保持する構造を持ち、該ガイド軸は前記第1の方向に平行となるように設けられた溝内基準面に押圧部材により軸廻りの回転自由度を持った形で押え固定されており、
    前記第2保持部材に設けられた溝部は、前記第1保持部材のガイド軸を保持する構造を持ち、該ガイド軸は前記第2の方向に平行となるように設けられた溝内基準面に押圧部材により軸廻りの回転自由度を持った形で押え固定されていることを特徴とする画像投影装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像投影装置において、
    前記反射型光学素子の反射面外には前記第1の方向に平行なリブ面を有するリブが設けてあり、前記反射型光学素子のガイド軸廻りの回転調整後、リブ面を前記第1保持部材に対し固定することにより、前記反射型光学素子の前記第1保持部材に対する回転角度位置を規制するとともに、
    前記第1保持部材には前記第2の方向に平行なリブ面を有するリブが設けてあり、前記第1保持部材のガイド軸廻りの回転調整後、リブ面を前記第2保持部材に対し固定することにより、前記第1保持部材の前記第2保持部材に対する回転角度位置を規制する構造であることを特徴とする画像投影装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つに記載の画像投影装置において、
    前記反射型光学素子の前記第1保持部材に対するガイド軸方向の位置は、前記反射型光学素子の外周部に設けた前記ガイド軸と直交する方向に設けたリブと、前記第1保持部材に設けた前記リブに嵌合する溝部によって決定し、
    前記反射型光学素子と前記第1保持部材との前記第1の方向の取り付け余裕寸法は、それぞれの材質の線膨張係数の差と、画像投影装置の上限使用想定温度と常温との温度差と、前記反射型光学素子の第1の方向の巾と、を掛け合わせた値より大きくとり、前記反射型光学素子に設けた前記リブの中心から前記ガイド軸までの前記第1の方向の寸法の比によって配分されるように設定されていることを特徴とする画像投影装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の画像投影装置において、
    前記第1保持部材及び前記第2保持部材の材質は同材質であり、前記第1保持部材の前記第2の方向の位置は、前記第2保持部材に設けた基準面位置に押圧部材により押し当てる形で決まる構造であることを特徴とする画像投影装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一つに記載の画像投影装置と、被投影面であるスクリーンを備え、前記画像投影装置の前記画像生成部で生成された映像光を、前記投影光学系と前記反射光学系により前記スクリーンに拡大して投影することを特徴とする画像表示装置。
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