JP2002223925A - 飲食物提供装置 - Google Patents

飲食物提供装置

Info

Publication number
JP2002223925A
JP2002223925A JP2001026917A JP2001026917A JP2002223925A JP 2002223925 A JP2002223925 A JP 2002223925A JP 2001026917 A JP2001026917 A JP 2001026917A JP 2001026917 A JP2001026917 A JP 2001026917A JP 2002223925 A JP2002223925 A JP 2002223925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
food
tray
partial
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001026917A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Shimizu
義雄 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001026917A priority Critical patent/JP2002223925A/ja
Publication of JP2002223925A publication Critical patent/JP2002223925A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Table Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲食物を収容した容器同士の搬送中の衝突を
確実に防止することができる飲食物提供装置を提供す
る。 【解決手段】 識別片C及び飲食物を収容した容器Tを
搬送するメインコンベヤ10と、識別片Cとの無線通信
により容器Tを検知する検知手段14と、メインコンベ
ヤ10の駆動を制御する制御手段とから飲食物提供装置
1を構成する。検知手段14は、メインコンベヤ10に
沿って複数設けられ、メインコンベヤ10は、各検知手
段14の通信可能領域に基づいて分割された複数の部分
コンベヤ12から構成され、制御手段40は、検知手段
14の検知に基づいて、搬送される容器T同士の間隔が
所定距離以下とならないように部分コンベヤ12をそれ
ぞれ独立に駆動制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲食店等に設置さ
れ、トレイ等の容器に収容した飲食物を厨房から客室内
のテーブルまで搬送することができる飲食物提供装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】食堂における効率の良い飲食物の提供を
目的として、従来、特開平1−170418号公報に示
されているような飲食物提供装置が知られている。この
装置は、図6に示すように、席90に座った客がテーブ
ル91の食券投入口92に食券を入れると、食券の内容
が食券読み取り機93で読みとられ、調理場に画面表示
される。調理人が、注文内容を見ながら料理をトレイ9
4に配置し、このトレイ94をコンベヤ95に載せて客
席記号をキーインすると、該当する客席の前までトレイ
94が搬送される。そして、センサの検知により仕分け
装置(図示せず)が作動してコンベヤ95からテーブル
91にトレイ94が移動し、注文した客に料理が提供さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
飲食物提供装置は、多量の注文に対応するためにコンベ
ヤ95に一度に複数のトレイ94を載せると、何らかの
原因で搬送中のトレイ94同士が接触するおそれがあ
る。特に、上記仕分け装置はトレイ94上の飲食物に衝
撃を与えないような構成にすることが好ましく、仕分け
作業にある程度の時間を要するので、トレイ94同士の
間隔が狭い場合には、仕分け中のトレイ94に、後から
搬送されてくるトレイ94が次々に衝突するおそれがあ
る。この結果、トレイ94上の飲物が零れたり倒れたり
し、或いは、皿に盛りつけた食べ物の体裁が悪くなるな
どの問題を生じることがあった。
【0004】本発明は、このような問題を解決すべくな
されたものであって、飲食物を収容した容器同士の搬送
中の衝突を確実に防止することができる飲食物提供装置
の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の前記目的は、客
室内に設けられたテーブルに飲食物を提供する飲食物提
供装置であって、厨房から客室内に延びており、識別片
及び飲食物を収容した容器を搬送するメインコンベヤ
と、前記識別片との無線通信により前記容器を検知する
検知手段と、前記メインコンベヤの駆動を制御する制御
手段とを備えており、前記検知手段は、前記メインコン
ベヤに沿って複数設けられ、前記メインコンベヤは、前
記各検知手段の通信可能領域に基づいて分割された複数
の部分コンベヤから構成され、前記制御手段は、前記検
知手段の検知に基づいて、前記メインコンベヤにより搬
送される容器同士の間隔が所定距離以下とならないよう
に前記部分コンベヤをそれぞれ独立に駆動制御すること
を特徴とする飲食物提供装置により達成される。
【0006】この飲食物提供装置において、前記制御手
段は、容器を検知した2つの前記検知手段の間隔に基づ
いて、搬送方向上流側の前記検知手段に対応する前記部
分コンベヤの搬送速度を制御することが好ましい。
【0007】また、前記部分コンベヤは、複数のローラ
を独立に駆動可能なローラコンベヤであることが好まし
く、前記制御手段は、搬送方向上流側から下流側に向け
て前記各ローラの回転数が低下するように駆動制御する
ことが可能である。
【0008】また、客室内のテーブル毎に設けられ、前
記メインコンベヤから前記テーブルに向けて容器を移動
可能な仕分け手段と、前記識別片との無線通信により前
記容器の搬送先テーブルを判別する搬送先判別手段とを
更に備えることが好ましく、前記制御手段は、前記搬送
先判別手段の判別結果に基づいて、前記検知手段の検知
により対応する前記部分コンベヤを停止させた後、前記
仕分け手段を作動させることが好ましい。
【0009】また、前記仕分け手段によって仕分けられ
た容器を前記テーブルまで搬送する分枝コンベヤを更に
備えることが好ましく、前記制御手段は、前記分枝コン
ベヤに対応して設けられた前記検知手段の検知に基づい
て、前記仕分け手段の作動を制御することが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実態形態について
添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施
形態に係る飲食物提供装置を示す全体構成図である。図
1に示すように、この飲食物提供装置1は、厨房2と、
複数のテーブル4が配置された客室6とを備える飲食店
などに設置され、メインコンベヤ10、仕分け装置20
及び分枝コンベヤ30を主な構成要素として備えてい
る。これら各構成要素の作動は、図示しない制御手段に
よって制御される。
【0011】分枝コンベヤ30は、各テーブル4上に設
けられたローラコンベヤであり、一方端が仕分け装置2
0の上方近傍まで延びて、仕分け装置20によって仕分
けられたトレイTをテーブル4の客席前まで搬送する。
尚、分枝コンベヤ30の他方端には、トレイTの転落を
防止するためのストッパ32が設けられている。
【0012】メインコンベヤ10は、飲食物を収容した
トレイTを厨房2から各テーブル4の近傍に巡回させる
ように配置されている。図2に示すように、このメイン
コンベヤ10は、複数のローラ11を備えた部分コンベ
ヤ12が搬送方向に一列に並んだ状態で配置されてお
り、部分コンベヤ12における各ローラ11の回転速度
は各個独立に設定可能となっている。メインコンベヤ1
0により搬送されるトレイTは、角形、円形、楕円形な
ど種々の形状とすることが可能であり、飲食物と共に識
別片Cが載置される。識別片Cは、搬送先となる各テー
ブル4に対応した固有の周波数信号を発信するICチッ
プを有している。
【0013】また、図2において、各部分コンベヤ12
の中心部下方には、識別片Cとの無線通信によりトレイ
Tを検知する検知手段としての無線受信器14がそれぞ
れ設けられている。無線受信器14と識別片Cとの通信
可能領域Aは、対応する部分コンベヤ12が占める領域
と略一致しており(例えば、半径30〜40cmの円
内)、無線受信器14の検知に基づいてトレイTが位置
する部分コンベヤ12を判別可能となっている。また、
無線受信器14は、分枝コンベヤ30の下方にも設けら
れており、分枝コンベヤ30に移動したトレイTを検知
可能となっている。
【0014】識別片Cが発信する信号の周波数は、搬送
先となるテーブル4毎に固有の値となっており、各テー
ブル4近傍の特定の部分コンベヤ12(分岐点部分コン
ベヤ12a)に対応する無線受信器14(分岐点無線受
信器14a)は、識別片Cから受信した信号の周波数に
基づいて、トレイTの搬送先が対応するテーブル4か否
かを判別する。即ち、分岐点無線受信器14aは、トレ
イTを検知する検知手段として機能するだけでなく、ト
レイTの搬送先を判別する搬送先判別手段としても機能
する。
【0015】仕分け装置20は、分岐点部分コンベヤ1
2aの下方に配置されており、メインコンベヤ10によ
り搬送されるトレイTを、対応するテーブル4に向けて
移動可能に構成されている。図3に示すように、この仕
分け装置20は、基台26に回転自在に支持された仕分
けローラ列24を備えており、基台26を昇降させるエ
アシリンダ等の昇降手段28によって、分岐点部分コン
ベヤ12aの各ローラ11の隙間を介して出没可能とさ
れている。
【0016】以上の構成を備えた飲食物提供装置1のブ
ロック図を図4に示す。制御装置40はCPU42、R
AM44及びROM46を備えている。RAM44に
は、トレイTの位置を示すトレイ位置テーブル等が格納
されており、ROM46には、トレイTの位置関係に応
じた部分コンベヤ12の搬送速度を決定するための搬送
速度テーブル等が格納されている。いずれかの無線受信
器14が識別片Cから信号を受信すると、この受信信号
が制御装置40に入力される。CPU42は、入力され
た信号に基づいて、RAM44のトレイ位置テーブルを
リアルタイムに更新すると共に、このトレイ位置テーブ
ル及びROM46の搬送速度テーブルに基づいて、部分
コンベヤ12、仕分け装置20及び分枝コンベヤ30の
作動を制御する。
【0017】次に、飲食物提供装置1の作動について説
明する。尚、メインコンベヤ10におけるローラ11
は、通常時はそれぞれ同じ回転数に設定しておく。
【0018】客席から客が料理等を注文すると、厨房2
にいる従業員は、該当するテーブル4の番号が記憶され
た識別片Cを注文された料理と共にトレイTに載せ、こ
のトレイTをメインコンベヤ10上に載置する。料理の
注文は、客席の前に配置したインターホン5を介して口
頭で行うことができる。尚、インターホン5の代わりに
注文内容を入力可能な注文入力装置を設けても良く、入
力された注文内容及びテーブル番号を厨房2内の表示手
段に表示可能に構成することで、注文を自動化すること
も可能である。
【0019】メインコンベヤ10により客室6に搬送さ
れたトレイTは、いずれかの無線受信器14により検知
される。制御装置40は、無線受信器14の検知に基づ
いて、RAM44のトレイ位置テーブルを更新する。こ
のトレイ位置テーブルの構成を図5に示す。
【0020】最上行の「コンベヤ番号」の行には、各部
分コンベヤ12に対して搬送方向上流側から順に付与さ
れた識別番号が表示される。また、「テーブル番号」の
行には、テーブル4に対して同じく搬送方向上流側から
順に付与された識別番号が表示される。図5において
は、コンベヤ番号が3番と6番である部分コンベヤ12
が分岐点部分コンベヤ12aであり、これらの分岐点部
分コンベヤ12aに、テーブル番号1番と2番のテーブ
ル4がそれぞれ対応している。
【0021】「トレイ位置(メイン)」の行には、メイ
ンコンベヤ10上のトレイTの位置を示している。部分
コンベヤ12に対応する無線受信器14から信号を受信
している場合に、該当するコンベヤ番号の列に「○」が
表示され、信号を受信していない場合は「×」が表示さ
れる。図4(a)においては、1番と5番の部分コンベ
ヤ12上にトレイTが存在することを示している。
【0022】また、「トレイ位置(分枝)」の行には、
各テーブル4の分枝コンベヤ30にトレイTが存在する
か否かを示している。即ち、各テーブル4に対応する分
枝コンベヤ30の無線受信器14から信号を受信してい
る場合に「○」が表示され、信号を受信していない場合
に「×」が表示される。図4(a)においては、1番の
テーブル4の分枝コンベヤ30上にはトレイTが存在せ
ず、2番のテーブル4の分枝コンベヤ30上にトレイT
が存在していることを示している。
【0023】メインコンベヤ10により各トレイTが搬
送されると、トレイ位置テーブルのデータは随時更新さ
れる。トレイ位置テーブルが図4(b)に示す状態にな
ると、2番のテーブル4に対応する分岐点無線受信器1
4aが、検知したトレイTの搬送先を判別する。搬送先
が2番のテーブル4である場合、CPU42は、ROM
46に格納された搬送速度テーブルに基づいて分岐点部
分コンベヤ12aの停止制御を行い、2番のテーブル4
に対応する仕分け装置20の上方でトレイTを停止させ
る。停止制御においては、トレイTを徐々に減速させな
がら停止させることが好ましい。例えば、分岐点部分コ
ンベヤ12aにおける搬送方向上流側の半分程度のロー
ラ11のみ作動状態を維持して、残りのローラ11を停
止させると共に、作動状態にあるローラ11の回転数
を、搬送方向上流側から下流側に向けて徐々に低下する
ように設定することが挙げられる。
【0024】CPU42は、停止制御によりトレイTを
停止させた後、2番のテーブル4の分枝コンベヤ30に
トレイTが載置されているかをトレイ位置テーブルに基
づいて判別する。そして、トレイTが載置されていなけ
れば仕分け装置20を作動させる一方、トレイTが載置
されていればトレイTが除去されるまで待機状態とな
る。このような制御により、分枝コンベヤ30において
トレイT同士が衝突する事態を防止することができる。
図4(b)においては、該当する欄に「○」が表示され
ているため、トレイTは、分岐点部分コンベヤ12a上
で待機する。
【0025】これに対し、図4(b)において2番の部
分コンベヤ10上にあるトレイTはそのまま搬送される
ため、メインコンベヤ10においてトレイT同士がしだ
いに接近する。図4(c)に示すように、搬送方向上流
側のトレイTが4番の部分コンベヤ10上に移動し、2
つのトレイTの間に介在する部分コンベヤ12が1つ
(即ち、5番の部分コンベヤ12)だけになると、CP
U52は、搬送速度テーブルに基づいて、搬送方向上流
側の4番の部分コンベヤ12を減速制御する。この減速
制御においてもトレイTの搬送速度を徐々に低下させる
ことが好ましく、具体的には、部分コンベヤ12におけ
る各ローラの回転数を、搬送方向上流側から下流側に向
けて徐々に低下させることが好ましい。
【0026】この減速制御によって、接近するトレイT
同士の相対的な速度は徐々に遅くなるが、搬送方向下流
側のトレイTが依然として停止したままの場合、図4
(d)に示すように、搬送方向上流側のトレイTが5番
の部分コンベヤ12に移動し、隣接する2つの部分コン
ベヤ12にトレイTがそれぞれ位置する状態になる。C
PU52は、5番の部分コンベヤ12について上述した
停止制御を行い、上流側のトレイTを5番の部分コンベ
ヤ12上に停止させる。
【0027】以上のような制御により、メインコンベヤ
10により搬送される容器の間隔は常に所定距離以下に
なることがなく、トレイT同士の衝突を確実に防止する
ことができる。分枝コンベヤ30上のトレイTが除去さ
れると、CPU52は、以下に示すように、仕分け装置
20を作動させる。
【0028】図3を参照して、CPU52は、昇降手段
28により仕分けローラ列24を上昇させ、分岐点部分
コンベヤ12a上で停止しているトレイTの底面を押し
上げる。そして、仕分けローラ列24の頂部で形成され
る搬送面が分枝コンベヤ30の搬送面と略面一になった
時点で昇降手段28を停止させる。ついで、仕分けロー
ラ列24及び分枝コンベヤ30をゆっくりと起動してト
レイTをテーブル4の所定位置まで搬送した後、分枝コ
ンベヤ30を徐々に停止させ、搬送を終了する。尚、仕
分けローラ列24は、この後、分岐点部分コンベヤ12
aの下方に再び降下させておく。
【0029】こうして分岐点部分コンベヤ12aからト
レイTが除去され、トレイ位置テーブルが更新される
と、CPU52は、トレイTが待機していた5番の部分
コンベヤ12をゆっくりと起動して、メインコンベヤ1
0による搬送を再開する。
【0030】以上、本発明の一実施形態について詳述し
たが、本発明の具体的な態様が上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、本実施形態においては、識別
片CとトレイTとを分離した構成にしているが、食品衛
生上の問題が生じなければ、トレイTに識別片Cを一体
化させた構成にすることも可能である。
【0031】また、本実施形態においては、部分コンベ
ヤ12をローラコンベヤとしているが、ベルトコンベ
ヤ、チェーンコンベヤ等の種々のコンベヤとすることが
可能である。更に、搬送面の下方に搬送方向に沿って複
数の電磁石を配置したマグネット式のコンベヤを用い
て、下面に永久磁石が取り付けられたトレイTを搬送面
に載置し、通電するコンベヤの電磁石を進行方向に次々
と変えることにより、トレイTを搬送する構成にするこ
ともできる。
【0032】また、本実施形態においては、図2などに
示すように、インコンベヤ10の一方側のみに分枝コン
ベヤ30を配置しているが、仕分け装置20を挟んでメ
インコンベヤ10の両側に分枝コンベヤ30を設けるこ
とも可能である。尚、分枝コンベヤ30を設ける代わり
に緩やかな傾斜面を形成することによって、トレイTを
テーブル4に搬送するようにしても良い。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る飲食物提供装置によれば、メインコンベヤにより
搬送される容器の間隔が常に一定以上に保たれるので、
容器同士の衝突を確実に防止することができる。
【0034】また、部分コンベヤを、複数のローラを独
立に駆動可能なローラコンベヤとし、搬送方向上流側か
ら下流側に向けて前記各ローラの回転数が低下するよう
に駆動制御することにより、搬送中の容器を静かに減速
又は停止させることができ、飲食物の転倒などを防止す
ることができる。
【0035】また、メインコンベヤからテーブルに向け
て容器を移動可能な仕分け手段と、識別片との無線通信
により容器の搬送先テーブルを判別する搬送先判別手段
とを更に設け、搬送先判別手段の判別結果に基づいて、
検知手段の検知により対応する部分コンベヤを停止させ
た後、仕分け手段を作動させることにより、容器を各テ
ーブルに向けて確実に仕分けることができる。
【0036】また、仕分け手段によって仕分けられた容
器をテーブルまで搬送する分枝コンベヤを更に備え、分
枝コンベヤに対応して設けられた検知手段の検知に基づ
いて仕分け手段の作動を制御することにより、メインコ
ンベヤからテーブルまでの過程における容器同士の衝突
を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る飲食物提供装置の
全体構成図である。
【図2】 前記飲食物提供装置の要部拡大図である。
【図3】 前記飲食物提供装置における仕分け装置の概
略構成図である。
【図4】 前記飲食物提供装置の構成を示すブロック図
である。
【図5】 前記飲食物提供装置におけるトレイ位置テー
ブルの構成図である。
【図6】 従来の飲食物提供装置の部分構成図である。
【符号の説明】
1 飲食物提供装置 2 厨房 4 テーブル 6 客室 10 メインコンベヤ 12 部分コンベヤ 12a 分岐点部分コンベヤ 14 無線受信器 14a 分岐点無線受信器 20 仕分け装置 30 分枝コンベヤ 40 制御装置 42 CPU 44 RAM C 識別片 T トレイ(容器)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 客室内に設けられたテーブルに飲食物を
    提供する飲食物提供装置であって、 厨房から客室内に延びており、識別片及び飲食物を収容
    した容器を搬送するメインコンベヤと、 前記識別片との無線通信により前記容器を検知する検知
    手段と、 前記メインコンベヤの駆動を制御する制御手段とを備え
    ており、 前記検知手段は、前記メインコンベヤに沿って複数設け
    られ、 前記メインコンベヤは、前記各検知手段の通信可能領域
    に基づいて分割された複数の部分コンベヤから構成さ
    れ、 前記制御手段は、前記検知手段の検知に基づいて、前記
    メインコンベヤにより搬送される容器同士の間隔が所定
    距離以下とならないように前記部分コンベヤをそれぞれ
    独立に駆動制御することを特徴とする飲食物提供装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、容器を検知した2つの
    前記検知手段の間隔に基づいて、搬送方向上流側の前記
    検知手段に対応する前記部分コンベヤの搬送速度を制御
    することを特徴とする請求項1に記載の飲食物提供装
    置。
  3. 【請求項3】 前記部分コンベヤは、複数のローラを独
    立に駆動可能なローラコンベヤであり、 前記制御手段は、搬送方向上流側から下流側に向けて前
    記各ローラの回転数が低下するように駆動制御すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の飲食物提供装置。
  4. 【請求項4】 客室内のテーブル毎に設けられ、前記メ
    インコンベヤから前記テーブルに向けて容器を移動可能
    な仕分け手段と、 前記識別片との無線通信により前記容器の搬送先テーブ
    ルを判別する搬送先判別手段とを更に備え、 前記制御手段は、前記搬送先判別手段の判別結果に基づ
    いて、前記検知手段の検知により対応する前記部分コン
    ベヤを停止させた後、前記仕分け手段を作動させること
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の飲食物
    提供装置。
  5. 【請求項5】 前記仕分け手段によって仕分けられた容
    器を前記テーブルまで搬送する分枝コンベヤを更に備
    え、 前記制御手段は、前記分枝コンベヤに対応して設けられ
    た前記検知手段の検知に基づいて、前記仕分け手段の作
    動を制御することを特徴とする請求項4に記載の飲食物
    提供装置。
JP2001026917A 2001-02-02 2001-02-02 飲食物提供装置 Pending JP2002223925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001026917A JP2002223925A (ja) 2001-02-02 2001-02-02 飲食物提供装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001026917A JP2002223925A (ja) 2001-02-02 2001-02-02 飲食物提供装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002223925A true JP2002223925A (ja) 2002-08-13

Family

ID=18891655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001026917A Pending JP2002223925A (ja) 2001-02-02 2001-02-02 飲食物提供装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002223925A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005185326A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Ishino Seisakusho:Kk 注文飲食物を搬送する注文搬送装置
JP2005185327A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Ishino Seisakusho:Kk 注文飲食物を搬送する注文搬送装置
JP2005224535A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Ishino Seisakusho:Kk 飲食物循環搬送設備
JP2008099885A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Yoshio Shimizu 食品の搬送装置
CN101480311B (zh) * 2008-01-09 2011-06-15 大叶大学 运用无线射频辨识的餐饮供应系统与方法
JP2012105911A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Ishino Seisakusho Co Ltd 飲食物搬送装置
CN102785926A (zh) * 2012-08-17 2012-11-21 卢鹰 物联网管道配送系统的多管道货物并行接入装置
WO2018168885A1 (ja) * 2017-03-14 2018-09-20 株式会社 ゼンショーホールディングス 搬送システムおよび搬送方法
JP2019051223A (ja) * 2017-09-19 2019-04-04 株式会社石野製作所 注文飲食物搬送装置
KR20200046388A (ko) * 2018-10-24 2020-05-07 홍길용 푸드코트용 음식 무인 배달시스템
KR20200046387A (ko) * 2018-10-24 2020-05-07 홍길용 패스트푸드 무인 배달시스템
JP7473201B2 (ja) 2020-05-18 2024-04-23 アイカム株式会社 飲食物の搬送システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0366373A (ja) * 1989-08-03 1991-03-22 Daiichi Ika Kk 鋼製、プラスチック製の小型医療器具の一部にサイズ識別の色マーク帯の施工方法
JPH05193722A (ja) * 1992-06-26 1993-08-03 Daifuku Co Ltd コンベヤ装置
JPH05278821A (ja) * 1992-04-17 1993-10-26 Mita Ind Co Ltd 物品の組立ラインに於ける搬送システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0366373A (ja) * 1989-08-03 1991-03-22 Daiichi Ika Kk 鋼製、プラスチック製の小型医療器具の一部にサイズ識別の色マーク帯の施工方法
JPH05278821A (ja) * 1992-04-17 1993-10-26 Mita Ind Co Ltd 物品の組立ラインに於ける搬送システム
JPH05193722A (ja) * 1992-06-26 1993-08-03 Daifuku Co Ltd コンベヤ装置

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005185326A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Ishino Seisakusho:Kk 注文飲食物を搬送する注文搬送装置
JP2005185327A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Ishino Seisakusho:Kk 注文飲食物を搬送する注文搬送装置
JP2005224535A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Ishino Seisakusho:Kk 飲食物循環搬送設備
JP2008099885A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Yoshio Shimizu 食品の搬送装置
CN101480311B (zh) * 2008-01-09 2011-06-15 大叶大学 运用无线射频辨识的餐饮供应系统与方法
JP2012105911A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Ishino Seisakusho Co Ltd 飲食物搬送装置
CN102785926A (zh) * 2012-08-17 2012-11-21 卢鹰 物联网管道配送系统的多管道货物并行接入装置
JP2018150156A (ja) * 2017-03-14 2018-09-27 株式会社 ゼンショーホールディングス 搬送システムおよび搬送方法
WO2018168885A1 (ja) * 2017-03-14 2018-09-20 株式会社 ゼンショーホールディングス 搬送システムおよび搬送方法
CN110392659A (zh) * 2017-03-14 2019-10-29 善肴控股株式会社 搬运系统及搬运方法
US10800613B2 (en) 2017-03-14 2020-10-13 Zensho Holdings Co., Ltd. Conveyance system and conveyance method
CN110392659B (zh) * 2017-03-14 2021-03-12 善肴控股株式会社 搬运系统及搬运方法
JP7058469B2 (ja) 2017-03-14 2022-04-22 株式会社 ゼンショーホールディングス 搬送システムおよび搬送方法
JP2019051223A (ja) * 2017-09-19 2019-04-04 株式会社石野製作所 注文飲食物搬送装置
KR20200046388A (ko) * 2018-10-24 2020-05-07 홍길용 푸드코트용 음식 무인 배달시스템
KR20200046387A (ko) * 2018-10-24 2020-05-07 홍길용 패스트푸드 무인 배달시스템
KR102109624B1 (ko) 2018-10-24 2020-05-12 홍길용 패스트푸드 무인 배달시스템
KR102109625B1 (ko) 2018-10-24 2020-05-12 홍길용 푸드코트용 음식 무인 배달시스템
JP7473201B2 (ja) 2020-05-18 2024-04-23 アイカム株式会社 飲食物の搬送システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1220719B1 (en) Crossbelt sorter
JP2002223925A (ja) 飲食物提供装置
US3799319A (en) Article aligning apparatus
US10045646B2 (en) Ordered food and drink conveying apparatus and food and drink conveying apparatus
CN108601470B (zh) 定制饮食输送装置
US20070084764A1 (en) Bi-directional sort mechanism and method of use
JP2007535456A (ja) マトリックス型仕分けシステム
US20060180434A1 (en) Tray positioning device for stacking of product and method of use
JP6669353B2 (ja) 注文飲食物搬送装置
JP2002219043A (ja) 飲食物提供装置
JP2002177122A (ja) 飲食物提供装置
EP0774429A1 (en) High-speed high-volume conveying apparatus with vertically superimposed article-carrying belts
JP2020121033A (ja) 注文飲食物搬送装置
JP7125038B2 (ja) 食器回収装置
US20200407173A1 (en) Container Transport and Delivery System
CN221776762U (zh) 一种无接触寿司上料传输线
JP4110370B2 (ja) 飲食物提供装置
JP7128453B2 (ja) 食器回収装置
JP7103596B2 (ja) 飲食物搬送装置
JP2024142190A (ja) 注文飲食物搬送装置
JP3094063U (ja) 商品仕分け装置
JPH0520672U (ja) 使用済食器の搬送機構を備えた巡回搬送飲食台および使用済食器用盆の昇降制御装置
JPH02149383A (ja) シート状体の選別搬送装置
JP2020110482A (ja) 注文飲食物搬送装置
WO2020161933A1 (ja) 注文飲食物搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080128

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20091228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110628