JP2002222442A - 自動改札システム及び携帯電話装置並びにicタグ - Google Patents

自動改札システム及び携帯電話装置並びにicタグ

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JP2002222442A
JP2002222442A JP2001018484A JP2001018484A JP2002222442A JP 2002222442 A JP2002222442 A JP 2002222442A JP 2001018484 A JP2001018484 A JP 2001018484A JP 2001018484 A JP2001018484 A JP 2001018484A JP 2002222442 A JP2002222442 A JP 2002222442A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの利便性をより向上させることができ
る自動改札システムを提供する。 【解決手段】 携帯電話装置12の内部にICタグ13
を収納し、そのICタグ13を、自動改札装置11より
送信される起動信号によって動作用電力の供給を受けて
自動改札装置11との通信が可能となるように構成す
る。そして、ユーザが、携帯電話装置12によって販売
センタ15と通信を行うことで、自動改札装置11に対
応するチケット情報を取得すると、携帯電話装置12の
制御部18がチケット情報をICタグ13のメモリー2
0に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触式の通信方
式を利用した自動改札システム及びその自動改札システ
ムに利用することができる携帯電話装置並びにICタグ
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、例えば、駅で使用される自動改札
などにおいて、非接触式のICカードを用いたシステム
が実用化され始めている。このようなシステムでは、図
18に示すように、例えば鉄道の定期券のように利用可
能な期間が記憶されているICカード1を携帯した乗客
が自動改札装置2を通過する際に、自動改札装置2とI
Cカード1との間で無線信号などにより自動的に通信が
行われるようになっている。そして、その通信におい
て、自動改札装置2は、ICカード1に記憶されている
利用可能期間を読取り参照することで乗客の利用が適性
か否かを判断し、ゲートの開閉を制御して乗客の入場を
許可したり、或いは禁止したりするようになっている。
【0003】斯様な自動改札システムによれば、ユーザ
は改札を通過する際に乗車券や定期券などを鞄やポケッ
トなどから一々取り出す必要がないので利便性が良く、
また、改札をよりスムーズに通過することができるの
で、通勤時間帯などにおける改札口付近の混雑を緩和す
ることができる。
【0004】ところが、上記のような非接触式のICカ
ードを用いたシステムを、例えばスキー場の入退場管理
に適用することを想定すると、ユーザが入場券のICカ
ードを購入するために混雑が生じることが予想される。
即ち、スキー場では、一般に朝などの特定の時間帯にユ
ーザが集中して入場券を購入することが多いため、ユー
ザは、入場券を購入するまで寒い中長時間待たされるお
それがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】斯様な問題を解消する
ため、図19に示すように、携帯電話装置3にBluetoot
h 通信部を備え、そのBluetooth 通信部を介して自動改
札改札装置4と無線通信を行い、携帯電話装置3の内部
に収納されるSIM(Subscriber IdentificationModul
e)カード(または銀行によって発行されるICカード,
図示せず)等に記憶されているID情報や利用可能期間
を認識することで同様のサービスを実現することが考え
られている。
【0006】しかしながら、この場合、携帯電話装置3
に収納されているバッテリが消耗してしまうとSIMカ
ード等やBluetooth 通信部も動作不能となるため、ユー
ザは、改札を通過できなくなってしまう。このように、
突然にサービスが利用不能となる事態は、ユーザの利便
性を考慮する上で極力回避する必要がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ユーザの利便性をより向上させるこ
とができる自動改札システム,及びその自動改札システ
ムに使用される携帯電話装置並びにICタグを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動改札
システムによれば、携帯電話装置に、自動改札装置より
送信される空中伝搬信号によって通信時に必要な動作用
電力の供給を受け、空中伝搬信号を介して自動改札装置
との通信が可能に構成されるICタグを収納する。そし
て、ユーザが、携帯電話装置によってチケット販売セン
タと通信を行うことで自動改札装置に対応するチケット
情報データを取得すると、携帯電話装置がチケット情報
データをICタグの記憶手段に書き込む。
【0009】即ち、ユーザがその携帯電話装置を携帯し
た状態で自動改札装置を通過すると、自動改札装置より
送信される空中伝搬信号によって携帯電話装置内部のI
Cタグに動作用電源が供給され、両者間で通信が行われ
る。そして、自動改札装置がICタグよりチケット情報
を取得し必要な処理を行うことで、ユーザは、該自動改
札装置が設けられている施設を利用することができる。
【0010】従って、ユーザは、従来とは異なり、自動
改札を利用するために長時間並ぶなどしてICカード等
を購入する必要がなくなり利便性を向上させることがで
きる。また、ICタグには、自動改札装置より送信され
る空中伝搬信号によって動作用電源が供給されるので、
携帯電話装置に電源が投入されていない状態でも自動改
札を利用することが可能となる。
【0011】請求項2記載の自動改札システムによれ
ば、携帯電話装置は、ユーザがチケット情報データを取
得した場合に、その取得に要した料金の徴収をユーザの
ID情報が記憶されているICカードを介して行う。こ
こで言うICカードとは、SIM(Subscriber Identifi
cation Module)カードや銀行のオンラインシステムに使
用されるICカード等である。これらのICカードを利
用すれば、携帯電話装置のハードウエアに依存すること
なく、ID情報に基づいてICカードの所有者毎に料金
の徴収を行うことができるので、システムをより柔軟な
形態で使用することが可能となる。
【0012】請求項3記載の自動改札システムによれ
ば、携帯電話装置に収納されるICタグとICカードと
を一体に構成するので、携帯電話装置内部に必要とされ
る収納スペースを削減することができる。
【0013】請求項4記載の自動改札システムによれ
ば、ICタグを、携帯電話装置の電源が投入されている
場合は、通信時に必要な動作用電力を電源からも供給可
能に構成する。即ち、携帯電話装置の電源を利用すれ
ば、ICタグの送信電力をより大きく設定することがで
きるので、ユーザは、携帯電話装置を手に取るなどして
自動改札装置に近付ける必要がなくなり、例えば、衣服
のポケットに収納したままの状態や、鞄の中に入れたま
まの状態でも自動改札を利用することができるようにな
る。
【0014】請求項5記載の自動改札システムによれ
ば、携帯電話装置を、Bluetooth 通信部を備えた外部の
端末を介してチケット販売センタと通信を行うことも可
能に構成するので、チケット情報を取得するための通信
形態をより多様にすることができる。
【0015】請求項6記載の自動改札システムによれ
ば、携帯電話装置を、USB通信部を備えた外部の端末
を介して前記チケット販売センタと通信を行うことも可
能に構成するので、請求項5と同様の効果が得られる。
【0016】請求項7記載の自動改札システムによれ
ば、ICタグを、少なくともメモリーカードの規格に準
拠して構成する。ここで言うメモリーカードは、例え
ば、SDメモリー,メモリースティック,マジックゲー
トメモリースティックなどの総称である。斯様なメモリ
ーカードの規格に準拠した構成とすることで、ICタグ
をメモリーカードに対応したスロットを備えた他の製品
に挿入してより多様な形態で使用することができる。
【0017】請求項8記載の自動改札システムによれ
ば、ユーザが、携帯電話装置によってチケット販売セン
タと通信を行うことでチケット情報データを取得する
と、携帯電話装置がそのチケット情報データをデータ記
録媒体に書き込む。そして、ユーザが、チケット情報デ
ータが書き込まれたデータ記録媒体を通信装置に収納さ
せた状態で自動改札装置を利用する。従って、ユーザ
は、携帯電話装置によってデータ記録媒体にチケット情
報を書き込めば、そのデータ記録媒体を携帯電話装置よ
り取り外し通信装置に収納させて使用することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1実施例)以下、本発明の第
1実施例について図1乃至図4を参照して説明する。自
動改札システム全体の構成を示す図1において、本実施
例のシステムは、自動改札装置11,携帯電話装置12
及びその携帯電話装置12に収納されるICタグ13,
携帯電話装置12と基地局14を介して通信を行うチケ
ット販売センタ15で構成される。携帯電話装置12
は、図2に示すように、ケース16の底部側にICタグ
13(ICカードと同様の外形である)を収納するため
のスロット16aを有している。そして、ICタグ13
は、携帯電話装置12に収納されると、表面に配置され
ているコンタクト13aによって内部の電気的構成と接
続されるようになっている。
【0019】携帯電話装置12は、携帯電話装置本来の
機能をなすための電話部12aを備えており、その電話
部12aは、概略的に、例えば800MHz帯で基地局
14と通信を行うためのRF部17,マイクロコンピュ
ータを中心として構成される制御部18及びこれらに動
作用電源を供給するための電源部100とで構成されて
いる。
【0020】一方、ICタグ13は、同様にマイクロコ
ンピュータを中心として構成される制御部19,通信デ
ータ記憶用のメモリー(記憶手段)20,通信用の受信
系21及び送信系22等を備えている。これらの受信系
21及び送信系22は、制御部19が、自動改札装置1
1側に収納されている制御部23と、送信系24及び受
信系25を介して例えば無線信号(空中伝搬信号)によ
り通信を行うための構成である。
【0021】また、ICタグ13は、電力作成部26を
備えている。この電力作成部26は、自動改札装置11
側の送信系24より送信される信号を受信系21とは別
系統で受信して低域濾波し平滑化することにより、制御
部19などを動作させるための電力を作成して供給する
ようになっている。
【0022】尚、電話部12aの電源部100は、後述
するように、電話部12aの制御部18がICタグ13
のメモリー20に対してデータの書き込み処理を行う場
合にだけ、コンタクト13aを介してICタグ13にも
動作用電源を供給するようになっている。
【0023】次に、本実施例の作用について図3及び図
4をも参照して説明する。図3は、自動改札システムを
利用する前の段階において、システムのユーザが携帯電
話装置12によりチケット情報を購買する場合の処理を
示すフローチャートである。ユーザは、先ず、チケット
販売センタ(以下、販売センタと称す)15の電話番号
に発呼する(ステップA1)。すると、販売センタ15
側のサーバ等(例えば、インターネット上のWebサー
バでも良い)より携帯電話装置12に対してデータがダ
ウンロードされ、携帯電話装置12のディスプレイ12
bには、チケット購入用の画面が表示される(ステップ
A2)。
【0024】続いて、ユーザは、購入するチケットの種
類を適宜選択すると(ステップA3)、その選択したチ
ケットを購入する場合は(ステップA4,「YE
S」)、携帯電話装置12の制御部18がもう1度その
内容をユーザに確認させる(ステップA5)。そして、
ユーザが再度購入することを選択した場合は(ステップ
A6,「YES」)、制御部18は、RF部17により
販売センタ15側にその旨の通知を行う(ステップA
7)。
【0025】一方、ステップA4,A6の何れかにおい
てユーザがチケットの購入を選択しなかった場合には、
制御部18は、購入を取り止めるかどうかをユーザに確
認させる(ステップA10)。そして、ユーザが購入を
取り止めた場合は(「YES」)処理を終了し、ユーザ
が購入するための処理を続行する場合は(「NO」)ス
テップA2に戻る。
【0026】また、ステップA7で販売センタ15側に
チケット購入の通知を行うと、販売センタ15側より購
入の確認情報(チケット情報及び必要に応じてセキュリ
ティ情報を含む)が返信される(ステップA8)。する
と、制御部18は、ICタグ13の制御部19にチケッ
ト情報(及び必要に応じてセキュリティ情報)をコンタ
クト13a(及び図示しないデータバッファ等)を介し
て転送し、転送した情報データをメモリー20に書き込
ませると(ステップA9)処理を終了する。尚、ステッ
プA9におけるデータの書き込み処理を行う場合には、
前述のように、電話部12aの電源部100がICタグ
13側に動作用電源の供給を行う。
【0027】ここで、チケット情報は、例えばスキー場
の利用券である場合は、利用対象となるスキー場のID
情報と、半日券,1日券〜3日券,シーズン券や回数券
などの券種と金額などである。その他、例えばリフトの
種類によって回数券の使用枚数が異なる場合には各リフ
ト毎の使用枚数や、各コースの紹介(難易度など)も適
宜含むようにする。
【0028】尚、チケットの購入代金は、例えば、販売
センタ15のサーバにアクセスしたことによりその際の
通信料金に課金したり、または、銀行の口座番号を販売
センタ15に登録して自動引き落としさせたり、ユーザ
が銀行,郵便局或いはコンビニエンスストアなどにおい
て直接振り込むようにさせても良い。
【0029】以上のようにして、ユーザが所持する携帯
電話装置12に収納されるICタグ13のメモリー20
にチケット購入情報が書き込まれると、ユーザは、その
携帯電話装置12を携帯して目的とする自動改札装置1
1を通過する。
【0030】図4は、携帯電話装置12を携帯したユー
ザがスキー場に設置されている自動改札装置11を通過
する場合における、自動改札装置11とICタグ13と
の間で行われる通信シーケンスを示す図である。自動改
札装置11は、外部に対して間欠的に起動信号を送信し
ながらICタグ13より応答が返るまで待機している。
尚、起動信号は、何らかのデータ等を送信するために変
調された信号ではなく、単にICタグ13の内部回路に
動作用電源を供給するために送信される電波信号であ
る。
【0031】そして、ユーザが自動改札装置11に接近
し、携帯電話装置12内部のICタグ13が起動信号を
受信すると、その起動信号により電力作成部26が動作
用電源を作成して制御部19などに供給する。すると、
制御部19が起動してメモリー20に記憶されているチ
ケット情報を読み出し、自動改札装置11側に送信する
べき情報を送信する。例えば、利用対象スキー場のID
情報とそのスキー場を利用可能な日付のデータ(例え
ば、利用日が指定されている2日券であれば、12月1
6日・17日等)である。
【0032】チケット情報を受信した自動改札装置11
の制御部23は、そのチケット情報が自動改札装置11
が設置されているスキー場を利用対象とするものか、ま
た、利用可能日を当日の日付と照合して、そのチケット
情報の日付が当日利用可能なものかどうかを確認する。
そして、その日付が当日利用可能なものである場合、制
御部23は、改札のゲートを開いてユーザの通過を許可
し、利用不能なものである場合は、改札のゲートを閉状
態のままにしてユーザの通過を禁止する。
【0033】尚、図4に示す通信シーケンスは、図3に
示すフローに従ってユーザが一旦ICタグ13にチケッ
ト情報を書き込めば、ICタグ13を携帯電話装置12
より取り外しユーザがICタグ13だけを携帯して自動
改札装置11を通過する場合でも、全く同様に通信が行
われることは言うまでもない。
【0034】以上のように本実施例によれば、携帯電話
装置12の内部にICタグ13を収納して、そのICタ
グ13を、自動改札装置11より送信される起動信号に
よって動作用電力の供給を受けて自動改札装置11との
通信が可能となるように構成した。そして、ユーザが、
携帯電話装置12によって販売センタ15と通信を行う
ことで、自動改札装置11に対応するチケット情報を取
得すると、携帯電話装置12の制御部18がチケット情
報をICタグ13のメモリー20に書き込むようにし
た。
【0035】従って、ユーザは、従来のようにICカー
ドを購入するために長時間並ぶ必要はなく、スキー場の
ような施設などをより容易に利用することができる。ま
た、携帯電話装置12の電源が投入されていない状態で
も、ICタグ13は、自動改札装置11より送信される
起動信号により動作用電力の供給を受けて独立に動作で
きるので、利便性が向上する。また、携帯電話装置12
のバッテリの消耗を抑制することもできる。
【0036】(第2実施例)図5は本発明の第2実施例
を示すものである。第2実施例の構成は、基本的に第1
実施例と同様であるが、ユーザが携帯電話装置12によ
り販売センタ15に電話して、販売センタ15のオペレ
ータと通話することでチケット情報を取得する部分が異
なっている。以下、その部分を図5を参照して説明す
る。
【0037】ユーザは、先ず、販売センタ15に電話し
(ステップB1)、販売センタ15のオペレータに購入
したいチケットの内容を伝える(ステップB2)。する
と、オペレータは、そのチケットの購入内容を確認し
(ステップB3)、続いてそのチケットがあるかどうか
をも確認する(ステップB4)。チケットがある場合
(「有る」)、オペレータはユーザに当該チケットの購
入内容を確認するための問い合わせを行う(ステップB
5)。
【0038】ユーザがチケットを購入する場合(「購
入」)、オペレータはユーザにチケットの購入方法を確
認する(ステップB6)。チケットの購入方法は、例え
ば、 銀行振込 郵便局振込 現金書留 キャッシュカードによる振込 通話料に課金 コンビニエンスストアで支払 などのオプションがある。
【0039】ユーザが、選択したチケットの購入方法を
オペレータに伝えると(ステップB7)、オペレータ
は、ユーザの購入情報(及び必要に応じてセキュリティ
情報)並びにチケット購入情報をサーバ等に登録し(ス
テップB8)、ユーザが選択したチケットの購入方法に
応じた処理を行う(ステップB9)。それから、オペレ
ータは、チケット購入情報を携帯電話装置12に対して
送信する(ステップB10)。尚、ここでのチケット購
入情報の送信は、通話とは別のデータ通信によって行
う。
【0040】すると、携帯電話装置12の制御部18
は、販売センタ15側より送信されたチケット購入情報
をICタグ13側に転送し、メモリー20に書き込ませ
る(ステップB11)。そして、ユーザが電話を切って
通話を終了すると(ステップB12)、処理を終了す
る。
【0041】また、ステップB4においてユーザが購入
を希望したチケットがなかったり(「ない」)、ステッ
プB5においてユーザがチケットの購入を取り止めた場
合は(「購入を止める」)、オペレータはユーザに他の
チケットを購入するか否かを選択させる(ステップB1
3)。そして、ユーザが他のチケットの購入を選択した
場合は(「YES」)ステップB2に移行し、他のチケ
ットの購入を選択しなかった場合は(「NO」)ステッ
プB12に移行する。
【0042】以上のように第2実施例によれば、ユーザ
は、携帯電話装置12によって販売センタ15のオペレ
ータと通話しながらチケット情報を取得することができ
るので、第1実施例と同様の効果が得られる。
【0043】(第3実施例)図6は本発明の第3実施例
を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説
明する。第3実施例では、携帯電話装置12Aの制御部
18Aは、ICタグ13Aの制御部19を介すことな
く、メモリー20にデータを直接書き込むことができる
ようになっている。即ち、ICタグ13Aが携帯電話装
置12Aの内部に収納された場合、制御部18Aのバス
は、コンタクト13aを介してICタグ13A内のバス
に接続されるようになっている。そして、この場合、電
話部12aの電源部100は、メモリー20にだけ動作
用電源を供給するようになっている。その他の構成は第
1実施例と同様である。以上のように構成された第3実
施例によれば、第1実施例と同様の効果が得られる。
【0044】(第4実施例)図7は本発明の第4実施例
を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説
明する。第4実施例では、携帯電話装置27は、ICタ
グ13とは別個にSIM(Subscriber Identification M
odule)カード(ICカード)28を内部に収納可能に構
成されている。そして、この場合、第1実施例と同様に
してチケット情報を取得した場合に、そのチケット情報
の取得に要した料金は、SIMカード28を利用して徴
収されるようになっている。
【0045】即ち、SIMカード28にはユーザのID
情報が記録されているので、第1実施例と同様に、販売
センタ15のサーバにアクセスした際に、当該サーバは
SIMカード28よりユーザのID情報を読み出すこと
になる。従って、SIMカード28に記録されているI
D情報に基づいて料金を徴収することができる。
【0046】以上のように構成された第4実施例によれ
ば、SIMカード28に対応した携帯電話装置27に対
しても第1実施例と同様に本発明を適用することができ
るので、1台の携帯電話装置27を夫々のSIMカード
28を所持した複数のユーザによって使用することが可
能となり、利便性が向上する。
【0047】(第5実施例)図8は本発明の第5実施例
を示すものであり、第1または第4実施例と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分につ
いてのみ説明する。第5実施例では、携帯電話装置29
は、ICタグ13とSIMカード28とが一体となって
いるICタグ部30を内部に収納可能に構成されてい
る。ICタグ部30は、ICタグ13のコンタクト13
aとSIMカード28のコンタクト(図示せず)とを両
方備えており、電話部29aとの接続は、夫々のコンタ
クトによって別個に行われるようになっている。
【0048】そして、SIMカード28に対しては、携
帯電話装置29の電源投入時には電話部29aの電源部
100より常に電源が供給され、ICタグ13に対して
は第1実施例と同様にして電源が供給されるようになっ
ている。その他構成は第1実施例と同様である。
【0049】以上のように構成された第5実施例によれ
ば、ICタグ13とSIMカード28とを一体にしてI
Cタグ部30を構成するので、携帯電話装置29の収納
スペースをより小さくすることができる。
【0050】(第6実施例)図9は本発明の第6実施例
を示すものであり、第3または第5実施例と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分につ
いてのみ説明する。第6実施例では、携帯電話装置29
Aは、第5実施例と同様に、ICタグ13とSIMカー
ド28とが一体となっているICタグ部30Aを内部に
収納可能に構成されている。そして、電話部29aの制
御部18Aは、第3実施例と同様にICタグ13Aのメ
モリー20にデータを直接書き込むことができるように
なっている。以上のように構成された第6実施例によれ
ば、第5実施例と同様の効果が得られる。
【0051】(第7実施例)図10は本発明の第7実施
例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符
号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ
説明する。第7実施例では、携帯電話装置31は、Blue
tooth 通信部32(以下、スレーブ通信部と称す)を収
納している。そして、電話部31aの制御部33は、ス
レーブ通信部32を介して外部のキオスク端末34との
間でピコネットを形成し無線通信が可能に構成されてい
る。
【0052】キオスク端末34は、例えば、コンビニエ
ンスストア,CDショップ或いはキオスクなどに設置さ
れている情報端末であり、来店者が自由に使用できるよ
うに開放されている。このキオスク端末34は、販売セ
ンタ15と電話回線などを介してオンラインで接続され
ており、販売センタ15のホスト(図示せず)に保持さ
れているチケット情報をダウンロードできるようになっ
ている。そして、キオスク端末34側もBluetooth 通信
部(以下、マスタ通信部と称す,図示せず)を収納して
おり、「問い合わせ」のためのIQパケットを一定間隔
で送信している。
【0053】次に、第7実施例の作用について説明す
る。携帯電話装置31は、第1実施例と全く同様の方式
で販売センタ15よりチケット情報を取得することがで
きるが、近くにキオスク端末34が存在する場合には、
Bluetooth のプロトコルによる無線通信によってキオス
ク端末34からチケット情報を取得できるようになって
いる。
【0054】即ち、携帯電話装置31のスレーブ通信部
32は、携帯電話装置31に電源が投入されていれば常
に「待ち受けフェーズ」にある。そして、携帯電話装置
31を所持したユーザがキオスク端末34に近付き、キ
オスク端末34側のマスタ通信部が送信しているIQパ
ケットをスレーブ通信部32が受信すると、スレーブ通
信部32は、FHSパケットをキオスク端末34側に送
信する(「問い合わせ」)。
【0055】そして、キオスク端末34側が受信したF
HSパケットによってスレーブ通信部32を認識し、通
信対象として選択すると、マスタ通信部はIDパケット
を送信する。スレーブ通信部32がIDパケットの受信
に対する応答をマスタ通信部に返すと、マスタ通信部
は、FHSパケットをスレーブ通信部32側に送信する
(「呼び出し」)。スレーブ通信部32は、そのFHS
パケットを受信することでマスタ通信部のBluetooth ア
ドレス及びクロックを知ることができる。以上が同期確
立フェーズである。
【0056】それから、通信接続フェーズに移行する
と、種々の制御パケットを転送する「接続」状態を経る
と、「データ転送」においてマスタ−スレーブ間におけ
るデータパケットの転送が行われる。その内容について
は、第1実施例において販売センタ15との間で行われ
た転送内容と同様である。そして、データ転送が終了
し、両者間におけるピコネットの通信リンクが切断され
ると、スレーブ通信部32は、待ち受けフェーズに移行
する。
【0057】以上のように第7実施例によれば、携帯電
話装置31の内部にBluetooth 通信部32を収納して、
外部のキオスク端末34との無線通信によってもチケッ
ト情報の取得ができるようにしたので、ユーザは、より
柔軟な形態でチケット情報を取得することができる。
【0058】(第8実施例)図11は本発明の第8実施
例を示すものであり、第7実施例と同一部分には同一符
号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ
説明する。第8実施例では、携帯電話装置35は、第7
実施例におけるBluetooth 通信部32に代えて、シリア
ル通信インターフェイスであるUSB(Universal Seria
l Bus)通信部36を収納している。そして、電話部35
aの制御部37は、USB通信部36を介して外部のキ
オスク端末38(ホスト)との通信が可能に構成されて
いる。即ち、キオスク端末38の内部にも図示しないU
SB通信部が収納されている。そして、キオスク端末3
8側には、USBケーブル39が用意されており、デバ
イスたる携帯電話装置35のUSB通信部36がその一
端に接続可能となっている。
【0059】次に、第8実施例の作用について説明す
る。携帯電話装置35を所持したユーザがキオスク端末
38に近付き、USBケーブル39の一端を帯電話装置
35のUSB通信部36に接続(プラグ・イン)する
と、キオスク端末38側は、新たに接続されたデバイス
があることを認識し(アタッチド)、USB通信部36
は、キオスク端末38側より電源供給を受けると共にリ
セットされる(パワード)。
【0060】USB通信部36は、リセットが解除され
ると、コンフィギュレーション情報をキオスク端末38
側に送信し(デフォルト)、キオスク端末38は、US
B通信部36にデバイスアドレスを割り付ける(アドレ
ス)。そして、キオスク端末38は、USB通信部36
に対してコンフィギュレーション値を設定する(コンフ
ィギュアド)。以上でUSBのプロセスであるエニュメ
レーションが終了し、デバイスはホストにより使用が可
能な状態となる。移行は、ホスト−デバイス間における
データパケットの転送が行われる。その内容について
は、第1実施例において販売センタ15との間で行われ
た転送内容と同様である。
【0061】以上のように第8実施例によれば、携帯電
話装置35のUSB通信部36を収納して、外部のキオ
スク端末38とのシリアル通信によってもチケット情報
の取得ができるようにしたので、第7実施例と同様に、
ユーザは、より柔軟な形態でチケット情報を取得するこ
とができる。
【0062】(第9実施例)図12及び図13は本発明
の第9実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分
には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分に
ついてのみ説明する。第9実施例では、携帯電話装置4
0は、ICタグを、ICタグ13のようなICカードの
規格に準拠した形態のものに代えて、メモリーカードの
規格に準拠した形態のメモリーカード41を収納するよ
うにしたものである。
【0063】ここでいうメモリーカードとは、例えば、
SDメモリー,メモリースティック,マジックゲートメ
モリースティック,メモリースティックDUO,マルチ
メディアカード,セキュアマルチメディアカード,スマ
ートメディア,セキュアスマートメディア,コンパクト
フラッシュ(登録商標)等の総称として用いている。そ
して、メモリーカード41の内部構成は、第1実施例の
ICタグ13と全く同様である。
【0064】以上のように構成された第9実施例によれ
ば、メモリーカード41のメモリー20にチケット情報
を書き込む方式は第1実施例と同様に行われる。そし
て、一旦チケット情報を書き込めば、そのメモリーカー
ド41は、ICタグ13と同様に携帯電話装置40より
取り外して単独で使用することができる。更に、メモリ
ーカード41は、図13に示すように、メモリーカード
の規格に準拠したスロットを備えている他の製品42、
例えば、時計,ペンダント,PDA(Personal Digital
Assistants) ,ボイスレコーダ,デジタルカメラ,デジ
タルビデオカメラ,パソコンなどに挿入した状態で使用
することも可能である。
【0065】そして、メモリーカード41は、メモリー
20の容量を適切に設定することで、挿入された製品に
対応する本来の補助記憶媒体として、音声,画像,動
画,テキスト等の各種データを記憶させることができる
ことは言うまでもない。
【0066】以上のように構成された第9実施例によれ
ば、ICタグを、メモリーカード41としたので、メモ
リーカードに対応したスロットを備えた他の製品42に
挿入してより多様な形態で使用することができる。
【0067】(第10実施例)図14及び図15は本発
明の第10実施例を示すものであり、第9実施例と同一
部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部
分についてのみ説明する。第10実施例では、携帯電話
装置43は、電話部12aと同様に構成される電話部4
3aを備え、ICタグ13に代えて、第9実施例のメモ
リカード41のようにメモリーカードの規格に準拠した
形態のメモリーカード(データ記録媒体)44を収納す
るように構成されている。
【0068】このメモリーカード44、一般的なメモリ
ーカードの構成であり、必要なデータを記憶させるため
のメモリー45と、そのメモリー45に対して書き込み
及び読出しを行う制御部46とを備えている。そして、
電話部43aの制御部18は、メモリーカード44の制
御部46を介してメモリー45にデータを書き込むこと
ができるようになっている。
【0069】一方、図15に示す通信装置47は、IC
タグ13を収納可能に構成されている。そして、通信装
置47本体として、電話部12aの制御部18及び電源
部100と同様の制御部48及び電源部49を備えてい
る。更に、通信装置47は、メモリーカード44をも収
納可能に構成されている。
【0070】通信装置47は、メモリーカード44が収
納されると電源部49によって動作用電源を供給するよ
うになっている。そして、制御部48は、メモリーカー
ド44の制御部46を介してメモリー45のデータを読
み出すことができるようになっている。また、電源部4
9は、電源部100と同様に制御部48がICタグ13
のメモリ−20にデータを書き込む場合だけICタグ1
3に動作用電源を供給するようになっている。
【0071】次に、第10実施例の作用について説明す
る。第10実施例では、ユーザは携帯電話装置43によ
り第1実施例と同様に、販売センタ15と通信すること
でチケット情報データを取得すると、そのチケット情報
データをメモリーカード44のメモリー45に書き込
む。そして、データを書き込んだメモリーカード44を
携帯電話装置43より取り外すと、取り外したメモリー
カード44を通信装置47に収納する。
【0072】すると、通信装置47の制御部48は、メ
モリーカード44のメモリー45からチケット情報デー
タを読み出して、そのデータをICタグ13のメモリー
20に書き込む。その後は第1実施例と同様に、通信装
置47を携帯したユーザが自動改札装置11を利用する
際には、自動改札装置11とICタグ13との間で通信
が行われる。
【0073】以上のように第10実施例によれば、ユー
ザが、携帯電話装置43によって販売センタ15と通信
を行うことでチケット情報データを取得すると、携帯電
話装置43が取得したデータをメモリカード44に書き
込み、ユーザが、そのメモリーカード44を通信装置4
7に収納させた状態で自動改札装置11を利用するよう
にした。従って、第1実施例と同様の効果が得られる。
【0074】(第11実施例)図16は、第1実施例に
おけるICタグ13に対して、例えばプリペイドカード
のように施設などの利用可能な金額情報がチケット情報
として書き込まれている例であり、ユーザが、自動改札
装置11を通過する毎に利用金額が減算されて、ICタ
グ13のメモリー20のデータが書き換えられる場合の
例である。この場合、チケット情報としては、ICタグ
13側のデータを書き換えることによるセキュリティを
向上させるため、セキュリティ情報も含まれている。
【0075】即ち、ユーザが自動改札装置11に接近
し、携帯電話装置12内部のICタグ13が起動信号を
受信すると、制御部19が起動してメモリー20に記憶
されているセキュリティ情報を読み出し、自動改札装置
11側に送信する。セキュリティ情報を受信した自動改
札装置11の制御部23は、そのセキュリティ情報が適
格なもの(即ち、適性に使用されているもの)であるか
を確認すると、ICタグ13側に確認応答を送信する。
確認応答を受信したICタグ13は、メモリー20に記
憶されている利用可能金額情報を読み出し、自動改札装
置11側に送信する。
【0076】利用可能金額情報を受信した自動改札装置
11の制御部23は、その利用可能金額から今回の利用
金額を減算し、残金額情報をICタグ13側に送信す
る。また、この場合、受信した利用可能金額が今回の利
用金額に満たない場合には、利用不能であることを示す
応答をICタグ13に返し、改札のゲートを閉状態のま
まにしてユーザの通過を禁止する。
【0077】残金額情報を受信したICタグ13は、そ
の情報をメモリー20に書き込んで記憶させると、受信
応答を自動改札装置11側に送信する。そして、自動改
札装置11の制御部23は、改札のゲートを開いてユー
ザの通過を許可する。
【0078】以上のように第11実施例によれば、IC
タグ13がプリペイドカードのように利用可能な金額情
報が書き換えられる場合でも、本発明を同様に適用する
ことができる。
【0079】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。第4実施例を、図17のように変形
して実施しても良い。図17では、メモリー20が携帯
電話装置27Aの電話部27Aa内に配置されており、
電話部27AaとICタグ13Bとでメモリー20を共
用するようになっている。斯様に構成した場合でも、携
帯電話装置27Aに電源が投入されていない状態で自動
改札装置11を通過する際には、電力作成部26によっ
て作成された動作用電源をメモリー20にも供給するよ
うにして、ICタグ13Bの制御部19がメモリー20
のデータを読み出せるようにすれば良い。
【0080】ICタグ13に対する動作用電源を、電力
作成部26と電源部100との論理和を取る形態で供給
するように構成しても良い。また、例えば第1実施例に
おいて、自動改札装置11を通過する際に携帯電話装置
12の電源が供給されている場合には、電源部100よ
りICタグ13に動作用電源を供給するように構成して
も良い。斯様に構成すれば、自動改札装置11と携帯電
話装置12との通信距離をより長くすることができるの
で、ユーザは、携帯電話装置12をポケットや鞄の中な
どから取り出して自動改札装置11に近付けたりするこ
となくそのままの状態でも利用することが可能となり、
利便性を向上させることができる。
【0081】チケット情報がスキー場の利用回数券であ
る場合は、利用回数情報と共にそのチケット情報のID
情報を自動改札装置11側に送信し、自動改札装置11
側でそれらの情報を回数券の有効期間内だけ記憶してお
く。そして、ユーザが自動改札装置11を通過する毎
に、自動改札装置11側に記憶させておいた利用回数情
報をデクリメントして行くようにすれば良い。或いは、
第11実施例のように、IDタグ13側でメモリー20
の内容を毎回書き替えるようにしても良い。また、利用
日が予め指定されていない2日券,3日券などについて
も、同様に処理すれば良い。
【0082】第2実施例のステップB9において、通話
とデータ通信とを並行して行うことができない携帯電話
システムでは、一旦オペレータとの通話を終了した直後
にデータ通信を行うことでチケット購入情報を送信する
ようにすれば良い。第4実施例において、SIMカード
28に代えて、銀行の預金システムや振込システムなど
に使用されるICカードを用いても良い。斯様なICカ
ードには、やはりユーザのID情報が記録されているの
で、本発明を同様に適用することができる。
【0083】また、料金の徴収形態は、その他、例え
ば、チケット情報取得のための通信時にはSIMカード
28或いはICカードにその料金の情報(課金情報)を
記録させ、通信終了後に販売センタ15或いは銀行のサ
ーバが携帯電話装置27に別途アクセスし、カード内に
記録されている料金情報を読み出すことで徴収するよう
にしても良い。尚、通信終了直後でなくとも、一定期間
毎に料金徴収用のアクセスを行うようにしても良い。更
に、W−CDMAのようなマルチコールが可能な電話シ
ステムであれば、チケット情報取得のための通信と同時
に銀行のサーバに対してもアクセスを行い、料金徴収の
ための通信を並行して行うようにしても良い。
【0084】チケット情報は、利用対象の施設に応じて
適宜変更すれば良い。例えば、施設が映画館である場合
は、上映内容のタイトルや上映時間、簡単な内容や見所
の紹介、予約席、女性専用席の予約などである。また、
鉄道の定期券であれば、利用区間両端の駅名及び利用開
始期間,終了開始期間及び金額などである。第1実施例
のように、単に、ICタグ13に記憶されているチケッ
ト情報を自動改札装置11側に送信するだけのシステム
構成である場合には、ICタグ13の受信系21を削除
しても良い。第4実施例において、ICカードは、SI
Mカード28に限ることなく、銀行のオンラインシステ
ムに使用されるICカード等でも良い。空中伝搬信号信
号は、電波信号に限ること無く磁気信号などでも良い。
携帯電話装置は、自動車電話装置やPHS(Personal Ha
ndyphone System)も含むものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であり、自動改札システム
全体の構成を示す機能ブロック図
【図2】携帯電話装置及びICタグの外観構成を示す
(a)平面図、(b)底面図
【図3】システムのユーザが携帯電話装置によりチケッ
ト情報を購買する場合の処理を示すフローチャート
【図4】ユーザがスキー場に設置されている自動改札装
置を通過する場合に、ICタグとの間で行われる通信シ
ーケンスを示す図
【図5】本発明の第2実施例を示す図3相当図
【図6】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図7】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図8】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図9】本発明の第6実施例を示す図1相当図
【図10】本発明の第7実施例を示す図1相当図
【図11】本発明の第8実施例を示す図1相当図
【図12】本発明の第9実施例を示す図1相当図
【図13】チケット情報が書き込まれたICタグを他の
製品に挿入して自動改札システムに使用する場合を示す
機能ブロック図
【図14】本発明の第10実施例であり、携帯電話装置
に内蔵されるメモリーカードにデータを書き込む場合を
示す機能ブロック図
【図15】チケット情報が書き込まれたメモリーカード
を他の製品に挿入して自動改札システムに使用する場合
を示す機能ブロック図
【図16】本発明の第11実施例を示す図4相当図
【図17】変形例を示す図1相当図
【図18】従来の自動改札システムの一例を示す図(そ
の1)
【図19】従来の自動改札システムの一例を示す図(そ
の2)
【符号の説明】
11は自動改札装置、12,12Aは携帯電話装置、1
3,13AはICタグ、15はチケット販売センタ、2
0はメモリー(記憶手段)、27は携帯電話装置、28
はSIMカード(ICカード)、29,29A,31は
携帯電話装置、32はBluetooth 通信部、34はキオス
ク端末、35は携帯電話装置、36はBluetooth 通信
部、38はキオスク端末、40は携帯電話装置、41は
メモリーカード(ICタグ)、42は製品、43は携帯
電話装置、44はメモリーカード(データ記録媒体)、
47は通信装置を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 510 G06F 17/60 510 G06K 17/00 G06K 17/00 L 19/00 19/00 Q

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動改札装置と、 この自動改札装置より送信される空中伝搬信号によって
    通信時に必要な動作用電力の供給を受けると共に、空中
    伝搬信号を介して前記自動改札装置との通信が可能に構
    成され、必要なデータが記憶される記憶手段を備えたI
    Cタグを収納する携帯電話装置とで構成される自動改札
    システムにおいて、 ユーザが、前記携帯電話装置によって前記自動改札装置
    に対応するチケット情報を購買可能なチケット販売セン
    タと通信を行うことで前記チケット情報データを取得す
    ると、前記携帯電話装置が前記チケット情報データを前
    記ICタグの記憶手段に書き込むことを特徴とする自動
    改札システム。
  2. 【請求項2】 前記携帯電話装置は、ユーザのID情報
    が記憶されているICカードを収納可能に構成されてお
    り、ユーザが前記チケット情報データを取得した場合
    に、その取得に要した料金の徴収を前記ICカードを介
    して行うことを特徴とする請求項1記載の自動改札シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記携帯電話装置に収納される前記IC
    タグと前記ICカードとは、一体に構成されていること
    を特徴とする請求項2記載の自動改札システム。
  4. 【請求項4】 前記ICタグは、前記携帯電話装置の電
    源が投入されている場合は、通信時に必要な動作用電力
    を前記電源からも供給可能に構成されていることを特徴
    とする請求項1乃至3の何れかに記載の自動改札システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記携帯電話装置は、Bluetooth 通信部
    を備えており、Bluetooth 通信部を備えた外部の端末を
    介して前記チケット販売センタと通信を行うことも可能
    に構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何
    れかに記載の自動改札システム。
  6. 【請求項6】 前記携帯電話装置は、USB通信部を備
    えており、USB通信部を備えた外部の端末を介して前
    記チケット販売センタと通信を行うことも可能に構成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記
    載の自動改札システム。
  7. 【請求項7】 前記ICタグは、少なくともメモリーカ
    ードの規格に準拠して構成されていることを特徴とする
    請求項1乃至6の何れかに記載の自動改札システム。
  8. 【請求項8】 自動改札装置と、 データ記録媒体を収納可能に構成される携帯電話装置
    と、 データ記録媒体を収納可能に構成されると共に、前記自
    動改札装置より送信される空中伝搬信号によって通信時
    に必要な動作用電力の供給を受け、空中伝搬信号を介し
    て前記自動改札装置との通信が可能に構成され、必要な
    データが記憶される記憶手段を備えたICタグを収納す
    る通信装置とを備え、 ユーザが、前記携帯電話装置によって前記自動改札装置
    に対応するチケット情報を購買可能なチケット販売セン
    タと通信を行うことで前記チケット情報データを取得す
    ると、前記携帯電話装置が前記チケット情報データを前
    記データ記録媒体に書き込み、 ユーザが、前記チケット情報データが書き込まれたデー
    タ記録媒体を前記通信装置に収納させた状態で前記自動
    改札装置を利用することを特徴とする自動改札システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8の何れかに記載の自動改
    札システムに使用されることを特徴とする携帯電話装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9の何れかに記載の自動
    改札システムに使用されることを特徴とするICタグ。
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